JP2012237227A - 燃料ポンプ構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】燃料ポンプ上の最適な位置にワイヤハーネスを固定するためのハーネス固定用クランプを設け、そのハーネス固定用クランプの損傷を防止すること、及びワイヤハーネスを的確に固定することでワイヤハーネスの損傷を防止する。
【解決手段】内燃機関の燃料タンク1に取り付けられる燃料ポンプ2構造において、燃料ポンプ2は電動式で、かつ、ポンプ本体は燃料タンク1内に設けられ、さらに、燃料タンク1上面に固定されるフランジ3を有し、フランジ3の表面には燃料ポンプ2に電力を供給するためのワイヤハーネス5を接続するコネクタ4が設置され、フランジ3の表面にはコネクタ4に接続されるワイヤハーネス5を固定するためのハーネス固定用クランプ9を設置したことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】内燃機関の燃料タンク1に取り付けられる燃料ポンプ2構造において、燃料ポンプ2は電動式で、かつ、ポンプ本体は燃料タンク1内に設けられ、さらに、燃料タンク1上面に固定されるフランジ3を有し、フランジ3の表面には燃料ポンプ2に電力を供給するためのワイヤハーネス5を接続するコネクタ4が設置され、フランジ3の表面にはコネクタ4に接続されるワイヤハーネス5を固定するためのハーネス固定用クランプ9を設置したことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
この発明は燃料ポンプ構造に係り、特に、燃料タンクに取り付けられた燃料ポンプに電力を供給するワイヤハーネスの確実な固定と損傷防止を図った燃料ポンプ構造に関する。
車両等に搭載される内燃機関に燃料タンクに溜められた燃料を供給する燃料ポンプには、図6〜図8に示すものがある。図6において、101は内燃機関の燃料を溜める燃料タンク、102は燃料タンク101に取り付けられた燃料ポンプである。燃料ポンプ102は、電動式のポンプ本体を内蔵し、燃料タンク101の上面に固定されるフランジ103を有している。燃料ポンプ102のフランジ103の表面には、内蔵されたポンプ本体に接続されたコネクタ104が設置されている。コネクタ104には、ワイヤハーネス105のプラグ106を接続され、燃料ポンプ102のポンプ本体に電力を供給する。
また、燃料ポンプ102のフランジ103の表面には、図8に示すように、燃料ポンプ102が吐出した燃料を内燃機関に送るフィードパイプ107と、内燃機関から戻ってきた燃料を燃料タンク101に戻すリターンパイプ108とが設置されている。フィードパイプ107には、図6に示すように、燃料を内燃機関に送る燃料フィード配管109が接続されている。リターンパイプ108には、燃料を燃料タンク101に戻すリターン配管110が接続されている。
前記コネクタ104に接続されたワイヤハーネス105は、図7に示すように、燃料タンク102に設けられたハーネス固定用クランプ111によって、例えば2箇所で固定されている。ワイヤハーネス105の延設された先端は、ワイヤハーネス本体と合流し、車体に固定される。
また、燃料ポンプ102のフランジ103の表面には、図8に示すように、燃料ポンプ102が吐出した燃料を内燃機関に送るフィードパイプ107と、内燃機関から戻ってきた燃料を燃料タンク101に戻すリターンパイプ108とが設置されている。フィードパイプ107には、図6に示すように、燃料を内燃機関に送る燃料フィード配管109が接続されている。リターンパイプ108には、燃料を燃料タンク101に戻すリターン配管110が接続されている。
前記コネクタ104に接続されたワイヤハーネス105は、図7に示すように、燃料タンク102に設けられたハーネス固定用クランプ111によって、例えば2箇所で固定されている。ワイヤハーネス105の延設された先端は、ワイヤハーネス本体と合流し、車体に固定される。
内燃機関の燃料タンクに取り付けられる燃料ポンプ構造としては、特許第4135189号公報に開示されるものがある。この公報に開示される燃料ポンプは、電動式のポンプ本体を燃料タンク内に設け、燃料タンク上面に固定されるフランジの表面にコネクタを設け、このコネクタに電力を供給するためのワイヤハーネスを接続している。
ところで、前記図6〜図8に示す燃料ポンプ102の構造においては、ワイヤハーネス105を燃料タンク101に設けられたハーネス固定用クランプ111に固定している。
