JP2012168515A - レンズ鏡筒 - Google Patents
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Abstract
【課題】駆動機構の設計自由度を高めることができるレンズ鏡筒を提供する。
【解決手段】レンズ鏡筒は、被写体の光学像を形成する光学系と、光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズを支持する筒と、筒の外周に配置され、筒の外周面に沿って形成される壁を有する固定部材と、筒の内周側に配置された電気部品と、電気部品と電気的に接続されたフレキシブルプリントケーブルと、を備える。筒は、所定方向に沿って移動されることにより固定部材に組み付けられている。壁には、所定方向に対して45度以下の傾きを有し、所定方向の一端において開放されたスリットが形成される。フレキシブルプリントケーブルは、壁の内面に案内されてスリットから固定部材の外側に引き出されている。
【選択図】図14
【解決手段】レンズ鏡筒は、被写体の光学像を形成する光学系と、光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズを支持する筒と、筒の外周に配置され、筒の外周面に沿って形成される壁を有する固定部材と、筒の内周側に配置された電気部品と、電気部品と電気的に接続されたフレキシブルプリントケーブルと、を備える。筒は、所定方向に沿って移動されることにより固定部材に組み付けられている。壁には、所定方向に対して45度以下の傾きを有し、所定方向の一端において開放されたスリットが形成される。フレキシブルプリントケーブルは、壁の内面に案内されてスリットから固定部材の外側に引き出されている。
【選択図】図14
Description
ここに開示された技術は、光学系を保持するレンズ鏡筒に関する。特に、電気部品に接続されるフレキシブルプリントケーブルの配置に関する。
従来、デジタルスチルカメラやカムコーダ等のカメラにレンズ鏡筒が用いられている。特許文献1に開示されたレンズ鏡筒は、内部にシャッターユニットを保持している。そして、シャッターユニットには、フレキシブルプリントケーブルが接続されている。フレキシブルプリントケーブルは、電気基板に接続されている。電気基板は、マスターフランジに取付けられている。フレキシブルプリントケーブルと電気基板との接続部は、マスターフランジの背面、すなわち、撮像素子が取付けられる面に位置している。
レンズ鏡筒の内部から引き出したフレキシブルプリントケーブルを、レンズ鏡筒の外周側に引き出すと、レンズ鏡筒の設計自由度が高まる。たとえば、レンズ鏡筒の外周側において、フレキシブルプリントケーブルと他の部材とを接続すれば、レンズ鏡筒の光軸方向の大きさを小さくすることができる。しかし、そのような提案はいまだなされていない。
そこで、ここに開示された技術は、レンズ鏡筒の設計自由度を向上することを目的とする。
そこで、ここに開示された技術は、レンズ鏡筒の設計自由度を向上することを目的とする。
ここに開示されるレンズ鏡筒は、被写体の光学像を形成する光学系と、前記光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズを支持する筒と、前記筒の外周側に配置され、前記筒の外周面に沿って形成される壁を有した固定部材と、前記筒の内周側に配置された電気部品と、前記電気部品と電気的に接続されたフレキシブルプリントケーブルと、を備える。前記筒は、所定方向に沿って移動されることにより前記固定部材に組み付けられている。前記壁には、前記所定方向に対して45度以下の傾きを有し、前記所定方向の一端において開放されたスリットが形成されている。前記フレキシブルプリントケーブルは、前記壁の内面に案内されて前記スリットから前記固定部材の外側に引き出されている。
ここに開示された技術によれば、レンズ鏡筒の設計自由度を向上することが可能である。
以下、図面を参照して、実施形態について説明する。なお、説明の便宜上、デジタルカメラ1の被写体側を前方又は正面側、撮影者側を後方又は背面側、デジタルカメラ1の横撮り姿勢における鉛直上側を上側、デジタルカメラ1の横撮り姿勢における鉛直下側を下側、被写体側から見て右側を右側、被写体側から見て左側を左側と定義する。横撮り姿勢とは、CCD110の長辺方向が水平方向と平行になり、CCD110の短辺方向が鉛直方向と平行になる姿勢である。
<デジタルカメラの構成>
図1に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ鏡筒100を備える。デジタルカメラ1は、電源スイッチ10により電源が投入されると、レンズ鏡筒100が繰り出され、撮影が可能になる。
なお図1にはデジタルカメラ1が示されているが、これは撮像装置の一例である。デジタルカメラではなく、フィルムカメラであってもよいし、また、レンズ鏡筒100を取り外して交換することが可能なカメラであってもよい。さらに、スティルカメラではなく、動画を撮影可能なカムコーダであってもよい。
図1に示すように、デジタルカメラ1は、レンズ鏡筒100を備える。デジタルカメラ1は、電源スイッチ10により電源が投入されると、レンズ鏡筒100が繰り出され、撮影が可能になる。
なお図1にはデジタルカメラ1が示されているが、これは撮像装置の一例である。デジタルカメラではなく、フィルムカメラであってもよいし、また、レンズ鏡筒100を取り外して交換することが可能なカメラであってもよい。さらに、スティルカメラではなく、動画を撮影可能なカムコーダであってもよい。
<レンズ鏡筒の全体構成>
レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がOFFのとき、図2に示すように、沈胴状態である。沈胴状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り込まれ、光軸AX方向(図4参照)のサイズが小さくなっている。レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がONのとき、図3に示すように、撮影可能な状態である。撮影可能状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り出され、光軸AX方向のサイズが大きくなっている。なお、図3は光学系Oが広角端のときの状態を示している。
レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がOFFのとき、図2に示すように、沈胴状態である。沈胴状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り込まれ、光軸AX方向(図4参照)のサイズが小さくなっている。レンズ鏡筒100は、デジタルカメラ1の電源がONのとき、図3に示すように、撮影可能な状態である。撮影可能状態のとき、レンズ鏡筒100の複数の枠が繰り出され、光軸AX方向のサイズが大きくなっている。なお、図3は光学系Oが広角端のときの状態を示している。
図4から図7に示すように、レンズ鏡筒100は、光学系O(図6参照)と、レンズ駆動機構111とを備える。レンズ鏡筒100には、さらに、CCD110が固定されている。
光学系Oは、被写体の光学像をCCD110の受光面上に形成する。光学系Oは、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、第5レンズ群G5とを有する。第1レンズ群G1は、第1レンズL1と第2レンズL2と第3レンズL3とからなる。第2レンズ群G2は、第4レンズL4と、第5レンズL5と、第6レンズL6とからなる。第3レンズ群G3は、第7レンズL7と、第8レンズL8と、第9レンズL9と第10レンズL10とからなる。第4レンズ群G4は、第11レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、第12レンズL12からなる。レンズ鏡筒100は、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とをそれぞれ光軸AX方向に移動し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔、および、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔を変化させて、光学系Oの焦点距離を変更する。焦点距離の変更は、ズーミングともいう。なお、ズーミングの際、第5レンズ群G5は光軸AX方向に移動しない。また、レンズ鏡筒100は、第4レンズ群G4を光軸AX方向に移動し、光学系Oの焦点状態を変化させる。焦点状態の変化は、フォーカシングともいう。なお、光学系Oの各レンズの構成、たとえば、枚数や形状は、他の構成であってもよい。
