JP2012250240A - 金属フィラー、はんだペースト、及び接続構造体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】第1の金属粒子と第2の金属粒子との混合体を主成分として含む金属フィラーであって、該混合体が第1の金属粒子100質量部に対し第2の金属粒子が55〜400質量部であり、該第1の金属粒子はCu粒子もしくはCu合金粒子であり、該第2の金属粒子は、AgとSnとを含み、かつ当該Agの含有量が0.3〜4質量%のSn合金粒子である金属フィラー。
【選択図】なし
Description
部品を基板中に内蔵したり、複数のLSIを1パッケージ化したり、限られた容積を有効利用するため、多様な実装技術が開発されている。一方、高密度化が進めば進むほど、基板内部やパッケージ内部に組み込まれた部品のはんだ接続部は、後工程で熱処理を受ける回数が多くなり、部品と封止樹脂の隙間で起こる、はんだ再溶融によるショート問題が顕在化してきている。
その為、基板内部やパッケージ内部に組み込まれた部品の接続において、後工程で複数回の熱処理を受けても、溶融しない鉛フリーはんだ材料の開発が望まれている。
鉛フリーはんだのリフロー熱処理条件とは、代表的なSn−3.0Ag−0.5Cu(融点217℃)で、はんだ接続する場合の一般的なリフロー熱処理条件であり、ピーク温度240〜260℃の範囲のことである。
該はんだ材料は、はんだペーストとして基板内部又はパッケージ内部に部品を組み込こんだ部品内蔵配線板の内蔵された部品のはんだ接続部分への使用等が提案されてきた。
該はんだ材料は、熱処理により、Cu6Sn5を含むCuSn化合物とCu粒子を有する接続部により接続され、且つCu粒子同士は、該CuSn化合物で連結されていることを特徴としている。
また、特許文献2に記載される技術においても、同様に有機皮膜処理をした銅箔表面との部品接合後の接続信頼性において改善の余地があった。
[1]第1の金属粒子と第2の金属粒子との混合体を主成分として含む金属フィラーであって、該混合体が第1の金属粒子100質量部に対し第2の金属粒子が55〜400質量部であり、該第1の金属粒子はCu粒子もしくはCu合金粒子であり、該第2の金属粒子は、AgとSnとを含み、かつ当該Agの含有量が0.3〜4質量%のSn合金粒子である金属フィラー。
[2]前記Cu合金粒子が、Sn13.5〜16.5質量%、Ag9〜11質量%、Bi4.5〜5.5質量%、In0.1〜5質量%、残部にCuを主成分として含むCu合金粒子、もしくはAg15〜25質量%、残部にCuを主成分として含むCu合金粒子である前記[1]に記載の金属フィラー。
[3]前記第2の金属粒子がSnを96〜99質量%含むSn合金粒子である、前記[1]又は[2]に記載の金属フィラー。
[4]前記[1]〜[3]のいずれかに記載の金属フィラーを含むはんだペースト。
[5]前記[1]〜[3]のいずれかに記載の金属フィラーを含む導電性接着剤。
[6]第1の電子部品、第2の電子部品、及び前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを接合するはんだ接合部とを有し、前記はんだ接合部が前記[4]又は[5]に記載のはんだペースト、または導電性接着剤を、リフロー熱処理することによって形成される、接続構造体。
[7]基板と、前記基板の上に搭載された前記[6]に記載の接続構造体とを有する、部品搭載基板。
[8]基板と、前記基板の上に搭載された前記[6]に記載の接続構造体とを有する、部品内蔵基板。
本実施の形態の金属フィラーは、第1の金属粒子と第2の金属粒子との混合体を主成分として含む金属フィラーであって、該混合体が第1の金属粒子100質量部に対し第2の金属粒子が55〜400質量部であり、該第1の金属粒子はCu粒子もしくはCu合金粒子であり、該第2の金属粒子は、AgとSnとを含み、かつ当該Agの含有量が0.3〜4質量%のSn合金粒子であることを特徴とする。
の組成としては例えば、Sn0.3Ag0.7Cu、Sn1.0Ag0.5Cu、Sn2.0Ag0.5Cu、Sn3.0Ag0.5Cu、Sn3.5Ag、Sn4.0Ag0.5Cu、Sn57Bi1Ag等が挙げられ、特にSn3.5Agが好ましい。また、これらは1種を単独で、又は2種以上を混合して用いても良い。
なお、本実施の形態における4.3μm以下の粒子を含まない粉体とは、レーザー回折式粒子径分布測定装置で粉体を測定した際に得られる累積分布において、4.3μm以下の粒子が検出されないことをいう。
