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JP2012141461A - ヘッド・マウント・ディスプレイ - Google Patents

ヘッド・マウント・ディスプレイ Download PDF

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JP2012141461A JP2010294455A JP2010294455A JP2012141461A JP 2012141461 A JP2012141461 A JP 2012141461A JP 2010294455 A JP2010294455 A JP 2010294455A JP 2010294455 A JP2010294455 A JP 2010294455A JP 2012141461 A JP2012141461 A JP 2012141461A
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将之 清水
Tatsuya Narahara
立也 楢原
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Sony Corp
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Abstract

【課題】映画館の最も良い席で見るような臨場感を感じさせる虚像を提供する。
【解決手段】広視野角光学系31Lは、瞳孔の前方に25ミリメートルだけ離間して配置される。また、広視野角光学系31Lのさらに前方に表示パネル18Lは、約0.7インチの有効画素範囲の大きさを持つ。広視野角光学系31Lは、ユーザーの瞳から20メートル先に、約750インチの虚像を網膜に結像する。これは、表示画素の水平画角にして、45.09degに相当する(前述)。図6に示した配置例によれば、表示パネル18Lの表示画像を広視野角光学系31Lで1000倍以上拡大して、虚像を網膜に結像することになる。
【選択図】 図6

Description

本発明は、ユーザーの頭部に装着して用いられ、虚像を提供するヘッド・マウント・ディスプレイに係り、特に、映画館の最も良い席で見るような臨場感を感じさせる虚像を提供するヘッド・マウント・ディスプレイに関する。
左右の眼に視差のある画像を表示することで、観察者に立体的に見える3D画像を提示することができる。3D画像技術は、テレビ放送、映画、遠隔通信、遠隔医療など、さまざまな分野において適用が期待されている。例えば、視差のある左眼用画像及び右眼用画像を非常に短い周期で交互に画面表示する表示装置と、左眼部及び右眼部にそれぞれ液晶レンズなどで構成されるシャッター機構を備えた3D眼鏡の組み合わせからなる時分割立体画像表示システムは、既に普及している(例えば、特許文献1を参照のこと)。
また、頭部に装着して映像を視聴する表示装置、すなわちヘッド・マウント・ディスプレイ(HMD)が広く知られている。ヘッド・マウント・ディスプレイは、左右の眼毎に表示部を持ち、また、ヘッドフォンと併用し、視覚及び聴覚を制御できるように構成されている。頭部に装着した際に外界を完全に遮るように構成すれば、視聴時の仮想現実感が増す。また、ヘッド・マウント・ディスプレイは、左右の眼に違う映像を映し出すことも可能であり、左右の眼に視差のある画像を表示すれば、上記と同様、3D画像を提示することができる。
ヘッド・マウント・ディスプレイは、ユーザーに虚像を提供する(すなわち、虚像を眼の網膜上に結像させる)表示システムである。ここで、虚像は、物体が、焦点距離よりレンズに近い位置にある場合に、その物体側にできるものである。
