JP2012228549A - トレーニング用具 - Google Patents
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Abstract
【課題】 耐久性が高く、しかも従来のシート状タイプと同じ感覚で使用することができるトレーニング用具を提供する。
【解決手段】 細長く且つ扁平状のトレーニング用具1を、ロール状に巻き取ることができるゴム材料によって一体に形成された長尺状弾性体3により構成する。トレーニング用具1は、使用者が長尺状弾性体3の長手方向の両端を両手で掴んで引き延ばすことができる幅寸法と引張弾性率とを有する。長尺状弾性体3は、長手方向の両端にそれぞれ開口部4,6を有する非保形性のホース形状を呈する。
【選択図】 図3
【解決手段】 細長く且つ扁平状のトレーニング用具1を、ロール状に巻き取ることができるゴム材料によって一体に形成された長尺状弾性体3により構成する。トレーニング用具1は、使用者が長尺状弾性体3の長手方向の両端を両手で掴んで引き延ばすことができる幅寸法と引張弾性率とを有する。長尺状弾性体3は、長手方向の両端にそれぞれ開口部4,6を有する非保形性のホース形状を呈する。
【選択図】 図3
Description
本発明は、長尺状弾性体からなり長手方向に引き延ばして使用するトレーニング用具に関するものである。
この種のトレーニング用具は、長手方向に引き延ばした際の反発力(引張応力)が小さいため、インナーマッスル(内側筋肉)の鍛錬またはリハビリ等の用途に適している。例えば、実用新案登録第3106110号公報(特許文献1)には、長尺状弾性体からなり長手方向に引き延ばして使用する従来のトレーニング用具の一例が示されている。この従来のトレーニング用具は、熱可塑性ポリウレタン材料から形成されており、厚み寸法が約0.2mm、幅寸法が約2〜3cmのテープ状(またはシート状)を呈している。
また、実用新案登録第3012928号公報(特許文献2)には、扁平状で且つ中空形状を有する、ゴム材料からなるチューブを備えたトレーニング用具が開示されている。このトレーニング用具は、ある程度硬質のゴム材料から形成されているため、外力が加えられていない状態では、チューブの内部に形成された中空空間は、潰れておらず、元の形状を維持している(すなわちこのチューブは保形性を有している)。このような保形性を有するチューブを用いているのは、巻き取りを容易にしかつ耐久性を高めるためである。
特許文献1に示されたシート状の熱可塑性材料からなる従来のトレーニング用具は、繰り返し使用していくと、シートの長手方向と直交する幅方向の両端部に切れ目が入ることがある。一度シートに切れ目が形成されると、シートはその部分から断裂することが多い。そのため従来のトレーニング用具では、耐久性が低いという問題があった。また、シートの表面が汗等で濡れると、折れ曲がって重なったシートの表面部分どうしが互いに張り付いて、シートの表面に付いた汗を拭き取る際に、シートを広げた状態にする作業に手間を要する問題があった。
また、特許文献2に示された保形性を有するチューブ状のゴム材料からなるトレーニング用具では、繰り返しの使用に対する耐久性は高くなる。しかしながら、ある程度硬質のゴム材料を用いて形成したチューブは、長手方向に引き延ばす際の反発力が大きいために、アウターマッスル(外側筋肉)を鍛錬するのには適しているものの、インナーマッスル(内側筋肉)を鍛錬したり、リハビリの用途にはそぐわないものとなっていた。
本発明の目的は、耐久性が高く、しかもインナーマッスル(内側筋肉)を鍛錬したり、リハビリの用途に適したトレーニング用具を提供することにある。
上記目的に加えて、本発明の他の目的は、使用時に汗等で濡れても拭き取り等の取り扱いが容易なトレーニング用具を提供することにある。
本発明が改良の対象とするトレーニング用具は、細長く且つ扁平状で、ロール状に巻き取ることができるゴム材料によって一体に形成された長尺状弾性体で構成されている。また、本発明のトレーニング用具は、使用者が長尺状弾性体の長手方向の両端を両手で掴んで引き延ばすことができる幅寸法と引張弾性率とを有するように構成されている。そして本発明のトレーニング用具では、長尺状弾性体として、長手方向の両端にそれぞれ開口部を有する非保形性のホース形状を呈する長尺状弾性体を用いる。本願明細書において「非保形性のホース形状」とは、ホース形状を有する長尺状弾性体が、外力を加えられていない状態においては、ホース内部の中空部の形状を保持することができない形状であることを意味する。すなわち、本発明で用いる長尺状弾性体は、非保形性であるが故に、外力が加えられていないときに扁平状になっている状態で、ホースの対向する内壁部の大部分が接触している。
