JP2012187911A - プリンタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】内巻きロール紙R1又外巻きロール紙R1のいずれかのロール紙が収容される収容部10と、該ロール紙から引き出された記録紙を排出させる排出口16と、を具備する筐体4と、記録紙に印刷を行うと共に、印刷後の記録紙を排出口から排出させる印刷モジュール5と、を備え、筐体の内部には、記録紙が記録紙用通路の挿入口40aに挿入されるまでの間に該記録紙に対してテンションを付与するテンション付与部50が設けられ、該テンション付与部が、内巻きロール紙から引き出された記録紙にテンションを付与する第1テンション付与部51と、外巻きロール紙から引き出された記録紙にテンションを付与する第2テンション付与部55と、を備えているプリンタ1を提供する。
【選択図】図3
Description
上記のように記録紙の弛みが発生した場合、この弛みは印刷開始に伴って徐々に解消されはじめるが、弛みが解消された時点で急激に記録紙にテンションがかかって張った状態となってしまう。そのため、搬送トルクが急激に大きくなり、一様の搬送トルクで記録紙を紙送りすることが難しく、それにより印字ムラ等の印字不良を招いてしまい易かった。
(1)本発明に係るプリンタは、印字面を内側に向けて記録紙が巻回された内巻きロール紙、又は印字面を外側に向けて記録紙が巻回された外巻きロール紙のいずれかのロール紙が収容される収容部と、該ロール紙から引き出された記録紙を排出させる排出口と、を具備する筐体と、前記筐体に組み合わされ、前記収容部に収容された前記ロール紙から引き出された前記記録紙に印刷を行うと共に、印刷後の記録紙を前記排出口から排出させる印刷モジュールと、を備え、前記印刷モジュールが、前記排出口と前記収容部とを連通させる記録紙用通路と、該記録紙用通路を通じて前記記録紙を前記排出口に向けて紙送りするプラテンローラと、紙送りされる前記記録紙の前記印字面に印字を行う印字ヘッドと、を備え、前記筐体の内部には、前記収容部に収容された前記ロール紙から引き出された前記記録紙が前記記録紙用通路の挿入口に挿入されるまでの間に、該記録紙に対してテンションを付与するテンション付与部が設けられ、該テンション付与部が、前記内巻きロール紙から引き出された前記記録紙を押圧することでテンションを付与する第1テンション付与部と、前記外巻きロール紙から引き出された前記記録紙を押圧することでテンションを付与する第2テンション付与部と、を備えていることを特徴とする。
ここで、内巻きロール紙を使用した場合には、第1テンション付与部が該ロール紙から引き出されている記録紙をその長さ等に応じた力で押圧するので、記録紙に最適なテンションを付与することができ、弛みが生じてしまうことを抑制することができる。一方、外巻きロール紙を使用した場合には、第2テンション付与部が該ロール紙から引き出されている記録紙をその長さ等に応じた力で押圧するので、記録紙に最適なテンションを付与することができ、弛みが生じてしまうことを抑制することができる。
しかも、引き出された記録紙が記録紙用通路の挿入口に挿入されるまでの間の位置に、第1テンション付与部及び第2テンション付与部を設ければ良いので、設計の自由度が高いうえ、構成の簡略化を図り易い。
特に、記録紙が紙送りされはじめる始動段階において、押圧部分が記録紙に伴って揺動することで、記録紙を搬送方向にスムーズに誘導できる。そのため、効果的に搬送負荷の低減化を図ることができると共に、上記始動段階における搬送トルクの増大を抑制でき、印字ムラ等の印字不良を防止し易い。
また、揺動によって上記押圧部分を広範囲に亘り可動させることができるので、ロール紙のロール径が変化(太径から細径に変化)したとしても、記録紙が安定して接触し易い。従って、記録紙の弛み抑制を広い径範囲で行うことが可能となる。
なお、ガイド軸とガイド孔との間には、上記隙間が画成されているので押圧体の揺動が規制されることがない。
