JP2013003239A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】回転体の表面に塗布する潤滑剤の塗布量を簡易な構成で安定させる画像形成装置を提供する。
【解決手段】本発明の画像形成装置は、回転体1と、回転体1の表面に塗布される潤滑剤を含む潤滑材6と、潤滑材6に空気を吹き付ける送風手段9と、回転体1上で潤滑材6を収納すると共に取り囲むケース部8と、を有し、ケース部8は、送風手段9からの空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜ける風路が形成されている。
【選択図】図2A
【解決手段】本発明の画像形成装置は、回転体1と、回転体1の表面に塗布される潤滑剤を含む潤滑材6と、潤滑材6に空気を吹き付ける送風手段9と、回転体1上で潤滑材6を収納すると共に取り囲むケース部8と、を有し、ケース部8は、送風手段9からの空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜ける風路が形成されている。
【選択図】図2A
Description
本発明は、画像形成装置に関する。
画像形成装置において、記録用紙に転写されるトナー像の品質を一定に保つため、感光体ドラムなどの回転体の表面の状態を良好に維持することは重要である。一般に画像形成装置は、回転体の表面の状態を良好に維持するために回転体の表面をクリーニングするクリーナーを有する。
たとえば、下記特許文献1には、クリーニングブレードを感光体ドラムに当接させて感光体ドラムの表面の残トナーを掻き取るドラムクリーナーが開示されている。特許文献1のドラムクリーナーでは、感光体ドラムの表面とクリーニングブレードとの摩擦を安定させるため、感光体ドラムの表面に潤滑剤が塗布される。また、感光体ドラムの表面の温度を測定し、感光体ドラムの表面に対する潤滑剤の押圧力を測定温度に基づいて変更して塗布量の安定化を図っている。
しかしながら、上記特許文献1の画像形成装置では、感光体ドラムの表面に対する潤滑剤の押圧力を測定温度に基づいて変更するため、ドラムクリーナーの構成が複雑になるという問題がある。本発明は、上述した問題を解決するためになされたものである。したがって、本発明の目的は、回転体の表面に塗布する潤滑剤の塗布量を簡易な構成で安定させる画像形成装置を提供することである。
本発明の上記目的は、下記の手段によって達成される。
(1)回転体と、前記回転体の表面に塗布される潤滑剤を含む潤滑材と、前記潤滑材に空気を吹き付ける送風手段と、前記回転体上で前記潤滑材を収納すると共に取り囲むケース部と、を有し、前記ケース部は、前記送風手段からの空気が前記潤滑材の表面に沿って通り抜ける風路が形成されていることを特徴とする画像形成装置。
(2)前記ケース部には、前記回転体の表面の残留物を掻き取るクリーニング手段が取り付けられ、前記クリーニング手段の一端部は、前記回転体の表面に摺接することを特徴とする上記(1)に記載の画像形成装置。
(3)前記ケース部には、前記回転体の表面に塗布された潤滑剤を均一化するための潤滑剤均一化手段が取り付けられ、前記潤滑剤均一化手段の一端部は、前記回転体の表面に摺接することを特徴とする上記(1)または(2)に記載の画像形成装置。
(4)前記回転体は、感光体ドラムであることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(5)前記回転体は、中間転写ベルトであることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(6)前記回転体は、2次転写ローラーであることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(7)前記潤滑剤を前記回転体の表面に塗布するための塗布手段をさらに有することを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
(8)前記ケース部は、金属材料を含むことを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれか1つに記載の画像形成装置。
本発明の画像形成装置によれば、空気が潤滑材の表面に沿って通り抜けるので、潤滑材を冷却することができる。したがって、回転体の表面に塗布する潤滑剤の塗布量を簡易な構成で安定させることができる。その結果、クリーナーのクリーニング性能を向上または維持することができる。
