JP2003048495A - スライドドアの給電装置 - Google Patents
スライドドアの給電装置Info
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- JP2003048495A JP2003048495A JP2001238703A JP2001238703A JP2003048495A JP 2003048495 A JP2003048495 A JP 2003048495A JP 2001238703 A JP2001238703 A JP 2001238703A JP 2001238703 A JP2001238703 A JP 2001238703A JP 2003048495 A JP2003048495 A JP 2003048495A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60R—VEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- B60R16/00—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for
- B60R16/02—Electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for; Arrangement of elements of electric or fluid circuits specially adapted for vehicles and not otherwise provided for electric constitutive elements
- B60R16/0207—Wire harnesses
- B60R16/0215—Protecting, fastening and routing means therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Installation Of Indoor Wiring (AREA)
- Electric Cable Arrangement Between Relatively Moving Parts (AREA)
- Details Of Indoor Wiring (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハーネスプロテクタを用いたスライドドア側
の補機の配置の自由度を高める。 【解決手段】 スライドドア側と車両ボディ側とを接続
するワイヤハーネス3をプロテクタ1内に収容したスラ
イドドアの給電装置で、プロテクタ内に略環状の壁部1
0を設け、壁部の内側に補機5を収容し、補機にワイヤ
ハーネス3を接続した。プロテクタ内でワイヤハーネス
3を弾性部材2で付勢し、壁部10を弾性部材に対する
屈曲規制部とした。壁部10の内側と外側にハーネス挿
通孔21,22を設け、ワイヤハーネス3を外側のハー
ネス挿通孔21からプロテクタ1の外部に導出させ、内
側のハーネス挿通孔22からプロテクタの内部に導入さ
せた。壁部10の内側空間12をプロテクタの基板部6
よりも深く形成した。内側のハーネス挿通孔22を内側
空間12の底壁と基板部6との間に形成した。補機5は
固定手段ないし係止手段で固定される。
の補機の配置の自由度を高める。 【解決手段】 スライドドア側と車両ボディ側とを接続
するワイヤハーネス3をプロテクタ1内に収容したスラ
イドドアの給電装置で、プロテクタ内に略環状の壁部1
0を設け、壁部の内側に補機5を収容し、補機にワイヤ
ハーネス3を接続した。プロテクタ内でワイヤハーネス
3を弾性部材2で付勢し、壁部10を弾性部材に対する
屈曲規制部とした。壁部10の内側と外側にハーネス挿
通孔21,22を設け、ワイヤハーネス3を外側のハー
ネス挿通孔21からプロテクタ1の外部に導出させ、内
側のハーネス挿通孔22からプロテクタの内部に導入さ
せた。壁部10の内側空間12をプロテクタの基板部6
よりも深く形成した。内側のハーネス挿通孔22を内側
空間12の底壁と基板部6との間に形成した。補機5は
固定手段ないし係止手段で固定される。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のスライド
ドアにワイヤハーネス保護用のプロテクタを配設すると
共に、プロテクタ内にワイヤハーネス弛み吸収用の弾性
部材を設けて、ワイヤハーネスを介して車両ボディから
スライドドア側に常時給電を行うようにしたスライドド
アの給電装置に関するものである。
ドアにワイヤハーネス保護用のプロテクタを配設すると
共に、プロテクタ内にワイヤハーネス弛み吸収用の弾性
部材を設けて、ワイヤハーネスを介して車両ボディから
スライドドア側に常時給電を行うようにしたスライドド
アの給電装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車のワンボックスカーやバン
タイプのものにおいてスライドドアが使用されている
が、スライドドア側の電装品やスイッチユニットといっ
た各種の補機を車両ボディ側のバッテリ等に電気的に常
時接続しておくために、種々の給電装置や構造が提案さ
れている。
タイプのものにおいてスライドドアが使用されている
が、スライドドア側の電装品やスイッチユニットといっ
た各種の補機を車両ボディ側のバッテリ等に電気的に常
時接続しておくために、種々の給電装置や構造が提案さ
れている。
【0003】スライドドア側と車両ボディ側とをワイヤ
ハーネスで接続するためには、スライドドアの開閉に伴
うワイヤハーネスの弛みの問題を解消しなければならな
い。このためには、例えばばね部材でスライドドア側の
ワイヤハーネスを引っ張る等して、ワイヤハーネスの弛
みを抑えている。
ハーネスで接続するためには、スライドドアの開閉に伴
うワイヤハーネスの弛みの問題を解消しなければならな
い。このためには、例えばばね部材でスライドドア側の
ワイヤハーネスを引っ張る等して、ワイヤハーネスの弛
みを抑えている。
【0004】また、スライドドアの開閉に伴ってスライ
ドドア内でワイヤハーネスが補機等の他の部品に干渉し
たりするのを防止するために、ワイヤハーネスを樹脂製