本実施形態のサーマルプリンタ1は、図1から図3に示すように、印字面(感熱面)P1を内側に向けて記録紙(感熱紙)Pが巻回された内巻きロール紙R1、及び印字面P1を外側に向けて記録紙Pが巻回された外巻きロール紙R2の両方に対応した兼用プリンタとされており、いずれかのロール紙R1、R2から引き出された記録紙Pに印刷を行うことが可能とされている。
以下、単にロール紙と称する場合には、内巻きロール紙R1及び外巻きロール紙R2の両ロール紙のことをいい、ロール紙Rと称する。
ケーシング本体2及びプリンタカバー3は、例えば樹脂材料や金属材料或いはこれらの組み合わせによって形成され、ケーシング本体2の内部には内巻きロール紙R1又は外巻きロール紙R2のいずれかのロール紙Rが収容される収容容器(収容部)10が設けられている。
なお、このプリンタカバー3は、閉状態時、上記内部空間S1の前方開口部を塞ぐと共に、ケーシング本体2側に設けられた図示しない係合部に係合されることで自動的にロックがなされる。
また、ケーシング本体2の前面には、上記操作部12以外に、電源スイッチ13や各種の操作ボタン14、及び各種の操作メニューや操作情報等が表示される表示部15等が設けられている。
一対の対向板10bの左右方向L3の間隔は、ロール紙Rの紙幅よりも若干大きい間隔となるように設定されており、対向板10bの間にロール紙Rを抵抗なくスムーズに出し入れすることが可能とされている。そして、これら湾曲板10aと一対の対向板10bと底板10cとで画成された収容容器10内の空間が、ロール紙Rを収容する収容空間S2として機能する。
なお、ロール紙Rは、上記支持突起22によって軸支された状態で収容空間S2内に収容された際、収容容器10に対して接触することなく回転可能とされている。
具体的に、この印刷モジュール5は、ケーシング本体2側に取り付けられた本体ユニット30と、プリンタカバー3側に取り付けられ、本体ユニット30に対して分離可能に組み合わされるプラテンユニット31と、で構成されている。
また、図3に示すように、本体ユニット30とプラテンユニット31とが組み合わされた際、両ユニット30、31の間には上記排出口16と収容容器10内の収容空間S2とを連通させる記録紙用通路40が画成される。
そのため、図5に示すように、内巻きロール紙R1を収容容器10内にセットした場合には、記録紙Pは湾曲板10a側から引き出された後、記録紙用通路40の挿入口40a内に挿入される搬送経路となる。これに対して、図6に示すように、外巻きロール紙R2を収容容器10内にセットした場合には、記録紙Pはケーシング本体2の奥壁部2b側から引き出された後、記録紙用通路40の挿入口40a内に挿入される搬送経路となる。このように、内巻きロール紙R1と外巻きロール紙R2とで、挿入口40aに挿入されるまでの搬送経路が異なることとなる。
このテンション付与部50は、内巻きロール紙R1を使用した際に、該内巻きロール紙R1から引き出された記録紙Pを押圧することでテンションを付与する第1テンション付与部51と、外巻きロール紙R2を使用した場合に、該外巻きロール紙R2から引き出された記録紙Pを押圧することでテンションを付与する第2テンション付与部55と、で構成されている。
押圧体52は、収容容器10を構成する一対の対向板10b間に亘って左右方向L3に沿って長尺に形成され、湾曲板10aの上端部に形成された段差部10d内にスライド移動自在に嵌め込まれている。この際、押圧体52は、段差部10dの壁面によってガイドされながら、がたつき少なく前後方向L1にスライド移動可能とされている。また、押圧体52の先端部52aは、記録紙Pに向かって凸曲面となるように形成されており、その一部は湾曲板10aの曲率と同じ曲率に形成されている。
なお、弾性部53は左右方向L3に間隔を開けて複数配置されており、押圧体52を全長に亘って均等に付勢している。
弾性片57は、下方に向かって延在し、その先端部57aが外巻きロール紙R2から引き出された記録紙Pに接して該記録紙Pを押圧する押圧部として機能する。本実施形態の弾性片57の先端部57aは、記録紙Pとの接触抵抗を少なくするために丸みを帯びた形状をしており、具体的には半円を描くように略180度程度滑らかに湾曲しながら折り返されて最先端縁が上方を向いている。そのため、弾性片57の先端部57aは、記録紙Pに対して凸曲面状に形成されている。また、上記最先端縁が上方を向いているので、外巻きロール紙R2を着脱する際に、最先端縁に対する引っ掛かりが生じ難い設計とされている。
