JP2012218653A - 車両用ドア - Google Patents
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Abstract
【解決手段】車両用ドア12は、ドア本体15のアウタプレート(アウタパネル)21の下部25に重なり覆うとともに、ドア本体15の下縁54よりも下方に延びた外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27と、外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27の装飾下部55に取付けられ、ドア12を閉じると乗降口枠部32に接触しているシール部材28と、を備える。ドア本体15内に流入した水Wを排出する水抜き穴57が開けられている。シール部材28は、水抜き穴57から排出された水Wを下方で導く傾斜部58と、密着する枠シール部61と、排水路シール部62と、下部外面シール部64と、を備えている。
【選択図】図6
Description
このドアは、インナパネルの下端に水抜き用の開放口を形成するとともに、下端に設けた樹脂製のガーニッシュの底に開放口から排出された水を排出させる水抜き孔を形成している(例えば、特許文献1参照)。
また、車体とドアとの間に水を排水するシールを取り付けたものがある。すなわち、ドア本体の下端部に設けたパーティングシールに、下端部に形成した排水孔が連通しているので、ドア本体の内部の雨水をパーティングシールの端から排水することができる(例えば、特許文献2参照)。
仮に、特許文献1、2に採用されているゴム製のシールラバー(またはウエザーストリップ)などのシール部材を開放口や排水孔より下方にそれをカバーするように取付けたとすると、開放口や排水孔からシール部材までの距離が離れるので、開放口や排水孔から排水された水によってサイドシルが濡れる。濡れたサイドシルは寒冷地では凍結するため、サイドシル(下枠部)にシール部材が凍り付き、ドアを開けたときに、シール部材がドアから外れる恐れがある。
すなわち、排水路シール部の一部に窪みが生じると、その窪みに排水が溜まるおそれがある。シールバックアップ部によって、排水路シール部に窪みができるのを防止することができる。
言い換えると、滞留した水は目立たなくなり、ユーザーは滞留した水を視認し難いという利点がある。
車両用ドア12は、左前ドアである。図1〜図6に示すように、車体13に開閉自在に取り付けたドア本体15と、ドア本体15に取り付けた内装部材(図に示していない)と、ドア本体15の上部に取り付けたサッシュ17と、サッシュ17に支持されるガラス18と、を備える。
車内側とは、車両11幅方向(Y軸方向)における車内側(図6の矢印a1方向)とし、車外側とは、車両11幅方向(Y軸方向)における車外側(矢印a2方向)とする。
乗降口枠部32は、フロントピラー33やセンタピラー34やサイドシル35(図6も参照)で形成され、乗降口枠部32の下枠部はサイドシル35である。35aはサイドシル35に含めたサイドシルカバーである。
右前乗降口枠部(図に示していない)には右前ドアが取り付けられている。右前ドアは左前ドア12とほぼ対称であり、外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27とシール部材28を備える。
外装飾部材48、シール部材51は、車両用ドア12のもの27、28とほぼ同様である。
車両用ドア12は、車体13の乗降口枠部(左前乗降口枠部)44に支持された中空のドア本体15を備える。
また、シール部材28は、傾斜部58aから下縁54まで延びて水抜き穴57の下方に配置されている排水路シール部62を備えている。
「排水路シール部62の裏面65」とは、車両の下方へ向いている面とする。
下部外面シール部64は、下縁54近傍の外面53aと接続リブ(シール押さえ部)129とで挟持されている。
車両用ドア12は、前述したアウタパネル21と、インナパネル22と、外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27と、シール部材28と、を有する。
インナ曲面部93には、孔94がねじ部材95を通す径で開けられている。
第5曲げ成形部107には、図7、図11に示す通り、クリップ孔112がほぼ等間隔で開けられている。
そして、第1アウタ膨出部98、第2アウタ膨出部104が外装飾部材(ドアロアガーニッシュ)27でカバーされている。
アウタパネル21のクリップ孔111にクリップ122を嵌め、クリップ122を中央ブラケット115にねじ部材95で締結している。
車両用ドア12では、図6に示す通り、ドア本体15内の水Wが水抜き穴57から排水されると、傾斜部58によって矢印a3のように流れ落ちるので、サイドシル35が離れていても、ドア本体15内の水Wを図2〜図5に示すようにシール部材28の前端134、後端135から排水Wdとして矢印a4、矢印a5のように排出することができる。
図12は図9に対応する図である。上記図1〜図11に示す実施例1と同様の構成については、同一符号を付し説明を省略する。
開口シール部151は、開口152を上方、水抜き穴57へ向けている。シール部材28の取付け下端75から別の傾斜部77Bを形成し、別の傾斜部77Bに連ねて枠シール部61Bを形成している。58bは傾斜部である。
また、実施例2に係る車両用ドア12Bは、シール部材28Bの製造が容易であり、且つ、より軽量化を図ることができる。
Claims (8)
- 車体の乗降口枠部に支持された中空のドア本体を備えた車両用ドアにおいて、
前記ドア本体の車外側の外面の下部に重なり覆うとともに、前記ドア本体の下縁よりも下方に延びた外装飾部材と、該外装飾部材の前記ドア本体の下縁よりも下方に延びた部位に取付けられ、前記ドアを閉じると前記乗降口枠部に接触しているシール部材と、を備え、
前記ドア本体に、前記ドア本体内に流入した水を排出する水抜き穴が開けられ、
前記シール部材は、前記水抜き穴と対向すると共に、少なくとも前記水抜き穴よりも車内側において下方から上方に向かうにつれて車内側に傾く傾斜部を備えていることを特徴とする車両用ドア。 - 前記水抜き穴は、前記ドア本体の前記下縁よりも車内側に設けられ、
前記シール部材は、前記傾斜部から前記下縁まで延びて前記水抜き穴の下方に配置されている排水路シール部を備えていることを特徴とする請求項1記載の車両用ドア。 - 前記シール部材は、前記排水路シール部に連なり前記下縁よりも車外側に形成されて前記下縁近傍の前記外面に前記外装飾部材で押圧されることによって密着している下部外面シール部を有していることを特徴とする請求項2記載の車両用ドア。
- 前記外装飾部材は、前記排水路シール部のうち車両下方へ向いている裏面に当接し、前記装飾下部に連続している平坦なシールバックアップ部を有していることを特徴とする請求項2又は請求項3記載の車両用ドア。
- 前記外装飾部材は、前記シールバックアップ部を水平に配置し、該シールバックアップ部のうち前記乗降口枠部へ向く端から下方に延ばした壁部を有し、
前記シール部材は、前記壁部の前記乗降口枠部へ向く内側面に当接して取付けられるシール取付部を有していることを特徴とする請求項4記載の車両用ドア。 - 前記シール部材は、前記シール取付部と前記排水路シール部とで形成される角部から前記傾斜部が延出されていることを特徴とする請求項5記載の車両用ドア。
- 前記シール部材は、前記シール取付部のうち前記角部よりも下方の部位から前記乗降口枠部まで斜め上方へ向け延出され、前記傾斜部に連続した別の傾斜部を有し、
前記別の傾斜部と前記傾斜部と前記シール取付部とで中空シール部が形成されていることを特徴とする請求項6記載の車両用ドア。 - 前記外装飾部材は、前記シールバックアップ部に連なり前記外装飾部材に重なって接合している接合フランジ部と、該接合フランジ部と前記シールバックアップ部を接続する接続リブを備え、
前記下部外面シール部は、前記下縁近傍の前記外面と前記接続リブとで挟持されていることを特徴とする請求項4〜7のいずれか1項記載の車両用ドア。
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