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JP2013008468A - 通話機器の押しボタン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オン/オフ操作可能なスイッチを減らすことなく部材点数を削減することができる上、簡易な構造で構成することができる通話機器の押しボタン装置を提供する。
【解決手段】弾性を有する合成樹脂により成形された1つの四角形フレーム状パネル部材からなる押しボタン10に支点リブ17、17・・を各辺部毎に夫々設けるとともに、該押しボタン10を、その4箇所を支点として前ケース2の前面に取り付けた。また、押しボタン10の後面の四隅部に、操作突起15、15・・を後方へ突設するとともに、前ケース2に操作突起15、15・・を挿通可能な操作窓22、22・・を開設した。そして、押しボタン10の四隅部の何れかを押し込み操作すると、該隅部が撓んで押し込まれ、その隅部に設けられた操作突起15が操作窓22を介して本体ケース内へ進入し、回路基板12上の対応するスイッチ11をオン/オフ操作するようにした。
【選択図】図3

Description

本発明は、インターホンや電話機等の通話機器に使用される押しボタン装置に関し、特に1つのパネル部材により複数のスイッチをON/OFF操作可能とした押しボタン装置に関するものである。
従来、インターホンや電話機等の通話機器には、押し込み操作することにより内部スイッチをオン/オフ操作する押しボタンが設けられている。このような押しボタンは、たとえば特許文献1に記載されているように、自身の設定や他機器の呼び出し等、機能毎に設けられたスイッチ毎に別個の押しボタンを設けることが多い。一方、複数のスイッチをオン/オフ操作可能とした1つの押しボタンとしては、所謂十字ボタンのようなものも考案されている。
特開2005−228590号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、スイッチ毎に別個の押しボタンを設けるとなると、スイッチが増える、すなわち機能が増えるだけ押しボタンの数も増えることになる。したがって、部品点数が増加し、コスト高、組み立て作業の煩雑化等の問題が生じてしまう。一方、十字ボタンを採用した場合、異なるスイッチをオン/オフ操作するためには十字ボタンを4方向(たとえば上下左右方向)へ傾動可能とするための複雑な支持構造が必要となる。また、このような十字ボタンは一般的に小型になりがちであるため、操作性や視認性の点で、通話機器において基本的なボタンである呼出ボタンとしては採用しづらいという問題もある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、オン/オフ操作可能なスイッチを減らすことなく部材点数を削減することができる上、簡易な構造で構成することができる通話機器の押しボタン装置を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、通話機器ケースの前面を構成する前ケースに設けられた押しボタンの後方への押し込み操作に伴い、所定のスイッチをオン/オフ操作する通話機器の押しボタン装置であって、前記押しボタンが、フレーム状に形成された弾性を有するパネル部材であり、前記押しボタンを、少なくとも3箇所以上を支点として前記前ケースに取り付けるとともに、隣り合う前記支点と前記支点との間を後方へ押し込み操作可能な操作部としており、押し込み操作した操作部の違いにより、異なるスイッチをオン/オフ操作可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、1つの押しボタンで2つ以上の異なるスイッチをオン/オフ操作することができる。そのため、各スイッチ毎に別個の押しボタンを設けていた従来と比較して、部品点数を減らすことができる。また、ただ単に支点と支点との間を操作部としているにすぎないため、従来採用されていた十字ボタンと比較すると、異なるスイッチを操作可能とするための構成が簡易である。したがって、低コスト化、組立作業の簡略化等を図ることができる。また、十字ボタンとは異なり、大型に形成することも可能であり、通話機器における基本的な押しボタンである通話機能をオン/オフさせるためのボタンとしても採用することができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、押しボタンの外周辺に後方へ突出する規制リブを設けており、操作部を押し込み操作した際、規制リブが前ケースの前面に当接することにより、操作部の過度の押し込み操作を規制可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、押しボタンの外周辺に設けた規制リブが前ケースの前面に当接することにより、操作部の過度の押し込み操作を規制可能としているため、操作部の押し込み過ぎによるスイッチの破損や押しボタン自体の破損等を防止することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、押しボタンと前ケースとの何れか一方に他方側へ突出する係止爪を、他方に係止爪が係止可能な被係止部を夫々設けており、係止爪の被係止部への係止により、押しボタンと前ケースとが離反方向へ移動することを規制可能としたことを特徴とする。