第2の金属粒子の平均粒径は、10〜40μmであることが好ましく、10〜30μmであることがより好ましい。
なお、本明細書で規定する第1の金属粒子及び第2の金属粒子の元素組成は、例えば、誘導結合プラズマ(ICP)発光分析等で確認することができる。また、粒子断面の元素組成は、SEM−EDX(特性X線分析装置)を用いることによって解析することができる。
本実施の形態は、上述した本実施の形態の金属フィラーを含むはんだペーストも提供する。当該はんだペーストは、鉛フリーとすることができる。本実施の形態において、鉛フリーとは、EUの環境規制に準じ、鉛の含有量が0.1質量%以下であることを意味する。前記はんだペーストは、金属フィラー成分及びフラックス成分を含むことが好ましく、典型的には、金属フィラー成分及びフラックス成分から成る。金属フィラー成分は、上述した金属フィラーであるが、効果を損なわない範囲で、他の金属フィラーを少量含んでもよい。
本実施の形態は、上述した本実施の形態の金属フィラーを含む導電性接着剤も提供する。一般に、導電性接着剤とは、銀、銅、カーボンファイバー等の導電性の良い材料を含む接着剤をいう。前記導電性接着剤中の金属フィラー成分の含有量は、特性の観点から、導電性接着剤の全質量(すなわち、100質量%)を基準として、70〜90質量%の範囲であることが好ましく、75〜85質量%の範囲であることがより好ましい。
本実施の形態は、第1の電子部品、第2の電子部品、並びに該第1の電子部品及び該第2の電子部品を接合しているはんだ接合部又は該第1の電子部品及び該第2の電子部品を接着している接着部を含む接続構造体も提供する。前記はんだペーストにおいて、電子デバイス等の搭載部品電極と基板電極とを接続する場合、鉛フリーはんだのリフロー熱処理条件において、前記第2の金属粒子の融点以上の熱履歴が与えられると、該第2の金属粒子は溶融し、前記第1の金属粒子を介して搭載部品電極と基板電極とを接合する。これにより金属間の熱拡散反応が加速的に進み、該第2の金属粒子の融点よりも高融点の新たな安定合金相が形成され、該第1の金属粒子を介して搭載部品電極と基板電極とを接続する接続構造体を形成する。
本実施の形態は、基板上に搭載された本実施の形態の接続構造体を含む部品搭載基板も提供する。上記の部品搭載基板は、好ましくは、電子部品が搭載されている基板であり、そして各種の電子機器の製造に使用することができる。
本実施の形態は、基板内部に内蔵された本実施の形態の接続構造体を含む部品内蔵基板も提供する。上記の部品内蔵基板は、好ましくは、電子部品が内蔵されている基板であり、そして各種の電子機器の製造に使用することができる。
各金属粒子および金属フィラー、はんだペーストの物性は、下記に示す方法で評価した。
(a)平均粒径
Sympatec社(ドイツ)製レーザー回折式粒子径分布測定装置「HELOS&RODOS」により体積積算平均値を測定し、平均粒径値とした。
(b)粒度分布
Sympatec社(ドイツ)製レーザー回折式粒子径分布測定装置「HELOS&RODOS」を用いて測定した。測定レンジは、累積分布を0.9μmから175μmの範囲で測定できる[R3:0.5/0.9...175μm]を選択し、トリガー条件を乾式標準に設定したのち、分散器をRODOSに設定し、分散圧力を3.0barとした。また、計算モードをLDとし、形状係数を1.0とした。HELOS検出器のエレメントが10%以上であることを確認し、測定濃度5〜10%になるようにして行った。
(c)示差走査熱量測定(DSC)
島津製作所株式会社製「DSC−60」を用い、窒素雰囲気下、昇温温度10℃/分の条件で、温度範囲30〜600℃の範囲で行った。発熱量または吸熱量が±1.5J/g以上あるものを測定対象物由来のピークとして定量し、それ未満のピークは分析精度の観点から除外した。
(d)元素組成
金属粒子の元素組成は誘導結合プラズマ(ICP)発光分析で確認した。粒子断面の元素組成は、SEM−EDX(特性X線分析装置)を用いることによって解析した。
(1)第1の金属粒子であるCu合金粒子の製造
Cu32.5kg(純度99質量%以上)、Sn7.5kg(純度99質量%以上)、Ag5.0kg(純度99質量%以上)、Bi2.5kg(純度99質量%以上)、及びIn2.5kg(純度99質量%以上)を、黒鉛坩堝に入れ、99体積%以上のヘリウム雰囲気で、高周波誘導加熱装置により1442℃まで加熱、融解した。
次に、この溶融金属を坩堝の先端より、ヘリウムガス雰囲気の噴霧槽内に導入した後、坩堝先端付近に設けられたガスノズルから、ヘリウムガス(純度99体積%以上、酸素濃度0.185体積%、圧力2.61MPa)を噴出してアトマイズを行い、Cu合金粒子を作製した。この時の冷却速度は、2600℃/秒であった。