光学系Oは、被写体の光学像をCCD110の受光面上に形成する。光学系Oは、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3と、第4レンズ群G4と、第5レンズ群G5とを有する。第1レンズ群G1は、第1レンズL1と第2レンズL2と第3レンズL3とからなる。第2レンズ群G2は、第4レンズL4と、第5レンズL5と、第6レンズL6とからなる。第3レンズ群G3は、第7レンズL7と、第8レンズL8と、第9レンズL9と第10レンズL10とからなる。第4レンズ群G4は、第11レンズL11からなる。第5レンズ群G5は、第12レンズL12からなる。レンズ鏡筒100は、第1レンズ群G1と、第2レンズ群G2と、第3レンズ群G3とをそれぞれ光軸AX方向に移動し、第1レンズ群G1と第2レンズ群G2との間隔、および、第2レンズ群G2と第3レンズ群G3との間隔を変化させて、光学系Oの焦点距離を変更する。焦点距離の変更は、ズーミングともいう。なお、ズーミングの際、第5レンズ群G5は光軸AX方向に移動しない。また、レンズ鏡筒100は、第4レンズ群G4を光軸AX方向に移動し、光学系Oの焦点状態を変化させる。焦点状態の変化は、フォーカシングともいう。なお、光学系Oの各レンズの構成、たとえば、枚数や形状は、他の構成であってもよい。
CCD110は、被写体の光学像を受光し、電気的な画像信号に変換し、出力する。CCD110は、撮像素子の一例である。撮像素子は、CMOSイメージセンサーであってもよい。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と第3レンズ群G3とは、レンズ駆動機構111によって駆動される。以下、レンズ駆動機構の詳細について、説明する。
第1レンズ群G1と第2レンズ群G2と第3レンズ群G3とは、レンズ駆動機構111によって駆動される。以下、レンズ駆動機構の詳細について、説明する。
<レンズ駆動機構111>
レンズ駆動機構111は、1群枠201と、1群直進枠202と、カム枠203と、2−3群直進枠204と、2群枠205と、ブレ補正枠206と、シャッターユニット207と、回転枠208と、固定枠209と、4群枠210と、5群枠211と、固定部材212とを備える。
レンズ駆動機構111は、1群枠201と、1群直進枠202と、カム枠203と、2−3群直進枠204と、2群枠205と、ブレ補正枠206と、シャッターユニット207と、回転枠208と、固定枠209と、4群枠210と、5群枠211と、固定部材212とを備える。
1群枠201は、第1レンズ群G1を保持する。2群枠205は、第2レンズ群G2を保持する。ブレ補正枠206は、第3レンズ群G3を保持する。4群枠210は、第4レンズ群G4を保持する。5群枠211は、第5レンズ群G5を保持する。1群枠201と2群枠205とブレ補正枠206と4群枠210と5群枠211とは、固定枠209に対して、光軸方向に駆動される。
(固定枠209)
固定枠209(筒の一例)には、図4に示すように、3本の第1カム溝112と、4本の第1直進案内溝113とが形成されている。第1カム溝112は、固定枠209の内側から外側まで貫通している。固定枠209は、第1カム溝112を介して、カム枠203を支持する。また固定枠209は、第1直進案内溝113を介して、1群直進枠202を支持する。
固定枠209(筒の一例)には、図4に示すように、3本の第1カム溝112と、4本の第1直進案内溝113とが形成されている。第1カム溝112は、固定枠209の内側から外側まで貫通している。固定枠209は、第1カム溝112を介して、カム枠203を支持する。また固定枠209は、第1直進案内溝113を介して、1群直進枠202を支持する。
固定枠209の後方には、固定部材212が固定されている。具体的には、固定枠209にはビス止め用のボス301(突起の一例)が形成されている。固定部材212は、固定枠209のボス301(突起の一例)とビス(締結具の一例)によって、固定枠209に締結されている。
ボス301は、固定枠209の筒状部分の外側に配置されている。ボス301は、固定枠209の筒状部分に固定されているので、固定部材209に対して相対的に移動しない。ボス301の後面には、ビスが取り付けられる穴307(図4において不図示、図10参照)が形成されている。
ボス301は、固定枠209の筒状部分の外側に配置されている。ボス301は、固定枠209の筒状部分に固定されているので、固定部材209に対して相対的に移動しない。ボス301の後面には、ビスが取り付けられる穴307(図4において不図示、図10参照)が形成されている。
固定枠209を固定部材212に組み付ける工程では、まず、光軸AX方向(所定方向の一例)に沿って固定部材212を移動させることによって、固定部材212を固定枠209の被写体側から組み込んだ後に、ビスによって固定部材212をボス301に締結する。
(固定部材212)
固定部材212には、CCD取付板146を介して、CCD110が後方から固定されている。CCD110は、開口部147を通して前方に、受光面を向けている。
(固定部材212)
固定部材212には、CCD取付板146を介して、CCD110が後方から固定されている。CCD110は、開口部147を通して前方に、受光面を向けている。
固定部材212の外周部には、さらに、デジタルカメラ1の本体へ取り付けられる取付部115が形成されている。取付部115は、固定部材212の外面から突出するように形成されている。固定部材212は、取付部115においてデジタルカメラ1の筐体にネジ止めされる。
固定部材212には、ズームモーターユニット116が固定されている。ズームモーターユニット116は、光軸と平行な回転軸を有する第1駆動ギア114を有する。ズームモーターユニット116は、第1駆動ギア114を回転駆動する。
固定部材212には、ズームモーターユニット116が固定されている。ズームモーターユニット116は、光軸と平行な回転軸を有する第1駆動ギア114を有する。ズームモーターユニット116は、第1駆動ギア114を回転駆動する。
(回転枠208)
回転枠208(回転枠の一例)は、固定枠209の外周側に設けられている。回転枠208は、光軸AXを軸心として、固定枠209に対して、相対的に回転可能である。回転枠208の外周部には、ギア部120が形成されている。ギア部120は、第1駆動ギア114とかみ合い、第1駆動ギア114によって回転される。つまり、回転枠208は、ギア部120と第1駆動ギア114とを介して、ズームモーターユニット116によって回転駆動される。
回転枠208(回転枠の一例)は、固定枠209の外周側に設けられている。回転枠208は、光軸AXを軸心として、固定枠209に対して、相対的に回転可能である。回転枠208の外周部には、ギア部120が形成されている。ギア部120は、第1駆動ギア114とかみ合い、第1駆動ギア114によって回転される。つまり、回転枠208は、ギア部120と第1駆動ギア114とを介して、ズームモーターユニット116によって回転駆動される。
回転枠208の内周部には、3本の第2直進溝222が形成されている。第2直進溝222は、光軸AX方向に伸びた溝である。
(カム枠203)
図8に示すように、カム枠203は、筒状の筒部117と、筒部117の後方の端部から外周側に形成された第1フランジ部118とを有する。
(カム枠203)
図8に示すように、カム枠203は、筒状の筒部117と、筒部117の後方の端部から外周側に形成された第1フランジ部118とを有する。
