JP2013057925A - レジストパターン形成方法及びフォトレジスト組成物 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(1)フォトレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、(2)上記レジスト膜に露光する工程、及び(3)上記露光されたレジスト膜を、有機溶媒含有現像液を用いて現像する工程を含むネガ型のレジストパターン形成方法であって、上記フォトレジスト組成物が、[A]下記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体、及び[B]酸発生体を含有する。
【選択図】なし
Description
(1)フォトレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、
(2)上記レジスト膜に露光する工程、及び
(3)上記露光されたレジスト膜を、有機溶媒含有現像液を用いて現像する工程
を含むネガ型のレジストパターン形成方法であって、
上記フォトレジスト組成物が、
[A]下記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体(以下、「[A]重合体」ともいう)、及び
[B]酸発生体
を含有することを特徴とするレジストパターン形成方法である。
有機溶媒含有現像液を用いたネガ型のレジストパターン形成方法に用いられるフォトレジスト組成物であって、
[A]下記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体、及び
[B]酸発生体
を含有することを特徴とする。
本発明のレジストパターン形成方法は、
(1)フォトレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、(2)上記レジスト膜に露光する工程、及び(3)上記露光されたレジスト膜を、有機溶媒含有現像液を用いて現像する工程を含むパターン形成方法であって、上記フォトレジスト組成物が、[A]上記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体、及び[B]酸発生体を含有することを特徴とする。以下、各工程、フォトレジスト組成物について詳述する。
本工程では、本発明に用いられるフォトレジスト組成物を基板上に塗布し、レジスト膜を形成する。基板としては、例えばシリコンウェハ、アルミニウムで被覆されたウェハ等の従来公知の基板を使用できる。また、例えば特公平6−12452号公報や特開昭59−93448号公報等に開示されている有機系又は無機系の下層反射防止膜を基板上に形成してもよい。
本工程では、(1)工程で形成されたレジスト膜の所望の領域に特定パターンのマスク、及び必要に応じて液浸液を介して縮小投影することにより露光を行う。例えば、所望の領域にアイソラインパターンを有するマスクを介して縮小投影露光を行うことにより、アイソスペースパターンを形成できる。同様にして、ドットパターンを有するマスクを介して縮小投影露光を行うことによりホールパターンを形成することができる。また、露光は所望のパターンとマスクパターンによって2回以上行ってもよい。2回以上露光を行う場合、露光は連続して行うことが好ましい。複数回露光する場合、例えば所望の領域にラインアンドスペースパターンマスクを介して第1の縮小投影露光を行い、続けて第1の露光を行った露光部に対してラインが交差するように第2の縮小投影露光を行う。第1の露光部と第2の露光部とは直交することが好ましい。直交することにより、露光部で囲まれた未露光部においてコンタクトホールパターンを形成することができる。なお、露光の際に用いられる液浸液としては、例えば水、フッ素系不活性液体等が挙げられる。上記液浸液としては、露光波長に対して透明であり、かつ膜上に投影される光学像の歪みを最小限に留めるよう屈折率の温度係数ができる限り小さい液体が好ましいが、特に露光光源がArFエキシマレーザー光(波長193nm)である場合、上述の観点に加えて、入手の容易さ、取り扱いのし易さといった点から水を用いるのが好ましい。
本工程は、(2)工程において露光されたレジスト膜を現像液で現像しパターンを形成する工程である。上記現像液は、有機溶媒を含有するネガ型現像液である。ここで、ネガ型現像液とは、低露光部及び未露光部を選択的に溶解・除去させる現像液のことである。
上記現像液中の有機溶媒の含有量としては、80質量%以上が好ましく、90質量%以上がより好ましく、100質量%がさらに好ましい。現像液中の有機溶媒の含有量を上記特定の範囲とすることにより、露光部、未露光部間の溶解コントラストを向上させることができ、その結果、リソグラフィー特性に優れたパターンを形成することができる。なお、有機溶媒以外の成分としては、例えば、水、シリコンオイル等が挙げられる。
