JP2013123093A - 画像読取装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリー等の記憶部の記憶容量が原稿画像の保存に足りるか否かの判断を、原稿読取の開始前に低コストで可能として、操作者の手間を低減する。
【解決手段】枚数検出部107が原稿載置部に載置されている原稿の枚数を検出し、所要記憶容量算出部102は、原稿画像のプリント設定を設定する設定部101と、枚数検出部107が検出した原稿枚数と、設定部101が設定したプリント設定とを用いて、原稿読取部5の読取で得た原稿画像の所要記憶容量を算出する。記憶可能容量情報取得部104は、画像メモリー32の記憶可能容量情報を取得する。判断部105は、記憶可能容量が所要記憶容量以上であるか否かを判断し、表示部473が当該判断結果を表示する。
【選択図】図2
【解決手段】枚数検出部107が原稿載置部に載置されている原稿の枚数を検出し、所要記憶容量算出部102は、原稿画像のプリント設定を設定する設定部101と、枚数検出部107が検出した原稿枚数と、設定部101が設定したプリント設定とを用いて、原稿読取部5の読取で得た原稿画像の所要記憶容量を算出する。記憶可能容量情報取得部104は、画像メモリー32の記憶可能容量情報を取得する。判断部105は、記憶可能容量が所要記憶容量以上であるか否かを判断し、表示部473が当該判断結果を表示する。
【選択図】図2
Description
本発明は、画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に、原稿読取部による読取で得られた原稿画像をメモリー等の記憶部に記憶させる際の技術に関する。
従来から、スキャナー機能を備えた画像読取装置を有する画像形成装置では、スキャナーによる原稿読取で得られた原稿画像は、一時的にメモリー等の記憶部に蓄積され、当該記憶部から適時に読み出されて、画像形成部による画像形成、USBメモリー等の記憶媒体への保存、或いは、ネットワーク接続されたパーソナルコンピューターへの送信が行われる。ここで、上記メモリー等の記憶部が、原稿画像の保存に容量不足を生じると、原稿画像を一時記憶できないためにジョブを完了できない事態が生じる。このため、下記特許文献に示されるように、当該記憶部の容量不足を報知する技術が提案されている。
例えば、特許文献1には、操作者が送信原稿枚数を設定できる原稿枚数設定部を設け、この原稿枚数設定部に設定された原稿枚数と、原稿1枚目を読み取って得たデータ量から全原稿を蓄積するのに必要なメモリー容量を予想し、現在の空きメモリー容量と比較してメモリー不足の可能性を判断するメモリー不足判断部を備え、メモリー不足の可能性があると判断された場合に、その旨を表示部に表示させるメモリー不足警告部を有する画像形成装置が示されている。
また、特許文献2には、スキャナーによる原稿読取後に、当該読取で得た原稿画像の保存に必要なメモリー容量を予測し、メモリーの空き容量が当該予測した予定容量未満の場合は、メモリー容量不足を報知する画像形成装置が記載されている。
しかしながら、上記特許文献1及び特許文献2に示される画像形成装置では、
メモリー容量不足か否かの判断は、スキャナーによる原稿読取後に行われるため、メモリー容量不足と判断されると、当該ジョブを正常に完了させるには、原稿の再読取や原稿画像の再保存、既にメモリーに蓄積されている原稿画像を用いるために他の記憶媒体に移動させる等の作業をやり直す処理が必要になり、操作者に手間を要することになる。
メモリー容量不足か否かの判断は、スキャナーによる原稿読取後に行われるため、メモリー容量不足と判断されると、当該ジョブを正常に完了させるには、原稿の再読取や原稿画像の再保存、既にメモリーに蓄積されている原稿画像を用いるために他の記憶媒体に移動させる等の作業をやり直す処理が必要になり、操作者に手間を要することになる。
本発明は、上記の問題を解決するためになされたもので、メモリー等の記憶部の記憶容量が原稿画像の保存に足りるか否かの判断を、原稿読取の開始前に低コストで可能として、操作者の手間を低減することを目的とする。
本発明の請求項1に記載の発明は、原稿が載置される載置部と、
前記載置部に載置されている原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部によって搬送されてきた原稿を読み取る読取部と、
前記載置部に載置されている原稿の枚数を検出する枚数検出部と、
前記読取部による原稿読取の読取動作設定、又は、前記読取部による原稿読取で得られる原稿画像のプリント設定を操作者からの指示に従って設定する設定部と、
前記枚数検出部によって検出された原稿枚数と、前記設定部によって設定された設定内容とを用いて、前記読取部による読取で得られる原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出する所要記憶容量算出部と、
前記読取部によって読み取られる原稿画像を一時的に記憶する記憶部と、
前記記憶部がデータ記憶可能な記憶可能容量を示す記憶可能容量情報を取得する記憶可能容量情報取得部と、
前記記憶可能容量情報取得部によって取得された前記記憶可能容量情報の示す記憶可能容量が、前記所要記憶容量算出部によって算出された前記所要記憶容量以上であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部によって前記記憶可能容量が前記所要記憶容量以上ではないと判断された場合に警告を報知する報知部と
を備える画像読取装置である。
前記載置部に載置されている原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部によって搬送されてきた原稿を読み取る読取部と、
前記載置部に載置されている原稿の枚数を検出する枚数検出部と、
前記読取部による原稿読取の読取動作設定、又は、前記読取部による原稿読取で得られる原稿画像のプリント設定を操作者からの指示に従って設定する設定部と、
前記枚数検出部によって検出された原稿枚数と、前記設定部によって設定された設定内容とを用いて、前記読取部による読取で得られる原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出する所要記憶容量算出部と、
前記読取部によって読み取られる原稿画像を一時的に記憶する記憶部と、
前記記憶部がデータ記憶可能な記憶可能容量を示す記憶可能容量情報を取得する記憶可能容量情報取得部と、
前記記憶可能容量情報取得部によって取得された前記記憶可能容量情報の示す記憶可能容量が、前記所要記憶容量算出部によって算出された前記所要記憶容量以上であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部によって前記記憶可能容量が前記所要記憶容量以上ではないと判断された場合に警告を報知する報知部と
を備える画像読取装置である。
この発明では、所要記憶容量算出部が、枚数検出部によって検出された原稿枚数と、設定部によって設定された設定内容とを用いて、読取部に読み取られる原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出するので、当該所要記憶容量の算出は、読取部による原稿読取を行わなくても可能である。このため、上記記憶部の記憶可能容量が、所要記憶容量算出部によって算出された原稿画像の保存に必要な所要記憶容量以上であるか否かの判断部による判断を、読取部による原稿読取前に行うことができ、読取部による原稿読取前に、報知部により操作者に対して上記警告を報知できる。また、当該読取部による原稿読取前の上記判断及び警告は、従来の画像読取装置に標準的に装備されている機構を用いることで実現できるため、別個の機構を追加する必要がない。