第1フランジ部118の外周部には、3つの第1カムピン119と、第1バヨネット係合部121とが形成されている。図4から図7に示すように、第1カムピン119は、それぞれ、第1カム溝112のうちの1つと係合している。カム枠203は、第1カムピン119を介して、固定枠209に支持されている。第1カムピン119は、第1カム溝112を貫通し、第2直進溝222に係合している。カム枠203は、回転枠208とともに回転する。つまり、カム枠203は、回転枠208とギア部120と第1駆動ギア114とを介して、ズームモーターユニット116によって回転駆動される。
筒部117の外面には、外側に突出した3つの第1補助ピン221と、3本の第2カム溝122と、3本の第1補助溝123とが形成されている。筒部117の内面には、3本の第3カム溝124と、3本の第4カム溝125と、第2バヨネット係合部126が形成されている。
(1群直進枠202)
図4から図7に示すように、1群直進枠202は、筒状の形状である。1群直進枠202の外面には、外側に突出した4個の第1直進案内凸部127が形成されている。第1直進案内凸部127は、それぞれ、第1直進案内溝113の1つと係合している。第1直進案内溝113は光軸AX方向に伸びた溝であり、第1直進案内凸部127を案内する。1群直進枠202は、第1直進案内凸部127と第1直進案内溝113とによって、固定枠209に支持され、固定枠209に対して光軸AX方向に移動可能であり、固定枠209に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
(1群直進枠202)
図4から図7に示すように、1群直進枠202は、筒状の形状である。1群直進枠202の外面には、外側に突出した4個の第1直進案内凸部127が形成されている。第1直進案内凸部127は、それぞれ、第1直進案内溝113の1つと係合している。第1直進案内溝113は光軸AX方向に伸びた溝であり、第1直進案内凸部127を案内する。1群直進枠202は、第1直進案内凸部127と第1直進案内溝113とによって、固定枠209に支持され、固定枠209に対して光軸AX方向に移動可能であり、固定枠209に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
1群直進枠202の内面には、3本の第3直進案内溝128と、第3バヨネット係合部129とが形成されている。第3直進案内溝128は、光軸AX方向に伸びた溝である。第3バヨネット係合部129は、円周方向に伸びた溝である。第3バヨネット係合部129は第1バヨネット係合部121と係合している。第3バヨネット係合部129と第1バヨネット係合部121との係合によって、カム枠203に対して1群直進枠202が光軸AX方向に移動するのが規制され、1群直進枠202に対してカム枠203が回転可能である。
(2−3群直進枠204)
図4から図7に示すように、2−3群直進枠204は、筒状の形状である。2-3群直進枠204には、3本の第3直進溝130と、3本の第4直進溝131とが形成されている。第3直進溝130および第4直進溝131は、光軸AX方向に伸びた溝である。第3直進溝130および第4直進溝131は、2-3群直進枠204の内側から外側まで貫通している。
図4から図7に示すように、2−3群直進枠204は、筒状の形状である。2-3群直進枠204には、3本の第3直進溝130と、3本の第4直進溝131とが形成されている。第3直進溝130および第4直進溝131は、光軸AX方向に伸びた溝である。第3直進溝130および第4直進溝131は、2-3群直進枠204の内側から外側まで貫通している。
2−3群直進枠204の外周には、外側に突出した3個の第2直進案内凸部132と、円周方向に伸びた形状の第4バヨネット係合部133とが形成されている。第2直進案内凸部132は、それぞれ、第1直進案内溝113の1つと係合している。第2直進案内凸部132と第1直進案内溝113との係合により、2−3群直進枠204は、固定枠209に支持される。2−3群直進枠204は、固定枠209に対して光軸AX方向に移動可能であり、固定枠209に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。また、第4バヨネット係合部133は第2バヨネット係合部126と係合している。第4バヨネット係合部133と第2バヨネット係合部126との係合により、カム枠203に対して2−3群直進枠204が光軸AX方向に移動するのが規制され、2−3群直進枠204に対してカム枠203が回転可能である。
(1群枠201)
図4から図7に示すように、1群枠201は、第1レンズ群G1を支持する。また、1群枠201は、前方に、バリアユニット134を支持する。バリアユニット134は、開閉可能なバリア部135を有する。沈胴時には、バリア部135が閉じられ、バリア部135は第1レンズ群G1を保護し、また、光学系Oへの光の進入を遮る。撮影時には、バリア部135が開かれ、光学系Oに光が導かれる。
図4から図7に示すように、1群枠201は、第1レンズ群G1を支持する。また、1群枠201は、前方に、バリアユニット134を支持する。バリアユニット134は、開閉可能なバリア部135を有する。沈胴時には、バリア部135が閉じられ、バリア部135は第1レンズ群G1を保護し、また、光学系Oへの光の進入を遮る。撮影時には、バリア部135が開かれ、光学系Oに光が導かれる。
図9に示すように、1群枠201の外周部には、外側に突出した3個の第3直進案内凸部136が形成されている。第3直進案内凸部136は、ぞれぞれ、第3直進案内溝128の1つに係合している。第3直進案内凸部136と第3直進案内溝128の係合により、1群枠201は、1群直進枠202に支持され、1群直進枠202に対して光軸AX方向に移動可能であり、1群直進枠202に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
1群枠201の内周面には、内側に突出した3個の第2カムピン223と、内側に突出した3個の第2補助ピン224とが形成されている。第2カム溝122には、それぞれ、第2カムピン223のうちの1つが係合する。言い換えると、第2カム溝122は、それぞれ、第2カムピン223のうちの1つと接触している。第2カムピン223と第2カム溝122との係合によって、1群枠201はカム枠203に支持されている。また、第2カム溝122に沿って第2カムピン223が移動することにより、1群枠201はカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。
第2補助ピン224は、それぞれ、第1補助溝123のうちの1つに挿入されている。第2カム溝122に沿って第2カムピン223が移動するとき、第2補助ピン224も第1補助溝123に沿って移動する。言い換えると、第1補助溝123は、1群枠201が光軸AX方向に移動する際の第2補助ピン224の移動軌跡に沿って、形成されている。第2補助ピン224は、第1補助溝123とわずかに距離を隔てて形成されている。1群枠201に光軸AX方向の外力が加わった場合には、第2補助ピン224は第1補助溝123と接触する。
1群枠201の内周部には、3つの壁230が形成されている。第2カム溝122に沿って第2カムピン223が移動するとき、第1補助ピン221も壁230に沿って移動する。言い換えると、壁230は、1群枠201が光軸AX方向に移動する際の第1補助ピン221の移動軌跡に沿って、形成されている。具体的には、壁230は、第1補助ピン221の移動軌跡の一部の区間において、光軸AX方向における第1補助ピン221の被写体側で第1補助ピン221の移動軌跡に沿って形成されている。一部の区間とは、より具体的には、光学系Oの焦点距離が広角端から望遠端に移動する際に第1補助ピン221が移動する区間である。
壁230は、第1補助ピン221とわずかに距離を隔てて形成されている。1群枠201に光軸AX方向の外力が加わった場合には、第1補助ピン221は壁230と接触する。実施形態では、1群枠201を繰り込ませる方向の力が1群枠201に加わったときに、第1補助ピン221と壁230とが接触するように壁230が形成されている。
なお、壁230は、移動軌跡の全区間において形成されていてもよい。また、壁230は、第1補助ピン221の移動軌跡の一部の区間において、光軸AX方向における第1補助ピン221の像面側で第1補助ピン221の移動軌跡に沿って形成されていてもよい。