メタノール、エタノール、n−プロパノール、iso−プロパノール、n−ブタノール、iso−ブタノール、sec−ブタノール、tert−ブタノール、n−ペンタノール、iso−ペンタノール、2−メチルブタノール、sec−ペンタノール、tert−ペンタノール、3−メトキシブタノール、n−ヘキサノール、2−メチルペンタノール、sec−ヘキサノール、2−エチルブタノール、sec−ヘプタノール、3−ヘプタノール、n−オクタノール、2−エチルヘキサノール、sec−オクタノール、n−ノニルアルコール、2,6−ジメチル−4−ヘプタノール、n−デカノール、sec−ウンデシルアルコール、トリメチルノニルアルコール、sec−テトラデシルアルコール、sec−ヘプタデシルアルコール、フルフリルアルコール、フェノール、シクロヘキサノール、メチルシクロヘキサノール、3,3,5−トリメチルシクロヘキサノール、ベンジルアルコール、ジアセトンアルコール等のモノアルコール系溶媒;
エチレングリコール、1,2−プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、2,4−ペンタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、2,5−ヘキサンジオール、2,4−ヘプタンジオール、2−エチル−1,3−ヘキサンジオール、ジエチレングリコール、ジプロピレングリコール、トリエチレングリコール、トリプロピレングリコール等の多価アルコール系溶媒;
エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、エチレングリコールモノブチルエーテル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコールモノフェニルエーテル、エチレングリコールモノ−2−エチルブチルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、プロピレングリコールモノメチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、ジプロピレングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテル等の多価アルコール部分エーテル系溶媒等が挙げられる。
n−ペンタン、iso−ペンタン、n−ヘキサン、iso−ヘキサン、n−ヘプタン、iso−ヘプタン、2,2,4−トリメチルペンタン、n−オクタン、iso−オクタン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒;
ベンゼン、トルエン、キシレン、メシチレン、エチルベンゼン、トリメチルベンゼン、メチルエチルベンゼン、n−プロピルベンゼン、iso−プロピルベンゼン、ジエチルベンゼン、iso−ブチルベンゼン、トリエチルベンゼン、ジ−iso−プロピルベンセン、n−アミルナフタレン等の芳香族炭化水素系溶媒等が挙げられる。
本発明のフォトレジスト組成物は、有機溶媒含有現像液を用いたネガ型レジストパターン形成方法用の組成物であって、[A]重合体及び[B]酸発生体を含有する。また、上記フォトレジスト組成物は、好適成分として、[C]酸拡散制御剤、[D]フッ素原子含有重合体、[E]溶媒を含有する。さらに本発明の効果を損なわない限り、上記フォトレジスト組成物は、その他の任意成分を含有してもよい。以下、各成分について詳述する。
[A]重合体は、上記式(1)で表される構造単位(I)を有する。構造単位(I)のラクトン環が重合体主鎖に直接結合する上記特定構造を有することで、[A]重合体の剛直性が向上し、[A]重合体を含有するフォトレジスト組成物は、[B]酸発生体から発生する酸の拡散を適度に制御することができる。また、[A]重合体は、上記特定構造により極性が高くなるため、露光部における[A]重合体の難溶性を増大させることができる。これらの結果、上記フォトレジスト組成物は、感度及び解像性を十分満足し、MEEF及びDOFに優れる。また、本発明のレジストパターン形成方法によると、断面形状が良好なパターンを形成することができる。また、[A]重合体は、上記式(2)で表される構造単位(II)をさらに有することが好ましい。さらに、本発明の効果を損なわない限り、構造単位(I)及び構造単位(II)以外に、他のラクトン基又は環状カーボネート基を含む構造単位(III)、極性基を含む構造単位(IV)等のその他の構造単位を有してもよい。なお、[A]重合体は各構造単位を単独で有してもよいし、2種以上を有してもよい。以下、それぞれの構造単位について説明する。
