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JP2012165525A - 電力管理システム、電力管理方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents

電力管理システム、電力管理方法、制御プログラムおよび記録媒体 Download PDF

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JP2012165525A JP2011022901A JP2011022901A JP2012165525A JP 2012165525 A JP2012165525 A JP 2012165525A JP 2011022901 A JP2011022901 A JP 2011022901A JP 2011022901 A JP2011022901 A JP 2011022901A JP 2012165525 A JP2012165525 A JP 2012165525A
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Abstract

【課題】人により不正にケーブルが車両から引き抜かれて車両が盗まれる事を防止する。
【解決手段】この電力管理システム1は、ケーブル3を介して電力管理装置5と車両7との間で電力供給を行うものであり、電力管理装置5は、ケーブル3を介して車両7との間で通信を行う通信部を備え、車両7は、車両7の発進駆動を制御する駆動制御部と、ケーブル3を介して前記通信部との間で通信を確立して車両7と電力管理装置5とを通信接続する通信部と、前記通信部間の通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する判定部とを備え、前記駆動制御手段は、前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止し、前記第1判定手段が前記終了は正常な終了でないと判定した場合は、前記車両の発進駆動の禁止を維持する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力管理装置と車両との間で電力供給を行う電力管理システム、電力管理方法、制御プログラムおよび記録媒体に関する。
電力管理システムは、ケーブルを介して電力管理装置と車両とを接続して、電力管理装置と車両の蓄電池との間で電力供給を行うものである。
従来の電力管理装置では、ケーブルの端部のコネクタには、該コネクタと車両のコネクタとの接続をロックするロック機構が備えられ、電力管理装置には、ICカードの読取手段と、前記読取手段によるICカードの読取りに応答して前記ロック機構をロックさせるロック機構制御手段とが備えられていた(特許文献1)。
この電力管理装置では、利用者により、ケーブルのコネクタが車両のコネクタに接続された状態で、ICカードが車両の読取手段に読み取らされると、ロック機構によりケーブルと車両との接続がロックされる。これにより、電力供給中に、他人により不正にケーブルが車両から引き抜かれる事が防止されることで、感電防止が図られている。またケーブルの脱落による破損も防止されている。
特開平10−262303号公報(1998年9月29日公開)
従来の電力管理装置では、電力供給が終了すると、ケーブルが接続された状態であっても、車両は発進可能であるので、ケーブルを接続した状態で誤って車両を発進させた場合、ロック機構が壊れたり、ケーブルがちぎれたりするおそれがある。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、ケーブルを接続した状態で車両が発進する事を防止できる電力管理システム、電力管理方法を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明に係る電力管理システムは、車両と、ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力管理装置とを備える電力管理システムであって、前記電力管理装置は、前記ケーブルを介して前記車両との間で通信を行う第1通信手段を備え、前記車両は、前記車両の発進駆動を制御する駆動制御手段と、前記ケーブルを介して前記第1通信手段との間で通信を確立して前記車両と前記電力管理装置とを通信接続する第2通信手段と、前記第1通信手段と前記第2通信手段との間の通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する第1判定手段と、を備え、前記駆動制御手段は、前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止し、前記第1判定手段が前記終了は正常な終了でないと判定した場合は、前記車両の発進駆動の禁止を維持することを特徴としている。
また本発明に係る電力管理方法は、ケーブルを介して車両と電力管理装置との間で電力供給を行う電力管理方法であって、前記ケーブルを介して前記車両と前記電力管理装置との間で通信を確立する第1ステップと、少なくとも前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止する第2ステップと、前記通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する第3ステップと、第3ステップにおいて前記終了は正常な終了でないと判定された場合に、前記車両の発進駆動の禁止を維持する第4ステップと、を備えることを特徴としている。
上記の構成によれば、少なくとも電力供給中は(即ち車両にケーブルが接続された状態においては)、車両の発進駆動が禁止されるので、ケーブルを接続した状態で車両が発進する事を防止できる。