なお、壁230は、移動軌跡の全区間において形成されていてもよい。また、壁230は、第1補助ピン221の移動軌跡の一部の区間において、光軸AX方向における第1補助ピン221の像面側で第1補助ピン221の移動軌跡に沿って形成されていてもよい。
(2群枠205)
図4から図7に示すように、2群枠205は、第2レンズ群G2を支持する。2群枠205の外周面には、外側に突出した3個の第4直進案内凸部137が形成されている。2群枠205には、さらに、3個の第3カムピン138が形成されている。第3カムピン138は、それぞれ、第4直進案内凸部137のうちの1つから外側に突出している。
図4から図7に示すように、2群枠205は、第2レンズ群G2を支持する。2群枠205の外周面には、外側に突出した3個の第4直進案内凸部137が形成されている。2群枠205には、さらに、3個の第3カムピン138が形成されている。第3カムピン138は、それぞれ、第4直進案内凸部137のうちの1つから外側に突出している。
第4直進案内凸部137は、それぞれ、第3直進溝130のうちの1つに係合している。第4直進案内凸部137と第3直進溝130の係合により、2群枠205は、2-3群直進枠204に支持されている。2群枠205は、2-3群直進枠204に対して光軸AX方向に移動可能であり、2-3群直進枠204に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
第3カムピン138は、第3カム溝124に係合している。第3カム溝124には、それぞれ、第3カムピン138のうちの1つが係合する。言い換えると、第3カムピン138は、それぞれ、第3カム溝124のうちの1つと接触している。第3カムピン138と第3カム溝124との係合によって、2群枠205はカム枠203に支持されている。また、第3カム溝124に沿って第3カムピン138が移動することにより、2群枠205はカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。
(ブレ補正枠206)
図4から図7に示すように、ブレ補正枠206は、第3レンズ群G3を支持する。ブレ補正枠206は、シャッターユニット207に支持されている。ブレ補正枠206は、シャッターユニット207に対して光軸AXと直交する面内で移動可能であり、シャッターユニット207に対して光軸AX方向への移動が規制されている。第3レンズ群G3は、光軸AXと直交する面内で移動することにより、受光面上での光学像の位置を変更する。ブレ補正枠206はアクチュエータ225(図11参照)によって駆動される。たとえば、ブレ補正枠206は、デジタルカメラ1のブレに起因して発生する光学像のブレを抑制するように駆動される。
図4から図7に示すように、ブレ補正枠206は、第3レンズ群G3を支持する。ブレ補正枠206は、シャッターユニット207に支持されている。ブレ補正枠206は、シャッターユニット207に対して光軸AXと直交する面内で移動可能であり、シャッターユニット207に対して光軸AX方向への移動が規制されている。第3レンズ群G3は、光軸AXと直交する面内で移動することにより、受光面上での光学像の位置を変更する。ブレ補正枠206はアクチュエータ225(図11参照)によって駆動される。たとえば、ブレ補正枠206は、デジタルカメラ1のブレに起因して発生する光学像のブレを抑制するように駆動される。
(シャッターユニット207)
シャッターユニット207は、図示しないシャッターを内包している。シャッターが開放されているとき、シャッターユニット207は光を透過し、シャッターが閉じられているとき、シャッターユニット207は光を遮蔽する。シャッターユニット207は、光学系Oの光の透過および遮蔽を制御可能である。シャッターユニット207は、電力の供給を受けてシャッターを開閉駆動する。シャッターユニット207には、アクチュエータが内蔵されている。
シャッターユニット207は、図示しないシャッターを内包している。シャッターが開放されているとき、シャッターユニット207は光を透過し、シャッターが閉じられているとき、シャッターユニット207は光を遮蔽する。シャッターユニット207は、光学系Oの光の透過および遮蔽を制御可能である。シャッターユニット207は、電力の供給を受けてシャッターを開閉駆動する。シャッターユニット207には、アクチュエータが内蔵されている。
シャッターユニット207の外周面には、外側に突出した3個の第5直進案内凸部139が形成されている。シャッターユニット207には、さらに、3個の第4カムピン140が形成されている。第4カムピン140は、それぞれ、第5直進案内凸部139のうちの1つから外側に突出している。
第5直進案内凸部139は、それぞれ、第4直進溝131のうちの1つに係合している。第5直進案内凸部139と第4直進溝131の係合により、シャッターユニット207は、2-3群直進枠204に支持され、2-3群直進枠204に対して光軸AX方向に移動可能であり、2-3群直進枠204に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
第5直進案内凸部139は、それぞれ、第4直進溝131のうちの1つに係合している。第5直進案内凸部139と第4直進溝131の係合により、シャッターユニット207は、2-3群直進枠204に支持され、2-3群直進枠204に対して光軸AX方向に移動可能であり、2-3群直進枠204に対して光軸AXを中心とした回転方向に回転するのが規制される。
第4カムピン140は、第4カム溝125に係合している。第4カム溝125には、それぞれ、第4カムピン140のうちの1つが係合する。言い換えると、第4カムピン140は、それぞれ、第4カム溝125のうちの1つと接触している。第4カムピン140と第4カム溝125との係合によって、シャッターユニット207はカム枠203に支持されている。また、第4カム溝125に沿って第4カムピン140が移動することにより、シャッターユニット207はカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。シャッターユニット207が光軸AX方向に移動するとき、ブレ補正枠206もシャッターユニット207とともに光軸AX方向に移動する。
(4群枠210)
図4から図7に示すように、4群枠210は、第4レンズ群G4を支持する。4群枠210は、直進ガイド部141と、回転防止部142と、ナット係合部143とを有する。直進ガイド部141には、第1ガイドポール144が挿入されている。第1ガイドポール144は、光軸AXと平行な方向に伸びている。直進ガイド部141と第1ガイドポール144との係合によって、直進ガイド部141は光軸AX方向に移動可能であり、第1ガイドポール144と直交する移動が規制されている。回転防止部142には、第2ガイドポール145が係合している。第2ガイドポール145は、光軸AXと平行な方向に伸びている。回転防止部142と第2ガイドポール145との係合によって、4群枠210は第1ガイドポール144を中心とする回転を規制される。ナット係合部143に、フォーカスモーターユニット148のナットが係合する。フォーカスモーターユニット148は、モーターと、モーターによって回転されるリードスクリューと、ナットとを有する。リードスクリューは、光軸AX方向に伸びている。ナットは、リードスクリューと係合し、リードスクリューの回転によって光軸AX方向に駆動される。つまり。4群枠210は、フォーカスモーターユニット148によって、光軸AX方向に駆動される。
図4から図7に示すように、4群枠210は、第4レンズ群G4を支持する。4群枠210は、直進ガイド部141と、回転防止部142と、ナット係合部143とを有する。直進ガイド部141には、第1ガイドポール144が挿入されている。第1ガイドポール144は、光軸AXと平行な方向に伸びている。直進ガイド部141と第1ガイドポール144との係合によって、直進ガイド部141は光軸AX方向に移動可能であり、第1ガイドポール144と直交する移動が規制されている。回転防止部142には、第2ガイドポール145が係合している。第2ガイドポール145は、光軸AXと平行な方向に伸びている。回転防止部142と第2ガイドポール145との係合によって、4群枠210は第1ガイドポール144を中心とする回転を規制される。ナット係合部143に、フォーカスモーターユニット148のナットが係合する。フォーカスモーターユニット148は、モーターと、モーターによって回転されるリードスクリューと、ナットとを有する。リードスクリューは、光軸AX方向に伸びている。ナットは、リードスクリューと係合し、リードスクリューの回転によって光軸AX方向に駆動される。つまり。4群枠210は、フォーカスモーターユニット148によって、光軸AX方向に駆動される。