この構成によれば、係止爪の被係止部への係止により、押しボタンと前ケースとが離反方向へ移動することを規制されるため、押し込み操作に必要な間隔以上に押しボタンが前ケースから離反してしまう事態を防止することができるし、操作部の前方への変形防止をも図ることができる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3の何れかに記載の発明において、押しボタンの後面に、可撓性を向上するための複数の溝を刻設したことを特徴とする。
この構成によれば、刻設した複数の溝により押しボタンの可撓性が向上しているため、操作部を押し込み操作した際に、押しボタンが撓みやすく、使用者が操作する際の操作性の向上を図ることができる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4の何れかに記載の発明において、前ケースの中央に通話部及び表示部が設けられているとともに、押しボタンが通話部及び表示部を囲むように設けられた化粧パネルであり、押しボタンの後面に操作突起が後方へ突設されている一方、前ケースの操作突起と対応する位置に操作窓が開設されており、操作部の押し込み操作により、操作突起が操作窓を介して通話機器ケース内へ進入し、通話機器ケース内に収納された回路基板上に搭載されているスイッチをオン/オフ操作することを特徴とする。
この構成によれば、押しボタンが化粧パネルとしての機能も有しているため、部品点数の一層の削減を図ることができるし、押しボタンとしての機能を有する化粧パネルとして従来にない斬新な外観に仕上げることができる。
本発明によれば、押しボタンが、フレーム状に形成された弾性を有するパネル部材であり、押しボタンを、少なくとも3箇所以上を支点として前ケースに取り付け、隣り合う支点と支点との間を後方へ押し込み操作可能な操作部としており、押し込み操作した操作部の違いにより、異なるスイッチをオン/オフ操作可能となっているため、従来と比較して低コスト化、組立作業の簡略化等を図ることができる。
インターホンの居室親機を前面側から示した説明図である。 居室親機を右側面側から示した説明図である。 居室親機を分解した状態を示した斜視説明図である。 前ケース及び押しボタンを後面側から示した斜視説明図である。
以下、本発明の一実施形態となる通話機器の押しボタン装置について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、通話機器の一例であるインターホンの居室親機1を前面側から示した説明図であり、図2は、居室親機1を右側面側から示した説明図である。
居室親機1は、前側に配置される前ケース2と、後側に配置される後ケース3とで構成される本体ケースを有しており、この本体ケースの前面上部には、通話のためのマイク部4及び玄関子機(図示せず)において撮像された来訪者等を表示するためのモニタ部5が設けられている。また、本体ケースの前面でモニタ部5の下方には、玄関子機等との間で通話するためのスピーカ部6が設けられている。さらに、前ケース2の外周部には、モニタ部5及びスピーカ部6の外側を囲むようなフレーム状のパネル部材が設けられており、化粧パネルとして機能するとともに、後述の如き構造により押し込み操作可能な4つの操作部を有する押しボタン10として機能するようになっている。このような居室親機1は、住戸の居室の壁面等に設置されており、たとえば玄関子機からの呼び出しに応じて居住者により押しボタン10の操作部の1つである応答部10Dが押し込み操作されると、玄関子機との間で通話可能となるとともに、モニタ部5に玄関子機を呼び出し操作した来訪者を表示するようになっている。
ここで、本発明の要部となる押しボタン装置について、図3及び図4をもとに説明する。図3は、居室親機1を分解した状態を示した斜視説明図であり、図4は、前ケース2及び押しボタン10を後面側から示した斜視説明図である。