ユーザーに虚像を観賞させる場合、例えば、虚像が形成されるユーザーからの距離などは、映像によって変化させるのが好ましい。例えば、映像に適した形で虚像を提供する表示装置について提案がなされている(例えば、特許文献2を参照のこと)。この表示装置は、ユーザーの左眼と右眼とで観察される同一の虚像を、同一平面上に配置する拡大光学系を備え、映像のアスペクト比に応じて、虚像のユーザーからの距離及び虚像の大きさを制御するようになっている。例えば、ハイビジョン放送による、アスペクト比が16:9の映画やドラマなどの映像は、ユーザーから15メートル程度の遠い位置に大きな虚像を網膜に結像し、NTSC(National Television System Committee)方式の、アスペクト比が4:3のテレビジョン信号の映像は、ユーザーから3メートル程度の比較的近い位置に中間の大きさの虚像を網膜に結像し、ユーザーに臨場感を感じさせるとともに、虚像を鑑賞する際の疲労感を軽減する。
ヘッド・マウント・ディスプレイの左右の眼の表示部に有機EL(Electro− Luminescence)などの高解像度の素子を用いるとともに光学系で適当な画角を設定し、さらにヘッドフォンで多チャンネルを再現すれば、さらに映画館で視聴するような臨場感を再現することができるであろう。本発明者らは、映画館の最も良い席と同じ視聴環境を提供できるヘッド・マウント・ディスプレイを目指している。
従来の製品は、概ね数メートル先に60インチ程度の虚像を網膜に結像するものであり、画角にして40度弱である。しかしながら、映画館に置き換えて考えると、数メートル先にスクリーンがある席は、良い席とは到底言えず、また、画角は映画観賞に十分な大きさとは言い難い。他方、画角が広過ぎる席は、例えばスクリーンの端縁付近に表示された字幕を読むときには顔を動かす格好となり、映像を鑑賞し易いとは言えない。
特開2010−21731号公報 特開2007−133415号公報
本発明の目的は、ユーザーの頭部に装着して用いられ、好適な虚像を提供することができる、優れたヘッド・マウント・ディスプレイを提供することにある。
本発明のさらなる目的は、映画館の最も良い席で見るような臨場感を感じさせる虚像を提供することができる、優れたヘッド・マウント・ディスプレイを提供することにある。
本願は、上記課題を参酌してなされたものであり、請求項1に記載の発明は、
左眼用画像を表示する左眼用表示パネルと、
45乃至55度の画角を持ち、前記左眼用画像の虚像を形成する左眼用光学系と、
右眼用画像を表示する右眼用表示パネルと、
45乃至55度の画角を持ち、前記右眼用画像の虚像を形成する右眼用光学系と、
前記左眼用表示部及び前記右眼用表示部の画面表示を制御する表示制御部と、
を具備するヘッド・マウント・ディスプレイである。
本願の請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載のヘッド・マウント・ディスプレイの左眼用光学系は、左眼から10メートル以上先に750インチ程度の大きさに拡大した前記左眼用画像の虚像を形成し、右眼用光学系は、右眼から10メートル以上先に750インチ程度の大きさに拡大した前記右眼用画像の虚像を形成するように構成されている。
本願の請求項3に記載の発明によれば、請求項1に記載のヘッド・マウント・ディスプレイの左眼用光学系及び前記右眼用光学系は、それぞれ眼球に対してずれる範囲でほぼ均一な解像力を有する。
本願の請求項4に記載の発明によれば、請求項1に記載のヘッド・マウント・ディスプレイの左眼用表示パネルを左眼の眼球位置から所定の輻輳水平オフセット量だけ移動させた場所に配設し、また、右眼用表示パネルを右眼の眼球位置から所定の輻輳水平オフセット量だけ移動させた場所に配設している。
本願の請求項5に記載の発明によれば、請求項4に記載のヘッド・マウント・ディスプレイにおいて、
本願の請求項6に記載の発明によれば、請求項5に記載のヘッド・マウント・ディスプレイにおいて、左眼用表示パネル及び右眼用表示パネルは、上記輻輳水平オフセット量だけ移動させた前記場所に、数ミクロン以内のオーダーの位置精度で設置される。
本発明によれば、映画館の最も良い席で見るような臨場感を感じさせる虚像を提供することができる、優れたヘッド・マウント・ディスプレイを提供することができる。
本願の請求項1、2に記載の発明によれば、ヘッド・マウント・ディスプレイは、ユーザーの瞳から20メートル先に約750インチの虚像を網膜に結像し、映画館の最も良い席で見るような臨場感を感じさせる立体映像を提供することができる。
