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JP2012533251A - 協同無線アクセス・システムにおけるエネルギ低減、電気通信インフラストラクチャにおいてエネルギ消費を制御するシステムおよび方法 - Google Patents

協同無線アクセス・システムにおけるエネルギ低減、電気通信インフラストラクチャにおいてエネルギ消費を制御するシステムおよび方法 Download PDF

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JP2012533251A JP2012519987A JP2012519987A JP2012533251A JP 2012533251 A JP2012533251 A JP 2012533251A JP 2012519987 A JP2012519987 A JP 2012519987A JP 2012519987 A JP2012519987 A JP 2012519987A JP 2012533251 A JP2012533251 A JP 2012533251A
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チャン,ハイビン
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ヨルグゼスキー,ルジュプコ
リットジェーンス,レムコ
ペイス,エイドリアン・ビクター
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コニンクリーケ・ケイピーエヌ・ナムローゼ・フェンノートシャップ
ネダーランゼ・オルガニサティ・フォーア・トゥーゲパスト−ナトゥールヴェテンシャッペリーク・オンデルゾエク・ティーエヌオー
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Abstract

本発明は、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク間における協同に関し、電気通信インフラストラクチャ全体のエネルギ低減、またはトラフィック・ルーティングを得ることができつつ、なおも電気通信インフラストラクチャ全体として容認可能なネットワーク・カバレッジおよび満足できる性能を可能にする。この協同は、ワイヤレス・アクセス・ネットワーク双方がアクティブになっているとき、特定のエリアにおいて重複するカバレッジを提供すること、そして一時的にこれらのワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つのリソースを一時的に調節する(例えば、オフに切り替える)ために、協同するネットワーク間でトラフィックを切り替えることができるという事実を指す。このように、十分なサービス・カバレッジおよび容量が容認可能な品質を維持するという制約の下で、エネルギ低減および/またはトラフィック・ルーティングを得ることができる。
【選択図】 図3A

Description

本発明は、電気通信インフラストラクチャの分野に関する。更に特定すれば、本発明は、エネルギ消費制御の分野に関し、特に、ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャにおけるエネルギ消費の低減に関する。
従来技術
ワイヤレス通信を可能にするワイヤレス・アクセス・ネットワークの動作は、非常にエネルギを消費する。現在の環境問題に鑑み、近年では電気通信ネットワークのエネルギ消費に対して払われる関心が増加しつつある。
例えば、維持可能エネルギ源(Ericsson AB White Paper "Sustainable energy use in mobile communications(移動体通信における維持可能エネルギの使用), June 2007)を使用するという選択を利用することによって、ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて従来のエネルギ消費を低減するために、種々の研究が行われている。
3GGP長期発展(LTE:Long Term Evolution)ネットワークの開発に伴い、自己編成ネットワーク(SON:self-organizing network)の背景において、ネットワークに対するエネルギ節約の取り組みが行われている。2009年2月付けのNECのWhite Paper、"NEC's proposals for next-generation radio network management"(次世代無線ネットワーク管理に対するNECの提案)において、エネルギは、セルラ・ネットワークの運営費用の相当な部分と見なされている。主な節約の潜在的可能性は、経時的な負荷変動を用いることにあり、例えば、夜間にはリソースの一部のオフに切り替えることを可能にすることが認められる。1カ所の基地局を完全に停止させると、アクセス・ネットワークの他の基地局が、カバレッジ・エリアおよび容量の低減を補う必要がある。このためには、ノード間における協同が必要となる。同様の使用事例は、3GGP TR36.902のV1.2.0において最近記載されている。
基地局を一時的に停止させる具体例が、WO2009/031956に開示されている。この開示は、1つのアクセス・ネットワークを備えている電気通信システムのエネルギ節約方法に関する。この電気通信システムでは、フレーム構造を有する信号が、各基地局セクタ(即ち、各セル内)によって送信される。このフレーム構造は、少なくとも何らかの同期情報またはシステム情報があるオーバーヘッド部を有する。通常動作モードでは、この信号は第1カバレッジ・エリアを有する。通常動作モードとは異なる電力節約動作モードでは、信号は、第1エリアよりも広い第2エリアをカバーするセル内で送信され、他の基地局を停止させることができるようになっている。電力節約モードは、セル容量の使用レベル、セルにおけるユーザ端末の数、および/または経時的なセル使用の統計というような、ある種の動作条件において活性化される。電力節約モードは、トラフィック負荷があるレベルよりも低いときに活性化することができる。第2エリアの拡大は、送信電力レベルを高めることによって、または電力節約モードにおいて異なるアンテナ・デバイスを採用することによって行うことができる。
セルラ電気通信ネットワークのノードに対する同様の適応電力管理方法が、WO02/07464に開示されている。この開示では、電力を節約するために取り除くべき残りのトラフィックをあるキャリアから別のキャリアに移すため、1つのワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局間における調整が開示されており、前者のキャリア上に現在あるトラフィックを後者のキャリアに移すことができるか否か判断するステップを含む。
前述した先行技術のシステムにおける問題は、電気通信ネットワークが容認可能な性能で動作し続けることができるか否かには関係なく、電力節約モードの条件が満たされると直ぐに、エネルギを節約するために、電気通信ネットワーク内におけるノード、例えば、基地局の適合化が行われることである。一例として、カバレッジ・エリアを広げることによるノードの適合化によって、近隣エリアのノードとの干渉が起こる可能性がある。
電気通信インフラストラクチャを制御するネットワーク制御システムを開示する。このネットワークは、エネルギ消費を制御するため、トラフィック・ルーティングの最適化のため、そして電気通信インフラストラクチャにおける他の目的のために構成されている。電気通信インフラストラクチャは、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている。第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって共有される少なくとも1つの重複するカバレッジ・エリア、例えば、セル(の大部分)を含む。第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、それぞれ、重複するカバレッジ・エリアにおいて複数の第1端末および複数の第2端末にサービスを提供することができる。第1および第2端末は、例えば、それぞれの端末における内部設定の結果、これらのネットワーク双方が重複するカバレッジ・エリアにおいてカバレッジを提供するとき、初期状態では第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークと通信する。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、例えば、異なる無線アクセス・ネットワーク技術を有する異なるネットワークを指す。
ネットワーク制御システムは、電気通信インフラストラクチャの1つ以上のノードまたはエレメントにおいて実装することができ、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて少なくとも重複するカバレッジ・エリアにおける第1端末による請求容量を監視し、少なくとも重複するカバレッジ・エリアにおいてサービスを提供するために、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの空き容量を監視するように構成されている監視システムを内蔵する。
本開示において、「容量」という用語は、異なる複数の意味を有することができ、したがって、2つの異なるワイヤレス・アクセス・ネットワークがある場合、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク間における容量変換が必要となることもある。
「容量」という用語は、1時間単位(例えば、秒)においてワイヤレス・ネットワークによって送信される生データ・ビット(つまり、オーバーヘッドが全くない)の量として定義される絶対値に関係することができる。このような場合、通常、容量変換は必要ない。
「容量」という用語は、1時間単位においてワイヤレス・ネットワークによって送信される無線チャネル・ビット(つまり、エラー訂正コーディング、訓練シーケンス/パイロット信号などによって引き起こされる冗長性のような、オーバーヘッドを有するまたは含む生データ・ビット)の量として定義される絶対値に関係することもある。このような場合、容量変換が必要となることがある。第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、1時間単位においてB1オーバーヘッド・ビットを有するA1生データ・ビットを送信し、一方第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークでは、A2生データ・ビットおよびB2オーバーヘッド・ビットが送信されると仮定する。この場合、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対するC1の容量は、例えば、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対するC1−B1+B2の容量に変換することができる。
「容量」という用語は、ワイヤレス・ネットワークによって送信される生データ・ビット(または無線チャネル・ビット)の量の、1時間単位において送信可能な生データ・ビット(または無線チャネル・ビット)の最大数に対する比として定義される相対値(例えば、百分率)に関係することもできる。このような場合も、容量変換が必要となる場合がある。第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが1時間単位において最大Am1生データ・ビット(または無線チャネル・ビット)を送信することができ、一方第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークでは、Bm1生データ・ユニットを送信することができると仮定する。第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対するR1の容量は、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対するR1.Am1/Am2の容量に変換することができる。
その結果、容量変換は必要とされないこと、あるいは2つの異なるワイヤレス・アクセス・ネットワークの容量を関係付けるまたは比較する必要があるときには、容量変換は暗示的に行われることが理解されてしかるべきである。