押しボタン装置は、押しボタン10と、該押しボタン10の取付機構と、押しボタン10の操作に応じてオン/オフ操作されるスイッチ11、11・・を備えた回路基板12とからなる。押しボタン10は、中央に大開口13を有する四角形フレーム状の弾性を有する合成樹脂製パネル部材であって、使用者に押し込み操作を促すための凹部14、14・・が前面の四隅に夫々設けられており、その凹部14を含んだ四隅部が使用者によって押し込み操作される操作部(後述する音量調整部10A、明るさ調整部10B、モニタ操作部10C、及び応答部10D)となっている。また、押しボタン10の後面の四隅には、スイッチ11をオン/オフ操作するための操作突起15、15・・と、押しボタン10の前ケース2からの離反を防止するための係止爪16、16・・とが夫々1つずつ後方へ突設されている。また、押しボタン10の後面で上下左右の各辺部における略中央には、押しボタン10の支点となるとともに押しボタン10を前ケース2の前面に固定するための支点ボス17、17・・が後方へ突設されている。さらに、押しボタン10の後面には、可撓性を向上し、押しボタン10を押し込み操作した際に撓みやすくするための複数の溝18、18・・が上下方向若しくは左右方向に刻設されている。加えて、押しボタン10の外周辺は後方へ折り曲げられており、後述するようにして押しボタン10の過度の押し込み操作を規制する規制リブ19として機能する。
また、前ケース2は、押しボタン10と同様の合成樹脂により形成された四角形状のパネル部材であって、その略中央部は前方へ隆起する段部20とされており、該段部20内にモニタ部5やスピーカ部6が形成されている一方、段部20を囲む周辺部は、上記押しボタン10を取り付けるための取付部21として機能する。該前ケース2の四隅(取付部21内)で、押しボタン10を取り付けた際に各操作突起15と対応する位置には、操作突起15が挿通可能な操作窓22が夫々開設されているとともに、各係止爪21と対応する位置には、係止爪21の先端が係止可能な係止孔23が夫々設けられている。また、取付部21における上下左右の各辺部の略中央で、押しボタン10を取り付けた際に各支点ボス17と対応する位置には、支点ボス17の先端部が嵌入可能な凹状のボス受け24が夫々設けられている。一方、前ケース2の後面における四隅で操作窓22や係止爪21と干渉しない位置には、前ケース2と後ケース3とを一体化するためのネジ止め突起25、25・・が設けられているとともに、図示しないスピーカやマイク、モニタを固定するためのスピーカ固定部26、マイク固定部27、モニタ固定部28等が設けられている。
さらに、回路基板12は、居室親機1の各種動作を制御するための図示しない多数の素子が搭載されたものであって、本体ケース内に収納される。該回路基板12の前面四隅で、本体ケース内に収納された際に各操作窓22の後方となる位置には、スイッチ11が搭載されている。このスイッチ11、11・・のうち、右上隅のスイッチ11は、モニタの明るさを調整するための機能(明るさ調整機能)をオン/オフするためのスイッチであり、左上隅の図示しないスイッチは、スピーカの音量を調整するための機能(音量調整機能)をオン/オフするためのスイッチである。また、左下隅のスイッチ11は、モニタを操作するための機能(モニタ操作機能)をオン/オフするためのスイッチであり、右下隅のスイッチ11は、他の通話機器との間での通話に係る機能(通話機能)をオン/オフするためのスイッチである。
尚、下ケース3の内部で、前ケース2のネジ止め突起25、25・・と対応する位置には、ネジ止め突起25、25・・をネジ止め固定するための固定突起30、30・・が突設されている。
以上のように構成される押しボタン装置を組み立てるに際しては、まず前ケース2の前面側から押しボタン10の係止爪16、16・・の先端部を係止孔23、23・・へ係止させるとともに、支点ボス17、17・・の先端部をボス受け24、24・・内に嵌入させ、前ケース2の後面側からネジ止めして支点ボス17、17・・とボス受け23、23・・とを一体化することにより、押しボタン10を前ケース2の前面側に組み付ける。このとき、押しボタン10の大開口13内に前ケース2の段部20が位置した状態において、押しボタン10は、支点ボス17、17・・の高さだけ取付部21の前方に浮き上がっいる。そして、押しボタン10の操作突起15、15・・は、対応する前ケース2の操作窓22、22・・内に位置している。次に、押しボタン10が組み付けられた状態にある前ケース2を、前面に回路基板12が載置された後ケース3へとネジ止めすれば、各スイッチ11の前方に操作窓22を介して操作突起15が位置し、押しボタン装置、ひいては居室親機1の組み立ては完了となる。
したがって、上述したようにして組み立てられた押しボタン装置では、たとえば玄関子機からの呼び出しに応答したい際には、押しボタン10の右下隅部を押し込み操作すればよい。すると、押しボタン10の右下隅部は、隣り合う右辺部の支点ボス17と下辺部の支点ボス17とを支点として後方へ撓み、右下隅部に設けられた操作突起15が操作窓22を介してスイッチ11に到達し、該スイッチ11がオン操作される。すなわち、押しボタン10の右下隅部は、通話機能をオン/オフするスイッチ11を操作するための応答部10Dとなる。
