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JP2013154606A - 印刷装置及びその制御方法 - Google Patents

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JP2013154606A JP2012018633A JP2012018633A JP2013154606A JP 2013154606 A JP2013154606 A JP 2013154606A JP 2012018633 A JP2012018633 A JP 2012018633A JP 2012018633 A JP2012018633 A JP 2012018633A JP 2013154606 A JP2013154606 A JP 2013154606A
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Abstract

【課題】セキュアプリントが指示された印刷データのようなセキュリティを重要視する印刷ジョブのデータを、取り外し可能なSDカードに長期間保存することは好ましくない。
【解決手段】ホストコンピュータより受信した印刷データに基づいて印刷を行う印刷装置及びその制御方法であって、受信した印刷データがリプリント対象でない場合は、印刷データによる印刷が完了した後、第1の記憶手段に記憶された印刷データを削除し、受信した印刷データがリプリント対象である場合、その印刷データによる印刷が完了した後に第1の記憶手段に記憶された印刷データを消去せずに保持し、受信した印刷データがリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであると判定された印刷データの印刷が完了した後、当該印刷データを第1の記憶手段から取り外しできない第2の記憶手段に移動する。
【選択図】図9

Description

本発明は、ユーザのパネル操作による再印刷指示に従って再度印刷する印刷装置及びその制御方法に関する。
印刷装置においてあるドキュメントを印刷した後、その印刷装置で同じドキュメントを再度印刷したいというユーザの要求がある。この要求に対して、ホストコンピュータから、その印刷装置に印刷データを再送することなく、印刷装置の操作パネルを使用して再印刷(以降、リプリント)指示が入力されると、指定されたドキュメントをリプリントする技術がある(例えば、特許文献1参照)。
通常の印刷処理では、印刷装置は、ホストコンピュータから受信した印刷ジョブのデータを必要に応じていったん印刷装置の二次記憶装置に保存し、その印刷ジョブによる印刷処理が終了した後、その保存した印刷ジョブのデータを削除する。しかし、リプリントモードでは、印刷装置は、印刷処理が終了した後も、その保存した印刷ジョブのデータを削除しないで二次記憶装置の空きがなくなるまで保存し続ける。それによって、ユーザは、ホストコンピュータから印刷データを再送することなく、印刷装置の操作パネルからのリプリント指示によって、一度印刷した画像を再度印刷することができる。
一方、近年の印刷装置にはセキュアプリント機能が搭載されている機種がある。このセキュアプリントとは、ホストコンピュータから印刷ジョブを送信する際、その印刷ジョブにパスワードを付与して印刷装置に送信する。その後、ユーザが印刷装置の操作パネルからパスワードを入力し、そのパスワードが印刷ジョブのパスワードと一致した場合に、その印刷ジョブによるプリントを行う機能である。これは機密性の高いドキュメントを印刷する場合に有効な機能の一つである。
特開2001−63158号公報
リプリント機能を実装した印刷装置では、印刷終了後も印刷ジョブのデータを削除せず、二次記憶装置に空きがなくなるまで、印刷ジョブのデータを保存し続ける。一般に印刷ジョブのデータを保存しておく二次記憶装置には、ハードディスク(HDD)やSDカードが使用される。特に近年では、小型化や耐振動性にメリットのあるSDカードが広く利用されている。しかし、このSDカードは取り外しが容易であり、第三者が取り外して、それに記憶されているデータを閲覧することができるため、セキュリティ上の問題がある。特にセキュアプリントが指示された印刷データのようなセキュリティを重要視する印刷ジョブのデータを、このような取り外し可能なSDカードに長期間保存することは好ましくない。そのため、セキュアプリントが指示された印刷ジョブのデータはリプリント対象とすることができず、ユーザの利便性を損なっていた。
本発明の目的は、上述した従来の問題を解決することにある。