固定部材212には、第1ガイドポール144と第2ガイドポール145とが固定されている。つまり、固定部材212は、第1ガイドポール144および第2ガイドポール145を介して、4群枠210を支持している。
(5群枠211)
図4から図7に示すように、5群枠211は、第5レンズ群G5を支持する。5群枠211は、直進ガイド部150と、回転防止部151と、を有する。直進ガイド部150には、第3ガイドポール153が挿入されている。第3ガイドポール153は、光軸AXと平行な方向に伸びている。直進ガイド部150と第3ガイドポール153との係合によって、直進ガイド部150は光軸AX方向に移動可能であり、第3ガイドポール153と直交する移動が規制されている。回転防止部151には、第2ガイドポール145が係合している。第2ガイドポール145は、光軸AXと平行な方向に伸びている。回転防止部151と第2ガイドポール145との係合によって、5群枠211が第3ガイドポール153を中心として回転するのが規制される。
(5群枠211)
図4から図7に示すように、5群枠211は、第5レンズ群G5を支持する。5群枠211は、直進ガイド部150と、回転防止部151と、を有する。直進ガイド部150には、第3ガイドポール153が挿入されている。第3ガイドポール153は、光軸AXと平行な方向に伸びている。直進ガイド部150と第3ガイドポール153との係合によって、直進ガイド部150は光軸AX方向に移動可能であり、第3ガイドポール153と直交する移動が規制されている。回転防止部151には、第2ガイドポール145が係合している。第2ガイドポール145は、光軸AXと平行な方向に伸びている。回転防止部151と第2ガイドポール145との係合によって、5群枠211が第3ガイドポール153を中心として回転するのが規制される。
5群枠211は、バネ(図示せず)によって、被写体側に力を受けている。そして、撮影可能状態のとき、5群枠211はバネの力を受けて、5群枠211の当接部251が固定枠209の当接部252と当接した状態を維持している。また、沈胴状態のとき、5群枠211はバネの力を受けて2-3群直進枠204と当接した状態を維持している。沈胴状態のときの5群枠211の位置は、撮影可能状態のときの5群枠211の位置よりも、像面側である。
<レンズ鏡筒の動作>
次に、レンズ鏡筒100の動作を説明する。あわせて、さらに詳細な構成についても説明する。
回転枠208は、ズームモーターユニット116によって、固定枠209に対して回転する。回転枠208と第1カムピン119との係合により、カム枠203は固定枠209に対して回転する。カム枠203の第1カムピン119が固定枠209の第1カム溝112に沿って移動し、カム枠203は固定枠209に対して光軸AX方向に移動する。つまり、カム枠203は、回転可能、かつ、光軸AX方向に移動可能である。なお、回転枠208は、回転可能であるが、光軸AX方向には移動しない。
次に、レンズ鏡筒100の動作を説明する。あわせて、さらに詳細な構成についても説明する。
回転枠208は、ズームモーターユニット116によって、固定枠209に対して回転する。回転枠208と第1カムピン119との係合により、カム枠203は固定枠209に対して回転する。カム枠203の第1カムピン119が固定枠209の第1カム溝112に沿って移動し、カム枠203は固定枠209に対して光軸AX方向に移動する。つまり、カム枠203は、回転可能、かつ、光軸AX方向に移動可能である。なお、回転枠208は、回転可能であるが、光軸AX方向には移動しない。
1群直進枠202の第3バヨネット係合部129とカム枠203の第1バヨネット係合部121との係合によって、1群直進枠202はカム枠203と一体となって光軸AX方向に移動する。このとき、1群直進枠202の第1直進案内凸部127が固定枠209の第1直進案内溝113に沿って移動するため、1群直進枠202は固定枠209に対して回転しない。つまり、1群直進枠202は、回転不能、かつ、光軸AX方向に移動可能である。
1群枠201の第3直進案内凸部136と1群直進枠202の第3直進案内溝128との係合によって、1群枠201は1群直進枠202に対して回転しない。つまり、1群枠201は回転不能である。そして、カム枠203が回転すると、1群枠201の第2カムピン223がカム枠203の第2カム溝122に沿って移動し、1群枠201がカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。言い換えると、1群枠201は1群直進枠202に対して光軸AX方向に移動する。つまり、1群枠201は光軸AX方向に移動可能である。
2−3群直進枠204の第4バヨネット係合部133とカム枠203の第2バヨネット係合部126との係合によって、2−3群直進枠204はカム枠203と一体となって光軸AX方向に移動する。このとき、2−3群直進枠204の第2直進案内凸部132と固定枠209の第1直進案内溝113との係合によって、2−3群直進枠204は回転しない。
2群枠205の第4直進案内凸部137と2-3群直進枠204の第3直進溝130との係合によって、2群枠205は回転しない。カム枠203が回転すると、2群枠205の第3カムピン138がカム枠203の第3カム溝124に沿って移動し、2群枠205がカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。つまり、2群枠205は、回転不能、かつ、光軸AX方向に移動可能である
シャッターユニット207の第5直進案内凸部139と2−3群直進枠204の第4直進溝131との係合によって、シャッターユニット207は回転しない。カム枠203が回転すると、シャッターユニット207の第4カムピン140がカム枠203の第4カム溝125に沿って移動し、シャッターユニット207がカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。ブレ補正枠206は、シャッターユニット207と一体となって光軸AX方向に移動する。
シャッターユニット207の第5直進案内凸部139と2−3群直進枠204の第4直進溝131との係合によって、シャッターユニット207は回転しない。カム枠203が回転すると、シャッターユニット207の第4カムピン140がカム枠203の第4カム溝125に沿って移動し、シャッターユニット207がカム枠203に対して光軸AX方向に移動する。ブレ補正枠206は、シャッターユニット207と一体となって光軸AX方向に移動する。
4群枠210は、フォーカスモーターユニット148によって、固定部材212に対して光軸AX方向に移動する。
5群枠211は2-3群直進枠204が撮影可能状態の位置に移動すると、バネの力により5群枠211の当接部251が固定枠209の当接部252と当接するまで、被写体側に移動する。また、5群枠211は2-3群直進枠204が沈胴状態の位置に移動すると、2-3群直進枠204に押されて像面側に移動する。
5群枠211は2-3群直進枠204が撮影可能状態の位置に移動すると、バネの力により5群枠211の当接部251が固定枠209の当接部252と当接するまで、被写体側に移動する。また、5群枠211は2-3群直進枠204が沈胴状態の位置に移動すると、2-3群直進枠204に押されて像面側に移動する。
従って、沈胴状態から、回転枠208のギア部120に第1駆動ギア114を介してズームモーターユニット116の回転力が伝わると、回転枠208は光軸AX回りに回転し、カム枠203は光軸AX回りに回転し、又は、回転しながら前進する。カム枠203と1群直進枠202および2−3群直進枠204は、固定枠209に対して、光軸AX方向に一体的に移動する。その際、1群直進枠202および2−3群直進枠204は回転しない。そして、カム枠203の回転力によって、1群枠201、2群枠205およびシャッターユニット207が光軸AX方向に移動する。その際、1群枠201、2群枠205およびシャッターユニット207は回転しない。さらに、5群枠211は当接部と当接するまで、バネの力により被写体側に移動する。