また、通信の終了が正常な中断でない場合(即ちケーブルが不正に引き抜かれたり切断された場合)は、車両の発進駆動の禁止が維持されるので、車両の盗難を防止できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記車両は、認証情報の入力を受け付ける第1入力受付手段と、前記第1入力受付手段に入力された認証情報と予め設定された第1認証情報とが一致した場合に認証を行う第1認証手段と、を更に備え、前記電力管理装置は、前記ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力変換装置と、認証情報の入力を受け付ける第2入力受付手段と、前記第2入力受付手段に入力された認証情報と予め設定された第2認証情報とが一致した場合に認証を行う第2認証手段と、を更に備え、前記第1判定手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記第1認証手段および前記第2認証手段が何れも認証を行うことなく前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了でないと判定し、前記第1認証手段および前記第2認証手段の少なくとも何れかが認証を行った後に前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了と判定することが望ましい。
上記の構成によれば、通信の終了が電力変換装置の作動中において第1認証手段および第2認証手段の少なくとも何れかによる認証を経た終了であるか否かに応じて、通信の終了が正常な終了である否かが判定されるので、その判定を正しく行える。また車両と電力管理装置のどちらからでも認証情報を入力できるので、便利である。また記憶手段は車両に配設されるので、第1認証情報および第2認証情報を車両毎に固有に設定できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記電力管理装置は、前記ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力変換装置と、認証情報の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段に入力された前記認証情報と予め設定された認証情報とが一致する場合に認証を行う認証手段と、を更に備え、前記第1判定手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行うことなく前記通信が終了した場合は、その終了は前記正常な終了でないと判定し、前記認証手段が認証を行った後に前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了と判定することが望ましい。
上記の構成によれば、通信の終了が電力変換装置の作動中において認証手段による認証を経た終了であるか否かに応じて、通信の終了が正常な終了である否かが判定されるので、その判定を正しく行える。また電力管理装置から認証情報を入力できるので、便利である。また記憶手段は車両に配設されるので、第1認証情報および第2認証情報を車両毎に固有に設定できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記車両は、認証情報の入力を受け付ける入力受付手段と、前記入力受付手段に入力された前記認証情報と予め設定された認証情報とが一致する場合に認証を行う認証手段と、を更に備え、前記電力管理装置は、前記ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力変換装置を更に備え、前記第1判定手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行うことなく前記通信が終了した場合は、その終了は前記正常な終了でないと判定し、前記認証手段が認証を行った後に前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了と判定することが望ましい。
上記の構成によれば、通信の終了が電力変換装置の作動中において認証手段による認証を経た終了であるか否かに応じて、通信の終了が正常な終了である否かが判定されるので、その判定を正しく行える。また車両から認証情報を入力できるので、便利である。また記憶手段は車両に配設されるので、第1認証情報および第2認証情報を車両毎に固有に設定できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記電力管理装置は、前記電力変換装置を制御する電力変換制御手段を更に備え、前記電力変換制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記第1認証手段および前記第2認証手段の少なくとも何れかが認証を行った場合は、前記電力変換装置を停止することが望ましい。
上記の構成によれば、電力変換装置の停止に認証を用いるので、不正な停止を防止できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記電力管理装置は、前記電力変換装置を制御する電力変換制御手段を更に備え、前記電力変換制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行った場合は、前記電力変換装置を停止することが望ましい。
上記の構成によれば、電力変換装置の停止に認証を用いるので、不正な停止を防止できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記車両は、前記ケーブルと接続する第1コネクタと、を更に備え、前記ケーブルは、前記ケーブルの端部に配設され、前記第1コネクタと着脱自在に接続する第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続のロック/解除を行うロック機構と、を備え、前記電力管理装置は、前記ロック機構を制御するロック機構制御手段を更に備え、前記ロック機構制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記第1認証手段および前記第2認証手段の少なくとも何れかが認証を行った場合は、前記電力変換装置の停止後に、前記ロック機構のロックを解除することが望ましい。