第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量は、特定の動作性能に対して特定の時点において第1端末によって実際に用いられる容量である(comprise)。第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの空き容量は、特定の動作性能において特定の時点でこのネットワークにおいてアクティブな第2端末によって用いられていない容量である。言い換えると、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの空き容量は、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの割り当て容量(installed capacity)から、第2端末の請求容量を減算した値として定義することができる。
ネットワーク制御システムは、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量を超えた後に、重複するカバレッジ・エリアの中にある第1端末の内1つ以上を、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーし、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて第1端末にサービスを提供するように構成されている。エネルギ消費を制御するため、ここではエネルギ消費を低減するために、電気通信インフラストラクチャでは、本発明の一応用として、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節する。リソースの調節には、このようなリソースのパラメータの調節が含まれる。
本開示では、「リソース」という用語は、システムまたはコンポーネントの機能において役割を果たすシステムまたはコンポーネントのいずれかの態様として定義することができる。通例、リソースは、おそらく使い切ることができ、したがってシステムまたはコンポーネントの性能(capabilities)、あるいはその限度を定義することができるあらゆる態様に関係する。「リソース」は、システムにおいて一般に認められるサブシステム、モジュール、またはコンポーネントにおいて見ることができ、送信機(の数)またはプロセッサ(の数)、および、例えば、信号処理、チャネル・コーディング/デコーディング等を実行する関連機器(「チャネル・エレメント」とも呼ばれ、何らかの製造業者(manufacturers)によって提供される)、あるいはシグナリングまたは動作および保守タスクを実行する関連機器等に見ることができる。システムには、ある数のこのようなサブシステム/コンポーネントが存在し、設置されている場合がある。同じ種類または同様の種類のアクティブなサブシステム/コンポーネントの数を制御すると(例えば、アクティブとなるように制御される送信機の数)、システムに利用可能なリソース全体を制御することができる。
また、「リソース」という用語は、別個のエンティティとして容易に区別することができない特定のサブシステム/モジュール/コンポーネントの態様に関することもできる。このようなリソースの例には、とりわけ、所与のキャリア(周波数)で送信するために用いられる電力、特定の信号が送信される期間、特定の信号を送信するためのコーディング方式および/または変調の種類(達成可能なユーザ・ビット・レートに影響を及ぼす可能性がある、信号を送信するスペクトルの幅、送信が行われる異なる周波数の数(例えば、周波数帯域、キャリア周波数、サブキャリア等)、プロセッサ(「チャネル・エレメント」)によって処理されるトラフィック・ストリーム(例えば、呼)の数、および/またはするコア(core)の数、および/またはプロセッサが動作するクロック周波数および/または電圧が含まれる。以上の例では、リソースは、別個のエンティティとして容易に区別することができない。とは言え、モジュール/コンポーネントの性能(の限度)を定義する態様として一般に認識されている。特定の時点では、このようなリソースは「使用中」(用いられている)であると言うことができ、そのモジュール上にかかるある種の「負荷」に対応し、あるいは「利用可能」(「空いている」)と言うこともできる。
最終的な場合、重複カバレッジ・エリアの中にある全ての第1端末が、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされ、これらのリソースをオフに切り替えることによって、第1ワイヤレス・ネットワークのリソースの内1つ以上を調節する。しかしながら、エネルギ消費は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局の送信電力を低減する(この基地局のカバレッジ・エリアの縮小が起こる可能性がある)というような、それほど厳しくない手段によって低減することもできる。この場合、第1端末はもはや第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークとは通信することができず(例えば、基地局の範囲から、例えば、外れたとき)、このエリアをカバーする第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされる。ハンド・オフが行われる前には異なる第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが同時に動作していたので、第1デバイスおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、ハンドオーバー後もそのまま動作状態でい続け(何らかの適合化を伴う可能性もある)、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、しかるべき動作性能を有し続ける可能性が高い。
また、先に定義したような電気通信インフラストラクチャを制御する方法も開示する。制御の目的は、この場合も、トラフィック・ルーティングの最適化および/または他の目的のために、エネルギ消費を制御することに関係するとして差し支えない。
第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの少なくとも重複カバレッジ・エリアにおいて第1端末によって用いられる請求容量を監視する。また、重複カバレッジ・エリアにおいてサービスを提供するために、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量も監視する。第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの重複カバレッジ・エリアにおける空き容量が、重複カバレッジ・エリアにおいて請求容量を大きく超えた後、エネルギ消費リソースの削減が可能であるならば、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて、ハンドオーバー指示を与える。
ハンドオーバー指示を得た後、重複カバレッジ・エリアの中にある第1端末の内1つ以上が、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークからこれらの第1端末にサービスを提供するために、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされる。エネルギ消費は、例えば、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節することによって、制御する、即ち、この場合では低減することができる。最終的な場合、重複カバレッジ/エリアの中にある全ての第1端末が、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンド/オーバーされ、これらのリソースをオフに切り替えることによって、第1ワイヤレス・ネットワークのリソースの内1つ以上を調節する。この場合も、エネルギ消費は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局の送信電力を低減する(この基地局のカバレッジ・エリアの縮小が起こる可能性がある)というような、それほど厳しくない手段によって低減することもできる。この場合、第1端末はもはや第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークとは通信することができず(例えば、基地局の範囲から、例えば、外れたとき)、このエリアをカバーする第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーされる。
したがって、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク間における協同を用いて、電気通信インフラストラクチャ全体に対するエネルギ低減が得られつつ、電池通信インフラストラクチャによって全体として容認可能なネットワーク・カバレッジおよび満足できる動作性能を可能にすることができる。協同とは、ワイヤレス・アクセス・ネットワーク双方がアクティブになっているとき、特定のエリアにおいて提供することができる重複するカバレッジを指し、そして一時的にこれらのワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つのリソースを一時的に調節する(例えば、オフに切り替える)ために、協同するネットワーク間でトラフィックを切り替えることができることを指す。このように、容認可能な品質で十分なサービス・カバレッジおよび容量を維持するという制約の下で、エネルギ低減に関して、電気通信インフラストラクチャの動作を最適化することができる。
尚、ハンドオーバーの決定に際して、第2ネットワークにおける容量に対するハンドオーバーの影響を推定するために、第1端末による第1ネットワークのリソースの使用状況が用いられることは注記してしかるべきである。しかしながら、第1および第2ネットワーク間におけるこれらのパラメータの1対1の対応が非現実的である場合には、請求容量および/または空き容量に対する少なくとも1つの補正係数を適用することができる。この補正係数は、例えば、第1ネットワークの基地局および第2ネットワークの基地局からの第1端末の距離の差に関係付けることができる。更に、本願において既に述べたように、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおけるリソース単位が異なる表現になっている場合には、変換係数も適用するとよい場合もある。
本願において既に詳細に既定したように、エネルギ消費を低減するために、様々なリソースを選択して調節または一時的にオフに切り替えることができる。既に示したように、例には、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局全体、セルの1セクタのような、基地局の一部、割り当てられたスペクトル(の一部)、処理ボード、送信キャリア等、またはそのパラメータを含むことができる。
尚、第1端末をハンドオーバーする判断はネットワーク制御システムによって行われるが、端末の実際のハンドオーバーおよび/またはリソースの調節は、ネットワーク制御システムの命令時に、当業者には知られているやり方で、電気通信インフラストラクチャにおいて実行してもよいことは認められてしかるべきである。
また、第1端末が第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて用いることができるサービスの内少なくとも一部(異なる品質の可能性もある)を得るために第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを用いることができるか否か検証するために、第1端末の能力をネットワーク制御システムに伝達することもできる(これらの能力を端末からワイヤレス・アクセス・ネットワークに送るまたはインフラストラクチャにおける他のエンティティから端末からの能力を求めることによって明示的に、あるいはどのサービスが端末によって用いられているのか監視することによって暗示的に伝達する)。ハンドオーバー決定アルゴリズムは、端末の能力を考慮に入れることもできる。