このため、この燃料ポンプ102のワイヤハーネス105は、フランジ103の表面上に固定点を持たない構造であるので、車体振動で揺動した場合、フランジ103やフィードパイプ107、リターンパイプ108に干渉し、損傷を与えることがある。損傷を与えられたフランジ103やフィードパイプ107、リターンパイプ108は、摩耗、亀裂が発生し、そこから燃料がリークしてしまうおそれがある。
一方、ワイヤハーネス105は、フィードパイプ107などとの干渉で被覆が損傷した場合、短絡することがある。ワイヤハーネス105の短絡は、燃料ポンプ102の作動停止によって内燃機関の作動不能を招くおそれがある。
また、ワイヤハーネスは、コネクタの位置から極力近い位置にハーネス固定用クランプを設置して固定することで、揺動部分(コネクタとハーネス固定用クランプとの間の部分)が少なくなり、干渉による損傷を回避することができる。しかしながら、従来の燃料ポンプには、車体揺動に起因するフィードパイプなどの損傷回避を考慮して、コネクタの位置から極力近い位置にハーネス固定用クランプを設置した構造のものが無かった。
さらに、図6・図7に示す燃料ポンプ102は、燃料タンク101上にハーネス固定用クランプ111を設けて、ワイヤハーネス105が揺動しないようにした構造である。しかし、この構造の場合、ハーネス固定用クランプ111を取り付けるためのクランプ取付部品112を燃料タンク101上に設置しなければならず、部品点数の増加、重量アップ、コストアップとなる問題があった。また、燃料タンク101上にワイヤハーネス105が揺動しないようにレイアウトを組んだ結果、ワイヤハーネス105やフランジ103、燃料タンク101全体のレイアウトの自由度が著しく悪化する問題があった。
このため、この燃料ポンプ102のワイヤハーネス105は、フランジ103の表面上に固定点を持たない構造であるので、車体振動で揺動した場合、フランジ103やフィードパイプ107、リターンパイプ108に干渉し、損傷を与えることがある。損傷を与えられたフランジ103やフィードパイプ107、リターンパイプ108は、摩耗、亀裂が発生し、そこから燃料がリークしてしまうおそれがある。
一方、ワイヤハーネス105は、フィードパイプ107などとの干渉で被覆が損傷した場合、短絡することがある。ワイヤハーネス105の短絡は、燃料ポンプ102の作動停止によって内燃機関の作動不能を招くおそれがある。
また、ワイヤハーネスは、コネクタの位置から極力近い位置にハーネス固定用クランプを設置して固定することで、揺動部分(コネクタとハーネス固定用クランプとの間の部分)が少なくなり、干渉による損傷を回避することができる。しかしながら、従来の燃料ポンプには、車体揺動に起因するフィードパイプなどの損傷回避を考慮して、コネクタの位置から極力近い位置にハーネス固定用クランプを設置した構造のものが無かった。
さらに、図6・図7に示す燃料ポンプ102は、燃料タンク101上にハーネス固定用クランプ111を設けて、ワイヤハーネス105が揺動しないようにした構造である。しかし、この構造の場合、ハーネス固定用クランプ111を取り付けるためのクランプ取付部品112を燃料タンク101上に設置しなければならず、部品点数の増加、重量アップ、コストアップとなる問題があった。また、燃料タンク101上にワイヤハーネス105が揺動しないようにレイアウトを組んだ結果、ワイヤハーネス105やフランジ103、燃料タンク101全体のレイアウトの自由度が著しく悪化する問題があった。
この発明は、燃料ポンプ上の最適な位置にワイヤハーネスを固定するためのハーネス固定用クランプを設け、そのハーネス固定用クランプの損傷を防止すること、及びワイヤハーネスを的確に固定することでワイヤハーネスの損傷を防止することを目的とする。
この発明は、内燃機関の燃料タンクに取り付けられる燃料ポンプ構造において、前記燃料ポンプは電動式で、かつ、ポンプ本体は前記燃料タンク内に設けられ、さらに、前記燃料タンク上面に固定されるフランジを有し、前記フランジの表面には前記燃料ポンプに電力を供給するためのワイヤハーネスを接続するコネクタが設置され、前記フランジの表面には前記コネクタに接続されるワイヤハーネスを固定するためのハーネス固定用クランプを設置したことを特徴とする。
この発明の燃料ポンプ構造は、フランジ上のワイヤハーネスの固定を確実に行い、ワイヤハーネスの揺動を抑制して燃料ポンプとの干渉を回避し、燃料ポンプ及びワイヤハーネスの損傷防止を図ることができる。