以下、添付した図面を参照しながら、本発明の実施形態を説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。また、図面の寸法比率は、説明の都合上誇張されており、実際の比率とは異なる場合がある。
(第1の実施形態)
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は本発明の第1の実施形態の画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態の画像形成装置は、空気を潤滑材の表面に沿って流すことにより潤滑材を冷却するものである。なお、本実施形態の画像形成装置は、複写機、プリンター、複合機などに適用することができる。以下では、本実施形態の画像形成装置として複写機を例示して説明する。
以下、図1を参照して、本発明の第1の実施形態を説明する。図1は本発明の第1の実施形態の画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。本実施形態の画像形成装置は、空気を潤滑材の表面に沿って流すことにより潤滑材を冷却するものである。なお、本実施形態の画像形成装置は、複写機、プリンター、複合機などに適用することができる。以下では、本実施形態の画像形成装置として複写機を例示して説明する。
図1に示すとおり、本実施形態の画像形成装置100は、画像読取部10、画像形成部20、用紙搬送部30、制御部40、および給紙部50を有する。なお、以下では、本実施形態の画像形成装置100の主要な構成を中心に説明し、従来の画像形成装置と同様の構成については説明を省略する。
画像読取部10は、原稿の画像を読取り、記憶する。本実施形態では、画像読取部10は、光源11、光学系12、撮像素子13、および画像処理系14を有する。
光源11から照射された光は、読取面15に載置された原稿Pに照射され、その反射光は光学系12を通じて、読取り位置に移動した撮像素子13に結像される。撮像素子13は、原稿Pからの反射光強度に応じて電気信号を生成する。生成された電気信号は、画像処理系14において、アナログ信号からディジタル信号に変換されたのち、補正処理、フィルター処理、画像圧縮処理などが施され、画像データとして画像処理系14のメモリーに記憶される。
画像形成部20は、電子写真プロセスで画像を形成し、形成された画像を記録媒体としての記録用紙Sに定着する。本実施形態では、画像形成部20は、イエロー(Y)色の画像を形成する画像形成部20Y、マゼンタ(M)色の画像を形成する画像形成部20M、シアン(C)色の画像を形成する画像形成部20C、黒(K)色の画像を形成する画像形成部20Kを備えており、それぞれ共通する符号20の後に形成する色をあらわす符号Y、M、C、Kを付して表記されている。
画像形成部20Yは、回転体としての感光体ドラム1Yおよびその周囲に配置された帯電部2Y、光書込部3Y、現像装置4Yおよびドラムクリーナー5Yを有して構成される。感光体ドラム1Yは、ドラムモーターにより所定の速度で回転する。
同様に、画像形成部20Mは、感光体ドラム1Mの周囲に配置された帯電部2M、光書込部3M、現像装置4Mおよびドラムクリーナー5Mを有して構成される。また、画像形成部20Cは、感光体ドラム1Cの周囲に配置された帯電部2C、光書込部3C、現像装置4Cおよびドラムクリーナー5Cを有して構成される。また、画像形成部20Kは、感光体ドラム1Kの周囲に配置された帯電部2K、光書込部3K、現像装置4Kおよびドラムクリーナー5Kを有して構成される。
画像形成部20Y、20M、20C、20Kにおけるそれぞれの感光体ドラム1Y、1M、1C、1K、帯電部2Y、2M、2C、2K、光書込部3Y、3M、3C、3K、現像装置4Y、4M、4C、4Kおよびドラムクリーナー5Y、5M、5C、5Kは、それぞれ共通する内容の構成である。以下、特に区別が必要な場合を除き符号Y、M、C、Kを付さずに表記することがある。なお、本実施形態のドラムクリーナー5の詳細については後述する。
画像形成部20は、画像処理系14のメモリーに記憶されている画像データに基づいて、光書込部3にて画像情報信号を感光体ドラム1に書き込み、感光体ドラム1に画像情報信号に基づく潜像を形成する。そして潜像は現像装置4により現像され、感光体ドラム1上に可視画像であるトナー像が形成される。
画像形成部20Y、20M、20C、20Kのそれぞれ感光体ドラム1Y、1M、1C、1Kに、それぞれ、イエロー(Y)色、マゼンタ(M)色、シアン(C)色、黒(K)色の画像が形成される。