本発明の長尺状弾性体の形状をこのような非保形性のホース形状にすると、長手方向と直交する幅方向の両端部が折り返し部によってそれぞれ構成されることになる。そのため従来のテープ状のトレーニング用具と比べて、幅方向の両端部に切れ目が入り難くなって、耐久性が著しく増加する。また非保形性のホース形状の長尺状弾性体では、トレーニング用具の内部に潰れた状態の中空部が形成されているものの、長尺状弾性体の幅方向の両端部の折り返し部近傍の内部には空間が形成される。そのため外部から張力が加えられていない状態において、長尺状弾性体の幅方向の両端部の折り返し部の厚みは、他の部分よりも厚くなる。その結果、汗により長尺状弾性体の表面が濡れても、厚みが厚くなる折り返し部の存在により、長尺状弾性体の表面部分どうしが張り付き難くなる。よって、本発明のトレーニング用具によれば、トレーニング用具の取り扱い(拭き取り等)が簡単になる。また、ホース形状の長尺状弾性体が非保形性であるため、従来の保形性を有するチューブを用いるトレーニング用具に比べて、長手方向に引き延ばされた際の反発力が小さくなって、インナーマッスル(内側筋肉)を鍛錬したり、リハビリの用途に適した負荷を使用者に与えることができる。
本発明のトレーニング用具は、トレーニング用具を構成する長尺状弾性体を任意の長さにしてロール状に巻き取ることができるようになっており、使用者は巻き取られた長尺状弾性体を所望の長さに切断して使用することができる。なお、本発明のトレーニング用具では、長尺状弾性体の長手方向の両端を両手で掴んで使用するのを基本的な使用方法とすることができる。しかしながら、トレーニング用具の掴み方は任意である。例えば、長尺状弾性体の長手方向の一端を柱等に結び付けたり、または使用者以外の者が掴んだりする等により長手方向の一端を支点にして、長手方向の他端を使用者が片手または両手で掴んで引っ張るようにトレーニング用具を使用してもよいのは勿論である。
なお、トレーニング用具を構成する長尺状弾性体として、引張弾性率が4.6×10-2〜7.3×10-2kgf/mm2の長尺状弾性体を用いるのが好ましい。引張弾性率Eは、引張応力(単位面積当たりの引張力)を、引張歪み(単位長さ当たりの伸び)で割った値であり、E=[F/A]/[ΔL/L0]の式で表すことができる[ただし、F:引張力、断面積A、ΔL:伸び、L0:元の長さ]。4.6×10-2〜7.3×10-2kgf/mm2の引張弾性率を有する長尺状弾性体を用いると、インナーマッスル(内側筋肉)を鍛錬したり、リハビリの用途に適した負荷を使用者に与えることができて、従来のシート状のトレーニング用具と同じような使用感覚が得られる。なお、引張弾性率が4.6×10-2kgf/mm2より小さいと長尺状弾性体を長手方向に引き延ばしたときの反発力が小さくなり過ぎる。また引張弾性率が7.3×10-2kgf/mm2より大きいと、長尺状弾性体を長手方向に引き延ばしたときの反発力が大きくなるため、インナーマッスル(内側筋肉)の鍛錬やリハビリの用途に適した負荷が得られない。このような引張弾性率を有する長尺状弾性体を形成するゴム材料は任意である。例えば、ゴム材料として、天然ゴムを用いることができる。
また本発明のトレーニング用具を構成するためには、長尺状弾性体の厚み寸法を、長尺状弾性体が扁平状態にある場合において、0.1〜1.2mmの厚み寸法にするのが好ましい。長尺状弾性体の厚み寸法が、厚み寸法が1.2mmより大きいとトレーニング用具を長手方向に引き延ばしたときの反発力が大きくなり過ぎる。なお、製造上、長尺状弾性体の厚み寸法を0.1mmより小さくすることは困難である。
また、長尺状弾性体の幅寸法は、本発明のトレーニング用具が扁平状態である場合において10〜50mmの幅寸法にするのが好ましい。長尺状弾性体の幅寸法が10mmよりも小さい場合は、使用時にトレーニング用具が掴みにくい上にトレーニング用具の強度が低下して破断し易くなる。また幅寸法が50mmよりも大きい場合は、トレーニング用具を長手方向に引き延ばしたときの反発力が大きくなり過ぎる。