ネットワーク制御システムは、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて1つ以上の第1端末にサービスを提供するために、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のネットワーク・エレメントを適合化し、ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つのリソースを調節したことを補うように構成することができる。第1および第2端末に対するカバレッジおよび品質を容認できるレベルに維持するためには、他のワイヤレス・アクセス・ネットワークのリソース(またはそのパラメータ)を電気通信インフラストラクチャによって、調節する必要が生ずることもある。調節する必要があるかもしれないリソース(のパラメータ)の例には、送信電力、ビーム形成パターン、ハンドオーバー閾値、近隣セル・リスト等が含まれる。
尚、1つ以上の第1端末から第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークへのハンドオーバーは、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける第1端末による請求容量を超えたことを検出した後必ずしも直ちに行われる訳ではないことを注記しておく。一例として、請求容量および空き容量の変動による切りがないハンドオーバーを回避するために、何らかの遅延を考慮に入れ、ハンドオーバー手順にヒステリシス・ループや時間間隔を規定するとよい。
更に、ネットワーク制御システムは、第1端末による請求容量を監視して、請求容量閾値よりも低いとき、および/または第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて監視した空き容量が空き容量閾値よりも高いときに、1つ以上の第1端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするように構成することができる。言い換えると、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量を超える毎に1つ以上の第1端末がハンドオーバーされることを避けるために、第1端末の第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークへのハンドオーバーは、1つ以上の閾値条件に応じて行うとよい。これによって、電気通信ネットワークにおける不必要なシグナリングを回避すること、および/または過剰なハンドオーバーおよび/または余りに細か過ぎる時間目盛り上でのリソースの非効率的な調節を防止することができる。
本出願人は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける第1端末の請求容量は、第2ネットワークにハンドオーバーされると、例えば、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局までの距離が異なるために、通常第2ネットワークにおけるこの端末による請求容量とは異なることを確認した。更に、本出願人は、ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量および空き容量は、これらのネットワークにおける端末に対するサービス品質(動作性能)に関係することも確認した。これらの知見によって、請求項2、3、10、および11において定義するように、満足できる動作性能を保証しつつ、ネットワーク制御の改善が可能となる。
請求項2および10の実施形態では、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする前に、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける1つ以上の第1端末についての(最低)動作性能(上ではサービス品質と呼んだ)を考慮に入れることが可能となる。ハンドオーバーが行われるのは、最低サービス品質が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいても予期できるときだけである。勿論、考慮に入れるとよい他の態様には、第1ユーザ端末に対するサービス品質要求に加えてまたはその代わりに、第2ユーザ端末に対する(最低)サービス品質も満たすことができるか否かということがある。分析するとよいサービス品質パラメータの一例に、端末またはサービスに対する(最低)スループットがある。これは、主に、会話音声、ライブ・ビデオ・ストリーミング、およびリアル・タイム・ネットワーク・ゲームというような、リアル・タイム・サービスには有効である。2つの他の例を挙げると、差し支えない遅れ、およびパケット損失率である。これらは、サービスの種類毎に異なる。例えば、3GPP TS 23.203に指定されているように、TCP系サービスに対する遅延計画(budget)は300msであり、一方リアル・タイム・ネットワーク・ゲームに対する遅延計画は50msである。更に、従来の音声のパケット損失率は10−2であり、一方TCP系サービスのパケット損失率は10−6となる。
請求項3および11の実施形態では、ワイヤレス・アクセス・ネットワークの少なくとも1つにおいて、請求容量および/または空き容量の操作を可能にする。これらの実施形態では、第1端末による請求容量は、これらの端末に対する最低サービス品質目標が第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって提供されるときに、第1端末によって取られる容量として定義することができ、それよりも高いサービス品質レベルで第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて元々請求された容量を低下させることができる。空き容量は、ここでは、アクティブな第2端末が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって最低サービス品質目標でサービスを受けるときの未使用容量として定義され、これによって元の空き容量が大きくなる。したがって、1つ以上の端末の第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークへのハンドオーバーを促進する。
ある時点において、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの調節したリソースの1つ以上が再度必要になることもある。
したがって、本発明の他の態様では、電気通信インフラストラクチャを制御するように構成されているネットワーク制御システムを開示する。ここでも、電気通信インフラストラクチャは、第1ワイヤレス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えており、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、重複するカバレッジ・エリアにおいて、複数の端末にサービスを提供することができる。このシステムは、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが少なくとも重複カバレッジ・エリアにおいて端末にサービスを提供しないときに、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって、端末による請求容量、および/または第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量を監視するように構成されている監視システムを備えている。
ネットワーク制御システムは、前記端末による請求容量が、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対する請求容量閾値を超えた後、および/または前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が空き容量閾値未満に低下した後、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節するように構成されている。また、ネットワーク制御システムは、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク内に残っている端末による請求容量が少なくとも前記請求容量閾値まで低下するように、および/または前記第2ネットワークにおける空き容量が少なくとも前記空き容量閾値まで増加するように、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの前記調節したリソースを用いて、前記重複カバレッジ・エリアの中にある前記端末の内1つ以上を、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするように構成されている。
更に、第1ワイヤレス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャを制御する方法を開示する。前記第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、重複するカバレッジ・エリアにおいて、複数の端末にサービスを提供することができる。第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが重複カバレッジ・エリアにある端末にサービスを提供しないとき、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって、端末による請求容量を監視する。
端末による請求容量が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対する請求容量閾値を超えた後、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークのリソースを調節する。第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに残っている端末による請求容量が少なくとも請求容量閾値まで低下するように、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの調節したリソースを用いて、端末の内1つ以上を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする。
第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量は、特定の時点および特定の動作性能で端末によって実際に用いられる容量である。第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの空き容量は,特定の動作性能において特定の時点でこのネットワークにおいてアクティブな端末によって用いられていない容量である。言い換えると、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの空き容量は、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの割り当て容量から、アクティブな端末の請求容量を減算した値として定義することができる。
このように、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいてリソースを調節する必要があるか否か、そして、端末を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーすべきか否か判断するために情報を得るために用いられる。これが利点となるのは、前述のように端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーした後における第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークのリソースの調節が、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク自体がもはやこの情報を得ることができないことを暗示することができる。端末による請求容量を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって監視し、監視した請求容量が請求容量閾値を超えている場合、第1ネットワークのリソースを調節した後、端末の内1つ以上を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする。