これにより、原稿読取の開始前に、メモリー等の記憶部の記憶容量が原稿画像の保存に足りるか否かの判断を、別個の機構を追加することなく低コストで可能となる。また、操作者は、読取部による原稿読取前に、上記警告により、記憶部が原稿画像の保存に足りないことを認識できることから、当該画像読取装置においてジョブに基づく実質的な動作を開始する前に、当該ジョブ実行を控える又はジョブ内容を変更する等の対応が可能になるため、原稿の再読取及び原稿画像の再保存、既にメモリーに蓄積されている原稿画像を他の記憶媒体に移動する等の面倒な作業が不要になり、操作者の手間を低減できる。また、上記面倒な作業が不要となり、原稿の読取を再度行う必要が無くなるので、原稿損傷を防止することが可能である。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像読取装置であって、前記判断部は、前記読取部による前記原稿読取の前後において前記判断を行い、
前記所要記憶容量算出部は、前記原稿読取後の前記判断では、前記読取部により前記原稿が読み取られる度に、当該読取により前記読取部が得た原稿画像のデータ量を算出し、当該データ量と、前記所要記憶容量から算出した原稿1枚あたりのデータ量との差分を、この時点で算出している前記所要記憶容量に加算して新たな所要記憶容量を算出し、
前記判断部は、前記記憶可能容量が前記新たな所要記憶容量以上であるか否かを判断するものである。
前記所要記憶容量算出部は、前記原稿読取後の前記判断では、前記読取部により前記原稿が読み取られる度に、当該読取により前記読取部が得た原稿画像のデータ量を算出し、当該データ量と、前記所要記憶容量から算出した原稿1枚あたりのデータ量との差分を、この時点で算出している前記所要記憶容量に加算して新たな所要記憶容量を算出し、
前記判断部は、前記記憶可能容量が前記新たな所要記憶容量以上であるか否かを判断するものである。
この発明では、原稿読取前には、設定部に設定されたプリント設定を用いて算出した所要記憶容量を用いて判断した判断結果を報知部に警告させると共に、原稿読取開始後には、逐次に取得される原稿画像のデータ量を勘案した上で、記憶可能容量が所要記憶容量以上であるか否かの判断を行うので、原稿読取前には、原稿枚数及びプリント設定を用いた算出により想定した上記判断結果を操作者に対して示しつつ、原稿読取開始後には、読取で実際に得られた原稿画像のデータ量を用いて、原稿読取前の上記判断結果を逐次に修正して正確性を高めることができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の画像読取装置であって、前記載置部を昇降させる昇降部を更に備え、
前記原稿搬送部は、前記原稿載置部の上方に設けられて、前記載置部に載置された最上部の原稿に接触して当該原稿をピックアップするピックアップローラーを備え、
前記枚数検出部は、前記載置部が、最下部に位置する状態から、前記原稿載置部に載置された最上部の原稿が前記ピックアップローラーに接触する位置まで前記昇降部により上昇したときの前記載置部の移動量に対応する原稿枚数を算出するものである。
前記原稿搬送部は、前記原稿載置部の上方に設けられて、前記載置部に載置された最上部の原稿に接触して当該原稿をピックアップするピックアップローラーを備え、
前記枚数検出部は、前記載置部が、最下部に位置する状態から、前記原稿載置部に載置された最上部の原稿が前記ピックアップローラーに接触する位置まで前記昇降部により上昇したときの前記載置部の移動量に対応する原稿枚数を算出するものである。
この発明では、載置部が、最下部に位置する状態から、原稿載置部に載置された最上部の原稿がピックアップローラーに接触する位置まで、昇降部により上昇したときの載置部の移動量に基づいて、枚数検出部が原稿厚みを検出するので、正確に原稿厚みを検出することが可能になる。
また、請求項4に記載の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像読取装置であって、前記載置部に載置される原稿の原稿種類の設定を受け付ける原稿種類受付部を更に備え、
前記枚数検出部は、前記原稿種類受付部に受け付けられた原稿種類別に、前記移動量に対応する原稿枚数情報を有しており、当該原稿枚数情報を用いて前記移動量に対応する原稿枚数を前記原稿種類別に算出するものである。
前記枚数検出部は、前記原稿種類受付部に受け付けられた原稿種類別に、前記移動量に対応する原稿枚数情報を有しており、当該原稿枚数情報を用いて前記移動量に対応する原稿枚数を前記原稿種類別に算出するものである。
この発明では、枚数検出部が、原稿種類受付部に受け付けられた原稿種類別に原稿枚数を算出するので、より正確に原稿枚数を検出することが可能になる。
また、請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置と、
前記記憶部に記憶されている原稿画像について、前記設定部で設定された設定内容に従った画像形成を行う画像形成部とを備えた画像形成装置である。
前記記憶部に記憶されている原稿画像について、前記設定部で設定された設定内容に従った画像形成を行う画像形成部とを備えた画像形成装置である。
この発明では、請求項1乃至請求項4に記載した発明と同様の作用を得ることができる。
本発明によれば、メモリー等の記憶部の記憶容量が原稿画像の保存に足りるか否かの判断を、原稿読取の開始前に低コストで可能として、操作者の手間を低減することができる。
以下、本発明の一実施形態に係る画像読取装置及び画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えた画像形成装置の構造を示す正面断面図である。画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、およびファクシミリ機能等の複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置を備えている。画像形成装置1は、装置本体11に、画像形成部12、定着装置13、給紙部14、用紙排出部15、原稿給送部6、及び原稿読取部5等を備えて構成されている。
装置本体11は、下部本体111と、この下部本体111の上方に対向配置された上部本体112と、この上部本体112と下部本体111との間に設けられた連結部113とを備えている。連結部113は、下部本体111と上部本体112との間に用紙排出部15を形成させた状態で両者を互いに連結するための構造物である。上部本体112は、連結部113の上端部に支持されている。上部本体112には、原稿読取部5及び原稿給送部6が設けられている。
原稿読取部(読取部)5は、上部本体112の上面開口に装着された、原稿を載置するためのコンタクトガラス(原稿台)161と、このコンタクトガラス161に載置された原稿を押さえる開閉自在の原稿押さえカバー162と、コンタクトガラス161に載置された原稿の画像を読み取る読取機構163とを備えている。読取機構163は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(ComplementaryMetal Oxide Semiconductor)等のイメージセンサーを用いて原稿の画像を光学的に読み取り、画像データを生成する。