本願の請求項3に記載の発明によれば、ユーザーが虚像を注視する場所を変えて、眼球が回転し、瞳孔の位置が光学系からずれたとしても、一定の解像力で虚像を提供することができる。
本願の請求項4に記載の発明によれば、ヘッド・マウント・ディスプレイの映像を観察するユーザーの両眼は、画角に応じて寄り目になり、これによって最適な視差を得ることを考慮して、左右の表示パネルを、それぞれ所定の輻輳水平オフセット量だけ移動させた場所に配設するようにしている。
本願の請求項5に記載の発明によれば、左右の表示パネルの位置を移動させる輻輳水平オフセット量を、眼幅の最大量と、前記表示パネルのサイズと虚像の結像面のサイズの比に基づいて決定することができる。
本願の請求項6に記載の発明によれば、左眼用表示パネル及び右眼用表示パネルを、上記輻輳水平オフセット量だけ移動させた前記場所に、数ミクロン以内のオーダーの位置精度で設置するようにして、画品質を維持するとともに、虚像を観察するユーザーの眼の疲労感を軽減することができる。
本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、後述する本発明の実施形態や添付する図面に基づくより詳細な説明によって明らかになるであろう。
図1は、ヘッド・マウント・ディスプレイを含む画像表示システムの構成を模式的に示した図である。 図2は、ヘッド・マウント・ディスプレイ10の内部構成を模式的に示した図である。 図3は、ヘッド・マウント・ディスプレイ10の本体の上面を俯瞰した様子を示した図である。 図4は、ヘッド・マウント・ディスプレイ10が虚像を映し出す仕組みを説明するための図である。 図5は、映画館の館内の構成例を示した図である。 図6は、ユーザーの瞳から20メートル先に約750インチの虚像を網膜に結像する、広視野角光学系31L(31R)及び表示パネル18R(18L)の配置例を示した図である。 図7は、広視野角光学系31L(31R)の解像力の特性を示した図である。 図8は、画面サイズの拡大率と奥行き感の関係を説明するための図である(但し、画面サイズを2倍に拡大する場合)。 図9は、画面サイズの拡大率と奥行き感の関係を説明するための図である(但し、画面サイズをα倍に拡大する場合)。 図10は、表示パネル18Lを、左目の眼球位置から服装水平オフセット量だけ移動させた場所に設置した様子を示した図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について詳細に説明する。
図1には、ヘッド・マウント・ディスプレイを含む画像表示システムの構成を模式的に示している。図示のシステムは、ヘッド・マウント・ディスプレイ10本体と、視聴コンテンツのソースとなるブルーレイ・ディスク再生装置20で構成される。
ブルーレイ・ディスク再生装置20とヘッド・マウント・ディスプレイ10間、フロント・エンド・ボックス40とハイビジョン・ディスプレイ30間は、HDMIケーブルで接続されている。そして、ブルーレイ・ディスク再生装置20は、装填されたブルーレイ・ディスク(図示しない)に記録された映像音声データを再生処理して、HDMI出力する。ここで、HDMI(High−Definition Mutlimedia Interface)は、DVI(Digital Visual Interface)を基にし、物理層にTMDS(Transition Minimized Differential Signaling)を用いた、主に音声と映像の伝送を用途としたディジタル家電向けのインターフェース規格である。本システムは、例えばHDMI1.4に準拠する。なお、ブルーレイ・ディスク再生装置20は、HDMI対応TV受像機(図示しない)にも再生信号を出力してもよいが、本発明の要旨には直接関連しないので、説明を省略する。
ヘッド・マウント・ディスプレイ10は、左眼用及び右眼用の独立した表示部を備えている。各表示部は、例えば有機EL素子を用いている。また、各表示部は、低歪み、高解像度の広視野角光学系を装備している。ヘッド・マウント・ディスプレイ10は、HDMIケーブルを介して駆動電力も得るものとする。