尚、前述のように第1端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーした後、未だ重複エリア内にある場合、これら同じ端末を特定することや、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量閾値を超えた後にこれら同じ端末の内1つ以上を逆に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーすることは常に可能という訳ではないことは、認められてしかるべきである。したがって、1つ以上の端末を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする場合、元々の第2端末の内1つ以上を含むこともある。可能であれば、このプロセスには、例えば、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークのエネルギ消費を低減するために、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節することを付帯させるとよい。
第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークのセル上に滞在する端末が第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークに戻ることを可能にするために、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、請求項5および13において定義するように、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの利用可能性を知らせ、更に特性を公表することもできる。このような特性の例には、無線アクセス技術(例えば、GSM、UMTS、LTE、WiMax)、使用する周波数スペクトル、および/またはネットワーク運営業者(PLMN ID)が含まれる。
請求項6および14の実施形態は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークのリソースの内、実際に要求されているリソースのみを、ハンドオーバーされた端末にサービスを提供するために調節する(例えば、再度オンに切り替える)ことができるように、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークへのハンドオーバーを可能にするために調節すべき第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークのリソースを、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって現在サービスを受けている端末の決定されているパラメータに応じて決定することができるという利点がある。これによって、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークのリソースのインテリジェントな調節が可能となり、したがって、例えば、電気通信インフラストラクチャのエネルギ消費を制御するのに役立つことができる。尚、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが判断プロセスに関与してもよいことは、注記してしかるべきである。
一般に、本開示では、第1および第2アクセス・ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、それぞれ、(限定ではないが)、(i)第1無線アクセス技術を用いる第1ネットワークおよび第2の異なる無線アクセス技術を用いる第2ネットワーク(例には、GSMを用いる第1ネットワークおよびUMTSを用いる第2ネットワーク、UMTSを用いる第1ネットワークおよびLTEを用いる第2ネットワーク、UMTSを用いる第1ネットワークおよびWiMAXを用いる第2ネットワークが含まれる)、(ii)第1無線アクセス技術を用いる第1ネットワーク、および第1ネットワークと同じ無線アクセス技術を用いるが独立して運用され、第1ネットワークとは別の物理的リソースを用いる第2ネットワーク(一例は、GSMネットワークを所有し運営する運営者が、他の完全に別の(機器および運用に関して)GSMネットワークを他の運営者から取得するまたは協同することができることである)、(iii)第1ネットワーク運営者の第1ネットワーク、および第2ネットワーク運営者の第2ネットワーク(例には、運営者Aが所有するGSMネットワークおよび運営者Bが所有するGSMネットワーク、運営者Aが所有するGSMネットワーク、および運営者Bが所有するUMTSネットワークが含まれるが、これらに限定されるのではない)、(iv)第1範囲のセルを備えている第1ネットワーク、および第1範囲とは異なる、第2範囲のセルを備えている第2ネットワーク(例には、マクロ・セルを備えている第1ネットワーク、およびマイクロ・セルを備えている第2ネットワーク、マクロ・セルを備えている第1ネットワーク、およびフェムト・セルを備えている第2ネットワークが含まれるが、これらに限定されるのではない)。
このように、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、無線アクセス技術(例えば、GSMおよびUMTS、またはUMTSおよびLTE)、配備された所与の無線アクセス技術の始動(deployed release)、使用周波数スペクトル(例えば、GSMでは900MHzおよび1800MHz周波数帯域(後者をDCSネットワークと呼んでいる)、UMTSでは異なる5MHzキャリア)が異なること、および/または移動体運営者が異なることがある。また、ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、提供するセルの種類がことなる場合もあり、例えば、マクロ・セルおよびピコ・セルがある。一例として、例えば、エネルギ消費を低減するために、UMTSネットワークにおける請求容量が低く、GSMネットワークにおける空き容量が、UMTSネットワークにおける第1端末による使用容量を受け入れるのに十分である場合、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークとしてUMTSネットワークのセル上に滞在している第1端末を、そのセルのために、GSMネットワークにハンドオーバーすることができる(可能であれば、端末の能力がGSMネットワークとの通信を可能にするか否か、および最低サービス品質をGSMネットワークにおいて保証できるか否かについても検証する)。次いで、エネルギを節約するために、UMTSネットワークを調節することができる(例えば、UMTS NodeBをオフに切り替えることによって)。他の例として、第2キャリアの容量および動作性能が、第1の5MHzキャリア上における第1端末による請求容量を受け入れるのに十分であるとき、第1の5MHzキャリアを通じて第1端末にサービスを提供し、第2の5MHzキャリアを通じて第2端末にサービスを提供するNodeBが、第1端末を第25Mhzキャリアにハンドオーバーし、第1の5MHzキャリアをオフに切り替えることができる。
更に、本明細書において開示する電気通信インフラストラクチャは、少なくとも1つの運営および保守センタを備えることができ、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、それぞれ、複数の第1および第2基地局を備えることができ、ネットワーク制御システムの少なくとも一部が、運営および保守センタ、および/または第1および/または第2基地局に収容される。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク間の差の本質(nature)に応じて、電気通信インフラストラクチャにおけるネットワーク制御システムの実施態様の階層レベルを決定することができる。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが例えばことなる納入業者からのものである場合、これらのワイヤレス・アクセス・ネットワークの運用および保守センタ(または同等のネットワーク・エレメント)を、ネットワーク制御システムの実施態様に用いることができる。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークがことなるネットワーク運営者からであるが同じ納入業者からのものである場合、運用および保守センタを統合することもできる。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが1つの納入業者から得られる場合(例えば、運営者が同じ納入業者からの3Gおよび4Gネットワーク双方を提供する)、ネットワーク制御システムの機能(の一部)を、ワイヤレス・アクセス・ネットワークの中に、例えば、基地局、NodeB、またはeNodeB内に実装することができる。この場合、これらのネットワーク・エレメントは、エネルギ消費制御に関連する情報を、他のネットワーク・エレメント(RNCのようなエレメント)を通じて、または直接、例えば、LTEネットワークにおけるItf−X2を通じて交換することができる。結局、ネットワーク制御システム(の一部)を実現するためには、サード・パーティのシステムも用いることができる。
また、本出願人は、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける端末による請求容量が、第1ネットワークにハンドオーバーされるときには、第1ネットワークにおけるこの端末による請求容量とは異なることを認めた。これは、例えば、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局までの距離が異なるからである。更に、本出願人は、ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量および空き容量が、これらのネットワークにおける端末に対するサービス品質に関係することも認めた。これらの知見により、請求項7、8、15、および16において定義するように、満足できる動作性能を保証しつつ、エネルギ制御を改善することが可能になる。
請求項7および15の実施形態では、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする前に、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける1つ以上の端末に対する(最低)動作性能(上ではサービス品質と呼んだ)を考慮に入れることを可能にする。ハンドオーバーが行われるのは、第1ネットワークにおいても最低サービス品質を期待できるときだけである。分析するとよいサービス品質パラメータの一例に、端末の(最低)スループットがある。勿論、考慮に入れるとよい他の態様には、第1ユーザ端末に対するサービス品質要求に加えてまたはその代わりに、第2ユーザ端末に対する(最低)サービス品質も満たすことができるか否かということがある。分析するとよいサービス品質パラメータの一例に、端末に対する(最低)スループットがある。
請求項8および16の実施形態では、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量および/または空き容量の操作を可能にする。これらの実施形態では、端末による請求容量は、これらの端末に対する最低サービス品質目標が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって提供されるときに端末によって使用される容量として定義するとよく、こうして、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける本来の請求容量を減少させる。ここでは、空き容量を、アクティブな端末が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによって最低サービス品質目標でサービスを提供されているときの未使用容量として定義し、こうして本来の空き容量を増加させる。したがって、1つ以上の端末の第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークへのハンドオーバーは抑制される。