一方、モニタの明るさを調整したい際には、押しボタン10の右上隅部を押し込み操作すればよい。すると、押しボタン10の右上隅部は、隣り合う右辺部の支点ボス17と上辺部の支点ボス17とを支点として後方へ撓み、右上隅部に設けられた操作突起15が操作窓22を介してスイッチ11に到達し、該スイッチ11がオン操作される。すなわち、押しボタン10の右上隅部は、明るさ調整機能をオン/オフするスイッチ11を操作する明るさ調整部10Bとなる。
また、同様に、音量を調整したい際には押しボタン10の左上隅部を、モニタ操作をしたい際には押しボタン10の左下隅部を夫々押し込み操作すればよい。すると、押し込み操作した箇所が、対応する隣り合う2つの支点ボス17、17を支点として(左上隅部を操作した際には左辺部の支点ボス17及び上辺部の支点ボス17、左下隅部を操作した際には左辺部の支点ボス17及び下辺部の支点ボス17とが支点となる)後方へ撓み、夫々スイッチ11がオン操作される。すなわち、押しボタン10の左上隅部は音量調整部10Aとなり、左下隅部はモニタ操作部10Cとなる。
尚、各箇所の押し込み操作は、規制リブ19が取付部21の前面に当接することにより、それ以上の押し込み操作が規制される。また、押し込みを解除すると、自身の弾性力により押しボタン10は押し込み操作前の状態に復帰する。そして、この復帰方向、すなわち前ケース2からの離反方向への移動については、係止爪16の係止孔23への係止により規制される。
以上のような構成を有する居室親機1の押しボタン装置によれば、弾性を有する合成樹脂により成形された1つの四角形フレーム状パネル部材からなる押しボタン10に支点リブ17、17・・を各辺部毎に夫々設けるとともに、該押しボタン10を、その4箇所を支点として前ケース2の前面に取り付けている。すなわち、押しボタン10に、隣り合う支点リブ17、17間となる4箇所を押し込み操作な操作部として設けている。また、押しボタン10の後面の四隅部に、操作突起15、15・・を後方へ突設するとともに、前ケース2に操作突起15、15・・を挿通可能な操作窓22、22・・を開設し、更に本体ケース内に収納される回路基板12上において、それぞれ操作窓22、22・・内に露出する位置に4つのスイッチ11、11・・を搭載している。そして、押しボタン10の四隅部の何れかを押し込み操作すると、4箇所の支点のうち押し込み操作された隅部を挟んで隣り合う2箇所を支点として、該隅部が撓んで押し込まれ、その隅部に設けられた操作突起15が操作窓22を介して本体ケース内へ進入し、回路基板12上の対応するスイッチ11をオン/オフ操作するようになっている。すなわち、1つの押しボタン10で4つの異なるスイッチ11、11・・をオン/オフ操作可能としている。
そのため、各スイッチ毎に別個の押しボタンを設けていた従来と比較して、部品点数を減らすことができる。また、従来採用されていた十字ボタンと比較すると、支点17、17間を操作部としており、その操作部の違いによりオン/オフ操作するスイッチ11、11・・を異ならせているため、異なるスイッチをオン/オフ操作するための構成が簡易である。したがって、低コスト化、組立作業の簡略化等を図ることができる。また、十字ボタンとは異なり、大型に形成することができ、通話機器における基本的な押しボタンである通話機能をオン/オフさせるためのボタンとしても採用することができる。
また、押しボタン10の外周辺を後方へ折り曲げており、押しボタン10の隅部を押し込み操作した際、前ケース2(取付部21)の前面に当接して押しボタン10の過度の押し込み操作を規制する規制リブ19としている。したがって、押しボタン10の押し込み過ぎによるスイッチ11、11・・の破損や押しボタン10自体の破損等を防止することができる。
さらに、押しボタン10の後面に係止爪16、16・・を設ける一方、前ケース2に係止爪16が係止可能な係止孔23、23・・を設けており、押し込みが解除されて復帰する際に、復帰方向、すなわち前ケース2からの離反方向への移動を、係止爪16の係止孔23への係止により規制するように構成している。したがって、必要以上に押しボタン10が前ケース2から離反してしまう事態を防止することができるし、押しボタン10の隅部の前方への変形防止をも図ることができる。
さらにまた、押しボタン10を、中央に大開口13を有する四角形フレーム状に形成しているとともに、押しボタン10の後面に、複数の溝18、18・・を刻設しているため、押しボタン10の可撓性が向上しており、隅部を押し込み操作した際に、押しボタン10が撓みやすく、使用者が操作する際の操作性の向上を図ることができる。
加えて、押しボタン10は前ケース2の前面において、モニタ部5やスピーカ部6を囲むように設けられており、化粧パネルとしての機能も有しているため、部品点数の一層の削減を図ることができるし、押しボタンとしての機能を有する化粧パネルとして従来にない斬新な外観に仕上げることができる。
