JP2013097041A - 画像表示装置及び保護フィルム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 画像表示部からの出射光が直線偏光である画像表示モジュールと、前記画像表示モジュールの上部に設けられる透明パネルとを有し、前記透明パネルの少なくとも一面に保護フィルムが貼り付けられた画像表示装置であって、前記保護フィルムが、1/4λ位相差フィルムの少なくとも一面にハードコート層を有する保護フィルムであり、画像表示面表面において、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向とがなす角度θ1、及び、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、1/4λ位相差フィルムの他方の軸方向とがなす角度θ2とが共に15〜75°である画像表示装置。
【選択図】 なし
Description
本発明の画像表示装置は、画像表示装置表層の画像表示面表面において、画像表示モジュールの画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向とがなす角度θ1、及び、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、1/4λ位相差フィルムの他方の伸軸方向とがなす角度θ2とが共に15〜75°となるように、画像表示モジュールの上部に、上記の保護フィルムが貼り付けられた透明パネルが設けられた画像表示装置である。以下、図面を用いて当該構成の例を説明する。
本発明における画像表示モジュールとしては、画像表示部からの出射光が直線偏光であるものであれば特に限定されず、例えば、LCDモジュール、有機ELモジュール等が挙げられる。また、本発明のモジュールには、これらのモジュールの上部にタッチパネルモジュール等を設けたモジュールの積層体も含む。
本発明に使用する透明パネルは、特に限定されないが、一般的に使用されるパネルとして、ガラス板、(メタ)アクリル樹脂、ポリカーボネート樹脂、ポリエチレンテレフタレート樹脂等がある。特に近年では、電子機器のデザイン性や質感を高める目的からガラスパネルを用いることが好ましい。
本発明に使用する保護フィルムは、1/4λ位相差フィルムを基材とし、当該基材の少なくとも一面にハードコート層を有する保護フィルムである。
上記保護フィルムの基材となる1/4λ位相差フィルムは、550nmの測定光における分光透過率測定によって得られる面内位相差[Re]の数値が120〜170nmの範囲であることが好ましい。また、面内位相差の数値が130〜160nmの範囲であることがさらに好ましく、135〜150nmであることが最も好ましい。
本発明に使用するハードコート層は、画像表示装置等の保護フィルムとして通常使用されているハードコート層を使用でき、傷付きを防止できるものであれば、特段の制限なく使用できる。当該ハードコート層としては、上記位相差フィルムと積層してハードコートフィルムを形成した際に、ハードコート層表面の鉛筆硬度がF以上となるものであるものが好ましく、H以上であることが好ましい。硬度をF以上にすることで透明パネルへの傷つき防止性能を向上することができる。
また、本発明に使用する保護フィルムにおいては、上記1/4λ位相差フィルムからなる基材の一面に粘着剤層を設けることも好ましい。当該構成の保護フィルムは、透明パネルへの貼付が容易となるため好ましい。
<ウレタンアクリレート(UA1)の合成>
攪拌機、ガス導入管、冷却管、及び温度計を備えたフラスコに、酢酸ブチル254重量部、イソホロンジイソシアネート(以下、「IPDI」という。)222重量部、p−メトキシフェノール0.5重量部、ジブチル錫ジアセテート0.5重量部を仕込み、70℃に昇温した後、ペンタエリスリトールトリアクリレート(以下、「PE3A」という。)/ペンタエリスリトールテトラアクリレート(以下、「PE4A」という。)混合物(重量比75/25の混合物)795重量部を1時間かけて滴下した。滴下終了後、70℃で3時間反応させ、さらにイソシアネート基を示す2250cm−1の赤外線吸収スペクトルが消失するまで反応を行い、ウレタンアクリレート(UA1)/PE4A混合物(重量比80/20の混合物、不揮発分80重量%の酢酸ブチル溶液)を得た。なお、ウレタンアクリレート(UA1)の分子量は818であった。
攪拌機、ガス導入管、冷却管、及び温度計を備えたフラスコに、グリシジルメタクリレート(以下、「GMA」という。)250重量部、ラウリルメルカプタン1.3重量部、メチルイソブチルケトン(以下、「MIBK」という。)1000重量部及び2,2’−アゾビスイソブチロニトリル(以下、「AIBN」という。)7.5重量部を仕込み、窒素気流下で攪拌しながら、1時間かけて90℃に昇温し、90℃で1時間反応させた。次いで、90℃で攪拌しながら、GMA750重量部、ラウリルメルカプタン3.7重量部、AIBN22.5重量部からなる混合液を2時間かけて滴下した後、100℃で3時間反応させた。その後、AIBN10重量部を仕込み、さらに100℃で1時間反応させた後、120℃付近に昇温し、2時間反応させた。60℃まで冷却し、窒素導入管を、空気導入管に付け替え、アクリル酸(以下、「AA」という。)507重量部、p−メトキシフェノール2重量部、トリフェニルホスフィン5.4重量部を加えて混合した後、空気で反応液をバブリングしながら、110℃まで昇温し、8時間反応させた。その後、p−メトキシフェノール1.4重量部を加え、室温まで冷却後、不揮発分が50重量%になるように、MIBKを加え、上記重合体(不揮発分50重量%のMIBK溶液)を得た。なお、得られた上記重合体の重量平均分子量は31,000(GPCによるポリスチレン換算による)で、(メタ)アクリロイル基当量は300g/eqであった。