のフレキシブルなチューブで覆ったり、スライドドア側
にハーネス保護空間を設けて、保護空間内にワイヤハー
ネスの湾曲部を収容したりしている。
ドドア内でワイヤハーネスが補機等の他の部品に干渉し
たりするのを防止するために、ワイヤハーネスを樹脂製
のフレキシブルなチューブで覆ったり、スライドドア側
にハーネス保護空間を設けて、保護空間内にワイヤハー
ネスの湾曲部を収容したりしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、保護空
間を形成するべくスライドドア側にハーネス保護部材を
用いた場合には、スライドドア側の補機の配置の自由度
が制限されてしまうという問題を生じてしまう。また、
ハーネス保護部材の内側にハーネス弛み吸収用の弾性部
材を配置した場合には、弾性部材とワイヤハーネスが干
渉して傷んだり、弾性部材を避けてワイヤハーネスを配
索するために、ワイヤハーネスの配索経路が長くなった
り複雑化して、ハーネス保護部材が肥大化し、それに伴
ってスライドドア側に大きな取付スペースが必要となっ
てしまうという問題を生じる。
間を形成するべくスライドドア側にハーネス保護部材を
用いた場合には、スライドドア側の補機の配置の自由度
が制限されてしまうという問題を生じてしまう。また、
ハーネス保護部材の内側にハーネス弛み吸収用の弾性部
材を配置した場合には、弾性部材とワイヤハーネスが干
渉して傷んだり、弾性部材を避けてワイヤハーネスを配
索するために、ワイヤハーネスの配索経路が長くなった
り複雑化して、ハーネス保護部材が肥大化し、それに伴
ってスライドドア側に大きな取付スペースが必要となっ
てしまうという問題を生じる。
【0006】本発明は、上記した点に鑑み、ハーネス保
護部材を用いた場合でも、補機の配置の自由度を損なう
ことがなく、また、ハーネス保護部材内にワイヤハーネ
ス弛み吸収用の弾性部材を用いた場合でも、弾性部材と
ワイヤハーネスとの干渉を起こすことがなく、且つワイ
ヤハーネスを迂回させずに容易に配索することができ、
それによりハーネス保護部材の肥大化を防止することが
でき、全体としてスライドドア側の省スペース化を達成
することができるスライドドアの給電装置を提供するこ
とを目的とする。
護部材を用いた場合でも、補機の配置の自由度を損なう
ことがなく、また、ハーネス保護部材内にワイヤハーネ
ス弛み吸収用の弾性部材を用いた場合でも、弾性部材と
ワイヤハーネスとの干渉を起こすことがなく、且つワイ
ヤハーネスを迂回させずに容易に配索することができ、
それによりハーネス保護部材の肥大化を防止することが
でき、全体としてスライドドア側の省スペース化を達成
することができるスライドドアの給電装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係るスライドドアの給電装置は、スライ
ドドア側と車両ボディ側とを接続するワイヤハーネスを
プロテクタ内に収容したスライドドアの給電装置におい
て、前記プロテクタ内に略環状の壁部を設け、該壁部の
内側に補機を収容し、該補機に前記ワイヤハーネスを接
続したことを特徴とする。上記構成により、プロテクタ
内のデッドスペースが有効利用され、スライドドア側の
補機の配置の自由度が向上すると共に、プロテクタに起
因するスライドドア側の補機取付スペースの減少が解消
される。また、略環状の壁部によって補機がワイヤハー
ネスとの干渉等から保護される。
に、請求項1に係るスライドドアの給電装置は、スライ
ドドア側と車両ボディ側とを接続するワイヤハーネスを
プロテクタ内に収容したスライドドアの給電装置におい
て、前記プロテクタ内に略環状の壁部を設け、該壁部の
内側に補機を収容し、該補機に前記ワイヤハーネスを接
続したことを特徴とする。上記構成により、プロテクタ
内のデッドスペースが有効利用され、スライドドア側の
補機の配置の自由度が向上すると共に、プロテクタに起
因するスライドドア側の補機取付スペースの減少が解消
される。また、略環状の壁部によって補機がワイヤハー
ネスとの干渉等から保護される。
【0008】請求項2に係るスライドドアの給電装置
は、請求項1に係るスライドドアの給電装置において、
前記プロテクタ内で前記ワイヤハーネスを弾性部材によ
り弛み反対方向に付勢し、前記略環状の壁部を該弾性部
材に対する屈曲規制部としたことを特徴とする。上記構
成により、スライドドアの開閉に伴って弾性部材が強く
湾曲した際に、弾性部材が略環状の壁部に当接して、弾
性部材の過度の屈曲が阻止され、弾性部材及びワイヤハ
ーネスの過度の変形による傷み等が防止される。補機は
略環状の壁部の内側で弾性部材やワイヤハーネスとの干
渉から保護される。
は、請求項1に係るスライドドアの給電装置において、
前記プロテクタ内で前記ワイヤハーネスを弾性部材によ
り弛み反対方向に付勢し、前記略環状の壁部を該弾性部
材に対する屈曲規制部としたことを特徴とする。上記構
成により、スライドドアの開閉に伴って弾性部材が強く
湾曲した際に、弾性部材が略環状の壁部に当接して、弾
性部材の過度の屈曲が阻止され、弾性部材及びワイヤハ
ーネスの過度の変形による傷み等が防止される。補機は
略環状の壁部の内側で弾性部材やワイヤハーネスとの干
渉から保護される。
【0009】請求項3に係るスライドドアの給電装置
は、請求項1又は2に係るスライドドアの給電装置にお
いて、前記略環状の壁部の内側と外側とにハーネス挿通
孔をそれぞれ設け、前記ワイヤハーネスを外側のハーネ
ス挿通孔から前記プロテクタの外部に導出させ、内側の
ハーネス挿通孔から該プロテクタの内部に導入させたこ
とを特徴とする。上記構成により、ワイヤハーネスを外
側のハーネス挿通孔から外部に導出させることで、ワイ
ヤハーネスと略環状の壁部との干渉が防止され、且つ内
側のハーネス挿通孔に導入することで、ワイヤハーネス
を最短距離で略環状の壁部内の補機に接続することがで
きる。
は、請求項1又は2に係るスライドドアの給電装置にお
いて、前記略環状の壁部の内側と外側とにハーネス挿通
孔をそれぞれ設け、前記ワイヤハーネスを外側のハーネ
ス挿通孔から前記プロテクタの外部に導出させ、内側の
ハーネス挿通孔から該プロテクタの内部に導入させたこ
とを特徴とする。上記構成により、ワイヤハーネスを外
側のハーネス挿通孔から外部に導出させることで、ワイ
ヤハーネスと略環状の壁部との干渉が防止され、且つ内