原稿給送部6は、原稿が載置される原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿が排出される原稿排出部66と、原稿搬送部65とを備える。原稿搬送部65は、後述の給紙ローラー、図略の搬送ローラー及び用紙反転機構を備えている。原稿搬送部65は、給紙ローラー及び搬送ローラーの駆動により、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿読取スリット53を介して原稿読取部5の読取機構163による読取を可能とした後、原稿排出部66へと排出する。なお、このように原稿給送部6によって搬送される原稿を読み取る設定の場合、読取機構163は、原稿読取スリット53の下方に位置し、原稿読取スリット53を介して、原稿給送部6によって搬送されてくる原稿を読み取る。また、原稿搬送部65は、用紙反転機構が原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送することで、当該原稿の両面の画像を、原稿読取スリット53を介して読取機構163により読取可能にしている。
さらに原稿給送部6は、その前面側が上方に移動可能となるように上部本体112に対して回動自在に設けられている。原稿給送部6の前面側を上方に移動させて原稿台としてのコンタクトガラス161上面を開放することにより、コンタクトガラス161の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等をユーザーが載置できるようになっている。
下部本体111には、画像形成部12、定着装置13および給紙部14が内装されている。上部本体112には原稿読取部5が設けられている。給紙部14は、装置本体11に対して挿脱可能の給紙カセット142,143,144を有している。給紙カセット142,143,144には記録紙が積層されてなる用紙束がそれぞれ収容されている。
画像形成部12は、給紙部14から給紙された記録紙にトナー像を形成する画像形成動作を行う。画像形成部12は、中間転写ベルト125の走行方向において上流側から下流側へ向けて順次配設された、マゼンタ色のトナーを用いるマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン色のトナーを用いるシアン用の画像形成ユニット12C、イエロー色のトナーを用いるイエロー用の画像形成ユニット12Yおよびブラック色のトナーを用いるブラック用の画像形成ユニット12B(以下、各画像形成ユニットを区別することなく述べる場合には、それぞれを「画像形成ユニット120」と言う)と、駆動ローラー125a(二次転写対向ローラー)等の複数のローラー間に画像形成における副走査方向へ無端走行可能に張架された中間転写ベルト125と、中間転写ベルト125が駆動ローラー125aに張架される部分で中間転写ベルト125の外周面に当接する二次転写ローラー210とを備えている。
各画像形成ユニット120は、感光体ドラム121と、感光体ドラム121へトナーを供給する現像装置122と、トナーを収容するトナーカートリッジ(不図示)と、帯電装置123と、露光装置124と、一次転写ローラー126と、ドラムクリーニング装置127とをそれぞれ一体的に備えている。
感光体ドラム121は、その周面に静電潜像およびこの静電潜像に沿ったトナー像を形成する。現像装置122は、感光体ドラム121へトナーを供給する。各現像装置122には、前記トナーカートリッジからトナーが適宜補給される。
帯電装置123は、感光体ドラム121の直下位置に設けられている。帯電装置123は、各感光体ドラム121の周面を一様に帯電させる。
露光装置124は、感光体ドラム121の下方位置であって、帯電装置123の更に下方位置に設けられている。露光装置124は、コンピューター等から入力された画像データや原稿読取部5が取得した画像データに基づく各色に対応したレーザ光を、帯電後の感光体ドラム121の周面に照射し、各感光体ドラム121の周面に静電潜像を形成する。露光装置124は、いわゆるレーザ露光装置であり、レーザビームを出力するレーザ光源と、当該レーザビームを感光体ドラム121表面に向けて反射させるポリゴンミラーと、ポリゴンミラーによって反射されたレーザ光を感光体ドラム121に導くためのレンズやミラー等の光学部品を備えている。
現像装置122は、矢印の方向へ回転する感光体ドラム121の周面の静電潜像にトナーを供給して当該トナーを積層させ、感光体ドラム121の周面に前記画像データに応じたトナー像を形成する。
中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121の上方位置に配置されている。中間転写ベルト125は、図1における左側の駆動ローラー125aと、同図の右側の従動ローラー125bとの間に無端走行可能に張架され、下方の外周面が各感光体ドラム121の周面に当接している。従動ローラー125bは、駆動ローラー125aに対向する位置に設けられて、中間転写ベルト125の無端走行に伴って従動回転する。中間転写ベルト125は、その外周面にトナー像が転写される像担持面が設定され、感光体ドラム121の周面に当接した状態で駆動ローラー125aによって駆動される。中間転写ベルト125は、各感光体ドラム121と同期しながら、駆動ローラー125aと従動ローラー125bとの間を無端走行する。
中間転写ベルト125を挟んで各感光体ドラム121に対向する位置には、一次転写ローラー126が設けられている。この一次転写ローラー126には、図略の転写バイアス印加機構により転写バイアスが印加され、一次転写ローラー126は、各感光体ドラム121の外周周面に形成された上記トナー像を中間転写ベルト125の表面に転写させる。
駆動ローラー125aは、動作制御部100(図2)による制御の下で駆動される駆動モータ(図略)から与えられる回転駆動力により中間転写ベルト125を無端走行させる。
動作制御部100(図2)は、各色の毎に一次転写ローラー126及び画像形成ユニット120を駆動制御して、中間転写ベルト125の表面に、マゼンタ用の画像形成ユニット12Mにより形成されたマゼンタのトナー像の転写と、次いで中間転写ベルト125の同一位置にシアン用の画像形成ユニット12Cにより形成されたシアンのトナー像の転写と、次いで中間転写ベルト125の同一位置にイエロー用の画像形成ユニット12Yにより形成されたイエローのトナー像の転写と、最後のブラック用の画像形成ユニット12Bにより形成されたブラックのトナー像の転写とを、各色のトナー像が重なり合うように行わせ、これによりカラーのトナー像を中間転写ベルト125の表面に形成させる(中間転写(一次転写))。
二次転写ローラー210は、図略の転写バイアス印加機構により転写バイアスが印加されている。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーの上記トナー像を、給紙部14から搬送されてきた記録紙に転写させる。二次転写ローラー210は、中間転写ベルト125が駆動ローラー125aに張架される部分の用紙搬送路190に、中間転写ベルト125の外周面に当接させて設けられている。二次転写ローラー210は、前記トナー像が記録紙に二次転写されるニップ部Nを、中間転写ベルト125を挟んで駆動ローラー125aとの間に形成する。用紙搬送路190を搬送される記録紙は、ニップ部Nにおいて中間転写ベルト125と二次転写ローラー210とに押圧挟持され、ここにおいて中間転写ベルト125上のトナー像が記録紙に二次転写される。