上記の構成によれば、ロック機構のロック解除に認証を用いるので、不正なロック解除を防止できる。また電力変換装置の停止後にロック解除がされるので、ケーブルを引き抜くときの感電を防止できる。
また本発明に係る電力管理システムは、前記車両は、前記ケーブルと接続する第1コネクタと、を更に備え、前記ケーブルは、前記ケーブルの端部に配設され、前記第1コネクタと着脱自在に接続する第2コネクタと、前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続のロック/解除を行うロック機構と、を備え、前記電力管理装置は、前記ロック機構を制御するロック機構制御手段を更に備え、前記ロック機構制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行った場合は、前記電力変換装置の停止後に、前記ロック機構のロックを解除することが望ましい。
上記の構成によれば、ロック機構のロック解除に認証を用いるので、不正なロック解除を防止できる。また電力変換装置の停止後にロック解除がされるので、ケーブルを引き抜くときの感電を防止できる。
尚、上記電力管理システムは、コンピュータによって実現してもよく、この場合には、コンピュータを上記電力管理システムの各手段として動作させることにより、上記電力管理システムをコンピュータにて実現させる制御プログラム、及びそれを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体も本発明の範疇に入る。
以上のように、本発明に係る電力管理システムは、車両と、ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力管理装置とを備える電力管理システムであって、前記電力管理装置は、前記ケーブルを介して前記車両との間で通信を行う第1通信手段を備え、前記車両は、前記車両の発進駆動を制御する駆動制御手段と、前記ケーブルを介して前記第1通信手段との間で通信を確立して前記車両と前記電力管理装置とを通信接続する第2通信手段と、前記第1通信手段と前記第2通信部との間の通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する第1判定手段と、を備え、 前記駆動制御手段は、前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止し、前記第1判定手段が前記終了は正常な終了でないと判定した場合は、前記車両の発進駆動の禁止を維持する構成である。
また本発明に係る電力管理方法は、ケーブルを介して車両と電力管理装置との間で電力供給を行う電力管理方法であって、前記ケーブルを介して前記車両と前記電力管理装置との間で通信を確立する第1ステップと、前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止する第2ステップと、前記通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する第3ステップと、第3ステップにおいて前記終了は正常な終了でないと判定された場合に、前記車両の発進駆動の禁止を維持する第4ステップと、を備える構成である。
よって、少なくとも電力供給中は(即ち車両にケーブルが接続された状態においては)、車両の発進駆動が禁止されるので、ケーブルを接続した状態で車両が発進する事を防止できる。
また、通信の終了が正常な中断でない場合(即ちケーブルが不正に引き抜かれたり切断された場合)は、車両の発進駆動の禁止が維持されるので、車両の盗難を防止できる。
本発明の実施の形態に係る電力管理システムの構成図である。 図1の各制御装置の構成図である。 図1の電力管理システムの動作説明図である。
本発明の実施の一形態について図1〜図3に基づいて説明すれば、以下の通りである。
(電力管理システムの構成)
この実施の形態に係る電力管理システム1は、図1の様に、ケーブル3と、電力管理装置5と、車両7とを備えており、ケーブル3を介して電力管理装置5と車両7との間で相互に電力供給を行うと共に相互に通信を行うものである。
ケーブル3は、電力を供給する電力線3aと、通信信号を伝達する通信線3bと、コネクタ3cおよびコネクタ3d(第2コネクタ)とを備えている。電力線3aの一端および通信線3bの一端はそれぞれコネクタ3cに接続されており、また電力線3aの他端および通信線3bの他端はそれぞれコネクタ3dに接続されている。
コネクタ3cは、電力管理装置5の後述のコネクタ17と着脱自在に接続されるものであり、コネクタ17との接続をロック/解除するロック機構3eを備えている。またコネクタ3dは、車両7の後述のコネクタ29(第1コネクタ)と着脱自在に接続されるものであり、コネクタ29との接続をロック/解除するロック機構3fを備えている。各ロック機構3e,3fはそれぞれ、電力管理装置5の後述の制御装置19により制御される。
尚、ロック機構3eを制御するための配線(図示省略)は、制御装置19から各コネクタ17,3cを介してロック機構3eに接続されており、各コネクタ17,3cの接続/分離に応じて導通/切断される。同様にロック機構3fを制御するための配線(図示省略)は、制御装置19から各コネクタ17,3cおよびケーブル3を介してロック機構3fに接続されており、各コネクタ17,3cの接続/分離に応じて導通/切断される。
尚、ロック機構3eは、例えば電磁コイルを用いて構成される。より詳細には、ロック機構3eは、制御装置19の制御に応じて磁化/非磁化し、その磁化の磁気吸引力によりコネクタ17内の所定の金属部と磁気的に吸着することで、各コネクタ17,3c間の接続をロックする。またはロック機構3eは、コネクタ17と係合/解除自在に可動する係合部(図示省略)を有し、その係合部が電磁コイルの通電/非通電に応じて係合/解除自在に可動することで、各コネクタ17,3c間の接続をロック/解除する。尚、ロック機構3fもロック機構3eと同様に構成される。
(電力管理装置の構成)
電力管理装置5は、例えば家などの建物11に設置されている。電力管理装置5は、入力受付部13(第2入力受付手段,入力受付手段)と、電力変換装置15と、コネクタ17と、制御装置19とを備えている。