側のハーネス挿通孔に導入することで、ワイヤハーネス
を最短距離で略環状の壁部内の補機に接続することがで
きる。
【0010】請求項4に係るスライドドアの給電装置
は、請求項1〜3の何れかに係るスライドドアの給電装
置において、前記略環状の壁部の内側空間を前記プロテ
クタの基板部よりも深く形成したことを特徴とする。上
記構成により、補機に対する収容空間の体積が増し、よ
り大きな補機を容易に且つ確実に収容可能となる。
は、請求項1〜3の何れかに係るスライドドアの給電装
置において、前記略環状の壁部の内側空間を前記プロテ
クタの基板部よりも深く形成したことを特徴とする。上
記構成により、補機に対する収容空間の体積が増し、よ
り大きな補機を容易に且つ確実に収容可能となる。
【0011】請求項5に係るスライドドアの給電装置
は、請求項4に係るスライドドアの給電装置において、
前記略環状の壁部の内側のハーネス挿通孔を前記内部空
間の底壁と前記基板部との間に形成したことを特徴とす
る。上記構成により、外側のハーネスを経て基板部に沿
って配索されたワイヤハーネスが大きく屈曲することな
くほぼ直線的に内側のハーネス挿通孔に挿通される。こ
れにより、ハーネス挿通作業が容易化すると共に、ワイ
ヤハーネスの屈曲変形に起因する経時的な傷みが防止さ
れる。
は、請求項4に係るスライドドアの給電装置において、
前記略環状の壁部の内側のハーネス挿通孔を前記内部空
間の底壁と前記基板部との間に形成したことを特徴とす
る。上記構成により、外側のハーネスを経て基板部に沿
って配索されたワイヤハーネスが大きく屈曲することな
くほぼ直線的に内側のハーネス挿通孔に挿通される。こ
れにより、ハーネス挿通作業が容易化すると共に、ワイ
ヤハーネスの屈曲変形に起因する経時的な傷みが防止さ
れる。
【0012】請求項6に係るスライドドアの給電装置
は、請求項1〜5の何れかに係るスライドドアの給電装
置において、前記補機を固定手段及び/又は係止手段で
前記プロテクタ内に固定したことを特徴とする。上記構
成により、係止手段で補機がワンタッチで簡単にプロテ
クタに固定され、固定手段で補機が強固に固定される。
補機をプロテクタに係止手段で仮固定した後、固定手段
で本固定することも可能である。
は、請求項1〜5の何れかに係るスライドドアの給電装
置において、前記補機を固定手段及び/又は係止手段で
前記プロテクタ内に固定したことを特徴とする。上記構
成により、係止手段で補機がワンタッチで簡単にプロテ
クタに固定され、固定手段で補機が強固に固定される。
補機をプロテクタに係止手段で仮固定した後、固定手段
で本固定することも可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
を用いて詳細に説明する。図1〜図6は、本発明に係る
ハーネス保護部材を用いた自動車用スライドドアの給電
装置の一実施形態を示すものである。図1は給電装置の
正面図、図2は図1のA部拡大図、図3は補機の取付状
態を示す斜視図、図4はプロテクタの平面図(下面
図)、図5,図6は図2のB−B相当断面図である。
を用いて詳細に説明する。図1〜図6は、本発明に係る
ハーネス保護部材を用いた自動車用スライドドアの給電
装置の一実施形態を示すものである。図1は給電装置の
正面図、図2は図1のA部拡大図、図3は補機の取付状
態を示す斜視図、図4はプロテクタの平面図(下面
図)、図5,図6は図2のB−B相当断面図である。
【0014】図1において、符号1は、合成樹脂製のプ
ロテクタ本体、2は、プロテクタ本体1内に装着された
板ばね状の弾性部材、3は、弾性部材2で上向きに付勢
されつつプロテクタ本体1内で屈曲可能なワイヤハーネ
スをそれぞれ示している。
ロテクタ本体、2は、プロテクタ本体1内に装着された
板ばね状の弾性部材、3は、弾性部材2で上向きに付勢
されつつプロテクタ本体1内で屈曲可能なワイヤハーネ
スをそれぞれ示している。
【0015】本給電装置4の特徴は、スライドドア側に
配設する電装品等の補機5をプロテクタ本体1内に装着
すると共に、ワイヤハーネス3を弾性部材2の邪魔にな
ることなくプロテクタ本体1に三次元的に配索したこと
にある。
配設する電装品等の補機5をプロテクタ本体1内に装着
すると共に、ワイヤハーネス3を弾性部材2の邪魔にな
ることなくプロテクタ本体1に三次元的に配索したこと
にある。
【0016】補機5としては例えばスライドドアをモー
タで開閉させるためのパワースライドドアユニットある
いはパワーウィンドモータやドアロックユニット、各種
スイッチやセンサ類、電子ユニット等が挙げられる。
タで開閉させるためのパワースライドドアユニットある
いはパワーウィンドモータやドアロックユニット、各種
スイッチやセンサ類、電子ユニット等が挙げられる。
【0017】プロテクタ本体1は、概ね半円状ないし台
形状の垂直方向の基板部6と、基板部6の上縁に立設さ
れた内側及び外側の周壁7,8と、外側の周壁8に一体
に続き、プロテクタ本体1の内側で略螺旋状に湾曲した
壁部9とを備えている。
形状の垂直方向の基板部6と、基板部6の上縁に立設さ
れた内側及び外側の周壁7,8と、外側の周壁8に一体
に続き、プロテクタ本体1の内側で略螺旋状に湾曲した
壁部9とを備えている。
【0018】略螺旋状の壁部9は内側の略長円状(略環
状)の壁部10を含み、略長円状の壁部10の下側の部
分10aが、弾性部材2に対する固定部11と案内部と
屈曲規制部とを兼ね、略長円状の壁部10の上側の部分
10bが、弾性部材2に対する屈曲規制部(屈曲規制
壁)となっている。補機5は屈曲規制部すなわち略長円
状の壁部10の内側のスペース(内側空間)12を有効
利用して配置されている。本形態の補機5は略矩形状の
ものであり、略長円形の壁部10の形状に沿って後下が
りに配置されている。
状)の壁部10を含み、略長円状の壁部10の下側の部
分10aが、弾性部材2に対する固定部11と案内部と
屈曲規制部とを兼ね、略長円状の壁部10の上側の部分
10bが、弾性部材2に対する屈曲規制部(屈曲規制
壁)となっている。補機5は屈曲規制部すなわち略長円
状の壁部10の内側のスペース(内側空間)12を有効
利用して配置されている。本形態の補機5は略矩形状の
ものであり、略長円形の壁部10の形状に沿って後下が
りに配置されている。
【0019】略長円状の壁部10の上側の部分10bは