構造単位(I)は、上記式(1)で表される。上記式(1)中、R1は、水素原子又はメチル基である。R2は、水素原子、フッ素原子、ヒドロキシ基又は炭素数1〜20の有機基である。R3〜R5は、それぞれ独立して、水素原子又は炭素数1〜20の有機基である。但し、R2とR3、及びR4とR5は、互いに結合して、これらが結合する炭素原子と共に環員数3〜10の環構造を形成していてもよい。
構造単位(II)は、上記式(2)で表される。[A]重合体が、酸解離性基を有するこの構造単位(II)を有することで、当該フォトレジスト組成物は、感度等の基本特性を十分満足することができると共に、MEEF、DOFにより優れるレジストパターンの形成が可能となる。
[A]重合体は、構造単位(I)以外の構造単位であって、ラクトン基又は環状カーボネート基を含む構造単位(III)を有することが好ましい。[A]重合体が構造単位(III)を有することで、当該パターン形成方法におけるレジスト膜の基板への密着性を向上できる。ここで、ラクトン基とは、−O−C(O)−で表される構造を含むひとつの環(ラクトン環)を含有する基を表す。また、環状カーボネート基とは、−O−C(O)−O−で表される構造を含むひとつの環(環状カーボネート環)を含有する基を表す。ラクトン環又は環状カーボネート環を1つめの環として数え、ラクトン環又は環状カーボネート環のみの場合は単環式基、さらに他の環構造を有する場合は、その構造に関わらず多環式基という。
[A]重合体は、構造単位(I)〜(III)以外の構造単位であって、極性基を含む構造単位(IV)をさらに有することが好ましい。[A]重合体が構造単位(IV)をさらに有することで、[A]重合体と、[B]酸発生体等の他の成分との相溶性が向上するため、当該パターン形成方法により得られるパターンのMEEF及びDOFをより優れた値とすることができる。なお、構造単位(IV)としては、例えば下記式で表される構造単位等が挙げられる。
[A]重合体は、例えば所定の各構造単位に対応する単量体を、ラジカル重合開始剤を使用し、適当な溶媒中で重合することにより製造できる。例えば、単量体及びラジカル開始剤を含有する溶液を、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法、単量体を含有する溶液と、ラジカル開始剤を含有する溶液とを各別に、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法、各々の単量体を含有する複数種の溶液と、ラジカル開始剤を含有する溶液とを各別に、反応溶媒又は単量体を含有する溶液に滴下して重合反応させる方法等の方法で合成することが好ましい。
n−ペンタン、n−ヘキサン、n−ヘプタン、n−オクタン、n−ノナン、n−デカン等のアルカン類;シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、デカリン、ノルボルナン等のシクロアルカン類;ベンゼン、トルエン、キシレン、エチルベンゼン、クメン等の芳香族炭化水素類;クロロブタン類、ブロモヘキサン類、ジクロロエタン類、ヘキサメチレンジブロミド、クロロベンゼン等のハロゲン化炭化水素類;酢酸エチル、酢酸n−ブチル、酢酸i−ブチル、プロピオン酸メチル等の飽和カルボン酸エステル類;アセトン、2−ブタノン、4−メチル−2−ペンタノン、2−ヘプタノン等のケトン類;テトラヒドロフラン、ジメトキシエタン類、ジエトキシエタン類等のエーテル類;メタノール、エタノール、1−プロパノール、2−プロパノール、4−メチル−2−ペンタノール等のアルコール類等が挙げられる。これらの溶媒は、単独で使用してもよく2種以上を併用してもよい。
[B]酸発生体は、当該レジストパターン形成方法における露光工程において、放射線照射により酸を発生する化合物である。その酸の作用により[A]重合体中に存在する酸解離性基が解離し、カルボキシ基等の極性基が発生する。その結果、[A]重合体が有機溶媒を含有する現像液に難溶性となる。当該レジストパターン形成方法における[B]酸発生体の含有形態としては、後述するような化合物の形態(以下、適宜「[B]酸発生剤」ともいう)でも、重合体の一部として組み込まれた形態でも、これらの両方の形態でもよい。