中間転写ベルト21は、複数のローラーにより巻回され、走行可能に支持されている。画像形成部20Y、20M、20C、20Kより形成された各色のトナー画像は、走行する中間転写ベルト21上に一次転写部7Y、7M、7C、7Kにより逐次転写されてY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(黒)の各色層が重畳したカラー画像が形成される。
用紙搬送部30は、記録用紙Sを搬送する。記録用紙Sは、給紙部50の給紙トレイ51、52、または53に収容されている。用紙搬送部30は、送り出しローラー31と、さばきローラー32と、搬送ローラー33と、ループローラー(中間ローラー)34と、レジストローラー35と、を備える。
記録用紙Sは、送り出しローラー31によって給紙トレイ51、52、または53から搬送経路に送り出され、さばきローラー32によって1枚に分離される。1枚に分離された記録用紙Sは、搬送ローラー33によって搬送経路に沿ってループローラー34およびレジストローラー35を経て2次転写ローラー22に搬送される。
そして、記録用紙S上に中間転写ベルト21上のカラー画像が転写される。カラー画像が転写された記録用紙Sは、定着部23にて熱と圧力とを加えることにより記録用紙S上のトナー像が定着され、排紙ローラー36を経て画像形成装置100の外に排出される。
また、画像形成装置100は、用紙反転部37を備えており、定着がなされた記録用紙Sを定着搬送ローラーから用紙反転部37に導いて表裏を反転して排出することができる。それにより、記録用紙Sの両面に画像を形成することができる。
制御部40は、画像読取部10、画像形成部20、および用紙搬送部30を制御する。制御部40は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、およびROM(Read Only Memory)を有する。CPUは、ROMに記憶されたソフトウェア・プログラムにしたがって、画像読取部10、画像形成部20、および用紙搬送部30を制御し、演算結果などをRAMに記憶する。
以下、図2Aおよび図2Bを参照して、本実施形態のドラムクリーナーをより詳しく説明する。図2Aは図1に示すドラムクリーナーを説明するための概略断面図であり、図2Bは図2Aに示すドラムクリーナーをB−B線に沿って切断した概略断面図である。
ドラムクリーナー5は、中間転写ベルト21にトナー像が転写されたのち、感光体ドラム1の表面に残留したトナー、外添剤などの残留物を掻き取ることにより、感光体ドラム1の表面の状態を良好に維持する。
図2Aに示すとおり、本実施形態のドラムクリーナー5は、潤滑材6と、塗布手段としての塗布ブラシ7と、ケース部8とを有する。ケース部8は、ケーシング部材8A、クリーニングブレード8B、および潤滑剤均一化ブレード8Cを有する。
潤滑材6は、潤滑剤を含む。潤滑剤は、感光体ドラム1の表面に塗布されて、感光体ドラム1の表面とクリーニングブレード8Bとの摩擦を調整する。具体的には、潤滑材6は、ステアリン酸亜鉛(Zn−St)などの疎水性固体の材料を含み、ケーシング部材8Aに設置された支持部材上に配置されて感光体ドラム1の回転軸方向に板状に延在する。
潤滑材6は、温度によって粘性が変化するため、温度を所定の範囲内に維持することが重要である。たとえば、潤滑材6の温度が上昇すると粘性は低くなり、感光体ドラム1の表面に塗布される潤滑剤の塗布量が多くなる。一方、潤滑材6の温度が下降すると粘性は高くなり、感光体ドラム1の表面に塗布される潤滑剤の塗布量が少なくなる。
感光体ドラム1の表面に塗布される潤滑剤が多過ぎたり、または少な過ぎたりすると、感光体ドラム1の表面における摩擦係数μが、適正とされる0.2〜0.4にならないことがある。本実施形態では、摩擦係数μが0.2〜0.4になるように、潤滑材6の温度は30〜40℃に維持されることが好ましい。
塗布ブラシ7は、潤滑材6から潤滑剤を擦り取り、感光体ドラム1の表面に塗布する。塗布ブラシ7は、たとえば樹脂製のブラシであり、アクリル系材料を含む。
ケース部8は、潤滑材6を感光体ドラム1上で取り囲む。本実施形態では、図2Bに示すとおり、ケーシング部材8Aは、送風手段としてのファン9からの空気をケース部8の内側に導入するための第1の開口部を有する。ケース部8は、第1の開口部を通じて導入されたファン9からの空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜ける風路を形成する。