上記方法により調製した樹脂組成物のMIBK溶液(不揮発分50重量%)100重量部、反応性フッ素防汚剤(オプツールDAC;ダイキン工業株式会社製、不揮発分20重量%)2重量部を均一に混合した後、不揮発分が40重量%となるように酢酸エチルで希釈して、ハードコート剤(A)を得た。
<アクリル共重合体等の調製>
アクリル共重合体及びアクリル混合物を表1の配合(表中の配合量は質量部)にて以下のとおり調製した。
アクリル共重合体の調製攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、ブチルアクリレート85質量部、メチルメタクリレート15質量部、アクリル酸4質量部、ジメチルアミノエチルアクリレート1質量部を酢酸エチルに溶解し、重合を行い、質量平均分子量(Mw)70万のアクリル共重合体(1)を得た(固形分25%)。
アクリル共重合体の調製攪拌機、還流冷却器、温度計、滴下漏斗及び窒素ガス導入口を備えた反応容器に、ブチルアクリレート65質量部、メチルアクリレート30質量部、2−ヒドロキシエチルアクリレート5質量部を酢酸エチルに溶解し、重合を行い、質量平均分子量(Mw)40万のアクリル共重合体(2)を得た(固形分48%)
上記アクリル共重合体を使用して、粘着剤組成物を表2の配合(表中の配合量は質量部)にて以下のとおり調製した。
アクリル共重合体(1)100質量部に対し、エポキシ系架橋剤(綜研化学社製E−2XM 固形分2%)を0.60質量部添加し、20分間攪拌機で攪拌し、粘着剤組成物(a)を得た。
アクリル共重合体(1)100質量部に対し、エポキシ系架橋剤(綜研化学社製E−2XM 固形分2%)を1.20質量部添加し、20分間攪拌機で攪拌し、粘着剤組成物(b)を得た。
アクリル共重合体(2)100質量部に対し、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製コロネートHL 固形分75%)を0.05質量部添加し、20分間攪拌機で攪拌し、粘着剤組成物(c)を得た。
アクリル共重合体(2)100質量部に対し、イソシアネート系架橋剤(日本ポリウレタン社製コロネートHL 固形分75%)を0.25質量部添加し、20分間攪拌機で攪拌し、粘着剤組成物(d)を得た。
上記ハードコート剤及び粘着剤組成物を使用して、保護フィルムを以下のとおり作製した。
厚さ70μmのPC製1/4λ位相差フィルム(帝人化成社製ピュアエース)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(a)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、シリコーン化合物で片面を剥離処理した厚み38μmのポリエステルフィルム(以下#38剥離フィルム)を貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚128μmの保護粘着フィルムAを得た。
厚さ70μmのPC製1/4λ位相差フィルム(帝人化成社製ピュアエース)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(b)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚128μmの保護粘着フィルムBを得た。
厚さ70μmのPC製1/4λ位相差フィルム(帝人化成社製ピュアエース)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(c)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚128μmの保護粘着フィルムCを得た。
厚さ70μmのPC製1/4λ位相差フィルム(帝人化成社製ピュアエース)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(d)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚128μmの保護粘着フィルムDを得た。
厚さ87μmの1/4λ位相差ゼオノアフィルム(日本ゼオン社製)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(a)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚145μmの保護粘着フィルムEを得た。
厚さ75μmのPETフィルム(東洋紡社製コスモシャインA4100)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(a)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚133μmの保護粘着フィルムFを得た。
厚さ75μmのPETフィルム(東洋紡社製コスモシャインA4100)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(b)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚133μmの保護粘着フィルムGを得た。