本発明の特徴は、リプリントモード時における、セキュア印刷ジョブのデータのセキュリティリスクを低減できる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る印刷装置は以下のような構成を備える。即ち、
ホストコンピュータより受信した印刷データに基づいて印刷を行う印刷装置であって、
前記受信した印刷データを記憶する第1の記憶手段と、
前記受信した印刷データがリプリント対象でない場合は、前記印刷データによる印刷が完了した後、前記第1の記憶手段に記憶された印刷データを削除する手段と、
前記受信した印刷データがリプリント対象である場合、前記印刷データによる印刷が完了した後に前記第1の記憶手段に記憶された印刷データを消去せずに保持する保持手段と、
前記第1の記憶手段に記憶した印刷データと当該印刷データの属性情報を管理する保存ジョブ管理手段と、
前記受信した印刷データがリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであるか否かを判定する判定手段と、
前記判定手段によりリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであると判定された印刷データの印刷が完了した後、当該印刷データを前記第1の記憶手段から取り外しできない第2の記憶手段に移動する制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、リプリントモード時における、セキュア印刷ジョブのデータのセキュリティリスクを低減できるという効果がある。
実施形態に係る画像形成装置を含む印刷システムの概略を示すブロック図。 コントローラの構成例を示すブロック図。 実施形態に係るプリンタのコントローラにおけるデータの流れを説明する図。 実施形態に係る保存ジョブ制御部が管理する保存ジョブ管理テーブルの一例を示す図。 実施形態に係るプリンタの操作パネルに表示されるリプリント指示を受け付けるためのUI画面の一例。 実施形態に係るプリンタにおける、通常モード時における印刷処理を説明するフローチャート。 実施形態に係るプリンタによるリプリントモードでの印刷処理を説明するフローチャート。 図7のS702のリプリントモード時のジョブスプール領域の確保処理を説明するフローチャート。 実施形態に係るプリンタによるリプリントモード時における、セキュアプリントジョブの実行処理を示すフローチャート。 図9のS902における、リプリントモード時にセキュアプリントジョブを受信した場合のジョブスプール領域502を確保する処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る画像形成装置(印刷装置)を含む印刷システムの概略を示すブロック図である。
図において、データ処理装置101は、例えば、ホストコンピュータであり、印刷データの供給源として機能する。本実施形態においては、画像形成装置102として、レーザビームプリンタ(以降、プリンタ)を用いている。本実施形態において適用される画像形成装置は、レーザビームプリンタに限られるものではなく、インクジェットプリンタ等他のプリント方式のプリンタ(印刷装置)でもよい。
プリンタコントローラ(コントローラ)302は、データ処理装置101から供給される印刷データ(例えば、ページ記述言語(以降、PDL))に基づいて、ページ毎にラスタデータを生成し、プリンタエンジン303に送出する。プリンタエンジン303は、コントローラ302から供給されるラスタデータに基づいて、感光ドラム上に潜像を形成し、その潜像を記録媒体上に転写・定着(電子写真方式)することにより画像を印刷(形成)する。
操作パネル301は、ユーザインタフェースとして使用される。コントローラ302は、操作パネル301を介してユーザからの所望の動作指示を受け付ける。また、コントローラ302は、操作パネル301を介して、プリンタ102の処理内容やユーザへの警告内容を表示する。
図2は、コントローラ302の構成例を示すブロック図である。