なお、図2Bにおいて、矢印は空気の流れを示す。ファン9は、画像形成装置100の外部からケース部8に外気を導入する。なお、ファン9には外気に含まれる塵などを除去するフィルターが取り付けられることが好ましい。
クリーニングブレード8Bは、クリーニング手段として、感光体ドラム1の表面の残留物を掻き取る。具体的には、クリーニングブレード8Bは、感光体ドラム1の回転方向に対して反対方向(カウンタ方向)にクリーニングブレード8Bの一端部を感光体ドラム1に摺接させて、感光体ドラム1の表面の残留物を掻き取る。
潤滑剤均一化ブレード8Cは、潤滑剤均一化手段として、感光体ドラム1の表面に塗布された潤滑剤を均一化する。具体的には、潤滑剤均一化ブレード8Cは、感光体ドラム1の回転方向についてクリーニングブレード8Bの下流側に位置し、一端部が感光体ドラム1に摺接しており、感光体ドラム1の表面に塗布された潤滑剤を均一化および薄層化する。
以上のとおり構成される本実施形態のドラムクリーナー5は、クリーニングブレード8Bが感光体ドラム1の表面の残留物を掻き取りつつ、塗布ブラシ7が感光体ドラム1の表面に潤滑剤を塗布し、潤滑剤均一化ブレード8Cが塗布された潤滑剤を均一化する。
本実施形態では、ケース部8が回転体1上で潤滑材6を収納すると共に取り囲むことにより、感光体ドラム1と、ケース部8のケーシング部材8A、クリーニングブレード8B、および潤滑剤均一化ブレード8Cとで略閉空間を形成している。したがって、ファン9からの空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜けるので、潤滑材6を冷却することができる。その結果、潤滑材6の温度は、30〜40℃程度に維持される。なお、潤滑材6を冷却した空気は、ケーシング部材8Aに形成された第2の開口部を通じてケース部8の外部に排出される。
また、本実施形態では、ファン9を所定速度で回転させ、ケース部8に外気を導入して潤滑材6を冷却することにより、感光ドラム1の表面に塗布する潤滑剤の塗布量を簡易な構成で安定させている。したがって、本実施形態では、感光ドラム1の表面に塗布する潤滑剤の塗布量を安定させるために制御手段、検知手段などを設ける必要はない。
また、本実施形態では、ケース部8は、金属材料を含む。したがって、ケース部8によって形成される風路が高い冷却効果を有するので、潤滑材6の冷却効率を高めることができる。
なお、本実施形態のクリーニングブレード8Bおよび潤滑剤均一化ブレード8Cは、ケーシング部材8Aと一体的に形成してもよいし、ケーシング部材8Aとは別体として形成してもよい。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置100によれば、空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜けるので、潤滑材6を冷却することができる。したがって、感光ドラム1の表面に塗布する潤滑剤の塗布量を簡易な構成で安定させることができる。その結果、ドラムクリーナー5のクリーニング性能を向上または維持することができる。また、ケース部8によって形成される風路が高い冷却効果を有するので、潤滑材6の冷却効率を高めることができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、塗布ブラシを介して感光体ドラムの表面に潤滑剤を塗布する場合について説明した。第2の実施形態では、塗布ブラシを介さず、感光体ドラムに潤滑材を直接的に接触させて、感光体ドラムの表面に潤滑剤を塗布する場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、塗布ブラシを介して感光体ドラムの表面に潤滑剤を塗布する場合について説明した。第2の実施形態では、塗布ブラシを介さず、感光体ドラムに潤滑材を直接的に接触させて、感光体ドラムの表面に潤滑剤を塗布する場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図3Aは、本発明の第2の実施形態のドラムクリーナーを説明するための概略断面図である。図3Aに示すとおり、本実施形態のドラムクリーナー5は、潤滑材6およびケース部8を有する。潤滑材6およびケース部8については、第1の実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。
また、本実施形態では、第1の実施形態とは異なり、塗布ブラシを介さず、感光体ドラム1に潤滑材6を直接的に接触させて、感光体ドラム1の表面に潤滑剤を塗布する。