本発明によれば、長尺状弾性体の形状を非保形性のホース形状にしたので、長手方向と直交する幅方向の両端部が折り返し部によってそれぞれ構成されることになり、従来のテープ状のトレーニング用具と比べて、幅方向の両端部に切れ目が入り難くなって、耐久性を著しく増加させることができる。その上、非保形性のホース形状の長尺状弾性体では、トレーニング用具の内部に潰れた状態の中空部が形成されているものの、長尺状弾性体の幅方向の両端部の折り返し部近傍の内部には空間が形成される。そのため外部から張力が加えられていない状態において、長尺状弾性体の幅方向の両端部の折り返し部の厚みは、他の部分よりも厚くなる。その結果、汗により長尺状弾性体の表面が濡れても、厚みが厚くなる折り返し部の存在により、長尺状弾性体の表面部分どうしが張り付き難くなる利点が得られる。よって、本発明のトレーニング用具によれば、インナーマッスル(内側筋肉)を鍛錬したり、リハビリの用途に適した負荷を使用者に与えることができて、しかもトレーニング用具の取り扱い(拭き取り等)が簡単になる利点が得られる。
以下、本発明のトレーニング用具の実施の形態の一例について説明する。図1(A)乃至(C)は本例のトレーニング用具の一部を省略した平面図、正面図および右側面図であり、図2は図1(A)のA−A線拡大断面図であり、図3は図1(A)の斜視図である。本例において、符号1はトレーニング用具である。トレーニング用具1は、細長く且つ扁平状の形状を有し、長尺状弾性体3で構成されている。長尺状弾性体3は、ゴム材料で一体に形成されている。本実施の形態では、長尺状弾性体3を形成するゴム材料として、4.6×10-2〜7.3×10-2kgf/mm2の引張弾性率を有するゴム材料を用いる。このようなゴム材料として、本例では天然ゴム(ラテックス)を用いている。
長尺状弾性体3は、長尺状弾性体3の内部に形成された内壁部5と、この内壁部5に囲まれた中空部7とからなる非保形性のホース形状を有する。すなわち、長尺状弾性体3の形状は、トレーニング用具1に外力(長手方向に引き延ばす力)が加えられていない状態において、ホース内部の中空部7の形状を保持することができない形状になっている。長尺状弾性体3は、このような非保形性の形状を有するために、外力が加えられていない状態で扁平状になっている。具体的には、長尺状弾性体3は、ホースの対向する内壁部5の大部分(後述の他の部分14)が接触しており、長尺状弾性体3は、長手方向と直交する幅方向の両端部9,11が折り返し部13,15によってそれぞれ構成されている。このような構成では、幅方向の両端部9,11に切れ目が入り難くなって、耐久性が著しく増加する。また、長尺状弾性体3では、トレーニング用具1の内部に潰れた状態の中空部7が形成され、長尺状弾性体3の幅方向の両端部9,11の折り返し部13,15の近傍の内部に空間が形成されるため、外部から張力が加えられていない状態では、長尺状弾性体3の幅方向の両端部9,11の折り返し部13,15の厚みは、他の部分14(内壁部5の大部分が接触している部分)よりも厚くなる。その結果、汗により長尺状弾性体3の表面が濡れても、折り返し部13,15の存在により、長尺状弾性体3の表面部分(外壁部17)どうしが張り付き難くなる。
なお、本例のトレーニング用具1は、中空部7を有するホース形状の長尺状弾性体3を後述のように任意の長さにカットして使用するため、カットされたトレーニング用具1の長手方向の両端には開口部4,6が形成される。
図4は、本例のトレーニング用具1を使用できる状態にカットする前の状態、すなわち長尺状弾性体3がロール状に巻き取られた状態を示す斜視図である。トレーニング用具1は、長尺状弾性体3が図4に示すようなロール状に巻き取られた状態から使用者が任意の長さにカットして使用される。このように長尺状弾性体3をロール状に巻き取ることにより、使用者の筋力、体格または使用目的に応じて適宜の長さに切断することができる。また、長尺状弾性体3がある程度の長さを有する場合でも、トレーニング用具1をコンパクトな状態で運搬することができる。