図において、パネルインタフェース部401は、操作パネル301とコントローラ302との間のデータ通信を行う。CPU409は、パネルインタフェース部401を介して、操作パネル301によるユーザの設定及び指示内容を受け付ける。ホストインタフェース部402は、ネットワーク或いはUSBを介してホストコンピュータ等のデータ処理装置101と双方向に通信接続する。中間データ作成部403は、ホストインタフェース部402を介してデータ処理装置101から受信した印刷ジョブをプリンタ102内部で扱いやすい形の中間データに変換する。ROM404は、本実施形態に係る処理や、その他プリンタ102の行う制御プログラムコードを保持している。ROM404には、起動用に使用するNOR型FlashROMとプログラム格納領域や、ジョブスプール領域として使用されるNAND型FlashROM(第2の記憶手段)があり、これらはコントローラ302の基板上に実装されている。RAM405は、CPU409の処理時にワークエリアを提供し、各種データを使用するのに使用される。CPU409がRAM405に格納するデータには、ホストインタフェース部402を介して受信した印刷データ、印刷データを解釈して生成される中間データ、中間データをレンダリングして生成されるビットマップがある。更には、その他の処理に必要な一時的な各種処理ステータスなどがある。
二次ストレージ(二次記憶部)(第1の記憶手段)421は、ホストインタフェース部402を介して受信した印刷データやその他ログ情報などを保存する。この二次ストレージ421には、HDDやSDカードなどがある。エンジンインタフェース部406は、プリンタエンジン303とのインタフェースを制御する。CPU409は、エンジンインタフェース部406を介して、プリンタエンジン303の状態を認識する。DMA制御部407は、RAM405とエンジンインタフェース部406との間、或いはRAM405と二次ストレージ421との間等のDMA転送を制御する。CPU409は、RAM405内に格納されているビットマップデータをDMA制御部407を介してエンジンインタフェース部406に転送することができる。レンダリング部408は、RAM405に格納された中間データの内容に従って、ビットマップイメージに展開する。展開されたビットマップデータはRAM405に格納される。CPU409は、ROM404に格納された制御プログラムコードに基づいて、CPUバス420に接続された各デバイスを制御する。EEPROM410は、プリンタ102の設定情報を保持するための不揮発性メモリである。メディアインタフェース部411は、USBメモリ等のリムーバブルメディア304から画像データ、プログラムデータ、機器設定データ等の各種データを読み取ったり書き込んだりする。保存ジョブ制御部412は、ROM404に保持されるプログラムのモジュールであり、そのプログラムは、コントローラ302のROM404に記憶され、CPU409により実行される。保存ジョブ制御部412は、CPU409の指示によってデータ処理装置101から受信した印刷ジョブのデータや属性情報の記憶や削除等の管理を行う。保存ジョブ制御部412はリプリント機能を実現させる上で重要な構成のひとつである。CPUバス420は、アドレス、データ、コントロールバスを含むバスで、上述の401から410で示すデバイスはそれぞれ、CPUバス420に接続された全てのデバイスにアクセスできる。
図3は、実施形態に係るプリンタ102のコントローラ302におけるデータの流れを説明する図である。
受信バッファ501はRAM405に確保されている。ジョブスプール領域502は、二次ストレージ421に確保されている。受信バッファ501は、通常、ジョブスプール領域502より容量が小さい。イメージスプール領域503は、RAM405に確保されている。以下、図2及び図3の構成を参照しながら、コントローラ302におけるデータの流れを説明する。
ホストインタフェース部402は、受信バッファ501が空であれば、データ処理装置101より印刷データを受信し、受信バッファ501に保存する。保存ジョブ制御部412は、受信バッファ501に印刷データが保存されたという通知を受けたときに、ジョブスプール領域502に受信バッファ501の容量と同じ、或いはそれ以上のサイズの空きがあるかどうかを確認する。保存ジョブ制御部412は、その空きがなければ空きができるまで待機し、その空きがあればジョブスプール領域502に印刷データを印刷ジョブとして保存するとともに受信バッファ501のデータを消去して受信バッファ501を空にする。図8において後述するように、保存ジョブ制御部412は、一方でジョブスプール領域502に保存されている保存ジョブを消去する処理も非同期に行っている。
中間データ作成部403は、イメージスプール領域503に所定のサイズの空きがあるという条件のもとで、ジョブスプール領域502に保存されている印刷ジョブのデータを読み出し、PDL解釈処理(中間データ作成処理)を行う。中間データ作成部403によって作成された中間データは、RAM405に論理的に確保されたバッファに保存される。レンダリング部408は、そのバッファに保存されている中間データに従ってレンダリング処理を開始し、レンダリング処理によって生成されるビットマップイメージをイメージスプール領域503に保存する。エンジンインタフェース部406は、プリンタエンジン303と同期を取りながら、DMA制御部407を介してイメージスプール領域503のビットマップイメージをプリンタエンジン303に転送する。