図2には、ヘッド・マウント・ディスプレイ10の内部構成を模式的に示している。図示のヘッド・マウント・ディスプレイは、HDMI信号受信部11と、信号処理プロセッサー12と、VRAM(Video RAM)13と、パネル・コントローラー14と、ROM(Read Only memory)15と、CPU(Central Processing Unit)16と、RAM(Random Access Memory)17と、左右の表示パネル18L及び18Rを備えている。なお、ヘッド・マウント・ディスプレイ10は、音声信号の処理系並びにヘッドフォンなどの音声出力部を装備してもよいが、図示を省略する。
ROM15には、処理プログラムや処理に必要なデータなどが格納されている。CPU17は、ROM15からRAM17のロードされたプログラムを実行して、ヘッド・マウント・ディスプレイ10全体の動作を統括的に制御する。
HDMI信号受信部11は、フロント・エンド・ボックス40と接続するHDMIケーブルを介して、AV信号(例えば3DのAV信号)を受信する。信号処理プロセッサー12は、受信したAV信号の信号処理を行ない、画面情報を生成する。生成された画面情報はVRAM(フレーム・メモリー)13に一時的に格納される。
左右の表示パネル18L及び18Rは、高解像度の有機EL素子からなる。各表示パネル18L及び18Rにはそれぞれ広視野角光学系が装備され、表示パネルと広視野角光学系の組み合わせで左右各1つの表示部を構成するものとする。但し、図2では広視野角光学系を省略している。広視野角光学系の光学特性や、広視野角光学系に対する表示パネル18L及び18Rの詳細については後述に譲る。
パネル・コントローラー14は、所定の表示周期毎にVRAM13から画面情報を読み出して、表示パネル18L及び18Rを表示駆動させる。
ヘッド・マウント・ディスプレイ10の外観の図示は省略するが、視力矯正用の眼鏡に類似し、本体部と、左右のテンプル部(耳掛け)で構成される。本体部は、装着した際にユーザーの顔面の前方に位置する。本体部は、左耳用のテンプル部及び右耳用のテンプル部 が両耳にかけられることによってユーザーの頭部に装着される。
本体部は、表示パネル18L及び18R並びに各々の広視野角光学系からなる左右の表示部をそれぞれ支持するとともに、図2に示した電気回路系統を内蔵している。また、左右のテンプル部には、多チャンネルのヘッドフォンが接続されていてもよい。
また、本体部には、ユーザーの鼻が当たる位置の側面には、ノーズ・パッド部(鼻当て)が接続されている。ユーザーがヘッド・マウント・ディスプレイ10を装着した際、ノーズ・パッド部がユーザーの鼻に当接することによって、本体部が下にズレ落ちるのを防ぎ、ユーザーの左右の眼に対して各表示部を好適な高さに保つことができる。
図3には、ヘッド・マウント・ディスプレイ10の本体部の上面を俯瞰した様子を示している。ヘッド・マウント・ディスプレイ10は左右に独立して広視野角光学系を持つ。また、眼の高さや眼幅にはユーザー毎に個人差があり、広視野角光学系と装着したユーザーの眼とを位置合わせする必要がある。このため、右眼用の表示部と左眼用の表示部の間に、眼幅を調整する眼幅調整機構を装備している。眼幅調整機構をどのような機構部品で実装するかは任意である。
ヘッド・マウント・ディスプレイ10が虚像を映し出す仕組みについて、図4を参照しながら説明する。立体画像のソースである左眼用及び右眼用の各画像情報は、あらかじめ決められた輻輳角(目の寄り角)を想定してそれぞれ作成される。そして、ヘッド・マウント・ディスプレイ10は、これら左眼用及び右眼用の画像を、それぞれ別個の画面に映し出し、人間の眼により両画面を合成して、立体映像を観視することができるようにするものである。左右の表示パネル18L及び18Rからそれぞれ映し出される画像は、広視野角光学系31L、31Rを通して拡大された虚像となる。この虚像は、左眼及び右眼の網膜で結像されると、別々の情報として脳に入り、脳の中で重ね合わされて1つの立体像となる。このとき、左右の表示パネル18L及び18R及び広視野角光学系31L、31Rとの間に、視点位置に応じた一定の輻輳角θを与えるようにしている。そして、左眼用画像と右眼用画像とは、この設定された輻輳角θに合わせて作成されるものとする。