<電気接続のための構成>
図10および図11に示すように、電気部品の一例であるシャッターユニット207およびアクチュエータ225には、フレキシブルプリントケーブル302が電気的に接続されている。フレキシブルプリントケーブル302は、シャッターユニット207およびアクチュエータ225に電力を供給する。なお、シャッターユニット207、および、アクチュエータ225は、電気部品の一例である。
図10および図11に示すように、電気部品の一例であるシャッターユニット207およびアクチュエータ225には、フレキシブルプリントケーブル302が電気的に接続されている。フレキシブルプリントケーブル302は、シャッターユニット207およびアクチュエータ225に電力を供給する。なお、シャッターユニット207、および、アクチュエータ225は、電気部品の一例である。
シャッターユニット207およびアクチュエータ225は、固定枠209の内周側に配置され、固定枠209に対して光軸AX方向に移動する。フレキシブルプリントケーブル302は、シャッターユニット207およびアクチュエータ225の移動に伴って変形する。
フレキシブルプリントケーブル302は、支持部305によって支持されている。支持部305は、固定枠209の後ろの端に形成されている。支持部305の後端は、光軸AX方向に開放している。支持部305の開放している方から、フレキシブルプリントケーブル302が支持部305に挿入され、支持されている。
フレキシブルプリントケーブル302は、支持部305によって支持されている。支持部305は、固定枠209の後ろの端に形成されている。支持部305の後端は、光軸AX方向に開放している。支持部305の開放している方から、フレキシブルプリントケーブル302が支持部305に挿入され、支持されている。
レンズ鏡筒100を組み立てるとき、支持部305に支持された部分から先のフレキシブルプリントケーブル302は、図10に示す状態から矢印306に示す方向に折り曲げられる。フレキシブルプリントケーブル302は、固定枠209の後ろ側の端の部分で折り曲げられ、固定枠209および回転枠208の外周側において、円周方向に伸びている。そして、固定枠209の後ろから固定部材212が取り付けられる。そして、固定部材212の後ろから、4つのボス301にそれぞれ形成された穴307にビスが挿入され、固定枠209と固定部材212とが固定される。なお、ビスでなく、ピン等の締結具を用いてもよい。
図12から図14に示すように、固定部材212には、固定枠209が固定される側に突出した壁308が形成されている。壁308は、固定枠209の外周側まで伸びており、固定枠209の外周に沿って形成されている。壁308には、スリット309が形成されている。スリット309は、前方が開放されている。すなわち、スリット309の被写体側の一端は、開放されている。スリット309の長手方向は光軸AXと平行であるが、傾いていてもよい。例えば、スリット309の長手方向と光軸AXとの角度は45度以内であるのが好ましい。すなわち、スリット309は、光軸AXに対して45度以下の傾きを有することが好ましい。
フレキシブルプリントケーブル302は、壁308の内面に沿って案内され、スリット309から固定部材212の外側に引き出されている。そして、フレキシブルプリントケーブル302は、レンズ鏡筒100の外周部において、他の部材に接続されている。具体的には、フレキシブルプリントケーブル302は、固定部材212の背面からレンズ鏡筒100の外周面上に引き出されたフレキシブルプリント基板303に接続されている。フレキシブルプリントケーブル302とフレキシブルプリント基板303とは、コネクタ304によって接続されている。
図10に示す状態からフレキシブルプリントケーブル302を折り曲げ、固定枠209に対して固定部材212を組み込むとき、固定部材212を固定枠209に組み込む方向は概ね光軸AX方向である。スリット309は組み込み方向に開放しているため、フレキシブルプリントケーブル302の一部を壁308の内面に挿入し、フレキシブルプリントケーブル302をスリット309に通して、フレキシブルプリントケーブル302を固定部材212の外側に引き出す作業が容易である。
図14に示すように、ボス301は、回転枠208の外側、かつ、壁308の内側に配置されている。ボス301は、固定部材212に固定されているため、固定部材212に対して移動しない。そして、フレキシブルプリントケーブル302は、ボス301と壁308との間に挟まれて、ボス301と壁308の間で変形している。フレキシブルプリントケーブル302は弾性部材であるため、元の形状に戻ろうとする弾性力によって、壁308に押し付けられている。そして、フレキシブルプリントケーブル302は、ボス301と壁308の間で、保持されている。また、フレキシブルプリントケーブル302は、スリット309の部分で変形している。そして、元の形状に戻ろうとする弾性力によって、フレキシブルプリントケーブル302はスリット309の内側に押し付けられている。そして、フレキシブルプリントケーブル302は、スリット309に保持されている。
ボス301は、フレキシブルプリントケーブル302と回転枠208との間に配置される。すなわち、ボス301は、回転枠208の外側に配置されている。そのため、フレキシブルプリントケーブル302が回転枠208と接触し、回転枠208の回転の際にフレキシブルプリントケーブル302が磨耗する等の不具合を低減することが可能である。
また、図14に示すように、壁308の内面から外面に向かってスリット309が開口する方向は、光軸AXを中心とする径方向に対して傾斜している。すなわち、スリット309は、光軸AX方向から見た場合に、径方向に対して斜めに延びるように形成されている。そのため、スリット309に挿入されたフレキシブルプリントケーブル302を固定部材212の外周面に沿わせることができる。従って、フレキシブルプリントケーブル302を固定部材212の外側に引き出した後に、レンズ鏡筒100の取り扱い性を向上させることができる。
また、図14に示すように、壁308の内面から外面に向かってスリット309が開口する方向は、光軸AXを中心とする径方向に対して傾斜している。すなわち、スリット309は、光軸AX方向から見た場合に、径方向に対して斜めに延びるように形成されている。そのため、スリット309に挿入されたフレキシブルプリントケーブル302を固定部材212の外周面に沿わせることができる。従って、フレキシブルプリントケーブル302を固定部材212の外側に引き出した後に、レンズ鏡筒100の取り扱い性を向上させることができる。
また、スリット309の外面309Sは、固定部材212の取付部115上に設けられている。ここで、径方向に対して斜めに延びるスリット309を形成するためには、固定部材212の外周面の一部を突出させる必要がある。そこで、固定部材212の外周面に突出する取付部115を利用することによって、スリット309を形成するための突出部を別途設ける必要をなくすことができる。
<他の実施形態>
(A)実施形態では、電気部品の一例として、シャッターユニット207およびアクチュエータ225にフレキシブルプリントケーブル302が接続されている。しかし、電気部品は、これらに限られない。例えば、電気部品として、絞り駆動ユニットや、フォーカシングに用いられるアクチュエータや、または、ズーミングに用いられるアクチュエータに、フレキシブルプリントケーブル302が接続されていてもよい。また、フレキシブルプリントケーブル302は、シャッターユニット207およびアクチュエータ225に接続されているが、シャッターユニット207およびアクチュエータ225の一方に接続されていてもよい。
(A)実施形態では、電気部品の一例として、シャッターユニット207およびアクチュエータ225にフレキシブルプリントケーブル302が接続されている。しかし、電気部品は、これらに限られない。例えば、電気部品として、絞り駆動ユニットや、フォーカシングに用いられるアクチュエータや、または、ズーミングに用いられるアクチュエータに、フレキシブルプリントケーブル302が接続されていてもよい。また、フレキシブルプリントケーブル302は、シャッターユニット207およびアクチュエータ225に接続されているが、シャッターユニット207およびアクチュエータ225の一方に接続されていてもよい。