トレーニング用具1の製造方法(図示せず)を簡単に説明すると、以下のとおりである。まず、液状の天然ゴム(ラテックス)を入れた浴槽内に、任意の長さ及び直径を有する円柱状の筒を任意の速度で通過させる。筒の長さは、上述のロール状に巻き取られた長尺状弾性体3の長さに対応する長さ寸法になっている。また筒の直径は、後述するトレーニング用具1の幅寸法に対応した直径寸法になっている。この通過作業を、任意の回数行い、円柱状の筒の周方向にラテックスを付着させる。なお通過速度および通過回数は、後述のトレーニング用具1の厚み寸法に対応して決定される。この通過作業が終了した後は、円柱状の筒の周方向に付着したラテックスを加熱乾燥して硬化させる。そして、硬化したラテックスを筒から剥がすと、カットされる前の長尺状弾性体3(図4のようにロール状に巻き取られる前の状態)となる。これをロール状に巻き取ることにより、図4に示すロール状に巻き取られたトレーニング用具1になる。
図5(A)及び(B)は、本例のトレーニング用具1の使用態様の一例を説明する図である。図5(A)に示すように、使用者19は、約60cmにカットされたトレーニング用具1の両端部を手19A,19Bで掴む。図5(A)の状態は、トレーニング用具1が長手方向に引き延ばされる前の状態を示している。この状態から、使用者19は、図5(B)に示すように、トレーニング用具1の長手方向に手19A,19Bをそれぞれ移動させる。この状態では、トレーニング用具1が引き延ばされた方向と反対の方向に、図5(A)の状態に戻ろうとする反発力(引張応力)が働く。この反発力が、使用者19の筋肉(特にインナーマッスル)を刺激する。図5に示す例では、主に使用者19の大胸筋および背筋が鍛えられる。なお、トレーニング用具1の使用方法は、図5の使用態様に限定されるものではなく、使用目的または鍛える筋肉(部位)に応じて任意の使用態様にすることができる。例えば、約1mにカットしたトレーニング用具1の一方の端部を使用者19が片足で踏みつけ、他方の端部を手19Aで掴んで、手19Aを肘を支点にして上下に移動させると、主に上腕二頭筋が鍛えられる。また、約1mにカットした長尺状弾性体3を長手方向に半分に折り返して約50cmにした態様でトレーニング用具1を使用すれば、約50cmにカットしたトレーニング用具1の場合に比べて2倍の強度で使用することができる。
本実施の形態のトレーニング用具1は使用者19が長尺状弾性体3の長手方向の両端を手19A,19Bで掴んで引き延ばすことができる引張弾性率、厚み寸法および幅寸法を有するように構成されている。以下、本実施の形態のトレーニング用具1(長尺状弾性体3)について、実施例および比較例により、有効な条件(材質、厚み寸法および幅寸法)を確認した。実施例および比較例の条件は以下に示す。なお、実施例および比較例ともに、扁平状態で、長さは20cm(一定)とした。
[実施例1] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法10mm
[実施例2] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法35mm
[実施例3] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法50mm
[実施例4] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法10mm
[実施例5] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法35mm
[実施例6] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法50mm
[実施例7] 天然ゴム 厚み寸法1.2mm 幅寸法10mm
[実施例8] 天然ゴム 厚み寸法1.2mm 幅寸法35mm
[実施例9] 天然ゴム 厚み寸法1.2mm 幅寸法50mm
[比較例1] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法150mm (従来のシート状のトレーニング用具)
[比較例2] 天然ゴム 外径10mm 内径(中空径)5mm (従来の保形性ホース形状のトレーニング用具)
[比較例3] スチレンブタジエンゴム(SBR) 厚み寸法0.1mm 幅寸法35mm
[比較例4] ウレタンゴム(U) 厚み寸法0.1mm 幅寸法35mm
[比較例5] 天然ゴム 厚み寸法1.3mm 幅寸法35mm
[比較例6] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法5mm
[比較例7] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法55mm