尚、端末を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに、そしてその逆にハンドオーバーする判断アルゴリズムの一部では、(相当な)エネルギ低減が実際に得られるか否か検証するために、エネルギ低減推定を伴うとよいことは注記してしかるべきである。これは特に、ネットワーク・リソースが完全にはオフに切り替えられていないが、修正されているだけであるときに該当することである。
本開示において既に示したように、エネルギ節約以外にも、ネットワーク制御システムには、他にも様々な用途があり、以下のことを含むがこれらに限定されるのではない。
・電気通信インフラストラクチャのワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上において1つ以上の基地局をオフに切り替えたことによる放射の低減。
・電気通信インフラストラクチャの1つ以上のワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいて1つ以上の基地局をオフに切り替えたことによるネットワーク干渉の低減。
・利用可能なスペクトルにアクセスすることを、認知ネットワーク(cognitive network)の二次的ユーザに許容するための、スペクトル・リソースの解放。
・バックホール(送信)容量、コア・ネットワーク容量、およびサービスを含むがこれらに限定されない、電気通信インフラストラクチャのネットワーク・リソースを最適に利用するために、2系統以上のことなるワイヤレス・アクセス・ネットワークに跨がるトラフィック、またはこれらのネットワーク間におけるトラフィックの管理、誘導(steering)、ルーティング、および/または制御。
・過剰容量を解放または販売する可能性の創造(即ち、第1ワイヤレス・ネットワークにおいて放出したリソース)。
以後、本発明の実施形態について詳しく説明する。しかしながら、これらの実施形態が本発明の保護範囲を限定するように解釈してはならないことは、認められてしかるべきである。
図1Aは、カバレッジ・エリアを共有する第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャの模式図を示す。 図1Bは、カバレッジ・エリアを共有する第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャの模式図を示す。 図2Aは、ネットワーク制御システムの模式図、およびこのネットワーク制御システムを用いて使用容量および空き容量に基づいて、第1端末を第2ネットワークにハンドオーバーすることを示す簡略図である。 図2Bは、ネットワーク制御システムの模式図、およびこのネットワーク制御システムを用いて使用容量および空き容量に基づいて、第1端末を第2ネットワークにハンドオーバーすることを示す簡略図である。 図3Aは、第1端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、および第1端末を逆に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、それぞれにおける、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークを調節するときの基本的フロー・チャートを示す。 図3Bは、第1端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、および第1端末を逆に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、それぞれにおける、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークを調節するときの基本的フロー・チャートを示す。 図4Aは、第1端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、および第1端末を逆に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、それぞれにおける、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークを調節するときの更に詳細なフロー・チャートを示す。 図4Bは、第1端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、および第1端末を逆に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするとき、それぞれにおける、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークを調節するときの更に詳細なフロー・チャートを示す。 図5Aは、エネルギ消費を低減するために第1および第2ワイヤレス・アクセス通信ネットワークを調節する実用的な例の模式図を示す。 図5Bは、エネルギ消費を低減するために第1および第2ワイヤレス・アクセス通信ネットワークを調節する実用的な例の模式図を示す。 図6Aは、潜在的に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいてオフに切り替えられたリソースにハンドオーバーすることができる第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける負荷を監視する想定場面の例を示す。 図6Bは、潜在的に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいてオフに切り替えられたリソースにハンドオーバーすることができる第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける負荷を監視する想定場面の例を示す。 図6Cは、潜在的に第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおいてオフに切り替えられたリソースにハンドオーバーすることができる第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける負荷を監視する想定場面の例を示す。
図1Aおよび図1Bは、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている、電気通信インフラストラクチャは1の模式図を示す。ここでは、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークは、2つの異なるノード2Aおよび2B(例えば、基地局、NodeB、および/またはeNodeB)によって表されており、それぞれのカバレッジ・エリア3A(破線)および3B(実線)を規定する。カバレッジ・エリア3A、3Bは、重複カバレッジ・エリア4を明確に定める。尚、カバレッジ・エリア3A、3Bの寸法は、時間によっては一定でない場合もあることは、注記してしかるべきである。
複数の第1移動体端末5が、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aと関連付けられており、複数の第2移動体端末6が、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bと関連付けられている。一例として、第1移動体端末5は、アクティブなときに第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aに接続するようにプログラミングすることができ、第2移動体端末6は、アクティブなときに第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bに接続するようにプログラミングすることができる。この状況では、第1端末5も第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bのセル3Bの中にあるときや、第2端末6も第1電気通信ネットワーク2Aのセル3Aの中にあるときであっても、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aは電気通信サービスを端末5に提供し、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bは電気通信サービスを端末6に提供する。尚、図示した端末5、6の各々は複数の移動体端末を代表するのであってもよいことは、明らかなはずである。
図1Aのインフラストラクチャ1では、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bは、1つの納入業者からのものであり、したがって、1つの運営および保守センター(OMC)7によって動作させることができる。ノード2A、2Bは、インターフェースを通じて接続することができる(LTEネットワークの場合)。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bは、無線アクセス技術が異なっていることも(例えば、GSMおよびUMTSまたはUMTSおよびLTE)、使用周波数スペクトルが異なっていること(例えば、GSMでは900MHおよび1800MHz周波数帯域(後者はDCSネットワークとも呼ばれている)、そしてUMTSでは異なる5MHzキャリア)もあり得る。尚、ノード2A、2Bは1つの物理的な場所に設けられてもよいことは注記してしかるべきである。
図1Bのインフラストラクチャでは、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bは、例えば、異なる納入業者からのものであり、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bの各々は、対応するOMC7A、7Bによって運営される。OMC7A、7Bは、例えば、以下で更に詳しく説明するように、エネルギ消費を制御するために、少なくとも、電気通信インフラストラクチャを制御するための情報を交換するために接続されている。
尚、図1Aおよび図1Bの電気通信インフラストラクチャでは、対応するワイヤレス・アクセス・ネットワークのOMCとノード2A、2Bとの間に、更に別のネットワーク・エレメントを配置してもよいことは認められてしかるべきである。これは、当業者には周知のことである。
図1Aおよび図1Bの電気通信インフラストラクチャ1では、OMC7は、ネットワーク制御システム8を備えている。その動作については、図2および図3を参照して更に説明する。しかしながら、ネットワーク制御システム8は、必ずしもこのように集中的に実施することはなく、基地局、NodeB、および/またはeNodeBのような、他のネットワーク・エレメントにおいてエネルギ制御機能を実装し、これらのエレメント間で接続を用いることによって集中でなくする(分散)のであってもよい。また、混成実施態様も考えられる。エネルギ制御のための信号は、管理またはトラフィック・インターフェースを通じて交換することができる。
ネットワーク制御システム8は、監視モジュール10、分析モジュール11、および図2Aに模式的に示したような命令モジュール12を備えている。これらのモジュールは、大凡、プロセッサによって実行されメモリ(図示せず)を利用するソフトウェアとして実装することができる。本発明の一実施形態は、コンピュータ・システムと共に用いるプログラム生産物として実施することができる。このプログラム生産物のプログラム(1つまたは複数)は、実施形態の機能(本明細書において記載する方法を含む)を規定し、種々のコンピュータ読み取り可能記憶媒体に収容することができる。例示的なコンピュータ読み取り可能記憶媒体には、(i)情報が永続的に格納される書き込み不可記憶媒体(例えば、CM−ROMドライブによって読み取り可能なCD−ROM、ROMチップ、またはあらゆるタイプのソリッド・ステート不揮発性半導体メモリのような、コンピュータ内部にあるリード・オンリ・メモリ・デバイス)、および(ii)変更可能な情報が格納される書き込み可能記憶媒体(例えば、ディスケット・ドライブの中にあるフロッピ・ディスク、フラッシュ・メモリまたはハード・ディスク・ドライブ、あるいはあらゆるタイプのソリッド・ステート・ランダム・アクセス半導体メモリ)が含まれるが、これらに限定されるのではない。
図3Aは、ネットワーク制御システム8の動作の一実施形態を示す基本的なフロー・チャートである。
