JP2013093378A - 電子制御装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】配線パターンを有する回路基板2と、回路基板2上にて互いに隣り合って実装された複数の発熱電子部品の内、少なくとも一対の発熱電子部品5A、5Bとを備えた電子制御装置である。発熱電子部品5A、5Bは、一方の側に回路基板2と電気的及び機械的に接続するリード9を延出し、他方の側に放熱用金属プレート10を延出して構成されている。隣り合って実装された一対の発熱電子部品5A、5Bは、これらが隣り合う方向と交差する方向にリード9及び放熱用金属プレート10を向け、かつ、リード9及び放熱用金属プレート10の向く方向が互いに逆になるように配置されている。
【選択図】図2
Description
また、特許文献2の図5には、隣り合うMOS間に熱伝導抑制部を設け、MOS間の熱干渉を抑制する技術が開示されている。
また、前記特許文献2に記載された構造では、隣り合うMOS間に熱伝導抑制部を設けているため、熱伝導抑制部のためのスペースが余分に必要となり、電子制御装置の小型化を妨げる一因となってしまう。
前記発熱電子部品は、一方の側に前記回路基板と電気的及び機械的に接続するリードを延出し、他方の側に放熱用金属プレートを延出して構成され、
前記隣り合って実装された複数の発熱電子部品の内、少なくとも一対の発熱電子部品は、これらが隣り合う方向と交差する方向に前記リード及び前記放熱用金属プレートを向け、かつ、前記リード及び前記放熱用金属プレートの向く方向が互いに逆になるように配置されていることを特徴とする。
また、前記熱伝導経路手段は、前記回路基板の表面から裏面に貫通し、かつ前記配線パターンに接続するスルーホールを備えていることが好ましい。
また、一対の発熱電子部品の向きを逆にして互いに隣り合わせて配置することにより、一対の発熱電子部品を接続する内層を含む各面の配線パターン(図示せず)の接続距離を短縮でき、回路基板の実装領域を無駄なく効率的に使用することができるため、小型化が可能になる。
図1は、本発明の電子制御装置の一実施形態の概略構成を示す分解斜視図であり、図1中符号1は、自動車用の電子制御装置(ECU:Electronic Control Unit)である。
この電子制御装置1は、回路基板2と、該回路基板2を収容保持する金属製のケース3と、該ケース3に装着される金属製のカバー4とを備えて構成されている。なお、ケース3とカバー4とにより、回路基板2を収容する筐体が形成される。
コネクタ7は、例えばPBTやPPS等の高熱伝導性樹脂から形成されたもので、大型電子部品6が配置された長辺側に配置されており、回路基板2の裏面側から表面側へ向けて挿通される2本のコネクタ固定用ネジにより、回路基板2にネジ止め固定されている。
また、回路基板2には、前記発熱電子部品5A、5Bが配置された一方の長辺2a側の外端部、及び前記大型電子部品6が配置された他方の長辺側の略中央部に、ケース3に回路基板2を固定するためのネジ孔12が合計4箇所形成されている。
また、ケース3には、大型電子部品収容部13に隣接して放熱用台座14が形成されている。
また、シート状のものを用いた場合にも、熱伝導材12はその弾性変形によって回路基板2に良好に密着するため、回路基板2上の発熱電子部品5A、5Bと放熱用台座14との間の熱伝導性をより良好にする。また、回路基板2を弾性的に支持するため、振動を吸収して回路基板2の変形を防止することができる。
また、一対の発熱電子部品5A、5Bの向きを逆にして互いに隣り合わせて配置することにより、一対の発熱電子部品5A、5Bを接続する内層を含む各面の配線パターン(図示せず)の接続距離を短縮でき、回路基板2の実装領域2bを無駄なく効率的に使用することができる。したがって、電子制御装置1の小型化を図ることができる。
図3(a)、(b)は、電子制御装置の他の実施形態を説明するための図であって、回路基板2の要部平面図である。なお、図3(a)は発熱電子部品5A、5Bを実装した状態を示す要部平面図であり、図3(b)は発熱電子部品5A、5Bを実装する前の状態を示す要部平面図である。
また、回路パターン11Bは矩形状に形成されており、発熱電子部品5Bの放熱用金属プレート10に接続する第1のパッド21Bを有している。また、図3(b)中において回路パターン11Aの下方であり、かつ回路パターン11Bの右方には、発熱電子部品5Aのリード9に接続する第2のパッド22Aが設けられている。
これら第2のパッド22A、22Bは、それぞれの中心OA、OBが、図2に示したY方向においてずれて配置されている。本実施形態では、図3(b)に示すように、αのずれ幅で第2のパッド22A、22Bが配置されている。