下側の部分10aよりもさらに下側のなだらかに湾曲し
た部分13に続き、その部分13はプロテクタ本体1の
前端側で外側の湾曲状の周壁8の下側の垂直な真直部1
4に続いている。外側の周壁8と内側の周壁7との間
に、ワイヤハーネス3の一部(図示せず)を導出させる
ためのハーネス挿通路15が形成されている。ハーネス
挿通路15を経てスライドドア側の電装品やスイッチユ
ニットといった各種の補機にワイヤハーネス3が接続さ
れる。本明細書でプロテクタ本体1の「前後」は車両の
「前後」と一致している。
下側の部分10aよりもさらに下側のなだらかに湾曲し
た部分13に続き、その部分13はプロテクタ本体1の
前端側で外側の湾曲状の周壁8の下側の垂直な真直部1
4に続いている。外側の周壁8と内側の周壁7との間
に、ワイヤハーネス3の一部(図示せず)を導出させる
ためのハーネス挿通路15が形成されている。ハーネス
挿通路15を経てスライドドア側の電装品やスイッチユ
ニットといった各種の補機にワイヤハーネス3が接続さ
れる。本明細書でプロテクタ本体1の「前後」は車両の
「前後」と一致している。
【0020】内側の周壁7と略長円形の壁部10との間
にワイヤハーネス3が配設されている。ワイヤハーネス
3の一端側17はプロテクタ本体1内の図示しない固定
手段で固定されることが好ましい(例えば符号16で示
す部分にワイヤハーネス外周のコルゲートチューブの凹
凸を係合させて、ワイヤハーネス3を長手方向不動に係
止する等の手段を講じる)。
にワイヤハーネス3が配設されている。ワイヤハーネス
3の一端側17はプロテクタ本体1内の図示しない固定
手段で固定されることが好ましい(例えば符号16で示
す部分にワイヤハーネス外周のコルゲートチューブの凹
凸を係合させて、ワイヤハーネス3を長手方向不動に係
止する等の手段を講じる)。
【0021】ワイヤハーネス3の他端側18はスライド
ドアの閉じ状態で図1の如くプロテクタ本体1の後方か
ら導出され、スライドドアの開き状態でプロテクタ本体
1の下側の幅広な開口19から導出される。ワイヤハー
ネス3の他端側18は車両ボディ側のワイヤハーネス
(図示せず)にコネクタ等で接続される。スライドドア
の開き操作時にワイヤハーネス3の他端側18は前方
(補機5側)に引っ張られ、プロテクタ本体1内で弛ん
で下側の開口19から垂れ下がろうとする。これを防止
するために、弾性部材2がワイヤハーネス3を上向きに
付勢し、ワイヤハーネス3の弛みを吸収する。
ドアの閉じ状態で図1の如くプロテクタ本体1の後方か
ら導出され、スライドドアの開き状態でプロテクタ本体
1の下側の幅広な開口19から導出される。ワイヤハー
ネス3の他端側18は車両ボディ側のワイヤハーネス
(図示せず)にコネクタ等で接続される。スライドドア
の開き操作時にワイヤハーネス3の他端側18は前方
(補機5側)に引っ張られ、プロテクタ本体1内で弛ん
で下側の開口19から垂れ下がろうとする。これを防止
するために、弾性部材2がワイヤハーネス3を上向きに
付勢し、ワイヤハーネス3の弛みを吸収する。
【0022】弾性部材2は略長円形の壁部10の下側の
部分10aに沿って配置され、ワイヤハーネス3の湾曲
部20の内側面に弾性的に接している。弾性部材2の基
端側(下端側)2aは固定部11ないし他の固定手段
(図示せず)でプロテクタ本体1に固定される。弾性部
材2の先端側(上端側)2bはワイヤハーネス3の湾曲
部20の頂部付近に位置し、ワイヤハーネス3を支持
し、あるいはワイヤハーネス3に固定手段(図示せず)
で固定される。
部分10aに沿って配置され、ワイヤハーネス3の湾曲
部20の内側面に弾性的に接している。弾性部材2の基
端側(下端側)2aは固定部11ないし他の固定手段
(図示せず)でプロテクタ本体1に固定される。弾性部
材2の先端側(上端側)2bはワイヤハーネス3の湾曲
部20の頂部付近に位置し、ワイヤハーネス3を支持
し、あるいはワイヤハーネス3に固定手段(図示せず)
で固定される。
【0023】例えばスライドドアの全開状態ないしスラ
イドドアを強く開けた際に、弾性部材2が下向きに湾曲
して屈曲規制壁10bに接し、それにより弾性部材2の
破損が防止されると共に、ワイヤハーネス3のそれ以上
の縮径が阻止されて、ワイヤハーネス3の弛みや破損等
が防止される。
イドドアを強く開けた際に、弾性部材2が下向きに湾曲
して屈曲規制壁10bに接し、それにより弾性部材2の
破損が防止されると共に、ワイヤハーネス3のそれ以上
の縮径が阻止されて、ワイヤハーネス3の弛みや破損等
が防止される。
【0024】屈曲規制壁10bを含む略長円形の壁部1
0の内側と、略長円形の壁部10の下側の部分10aと
さらに下側の湾曲状の壁部13との間において、垂直な
基板部6にそれぞれハーネス挿通孔21〜23が設けら
れ、ワイヤハーネス3の一端側の分岐線24がプロテク
タ本体1の内側から第一のハーネス挿通孔21を通って
プロテクタ本体1の外側(裏側)に導出され、さらに第
二のハーネス挿通孔22を通って略長円形の壁部10の
内側に導入されて、略長円形の壁部10の内側の補機5
に接続されている。
0の内側と、略長円形の壁部10の下側の部分10aと
さらに下側の湾曲状の壁部13との間において、垂直な
基板部6にそれぞれハーネス挿通孔21〜23が設けら
れ、ワイヤハーネス3の一端側の分岐線24がプロテク
タ本体1の内側から第一のハーネス挿通孔21を通って
プロテクタ本体1の外側(裏側)に導出され、さらに第
二のハーネス挿通孔22を通って略長円形の壁部10の
内側に導入されて、略長円形の壁部10の内側の補機5
に接続されている。
【0025】分岐線24と補機5との接続は例えばコネ
クタ25を介して簡単に行われる。あるいは補機5から
直接導出された電線24aを第二のハーネス挿通孔22
からプロテクタ本体1の外側に導出し、さらに第一のハ
ーネス挿通孔21からプロテクタ本体1の内側に導入し
て、ワイヤハーネス3の一部としてプロテクタ本体1内
に配索することも可能である。
クタ25を介して簡単に行われる。あるいは補機5から
直接導出された電線24aを第二のハーネス挿通孔22
からプロテクタ本体1の外側に導出し、さらに第一のハ
ーネス挿通孔21からプロテクタ本体1の内側に導入し
て、ワイヤハーネス3の一部としてプロテクタ本体1内
に配索することも可能である。