本実施形態では、ケース部8が潤滑材6を感光体ドラム1上で取り囲むことにより、感光体ドラム1と、ケース部8のケーシング部材8A、クリーニングブレード8B、および潤滑剤均一化ブレード8Cとで略閉空間を形成している。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置100によれば、塗布ブラシを介さずに感光体ドラム1の表面に潤滑剤を塗布する場合において、感光体ドラム1とケース部8とが略閉空間を形成するので、空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜ける。したがって、潤滑材6を冷却することができる。
(第3の実施形態)
第1の実施形態では、ケース部がケーシング部材、クリーニングブレード、および潤滑剤均一化ブレードを有する場合について説明した。第3の実施形態では、ケース部がケーシング部材を有し、クリーニングブレードおよび潤滑剤均一化ブレードを有しない場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、ケース部がケーシング部材、クリーニングブレード、および潤滑剤均一化ブレードを有する場合について説明した。第3の実施形態では、ケース部がケーシング部材を有し、クリーニングブレードおよび潤滑剤均一化ブレードを有しない場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図3Bは、本発明の第3の実施形態のドラムクリーナーを説明するための概略断面図である。図3Bに示すとおり、本実施形態のドラムクリーナー5は、潤滑材6およびケース部8を有する。潤滑材6については、第1の実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。
本実施形態のケース部8は、第1の実施形態とは異なり、ケーシング部材を有し、クリーニングブレードおよび潤滑剤均一化ブレードを有しない。
また、本実施形態では、塗布ブラシを介さず、感光体ドラム1に潤滑材6を直接的に接触させて、感光体ドラム1の表面に潤滑剤を塗布する。
本実施形態では、ケース部8が潤滑材6を感光体ドラム1上で取り囲むことにより、感光体ドラム1とケース部8とで略閉空間を形成している。なお、ケース部8の端部と感光体ドラム1の表面との間の距離は、1〜数mm程度であることが好ましい。この程度の距離であれば、ケース部8に導入された空気が外部に漏れることはほとんどない。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置100によれば、ドラムクリーナー5がクリーニングブレードおよび潤滑剤均一化ブレードを有しない場合において、感光体ドラム1とケース部8とが略閉空間を形成するので、空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜ける。したがって、潤滑材6を冷却することができる。
(第4の実施形態)
第1の実施形態では、ケース部がケーシング部材、クリーニングブレード、および潤滑剤均一化ブレードを有する場合について説明した。第4の実施形態では、ケース部がケーシング部材およびクリーニングブレードを有し、潤滑剤均一化ブレードを有しない場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、ケース部がケーシング部材、クリーニングブレード、および潤滑剤均一化ブレードを有する場合について説明した。第4の実施形態では、ケース部がケーシング部材およびクリーニングブレードを有し、潤滑剤均一化ブレードを有しない場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図3Cは、本発明の第4の実施形態のドラムクリーナーを説明するための概略断面図である。図3Cに示すとおり、本実施形態のドラムクリーナー5は、潤滑材6およびケース部8を有する。潤滑材6については、第1の実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。
本実施形態のケース部8は、第1の実施形態とは異なり、ケーシング部材8Aおよびクリーニングブレード8Bを有し、潤滑剤均一化ブレードを有しない。
また、本実施形態では、塗布ブラシを介さず、感光体ドラム1に潤滑材6を直接的に接触させて、感光体ドラム1の表面に潤滑剤を塗布する。