以下に図1〜図3を参照して、リプリントモードについて説明する。
本実施形態に係るコントローラ302は、データ処理装置101より印刷データを受信して印刷する通常モードの他にリプリントモードを備えており、リプリントモードと通常モードを本体のユーザメニューの設定によって切り替えることができる。
リプリントモードは、一度印刷した印刷ジョブのデータをジョブスプール領域502に保存したままにしておき、別のタイミングでその保存されている印刷ジョブのデータをユーザからの印刷指示に従って再度印刷するモードのことである。リプリントモードに設定されているときには、コントローラ302は、保存ジョブ制御部412を介して、印刷ジョブが終了してもジョブスプール領域502に自動保存したジョブのデータを消去しないまま残しておくように制御する。保存ジョブ制御部412は、リプリントモードに設定されているときには、図4を参照して後述する保存ジョブ管理テーブルに従って保存ジョブを管理する。
コントローラ302は、ジョブスプール領域502に保存されている印刷ジョブをパネルインタフェース部401を介して操作パネル301にリプリント可能なジョブの一覧(ジョブリスト)として表示する。リプリント可能なジョブリストを示す操作パネル301の表示画面は図5を参照して後述する。コントローラ302は、操作パネル301に表示したリプリント可能なジョブリストに対して、操作パネル301を介してユーザからリプリント指示があれば、その指示対象の保存ジョブを印刷する。
コントローラ302は、リプリントモードに設定されているときと、通常モードに設定されているときとで、印刷データの処理フローを変更する。また、リプリントモードに設定されている場合、通常の印刷ジョブの実行時と、セキュアプリントジョブの実行時でも印刷データの処理フローを変更する。それらの詳細なフローについては図6〜図9を参照して後述する。
図4は、実施形態に係る保存ジョブ制御部412が管理する保存ジョブ管理テーブルの一例を示す図である。
図4のテーブルは、保存ジョブ制御部412がジョブスプール領域502に保存している全てのジョブを管理するための保存ジョブ管理テーブルの一例を示す。保存ジョブ管理テーブルは、ジョブスプール領域502の管理領域に保存されている。
保存ジョブ制御部412は、受信バッファ501に保存されている印刷データをジョブスプール領域502に転送するときに、その転送データが新規ジョブのデータかどうかを判断する。保存ジョブ制御部412は、転送データが新規ジョブだと判断したときにはその印刷データのジョブ情報部分を解釈し、ジョブID,ジョブオーナー、ジョブ名、ジョブサイズ、セキュアフラグ、といった情報を抽出して保存ジョブ管理テーブルに新規に登録する。同時に、保存ジョブ制御部412は、新規ジョブとして保存した日時も対象ジョブの保存日時として登録する。更に、保存ジョブ制御部412は、エンジンインタフェース部406からの印刷終了通知に従って、対象ジョブの最終印刷日時を登録、あるいは更新する。
図5は、実施形態に係るプリンタ102の操作パネル301に表示されるリプリント指示を受け付けるためのUI画面の一例を示す図である。
図5(A)は、ジョブスプール領域502に保存されているジョブを操作するためのジョブメニュー画面である。このジョブメニュー画面で、操作パネル301を介してユーザが「リプリント」を選択する(カーソルで選択されている)。これによりパネルインタフェース部401は、保存ジョブ制御部412を介して保存ジョブ管理テーブル(図4)のジョブオーナー情報に従って図5(B)を表示する。
図5(B)は、リプリント可能なオーナーリストの表示例を示し、この画面でリプリント指示するジョブオーナー情報を入力する。例えばこの画面で、操作パネル301を介してユーザがカーソルを使用して「UID0004」を選択する。これによりパネルインタフェース部401は、保存ジョブ制御部412を介してジョブオーナー「UID0004」に対応するジョブ名に従って図5(C)を表示する。
図5(C)は、ジョブオーナーが「UID0004」であるリプリント可能なジョブリストを示す画面で、この画面からリプリント対象のジョブ情報が入力される。例えばこの画面において、操作パネル301を介してユーザが「分担表」を選択する。これによりパネルインタフェース部401は、保存ジョブ制御部412を介してジョブ名「分担表」に対応するジョブID(JID001:図4)を取得するとともに図5(D)を表示する。