以下図面に基づいて、この発明の実施例を説明する。
図1〜図5は、この発明の実施例を示すものである。図1において、1は内燃機関の燃料を溜める燃料タンク、2は燃料タンク1に取り付けられた燃料ポンプである。燃料ポンプ2は、電動式のポンプ本体を内蔵し、燃料タンク1の上面に固定されるフランジ3を有している。燃料ポンプ2のフランジ3の表面には、内蔵されたポンプ本体に接続されたコネクタ4が設置されている。コネクタ4には、ワイヤハーネス5のプラグ6を接続され、燃料ポンプ2のポンプ本体に電力を供給する。
また、燃料ポンプ2のフランジ3の表面には、図2に示すように、燃料ポンプ2が吐出した燃料を内燃機関に送るフィードパイプ7と、内燃機関から戻ってきた燃料を燃料タンク1に戻すリターンパイプ8とが設置されている。フィードパイプ7には、燃料を内燃機関に送る燃料フィード配管(図示無し、図6の109同等)が接続されている。リターンパイプ8には、燃料を燃料タンク2に戻すリターン配管(図示無し、図6の110同等)が接続されている。
また、燃料ポンプ2のフランジ3の表面には、図2に示すように、燃料ポンプ2が吐出した燃料を内燃機関に送るフィードパイプ7と、内燃機関から戻ってきた燃料を燃料タンク1に戻すリターンパイプ8とが設置されている。フィードパイプ7には、燃料を内燃機関に送る燃料フィード配管(図示無し、図6の109同等)が接続されている。リターンパイプ8には、燃料を燃料タンク2に戻すリターン配管(図示無し、図6の110同等)が接続されている。
前記燃料ポンプ2は、燃料ポンプ2のフランジ3の表面にワイヤハーネス5を固定するためのハーネス固定用クランプ9を設置している。フランジ3の表面のハーネス固定用クランプ9に固定されたワイヤハーネス5は、その先で燃料タンク1の上面のクランプ取付部品10に取り付けられたハーネス固定用クランプ11によって固定され、さらにその先でワイヤハーネス本体と合流し、車体に固定される。
このように、燃料ポンプ2は、フランジ3の表面にワイヤハーネス5を固定するためのハーネス固定用クランプ9を設置したことで、フランジ3上のワイヤハーネス5の固定を確実に行い、車体振動による揺動部分を少なくすることができ、ワイヤハーネス5の揺動を抑制して燃料ポンプ2との干渉を回避し、燃料ポンプ2のフランジ3やフィードパイプ7、リターンパイプ8及びワイヤハーネス5の損傷防止を図ることができる。
また、フランジ3の表面に設置したハーネス固定用クランプ9は、燃料ポンプ2のフランジ3と同一材料で一体成形されている。これにより、ハーネス固定用クランプ9は、同一材料で一体成形で製造することで、ハーネス固定用クランプ9の強度を得ることができ、生産性向上を図ることができる。
このように、燃料ポンプ2は、フランジ3の表面にワイヤハーネス5を固定するためのハーネス固定用クランプ9を設置したことで、フランジ3上のワイヤハーネス5の固定を確実に行い、車体振動による揺動部分を少なくすることができ、ワイヤハーネス5の揺動を抑制して燃料ポンプ2との干渉を回避し、燃料ポンプ2のフランジ3やフィードパイプ7、リターンパイプ8及びワイヤハーネス5の損傷防止を図ることができる。
また、フランジ3の表面に設置したハーネス固定用クランプ9は、燃料ポンプ2のフランジ3と同一材料で一体成形されている。これにより、ハーネス固定用クランプ9は、同一材料で一体成形で製造することで、ハーネス固定用クランプ9の強度を得ることができ、生産性向上を図ることができる。
前記ハーネス固定用クランプ9は、フランジ3を基部として、図3に示すように、フランジ3の鉛直上方向に延び、クランプ高さ9aを有するクランプ支柱部12と、クランプ支柱部12の上端部からフランジ3の平行方向に延び、クランプ長さ9bを有するクランプ爪部13とから成る。クランプ爪部13の先端には、フランジ3に向かって下方に突出する突縁14を備えている。ハーネス固定用クランプ9は、図4に示すように、クランプ幅9cを有している。
ハーネス固定用クランプ9は、フランジ3とクランプ支柱部12とクランプ爪部13とから成るコの字形状に形成している。コの字形状の中の空間は、ワイヤハーネス5が遊動できない程度の高さおよび幅からなるハーネス固定用空間15となっている。ハーネス固定用クランプ9は、クランプ爪部13の先端の突縁14とフランジ3との間に、ワイヤハーネス5の外径よりも高さが低いクランプ開口16を形成している。ハーネス固定用空間15は、クランプ開口16によって外部に開放されている。