【0026】第一のハーネス挿通孔21はプロテクタ本
体1の前端寄りに配置され、第二のハーネス挿通孔22
は第一のハーネス挿通孔21と同程度の高さとそれより
も高く、前上がりに前後に二つ並んで配置されている。
本形態の第二のハーネス挿通孔22は横長に形成され、
外側端が略長円形の壁部10に達し、内側端が補機5の
中央寄りで近接して位置している。例えば一方のハーネ
ス挿通孔22に補機5の入力線24aが挿通され、他方
のハーネス挿通孔22に補機5の出力線24bが挿通さ
れる。
体1の前端寄りに配置され、第二のハーネス挿通孔22
は第一のハーネス挿通孔21と同程度の高さとそれより
も高く、前上がりに前後に二つ並んで配置されている。
本形態の第二のハーネス挿通孔22は横長に形成され、
外側端が略長円形の壁部10に達し、内側端が補機5の
中央寄りで近接して位置している。例えば一方のハーネ
ス挿通孔22に補機5の入力線24aが挿通され、他方
のハーネス挿通孔22に補機5の出力線24bが挿通さ
れる。
【0027】略長円形の壁部10の下側の部分10aと
さらに下側(外側)の湾曲状の壁部13との間には略三
日月状の比較的広いハーネス挿通空間26が形成されて
いる。そのハーネス挿通空間26の中央寄りに円形の第
三のハーネス挿通孔23が設けられている。ワイヤハー
ネス3の一部である分岐線24は第一のハーネス挿通孔
21に通してもよく、第三のハーネス挿通孔23に通し
てもよい。第一と第三の両ハーネス挿通孔21,23に
通してもよい。各ハーネス挿通孔21〜23の形状は適
宜設定可能である。
さらに下側(外側)の湾曲状の壁部13との間には略三
日月状の比較的広いハーネス挿通空間26が形成されて
いる。そのハーネス挿通空間26の中央寄りに円形の第
三のハーネス挿通孔23が設けられている。ワイヤハー
ネス3の一部である分岐線24は第一のハーネス挿通孔
21に通してもよく、第三のハーネス挿通孔23に通し
てもよい。第一と第三の両ハーネス挿通孔21,23に
通してもよい。各ハーネス挿通孔21〜23の形状は適
宜設定可能である。
【0028】図3に補機5の取付状態を示す如く、補機
5は薄板状のブラケット34でプロテクタ本体1に固定
される。ブラケット34は例えば金属材で形成され、ほ
ぼ十字状の突出片34a,34bを有し、180°方向
の二方の突出片34aの先端側に孔部(図示せず)が設
けられ、突出片34aが補機5とプロテクタ本体1の台
座部33とに沿ってクランク状に折り曲げられた状態
で、孔部にボルト35が挿通されて、台座部33に締付
固定されている。例えば台座部33にはナット(図示せ
ず)が埋設されている。台座部33は基板部6や補機収
容部27の底壁29(基板部6よりも低く位置してい
る)から突設されている。突出片34aとボルト35と
台座部33とで固定手段が構成される。
5は薄板状のブラケット34でプロテクタ本体1に固定
される。ブラケット34は例えば金属材で形成され、ほ
ぼ十字状の突出片34a,34bを有し、180°方向
の二方の突出片34aの先端側に孔部(図示せず)が設
けられ、突出片34aが補機5とプロテクタ本体1の台
座部33とに沿ってクランク状に折り曲げられた状態
で、孔部にボルト35が挿通されて、台座部33に締付
固定されている。例えば台座部33にはナット(図示せ
ず)が埋設されている。台座部33は基板部6や補機収
容部27の底壁29(基板部6よりも低く位置してい
る)から突設されている。突出片34aとボルト35と
台座部33とで固定手段が構成される。
【0029】ブラケット34の他の二方の突出片34b
の先端側は補機5に沿って直角に折り曲げられて、補機
5の壁部39に係止手段で係止されている。例えば、突
出片34bの先端部に係止用の孔部40が設けられ、補
機5の壁部39に略コの字状の案内用の枠部37と、枠
部37内の係止用の突起38とが設けられ、突出片34
bの先端部が枠部37内に挿入された状態で、孔部40
に突起38が係合する。突出片34bと孔部40と枠部
37と突起38とで係止手段が構成される。
の先端側は補機5に沿って直角に折り曲げられて、補機
5の壁部39に係止手段で係止されている。例えば、突
出片34bの先端部に係止用の孔部40が設けられ、補
機5の壁部39に略コの字状の案内用の枠部37と、枠
部37内の係止用の突起38とが設けられ、突出片34
bの先端部が枠部37内に挿入された状態で、孔部40
に突起38が係合する。突出片34bと孔部40と枠部
37と突起38とで係止手段が構成される。
【0030】補機5には長辺側の壁部41に雌型のコネ
クタ36が一対設けられている。雌型のコネクタ36は
コネクタ嵌合室と、コネクタ嵌合室内のピン状ないしタ
ブ状の雄型の端子とで構成されている。壁部41から矩
形枠状のコネクタハウジング(図示せず)を少し突出さ
せて、コネクタハウジング内にコネクタ嵌合室を構成さ
せてもよい。壁部41及びコネクタ嵌合室の内壁は絶縁
性である。一対のコネクタ36の間に前記台座部33が
配置されている。
クタ36が一対設けられている。雌型のコネクタ36は
コネクタ嵌合室と、コネクタ嵌合室内のピン状ないしタ
ブ状の雄型の端子とで構成されている。壁部41から矩
形枠状のコネクタハウジング(図示せず)を少し突出さ
せて、コネクタハウジング内にコネクタ嵌合室を構成さ
せてもよい。壁部41及びコネクタ嵌合室の内壁は絶縁
性である。一対のコネクタ36の間に前記台座部33が
配置されている。
【0031】なお、補機5の種類によっては、ボルト3
5による固定手段を廃止して係止手段のみとすることも
可能である。係止手段は図3の構成に限られるものでは
なく、例えば突出片34bに可撓性の係止爪(図示せ
ず)を設け、補機5に、係止爪を係合させる枠片(図示
せず)を設けることも可能である。あるいは、プロテク
タ本体1に可撓性の係止アーム(図示せず)を設け、補
機5の端部を係止アームに引っ掛けることも可能であ
る。また、補機5に雄型のコネクタを設け、分岐線24
側に雌型のコネクタを設けることも可能である。
5による固定手段を廃止して係止手段のみとすることも
可能である。係止手段は図3の構成に限られるものでは
なく、例えば突出片34bに可撓性の係止爪(図示せ
ず)を設け、補機5に、係止爪を係合させる枠片(図示
せず)を設けることも可能である。あるいは、プロテク
タ本体1に可撓性の係止アーム(図示せず)を設け、補