図5(D)は、リプリントの開始を確認する画面である。例えばこの画面において、操作パネル301を介してユーザが「はい」を選択すると、パネルインタフェース部401は、保存ジョブ制御部412にジョブID「JID001」のリプリント開始を指示する。保存ジョブ制御部412は、パネルインタフェース部401からのジョブID「JID001」のリプリント開始指示に従ってリプリントジョブを生成する。
図6は、実施形態に係るプリンタ102における、通常モード時における印刷処理を説明するフローチャートである。この処理は、ROM404に格納されたプログラムをCPU409が実行することにより実現される。
まずS601で、データ処理装置101より受信した印刷データを、RAM405の一部に確保されている受信バッファ501に格納する。次にS602に進み、全ての印刷データを受信バッファ501に格納すると、二次ストレージ421の一部に、その受信した印刷データの容量とを格納できるだけの容量のジョブスプール領域502を確保する。S603で、ジョブスプール領域502を確保でたかどうかを判定し、確保できない場合(空きがない場合)はS604に進み、空きができるまで待機する。そしてジョブスプール領域502が確保できたと判定するとS605に進み、受信バッファ501の印刷データをジョブスプール領域502に転送し、受信バッファ501を次の印刷データの受信に備えてクリアする。次に606に進み、CPU409は、印刷データをエンジンインタフェース部406へ転送するデータ形式(本実施形態ではビットマップイメージと表現する)へ変換する。こうして変換した後のデータを、再度、二次ストレージ421に格納する。続いてS607に進み、プリンタエンジン303と同期を取りながら、変換後のデータをエンジンI/F406を介してプリンタエンジン303へ転送する。このデータを受け取ったプリンタエンジン303は、そのデータに従ってプリント(印刷)を行う。こうしてS608で、プリントが正常に終了するとS609に進み、二次ストレージ412のジョブスプール領域502に格納した印刷データを削除して、この印刷処理を終了する。
図7は、実施形態に係るプリンタ102によるリプリントモードでの印刷処理を説明するフローチャートである。この処理は、CPU409がROM404に格納されたプログラムを実行することにより達成される。
ここではまずS701で、図6で説明した通常の印刷処理と同様に、受信した印刷データはRAM405等に確保された受信バッファ501に格納する。次にS702に進み、リプリント用に印刷データを保存しておくために、リプリントモード時におけるジョブスプール領域502を確保している。リプリントモードの場合は、受信した印刷データは、印刷終了後もジョブスプール領域502に保持し、ユーザによる指示によって、再度印刷を行う。従って、ジョブスプール領域502に格納された印刷データを保存ジョブ制御部412が管理する必要がある。本実施形態においては、図4の保存ジョブ管理テーブルをRAM405、或いは二次ストレージ421に作成して格納し、印刷データ、及びその印刷データの属性情報の管理を行う。
つぎにS703〜S705で示す処理は、前述の図6のS606〜S608の処理と同じである。
図8は、図7のS702のリプリントモード時のジョブスプール領域の確保処理を説明するフローチャートである。
まずS801で、現在リプリント用に保存されているジョブ数が、予め決められている制限数に達しているか否かを判断する。ここでは今回受信した印刷データもそのジョブ数に含めて判断する。S801で、ジョブ数の制限数に達していると判断した場合はS802に進み、既に保存されている印刷データの内、最も古くから保存されている印刷データを、保存ジョブ管理テーブルを参照して特定する。特定したならば、その印刷データを削除すると共に保存ジョブ管理テーブルから、その登録を抹消してS803に進む。一方S801で、ジョブ数の制限数に達していないと判断するとS803に進む。
S803では、今回受信した印刷データの容量を保存領域に確保できるか判断する。保存領域に空きがなくて保存できない場合はS804に進み、S802と同様に、保存されている印刷データのうち最も古いデータを削除し、保存ジョブ管理テーブルから当該印刷ジョブの登録を抹消してS803に進む。このS804は、保存領域に空きが確保できるまで繰り返し行う必要がある。こうして保存領域が確保できるとS805に進み、受信した印刷データの容量と同じか、それ以上の容量のジョブスプール領域502を確保する。次にS806に進み、受信バッファ501から印刷データをその確保したジョブスプール領域502へ転送し、転送が完了すると受信バッファ501をクリアする。そしてS807に進み、このジョブスプール領域502の確保処理の最後に、保存ジョブ管理テーブルに、今回保存した印刷ジョブの属性情報を登録する。