入力受付部13は、人21による認証情報の入力を受け付けるものである。ここでは入力受付部13は、人21の指操作により認証情報を入力できる様に、文字または数字の入力が可能な例えばキーボードまたはタッチパネルを備えている。
コネクタ17は、ケーブル3のコネクタ3cと着脱自在に接続されるものである。コネクタ17には、制御装置19の後述の通信部19aからの通信線20bと、電力変換装置15からの電力線20aとが接続されており、各コネクタ3c,17が相互接続されると、各電力線3a,20aが相互接続され、各通信線3b、20bが相互接続される。
電力変換装置15は、例えば双方向コンバータとして構成されており、建物11内の機器9に供給される交流電力の一部を直流電力に変換してコネクタ17に出力し、またコネクタ17を介して車両7から供給される直流電力を交流電力に変換して建物11内の機器9に供給する。
制御装置19は、各ロック機構3e,3fのロック/解除および電力変換装置15の作動/停止を制御するものであり、図2の様に、通信部19a(第1通信手段)と、判定部19b(第1判定手段)と、電力変換制御部19c(電力変換制御手段)と、ロック機構制御部19d(ロック機構制御手段)と、認証部19e(第2認証手段,認証手段)とを備えている。
通信部19aは、後述の様に電力管理装置5と車両7とがケーブル3を介して接続されると、各通信線20b,3b,30bを介して車両7の後述の通信部31aとの間で通信を確立し、制御装置19と車両7の後述の制御装置31とを通信接続する。
認証部19eは、人21により入力受付部13に認証情報が入力されると、その認証情報が、車両7の後述の記憶部31bに予め記憶された認証情報(以後、第2認証情報と呼ぶ)との照合を行い、それらが一致する場合だけ認証を行う。また認証部19eは、その照合の結果(即ち認証を行ったか否かの結果)を、判定部19b,電力変換制御部19cおよびロック機構制御部19dに出力すると共に、各通信線20b,3b,30bを介して車両7の後述の判定部31eに出力する。
判定部19bは、ケーブル3が電力管理装置5または車両7から引き抜かれたり切断されて、電力管理装置5の通信部19aと車両7の後述の通信部31aとの間の通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する。
より詳細には、判定部19bは、各通信部19a,31a間の通信の終了が、電力変換装置15の作動中において認証部19eまたは車両7の後述の認証部31cが認証を行った後の終了である場合は、正常な終了(即ち正しい処理手順でケーブル3が引き抜かれたことによる終了)と判定する。他方、判定部19bは、当該通信の終了が、電力変換装置15の作動中において認証部19eおよび認証部31cの何れもが認証を行うことなくされた終了である場合は、正常な終了でないと判定する。そしてそれらの判定結果は、判定部19bから電力変換制御部19cに出力される。
電力変換制御部19cは、電力変換装置15の作動/停止を制御する。より詳細には、電力変換制御部19cは、判定部19bが正常な終了でないと判定した場合、または電力変換装置15の作動中において認証部19eまたは車両7の後述の認証部31cが認証を行った場合は、電力変換装置15を停止させる。
また電力変換制御部19cは、各通信部19a,31a間の通信の確立後に、認証部19eが認証を行った場合は、例えば後述の様にロック機構制御部19dによりロック機構3e,3fがロックされた後(例えば、車両7の後述の駆動制御部31dが車両7の発進駆動を禁止した後)に、電力変換装置15を作動させる。ロック機構3e,3fのロック後に電力変換装置15が作動されるので、感電を防止できる。
ロック機構制御部19dは、各ロック機構3e,3fのロック/解除を制御する。より詳細には、ロック機構制御部19dは、各通信部19a,31a間の通信の確立後に、認証部19eが認証を行うと、各ロック機構3e,3fをロックさせる。これにより、ケーブル3の不正な引き抜きが防止される。なお、ロック機構制御部19dがロック機構3e,3fをロックすると、その旨の信号が各通信部19a,31a間の通信を介してロック機構制御部19dから車両7の後述の駆動制御部31dに送信される。
またロック機構制御部19dは、電力変換装置15の作動中において、認証部19eまたは車両7の後述の認証部31cが認証を行った場合は、例えば電力変換装置15の停止後に、各ロック機構3e,3fのロックを解除させる。これによりケーブル3を無理なく引き抜ける。特に電力変換装置15の停止後に各ロック機構3e,3fのロックが解除されるので、感電を防止できる。
(車両の構成)
車両7は、例えば電気自動車として構成されており、図1の様に、車両推進用のモータ23と、電力を蓄える蓄電池25と、入力受付部27(第1入力受付手段,入力受付手段)と、コネクタ29(第1コネクタ)と、制御装置31とを備えている。
入力受付部27は、人21による認証情報の入力を受け付けるものである。ここでは、人21は、認証情報を記憶した携帯器を携帯し、その携帯器が入力受付部27に接触または接近されることで、入力受付部27がその携帯器から認証情報を自動的に読み取る様に構成されている。この様な入力受付部27としては、例えば、車両7の始動キーに盗難防止用の認証情報を記憶させた所謂イモビライザーなどを利用する事ができる。
尚、入力受付部27を、入力受付部13の様に、人21の指操作により認証情報の入力が可能なキーボードまたはタッチパネルを用いて構成してもよい。
コネクタ29は、ケーブル3のコネクタ3dと着脱自在に接続するものである。コネクタ29には、車両7の後述の通信部31aからの通信線30bと、蓄電池25からの電力線30aとが接続されており、各コネクタ3d,29が相互接続されると、各電力線3a,30aが相互接続され、各通信線3b、30bが相互接続される。
制御装置31は、モータ23および蓄電池25の制御を行うものであり、通信部31a(第2通信手段)と、記憶部31b(記憶手段)と、認証部31c(第1認証手段,認証手段)と、駆動制御部31d(駆動制御手段)と、判定部31e(第1判定手段)とを備えている。