このガイド部60は、内巻きロール紙R1を使用した際に、該内巻きロール紙R1から引き出された記録紙Pをガイドする第1ガイド部61と、外巻きロール紙R2を使用した際に、該外巻きロール紙R2から引き出された記録紙Pをガイドする第2ガイド部62と、で構成されている。
次に、上記のように構成されたサーマルプリンタ1の作動について説明する。
はじめに、未使用の内巻きロール紙R1をセットし、該内巻きロール紙R1の記録紙Pに印刷を行う場合について説明する。
また、プリンタカバー3を閉じることで、図5に示すように、該プリンタカバー3に取り付けられたプラテンユニット31と、ケーシング本体2側に取り付けられた本体ユニット30と、が一体的に組み合わされた状態となる。従って、引き出された記録紙Pは、サーマルヘッド32とプラテンローラ34との間に挟まれながら、プラテンユニット31及び本体ユニット30の間に画成された記録紙用通路40内に収まった状態となる。
まず、モータを駆動させることで、歯車伝達機構を介してプラテンローラ34を回転させる。これにより、プラテンローラ34の外周面とサーマルヘッド32との間に挟まれた記録紙Pが排出口16に向けて紙送りされると共に、軸支片20によって軸支された内巻きロール紙R1が回転する。また、これと同時にサーマルヘッド32を作動させて、多数の発熱素子を適宜発熱させる。これにより、送り出された記録紙Pに対して各種の文字や図形等を印刷することができる。
特に本実施形態のサーマルプリンタ1によれば、内巻きロール紙R1及び外巻きロール紙R2のそれぞれに対応した排出口16を別個に設ける必要がないので、構成の簡略化による小型化を図り易い。
まず、図5に示すように内巻きロール紙R1を使用した場合には、第1テンション付与部51の押圧体52の先端部52aが、弾性部53からの弾性復元力を受けて記録紙Pをその長さ等に応じた力で押圧する。これにより、記録紙Pに最適なテンションを付与することができ、記録紙Pに弛み等が生じてしまうことを抑制することができる。
また、図6に示すように外巻きロール紙R2を使用した場合には、第2テンション付与部55の弾性片57の先端部57aが、自身の弾性復元力によって記録紙Pをその長さ等に応じた力で押圧する。これにより、記録紙Pに最適なテンションを付与することができ、記録紙Pに弛みが生じてしまうことを抑制することができる。
しかも、第1テンション付与部51及び第2テンション付与部55は、軸支片20ではなく引き出された記録紙Pが記録紙用通路40の挿入口40aに挿入されるまでの間の位置に設けられているので、構成が簡略化されている。そのため、サーマルプリンタ1の小型化や低コスト化に繋げ易い。
即ち、第1テンション付与部51が、図7に示すように、記録紙Pと仮想挿入面Kとのなす挿入角度θ1が−50°までの角度範囲内に収まるように記録紙Pの搬送方向を変更し、第2テンション付与部55が、図8に示すように、記録紙Pと仮想挿入面Kとのなす挿入角度θ2が+40までの角度範囲内に収まるように記録紙Pの搬送方向を変更している。
なお、サーマルプリンタ1の使用に伴ってロール紙Rが徐々に細径化してきた場合には、記録紙Pは第1テンション付与部51や第2テンション付与部55に接することなく、記録紙用通路40の挿入口40a内に直接挿入される。この場合であっても、上記した挿入角度θ1、θ2が所定の角度範囲内に収まるように、挿入口40aと収容容器10との位置関係等が考慮されて設計がなされている。
また、可動刃33をサーマルヘッド32と同じユニットに具備し、固定刃35をプラテンローラ34と同じユニットに具備させたが、この場合に限られず逆でも構わない。また、固定刃35及び可動刃33のカッター機構は、必須な構成ではなく、具備しなくても構わない。
例えば、第1テンション付与部51を例に挙げて説明すると、図9に示すように押圧体52の先端部52aが記録紙Pの紙送り方向に回転自在なローラ部とされている。このようにすることで、記録紙Pを均等な力で押圧し易いうえ、ローラ部とされた先端部52aの回転によって記録紙Pが摺動され難くなるので記録紙Pに対する接触抵抗を極力小さくすることができる。従って、搬送抵抗の低減化をより効果的に図り易いうえ、記録紙Pに擦れや傷等を付け難くすることができる。