このCu合金粒子を日清エンジニアリング株式会社製気流式分級機「TC−15N」を用いて、1.6μm設定で分級し、大粒子側を回収後、もう一度10μm設定で分級し、小粒子側を回収した。回収した合金粒子の平均粒径を測定したところ、2.69μmであった。
第2の金属粒子として山石金属株式会社製Sn粒子「Y−SnAg3.5−Q2510」(以下、Sn3.5Ag)を用いた。この粒子の平均粒径を測定したところ、22.0μmであった。また、粒度分布を測定し、4.3μm以下の粒子の累積分布を求めたところ、0%であった。また、この粒子の元素組成を分析したところ、Agの含有率は3.5質量%であった。次に、この粒子の示差走査熱量測定を行った。その結果、この粒子は示差走査熱量測定による223℃の吸熱ピークが存在し、融点221℃を有することが確認できた。また、特徴的な発熱ピークは存在しなかった。
前記Cu合金粒子とSn3.5Ag粒子を重量比100:83で混合し、金属フィラーとした。この金属フィラーを試料として、示差走査熱量測定を行った。この測定により得られたDSCチャートを図1に示す。この図に示すように、225℃に吸熱ピークが存在する事が確認された。225℃の吸熱ピークは融点217℃で、吸熱量は、23.1J/gであった。また、特徴的に253℃と340℃に発熱ピークが存在していた。
次に金属フィラー91.4質量%、ロジン系フラックス8.6質量%を混合し、株式会社マルコム製ソルダーソフナー「SPS−1」、松尾産業株式会社製脱泡混練機「SNB−350」に順次かけてはんだペーストを作製した。このようにして得られたはんだペーストを株式会社マルコム製スパイラル粘度計「PCU−205」で測定したところ、粘度197Pa・s、チクソ指数0.40であった。
得られたはんだペーストをアルミナ基板に載せ、窒素雰囲気下にて、ピーク温度260℃でリフロー熱処理を行った。熱処理装置は、株式会社マルコム製リフローシミュレータ(SRS−1C)を使用した。温度プロファイルは、熱処理開始(常温)から140℃までを1.5℃/秒で昇温し、140℃から170℃までを110秒かけて徐々に昇温後、2.0℃/秒で昇温し、ピーク温度250℃で15秒間保持する条件を採用した。
両面に厚さ18μm銅箔を張り合わせたガラス布エポキシ樹脂含浸銅張積層板(FR-4グレード)100mm×100mmの片面に1005サイズ(1.0mm×0.5mm)抵抗部品が実装できるようにCu電極部分をフォトリソにより作製した。
上記はんだペーストを用いて1005サイズの0Ω抵抗部品(1005R)を実装し、その後、N2雰囲気で、ピーク温度250℃のリフロー条件で熱処理に供して、1005R、45個のデイジーチェーンを作製した。
熱処理装置は、株式会社マルコム製リフローシミュレータ「SRS−1C」を使用した。温度プロファイルは、熱処理開始(常温)から140℃までを1.5℃/秒で昇温し、140℃から170℃までを110秒かけて徐々に昇温後、2.0℃/秒で昇温し、ピーク温度250℃で15秒間保持する条件を採用した。
その後、部品の長手方向より荷重をかけ15個の部品接合強度を測定し、平均値を計算したところ、有機皮膜処理なし基板での部品接合強度の平均値は、7.1Nであり、有機皮膜処理あり基板での部品接合強度の平均値は7.0Nであった。評価結果を表1に示す。
第1の金属粒子と第2の金属粒子の混合質量比を表1に示した混合比に固定し、第2の金属粒子の合金組成を変えて、その他条件は実施例1と同様の条件で各評価を実施した。なお、表1にあるSn0.3Ag0.7Cu粒子は粒度20μm〜38μmで平均粒径が29.8μmのものを用いた。Sn1Ag0.5Cu粒子は粒度10〜25μmで平均粒径が21.3μmのものを用いた。Sn2Ag0.5Cu粒子は粒度10〜25μmで平均粒径が21.7μmのものを用いた。Sn3Ag0.5Cu粒子は粒度10〜25μmで平均粒径が22μmのものを用いた。Sn4Ag0.5Cu粒子は、粒度10〜25μmで平均粒径が21.8μmのものを用いた。Sn粒子は山石金属株式会社製Sn粒子「Y−Sn100−Q2510」(平均粒径21.2μm)を用いた。Sn0.7Cu粒子は粒度10〜25μmで平均粒径が22.9μmのものを用いた。いずれの金属粒子も、粒度分布を測定し、4.3μm以下の粒子の累積分布を求めると0%であった。