[C]酸拡散制御体は、露光により[B]酸発生体から生じる酸のレジスト膜中における拡散現象を制御し、未露光部における好ましくない化学反応を抑制する効果を奏する成分である。フォトレジスト組成物が[C]酸拡散制御体を含有することで、得られるフォトレジスト組成物の貯蔵安定性がさらに向上し、またレジストとしての解像度がさらに向上する。また、露光から現像処理までの引き置き時間の変動によるレジストパターンの線幅変化を抑えることができ、プロセス安定性に極めて優れた組成物が得られる。なお、[C]酸拡散制御体の本発明におけるフォトレジスト組成物における含有形態としては、遊離の化合物の形態(以下、適宜「[C]酸拡散制御剤」ともいう)でも、重合体の一部として組み込まれた形態でも、これらの両方の形態でもよい。
これらのうち、N−(t−アミロキシカルボニル)−4−ヒドロキシピペリジン、N−(t−ブトキシカルボニル)−2−ヒドロキシメチルピロリジン、N−(t−ブトキシカルボニル)−2−フェニルベンゾイミダゾールが好ましい。
当該パターン形成方法において用いられるフォトレジスト組成物は、[D]フッ素原子含有重合体(以下、「[D]重合体」ともいう)を含有することが好ましい。上記フォトレジスト組成物が、[D]重合体を含有することで、レジスト膜を形成した際に、[D]重合体の撥油性的特徴により、その分布がレジスト膜表層に偏在化する傾向があるため、液浸露光時において、レジスト膜中の酸発生剤や酸拡散制御剤等の液浸媒体への溶出を抑制することができる。なお、[D]重合体としては、[A]重合体に該当する重合体は除くものとする。
シクロプロパン、シクロブタン、シクロペンタン、シクロヘキサン、シクロヘプタン、シクロオクタン、シクロデカン、メチルシクロヘキサン、エチルシクロヘキサン等の単環式飽和炭化水素;
シクロブテン、シクロペンテン、シクロヘキセン、シクロヘプテン、シクロオクテン、シクロデセン、シクロペンタジエン、シクロヘキサジエン、シクロオクタジエン、シクロデカジエン等の単環式不飽和炭化水素;
ビシクロ[2.2.1]ヘプタン、ビシクロ[2.2.2]オクタン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デカン、トリシクロ[3.3.1.13,7]デカン、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデカン、アダマンタン等の多環式飽和炭化水素;
ビシクロ[2.2.1]ヘプテン、ビシクロ[2.2.2]オクテン、トリシクロ[5.2.1.02,6]デセン、トリシクロ[3.3.1.13,7]デセン、テトラシクロ[6.2.1.13,6.02,7]ドデセン等の多環式炭化水素基から2個の水素原子を除いた基が挙げられる。
上記ラクトン基又は環状カーボネート基を含む構造単位としては、[A]重合体の構造単位(III)と同様の構造単位が挙げられる。
上記水酸基、カルボキシ基等を含む構造単位としては[A]重合体の構造単位(IV)と同様の構造単位が挙げられる。
[D]重合体は、例えば所定の各構造単位に対応する単量体を、ラジカル重合開始剤を使用し、適当な溶媒中で重合することにより合成できる。なお、[D]重合体の合成に使用される重合開始剤、溶媒等としては、上記[A]重合体の合成方法において例示したものと同様のものを挙げることができる。
当該パターン形成方法に用いられるフォトレジスト組成物は通常[E]溶媒を含有する。[E]溶媒は少なくとも[A]重合体、[B]酸発生体、[C]酸拡散制御剤、[D]重合体及び後述するその他の任意成分を溶解できれば特に限定されない。[E]溶媒としては、例えばアルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ケトン系溶媒、アミド系溶媒、エステル系溶媒及びその混合溶媒等が挙げられる。
当該パターン形成方法に用いられるフォトレジスト組成物は、その他の任意成分として、界面活性剤、脂環式骨格含有化合物、増感剤等を含有できる。なお、上記フォトレジスト組成物は、上記その他の任意成分をそれぞれ1種のみ含有してもよいし、2種以上を含有してもよい。
当該パターン形成方法に用いられるフォトレジスト組成物は、例えば[E]溶媒中で[A]重合体、[B]酸発生体、[C]酸拡散制御剤、[D]重合体及びその他の任意成分を所定の割合で混合することにより調製できる。また、当該フォトレジスト組成物は、適当な[E]溶媒に溶解又は分散させた状態に調製され使用され得る。
東ソー社製のGPCカラム(商品名「G2000HXL」2本、商品名「G3000HXL」1本、商品名「G4000HXL」1本)を使用し、以下の条件により測定した。
流量:1.0mL/分、
溶出溶媒:テトラヒドロフラン、
カラム温度:40℃
試料濃度:0.2質量%
試料注入量:100μL
検出器:示差屈折計
標準物質:単分散ポリスチレン
また、分散度(Mw/Mn)は、Mw及びMnの測定結果より算出した。