監視モジュール10は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにおける第1端末5、および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける第2端末6によって請求される容量を監視し、その際、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークからの情報、特に、そのノードからの情報を用いて、少なくとも重複エリア4においてこれらの端末による使用容量の指示を受信する。端末5、6の能力、および(最小)要求性能(サービス品質)というような、他の情報も受信することまたは導き出すことができる。
図2Bに示すように、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bにおいて設置されている容量が異なっていることもあり得る。通例、設置された容量の一部が、それぞれのワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bの端末5、6によって用いられる。残りの容量、即ち、使用されない容量を空き容量と呼ぶ。
監視されたデータは、ネットワーク制御システム8の分析モジュール11に供給される。分析モジュール11は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにおいて第1端末によって請求された容量が、図2Bに示す請求容量閾値CCThよりも低いか否か検証する。更に、分析モジュール11は、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける空き容量が、第1端末5の1つ以上を第2ネットワークにハンドオーバーするのに十分か否か検証する。この検証ステップにおいて、分析モジュール11は、空き空間閾値FCThを考慮することができる。
第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにおいて請求された容量が、請求容量閾値CCThよりも大きい場合、第1端末5は第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにハンドオーバーされない。また、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける空き容量が十分でない(または空き容量閾値FCThよりも低いままでいる)場合、第1端末5はネットワーク2Aに残る。
使用容量が請求容量閾値CCthよりも低く、空き容量が空き容量閾値FCThよりも高い場合にのみ(使用容量レベルとFCThとの間の部分が、端末6のために確保され続けている)、そしてエネルギ消費を実際に低減できるのであれば、図2Bにおける矢印HOによって示すように、第1端末5の内1つ以上を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにハンドオーバーする。第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bに対するハンドオーバーの命令は、ネットワーク制御システム8の命令モジュール12を用いて与えられる。影響を受けるネットワークにおけるサービス・カバレッジを可能にするためには、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bを調節する必要がある場合もある。即ち、可能な限り最良のカバレッジおよび/または容量を共通して提供するために、残りのセルの無線パラメータを一緒に最適化することができる。これは、例えば、アンテナの傾き、方位角、信号電力、周波数帯域の変更、および残りの基地局における適用帯域幅を調節することによって遂行することができる。更に、残りのノード2A、2Bは、異なる無線アクセス技術を適用し、更に適したカバレッジ対容量のトレードオフが得られるように、構成し直すことも潜在的に可能である。例えば、カバレッジを広げるためにビーム形成技法を適用する。また、近隣セル・リストおよびネットワーク間/内ハンドオーバー閾値を自動的に更新することもできる。
尚、第1端末5を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにハンドオーバーする前に、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aのリソースを調節してもよいことは、注記してしかるべきである。
尚、第2ネットワーク2Bにおける第2端末6による請求容量が、第1ネットワーク2Aにおける空き容量よりも低いか否か監視し分析することによって、相補的判断アルゴリズムを実行してもよいことも、注記してしかるべきである。この場合も、請求容量閾値および空き容量閾値を考慮に入れることができる。ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2B双方が、指定された端末を互いにハンドオーバーすることを決定するときに、どのように処理を進めるか判断するために、運営者の方針を用いることができる。これらの方針は、調整エンティティを用いた最適エネルギ消費低減想定場面に基づくとよい。
また、分析モジュール11は、選択モジュール13を内蔵するか、またはこれにアクセスすることができ、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aのエネルギ消費を制御するために、調節すべき第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aのリソースを選択する。一例として、ノード2Aのシステム・チャネルの送信電力を低下させ、アンテナの向きを変えて、ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bによってカバーされていないカバレッジ・エリアのみをカバーするようにする(例えば、図1Aおよび図1Bを参照のこと。一部の第1移動体端末5がワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bのセル3Bの範囲内に入っていない)。他の例には、ノード2Aをオフに切り替え、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bの近隣セル(図示せず)によって、セル3Bの外側にある特定の第1移動体端末5のカバレッジを引き継ぐことが含まれる。
第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにおける第1端末5による請求容量は、第2ネットワーク2Bにハンドオーバーされるときには、第2ネットワーク2Bにおけるこの端末による請求容量とは異なるのが一般的である。これは、例えば、ノンコロケート基地局(non-collocated base station)の結果であると考えられる。実際に、図1Aにおいて見られるように、端末5は、ネットワーク2Bの基地局よりも、ネットワーク2Aの基地局に近い。その結果、このような端末5が第2ネットワーク2Bにハンドオーバーされる場合、この端末2Aに対するサービス品質が、ハンドオーバーの前後で同一であり続けると仮定すると、このネットワーク2Bからの請求容量は、ネットワーク2Aから元々請求されていた容量よりも高くなる。分析モジュール11は、このような差を考慮に入れるために、補正係数および/または変換係数を適用することができる。
したがって、ネットワーク2A、2Bにおいて請求容量および空き容量を分析することに加えて、分析モジュール11は、ネットワーク2Aにおける第1端末5の(最低)サービス品質要件、即ち、あるサービス・レベルを、ネットワーク2Bにおいて満たすことができるか否か検証するように構成することもできる。満たすことができる場合、第2ネットワークにおける第2端末6の動作性能が悪影響を受けず、最低サービス品質未満には少なくとも低下しないのであれば、端末5をネットワーク2Bに安全にハンドオーバーすることができる。満たすことができない場合、端末5はネットワーク2Aに残らなければならず、ネットワーク2Aのリソースの調節は、端末5に引き続きサービスを提供できるように行わなければならない。
通常、それぞれのネットワーク2A、2Bにおける端末5、6の1つ以上は、最低サービス品質よりも高いサービス品質を体験する。しかしながら、命令モジュール12からこれらの端末の内1つ以上のサービス品質を操作することにより(即ち、サービス品質を低下させる)、第1ネットワーク2Aから第2ネットワーク2BへのハンドオーバーHOを促進することができる。この場合、第1端末による請求容量を低下させ、第2ネットワーク2Bにおける空き容量を増加させる。したがって、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aから第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bへの1つ以上の端末5のハンドオーバーが促進されることになる。
ある時点において、端末の内1つ以上が第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにも戻らなければならなくなる場合がある。この時点は、1つ以上のイベントによって誘起される可能性がある。そのイベントには、第2ネットワークにおける端末による請求容量が請求容量閾値CCTh’(図3B参照)を超えること、または第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が不十分になること(例えば、空き容量閾値FCTh’を用いる。図3B参照)が含まれるが、これらに限定されるのではない。この場合、可能であれば、第1および/または第2ネットワーク2A、2Bにおける請求容量に関する予測、ならびに性能指標を考慮に入れる。
しかしながら、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aの(リソースの)直前の調節が原因で、このネットワークがもはやこれらのトリガのいずれも検出することができなくなり、その利用可能性を知らせるためおよび/またはこのネットワークに接続するために必要な情報をもはやブロードキャストすることもできなくなっている。したがって、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bも第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aの利用可能性を知らせ、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aの特性、例えば、RATを公表する(advertise)することができるとよい。これらの特性は、例えば、第1ワイヤレス・ネットワーク2AのOMC7から得ることができ、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bから端末にブロードキャストすることができる。
図3Bに示すように、1つ以上の端末を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aに戻すトリガは、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける端末による請求容量であると仮定する。この請求容量が請求容量閾値CCTh’を超えると、現在第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークによるサービスを受けている1つ以上の端末を受け入れることができるようになるために、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A(のリソース)を調節する。また、端末の能力(capabilities)も監視して、どの端末を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにハンドオーバーすべきか決定する際に考慮に入れるとよい。
調節すべきリソースの選択は、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける重複カバレッジ・エリア4(またはセル3B)の中にある実質的に全ての端末5、6のパラメータに基づいて行うことができる。これらのパラメータは、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける端末の位置、能力、および/または請求容量の内少なくとも1つを含むとよい。端末5、6の一部を第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにハンドオーバーするために、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにおいて調節すべきリソースの選択について、図6Aから図6Cを参照して更に詳しく説明する。