機5の端部を係止アームに引っ掛けることも可能であ
る。また、補機5に雄型のコネクタを設け、分岐線24
側に雌型のコネクタを設けることも可能である。
【0032】図4(下面図)の如く、プロテクタ本体1
の基板部6の裏側に補機収容部27が膨出形成され、補
機収容部27の下側の壁部28に前記第二のハーネス挿
通孔22が二つ並列に設けられている。補機収容部27
は、略長円形の壁部10(図1)の大半の部分(補機5
の電線24a,24bを除く補機本体を収容する部分す
なわち第二のハーネス挿通孔22よりも上側の部分)を
基板部6を貫通して裏側まで延長し、その底壁29を基
板部6よりも一段低く形成して、略長円形の壁部10
(図1)の内側空間12の体積を増大させ、より大きな
補機5を収容可能としたものである。
の基板部6の裏側に補機収容部27が膨出形成され、補
機収容部27の下側の壁部28に前記第二のハーネス挿
通孔22が二つ並列に設けられている。補機収容部27
は、略長円形の壁部10(図1)の大半の部分(補機5
の電線24a,24bを除く補機本体を収容する部分す
なわち第二のハーネス挿通孔22よりも上側の部分)を
基板部6を貫通して裏側まで延長し、その底壁29を基
板部6よりも一段低く形成して、略長円形の壁部10
(図1)の内側空間12の体積を増大させ、より大きな
補機5を収容可能としたものである。
【0033】例えば図1で符号30で示す下側の壁部1
0aの内側部分は基板部6と同じ高さに位置している。
図5(図2のB−B断面におけるプロテクタ本体1を示
す図)の如く、第二のハーネス挿通孔22は基板部6と
補機収容部27の底壁29との間で斜めに位置してい
る。すなわち、第一のハーネス挿通孔21が垂直に位置
しているのに対し、第二のハーネス挿通孔22は垂直な
部分と水平な部分とを合成した形態となっており、その
開口部分(22)は斜めに位置している。図5で、符号
10aは略長円径の壁部10の下側の部分、14は外側
の周壁8(図2)の真直部をそれぞれ示している。
0aの内側部分は基板部6と同じ高さに位置している。
図5(図2のB−B断面におけるプロテクタ本体1を示
す図)の如く、第二のハーネス挿通孔22は基板部6と
補機収容部27の底壁29との間で斜めに位置してい
る。すなわち、第一のハーネス挿通孔21が垂直に位置
しているのに対し、第二のハーネス挿通孔22は垂直な
部分と水平な部分とを合成した形態となっており、その
開口部分(22)は斜めに位置している。図5で、符号
10aは略長円径の壁部10の下側の部分、14は外側
の周壁8(図2)の真直部をそれぞれ示している。
【0034】図2,図6(図2のB−B断面図)の如く
ワイヤハーネス3の分岐線24は第一のハーネス挿通孔
21を経て基板部6の裏面に沿って配索され、基板部6
の板厚方向に大きく屈曲することなく、第二のハーネス
挿通孔22にほぼ直線的にスムーズに導入されて、雄側
のコネクタ25が補機5の雌側のコネクタ36に嵌合接
続される。これにより、分岐線24に曲げ方向の大きな
ストレスがかからず、分岐線24の経時的な傷みが防止
されると共に、挿通作業も容易化する。また、補機収容
部27を基板部6よりも一段低く外側に膨出させたこと
で、大きな補機5をスムーズに収容することができる。
ワイヤハーネス3の分岐線24は第一のハーネス挿通孔
21を経て基板部6の裏面に沿って配索され、基板部6
の板厚方向に大きく屈曲することなく、第二のハーネス
挿通孔22にほぼ直線的にスムーズに導入されて、雄側
のコネクタ25が補機5の雌側のコネクタ36に嵌合接
続される。これにより、分岐線24に曲げ方向の大きな
ストレスがかからず、分岐線24の経時的な傷みが防止
されると共に、挿通作業も容易化する。また、補機収容
部27を基板部6よりも一段低く外側に膨出させたこと
で、大きな補機5をスムーズに収容することができる。
【0035】特に、第一のハーネス挿通孔21と第二の
ハーネス挿通孔22との間に弾性部材2や弾性部材2に
沿う案内用の壁部10aが位置しているが、何ら弾性部
材2や壁部10aの邪魔になることなく、ワイヤハーネ
ス3の一部を最短距離で挿通させることができるから、
弾性部材2との干渉によるワイヤハーネス3の傷みや、
干渉を避けるべくプロテクタ本体1を深くしたり、ワイ
ヤハーネス3を迂回させたりすることによるプロテクタ
本体1の肥大化が防止される。
ハーネス挿通孔22との間に弾性部材2や弾性部材2に
沿う案内用の壁部10aが位置しているが、何ら弾性部
材2や壁部10aの邪魔になることなく、ワイヤハーネ
ス3の一部を最短距離で挿通させることができるから、
弾性部材2との干渉によるワイヤハーネス3の傷みや、
干渉を避けるべくプロテクタ本体1を深くしたり、ワイ
ヤハーネス3を迂回させたりすることによるプロテクタ
本体1の肥大化が防止される。
【0036】図6に鎖線で示す如く、補機5からハーネ
ス挿通孔21を経てプロテクタ本体1内に導入した電線
42を外側のハーネス挿通路15(図1参照)に挿通さ
せることも可能である。
ス挿通孔21を経てプロテクタ本体1内に導入した電線
42を外側のハーネス挿通路15(図1参照)に挿通さ
せることも可能である。
【0037】プロテクタ本体1はブラケット31等の固
定孔32にボルト等を挿通してスライドドアのインナパ
ネルに固定される。プロテクタ本体1にはプロテクタカ
バー(図示せず)が覆設されて、ハーネス保護部材とし
てのプロテクタが構成される。プロテクタ本体1と弾性
部材2と補機5とプロテクタカバーとでプロテクタ組立
体が構成される。弾性部材2は好ましくは金属材で形成
されるが、平板状に限らず、種々の形態が可能である。
定孔32にボルト等を挿通してスライドドアのインナパ
ネルに固定される。プロテクタ本体1にはプロテクタカ
バー(図示せず)が覆設されて、ハーネス保護部材とし
てのプロテクタが構成される。プロテクタ本体1と弾性
部材2と補機5とプロテクタカバーとでプロテクタ組立
体が構成される。弾性部材2は好ましくは金属材で形成
されるが、平板状に限らず、種々の形態が可能である。
【0038】なお、上記プロテクタ組立体をスライドド
ア側ではなく車両ボディ側に配設することも可能であ
る。この場合、プロテクタ本体1は垂直ではなく水平に
配置されることが好ましい。
ア側ではなく車両ボディ側に配設することも可能であ