13C−NMR分析は、核磁気共鳴装置(日本電子社、JNM−EX400)を使用し測定溶媒として重クロロホルムを使用して分析を行った。重合体における構造単位の含有率は、重合体の13C−NMRスペクトルを測定し、得られたスペクトルにおける各構造単位に対応するピークの面積比から、重合体における平均値として求めることができる。
構造単位(I)を与える化合物のうち、下記式(Ss−1)で表される化合物及び式(Ss−2)で表される化合物は以下の方法により合成した。
滴下漏斗及びコンデンサーを備え乾燥させた1Lの三つ口反応器に、亜鉛粉末(和光純薬製 和光特級)13.1g(200mmol)を添加し、アルゴン雰囲気にした後、テトラヒドロフラン(THF)240mLを加えマグネチックスターラーで攪拌しながら、クロロトリメチルシラン1.9mL(15mmol)を加え、20〜25℃で30分間撹拌した。そこへ、2−メチルテトラヒドロフラン−3−オン20.0g(200mmol)をTHF40mLに溶解させた溶液を添加した。次に、エチル(2−ブロモメチル)アクリレート34.8g(180mmol)のTHF50mL溶液を滴下した。滴下後、室温で2時間攪拌した。ガスクロマトグラフィーにより反応終了を確認した後、塩化アンモニウム水溶液、酢酸エチルを加え分液した。得られた有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄した。その後、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後減圧濃縮した。その後減圧蒸留を行い、透明油状物として、下記式(Ss−1)で表される6−メチル−3−メチレン−1,7−ジオキサスピロ[4.4]ノナン−2−オン20.4gを得た。
1,000mLの三つ口反応器に、1,4-シクロヘキサンジオン22.4g(200mmol)を添加し、さらにメタノールを300mL添加し、マグネチックスターラーで攪拌し溶解させた。反応器を0℃に冷却した後、ヒドロホウ素化ナトリウム2.65gを溶解させたメタノール溶液を加え反応させた。その後、飽和塩化アンモニウム水溶液を混合し、酢酸エチルで抽出した。抽出液を減圧乾燥し、粗生成物を12g得た。次に、この粗生成物を300mLの三口反応器に入れ、塩化メチレン100mLを加えた後、マグネチックスターラーで攪拌し溶解させた。さらにイミダゾール15.5g(227mmol)、ジメチルアミノピリジン4.2g(34mmol)を加えた後、反応器を0℃に冷却した。次に、tert−ブチルジメチルシリルクロリド25.7g(170mmol)を加え、0℃で2時間、その後室温で6時間反応させた。次に塩化アンモニウム水溶液を加え分液した。得られた有機層を水、飽和食塩水で順次洗浄し、有機層を硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮した。その後ショートカラムにて精製を行い、粗生成物を9.5g得た。次に、化合物(Ss−1)と同様に亜鉛粉末を用いた反応を実施し、粗生成物4.3gを得た。続いて、粗生成物をTHF5mLに溶解させた後、テトラブチルアンモニウムフロリドの1M THF溶液を50mL添加し、18時間反応させ、酢酸エチルで抽出し、水、飽和食塩水で洗浄した。さらにカラムクロマトグラフィーで精製し、下記式(Ss−2)で表される化合物を2.5g得た。
[A]重合体及び後述する[D]重合体の合成に用いた単量体を下記に示す。
構造単位(I)を与える化合物(Ss−2)2.9g(10mol%)、構造単位(II)を与える化合物(M−1)13.2g(50mol%)、及び構造単位(III)を与える化合物(L−1)14.0g(40mol%)を、2−ブタノン60gに溶解し、さらにアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)1.8gを投入した単量体溶液を準備した。一方で、30gの2−ブタノンを投入した200mLの三口フラスコを30分窒素パージした後、反応釜を攪拌しながら80℃に加熱し、事前に準備した単量体溶液を滴下漏斗を用いて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合終了後、重合溶液を水冷することにより30℃以下に冷却し、600gのメタノールへ投入して、析出した白色粉末をろ別した。ろ別した白色粉末を150gのメタノールにて2度スラリー状で洗浄した後、再度ろ別し、50℃にて17時間乾燥して白色粉末の共重合体を得た。得られた共重合体のMwは5,800、Mw/Mnは1.4、収率は52%であった。また、13C−NMR分析の結果、化合物(Ss−2)に由来する構造単位:化合物(M−1)に由来する構造単位:化合物(L−1)に由来する構造単位の含有比率(mol%)は、10:48:42であった。この共重合体を重合体(A−1)とする。なお、13C−NMR分析は、日本電子社製JNM−ECX400を使用し、測定溶媒として重クロロホルムを使用して行った。重合体における各構造単位の含有率は、13C−NMRで得られたスペクトルにおける各構造単位に対応するピークの面積比から算出した。