これらの実施例1〜9および比較例1〜7について、反発性、耐久性および取扱性を確認する試験を行った。反発性試験は、図5で説明したようにトレーニング用具1(各実施例および比較例)を長手方向に約40cm(引き延ばす前の2倍の長さ)まで引き延ばしたときのトレーニング用具1が元に戻ろうとする感覚から反発性を確認した。反発性の評価は、従来のシート状のトレーニング用具と同じ感覚の場合は○(良好)、従来のチューブ状のトレーニング用具と同様の(反発力が強い)感覚の場合またはトレーニング用具1が破断した場合は×(不良)、従来のシート状タイプとチューブ状タイプの中間の感覚の場合は△(やや不良)とした。
[実施例2] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法35mm
[実施例3] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法50mm
[実施例4] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法10mm
[実施例5] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法35mm
[実施例6] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法50mm
[実施例7] 天然ゴム 厚み寸法1.2mm 幅寸法10mm
[実施例8] 天然ゴム 厚み寸法1.2mm 幅寸法35mm
[実施例9] 天然ゴム 厚み寸法1.2mm 幅寸法50mm
[比較例1] 天然ゴム 厚み寸法0.1mm 幅寸法150mm (従来のシート状のトレーニング用具)
[比較例2] 天然ゴム 外径10mm 内径(中空径)5mm (従来の保形性ホース形状のトレーニング用具)
[比較例3] スチレンブタジエンゴム(SBR) 厚み寸法0.1mm 幅寸法35mm
[比較例4] ウレタンゴム(U) 厚み寸法0.1mm 幅寸法35mm
[比較例5] 天然ゴム 厚み寸法1.3mm 幅寸法35mm
[比較例6] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法5mm
[比較例7] 天然ゴム 厚み寸法0.6mm 幅寸法55mm
これらの実施例1〜9および比較例1〜7について、反発性、耐久性および取扱性を確認する試験を行った。反発性試験は、図5で説明したようにトレーニング用具1(各実施例および比較例)を長手方向に約40cm(引き延ばす前の2倍の長さ)まで引き延ばしたときのトレーニング用具1が元に戻ろうとする感覚から反発性を確認した。反発性の評価は、従来のシート状のトレーニング用具と同じ感覚の場合は○(良好)、従来のチューブ状のトレーニング用具と同様の(反発力が強い)感覚の場合またはトレーニング用具1が破断した場合は×(不良)、従来のシート状タイプとチューブ状タイプの中間の感覚の場合は△(やや不良)とした。
また、耐久性試験では、トレーニング用具1(各実施例および比較例)の中央部の幅方向の端部から2mmの切り込みを入れた状態で、反発性試験と同様に引き延ばしたときのトレーニング用具1の破損状態から耐久性を評価した。耐久性の評価は、切り込みが変化しなかった場合は○(良好)、トレーニング用具1が破断した場合は×(不良)、トレーニング用具1は破断しなかったが切り込みの長さが伸びた場合は△(やや不良)とした。
さらに、取扱性試験では、トレーニング用具1(各実施例および比較例)の外壁部8を水で濡らして拭き取る際の取扱性を評価した。取扱性の評価は、トレーニング用具1の外壁部8どうしが張り付き難く拭き取り易い場合は○(良好)、外壁部8どうしが張り付いて拭き取り難い場合は×(不良)、外壁部8どうしが張り付き易いが拭き取り易い場合は△(やや不良)とした。
表1の試験結果より、まず従来のシート状のトレーニング用具(比較例1)では、反発性評価は○であるが、耐久性評価は△で、取扱性評価は×となった。また、従来の保形性ホース形状のトレーニング用具(比較例2)では、耐久性評価および取扱性評価は○であるが、反発性評価は×となった。なお、実施例5において天然ゴムの代わりにSBRを用いた場合(比較例3)は、取扱性評価は○であるが、反発性評価および耐久性評価は×となった。また、実施例5において天然ゴムの代わりにウレタンゴム(U)を用いた場合(比較例4)は、取扱性評価および耐久性評価は○であるが、反発性評価は×となった。