る。この場合、プロテクタ本体1は垂直ではなく水平に
配置されることが好ましい。
【0039】図1において弾性部材2の基端部2a(プ
ロテクタ本体1との固定側)の位置がワイヤハーネス3
の基端側17にある場合には、各ハーネス挿通孔21〜
23を用いずに、ワイヤハーネス3の分岐線24を弾性
部材2の下側を経て補機5に配線することができるが、
本形態のように弾性部材2の基端部2aをワイヤハーネ
ス3から径方向に大きく離間させ、且つワイヤハーネス
3に対してほぼ直交する方向に配置することにより、弾
性部材2が大きく湾曲した状態でワイヤハーネス3に接
触し、ワイヤハーネス3が湾曲前に既に予荷重を受ける
から、ワイヤハーネス3の弛み吸収が一層確実に且つ迅
速に行われる。
ロテクタ本体1との固定側)の位置がワイヤハーネス3
の基端側17にある場合には、各ハーネス挿通孔21〜
23を用いずに、ワイヤハーネス3の分岐線24を弾性
部材2の下側を経て補機5に配線することができるが、
本形態のように弾性部材2の基端部2aをワイヤハーネ
ス3から径方向に大きく離間させ、且つワイヤハーネス
3に対してほぼ直交する方向に配置することにより、弾
性部材2が大きく湾曲した状態でワイヤハーネス3に接
触し、ワイヤハーネス3が湾曲前に既に予荷重を受ける
から、ワイヤハーネス3の弛み吸収が一層確実に且つ迅
速に行われる。
【0040】補機5を収容保護する略長円形の壁部10
は略長円形に限らず円形であってもよく、要は弾性部材
2を湾曲させた状態で受け止めて曲り過ぎを防止できる
ような略環状の壁部であればよい。また、スライドドア
側へのワイヤハーネス3の挿通路15は、プロテクタ本
体1の前端側(真直部14の付近)に設けてもよい。そ
の場合、外側の周壁8は不要となる。
は略長円形に限らず円形であってもよく、要は弾性部材
2を湾曲させた状態で受け止めて曲り過ぎを防止できる
ような略環状の壁部であればよい。また、スライドドア
側へのワイヤハーネス3の挿通路15は、プロテクタ本
体1の前端側(真直部14の付近)に設けてもよい。そ
の場合、外側の周壁8は不要となる。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、請求項1記載の発明によれ
ば、プロテクタ内のデッドスペースを有効利用して、補
機を配設することで、スライドドア側の補機の配置の自
由度が向上すると共に、プロテクタに起因するスライド
ドア側の補機取付スペースの減少が解消され、スライド
ドア側の省スペース化が達成される。また、略環状の壁
部内で補機がワイヤハーネスとの干渉等から保護される
から、ワイヤハーネスと補機の傷み等が防止される。
ば、プロテクタ内のデッドスペースを有効利用して、補
機を配設することで、スライドドア側の補機の配置の自
由度が向上すると共に、プロテクタに起因するスライド
ドア側の補機取付スペースの減少が解消され、スライド
ドア側の省スペース化が達成される。また、略環状の壁
部内で補機がワイヤハーネスとの干渉等から保護される
から、ワイヤハーネスと補機の傷み等が防止される。
【0042】請求項2記載の発明によれば、スライドド
アの開閉に伴って弾性部材が強く湾曲した際に、弾性部
材が略環状の壁部に当接して、弾性部材の過度の屈曲が
阻止され、弾性部材及びワイヤハーネスの過度の変形に
よる傷み等が防止されると共に、補機が略環状の壁部の
内側で弾性部材やワイヤハーネスとの干渉から確実に保
護される。
アの開閉に伴って弾性部材が強く湾曲した際に、弾性部
材が略環状の壁部に当接して、弾性部材の過度の屈曲が
阻止され、弾性部材及びワイヤハーネスの過度の変形に
よる傷み等が防止されると共に、補機が略環状の壁部の
内側で弾性部材やワイヤハーネスとの干渉から確実に保
護される。
【0043】請求項3記載の発明によれば、ワイヤハー
ネスを外側のハーネス挿通孔から外部に導出させること
で、ワイヤハーネスと略環状の壁部との干渉が防止さ
れ、且つ内側のハーネス挿通孔に導入することで、ワイ
ヤハーネスを最短距離で略環状の壁部内の補機に接続す
ることができるから、ワイヤハーネスを大きく迂回させ
る必要がなく、それによりプロテクタの構造が小型化・
簡素化され、スライドドア側の省スペース化が達成され
る。
ネスを外側のハーネス挿通孔から外部に導出させること
で、ワイヤハーネスと略環状の壁部との干渉が防止さ
れ、且つ内側のハーネス挿通孔に導入することで、ワイ
ヤハーネスを最短距離で略環状の壁部内の補機に接続す
ることができるから、ワイヤハーネスを大きく迂回させ
る必要がなく、それによりプロテクタの構造が小型化・
簡素化され、スライドドア側の省スペース化が達成され
る。
【0044】請求項4記載の発明によれば、補機に対す
る収容空間の体積が増し、より大きな補機を容易に且つ
確実に収容することができ、収容する補機の選択の自由
度が高まる。請求項5記載の発明によれば、外側のハー
ネスを経て基板部に沿って配索されたワイヤハーネスが
大きく屈曲することなくほぼ直線的に内側のハーネス挿
通孔に挿通されるから、ハーネス挿通作業が容易化する
と共に、ワイヤハーネスの屈曲変形に起因する経時的な
傷みが防止される。
る収容空間の体積が増し、より大きな補機を容易に且つ
確実に収容することができ、収容する補機の選択の自由
度が高まる。請求項5記載の発明によれば、外側のハー
ネスを経て基板部に沿って配索されたワイヤハーネスが
大きく屈曲することなくほぼ直線的に内側のハーネス挿
通孔に挿通されるから、ハーネス挿通作業が容易化する
と共に、ワイヤハーネスの屈曲変形に起因する経時的な
傷みが防止される。
【0045】請求項6記載の発明によれば、補機を係止
手段でワンタッチで簡単にプロテクタに固定することが
でき、固定手段で強固に固定することができる。補機を
プロテクタに係止手段で仮固定した後、固定手段で本固
定するようにすれば、固定作業が容易化・確実化され
る。
手段でワンタッチで簡単にプロテクタに固定することが
でき、固定手段で強固に固定することができる。補機を
プロテクタに係止手段で仮固定した後、固定手段で本固
定するようにすれば、固定作業が容易化・確実化され
る。
【図1】本発明に係るスライドドアの給電装置の一実施
形態を示す正面図である。
形態を示す正面図である。
【図2】図1のA部拡大図である。
【図3】給電装置内への補機の固定構造の一形態を示す