表1に示す種類の単量体を、表1に示す配合処方で使用したこと以外は、合成例1と同様の方法によって、各共重合体を合成した。なお、得られた共重合体のMw、Mw/Mn、収率、及び共重合体中の各単量体に由来する構造単位の割合を表2に示す。
[合成例27]
構造単位(II)を与える化合物(M−6)32.7g(40mol%)、構造単位(D−II)を与える化合物(X−3)67.3g(60mol%)を、2−ブタノン100gに溶解して溶解溶液を得た。得られた溶解溶液にアゾビスイソブチロニトリル(AIBN)3.7gを投入して単量体溶液を準備した。次に、2−ブタノン100gを投入した500mLの三口フラスコを30分窒素パージした。窒素パージ後、反応釜を攪拌しながら80℃に加熱し、事前に準備した上記単量体溶液を滴下漏斗を用いて上記三口フラスコ内に3時間かけて滴下した。滴下開始を重合開始時間とし、重合反応を6時間行って重合溶液を得た。重合終了後、重合溶液を水冷して30℃以下に冷却し、800gのメタノール/水=19/1に投入して白色物質を析出させた。上澄み溶液を除去した後、800gのメタノール/水=19/1で洗浄した。その後、酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテルで溶媒置換し、重合体(D−1)の溶液を得た(固形分換算で47.0g、収率47%)。この共重合体は、分子量(Mw)が4,000、Mw/Mnが1.35、13C−NMR分析の結果、化合物(M−6)に由来する構造単位:化合物(X−3)に由来する構造単位の含有比率(mol%)は、40.2:59.8であった。
構造単位(II)を与える化合物(M−7)35.8g(70モル%)及び構造単位(D−I)を与える化合物(X−4)14.2g(30モル%)を100gのメチルエチルケトンに溶解し、重合開始剤として、ジメチル2,2’−アゾビスイソブチレート(MAIB)3.2gを添加して単量体溶液を調製した。100gのメチルエチルケトンを入れた500mLの三口フラスコを30分窒素パージした後、撹拌しながら80℃に加熱し、上記調製した単量体溶液を滴下漏斗にて3時間かけて滴下した。滴下開始を重合反応の開始時間とし、重合反応を6時間実施した。重合反応終了後、重合溶液を水冷して30℃以下に冷却し、メタノール/メチルエチルケトン/ヘキサン=2/1/8(質量比)混合溶液825gを用いて洗浄した後、酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテルで溶媒置換し、重合体(D−2)の溶液を得た(固形分換算で38.0g、収率76.0%)。13C−NMR分析の結果、重合体(D−2)における化合物(M−7)由来の構造単位:化合物(X−4)由来の構造単位の含有比率(モル%)は、70.2:29.8であった。また、重合体(D−2)のMwは7,000、Mw/Mnは、1.40であった。
表1に示す種類の単量体を、表1に示す配合処方で使用したこと以外は、合成例28と同様の方法によって、各共重合体(D−3〜D−4)を調製した。なお、得られた共重合体のMw、Mw/Mn、収率、及び共重合体中の各単量体に由来する構造単位の割合を表2に示す。
フォトレジスト組成物の調製に用いた[B]酸発生体、[C]酸拡散制御剤、[E]溶媒について以下に示す。
(B−1)〜(B−6):下記式で表される化合物
(C−1)〜(C−5):下記式で表される化合物
(E−1):酢酸プロピレングリコールモノメチルエーテル
(E−2):シクロヘキサノン
(E−3):γ−ブチロラクトン
重合体(A−1)100質量部、酸発生剤(B−1)8質量部、酸拡散制御剤(C−1)2.2質量部、重合体(D−2)3質量部、並びに溶媒(E−1)2,185質量部、溶媒(E−2)935質量部、及び溶媒(E−3)30質量部を混合してフォトレジスト組成物を調製した。
表3に示す配合処方としたこと以外は実施例1と同様にして各フォトレジスト組成物を調製した。
上記各フォトレジスト組成物を用いて形成したレジストパターンについて、下記評価を行った。上記レジストパターンは、下記評価の説明中に記載した方法により形成した。評価結果は、表3に合わせて示す。なお、表3の現像液の欄において、MAKはメチルアミルケトンを、TMAHは2.38質量%のテトラメチルアンモニウムハイドロキサイド水溶液を示す。