次に、端末5、6の内1つ以上を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにハンドオーバーし、サービスを提供する端末数の減少を考慮するために、第2ネットワーク2Bのリソースを再度調節するとよい。
第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおける端末による請求容量は、第1ネットワークにハンドオーバーされるときには、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおけるこの端末による請求容量とは異なるのが一般的である。これは、例えば、第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの基地局までの距離が異なるからである。分析モジュール11は、この差を考慮に入れるために、補正係数および/または変換係数を適用することができる。
分析モジュール11は、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする前に、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける1つ以上の端末に対する(最低)動作性能を考慮に入れるために用いることができる。ハンドオーバーが行われるのは、最低サービス品質が第1ネットワーク2Aにおいても期待できるときのみである。分析することができるサービス品質パラメータの例には、端末またはサービスに対する(最低)スループット、容認可能な遅延、およびパケット損失率がある。
更に、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける請求容量および/または空き容量は、第2ネットワーク2Bにおける端末に対するサービス品質を制御することによって、命令モジュール12からの命令によって操作することもできる。第2ネットワーク2Bにおける端末に対するサービス品質を低下させると、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける端末の請求容量が減少するので、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aへの端末のハンドオーバーを抑制(demote)することができる。これらの実施形態では、端末による請求容量は、これらの端末に対する最低サービス品質目標が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bによって提供されるときに端末によって使用される容量として定義することができ、つまり、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける本来の請求容量が減少する。すると、空き容量は、アクティブな端末が第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bによって最低サービス品質目標でサービスを提供されているときの未使用容量として定義され、つまり、本来の空き容量が増加する。したがって、1つ以上の端末の第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークへのハンドオーバーは抑制される。
基地局2Aにおけるリソース・スイッチOFFおよびスイッチONプロセスに可能な実現化を図4Aおよび図4Bに示す。図示したプロセスは、集中配備の場合にはOMC7において実行され、および/または、図1Aに示した非集中/分散配備の場合には基地局において実行される。図4Aおよび図4Bでは、請求容量は、実際に用いられる容量UCを含み、先に説明したように一部の端末に対するサービス品質低下によって、減らされている可能性がある。
監視ステップにおいて、ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aおよび2Bは、端末の無線能力(サポートされる無線アクセス技術および周波数)、設置されている容量ICおよびIC(例えば、GSMではTRXの数、UMTSでは5MHzキャリアの数、LTEでは1.4から20MHzの帯域等)、ならびに既定の時間間隔における使用容量UCおよびUC(例えば、GSMではTRX毎の時間−周波数スロットの平均使用度、UMTSでは5MHzキャリア毎のアップリンク・ノイズ上昇ならびにダウンリンク平均送信電力およびSFコード使用度、LTEではアップリンクおよびダウンリンクにおける使用物理リソース・ブロック(PRB)の数等)を、カバレッジ・エリアの中にある全ての基地局について収集する。
使用容量UCAが既定の利用閾値Th_Low_Uよりも低く、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bの割り当て容量ICがネットワーク2Aからのトラフィックを受け入れることができる状況では、オフに切り替える第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aのリソースを選択するために、本プロセスを開始する。エネルギ消費を低減するために、選択されるリソースは、例えば、基地局全体、基地局の一部(セクタ/セル)、設置されたスペクトル(GSMではTRX、UMTSでは5MHzキャリア、そしてLTEでは既定数のPRB等)、処理ボード、送信リンクなどを含むとよい。このステップを実行した後、カバレッジを満足できるレベルに維持するため、そして進行中のトラフィックを、アクティブなリソースがある基地局に移行するために、図4Aの最も下にあるブロックに示すように、再構成が必要となる場合がある。
図4Bにおいて、基地局2Aを再度オンに切り替える相補的動作が示されている。この場合も、このプロセスでは、端末を第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにハンドオーバーすることができるか、またはネットワーク2Aへのハンドオーバーを抑制するために第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bにおいて請求/空き容量を制御するために用いることができるか検証するために、サービス品質の効果を分析することができる。一旦既存の容量の利用が増加すると(例えば、UA+Bが既定閾値Th_High_Uを超える)、および/または現在設置されている容量ICが、満足できるサービス品質(QoS)で端末5、6からのトラフィックを受け入れることができないと、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aにおいてオフに切り替えられた基地局(1つまたは複数)を全てまたは部分的に再度オンに切り替えて、十分な容量が利用可能のまま残っていることを確保しなければならない。
前述のように、基地局2Aがオフに切り替えられたエリアにおいて請求容量をどのように決めるかは、単純にオフに切り替えられた基地局2Aが請求容量を測定できないことのために重大である。したがって、このような推定は、エリア4においてカバレッジを提供する、協同ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bによって行われる。ここでは、QoS取り決めによって更に低い実サービス・レベルに低下した場合、アクティブな基地局2Bが、呼の初期要求サービス・レベルを管理する。更に、アクティブな基地局2Bは、第1ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Aの利用可能性を知らせ、オフに切り替えられた基地局の具体的な能力(異なる無線アクセス技術であっても理にかなっている)を公表することもできる。一旦これらの能力において示される関与(interest)が有意になる(significant)と、図4Bの下側のブロックにおいて示すように、問題の基地局は再度オンに切り替えられ、パラメータが調節される。
図5Aおよび図5Bは、それぞれ異なる無線アクセス技術を用いて電気通信インフラストラクチャ1を形成するワイヤレス・アクセス・ネットワーク2A、2Bの複数の非同時(non-coinciding)セル3A(太線)、3Bを模式的に示す。
図5Aは、双方のネットワーク2A、2Bがアクティブであり、指示されたエリアにおいて低い請求容量が監視された状況を示す。これは、図3Aおよび図4Aを参照して先に説明したのと同様である。次いで、ネットワーク2Bにおけるセクタ、およびネットワーク2Aにおける基地局をオフに切り替えることによって、図5Bにおいてエネルギ消費を低減させる。カバレッジを維持するように、それぞれのネットワーク2Aおよび2Bを調節する。
前述のように、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク2Bは、第1ワイヤレス・ネットワーク2Aへのハンドオーバーのために、請求容量を監視するために用いられる。図6Aから図6Cは、非網羅的な1組の可能な想定場面の図を示す。これらの想定場面は、第1ワイヤレス・ネットワーク2Aのリソースのどれを再度オンに切り替えるべきか決定することに関して複雑度が異なる。
例えば、図6Aは、ネットワーク2Aおよび2Bの一致する2つのセルが、完全に重複するカバレッジ・エリア3A、3Bを有することを示す。このような想定場面では、ネットワーク2Bのアクティブなセルが、ネットワーク2Aにおいて再度オンに切り替えるインアクティブなセルを選択するアルゴリズムの入力として、共通するカバレッジ・エリアにおける全請求容量を推定するのは比較的単純なことである。
図6Bおよび図6Cに示す場合では、ネットワーク2Aにおけるインアクティブなセルのカバレッジ・エリアは、ネットワーク2Bにおける多数のアクティブなセルのカバレッジ・エリアと部分的に重複するに過ぎない。このような想定場面では、ネットワーク2Bのアクティブ・セルの各々が、その察知された請求容量の内どの断片が、ネットワーク2Aのインアクティブなセルのカバレッジ・エリアに入るのか推定することができる。これは、測位技法の適用によって行うことができ、例えば、GPS、三角測量法、タイミング進み値、到達角度等を伴う。次いで、調整エンティティ、例えば、ノード2BまたはOMC7ががこれらの断片推定値を集計して、インアクティブなセルにおける全体的なサービス要求(demand)に対する推定値を求め、第1ワイヤレス・ネットワーク2Aのどのリソースを調節すべきか選択する。勿論、計画プログラムからの推定値、または履歴データに基づく推定値というような、他の可能性も存在する。

Claims (17)

  1. 第1ワイヤレス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャにおいて用いるように構成されているネットワーク制御システムであって、前記第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、重複するカバレッジ・エリアにおいて、複数の第1端末および複数の第2端末にそれぞれサービスを提供することができ、前記ネットワーク制御システムが、少なくとも
    −前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける前記第1端末による少なくとも前記重複カバレッジ・エリアにおける請求容量と、
    −前記重複するカバレッジ・エリアにおいてサービスを提供するための、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量と、
    を監視するように構成されている監視システムを備えており、
    前記ネットワーク制御システムが、
    −前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける前記空き容量が、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける前記請求容量を超えた後、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから前記第1端末にサービスを提供するために、前記重複カバレッジ・エリアの中にある前記第1端末の内1つ以上を、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーし、