通信部31aは、電力管理装置5と車両7とがケーブル3を介して接続されると、各通信線30b,3b,20bを介して電力管理装置5の通信部19aとの間で通信を確立し、電力管理装置5の制御装置19と車両7の制御装置31とを通信接続する。
記憶部31bには、入力受付部13に入力された認証情報と認証するための認証情報(第2認証情報)、および入力受付部27に入力された認証情報と認証するための認証情報(第1認証情報)が記憶されている。尚、第1認証情報と第2認証情報とは同じものでも異なるものでもよい。
認証部31cは、人21により入力受付部27に認証情報が入力されると、その入力された認証情報と記憶部31bに予め記憶された第1認証情報との照合を行い、それらが一致する場合だけ認証を行う。また認証部31cは、その照合の結果(即ち認証部31cが認証したか否かの結果)を、判定部31eに出力すると共に、各通信線30b,3b,20bを介して制御装置19の判定部19b、電力変換制御部19cおよびロック機構制御部19dに出力する。
判定部31eは、ケーブル3が電力管理装置5または車両7から引き抜かれて、各通信部19a,31a間の通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する。より詳細には、判定部19bと同様に判定を行う。その判定結果は、判定部31eから駆動制御部31dに出力される。
駆動制御部31dは、各通信部19a,31a間の通信を介して電力管理装置5のロック機構制御部19dから、各ロック機構3e,3fがロックされた旨の信号を受信すると、モータ23の駆動を禁止する(換言すれば蓄電池25からモータ23への電力供給を禁止する)。これにより車両7の発進駆動が禁止される。
また駆動制御部31dは、車両7の運転者の運転操作に応じて、モータ23を制御する(換言すれば蓄電池25からモータ23への電力供給を制御する)。より詳細には、駆動制御部31dは、判定部31eの判定結果が正常な終了でない場合は、蓄電池25からモータ23への電力供給の禁止を維持し(即ちモータ23の駆動(換言すれば車両7の発進)の禁止を維持し)、判定部31eの判定結果が正常な終了である場合は、蓄電池25からモータ23への電力供給を許可する(即ち車両7の発進を許可する)。
(電力管理システムの動作)
次に図3に基づいてこの電力管理システム1の動作を説明する。
ステップS1で、図1の様に、人21により、ケーブル3の各コネクタ3c,3dがそれぞれ電力管理装置5のコネクタ17および車両7のコネクタ29に接続される。そしてステップS2で、その接続により、電力管理装置5の通信部19aと車両7の通信部31aとの間の各通信線20b,3b,30bが接続し、これにより各通信部19a,31a間で自動的に通信が確立される。
そしてステップS3で、人21により、電力管理装置5の入力受付部13に認証情報が入力される。そしてステップS4で、電力管理装置5の認証部19eにより、各通信線20b,3b,30bを介して車両7の記憶部31b内の第2認証情報が読み出され、入力された当該認証情報と読み出された当該第2認証情報との照合が行われる。尚、その照合の結果は、判定部19b、電力変換制御部19cおよびロック機構制御部19dに出力されると共に、各通信線20b,3b,30bを介して車両7の判定部31eに出力される。
そしてステップS5で、認証部19eによる照合が一致しない場合(即ち認証部19eが認証を行わない場合)は、ステップS6に進み、ロック機構制御部19dにより各ロック機構3e,3fはロックされず、更にステップS7に進み、電力変換制御部19cにより電力変換装置15は作動されない。そして処理がステップS3に戻る。
他方、ステップS5で、認証部19eによる照合が一致した場合(即ち認証部19eが認証を行った場合)は、ステップS8に進み、ロック機構制御部19dにより各ロック機構3e,3fがロックされる。これにより、各コネクタ3c,17間の接続および各コネクタ3d,29間の接続がそれぞれロックされて、ケーブル3が電力管理装置5および車両7から抜け落ちる事が防止される。なお、各ロック機構3e,3fがロックされると、その旨の信号が各通信部19a,31a間の通信を介してロック機構制御部19dから駆動制御部31dに送信される。
そしてステップS9で、ロック機構制御部19dからの上記の信号を受信した駆動制御部31dにより、モータ23の駆動が禁止される(換言すれば蓄電池25からモータ23への電力供給が禁止される)。これにより車両7の発進駆動が禁止される。
そしてステップS10で、電力変換制御部19cにより電力変換装置15が作動されて、電力管理装置5と車両7の蓄電池25との間で電力供給が開始される。ロック機構3e,3fのロック後に電力変換装置15が作動されるので、感電が防止される。なお、この電力供給中は、車両の発進駆動が禁止されているので(ステップS9)、ケーブル3を接続した状態で車両7が発進する事が防止されている。
この様にして(即ちステップS1〜S5,S8,S10の様にして)、ケーブル3が電力管理装置5および車両7に接続されロックされた後に電力変換装置15が作動される。
そして電力供給を停止して車両7を発進させる場合は、ステップS11〜S18の処理が行われる。即ちステップS11で、ケーブル3を電力管理装置5および/または車両7から引き抜くために、人21による入力受付部13への認証情報の入力が有った場合は、ステップS12に進み、他方、人21による入力受付部13への認証情報の入力が無い場合は、ステップS13に進む。
ステップS12では、認証部19eにより、記憶部31bに予め記憶された第2認証情報が各通信線30b,3b,20bを介して読み出され、入力された当該認証情報と読み出された当該第2認証情報との照合が行われる。尚この照合の結果は、認証部19eから判定部19b,電力変換制御部19cおよびロック機構制御部19dに出力されると共に、各通信線20b,3b,30bを介して車両7の判定部31eに出力される。そしてステップS12で、認証部19eによる照合が一致した場合(即ち認証部19eが認証を行った場合)は、ステップS15に進み、認証部19eによる照合が一致しない場合(即ち認証部19eが認証を行わなかった場合)は、ステップS13に進む。