膜厚105nmのARC66(BREWER SCIENCE社)の下層反射防止膜を形成したシリコンウェハを基板として用い、各フォトレジスト組成物を、それぞれ基板上にクリーントラックACT12(東京エレクトロン社)を用いてスピンコートにより塗布し、ホットプレート上で80℃、60秒間PBを行い、膜厚0.10μmのレジスト膜を形成した。形成したレジスト膜に、ArF液浸露光装置(S610C、ニコン社、開口数1.30、Quadro Pole)を用いて、216nmドット416nmピッチのマスクパターン、液浸水を介して縮小投影露光を行った。次いで表3に記載した温度(℃)で60秒間PEBを行い、表3に記載した現像液を用いて23℃で30秒間現像した。次いで4−メチル−2−ペンタノールで10秒間リンス処理を行った後、乾燥してネガ型のレジストパターンを形成した。なお、縮小投影後にウェハ上で直径60nmのホールパターンになるような露光量を最適露光量とし、この最適露光量を感度(mJ/cm2)とした。感度が30(mJ/cm2)未満である場合、良好であると判断した。
表3記載の感度で表される最適露光量において、208nmホール416nmピッチ、212nmホール416nmピッチ、216nmホール416nmピッチ、220nmホール416nmピッチ、224nmホール416nmピッチ、228nmホール416nmピッチとするパターン形成用のマスクパターンをそれぞれ介してホールパターンを形成した。このとき、マスクのホールサイズ(nm)を横軸に、各マスクパターンを用いてレジスト膜に形成されたホール幅(nm)を縦軸にプロットしたときの直線の傾きをMEEFとして算出した。MEEF(直線の傾き)は、その値が1に近いほどマスク再現性が良好であると判断される。
縮小投影露光後のパターンのピッチサイズが104nmになるマスクパターンを用いて液浸水を介して縮小投影露光し、露光量を大きくしていった際に得られるホールの最小寸法を測定した。ホールの最小寸法が、45nm以下の場合「(A)良好」と判断し、45nmを超える場合「(B)不良」と判断した。
膜厚105nmのARC66(BREWER SCIENCE社)の下層反射防止膜を形成したシリコンウェハを用い、各フォトレジスト組成物を、それぞれ基板上にクリーントラックACT12(東京エレクトロン社)を用いてスピンコートにより塗布し、ホットプレート上にて80℃、60秒間PBを行い、膜厚0.10μmのレジスト膜を形成した。形成したレジスト膜に、ArF液浸露光装置(S610C、ニコン社、開口数1.30、Quadro Pole)を用いて、416nmピッチ、3200nmピッチのマスクパターン、液浸水を介して縮小投影露光を行い、60nmホール104nmピッチ、又は60nmホール800nmピッチのパターンを形成した。形成されるホールパターンのパターンサイズが、ターゲットとなるパターンサイズの±10%以内となる場合のフォーカスの振れ幅を焦点深度(DOF(nm))とした。なお、ホールパターンの寸法測定は、測長SEM(日立ハイテクノロジーズ社、CG4000)を用いてパターン上部から観察することにより行った。DOFの値が0.08(nm)以上である場合、フォーカス変化に対するパターニング性能の変量が小さく良好であると判断した。
表3記載の感度で表される最適露光量において、基板上のレジスト膜に形成された60nmのホールパターンの断面形状を高分解能電界放出形走査電子顕微鏡(日立ハイテクノロジーズ社、S−4800)を用いて観察し、レジストパターンの中間での線幅Lbとレジスト膜上部での線幅Laを測り、0.9≦(La/Lb)≦1.1の範囲内である場合を「(A)良好」と評価し、上記範囲外である場合を「(B)不良」と評価した。
Claims (6)
- (1)フォトレジスト組成物を用いてレジスト膜を形成する工程、
(2)上記レジスト膜に露光する工程、及び
(3)上記露光されたレジスト膜を、有機溶媒含有現像液を用いて現像する工程
を含むネガ型のレジストパターン形成方法であって、
上記フォトレジスト組成物が、
[A]下記式(1)で表される構造単位(I)を有する重合体、及び
[B]酸発生体
を含有することを特徴とするレジストパターン形成方法。
- 上記式(1)のR4及びR5が、互いに結合して、これらが結合している炭素原子と共に環員数3〜10の環構造を形成している請求項1に記載のレジストパターン形成方法。
- 上記環構造が、極性基を有する請求項2に記載のレジストパターン形成方法。
- 上記有機溶媒が、アルコール系溶媒、エーテル系溶媒、ケトン系溶媒及びエステル系溶媒からなる群より選択される少なくとも1種の有機溶媒である請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のレジストパターン形成方法。
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