なお、二次転写ローラー210及び駆動ローラー125aのニップ部Nよりも、搬送ローラー対192による記録紙の搬送方向上流側には、レジストローラー630が配設されている。レジストローラー630は、上部ニップ部Nにおける二次転写ローラー210による中間転写ベルト125からのトナー画像転写タイミングと、用紙搬送部411がニップ部Nに記録紙を搬送するタイミングを同期させるために、記録紙の搬送を待機等させるものである。
ドラムクリーニング装置127は、各感光体ドラム121の図1で左方位置に設けられ、感光体ドラム121の周面の残留トナーを除去してクリーニングする。このドラムクリーニング装置127によってクリーニングされた感光体ドラム121の周面は、新たな帯電処理のために再び帯電装置123へ向かう。
画像形成部12に対して図1での左方位置には、上下方向に延びる用紙搬送路190が形成されている。用紙搬送路190には、適所に搬送ローラー対192が設けられている。搬送ローラー対192は、給紙部14から繰り出された記録紙を、ニップ部N及び定着装置13に向けて搬送する。すなわち、当該適所に配置された搬送ローラー対192からなる搬送機構により記録紙が搬送される。
定着装置13は、内部に加熱源である通電発熱体を備えた加熱ローラー132と、加熱ローラー132に対向配置された加圧ローラー134とを備えている。定着装置13は、画像形成部12で転写された記録紙上のトナー像に対し、記録紙が加熱ローラー132と加圧ローラー134との間の定着ニップ部を通過する間に、加熱ローラー132から熱を与えて定着処理を施す。定着処理の完了したカラー画像形成済みの記録紙は、定着装置13の上部から延設された排紙搬送路194を通って、下部本体111の頂部に設けられた排出トレイ151へ向けて排出される。
なお、従動ローラー125bに張架された中間転写ベルト125の外周面に対向する位置にはクリーニング部22が設けられている。
給紙部14は、装置本体11の図1における右側壁に開閉自在に設けられた手差しトレイ141と、下部本体111内における露光装置124より下方位置に挿脱可能に装着された給紙カセット142とを備えている。
手差しトレイ141は、下部本体111の右面の下方位置に設けられた、記録紙を手差し操作で画像形成部12へ向けて給紙するためのトレイである。給紙カセット142,143,144は、複数枚の記録紙が積層されてなる用紙束を収容する。給紙カセット142の上方には、ピックアップローラー145が設けられ、ピックアップローラー145は、給紙カセット142,143,144に収容された用紙束の最上位の記録紙を用紙搬送路190へ向けて繰り出す。
用紙排出部15は、下部本体111と上部本体112との間に形成されている。用紙排出部15は、下部本体111の上面に形成された排出トレイ151を備える。排出トレイ151は、画像形成部12でトナー像が形成された記録紙が、定着装置13で定着処理が施された後に排出されるトレイである。
次に、画像形成装置1の構成を説明する。図2は画像形成装置1の主要内部構成を概略的に示す機能ブロック図である。
画像形成装置1は、制御ユニット10を備える。制御ユニット10は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成され、画像形成装置1の全体的な動作制御を司る。
制御ユニット10は、原稿読取部5、原稿給送部6、画像処理部31、画像メモリー32、用紙搬送部411、画像形成部12、駆動ローラー駆動部164、操作部47、ファクシミリ通信部71、ネットワークインターフェイス部91、HDD(ハードディスクドライブ)81等と接続されている。制御ユニット10は、接続されている上記各機構の動作制御や、各機構との間での信号又はデータの送受信を行う。
制御ユニット10は、上述した画像形成装置1の全体的な動作制御を司る動作制御部100を備える。動作制御部100は、ユーザーから操作部47又はネッワーク接続されたパーソナルコンピューター等を通じて入力されるジョブの実行指示に従って、スキャナー機能、プリンター機能、コピー機能及びプリンター機能の各機能についての動作制御を実行するために必要な各機構部の駆動及び処理を制御する。動作制御部100は、原稿読取ジョブや画像形成ジョブ等が示す内容で画像形成装置1の各機構を動作制御して画像形成動作を行わせる。
原稿読取部5は、画像照射ランプ及びCCD(電荷結合素子:Charge Coupled Device)センサーを有する上記の読取機構163からなるスキャナー部51を備える。原稿読取部5は、画像照射ランプにより原稿を照射し、その反射光をCCDセンサーで受光することにより、原稿から画像を読み取る。
原稿給送部6は、上述した原稿搬送部65等と、更に、昇降部67を備えている。この昇降部67は、図略のモーター等からなる駆動源を備え、当該駆動源からの駆動力により、原稿が載置される原稿載置部61を昇降させる機構である。動作制御部100は、原稿載置部61に原稿が載置されると、上記駆動源を駆動して昇降部67により、原稿載置部61を最下部にある状態から上昇させる。当該上昇により、原稿載置台66上に載置されている原稿(原稿又は原稿束を示す。以下、同様)の最上部が、後述する給紙ローラーに当接した時点で、動作制御部100は、上記駆動源を駆動停止して昇降部67による原稿載置部61の上昇を停止させる。
画像処理部31は、原稿読取部5で読み取られた画像の画像データを必要に応じて画像処理する。例えば、画像処理部31は、原稿読取部5により読み取られた画像が画像形成部12により画像形成された後の品質を向上させるために、予め定められた画像処理を行う。
画像メモリー(記憶部)32は、原稿読取部5による読取で得られた原稿画像のデータを一時的に記憶したり、画像形成部12のプリント対象となるデータを一時的に保存する領域となる。例えば、画像形成部12により、ソートプリント、複数頁を1枚の記録紙にプリントする集約プリント等を行う場合に、当該プリントに必要な加工を行うための作業領域として、画像メモリー32が用いられる。また、画像メモリー32は、原稿読取部5による読取で得られた原稿画像を、画像形成装置1にネットワーク接続されているパーソナルコンピューターに送信して、当該パーソナルコンピューターの記憶領域に記憶させる場合には、送信の対象とする原稿画像が蓄積されるまでの記憶領域としても用いられる。
用紙搬送部411は、図1に示したピックアップローラー145及び搬送ローラー対192等から構成され、手差しトレイ141,給紙カセット142,143に収納されている記録紙を画像形成部12及び排出トレイ151まで搬送する。
画像形成部12は、上述したように、画像形成ユニット12M、12C、12Y、12Bと、駆動ローラー125aに張架された中間転写ベルト125と、二次転写ローラー210と、定着装置13とを備えている。画像形成部12は、画像メモリー32に記憶されている、原稿読取部5で読み取られた画像データ等のプリント対象データについて画像形成を行う。画像形成部12による画像形成の対象となる画像データは、原稿読取部5で読み取られた画像データ、ネットワークインターフェイス部91を介してローカルエリア内のクライアントコンピューター等から送信されてきた画像データ等から送信されてきた画像データ等である。
操作部47は、図2に加えて図1にも示すように、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理についてユーザーからの指示を受け付けるタッチパネル部及び操作キー部を備える。タッチパネル部は、タッチパネルが設けられたLCD(Liquid Crystal Display)等の表示部(報知部)473を備えてなる。