(B)実施形態では、シャッターユニット207およびアクチュエータ225は、光軸AX方向に移動可能であるが、移動しない構成でもよい。
(C)実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302は、固定枠209の後ろ側の端を通って固定枠209の外周側に引き出されているが、これに限られない。たとえば、固定枠209の側面から引き出される構成でもよい。
(C)実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302は、固定枠209の後ろ側の端を通って固定枠209の外周側に引き出されているが、これに限られない。たとえば、固定枠209の側面から引き出される構成でもよい。
(D)実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302とフレキシブルプリント基板303とは、コネクタ304によって接続されているが、どのような接続方法でよい。たとえば、フレキシブルプリントケーブル302とフレキシブルプリント基板303とは、半田等の低融点の金属で接続されていてもよい。
(E)実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302はフレキシブルプリント基板303に接続されているが、どのような部材に接続されていてもよい。
(E)実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302はフレキシブルプリント基板303に接続されているが、どのような部材に接続されていてもよい。
(F)実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302はレンズ鏡筒100の外周部において、他の部材に接続されているが、これに限られない。たとえば、フレキシブルプリントケーブル302は、レンズ鏡筒100の外周部からさらにレンズ鏡筒100の後ろまで引き出され、他の部材と接続されてもよい。
(G)ボス301はビスを挿入するための穴307を有していたが、なくてもよい。
(G)ボス301はビスを挿入するための穴307を有していたが、なくてもよい。
(H)フレキシブルプリントケーブル302は、フレキシブルプリント基板の一例である。フレキシブルプリント基板は、配線のみがプリントされたものでもよく、電気部品が実装されたものでもよい。
(I)固定枠209は、1群枠201を介して第1レンズ群G1を支持している。また、固定枠209は、1群直進枠202を介して、第2レンズ群G2を支持している。また、固定枠209は、シャッターユニット207およびブレ補正枠206を介して、第3レンズ群G3を支持している。固定枠209は、レンズを支持する部材の一例である。
(I)固定枠209は、1群枠201を介して第1レンズ群G1を支持している。また、固定枠209は、1群直進枠202を介して、第2レンズ群G2を支持している。また、固定枠209は、シャッターユニット207およびブレ補正枠206を介して、第3レンズ群G3を支持している。固定枠209は、レンズを支持する部材の一例である。
(J)スリット309の被写体側の一端(すなわち、前端)が開放されることとしたが、これに限られるものではない。スリット309の被写体と反対側の一端(すなわち、後端)が開放されていてもよい。この場合、筒状に形成された固定部材212の後方から、固定枠209を固定部材212に組み付ければよい。
(K)固定枠209は、光軸AX方向に沿って固定部材212に組み込まれることとしたが、これに限られるものではない。固定枠209が固定部材212に組み込まれる方向は、固定枠209及び固定部材212の形状によって適宜設定できるものであり、光軸AXと交差する方向であってもよい。
(K)固定枠209は、光軸AX方向に沿って固定部材212に組み込まれることとしたが、これに限られるものではない。固定枠209が固定部材212に組み込まれる方向は、固定枠209及び固定部材212の形状によって適宜設定できるものであり、光軸AXと交差する方向であってもよい。
なお、以上の実施形態は、本質的に好ましい例示であって、本発明、その適用物、あるいはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。また、前記実施形態は、適宜、修正し、省略し、又は組み合わせて用いることができる。
<実施形態の特徴>
上記実施形態において特徴的な部分を以下に列記する。なお、上記実施形態に含まれる発明は、以下に限定されるものではない。各構成の後ろに括弧で記載したものは、特徴の理解を助けるために記載した、各構成の具体例である。各構成はこれらの具体例に限定されるものではない。また、各特徴について記載された効果を得るためは、記載された特徴以外の構成は変形または削除されてもよい。
<実施形態の特徴>
上記実施形態において特徴的な部分を以下に列記する。なお、上記実施形態に含まれる発明は、以下に限定されるものではない。各構成の後ろに括弧で記載したものは、特徴の理解を助けるために記載した、各構成の具体例である。各構成はこれらの具体例に限定されるものではない。また、各特徴について記載された効果を得るためは、記載された特徴以外の構成は変形または削除されてもよい。
[F1]
レンズ鏡筒(100)は、被写体の光学像を形成する光学系(O)と、光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズを支持する筒(固定枠209)と、筒の外周に配置され、筒の外周面に沿って形成される壁(壁308)を有した固定部材(固定部材212)と、筒の内周側に配置された電気部品(シャッターユニット207、アクチュエータ225)と、電気部品と電気的に接続されたフレキシブルプリントケーブル(フレキシブルプリントケーブル302)と、を備える。筒は、所定方向(光軸方向AX)に沿って移動されることにより固定部材に組み付けられている。壁には、所定方向に対して45度以下の傾きを有し、所定方向の一端において開放されたスリット(スリット309)が形成される。フレキシブルプリントケーブルは、壁の内面に案内されてスリットから固定部材の外側に引き出されている。
レンズ鏡筒(100)は、被写体の光学像を形成する光学系(O)と、光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズを支持する筒(固定枠209)と、筒の外周に配置され、筒の外周面に沿って形成される壁(壁308)を有した固定部材(固定部材212)と、筒の内周側に配置された電気部品(シャッターユニット207、アクチュエータ225)と、電気部品と電気的に接続されたフレキシブルプリントケーブル(フレキシブルプリントケーブル302)と、を備える。筒は、所定方向(光軸方向AX)に沿って移動されることにより固定部材に組み付けられている。壁には、所定方向に対して45度以下の傾きを有し、所定方向の一端において開放されたスリット(スリット309)が形成される。フレキシブルプリントケーブルは、壁の内面に案内されてスリットから固定部材の外側に引き出されている。
これにより、レンズ鏡筒の設計自由度を高くすることができる。
[F2]
レンズ鏡筒(100)は、筒(固定枠209)の外側に配置され、固定部材(固定部材212)とは相対的に移動しない突起(301)を備える。フレキシブルプリントケーブルは、突起と壁の内面との間に挟まれている。
[F2]
レンズ鏡筒(100)は、筒(固定枠209)の外側に配置され、固定部材(固定部材212)とは相対的に移動しない突起(301)を備える。フレキシブルプリントケーブルは、突起と壁の内面との間に挟まれている。
これにより、突起の近くでフレキシブルプリントケーブル302が動くのを抑制することができる。たとえば、実施形態では、フレキシブルプリントケーブル302をフレキシブルプリント基板303に接続する際、ボス301の近くでフレキシブルプリントケーブル302の動きが規制されているので、作業性が高い。
[F3]
レンズ鏡筒(100)において、突起(ボス301)には、筒(固定枠209)と固定部材(固定部材212)を締結するための締結具(ビス)が取り付けられている。