本実施形態では、ケース部8が潤滑材6を感光体ドラム1上で取り囲むことにより、感光体ドラム1と、ケース部8のケーシング部材8Aおよびクリーニングブレード8Bとで略閉空間を形成している。なお、ケース部8のケーシング部材8Aの端部と感光体ドラム1の表面との間の距離は、1〜数mm程度であることが好ましい。この程度の距離であれば、ケース部8に導入された空気が外部に漏れることはほとんどない。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置100によれば、ドラムクリーナー5がケーシング部材8Aおよびクリーニングブレード8Bを有し、潤滑剤均一化ブレードを有しない場合において、感光体ドラム1とケース部8とが略閉空間を形成するので、空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜ける。したがって、潤滑材6を冷却することができる。
(第5の実施形態)
第1の実施形態では、回転体が感光体ドラムである場合について説明した。第5の実施形態では、回転体が中間転写ベルトである場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、回転体が感光体ドラムである場合について説明した。第5の実施形態では、回転体が中間転写ベルトである場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図3Dは、本発明の第5の実施形態の中間転写ベルト用クリーナーを説明するための概略断面図である。図3Dに示すとおり、本実施形態の中間転写ベルト用クリーナー5は、潤滑材6およびケース部8を有する。潤滑材6については、第1の実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。
ケース部8は、ケーシング部材8A、スクレーパー8D、および潤滑剤均一化ブレード8Cを有する。
スクレーパー8Dは、クリーニング手段として、中間転写ベルト21の表面の残留物を掻き取る。具体的には、スクレーパー8Dは、中間転写ベルト21の循環方向に対して反対方向(カウンタ方向)にスクレーパー8Dの一端部を中間転写ベルト21に摺接させて、中間転写ベルト21の表面の残留物を掻き取る。スクレーパー8Dは、金属材料または樹脂材料で形成される。
本実施形態では、ケース部8が潤滑材6を感光体ドラム1上で取り囲むことにより、感光体ドラム1と、ケース部8のケーシング部材8A、スクレーパー8D、および潤滑剤均一化ブレード8Cとで略閉空間を形成している。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置100によれば、ケース部8が潤滑材6を中間転写ベルト21上で取り囲むことにより、中間転写ベルト21とケース部8とで略閉空間を形成している。したがって、ファン9からの空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜けるので、潤滑材6を冷却することができる。
(第6の実施形態)
第1の実施形態では、回転体が感光体ドラムである場合について説明した。第6の実施形態では、回転体が2次転写ローラーである場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
第1の実施形態では、回転体が感光体ドラムである場合について説明した。第6の実施形態では、回転体が2次転写ローラーである場合について説明する。なお、以下では重複する説明を避けるため、第1の実施形態と同じ構成については説明を省略する。
図3Eは、本発明の第6の実施形態の2次転写ローラー用クリーナーを説明するための概略断面図である。図3Eに示すとおり、本実施形態の2次転写ローラー用クリーナー5は、潤滑材6およびケース部8を有する。潤滑材6およびケース部8については、第1の実施形態と同じ構成であるので説明を省略する。
本実施形態では、ケース部8が潤滑材6を感光体ドラム1上で取り囲むことにより、感光体ドラム1と、ケース部8のケーシング部材8A、クリーニングブレード8B、および潤滑剤均一化ブレード8Cとで略閉空間を形成している。
以上のとおり、本実施形態の画像形成装置100によれば、ケース部8が潤滑材6を2次転写ローラー22上で取り囲むことにより、2次転写ローラー22とケース部8とで略閉空間を形成している。したがって、ファン9からの空気が潤滑材6の表面に沿って通り抜けるので、潤滑材6を冷却することができる。
以上のとおり、実施形態において、本発明の画像形成装置を説明した。しかしながら、本発明は、その技術思想の範囲内において当業者が適宜に追加、変形、および省略することができることはいうまでもない。