厚さ75μmのPETフィルム(東洋紡社製コスモシャインA4100)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(c)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚133μmの保護粘着フィルムHを得た。
厚さ75μmのPETフィルム(東洋紡社製コスモシャインA4100)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(d)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚133μmの保護粘着フィルムIを得た。
厚さ80μmの等方性PCフィルム(三菱ガス化学社製ユーピロン)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(a)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚138μmの保護粘着フィルムJを得た。
厚さ80μmの等方性PCフィルム(三菱ガス化学社製ユーピロン)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが7μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(b)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚138μmの保護粘着フィルムKを得た。
厚さ80μmの等方性PCフィルム(三菱ガス化学社製ユーピロン)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが7μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(c)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚138μmの保護粘着フィルムLを得た。
厚さ80μmの等方性PCフィルム(三菱ガス化学社製ユーピロン)の片面に、上記で調製したハードコート剤(A)を塗布して60℃で90秒間乾燥後、空気雰囲気下で紫外線照射装置(フュージョンUVシステムズ・ジャパン株式会社製「F450」、ランプ:120W/cm、Hバルブ)を用いて、照射光量0.5J/cm2で紫外線を照射し、厚さが10μmのハードコート層を形成した。次いで、非ハードコート処理面を、コロナ処理装置により、表面張力55ダイン/cmになるよう表面処理してハードコートフィルムを得た。このハードコートフィルムのコロナ処理面の上に粘着剤(d)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚138μmの保護粘着フィルムMを得た。
厚さ70μmのPC製1/4λ位相差フィルム(帝人化成社製ピュアエース)の片面に粘着剤(a)を乾燥後の粘着剤層の厚みが10μmになるように塗工し、85℃で2分間乾燥した。得られた粘着剤層面に、以下#38剥離フィルムを貼り合わせ、40℃で2日間熟成し、総厚118μmの保護粘着フィルムNを得た。
上記保護粘着フィルムの製造条件に準じて、乾燥後の厚みが10μmになるように、粘着剤層をポリエステルフィルム(剥離処理したもの)の上に設けて試験片を調製した。試験片を20mm×100mmの大きさに切断し、ポリエステルフィルムを剥がして、トルエン抽出前の重量aを測定した。次に、同一試験片をトルエン中に24時間浸漬後、ゲル物を取り出し、100℃で2時間乾燥し、トルエン抽出後の重量bを測定した。ゲル分率は、以下の計算式より算出した。
ゲル分率(%)=(b/a)×100
上記保護粘着フィルムの製造条件に準じて、乾燥後の厚みが50μmになるように、粘着剤層をポリエステルフィルム(剥離処理したもの)の上に設けて試験片を調製した。粘着剤層からなるシートを作成し、1mm厚みまで重ね合わせて試験片を作製した。粘弾性試験機(レオメトリックス社製、商品名:アレス2KFRTN1)を用いて、同試験機の測定部である平行円盤の間に試験片を挟み込み、周波数1Hz、昇温速度2℃/minで−50℃から150℃までの貯蔵弾性率(G’)を測定し、85℃の貯蔵弾性率を得た。
上記保護フィルムを使用して、画像表示装置を以下のとおり作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が50°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が40°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が30°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が60°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムBを貼り合わせ、保護フィルムBを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムCを貼り合わせ、保護フィルムCを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムDを貼り合わせ、保護フィルムDを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムEを貼り合わせ、保護フィルムEを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が90°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムAを貼り合わせ、保護フィルムAを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が0°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムFを貼り合わせ、保護フィルムFを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの二軸延伸PETフィルムの一方の延伸軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。なお、45°が輝度が一番向上した角度であった。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムGを貼り合わせ、保護フィルムGを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムのPETフィルムの一方の延伸軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムHを貼り合わせ、保護フィルムHを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムのPETフィルムの一方の延伸軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムIを貼り合わせ、保護フィルムIを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムのPETフィルムの一方の延伸軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムJを貼り合わせ、保護フィルムJを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時の保護フィルムの側辺と液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度γが0°、30°、60°、90°となるよう固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムKを貼り合わせ、保護フィルムKを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時の保護フィルムの側辺と液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度γが0°、30°、60°、90°となるよう固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムLを貼り合わせ、保護フィルムLを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時の保護フィルムの側辺と液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度γが0°、30°、60°、90°となるよう固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムMを貼り合わせ、保護フィルムMを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時の保護フィルムの側辺と液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度γが0°、30°、60°、90°となるよう固定して画像表示装置を作製した。
透明なガラスパネルの一面に長方形に切り出した保護フィルムNを貼り合わせ、保護フィルムNを貼り合わせたガラスパネルと、画像表示部からの出射光が直線偏光である液晶モジュールとを、ガラスパネルが最上部に位置するように固定した。この時、ガラスパネル表面(画像表示面表面)において、保護フィルムの1/4λ位相差フィルムの遅相軸方向と、液晶モジュールの画像表示部から出射される直線偏光とがなす角度が45°になる角度で固定して画像表示装置を作製した。
上記実施例及び比較例にて作製した画像表示装置の上部に、液晶モジュールから出射される直線偏光と直交する直線偏光のみが透過する偏光板を設置した。偏光板を360°回転させ、画像表示装置から射出される画像の視認性を確認した(図5)。評価基準は以下の通りとした。評価結果を表4〜6に示した。また、実施例1の画像表示装置の視認性を確認した結果を図6に、実施例3の画像表示装置にて輝度が落ちる領域での視認性を確認した結果を図7に、比較例1の画像表示装置において画像が暗くなる領域での視認性を確認した結果を図8に示した。なお図6〜8中のカーソルは画像表示部の画像である。
◎:回転域全域で輝度が変化せず、非常に良好な輝度を有し、回転域全域での画像の視認性が極めて良好である。
○:回転域全域で輝度がほとんど変化せず、良好な輝度を有し、回転域全域での画像の視認性が良好である。