ファクシミリ通信部71は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリの送信を行うものである。ファクシミリ通信部71は、例えば原稿読取部5によって読み取られた原稿の画像データを、電話回線を介してファクシミリ装置等へ送信したり、ファクシミリ装置等から送信された画像データを受信する。
ネットワークインターフェイス部91は、LANボード等の通信モジュールから構成され、当該ネットワークインターフェイス部91に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内の装置(パーソナルコンピューター等)と種々のデータの送受信を行う。
HDD81は、原稿読取部5によって読み取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
また、制御ユニット10は、更に、設定部101、所要記憶容量算出部102、記憶可能容量情報取得部104、判断部105、原稿種類受付部106、及び枚数検出部107を備えている。なお、原稿種類受付部106は、後述する原稿画像の保存可否の判断処理において必要に場合にのみ備えられていればよい。制御ユニット10は、内蔵する上記ROM等に記憶されている動作制御プログラムに従って、これら各部として機能してもよいし、上記各部をそれぞれにハードウェア回路による備えていてもよい。
枚数検出部107は、原稿載置部61に載置されている原稿の枚数を検出する。枚数検出部107による原稿枚数の検出の詳細は後述する。
設定部101は、原稿読取部5による原稿読取の読取動作設定、又は、原稿読取部5が原稿読取で得る原稿画像のプリント設定を操作者からの指示に従って設定する。例えば、操作者は、操作部47の操作により、(a)上記原稿読取時の読取動作設定として、両面又は片面読取、原稿サイズ、集約、解像度、カラー又はモノクロ、枠消し、拡大・縮小等の各項目についての値、又は(b)当該原稿画像をプリントする際のプリント設定として、両面又は片面プリント、原稿サイズ、部数、ソート、集約、解像度、カラー又はモノクロのプリント、枠消し、拡大・縮小等の各項目についての値を入力すると、設定部101が当該入力された値を受け付け、原稿読取に用いる読取動作設定、又は原稿画像の画像形成に用いるプリント設定の各項目値として記憶する。
所要記憶容量算出部102は、枚数検出部107によって検出された原稿枚数と、設定部101によって設定された読取動作設定又はプリント設定の設定内容とを用いて、原稿読取部5に読み取られる原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出する。例えば、所要記憶容量算出部102は、原稿読取部5による原稿読取で得られた原稿画像について、上記設定された設定内容の各項目、例えば、解像度の値、カラー又はモノクロのプリント、原稿サイズ、部数、ソート、集約等が組み合わせて適用される各パターンを想定して算出した原稿1枚あたりの標準的なデータ量を予め記憶している。
所要記憶容量算出部102は、設定部101に設定された設定内容の各項目の値に応じて、原稿給送部6の原稿給送により原稿読取部5で読み取られる原稿1枚当たりの原稿画像のデータ量を算出する。さらに、所要記憶容量算出部102は、当該算出した1枚当たりの原稿画像のデータ量に、枚数検出部107によって検出された原稿枚数を乗じて、原稿読取部5に読み取られる全ての原稿(すなわち、原稿載置部61に載置された全ての原稿)の原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出する。なお、所要記憶容量算出部102は、原稿読取部5により原稿の両面が読み取られる場合は、各面を1頁としてカウントするように、枚数検出部107によって検出された原稿枚数に値を追加する。
記憶可能容量情報取得部104は、画像メモリー32がデータ記憶可能な記憶可能容量を示す記憶可能容量情報を取得する。画像メモリー32がデータ記憶可能な記憶可能容量は、画像メモリー32に記憶されているデータ量に応じて変動するため、記憶可能容量情報取得部104は、逐次に画像メモリー32の記憶可能容量情報を検出して、当該記憶可能容量として記憶する。
判断部105は、記憶可能容量情報取得部104によって取得された上記記憶可能容量情報の示す画像メモリー32の記憶可能容量が、所要記憶容量算出部102によって算出された所要記憶容量以上であるか否かを判断する。
原稿種類受付部106は、原稿載置部61に載置される原稿の原稿種類の設定を受け付ける。例えば、操作者は、操作部47の操作により、当該原稿画像の画像形成に用いる記録紙の種類(普通紙、厚紙、OHP用紙等)を入力すると、原稿種類受付部106が当該入力された種類を受け付けて記憶する。原稿種類受付部106に受け付けられた原稿種類は、枚数検出部107が原稿枚数の算出に用いる。
次に、原稿給送部6の内部機構を説明する。図3(A)(B)は原稿給送部6の内部構成の概略を示す図である。
原稿給送部6は、原稿載置部61及び原稿搬送部65に加えて、更に昇降部67を備えている。具体的には、原稿載置部61の回転軸612と、この回転軸612に回転駆動力を付与する昇降モーター613とが、昇降部67として機能する。回転軸612は、原稿載置部61を回動させる。昇降部67は、原稿載置部61を昇降させて、原稿載置部61に載置されている原稿を、原稿載置部612の上方となる原稿給送部6部分に設けられているピックアップローラー145に対して接離させる。
原稿載置部612において原稿が載置される載置板611には、原稿検出センサー17が設けられている。また、原稿載置部61の下方となる原稿給送部6部分には、更に、発光部及び受光部を有する距離検出センサー147が設置されている。さらに、ピックアップローラー145の回転軸を軸支する軸受の上方となる原稿給送部6部分には、上限検出センサー18が設けられている。
図3(A)に示すように、原稿載置部61のホームポジション(初期位置)は、原稿給送部6内で上下移動可能な下限まで下降した位置である。このホームポジションにある原稿載置部61の載置板611上に、操作者により原稿が載置されると、原稿検出センサー17が載置板611上に原稿が載置されたことを検出する。原稿検出センサー17には、例えば、透過型や反射型の光センサーを用いることができるが、原稿が載置板611上に載置されたことを検出できるものであれば、原稿載置によりオン状態となる機械的スイッチ等の他の機構でもよい。
原稿検出センサー17は、載置板611上に原稿が載置されたことを検出すると、原稿有りを示す検出信号を動作制御部100に出力する。動作制御部100は、昇降モーター613を駆動し、昇降モーター613の回転駆動力により回転軸612を回転させる。この回転軸612の回転により原稿載置部61が上昇を開始する。昇降部16は、原稿載置部61を、ホームポジションから、原稿載置部61に載置されている最上位の原稿がピックアップローラー145に接する上限位置まで上昇させる。
ピックアップローラー145は、例えばその軸受部分が上下方向に移動可能とされることで、上下移動が可能とされている。ピックアップローラー145は、原稿が原稿載置部61にない状態(原稿載置部61がホームホジションにある状態)では、自重で垂れ下がった状態となる(図3(A)参照)。そして、昇降部67により原稿載置部61が、最上位の原稿がピックアップローラー145に接する位置まで回動して上昇すると、原稿載置部61及び載置されている原稿は、ピックアップローラー145を押し上げて上方に移動させる。