たとえば、第1〜第6の実施形態では、回転体が感光体ドラム、中間転写ベルト、または2次転写ローラーである場合について説明した。しかしながら、本発明は回転体が感光体ドラム、中間転写ベルト、または2次転写ローラーである場合に限定されることはない。
1 感光体ドラム(回転体)、
5 ドラムクリーナー、
6 潤滑材、
7 塗布ブラシ(塗布手段)、
8 ケース部、
8A ケーシング部材、
8B クリーニングブレード(クリーニング手段)、
8C 潤滑剤均一化ブレード(潤滑剤均一化手段)、
8D スクレーパー(クリーニング手段)、
9 ファン(送風手段)、
10 画像読取部、
20 画像形成部、
21 中間転写ベルト(回転体)、
22 2次転写ローラー(回転体)、
30 用紙搬送部、
40 制御部、
100 画像形成装置。
5 ドラムクリーナー、
6 潤滑材、
7 塗布ブラシ(塗布手段)、
8 ケース部、
8A ケーシング部材、
8B クリーニングブレード(クリーニング手段)、
8C 潤滑剤均一化ブレード(潤滑剤均一化手段)、
8D スクレーパー(クリーニング手段)、
9 ファン(送風手段)、
10 画像読取部、
20 画像形成部、
21 中間転写ベルト(回転体)、
22 2次転写ローラー(回転体)、
30 用紙搬送部、
40 制御部、
100 画像形成装置。
Claims (8)
- 回転体と、
前記回転体の表面に塗布される潤滑剤を含む潤滑材と、
前記潤滑材に空気を吹き付ける送風手段と、
前記回転体上で前記潤滑材を収納すると共に取り囲むケース部と、を有し、
前記ケース部は、前記送風手段からの空気が前記潤滑材の表面に沿って通り抜ける風路が形成されていることを特徴とする画像形成装置。 - 前記ケース部には、前記回転体の表面の残留物を掻き取るクリーニング手段が取り付けられ、
前記クリーニング手段の一端部は、前記回転体の表面に摺接することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ケース部には、前記回転体の表面に塗布された潤滑剤を均一化するための潤滑剤均一化手段が取り付けられ、
前記潤滑剤均一化手段の一端部は、前記回転体の表面に摺接することを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。 - 前記回転体は、感光体ドラムであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記回転体は、中間転写ベルトであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記回転体は、2次転写ローラーであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記潤滑剤を前記回転体の表面に塗布するための塗布手段をさらに有することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の画像形成装置。
- 前記ケース部は、金属材料を含むことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2011132015A JP2013003239A (ja) | 2011-06-14 | 2011-06-14 | 画像形成装置 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014167507A (ja) * | 2013-02-28 | 2014-09-11 | Ricoh Co Ltd | クリーニング装置、これを用いた転写装置、画像形成装置 |
JP2018077410A (ja) * | 2016-11-11 | 2018-05-17 | コニカミノルタ株式会社 | 画像形成装置 |
US20180316400A1 (en) * | 2015-10-08 | 2018-11-01 | Panasonic Intellectual Property Corporation Of America | Transmission method, transmission device, reception method and reception device |
-
2011
- 2011-06-14 JP JP2011132015A patent/JP2013003239A/ja not_active Withdrawn
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