ハーネス固定用クランプ9は、ハーネス固定用空間15の外側からクランプ開口16にワイヤハーネス5を挿入すると、ワイヤハーネス5が突縁14に当接してクランプ爪部13をフランジ3から離れる方向に押し上げて、クランプ爪部13を変形させる。クランプ爪部13は、ワイヤハーネス5の最大径の部分が突縁14を越え、クランプ開口16を通り抜けてハーネス固定空間15に位置すると、元の形状に復元してハーネス固定空間15にワイヤハーネス5を固定する。
ハーネス固定用クランプ9は、フランジ3とクランプ支柱部12とクランプ爪部13とから成るコの字形状に形成している。コの字形状の中の空間は、ワイヤハーネス5が遊動できない程度の高さおよび幅からなるハーネス固定用空間15となっている。ハーネス固定用クランプ9は、クランプ爪部13の先端の突縁14とフランジ3との間に、ワイヤハーネス5の外径よりも高さが低いクランプ開口16を形成している。ハーネス固定用空間15は、クランプ開口16によって外部に開放されている。
ハーネス固定用クランプ9は、ハーネス固定用空間15の外側からクランプ開口16にワイヤハーネス5を挿入すると、ワイヤハーネス5が突縁14に当接してクランプ爪部13をフランジ3から離れる方向に押し上げて、クランプ爪部13を変形させる。クランプ爪部13は、ワイヤハーネス5の最大径の部分が突縁14を越え、クランプ開口16を通り抜けてハーネス固定空間15に位置すると、元の形状に復元してハーネス固定空間15にワイヤハーネス5を固定する。
前記燃料ポンプ2のフランジ3は、図4に示すように、フランジ厚さ3aを有している。フランジ3の裏面には、図2に示すように、剛性部材として複数のリブ17が規則的に交差するように格子状に形成されている。リブ17は、図4・図5に示すように、リブ厚さ17a、リブ幅17bを有している。
ハーネス固定用クランプ9は、フランジ3の裏の複数のリブ17のうちのいずれか1本、図2においてはリブ17−1の背側となるフランジ3の表面に設置されている。このハーネス固定用クランプ9は、図4に示すように、クランプ幅方向の中心線Dが前記リブ17−1上に位置するように設置されている。また、ハーネス固定用クランプ9は、図3に示すように、クランプ長さ9bの方向が前記リブ17−1の延設方向と同方向に指向するように設置されている。
また、ハーネス固定用クランプ9は、前記複数のリブ17のうちの前記1本のリブ17−1とは異なるいずれか他の1本、図2においてはリブ17−2の背側となるフランジ3の表面に設置されている。ハーネス固定用クランプ9は、図5に示すように、クランプ支柱部12が前記リブ17−2の上に位置するように設置されている。また、ハーネス固定用クランプ9は、クランプ幅9cの方向が、前リブ17−2と同方向に指向するように設置されている。
これにより、燃料ポンプ2は、ハーネス固定用クランプ9の裏側にクランプ長さ9bの方向と同方向にリブ17−1が設置されることで、クランプ長さ9bの方向からの外力、及びクランプ高さ9aの方向からの外力に対し補強することができ、ハーネス固定用クランプ9が破損しなくなる。
また、燃料ポンプ2は、ハーネス固定用クランプ9のクランプ支柱部12に対して裏側にもリブ17−2が位置しているため、さらに補強を図ることができる。
さらに、この燃料ポンプ2は、補強のためにハーネス固定用クランプ9を直接支えるようなリブを新たに設けなくても良く、また、強度確保のためにハーネス固定用クランプ9を大型化しなくても良い。ゆえに燃料ポンプ2の軽量化も図ることができる。
ハーネス固定用クランプ9は、フランジ3の裏の複数のリブ17のうちのいずれか1本、図2においてはリブ17−1の背側となるフランジ3の表面に設置されている。このハーネス固定用クランプ9は、図4に示すように、クランプ幅方向の中心線Dが前記リブ17−1上に位置するように設置されている。また、ハーネス固定用クランプ9は、図3に示すように、クランプ長さ9bの方向が前記リブ17−1の延設方向と同方向に指向するように設置されている。
また、ハーネス固定用クランプ9は、前記複数のリブ17のうちの前記1本のリブ17−1とは異なるいずれか他の1本、図2においてはリブ17−2の背側となるフランジ3の表面に設置されている。ハーネス固定用クランプ9は、図5に示すように、クランプ支柱部12が前記リブ17−2の上に位置するように設置されている。また、ハーネス固定用クランプ9は、クランプ幅9cの方向が、前リブ17−2と同方向に指向するように設置されている。