    −前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節する、
    ように構成されている、ネットワーク制御システム。
  2. 請求項1記載のネットワーク制御システムにおいて、このネットワーク制御システムが、前記第2ネットワークにハンドオーバーする前に、前記第1端末の少なくとも1つに対する少なくとも1つのサービス品質効果を分析し、前記サービス品質効果がサービス品質目標を満たすか否か判断するように構成されている分析モジュールを備えている、ネットワーク制御システム。
  3. 請求項1または2記載のネットワーク制御システムにおいて、このネットワーク制御システムが、前記第1および第2端末それぞれの少なくとも1つに対する少なくとも1つのサービス品質パラメータを制御することによって、前記請求容量および空き容量の内少なくとも1つを制御するように構成されている、ネットワーク制御システム。
  4. 第1ワイヤレス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャにおいて用いるように構成されているネットワーク制御システムであって、前記第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、重複するカバレッジ・エリアにおいて、複数のにそれぞれサービスを提供することができ、前記システムが、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが前記重複カバレッジ・エリアにおいて前記端末にサービスを提供しないときに、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける前記端末による請求容量、および/または前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量を監視するように構成されている監視システムを備えており、前記ネットワーク制御システムが、
    −前記端末による請求容量が、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対する請求容量閾値を超えた後、および/または前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が空き容量閾値未満に低下した後、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節し、
    −前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク内に残っている端末による請求容量が少なくとも前記請求容量閾値まで低下するように、および/または前記第2ネットワークにおける空き容量が少なくとも前記空き容量閾値まで増加するように、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの前記調節したリソースを用いて、前記重複カバレッジ・エリアの中にある前記端末の内1つ以上を、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーする、
    ように構成されている、ネットワーク制御システム。
  5. 請求項4記載のネットワーク制御システムにおいて、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、前記端末に、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの利用可能性、および、任意選択肢として、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上の特性を知らせるように構成されている、ネットワーク制御システム。
  6. 請求項4または5記載のネットワーク制御システムにおいて、前記ネットワーク制御システムが、
    −前記第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの内少なくとも1つにおける位置、能力、および/または請求容量を含む1つ以上のパラメータを決定し、
    −前記1つ以上の端末について決定した前記パラメータに応じて、調節すべき前記1つ以上のリソースを決定する、
    ように構成されている、ネットワーク制御システム。
  7. 請求項4から6の内1つ以上に記載のネットワーク制御システムにおいて、前記ネットワーク制御システムが、前記第1ネットワークにハンドオーバーする前に、前記端末の少なくとも1つに対する少なくとも1つのサービス品質効果を分析し、前記サービス品質効果がサービス品質目標を満たすか否か判断するように構成されている分析モジュールを備えている、ネットワーク制御システム。
  8. 請求項4から7の内1つ以上に記載のネットワーク制御システムにおいて、前記ネットワーク制御システムが、前記端末に対する少なくとも1つのサービス品質パラメータを制御することによって、前記請求容量および前記空き容量を制御するように構成されている、方法。
  9. 第1ワイヤレス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャを制御する方法であって、前記第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、重複するカバレッジ・エリアにおいて、複数の第1端末および複数の第2端末にそれぞれサービスを提供することができ、
    −前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける前記第1端末による請求容量を、少なくも前記重複カバレッジ・エリアにおいて監視するステップと、
    −前記重複カバレッジ・エリアにおいてサービスを提供するために、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの空き容量を監視するステップと、
    −前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの前記重複カバレッジ・エリアにおける前記空き容量が、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの前記重複カバレッジ・エリアにおける前記請求容量を超えたときに、ハンドオーバー指示を与えるステップと、
    −前記ハンドオーバー指示を得た後、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから前記第1端末にサービスを提供するために、前記重複カバレッジ・エリアの中にある前記第1端末の内1つ以上を、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークから前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするステップと、
    −前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節することによって、前記電気通信インフラストラクチャを制御するステップと、
    を備えている、方法。
  10. 請求項9記載の方法であって、更に、前記第1ネットワークにハンドオーバーする前に、前記第1端末の少なくとも1つに対する少なくとも1つのサービス品質効果を分析し、前記サービス品質効果がサービス品質目標を満たすか否か判断するステップを備えている、方法。
  11. 請求項9または10記載の方法であって、更に、前記第1および第2端末それぞれの少なくとも1つに対する少なくとも1つのサービス品質パラメータを制御することによって、前記請求容量および空き容量の内少なくとも1つを制御するステップを備えている、方法。
  12. 第1ワイヤレス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークを備えている電気通信インフラストラクチャを制御する方法であって、前記第1および第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークが、重複するカバレッジ・エリアにおいて複数の端末にサービスを提供することができ、
    −前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークが前記重複カバレッジ・エリアにおいて前記端末にサービスを提供しないときに、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける前記端末による請求容量、および/または前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量を監視するステップと、
    −前記端末による請求容量が、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークに対する請求容量閾値を超えた後、および/または前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が空き容量閾値未満に低下した後、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上のリソースを調節することによって、前記電気通信インフラストラクチャを制御するステップと、
    −前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワーク内に残っている端末による請求容量が少なくとも前記請求容量閾値まで低下するように、および/または前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークにおける空き容量が少なくとも前記空き容量閾値まで増加するように、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの前記調節したリソースを用いて、前記重複カバレッジ・エリアの中にある前記端末の内1つ以上を、第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークから第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークにハンドオーバーするステップと、
    を備えている、方法。
  13. 請求項12記載の方法であって、更に、前記第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの中にある前記端末に、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの利用可能性、および、任意選択肢として、前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークの1つ以上の特性を知らせるステップを備えている、方法。
  14. 請求項12または13記載の方法であって、更に、
    −前記第1ワイヤレス・アクセス・ネットワークおよび第2ワイヤレス・アクセス・ネットワークの内少なくとも1つにおける位置、能力、および/または請求容量を含む1つ以上のパラメータを決定するステップと、
    −前記1つ以上の端末について決定した前記パラメータに応じて、調節すべき前記1つ以上のリソースを決定するステップと、
    を備えている、方法。
  15. 請求項12から14の内1つ以上に記載の方法であって、更に、前記第1ネットワークにハンドオーバーする前に、前記端末の少なくとも1つに対する少なくとも1つのサービス品質効果を分析し、前記サービス品質効果がサービス品質目標を満たすか否か判断するステップを備えている、方法。
  16. 請求項12から15の内1つ以上に記載の方法であって、更に、前記端末に対する少なくとも1つのサービス品質パラメータを制御することによって、前記請求容量および前記空き容量を制御するステップを備えている、方法。
  17. プロセッサによって実行すると、請求項9から16の内1つ以上に記載の方法の1つ以上のステップを実行するように構成されているソフトウェア・コード部を備えている、コンピュータ・プログラム。
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