なお、この場合であっても、ローラ部とされた先端部52aを金属材料又は強化繊維が含有された樹脂材料で形成することが好ましい。
このように、第1テンション付与部51及び第2テンション付与部55を、必要に応じて取り外し可能とすることで交換を可能としたり、使用用途、使い勝手に応じた構成を実現できるようにしたりしてもよい。
ここで、例えば第1テンション付与部を板ばねで構成する場合を例に挙げて説明する。図10に示すように、第1テンション付与部70は、ステンレス等の金属材料によって形成された板ばねであり、取付片71及び弾性片72で構成され、取付片71を介して収容容器10に形成された段差部10d内に固定されている。
弾性片72は、ケーシング本体2の内部に向かって延在し、その先端部72aが内巻きロール紙R1から引き出された記録紙Pに接して該記録紙Pを押圧する押圧部として機能する。本実施形態の弾性片72の先端部72aは、記録紙Pとの接触抵抗を少なくするために丸みを帯びた形状をしており、具体的には半円を描くように略180度程度滑らかに湾曲しながら折り返されて最先端縁がプラテンユニット31側を向いている。そのため、弾性片72の先端部72aは、記録紙Pに対して凸曲面状に形成されている。また、上記最先端縁がプラテンユニット31側を向いているので、内巻きロール紙R1を着脱する際に、最先端縁に対する引っ掛かりが生じ難い設計とされている。
図11から図14に示すように、この場合の第1テンション付与部80は、押圧体81と、該押圧体81を内巻きロール紙R1から引き出された記録紙Pに向けて付勢して、押圧体81の先端部81aを記録紙Pに対して押圧させると共に、押圧体81を記録紙Pの紙送り方向(図11に示す矢印方向)に揺動自在に弾性支持するコイルバネ(弾性部)82と、を備えている。
また、第1フランジ片81bは、このガイド突起10gの側面にスライドイド自在に接している。この点においても、押圧体81は前後方向L1にガイドされながらスライド移動可能とされている。
なお、図示の例では、連結ねじ85にEリング87が固定されており、ワッシャ88を介して段差部10dへの捩じ込み量が規定されている。
なお、連結ねじ85のヘッド部は、コイルバネ82によって付勢された押圧体81の移動量を規制している。
しかも、印刷を停止させると、コイルバネ82の弾性復元力により紙送り方向に傾いた押圧体81を逆方向に揺動させて、図13に示すように元の位置に自然に復帰させることができる。そのため、それ以降に印刷を再度開始したとしても、紙送りの始動時における搬送トルクの増大を繰り返し抑制できる。
更に、揺動によって押圧体81を広範囲に亘り可動させることができるので、ロール紙R1のロール径が変化(太径から細径に変化)したとしても、記録紙Pが接触し易い。従って、記録紙Pの弛み抑制を広い径範囲で行うことが可能となる。
R…ロール紙
P1…印字面
P…記録紙
1…サーマルプリンタ(プリンタ)
10…収容容器(収容部)
4…ケーシング(筐体)
5…印刷モジュール
16…排出口
32…サーマルヘッド(印字ヘッド)
34…プラテンローラ
40…記録紙用通路
40a…記録紙用通路の挿入口
50…テンション付与部
51、70、80…第1テンション付与部
55…第2テンション付与部
60…ガイド部
61…第1ガイド部
62…第2ガイド部
81…押圧体
82…コイルバネ(弾性部)
85…連結ねじ(ガイド軸)
86…ガイド孔
Claims (10)
- 印字面を内側に向けて記録紙が巻回された内巻きロール紙、又は印字面を外側に向けて記録紙が巻回された外巻きロール紙のいずれかのロール紙が収容される収容部と、該ロール紙から引き出された記録紙を排出させる排出口と、を具備する筐体と、
前記筐体に組み合わされ、前記収容部に収容された前記ロール紙から引き出された前記記録紙に印刷を行うと共に、印刷後の記録紙を前記排出口から排出させる印刷モジュールと、を備え、
前記印刷モジュールは、