左右の表示パネル18L及び18Rに高解像度の有機EL素子を用いるとともに、多チャンネルのヘッドフォンを組み合わせたヘッド・マウント・ディスプレイ10によれば、映画館で視聴するような臨場感を再現することができるであろう。
図5には、映画館の館内の構成例を示している。図示の館内には、B〜E、F〜S、並びにT(最後列)の合計19列のシートが配置されている。このうち、K列及びJ列がプレミアシートである。
同図において、スクリーン幅は16.5メートルであり、これを16:9のアスペクト比に補正すると、幅16.5メートル、高さ9.3メートル、画サイズ745.3インチとなる。
また、各シートからスクリーンまでの距離は、以下の表1の通りである。
Figure 2012141461
ここで、J、K、L、M、N、O、P、Tの各列のシート位置での画角を計算すると、以下の表2の通りとなる。但し、画角はスクリーン中央位置で計算した。
Figure 2012141461
プレミアシートである、J列、K列では、画角は50〜55度となるが、これは画角が広過ぎる。例えばスクリーンの端縁付近に表示された字幕を読むときには顔を動かす格好となり、首が疲れ、映像を鑑賞し易いとは言えない。プレミアシートは、単に映像の鑑賞というよりも、むしろ館内の音響環境も考慮したためで、スクリーンを眺める画角そのものは最良ではない、と本発明者らは思料する。
また、本発明者らは、首が疲れることなく、映像を鑑賞し易い画角は、55度よりも狭く、45度程度であると思料する。45度の画角を図5に示した映画館に当てはめると、N列付近であることが上記の表2から分かる。N列のシート位置からスクリーン中央までの距離を考慮すると、映画館内での画角45度をヘッド・マウント・ディスプレイ10で再現することは、要するに、ユーザーの瞳から20メートル先に約750インチの虚像を網膜に結像することに相当する。
Figure 2012141461
画角だけ考慮すると、数メートル先に300インチ程度の虚像を網膜に結像しても、ほぼ45度程度の同じ画角になる。しかしながら、左右の画像で視差を設けた3D映像を表示する場合には、同じ画角で距離を長くとると、遠い方の奥行き感があり、より自然な立体感のある映像となる。本実施形態では、左右の表示パネル18L及び18Rにそれぞれ広視野角の光学系を用いることで、同じ画角で距離を長くとることを可能にしている。
図6には、映画館内での画角45度を再現する、すなわち、ユーザーの瞳から20メートル先に約750インチの虚像を網膜に結像するための、広視野角光学系31L(31R)及び表示パネル18R(18L)の配置例を示している。
人間の瞳の瞳孔は、一般に、2〜6ミリメートルの範囲で変化する。ヘッド・マウント・ディスプレイ10を装着して映像を観察している最中、明るいシーンでは瞳孔は2〜3ミリメートル程度に閉じ、暗いシーンでは5〜6ミリメートルまで開く。ここで言う暗いシーンとは、例えば、黒い背景に文字だけ表示されるシーンである。
広視野角光学系31Lは、瞳孔の前方に25ミリメートルだけ離間して配置される。また、広視野角光学系31Lのさらに前方に表示パネル18Lは、約0.7インチの有効画素範囲の大きさを持つ。広視野角光学系31Lは、ユーザーの瞳から20メートル先に、約750インチの虚像を網膜に結像する。これは、表示画素の水平画角にして、45.09度に相当する(前述)。図6に示した配置例によれば、表示パネル18Lの表示画像を広視野角光学系31Lで1000倍以上拡大して、虚像を網膜に結像することになる。広視野角光学系31L(31R)の主な仕様を、以下の表にまとめておく。
Figure 2012141461