そしてステップS13では、ケーブル3を電力管理装置5および車両7から引き抜くために、人21による入力受付部27への認証情報の入力が有った場合は、ステップS14に進み、他方、人21による入力受付部27への認証情報の入力が無い場合は、ステップS19に進む。
そしてステップS14では、認証部31cにより、入力された当該認証情報と、記憶部31bに予め記憶された第1認証情報との照合が行われる。尚この照合の結果は、認証部31cから判定部31eに出力されると共に、各通信線30b,3b,20bを介して電力管理装置5の判定部19b,電力変換制御部19cおよびロック機構制御部19dに出力される。そしてステップS14で、認証部31cによる照合が一致した場合(即ち認証部31cが認証した場合)は、ステップS15に進み、認証部31cによる照合が一致しない場合(即ち認証部31cが認証しなかった場合)は、ステップS19に進む。
即ちステップS11〜S14において、認証部19eまたは認証部31cによる認証が有った場合は、ステップS15に進み、認証部19eおよび認証部31cの何れの認証も無い場合は、ステップS19に進む。
そしてステップS15では、電力変換制御部19cにより、電力変換装置15が停止される。そしてステップS16で、ロック機構制御部19dにより、各ロック機構3e,3fのロックが解除される。この様に、電力供給中に認証部19eまたは認証部31cによる認証が有ると、電力変換装置15が停止された後に各ロック機構3e,3fのロックが解除される。これにより安全に(感電する事無く)ケーブル3を引き抜く事ができる。
そしてステップS17で、人21によりケーブル3が電力管理装置5および/または車両7から引き抜かれて、電力管理装置5と車両7との間の通信が終了すると、各判定部19b,31eにより、その終了が正常な終了であるか否かが判定される。この場合、電力変換装置15の作動中(ステップS10)において認証部19eまたは認証部31cによる認証(ステップS12,S14)が有ったので、各判定部19b,31cにより、この通信の終了は正常な終了と判定されて、ステップS18に進む。尚、判定部31eの当該判定結果は、駆動制御部31dに出力され、判定部19bの当該判定結果は、電力変換制御部19cに出力される。
そしてステップS18では、各判定部19b,31eの判定結果が正常な終了であったので、駆動制御部31dは、蓄電池25からモータ23への電力供給を許可し、電力変換制御部19cは、電力変換装置15の停止を維持する。これにより、人21は、車両7を発進させる事ができる。
他方、ステップS19では、ケーブル3が電力管理装置5および/または車両7から引き抜かれて、電力管理装置5と車両7との間の通信が終了すると、各判定部19b,31eにより、その終了が正常な終了であるか否かが判定される。この場合は、電力変換装置15の作動中において認証部19eおよび認証部31cの何れの認証も無いので、各判定部19b,31eにより、この終了は正常な終了でないと判定され、ステップS20に進む。
そしてステップS20では、判定部19bの判定結果が正常な終了でないので、電力変換制御部19cは、電力変換装置15を停止させて電力供給を停止させる。これにより、ケーブル3が電力管理装置5および/または車両7から引き抜かれたり切断された事による感電が防止される。
そしてステップS21では、判定部31eの判定結果が正常な終了でないので、駆動制御部31dは、蓄電池25からモータ23への電力供給の禁止を維持する(即ち車両7の発進の禁止を維持する)。これによりユーザは何らかの異常が発生していることを感知することができる。また、車両7の発進の禁止を維持することで、車両7の盗難が防止される。そして処理が終了する。
以上の様に構成された電力管理システム1によれば、通信の終了が正常な終了でない場合(即ちケーブル3が不正に引き抜かれたり切断された場合や、ロック機構3e,3fの故障によりケーブル3が脱落した場合)は電力供給が停止されるので(ステップS20)、感電を防止できる。
また通信の終了が、電力変換装置15の作動中において認証部19eまたは31cによる認証の処理手順を経た終了であるか否かに応じて、通信の終了が正常な終了である否かが判定されるので(ステップS11〜S14)、その判定を正しく行える。
また車両7と電力管理装置5のどちらからでも認証情報を入力できるので(ステップS11〜S14)、便利である。
また記憶部31bは車両7に配設されるので、第1認証情報および第2認証情報を車両7毎に固有に設定できる。
車両7がケーブル3を介して電力管理装置5から電力供給を受けている状態では、車両7の発進駆動が禁止されるので(ステップS9)、電力供給中において(従って車両7にケーブル3が接続された状態で)車両7が発進することを防止できる。
また通信の終了が正常な終了でない場合(即ちケーブル3が不正に引き抜かれたり切断された場合)は、モータ23の駆動の禁止が維持されるので(ステップS21)、車両7の盗難を防止できる。
また通信の終了が正常な終了である場合(即ちケーブル3が正しい処理手順で引き抜かれた場合)は、モータ23の駆動が許可されるので(ステップS18)、車両を発進できる。
また電力変換装置15の停止後にロック機構3e,3fのロック解除がされるので(ステップS16)、感電を防止できる。
なお、この実施の形態では、各ロック機構3e,3fがロックされる(ステップS8)と、駆動制御部31dにより車両7の発進が禁止される(ステップS9)が、認証部19eによる照合が一致したときに(ステップS5)、または電力変換装置15が作動したときに(ステップS10)、駆動制御部31dにより車両7の発進が禁止されてもよい。
尚この実施の形態では、2つの入力受付部13,27を備える場合で説明したが、各入力受付部13,27の一方を省略しても構わない。各入力受付部13,27の少なくとも一方が有れば、認証情報の入力が可能だからである。
またこの実施の形態では、ステップS3〜S5では、入力受付部13に入力された認証情報だけを用いて認証が行われたが、その様にする代わりに、入力受付部27に入力された認証情報だけを用いて認証を行ってもよく、またステップS11〜S14の様に、入力受付部13に入力された認証情報を用いた認証と、入力受付部27に入力された認証情報を用いた認証とを組み合わせもよい。