△:回転域の一部で輝度が落ちる領域があり、当該領域で若干暗さを感じるが、回転域全域で実用可能な画像視認性を有する。
×:回転域の一部で画像が暗くなり、当該領域では画像がほとんど見えない。
上記実施例及び比較例にて作製した画像表示装置において画像表示装置から射出される画像確認し、干渉縞が発生しているか確認した。
評価基準は以下の通りとした。
○:干渉縞なし
×:干渉縞あり
ガラスの強度及び飛散防止性の評価は、JIS R1601規格の3点曲げ試験法に基づき行った。上記実施例及び比較例にて作製した画像表示装置の保護フィルムを貼り合わせたガラスパネル(比較例16は保護フィルム無しのガラスパネル)の保護フィルム側の面を2点で固定した。次にガラスパネル側の中央に応力をかけ、ガラスが割れた際の応力とガラスの飛散度を確認した。ガラス飛散の評価基準は以下の通りとした。
○:ガラス破片の飛散なし
×:ガラス破片の飛散あり
上記記の実施例及び比較例で得られた保護フィルムの剥離フィルムを剥がしてガラス板に貼り付けた。ハードコート層表面の鉛筆硬度を、JIS K 5600−5−4(1999年版)の規定に基づき、株式会社井元製作所製の塗膜用鉛筆引掻き試験機(手動式)を用いて測定した。評価基準は以下の通りとした。
○:硬度Hの鉛筆で傷がつかない
△:硬度Fの鉛筆で傷がつかない
×:硬度Fの鉛筆で傷がつく
上記方法にて作製した保護フィルムを、厚み5mm、長さ50mm、幅40mmガラス板(画像表示装置の代替品)に貼り合わせ、5気圧、50℃、20分の条件で加熱加圧処理を行った。その後、貼り合わせサンプルを85℃の加熱機に投入し、24時間経過後にパネル全体をマイクロスコープ(倍率300倍)で観察した場合において、気泡の混入又は剥がれ等があるか確認した。評価基準は以下の通りとした。
◎:5μm以上の気泡なし
○:直径30μm以上の気泡なし
△:直径30μm以上の気泡20個以内
×:直径30μm以上の気泡20個以上又は剥がれ
上記保護フィルムを、厚さ0.5mm、長さ50mm、幅40mmのガラス板に貼り付けた後、5気圧、50℃、20分の条件で加熱加圧処理を行い固定した。村上色彩技術研究所社製「HR−100型」を使用して、サンプルのJIS K7105及びJIS K7136に基づいて全光線透過率及びヘイズを測定した。
2 透明パネル
3 画像表示モジュールから出射される直線偏光
4 画像表示面表面
5 直線偏光の偏光方向
6 保護フィルム
7 フィルム基材の遅相軸方向
8 フィルム基材の他方の軸方向
11 直線偏光を出射する液晶モジュール
12 保護フィルム
13 透明ガラスパネル
14 偏光板
Claims (12)
- 画像表示部からの出射光が直線偏光である画像表示モジュールと、前記画像表示モジュールの上部に設けられる透明パネルとを有し、前記透明パネルの少なくとも一面に保護フィルムが貼り付けられた画像表示装置であって、前記保護フィルムが、1/4λ位相差フィルムの少なくとも一面にハードコート層を有する保護フィルムであり、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、前記位相差フィルムの遅相軸方向とがなす角度θ1、及び、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、前記1/4λ位相差フィルムの他方の軸方向とがなす角度θ2とが共に15〜75°であることを特徴とする画像表示装置。
- 前記1/4λ位相差フィルムがポリカーボネート系フィルムである請求項1に記載の画像表示装置。
- 前記保護フィルムが、1/4λ位相差フィルムの透明パネルに貼りつける面側に粘着剤層を有する保護フィルムである請求項1又は2に記載の画像表示装置。
- 前記粘着剤層の周波数1Hzで測定される動的粘弾性スペクトルの85℃での貯蔵弾性率が3.0×104〜2.0×105の範囲である請求項3に記載の画像表示装置。
- 前記粘着剤層のゲル分率が30〜90%の範囲である請求項3又は4に記載の画像表示装置。
- 前記画像表示モジュールの画像表示部が略方形形状であり、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、画像表示部の側辺とがなす角度ψ1が0〜15°である請求項1〜5のいずれかに記載の画像表示装置。
- 前記画像表示モジュールの画像表示部が略方形形状であり、前記画像表示部から出射される直線偏光の偏光方向と、画像表示部の底辺とがなす角度ψ2が0〜15°である請求項1〜6のいずれかに記載の画像表示装置。
- 画像表示部からの出射光が直線偏光である画像表示モジュールと、前記画像表示モジュールの上部に設けられる透明パネルとを有する画像表示装置の前記透明パネルの少なくとも一面に貼り付けられる保護フィルムであって、1/4λ位相差フィルムの少なくとも一面にハードコート層を有することを特徴とする保護フィルム。
- 前記1/4λ位相差フィルムがポリカーボネート系フィルムである請求項8に記載の保護フィルム。
- 前記1/4λ位相差フィルムの透明パネルに貼りつける面側に粘着剤層を有する請求項8又は9に記載の保護フィルム。
- 前記粘着剤層の周波数1Hzで測定される動的粘弾性スペクトルの85℃での貯蔵弾性率が3.0×104〜2.0×105の範囲である請求項10に記載の保護フィルム
- 前記粘着剤層のゲル分率が30〜90%の範囲である請求項10又は11に記載の保護フィルム。
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