[F3]
レンズ鏡筒(100)において、突起(ボス301)には、筒(固定枠209)と固定部材(固定部材212)を締結するための締結具(ビス)が取り付けられている。
これにより、F2の作用と、筒(固定枠209)と固定部材(固定部材212)を締結する作用とを、同じ部材で実現でき、部品点数の削減や形状の簡素化が可能である。
[F4]
接続部材支持構造は、固定部材(固定部材212)と、固定部材に対して回転可能な回転筒(回転枠208)と、回転筒の内部に配置された第1の電気部品(シャッターユニット207、アクチュエータ225)と、回転筒の外周面よりも外に配置された第2の電気部品と第1の回路基板とを電気的に接続する接続部材(フレキシブルプリントケーブル302)と、を備える。固定枠は、外周面よりも外側に、接続部材を保持するスリット(309)を有する。
[F4]
接続部材支持構造は、固定部材(固定部材212)と、固定部材に対して回転可能な回転筒(回転枠208)と、回転筒の内部に配置された第1の電気部品(シャッターユニット207、アクチュエータ225)と、回転筒の外周面よりも外に配置された第2の電気部品と第1の回路基板とを電気的に接続する接続部材(フレキシブルプリントケーブル302)と、を備える。固定枠は、外周面よりも外側に、接続部材を保持するスリット(309)を有する。
これにより、回転筒が回転するときに接続部材が回転筒との接触で磨耗する可能性を低減することができる。
[F5]
接続部材支持構造は、固定部材(固定枠209)と、固定部材に対して回転可能な回転筒(回転枠208)と、回転筒の内部に配置された第1の電気部品(シャッターユニット207、アクチュエータ225)と、回転筒の外周面よりも外に配置された第2の電気部品と第1の回路基板とを電気的に接続する接続部材(フレキシブルプリントケーブル302)と、を備える。固定部材(固定枠209)は、外周面と接続部材の間に配置された突起(ボス301)を有する。
[F5]
接続部材支持構造は、固定部材(固定枠209)と、固定部材に対して回転可能な回転筒(回転枠208)と、回転筒の内部に配置された第1の電気部品(シャッターユニット207、アクチュエータ225)と、回転筒の外周面よりも外に配置された第2の電気部品と第1の回路基板とを電気的に接続する接続部材(フレキシブルプリントケーブル302)と、を備える。固定部材(固定枠209)は、外周面と接続部材の間に配置された突起(ボス301)を有する。
これにより、回転筒が回転するときに接続部材が回転筒との接触で磨耗する可能性を低減することができる。
ここに開示された技術は、たとえば、デジタルカメラ、カムコーダ、フィルムカメラ、携帯電話、プロジェクター等の投射光学系を有する機器等に用いられる、レンズ鏡筒として利用可能である。
1 デジタルカメラ
100 レンズ鏡筒
O 光学系
AX 光軸
201 1群枠
202 1群直進枠
203 カム枠
204 2-3群直進枠
205 2群枠
206 ブレ補正枠
207 シャッターユニット
208 回転枠
209 固定枠
210 4群枠
211 5群枠
212 固定部材
110 CCD
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
225 アクチュエータ
301 ボス
302 フレキシブルプリントケーブル
303 フレキシブルプリント基板
304 コネクタ
305 支持部
307 穴
308 壁
309 スリット
100 レンズ鏡筒
O 光学系
AX 光軸
201 1群枠
202 1群直進枠
203 カム枠
204 2-3群直進枠
205 2群枠
206 ブレ補正枠
207 シャッターユニット
208 回転枠
209 固定枠
210 4群枠
211 5群枠
212 固定部材
110 CCD
G1 第1レンズ群
G2 第2レンズ群
G3 第3レンズ群
225 アクチュエータ
301 ボス
302 フレキシブルプリントケーブル
303 フレキシブルプリント基板
304 コネクタ
305 支持部
307 穴
308 壁
309 スリット
Claims (6)
- 被写体の光学像を形成する光学系と、
前記光学系に含まれる少なくとも1枚のレンズを支持する筒と、
前記筒の外周側に配置され、前記筒の外周面に沿って形成される壁を有した固定部材と、
前記筒の内周側に配置された電気部品と、
前記電気部品と電気的に接続されたフレキシブルプリントケーブルと、
を備え、
前記筒は、所定方向に沿って移動されることにより前記固定部材に組み付けられており、
前記壁には、前記所定方向に対して45度以下の傾きを有し、前記所定方向の一端において開放されたスリットが形成され、
前記フレキシブルプリントケーブルは、前記壁の内面に案内されて前記スリットから前記固定部材の外側に引き出されている、
レンズ鏡筒。 - 前記筒の外側に配置され、前記固定部材とは相対的に移動しない突起を備え、
前記フレキシブルプリントケーブルは、前記突起と前記壁の前記内面との間に挟まれている、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記突起には、前記筒と前記固定部材を締結するための締結具が取り付けられる、
請求項2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記固定部材と前記筒との間に配置され、前記筒に対して相対的に回転可能な回転枠を備え、
前記突起は、前記回転枠の外側に配置されている、
請求項2に記載のレンズ鏡筒。 - 前記壁の内面から外面に向かって前記スリットが開口する方向は、前記光学系の光軸を中心とする径方向に対して傾斜している、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。 - 前記固定部材は、外周面から突出し、筐体に取り付けられる取付部を有し、
前記スリットの外面は、前記取付部上に設けられている、
請求項1に記載のレンズ鏡筒。
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US13/355,574 US8654460B2 (en) | 2011-01-24 | 2012-01-23 | Lens barrel |
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---|---|---|---|
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JP2011011671 | 2011-01-24 | ||
JP2012009618A JP2012168515A (ja) | 2011-01-24 | 2012-01-20 | レンズ鏡筒 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
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ID=46544034
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012009618A Pending JP2012168515A (ja) | 2011-01-24 | 2012-01-20 | レンズ鏡筒 |
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WO2004031826A1 (ja) * | 2002-09-30 | 2004-04-15 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 沈胴式レンズ鏡筒とそれを用いた光学機器 |
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-
2012
- 2012-01-20 JP JP2012009618A patent/JP2012168515A/ja active Pending
- 2012-01-23 US US13/355,574 patent/US8654460B2/en not_active Expired - Fee Related
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