これにより、燃料ポンプ2は、ハーネス固定用クランプ9の裏側にクランプ長さ9bの方向と同方向にリブ17−1が設置されることで、クランプ長さ9bの方向からの外力、及びクランプ高さ9aの方向からの外力に対し補強することができ、ハーネス固定用クランプ9が破損しなくなる。
また、燃料ポンプ2は、ハーネス固定用クランプ9のクランプ支柱部12に対して裏側にもリブ17−2が位置しているため、さらに補強を図ることができる。
さらに、この燃料ポンプ2は、補強のためにハーネス固定用クランプ9を直接支えるようなリブを新たに設けなくても良く、また、強度確保のためにハーネス固定用クランプ9を大型化しなくても良い。ゆえに燃料ポンプ2の軽量化も図ることができる。
この発明は、フランジ上のワイヤハーネスの固定を確実に行い、ワイヤハーネスの揺動を抑制して燃料ポンプとの干渉を回避し、燃料ポンプ及びワイヤハーネスの損傷防止を図ることができるものであり、ワイヤハーネスの固定以外に、燃料タンクモジュールとして必要な燃料配管用クランプやエバポ配管用クランプとしても応用可能である。
1 燃料タンク
2 燃料ポンプ
3 フランジ
4 コネクタ
5 ワイヤハーネス
6 プラグ
7 フィードパイプ
8 リターンパイプ
9 ハーネス固定用クランプ
10 クランプ取付部品
11 ハーネス固定用クランプ
12 クランプ支柱部
13 クランプ爪部
14 突縁
15 ハーネス固定用空間
16 クランプ開口
17 リブ
17−1 1本のリブ
17−2 他の1本のリブ
2 燃料ポンプ
3 フランジ
4 コネクタ
5 ワイヤハーネス
6 プラグ
7 フィードパイプ
8 リターンパイプ
9 ハーネス固定用クランプ
10 クランプ取付部品
11 ハーネス固定用クランプ
12 クランプ支柱部
13 クランプ爪部
14 突縁
15 ハーネス固定用空間
16 クランプ開口
17 リブ
17−1 1本のリブ
17−2 他の1本のリブ
Claims (6)
- 内燃機関の燃料タンクに取り付けられる燃料ポンプ構造において、
前記燃料ポンプは電動式で、かつ、ポンプ本体は前記燃料タンク内に設けられ、さらに、前記燃料タンク上面に固定されるフランジを有し、
前記フランジの表面には前記燃料ポンプに電力を供給するためのワイヤハーネスを接続するコネクタが設置され、
前記フランジの表面には前記コネクタに接続されるワイヤハーネスを固定するためのハーネス固定用クランプを設置したことを特徴とする燃料ポンプ構造。 - 前記フランジの裏面には格子状に複数のリブが設置され、
前記ハーネス固定用クランプは前記リブのうちのいずれか1本のリブの背側に設置され、かつクランプ幅方向の中心線が前記1本のリブ上に位置するように設置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ構造。 - 前記ハーネス固定用クランプはクランプ長さ方向が前記1本のリブと同方向に指向するように前記フランジに設置されていることを特徴とする請求項2に記載の燃料ポンプ構造。
- 前記ハーネス固定用クランプは前記リブのうちのいずれか他の1本のリブの背側に設置され、かつ前記クランプ支柱部が前記リブ上に位置するように前記フランジに設置されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ構造。
- 前記ハーネス固定用クランプはクランプ幅方向が前記他の1本のリブと同方向に指向するように前記フランジに設置されていることを特徴とする請求項4に記載の燃料ポンプ構造。
- 前記ハーネス固定用クランプは前記フランジと同一材料で一体成形されていることを特徴とする請求項1に記載の燃料ポンプ構造。
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- 2011-05-11 JP JP2011106157A patent/JP2012237227A/ja active Pending
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Legal Events
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A02 | Decision of refusal |
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