表1の実施例1〜6と比較例1、2より、第1の金属粒子100質量部に対して、第2の金属粒子83質量部に固定した場合において、第2の金属粒子にAgを含む金属粒子を用いた場合には、有機皮膜処理あり基板の接合強度は有機皮膜処理なし基板とほぼ変わらず高い接合強度が得られた。特に、Agの含有量が3.5質量%の粒子では、有機皮膜処理あり基板においても、有機皮膜処理なし基板においても、7Nを越える接合強度が得られた。一方、Agを含まないSn粒子、Sn0.7Cu粒子では有機皮膜処理あり基板の接合強度が有機皮膜処理なし基板の接合強度に比べて低下していた。
表1の実施例1〜6、比較例1、2より、第1の金属粒子100質量部に対して、第2の金属粒子83質量部に固定した場合において、熱処理前のDSC吸熱量に対する熱処理後のDSC吸熱量の比率が0%となり、再溶融に対して同様の耐性を示す、すなわち高い耐熱性が維持されていることが確認された。
第1の金属粒子と第2の金属粒子の混合質量比を表2に示した混合比に変えて、その他の条件は実施例1と同様の条件で評価した。1005サイズ抵抗部品の部品接合強度は第2の金属粒子の混合比が増えるほど、高くなることがわかる。また、熱処理後の吸熱残存率から第1の金属粒子100質量部に対して400から55の範囲であれば、熱処理後の吸熱残存率が90%以下となり、再溶融に対して耐性を示す、すなわち高耐熱性を示していることが確認された。
実施例1のCu65質量%、Ag10質量%、Bi5質量%、In5質量%、及びSn15質量%からなるCu合金粒子の代わりに、第1の金属粒子としてCu80質量%、Ag20質量%からなるCu合金粒子を用いた。
第1の金属粒子であるCu80質量%、Ag20質量%からなるCu合金粒子の製造は、以下の方法で行った。Cu8.0kg(純度99質量%以上)、Ag2.0kg(純度99質量%以上)を、黒鉛坩堝に入れ、99体積%以上のヘリウム雰囲気で、高周波誘導加熱装置により1400℃まで加熱し、融解した。
このCu合金粒子を日清エンジニアリング株式会社製気流式分級機「TC−15N」を用いて、1.6μm設定で分級し、大粒子側を回収後、もう一度10μm設定で分級し、小粒子側を回収した。回収したCu合金粒子の平均粒径を測定したところ、3.47μmであった。
この粒子を用いて、実施例1と同様の評価を行った結果を表3に示す。1005サイズ抵抗部品の部品接合強度、熱処理後の吸熱残存率はいずれも、実施例1に近い値が得られた。
実施例1のCu65質量%、Ag10質量%、Bi5質量%、In5質量%、及びSn15質量%からなるCu合金粒子の代わりに、第1の金属粒子としてCu粒子である、福田金属箔粉株式会社製Cu粒子「Cu−HWQ 3μm」を用いた。このCu粒子の平均粒径を測定したところ、2.53μmであった。この粒子を用いて、実施例1と同様の評価を行った結果を表3に示す。1005サイズ抵抗部品の部品接合強度、熱処理後の吸熱残存率はいずれも、実施例1に近い値が得られた。
Claims (8)
- 第1の金属粒子と第2の金属粒子との混合体を主成分として含む金属フィラーであって、該混合体が第1の金属粒子100質量部に対し第2の金属粒子が55〜400質量部であり、該第1の金属粒子はCu粒子もしくはCu合金粒子であり、該第2の金属粒子は、AgとSnとを含み、かつ当該Agの含有量が0.3〜4質量%のSn合金粒子である金属フィラー。
- 前記Cu合金粒子が、Sn13.5〜16.5質量%、Ag9〜11質量%、Bi4.5〜5.5質量%、In0.1〜5質量%、残部にCuを主成分として含むCu合金粒子、もしくはAg15〜25質量%、残部にCuを主成分として含むCu合金粒子である請求項1に記載の金属フィラー。
- 前記第2の金属粒子がSnを96〜99質量%含むSn合金粒子である、請求項1又は2に記載の金属フィラー。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の金属フィラーを含むはんだペースト。
- 請求項1〜3のいずれかに記載の金属フィラーを含む導電性接着剤。
- 第1の電子部品、第2の電子部品、及び前記第1の電子部品と前記第2の電子部品とを接合するはんだ接合部とを有し、前記はんだ接合部が請求項4又は請求項5に記載のはんだペースト、または導電性接着剤を、リフロー熱処理することによって形成される、接続構造体。
- 基板と、前記基板の上に搭載された請求項6に記載の接続構造体とを有する、部品搭載基板。
- 基板と、前記基板の上に搭載された請求項6に記載の接続構造体とを有する、部品内蔵基板。
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