上限検出センサー18は、凹部内の一方の側壁に発光部181を有し、これに対向する他方の側壁に受光部182を有している。また、ピックアップローラー145の軸受の上部には、突起1451が設けられている。ピックアップローラー145が上限位置まで持ち上げられたときに、突起1451が上限検出センサー18の凹みに入り込むように構成されている。ピックアップローラー145の上方向への移動により、上限検出センサー18の凹部に突起1451が進入すると、発光部181から受光部182への光路が遮れる。受光部182は、動作制御部100に、発光部181から発光される光を受光しているときはオン信号を出力し、受光していないときはオフ信号を出力する。動作制御部100は、上限検出センサー18からオフ信号を受信することにより、原稿載置部61が上限位置まで移動したことを検出する。このように原稿載置部61が上限まで上昇すれば、ピックアップローラー145による原稿の搬送が可能な状態となる。なお、上限検出センサー18は、例えば、発光部181及び受光部182に透過型光センサーが用いられる。但し、ピックアップローラー145の上昇を検知できる機構であれば、機械的スイッチ等の他の機構でもよい。
原稿載置部61の下方となる原稿給送部6の底面には、当該底面部から、その上方に位置する原稿載置部61(載置板611)の下面までの距離dを測る距離検出センサー147が設けられている。当該距離dは、昇降部67による上昇動作時における原稿載置部61の上下方向の移動量に対応して変動する。距離検出センサー147は、例えば、発光部と、照射対象からの反射光の入射位置を検出する位置検出素子を有し、照射対象までの距離に応じ反射光の入射位置が異なることを利用した三角測量の原理を応用した距離検出センサーが用いられる。なお、距離検出センサー147としては、三角測量型の距離検出センサーに限らず、例えば、超音波式のものでもよく、原稿載置部61の下面までの距離を検出可能な機構を用いることができる。
原稿載置部61を上限位置まで上昇させた際、距離検出センサー147によって検出される距離dは、原稿載置部61上に載置されている原稿厚さに応じて、原稿枚数が多いほど短く、原稿枚数が少ないほど長くなる。このため、枚数検出部107は、距離dの値と原稿枚数の関係を示すデータテーブル、又は、距離dの値から原稿枚数を導く関数を用いることにより、原稿載置部61に載置されている原稿の枚数を算出する。なお、当該データテーブル及び関数は、実験等による測定で予め取得して、枚数検出部107に記憶させておく。
本発明の一実施形態に係る画像読取装置は、原稿載置部61と、原稿搬送部65と、原稿読取部5と、枚数検出部107と、設定部101と、所要記憶容量算出部102と、画像メモリー32と、記憶可能容量情報取得部104と、判断部105と、表示部473とを備えている。また、本発明の一実施形態に係る画像読取装置は、後述する第2及び第3実施形態では、更に原稿種類受付部106を備える。
次に、画像形成装置1による原稿画像の保存可否の判断処理の第1実施形態を説明する。図4は、画像形成装置1による原稿画像の保存可否の判断処理の第1実施形態を示すフローチャートである。なお、以下には、設定部101が操作者による指示でプリント設定を設定する場合を説明するが、読取動作設定が設定される場合も同様にして処理が行われる。
操作者により原稿載置部61に原稿が載置され、原稿検出センサー17及び動作制御部100により当該原稿載置が検出されると(S1でYES)、動作制御部100は、昇降部67の昇降モーターを駆動して、原稿載置部61を上昇(リフトアップ)させる(S2)。動作制御部100による当該リフトアップ動作は、上限検出センサー18により、原稿載置部61が上限位置まで移動したことが検出されるまで行われる(S3でNO,S2)。
上記リフトアップにより上限検出センサー18により、原稿載置部61が上限位置まで移動したことが検出されると(S3でYES)、動作制御部100は昇降部67によるリフトアップを停止させ、距離検出センサー147が、原稿給送部6の底面から原稿載置部61の下面までの距離d(原稿載置部61の移動量に対応)を検出する(S4)。
続いて、枚数検出部107は、上記検出された距離dに対応する原稿枚数の値を、例えば、距離dの値と原稿枚数の関係を示すデータテーブルから読み出す、又は距離dの値から原稿枚数を導く関数を用いて算出する等により、原稿載置部61に載置されている原稿の枚数を検出する(S5)。
そして、操作者による操作部47の操作により、解像度の値、カラー又はモノクロのプリント、原稿サイズ、部数、ソート、集約等のプリント設定の値が入力され、設定部101が当該入力された値を、原稿画像の画像形成に用いるプリント設定の各項目値として記憶すると(S6でYES)、所要記憶容量算出部102が算出した原稿1枚当たりの原稿画像のデータ量に、S5において枚数検出部107によって検出された原稿枚数を乗じて、原稿読取部5に読み取られる全ての原稿の原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出する(S7)。
記憶可能容量情報取得部104は、この時点における画像メモリー32がデータ記憶可能な記憶可能容量、すなわち、画像メモリー32の空き容量を示す記憶可能容量情報を取得する(S8)。
判断部105は、記憶可能容量情報取得部104によって取得された上記記憶可能容量情報の示す画像メモリー32の記憶可能容量が、所要記憶容量算出部102によって算出された所要記憶容量以上であるか否かを判断する(S9)。
ここで、判断部105が、上記記憶可能容量情報の示す画像メモリー32の記憶可能容量が、上記算出された所要記憶容量以上ではないと判定した場合は(S9でNO)、動作制御部100は、表示部473に、ジョブエラーが生じる可能性があることを示す旨のメッセージを表示させる(S10)。例えば、動作制御部100は、当該ジョブエラーが生じる可能性があることを示す旨のメッセージとして、図5に例を示すように、「メモリー不足により、原稿載置部に載置した原稿を読み取ることはできません」といったメッセージを表示部473に表示させる。
一方、判断部105が、上記記憶可能容量情報の示す画像メモリー32の記憶可能容量が、上記算出された所要記憶容量以上であると判定した場合は(S9でYES)、動作制御部100は、表示部473に、ジョブ実行が可能である旨のメッセージを表示させる(S11)。例えば、動作制御部100は、当該ジョブ実行が可能である旨のメッセージとして、図6に例を示すように、「原稿載置部に載置した原稿の読取が可能です。スタートボタンを押して下さい」といったメッセージを表示部473に表示させる。
S11の後、動作制御部100は、操作者による操作部47のスタートボタンの操作で画像形成実行指示が入力されると、原稿読取5に、原稿載置部61に載置された原稿の読取を行わせ、当該読取により得られた原稿画像が画像メモリー32に記憶されて蓄積されると、画像メモリー32から原稿画像を読み出して画像形成部12に画像形成を行わせる。
なお、設定部101が操作者による指示で読取動作設定を設定する場合は、動作制御部100は、操作者による操作部47のスタートボタンの操作で画像形成実行指示が入力されると、原稿読取5に、原稿載置部61に載置された原稿の読取を行わせ、当該読取により得られた原稿画像が画像メモリー32に記憶されて蓄積されると、画像メモリー32から原稿画像を読み出して、ネットワークインターフェイス部91に接続されているクライアントコンピューター等に送信して記憶させる、画像形成装置1に備えられる図略のUSBスロットに接続されたUSBメモリー等の外部記憶媒体に記憶させる、又はHDD81に記憶させる、等の処理を行う。