ここで再び図7に戻って、S702のリプリント時のジョブスプール領域の確保処理が終わると、以降は図6のS606〜S608で説明した通り、印刷データに従ってプリントが行われる(S703〜S705)。但し、図6で説明した通常の印刷処理と異なるのは、プリントが終了してもジョブスプール領域502に保存されている印刷データを削除しない点である。これは、リプリントする際に印刷データを再利用するためである。
図9は、実施形態に係るプリンタ102によるリプリントモード時における、セキュアプリントジョブの実行処理を示すフローチャートである。この処理は、CPU409がROM404に格納されたプログラムを実行することにより達成される。
ここでも図7で説明したリプリントモードの印刷フローと同様に、まずS901で、データ処理装置101から受信した印刷データを受信バッファ501に格納する。次にS902に進み、リプリント時のジョブスプール領域502の確保をセキュアプリントに特化した処理として行う。この管理処理について、以下で詳細に述べる。
図10は、図9のS902における、リプリントモード時にセキュアプリントジョブを受信した場合のジョブスプール領域502を確保する処理を説明するフローチャートである。
図8のS801〜S804で説明したように、S1001〜S1004で、保存ジョブ数の制限や保存領域の制限についての条件を判断し、必要ならば印刷データの削除処理を行う。こうして空き領域を確保できるとS1005に進み、受信した印刷データの容量と同じか、それ以上の容量のジョブスプール領域502を確保する。次にS1006に進み、受信バッファ501から印刷データをジョブスプール領域502へ転送し、全て転送すると受信バッファ501をクリアする。ここで、セキュアプリントジョブに特有の処理を行う。即ち、S1007で、セキュアプリントジョブである旨を示すフラグをセットし、S1008で、保存ジョブ管理テーブルへの登録の際に、セキュアプリントジョブである旨を示すフラグを立てる。図4のジョブID「JID002」のセキュアフラグを参照されたい。これによって、保存ジョブ管理テーブルを参照した際に、その印刷ジョブがセキュアプリントジョブであるか否かが判別できる。再び図9のセキュアプリントモードでの印刷フローに戻る。
S902で、ジョブスプール領域502に印刷データを格納した後、プリント処理へ進む前にS903で、操作パネル103からパスワードが入力されたか否かを判断する。前述した通り、セキュアプリントではデータ処理装置101から印刷を指示する際、プリンタドライバ上でパスワードを予め設定する。ここで設定されたパスワードは印刷ジョブとともにプリンタ102へ送信される。そしてプリンタ102の操作パネル103からユーザによってパスワード入力され、これらパスワードが一致した場合に、その印刷ジョブのプリントを実行する。従って、S904では、操作パネル103からパスワードの入力があった場合、その入力されたパスワードが印刷ジョブに設定されているパスワードと一致するか否かを判断する。パスワードが不一致であればS903に戻る。パスワードが一致した場合のみS905の処理へ進む。S905〜S907では、図6のS606〜S608で説明した処理と同様の処理を行う。
こうしてS907で、プリントが正常に終了したと判断するとS908に進む。S908では印刷データのクリアは行わない。そして、コントローラ302の基板上に実装された取り外しできない記憶デバイス(例えば、NAND Flash ROM)にジョブスプール領域を確保する。この時、必要ならば、図8のS801からS804に示す処理と同様に、その記憶デバイスに空き領域を確保する処理を行って、ジョブスプール領域を確保するためにNAND Flash ROMに空き領域を作る。次いでS909に進み、印刷が完了した印刷データをSDカードから、NAND Flash ROM上に確保したジョブスプール領域に転送する。そしてS910に進み、NAND Flash ROMへの印刷データの転送が終了すると、SDカード上のジョブスプール領域502にある印刷データをクリアする。これはSDカード上のジョブスプール領域502のデータをNAND Flash ROMへ移動したことに相当する。