スルーホール20は、このようにして実装される発熱電子部品5A及び発熱電子部品5Bをそれぞれ囲った状態で、多数(複数)が形成配置されている。
このような構成によってスルーホール20は、配線パターン(回路パターン11A、11Bを含む)を介して発熱電子部品5A、5Bに、電気的、熱的に接続したものとなっている。したがって、これらスルーホール20は、発熱電子部品5A、5Bの発する熱を伝導する熱伝導経路手段として機能するようになっている。
特に、発熱電子部品5A及び発熱電子部品5Bをそれぞれ囲った状態で、多数のスルーホール20を形成配置しているので、熱の伝わりが発熱電子部品5Aと発熱電子部品5Bとの間で互いに独立し、したがって干渉し合わないため、放熱性が充分に高いものとなる。
例えば、前記実施形態では、隣り合う複数の発熱電子部品の内、少なくとも一対の発熱電子部品5A、5Bの各リード9、各放熱用金属プレート10を、発熱電子部品5A、5Bが隣り合う方向(X方向)に対してその延出する向きが直交するように配置したが、一対の発熱電子部品5A、5Bの各リード9、各放熱用金属プレート10の延出する向きが同じ方向(例えば図2中のY方向)になっていれば、これらの延出する向き(Y方向)は、発熱電子部品5A、5Bの隣り合う方向に対して直交することなく、単に交差した状態で配置されていてもよい。
さらに、前記実施形態では、本発明の電子制御装置を自動車用の電子制御装置に適用したが、本発明はこれに限定されることなく、放熱性や小型化が要求される全ての電子制御装置に適用可能である。
Claims (5)
- 配線パターンを有する回路基板と、該回路基板上にて互いに隣り合って実装された複数の発熱電子部品と、を備えた電子制御装置であって、
前記発熱電子部品は、一方の側に前記回路基板と電気的及び機械的に接続するリードを延出し、他方の側に放熱用金属プレートを延出して構成され、
前記隣り合って実装された複数の発熱電子部品の内、少なくとも一対の発熱電子部品は、これらが隣り合う方向と交差する方向に前記リード及び前記放熱用金属プレートを向け、かつ、前記リード及び前記放熱用金属プレートの向く方向が互いに逆になるように配置されていることを特徴とする電子制御装置。 - 前記隣り合って実装された複数の発熱電子部品の内、少なくとも一対の発熱電子部品は、これらが隣り合う方向と直交する方向に前記リード及び前記放熱用金属プレートを向けて配置されていることを特徴とする請求項1記載の電子制御装置。
- 前記複数の発熱電子部品は、前記回路基板の実装領域の端部に配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子制御装置。
- 前記回路基板には、該回路基板の表面及び該回路基板の内部に設けられて、前記発熱電子部品の発する熱を伝導する熱伝導経路手段が設けられていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電子制御装置。
- 前記熱伝導経路手段は、前記回路基板の表面から裏面に貫通し、かつ前記配線パターンに接続するスルーホールを備えていることを特徴とする請求項4記載の電子制御装置。
Priority Applications (1)
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JP2011233118A JP2013093378A (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | 電子制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2013093378A true JP2013093378A (ja) | 2013-05-16 |
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Family Applications (1)
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JP2011233118A Pending JP2013093378A (ja) | 2011-10-24 | 2011-10-24 | 電子制御装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017117928A (ja) * | 2015-12-24 | 2017-06-29 | 株式会社ケーヒン | 電子制御回路基板及び電子制御装置 |
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2011
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