この第1実施形態によれば、所要記憶容量算出部102が、枚数検出部107によって検出された原稿枚数と、設定部101によって設定された設定内容とを用いて、原稿読取部5による原稿読取で得られる原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出するので、当該所要記憶容量の算出は、原稿読取部5による原稿読取を行わなくても可能である。このため、画像メモリー32の記憶可能容量が、上記原稿画像の保存に必要な所要記憶容量以上であるか否かの判断部105による判断を、原稿読取部5による原稿読取前に行うことが可能なので、原稿読取部5による原稿読取前に、動作制御部100が表示部473により操作者に上記メッセージによる警告を報知できる。また、原稿読取部5による原稿読取前の上記判断及び警告は、従来の画像形成装置に標準的に装備されている機構を用いることで実現できるため、別個の機構を追加する必要がない。
これにより、原稿読取の開始前に、メモリー等の記憶部の記憶容量が原稿画像の保存に足りるか否かの判断を、別個の機構を追加することなく低コストで可能となる。また、操作者は、原稿読取部5による原稿読取前に、上記警告により、画像メモリー32の空き容量が原稿画像の保存に足りないことを認識できることから、画像形成装置1においてジョブに基づく実質的な動作を開始する前に、当該ジョブ実行を控える又はジョブ内容を変更する等の対応が可能になるため、原稿の再読取及び原稿画像の再保存、既に画像メモリー32に蓄積されている原稿画像を他の記憶媒体に移動する等の面倒な作業が不要になり、操作者に手間を低減することができる。また、上記面倒な作業が不要となるため、原稿の読取を再度行う必要が無くなり、原稿損傷を防止することも可能である。
次に、画像形成装置1による原稿画像の保存可否の判断処理の第2実施形態を説明する。図7は、画像形成装置1による原稿画像の保存可否の判断処理の第2実施形態を示すフローチャートである。なお、第1実施形態と同様の処理は説明を省略する。
第2実施形態では、枚数検出部107は、距離dの値と原稿枚数の関係を示す上記データテーブルを、原稿種類(普通紙、厚紙、OHP用紙等)毎に記憶している。または、枚数検出部107は、距離dの値から原稿枚数を導く関数を、原稿種類(普通紙、厚紙、OHP用紙等)毎に記憶している。
第2実施形態では、距離検出センサー147により原稿搬送部65の底面から原稿載置部61の下面までの距離d(原稿載置部61の移動量に対応)が検出された後(S24)、原稿種類受付部106は、操作者により操作部47に入力された原稿種類を受け付ける(S25)。ここで、操作者により操作部47に原稿種類が入力され、原稿種類受付部106が当該入力された原稿種類を受け付けると(S25でYES)、枚数検出部107は、当該受け付けた原稿種類に対応する上記データテーブルを選択し、当該選択したデータテーブルから、距離dに対応する原稿枚数を読み出す、又は、当該受け付けた原稿種類に対応する上記関数を選択し、当該選択した関数を用いて距離dに対応する原稿枚数を算出する等により、原稿載置部61に載置されている原稿の枚数を紙種類に応じて検出する(S33)。
一方、操作者により操作部47に原稿種類が入力されず、原稿種類受付部106が原稿種類を受け付けない場合は(S25でNO)、第1実施形態と同様に、原稿種類に拘らずに一律に予め定められているデータテーブルから距離dに対応する原稿枚数を読み出し、又は、原稿種類に拘わらずに予め定められている関数を用いて距離dに対応する原稿枚数を算出する等により、原稿載置部61に載置されている原稿の枚数を検出する(S26)。
この後は、図4に示した第1実施形態におけるS6乃至S11と同様の処理であるS27乃至S32の処理が実行される。
この第2実施形態によれば、枚数検出部107が、原稿種類受付部106に受け付けられた原稿種類別に原稿枚数を算出するので、より正確に原稿枚数を検出することが可能になる。
次に、画像形成装置1による原稿画像の保存可否の判断処理の第3実施形態を説明する。図8は、画像形成装置1による原稿画像の保存可否の判断処理の第3実施形態を示すフローチャートである。なお、第1又は第2実施形態と同様の処理は、図8における図示及びその説明を省略する。
第3実施形態に係る原稿画像の保存可否の判断処理は、判断部105による判定結果に基づいて、動作制御部100が、表示部473に、ジョブエラーが生じる可能性があることを示す旨のメッセージ、又は、ジョブ実行が可能である旨のメッセージのいずれかを表示させた後(図4におけるS9〜S11,図7におけるS30〜S32)、操作者による操作部47の操作で、画像メモリー32の記憶可能容量(空き容量)を再計算する指示が入力されると(S44で「再計算」)、動作制御部100は、原稿載置部61に載置されている原稿第1枚目(最上位の原稿1枚)を原稿搬送部65に搬送させ、原稿読取部5に当該原稿を読み取らせる(S45)。なお、動作制御部100は、設定部101にプリント設定として両面読込が設定されている場合は、原稿読取部5に原稿第1枚目の片面のみを読み取らせる。
そして、所要記憶容量算出部102は、当該読取により原稿読取部5が得た原稿1枚分の原稿画像のデータ量D2を算出する(S46)。そして、所要記憶容量算出部102は、図4におけるS7,図7におけるS28で算出した全ての原稿の原稿画像を保存するために必要な所要記憶容量から、原稿1枚あたりのデータ量D1を算出する(S47)。例えば、所要記憶容量算出部102は、(1)原稿1枚分に対応するデータ量D1を上記データテーブルから読み出すか、(2)原稿1枚分に応じた係数を用いるか、(3) 図4におけるS7又は図7におけるS28で算出した所要記憶容量を、図4のS5又は図7のS26,33で検出された原稿枚数で除する等により、当該所要記憶容量から原稿1枚あたりのデータ量D1を算出する。
そして、所要記憶容量算出部102は、当該データ量D2からデータ量D1を差し引いた差分dfを算出し(S48)、この時点で算出しているそれまでの所要記憶容量に差分dfを加えて、新たな所要記憶容量を再算出する(S49)。ここで、上記原稿1枚分のデータ量D2>データ量D1の場合は、差分dfは正の値になるので、この場合は、それまでの所要記憶容量に差分dfが加算される。上記原稿1枚分のデータ量D2<データ量D1の場合は、差分dfは負の値になるので、この場合は、それまでの所要記憶容量から差分dfが減算される。上記原稿1枚分のデータ量D2=データ量D1の場合は、差分dfは0になるので、この場合は、それまでの所要記憶容量は、新たな所要記憶容量として、そのまま維持される。
この新たな所要記憶容量の算出後、処理はS41に戻り、判断部105が、当該算出された新たな所要記憶容量を用いて、画像メモリー32の記憶可能容量が、当該算出された新たな所要記憶容量よりも大きいか否かを判断する(S41)。この後、S42以降の処理が繰り返される。
なお、動作制御部100が、表示部473に、ジョブエラーが生じる可能性があることを示す旨のメッセージ、又は、ジョブ実行が可能である旨のメッセージのいずれかを表示させた後、操作者による操作部47の操作で、ジョブをキャンセルする指示が入力されると(S44で「キャンセル」)、ジョブは実行されることなく、処理は終了する。