またこの実施の形態では、ステップS11〜S14で、入力受付部13に入力された認証情報の認証(即ち認証部19eによる認証)と、入力受付部27に入力された認証情報の認証(即ち認証部31cによる認証)との一方が有れば、電力変換装置15の停止および各ロック機構3e,3fのロック解除が行われるが、それら両方の認証が有る場合だけ、電力変換装置15の停止および各ロック機構3e,3fのロック解除が行われる様にしてもよい。
(付記事項)
尚、この実施の形態には、電力管理システムだけでなく電力管理方法も含まれる。
本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
最後に、電力管理システム1の各ブロック、特に制御装置19の通信部19a、判定部19b、電力変換制御部19c、ロック機構制御部19dおよび認証部19e、並びに、制御装置31の通信部31a、記憶部31b、認証部31c、駆動制御部31dおよび判定部31eは、ハードウェアロジックによって構成してもよいし、次のようにCPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
即ち、電力管理システム1は、各機能を実現する制御プログラムの命令を実行するCPU、上記プログラムを格納したROM、上記プログラムを展開するRAM、上記プログラムおよび各種データを格納するメモリ等の記憶装置(記録媒体)などを備えている。そして、本発明の目的は、上述した機能を実現するソフトウェアである電力管理システム1の制御プログラムのプログラムコード(実行形式プログラム、中間コードプログラム、ソースプログラム)をコンピュータで読み取り可能に記録した記録媒体を、上記電力管理システム1に供給し、そのコンピュータ(またはCPUやMPU)が記録媒体に記録されているプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成可能である。
上記記録媒体としては、例えば、磁気テープやカセットテープ等のテープ系、フロッピー(登録商標)ディスク/ハードディスク等の磁気ディスクやCD−ROM/MO/MD/DVD/CD−R等の光ディスクを含むディスク系、ICカード(メモリカードを含む)/光カード等のカード系、あるいはマスクROM/EPROM/EEPROM/フラッシュROM等の半導体メモリ系などを用いることができる。
また、電力管理システム1を通信ネットワークと接続可能に構成し、上記プログラムコードを通信ネットワークを介して供給してもよい。この通信ネットワークとしては、特に限定されず、例えば、インターネット、イントラネット、エキストラネット、LAN、ISDN、VAN、CATV通信網、仮想専用網(virtual private network)、電話回線網、移動体通信網、衛星通信網等が利用可能である。また、通信ネットワークを構成する伝送媒体としては、特に限定されず、例えば、IEEE1394、USB、電力線搬送、ケーブルTV回線、電話線、ADSL回線等の有線でも、IrDAやリモコンのような赤外線、Bluetooth(登録商標)、802.11無線、HDR、携帯電話網、衛星回線、地上波デジタル網等の無線でも利用可能である。なお、本発明は、上記プログラムコードが電子的な伝送で具現化された、搬送波に埋め込まれたコンピュータデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、電気自動車やハイブリッド自動車の様に蓄電池を備えた車両と、電力管理装置との間で電力供給を行う電力管理システムに利用することができる。
1 電力管理システム
3 ケーブル
3a 電力線
3b 通信線
3c,17 コネクタ
3d コネクタ(第2コネクタ)
3e,3f ロック機構
5 電力管理装置
7 車両
9 機器
11 建物
13 入力受付部(第2入力受付手段)
15 電力変換装置
19,31 制御装置
19a 通信部(第1通信手段)
19b 判定部
19c 電力変換制御部(電力変換制御手段)
19d ロック機構制御部(ロック機構制御手段)
19e 認証部(第2認証手段,認証手段)
21 人
23 モータ
25 蓄電池
27 入力受付部(第1入力受付手段)
29 コネクタ(第1コネクタ)
31a 通信部(第2通信手段)
31e 判定部(第1判定手段)
31c 認証部(第1認証手段,認証手段)
31d 駆動制御部(駆動制御手段)

Claims (11)

  1. 車両と、ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力管理装置とを備える電力管理システムであって、
    前記電力管理装置は、
    前記ケーブルを介して前記車両との間で通信を行う第1通信手段を備え、
    前記車両は、
    前記車両の発進駆動を制御する駆動制御手段と、
    前記ケーブルを介して前記第1通信手段との間で通信を確立して前記車両と前記電力管理装置とを通信接続する第2通信手段と、
    前記第1通信手段と前記第2通信手段との間の通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する第1判定手段と、
    を備え、
    前記駆動制御手段は、前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止し、前記第1判定手段が前記終了は正常な終了でないと判定した場合は、前記車両の発進駆動の禁止を維持することを特徴とする電力管理システム。
  2. 請求項1に記載の電力管理システムであって、
    前記車両は、
    認証情報の入力を受け付ける第1入力受付手段と、
    前記第1入力受付手段に入力された認証情報と予め設定された第1認証情報とが一致した場合に認証を行う第1認証手段と、
    を更に備え、
    前記電力管理装置は、
    前記ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力変換装置と、
    認証情報の入力を受け付ける第2入力受付手段と、
    前記第2入力受付手段に入力された認証情報と予め設定された第2認証情報とが一致した場合に認証を行う第2認証手段と、
    を更に備え、
    前記第1判定手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記第1認証手段および前記第2認証手段が何れも認証を行うことなく前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了でないと判定し、前記第1認証手段および前記第2認証手段の少なくとも何れかが認証を行った後に前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了と判定することを特徴とする電力管理システム。
  3. 請求項1に記載の電力管理システムであって、
    前記電力管理装置は、
    前記ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力変換装置と、
    認証情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段に入力された前記認証情報と予め設定された認証情報とが一致する場合に認証を行う認証手段と、
    を更に備え、
    前記第1判定手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行うことなく前記通信が終了した場合は、その終了は前記正常な終了でないと判定し、前記認証手段が認証を行った後に前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了と判定することを特徴とする電力管理システム。
  4. 請求項1に記載の電力管理システムであって、
    前記車両は、
    認証情報の入力を受け付ける入力受付手段と、
    前記入力受付手段に入力された前記認証情報と予め設定された認証情報とが一致する場合に認証を行う認証手段と、
    を更に備え、
    前記電力管理装置は、
    前記ケーブルを介して前記車両との間で電力供給を行う電力変換装置を更に備え、
    前記第1判定手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行うことなく前記通信が終了した場合は、その終了は前記正常な終了でないと判定し、前記認証手段が認証を行った後に前記通信が終了した場合は、その終了は正常な終了と判定することを特徴とする電力管理システム。
  5. 請求項2に記載の電力管理システムであって、
    前記電力管理装置は、
    前記電力変換装置を制御する電力変換制御手段を更に備え、
    前記電力変換制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記第1認証手段および前記第2認証手段の少なくとも何れかが認証を行った場合は、前記電力変換装置を停止することを特徴とする電力管理システム。
  6. 請求項3または4に記載の電力管理システムであって、
    前記電力管理装置は、
    前記電力変換装置を制御する電力変換制御手段を更に備え、
    前記電力変換制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行った場合は、前記電力変換装置を停止することを特徴とする電力管理システム。
  7. 請求項2に記載の電力管理システムであって、
    前記車両は、
    前記ケーブルと接続する第1コネクタを更に備え、
    前記ケーブルは、
    前記ケーブルの端部に配設され、前記第1コネクタと着脱自在に接続する第2コネクタと、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続のロック/解除を行うロック機構と、
    を備え、
    前記電力管理装置は、
    前記ロック機構を制御するロック機構制御手段を更に備え、
    前記ロック機構制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記第1認証手段および前記第2認証手段の少なくとも何れかが認証を行った場合は、前記電力変換装置の停止後に、前記ロック機構のロックを解除することを特徴とする電力管理システム。
  8. 請求項3または4に記載の電力管理システムであって、
    前記車両は、
    前記ケーブルと接続する第1コネクタを更に備え、
    前記ケーブルは、
    前記ケーブルの端部に配設され、前記第1コネクタと着脱自在に接続する第2コネクタと、
    前記第1コネクタと前記第2コネクタとの接続のロック/解除を行うロック機構と、
    を備え、
    前記電力管理装置は、
    前記ロック機構を制御するロック機構制御手段を更に備え、
    前記ロック機構制御手段は、前記電力変換装置の作動中において、前記認証手段が認証を行った場合は、前記電力変換装置の停止後に、前記ロック機構のロックを解除することを特徴とする電力管理システム。
  9. ケーブルを介して車両と電力管理装置との間で電力供給を行う電力管理方法であって、
    前記ケーブルを介して前記車両と前記電力管理装置との間で通信を確立する第1ステップと、
    少なくとも前記車両が前記ケーブルを介して前記電力管理装置から電力供給を受けている状態では、前記車両の発進駆動を禁止する第2ステップと、
    前記通信が終了した時に、その終了が所定の処理手順を経た正常な終了であるか否かを判定する第3ステップと、
    第3ステップにおいて前記終了は正常な終了でないと判定された場合に、前記車両の発進駆動の禁止を維持する第4ステップと、
    を備えることを特徴とする電力管理方法。
  10. 請求項1〜8に記載の電力管理システムの各手段として、コンピュータを動作させる制御プログラム。
  11. 請求項10に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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