以上説明したように本実施形態によれば、リプリントモードにおいて、セキュアプリントジョブの印刷完了時に、その印刷ジョブのデータを基板上に実装された記憶デバイスに保存する。これにより、リプリント用に保存しておく印刷データのセキュリティのリスクを低減できる。こうしてユーザにセキュアプリントジョブのリプリント機能を提供でき、ユーザの利便性を向上させることができる。
このように、通常の印刷データとセキュリティを重要視する印刷データとで、リプリント用に印刷データを保存しておく場所を切り替える。それによりリプリント機能を実装する上でのセキュリティリスクを低減することができ、セキュアプリントジョブのようなセキュリティを重要視する印刷ジョブのリプリント機能をユーザに提供できる。
尚、図4に示す保存ジョブ管理テーブルに、セキュアプリントジョブのデータを保存しておく期間を設定し、その期間が経過したときに自動的にNAND Flash ROMのジョブスプール領域のデータを削除するようにしても良い。この場合、この削除処理は、印刷処理やデータの受信処理とは関係なく実行される。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (4)

  1. ホストコンピュータより受信した印刷データに基づいて印刷を行う印刷装置であって、
    前記受信した印刷データを記憶する第1の記憶手段と、
    前記受信した印刷データがリプリント対象でない場合は、前記印刷データによる印刷が完了した後、前記第1の記憶手段に記憶された印刷データを削除する手段と、
    前記受信した印刷データがリプリント対象である場合、前記印刷データによる印刷が完了した後に前記第1の記憶手段に記憶された印刷データを消去せずに保持する保持手段と、
    前記第1の記憶手段に記憶した印刷データと当該印刷データの属性情報を管理する保存ジョブ管理手段と、
    前記受信した印刷データがリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであるか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段によりリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであると判定された印刷データの印刷が完了した後、当該印刷データを前記第1の記憶手段から取り外しできない第2の記憶手段に移動する制御手段と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 前記保存ジョブ管理手段によって管理される印刷データの属性情報は、印刷ジョブのジョブ名、ジョブの保存日時、前記判定手段によって判定されたセキュアプリントジョブである旨を示すフラグを少なくとも含むことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記保存ジョブ管理手段は、セキュアプリントジョブの印刷データを保存しておく期間を設定し、
    当該期間が経過すると前記印刷データを前記第2の記憶手段から削除する手段を更に有することを特徴とする請求項1又は2に記載の印刷装置。
  4. ホストコンピュータより受信した印刷データに基づいて印刷を行う印刷装置を制御する制御方法であって、
    前記受信した印刷データを取り外し可能な記憶デバイスに記憶する第1の記憶工程と、
    前記受信した印刷データがリプリント対象でない場合は、前記印刷データによる印刷が完了した後、前記取り外し可能な記憶デバイスに記憶された印刷データを削除する工程と、
    前記受信した印刷データがリプリント対象である場合、前記印刷データによる印刷が完了した後に前記取り外し可能な記憶デバイスに記憶された印刷データを消去せずに保持する保持工程と、
    前記第1の記憶工程で記憶した印刷データと当該印刷データの属性情報を管理する保存ジョブ管理工程と、
    前記受信した印刷データがリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであるか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程でリプリント対象で、かつセキュアプリントジョブであると判定された印刷データの印刷が完了した後、当該印刷データを前記取り外し可能な記憶デバイスから取り外しできない記憶デバイスに移動する制御工程と、
    を有することを特徴とする印刷装置の制御方法。
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