また、動作制御部100が、表示部473に、ジョブエラーが生じる可能性があることを示す旨のメッセージ、又は、ジョブ実行が可能である旨のメッセージのいずれかを表示させた後、操作者による操作部47の操作で、ジョブを実行する指示が入力されると(S44で「ジョブ実行」)、動作制御部100は、この時点で操作部47に入力されているコピー動作又はスキャン動作等のジョブを実行する。
この第3実施形態によれば、原稿読取前には、設定部101に設定されたプリント設定の各項目値を用いた算出より想定した所要記憶容量を用いた上記判断結果が表示部473に表示されると共に、原稿読取開始後には、逐次に取得される原稿画像のデータ量を勘案した上で、画像メモリー32の記憶可能容量が所要記憶容量以上であるか否かを判断し、その判断結果が表示部473に表示されるので、原稿読取前の上記判断結果を逐次に修正して、その正確性を高めることができる。
なお、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、昇降部67による原稿載置部61の移動量を検出するための機構は、上述した構成に限られない。上述した機構は、単に一例を示すものであり、当該移動量の検出機構として、他の構成からなる機構を用いてもよい。
また、例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置を複合機として説明しているが、本発明に係る画像形成装置はこれに限定されない。例えば、本発明に係る画像形成装置は、コピー機、ファクシミリ装置、スキャナー装置等であっても構わない。
なお、図1乃至図8を用いて上記各実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
5 原稿読取部
6 原稿給送部
10 制御ユニット
100 動作制御部
101 設定部
102 所要記憶容量算出部
104 記憶可能容量情報取得部
105 判断部
106 原稿種類受付部
107 枚数検出部
12 画像形成部
32 画像メモリー
47 操作部
61 原稿載置部
65 原稿搬送部
611 載置板
612 回転軸
613 昇降モーター
66 原稿排出部
67 昇降部
145 ピックアップローラー
147 距離検出センサー
473 表示部
5 原稿読取部
6 原稿給送部
10 制御ユニット
100 動作制御部
101 設定部
102 所要記憶容量算出部
104 記憶可能容量情報取得部
105 判断部
106 原稿種類受付部
107 枚数検出部
12 画像形成部
32 画像メモリー
47 操作部
61 原稿載置部
65 原稿搬送部
611 載置板
612 回転軸
613 昇降モーター
66 原稿排出部
67 昇降部
145 ピックアップローラー
147 距離検出センサー
473 表示部
Claims (5)
- 原稿が載置される載置部と、
前記載置部に載置されている原稿を搬送する原稿搬送部と、
前記原稿搬送部によって搬送されてきた原稿を読み取る読取部と、
前記載置部に載置されている原稿の枚数を検出する枚数検出部と、
前記読取部による原稿読取の読取動作設定、又は、前記読取部による原稿読取で得られる原稿画像のプリント設定を操作者からの指示に従って設定する設定部と、
前記枚数検出部によって検出された原稿枚数と、前記設定部によって設定された設定内容とを用いて、前記読取部による読取で得られる原稿画像の記憶に必要な所要記憶容量を算出する所要記憶容量算出部と、
前記読取部によって読み取られる原稿画像を一時的に記憶する記憶部と、
前記記憶部がデータ記憶可能な記憶可能容量を示す記憶可能容量情報を取得する記憶可能容量情報取得部と、
前記記憶可能容量情報取得部によって取得された前記記憶可能容量情報の示す記憶可能容量が、前記所要記憶容量算出部によって算出された前記所要記憶容量以上であるか否かを判断する判断部と、
前記判断部によって前記記憶可能容量が前記所要記憶容量以上ではないと判断された場合に警告を報知する報知部と
を備える画像読取装置。 - 前記判断部は、前記読取部による前記原稿読取の前後において前記判断を行い、
前記所要記憶容量算出部は、前記原稿読取後の前記判断では、前記読取部により前記原稿が読み取られる度に、当該読取により前記読取部が得た原稿画像のデータ量を算出し、当該データ量と、前記所要記憶容量から算出した原稿1枚あたりのデータ量との差分を、この時点で算出している前記所要記憶容量に加算して新たな所要記憶容量を算出し、
前記判断部は、前記記憶可能容量が前記新たな所要記憶容量以上であるか否かを判断する請求項1に記載の画像読取装置。 - 前記載置部を昇降させる昇降部を更に備え、
前記原稿搬送部は、前記原稿載置部の上方に設けられて、前記載置部に載置された最上部の原稿に接触して当該原稿をピックアップするピックアップローラーを備え、
前記枚数検出部は、前記載置部が、最下部に位置する状態から、前記原稿載置部に載置された最上部の原稿が前記ピックアップローラーに接触する位置まで前記昇降部により上昇したときの前記載置部の移動量に対応する原稿枚数を算出する請求項1又は請求項2のいずれかに記載の画像読取装置。 - 前記載置部に載置される原稿の原稿種類の設定を受け付ける原稿種類受付部を更に備え、
前記枚数検出部は、前記原稿種類受付部に受け付けられた原稿種類別に、前記移動量に対応する原稿枚数情報を有しており、当該原稿枚数情報を用いて前記移動量に対応する原稿枚数を前記原稿種類別に算出する請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の画像読取装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の画像読取装置と、
前記記憶部に記憶されている原稿画像について、前記設定部で設定された設定内容に従った画像形成を行う画像形成部とを備えた画像形成装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2011270032A JP2013123093A (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2011270032A JP2013123093A (ja) | 2011-12-09 | 2011-12-09 | 画像読取装置及び画像形成装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105391894A (zh) * | 2014-08-28 | 2016-03-09 | 佳能株式会社 | 打印装置及打印装置的控制方法 |
WO2018232733A1 (en) * | 2017-06-23 | 2018-12-27 | Thomson Licensing | METHOD AND DEVICE FOR PROVIDING A PRINT SERVICE |
JP2021175018A (ja) * | 2020-04-20 | 2021-11-01 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
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2011
- 2011-12-09 JP JP2011270032A patent/JP2013123093A/ja active Pending
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