これに対して、トレーニング用具1が扁平状態の場合において、天然ゴムを用いた長尺状弾性体3の厚み寸法が0.1〜1.2mm、幅寸法が10〜50mmの条件(実施例1〜9)では、反発性評価、耐久性評価および取扱性評価はいずれも○となった。
このように実施例1〜9の条件にすると、従来のシート状のトレーニング用具(比較例1)よりも耐久性および取扱性が向上し、従来の保形性ホース形状のトレーニング用(比較例2)よりも反発性が向上することを確認した。また比較例3,4及び実施例5を対比することにより、長尺状弾性体3を形成するゴム材料として天然ゴムを用いるのが好ましいことを確認した。
なお、実施例5において厚み寸法を1.3mmにした場合(比較例5)では、耐久性評価および取扱性評価はいずれも○となったが、反発性評価は×となった。また、実施例5において幅寸法を5mmにした場合(比較例6)では、反発性評価は○であるが、耐久性評価および取扱性評価は△となった。さらに、実施例5において幅寸法を55mmにした場合(比較例7)では、耐久性評価および取扱性評価はいずれも○であるが、反発性評価は△となった。これら比較例5〜7より、天然ゴムを用いた長尺状弾性体3の厚み寸法が0.1〜1.2mm、幅寸法が10〜50mmの条件が最適であることを確認した。
以上のように、本実施の形態では、トレーニング用具1を構成する長尺状弾性体3の形状を上述の非保形性のホース形状にした結果、長手方向と直交する幅方向の両端部9,11に形成された折り返し部13,15によって、従来のテープ状またはシート状のトレーニング用具と比べて、幅方向の両端部9,11に切れ目が入り難くなって、耐久性を著しく増加させることができる。また、長尺状弾性体3の幅方向の両端部9,11の折り返し部13,15の厚みが他の部分14よりも厚く形成されるため、トレーニング用具1の取り扱い(拭き取り等)が簡単になる。また、ホース形状の長尺状弾性体が非保形性であるため、従来の保形性を有するチューブを用いるトレーニング用具に比べて、長手方向に引き延ばされた際の反発力が小さくなるため、インナーマッスル(内側筋肉)を鍛錬したり、リハビリの用途に適した負荷を使用者に与えることができる。
1 トレーニング用具
3 長尺状弾性体
4,6 開口部
3 長尺状弾性体
4,6 開口部
Claims (5)
- 細長く且つ扁平状で、ロール状に巻き取ることができるゴム材料によって一体に形成された長尺状弾性体からなり、しかも使用者が前記長尺状弾性体の長手方向の両端を両手で掴んで引き延ばすことができる幅寸法と引張弾性率とを有するトレーニング用具であって、
前記長尺状弾性体が、前記長手方向の両端にそれぞれ開口部を有する非保形性のホース形状を呈していることを特徴とするトレーニング用具。 - 前記長尺状弾性体の前記引張弾性率が、4.6×10−2〜7.3×10−2kgf/mm2である請求項1に記載のトレーニング用具。
- 扁平状態における前記長尺状弾性体の厚み寸法が、0.1〜1.2mmである請求項1または2に記載のトレーニング用具。
- 扁平状態における前記長尺状弾性体の前記幅寸法が、10〜50mmである請求項1,2または3に記載のトレーニング用具。
- 前記ゴム材料が、天然ゴムである請求項1,2または4に記載のトレーニング用具。
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016512066A (ja) * | 2013-03-14 | 2016-04-25 | ハイジェニック インタンジブル プロパティー ホールディング カンパニー | 運動用具 |
GB2607902A (en) * | 2021-06-14 | 2022-12-21 | Rhys Thomas Emma | Fitness training aid for use in body movement routine |
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2012
- 2012-07-23 JP JP2012163004A patent/JP2012228549A/ja active Pending
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