斜視図である。
斜視図である。
【図4】スライドドアの給電装置のプロテクタ本体を示
す平面図(下面図)である。
す平面図(下面図)である。
【図5】プロテクタ本体を示す図2のB−B相当断面図
である。
である。
【図6】図5のプロテクタ本体に補機を装着してワイヤ
ハーネスを挿通させた状態を示す図2のB−B相当断面
図である。
ハーネスを挿通させた状態を示す図2のB−B相当断面
図である。
1 プロテクタ本体(プロテクタ)
2 弾性部材
3 ワイヤハーネス
4 スライドドアの給電装置
5 補機
6 基板部
10 略環状の壁部
12 内側空間
21〜23 ハーネス挿通孔
29 底壁
34 ブラケット
34a 突出片(固定手段)
35 ボルト(固定手段)
34b 突出片(係止手段)
37 枠部(係止手段)
38 突起(係止手段)
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考)
H02G 11/00 H02G 11/00 X
3/28 F
(72)発明者 福元 良一
愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地 アイシ
ン精機株式会社内
Fターム(参考) 5G357 DA06 DB03 DC12 DD02 DD05
DD11 DF01 DG05
5G363 AA16 BA02 BB01 DC03
Claims (6)
- 【請求項1】 スライドドア側と車両ボディ側とを接続
するワイヤハーネスをプロテクタ内に収容したスライド
ドアの給電装置において、前記プロテクタ内に略環状の
壁部を設け、該壁部の内側に補機を収容し、該補機に前
記ワイヤハーネスを接続したことを特徴とするスライド
ドアの給電装置。 - 【請求項2】 前記プロテクタ内で前記ワイヤハーネス
を弾性部材により弛み反対方向に付勢し、前記略環状の
壁部を該弾性部材に対する屈曲規制部としたことを特徴
とする請求項1記載のスライドドアの給電装置。 - 【請求項3】 前記略環状の壁部の内側と外側とにハー
ネス挿通孔をそれぞれ設け、前記ワイヤハーネスを外側
のハーネス挿通孔から前記プロテクタの外部に導出さ
せ、内側のハーネス挿通孔から該プロテクタの内部に導
入させたことを特徴とする請求項1又は2記載のスライ
ドドアの給電装置。 - 【請求項4】 前記略環状の壁部の内側空間を前記プロ
テクタの基板部よりも深く形成したことを特徴とする請
求項1〜3の何れか記載のスライドドアの給電装置。 - 【請求項5】 前記略環状の壁部の内側のハーネス挿通
孔を前記内側空間の底壁と前記基板部との間に形成した
ことを特徴とする請求項4記載のスライドドアの給電装
置。 - 【請求項6】 前記補機を固定手段及び/又は係止手段
で前記プロテクタ内に固定したことを特徴とする請求項
1〜5の何れか記載のスライドドアの給電装置。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238703A JP2003048495A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | スライドドアの給電装置 |
US10/212,147 US6809264B2 (en) | 2001-08-07 | 2002-08-06 | Feeder assembly of car sliding door |
DE10235994A DE10235994B4 (de) | 2001-08-07 | 2002-08-06 | Zuleitungsanordnung einer Kraftfahrzeugschiebetür |
GB0218236A GB2380619B (en) | 2001-08-07 | 2002-08-06 | Feeder assembly of car sliding door |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001238703A JP2003048495A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | スライドドアの給電装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003048495A true JP2003048495A (ja) | 2003-02-18 |
Family
ID=19069577
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001238703A Withdrawn JP2003048495A (ja) | 2001-08-07 | 2001-08-07 | スライドドアの給電装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6809264B2 (ja) |
JP (1) | JP2003048495A (ja) |
DE (1) | DE10235994B4 (ja) |
GB (1) | GB2380619B (ja) |
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---|---|---|---|---|
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US9021742B2 (en) | 2013-06-13 | 2015-05-05 | Aisin Seiki Kabushiki Kaisha | Opening and closing apparatus |
JP2015110424A (ja) * | 2015-02-25 | 2015-06-18 | 矢崎総業株式会社 | ワイヤハーネス配索構造 |
WO2022113479A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 古河電気工業株式会社 | スライドドア給電装置 |
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---|---|---|---|---|
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