なお、本発明に係る通話機器の押しボタン装置は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、通話機器の構成は勿論、押しボタン10の形状や取付位置、取付に係る構成等を、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、上記実施形態では、押しボタン10を四角形フレーム状に形成しているが、三角形フレーム状や四角形よりも角の多い多角形フレーム状、円形フレーム状に形成してもよく、特に四角形以上となる多角形フレーム状に形成するに際しては、操作部としたい角部の数に応じて支点の数も適宜変更可能である(たとえば、上記実施形態同様の四角形フレーム状の押しボタンであっても、そのうち下側の二つの角部のみを操作部としたいのであれば、支点を4箇所設ける必要はなく、左右両辺部と下辺部との3箇所に設ければよい)。
また、押しボタン10の大きさや取付位置について、スピーカ部6の左右や下方等に小型の押しボタン10を設けてもよく、その際には、押しボタン10に化粧パネルとしての機能をもたせずともよい。
さらに、上記実施形態では、押しボタン10に操作突起15を設け、押しボタン10の操作により操作突起15が直接スイッチ11をオン/オフ操作するような構成としているが、押しボタン10の隅部の押し込み操作に連動してスイッチ11をオン/オフ操作する別途部材を設けてもよいし、スイッチ11を回路基板12上に設けるのではなく、タッチセンサ等のスイッチとして前ケース2の前面と押しボタン10との間に介在させるような構成を採用することも可能である。
さらにまた、押しボタン10を反押し込み方向へ付勢するバネ等の付勢部材を別途設置してもよいし、支点ボス17、17・・や係止爪16、16・・を押しボタン10又は前ケース2のどちらから突設するか等については適宜設計変更可能である。
加えて、居室親機1の押しボタン装置について説明しているが、本発明の押しボタン装置は、玄関等に設置するインターホン機器の玄関子機や居室内に設置する電話機器等の他の通話機器に対しても良好に適用することができる。
1・・居室親機(通話機器)、2・・前ケース、3・・後ケース、4・・マイク部(通話部)、5・・モニタ部(表示部)、6・・スピーカ部(通話部)、10・・押しボタン、11・・スイッチ、12・・回路基板、13・・大開口、14・・凹部、15・・操作突起、16・・係止爪、17・・支点リブ(支点)、18・・溝、19・・規制リブ、20・・段部、21・・取付部、22・・操作窓、23・・係止孔(被係止部)、24・・ボス受け(支点)。

Claims (5)

  1. 通話機器ケースの前面を構成する前ケースに設けられた押しボタンの後方への押し込み操作に伴い、所定のスイッチをオン/オフ操作する通話機器の押しボタン装置であって、
    前記押しボタンが、フレーム状に形成された弾性を有するパネル部材であり、前記押しボタンを、少なくとも3箇所以上を支点として前記前ケースに取り付けるとともに、隣り合う前記支点と前記支点との間を後方へ押し込み操作可能な操作部としており、
    押し込み操作した前記操作部の違いにより、異なる前記スイッチをオン/オフ操作可能としたことを特徴とする通話機器の押しボタン装置。
  2. 前記押しボタンの外周辺に後方へ突出する規制リブを設けており、前記操作部を押し込み操作した際、前記規制リブが前記前ケースの前面に当接することにより、前記操作部の過度の押し込み操作を規制可能としたことを特徴とする請求項1に記載の通話機器の押しボタン装置。
  3. 前記押しボタンと前記前ケースとの何れか一方に他方側へ突出する係止爪を、他方に前記係止爪が係止可能な被係止部を夫々設けており、前記係止爪の前記被係止部への係止により、前記押しボタンと前記前ケースとが離反方向へ移動することを規制可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の通話機器の押しボタン装置。
  4. 前記押しボタンの後面に、可撓性を向上するための複数の溝を刻設したことを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の通話機器の押しボタン装置。
  5. 前記前ケースの中央に通話部及び表示部が設けられているとともに、前記押しボタンが前記通話部及び前記表示部を囲むように設けられた化粧パネルであり、
    前記押しボタンの後面に操作突起が後方へ突設されている一方、前記前ケースの前記操作突起と対応する位置に操作窓が開設されており、
    前記操作部の押し込み操作により、前記操作突起が前記操作窓を介して前記通話機器ケース内へ進入し、前記通話機器ケース内に収納された回路基板上に搭載されている前記スイッチをオン/オフ操作することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の通話機器の押しボタン装置。
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