前記排出口と前記収容部とを連通させる記録紙用通路と、
該記録紙用通路を通じて前記記録紙を前記排出口に向けて紙送りするプラテンローラと、
紙送りされる前記記録紙の前記印字面に印字を行う印字ヘッドと、を備え、
前記筐体の内部には、前記収容部に収容された前記ロール紙から引き出された前記記録紙が前記記録紙用通路の挿入口に挿入されるまでの間に、該記録紙に対してテンションを付与するテンション付与部が設けられ、
該テンション付与部は、
前記内巻きロール紙から引き出された前記記録紙を押圧することでテンションを付与する第1テンション付与部と、
前記外巻きロール紙から引き出された前記記録紙を押圧することでテンションを付与する第2テンション付与部と、を備えていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1に記載のプリンタにおいて、
前記第1テンション付与部及び前記第2テンション付与部は、前記挿入口における前記記録紙と、前記記録紙用通路に沿って前記挿入口の外側まで延びる仮想挿入面と、のなす挿入角度が所定の角度範囲内に収まるように、前記挿入口に向かって紙送りされる前記記録紙の搬送方向をそれぞれ変更することを特徴とするプリンタ。 - 請求項1又は2に記載のプリンタにおいて、
前記第1テンション付与部及び前記第2テンション付与部は、少なくとも前記記録紙を押圧する部分が、該記録紙の紙送り方向に揺動自在とされていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項3に記載のプリンタにおいて、
前記第1テンション付与部及び前記第2テンション付与部は、
前記記録紙の紙幅方向に沿って形成され、先端部が該記録紙に接触する押圧体と、
該押圧体を付勢して、該押圧体の前記先端部を前記記録紙に対して押圧させる弾性部と、を備え、
前記弾性部は、前記押圧体を前記記録紙の紙送り方向に揺動自在に弾性支持していることを特徴とするプリンタ。 - 請求項4に記載のプリンタにおいて、
前記押圧体の基端部には、ガイド軸が挿通されるガイド孔が形成され、
前記ガイド軸は、前記押圧体を付勢方向にガイドすると共に、その付勢方向への押圧体の移動量を規制し、
前記ガイド孔と前記ガイド軸との間には、前記押圧体の揺動を許容する隙間が画成されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1から5のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記筐体の内部には、前記収容部に収容された前記ロール紙から引き出された前記記録紙が前記挿入口に挿入されるまでの間に、前記記録紙を幅方向からガイドするガイド部が設けられ、
前記ガイド部は、
前記内巻きロール紙から引き出された前記記録紙をガイドする第1ガイド部と、
前記外巻きロール紙から引き出された前記記録紙をガイドする第2ガイド部と、を備えていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記第1テンション付与部又は前記第2テンション付与部は、前記筐体の内部に対して、取り外し可能に備えられていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記第1テンション付与部及び前記第2テンション付与部は、少なくとも前記記録紙を押圧する部分が、金属材料又は強化繊維が含有された樹脂材料によって形成されていると共に記録紙に向かって凸曲面となるように形成されていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項1から7のいずれか1項に記載のプリンタにおいて、
前記第1テンション付与部及び前記第2テンション付与部は、前記記録紙を押圧する部分が該記録紙の紙送り方向に回転自在なローラ部とされていることを特徴とするプリンタ。 - 請求項9に記載のプリンタにおいて、
前記押圧部分は、金属材料又は強化繊維が含有された樹脂材料によって形成されていることを特徴とするプリンタ。
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