ここで、上記の表4中の「眼球設定瞳径及び可動範囲」の項目について補足しておく。光学系の解像力は、レンズの中心でピークとなるように設計するのが一般的と考えられる。何故ならば、ユーザーは、通常、瞳孔をレンズの中心に合わせて観察するからである。これに対し、ヘッド・マウント・ディスプレイ10に搭載される広視野角光学系31L(31R)の場合、シーン毎に注視する場所が画面の中央から周辺に至るまで移動する。ユーザーが正面を見ているときの瞳孔の位置に合わせて広視野角光学系31L(31R)を配設していても、注視する場所が変化すると、眼球が回転し、瞳孔の位置が広視野角光学系31L(31R)の中心からずれてしまう。レンズの中心に解像力のピークがあると(図7中の例1、例2を参照のこと)、画像の周縁部分を観察するときにぼやけて見えることになる。本発明者らは、計測結果に基づいて、画角45度の虚像を観察中には±3ミリメートル程度、瞳孔の位置が広視野角光学系31L(31R)の中心からずれることを確認した。そこで、本実施形態では、解像力が中心から±3ミリメートルの範囲内でほぼ均一な解像力を保つように(図7を参照のこと)、広視野角光学系31L(31R)をデザインしている。
本実施形態に係るヘッド・マウント・ディスプレイ10は、45度という画角で、20メートルという長い距離をとることで、表示パネル18L(18R)の表示映像を1000倍以上拡大するが、この結果として奥行き感が増し、より自然な立体感のある映像を提供することができる(前述)。画面サイズの拡大率と奥行き感の関係について、図8並びに図9を参照しながら説明する。
図8には、ヘッド・マウント・ディスプレイ10が画面サイズを2倍に拡大する場合の例を示している。但し、同図において、aは眼幅の2分の1、bは表示パネル18L(18R)視距離(2bは2倍に拡大した画面までの視距離)、dは表示パネル18L(18R)の位置での奥行き、d´は2倍に拡大した画面サイズでの奥行き、pは表示パネル18L(18R)の位置での視差の2分の1(2pは2倍に拡大した画面での視差の2分の1)である。
視差の2分の1であるpと奥行きdの比は、(a−p)と視距離bの比であることが、幾何学的に分かる。また、2倍に拡大した画面での視差の2分の1である2pと、2倍に拡大した画面サイズでの奥行きd´との比は、(a−2p)と2倍に拡大した視距離2bの比であることが、幾何学的に分かる。したがって、画面サイズが2倍になり、視差が2倍になったとき(同じ視距離/画面サイズで)、眼サイズで正規化した奥行きは、下式の通りとなる。
Figure 2012141461
また、図9には、ヘッド・マウント・ディスプレイ10が画面サイズをα倍に拡大する場合の例を示している。但し、同図において、aは眼幅の2分の1、bは表示パネル18L(18R)視距離(αbはα倍に拡大した画面までの視距離)、dは表示パネル18L(18R)の位置での奥行き、d´はα倍に拡大した画面サイズでの奥行き、pは表示パネル18L(18R)の位置での視差の2分の1(αpはα倍に拡大した画面での視差の2分の1)である。
視差の2分の1であるpと奥行きdの比は、(a−p)と視距離bの比である(同上)。また、α倍に拡大した画面での視差の2分の1であるαpと、α倍に拡大した画面サイズでの奥行きd´との比は、(a−2α)とα倍に拡大した視距離αbの比であることが、幾何学的に分かる。したがって、画面サイズがα倍になり、視差がα倍になったとき(同じ視距離/画面サイズで)、眼サイズで正規化した奥行きは、下式の通りとなる。
Figure 2012141461
上式より、同じ画角でより距離を長くとり、画面サイズの拡大率αが大きい方が、奥行きが増すことを理解できよう。
立体画像のソースである左眼用及び右眼用の各画像情報は、あらかじめ決められた輻輳角を想定してそれぞれ作成される。そして、ヘッド・マウント・ディスプレイ10は、左眼用及び右眼用の画像を、それぞれ別個の画面に映し出し、人間の眼により両画面を合成して、立体映像を観視することができるようにするものである(前述並びに図4を参照のこと)。
ヘッド・マウント・ディスプレイ10の映像を観察するユーザーの両眼は、画角に応じて寄り目になり、これによって最適な視差を得る。本実施形態では、表示パネル18L(18R)の水平方向の位置を、より目すなわち輻輳に応じたオフセット量(以下では、「輻輳水平オフセット量」とする)だけ眼球位置からずらした位置に設置している。図10には、表示パネル18Lを、左目の眼球位置から輻輳水平オフセット量だけ移動させた場所に設置した様子を示している。
図10において、眼幅の最大量をD、輻輳水平オフセット量をy、表示パネル18Lのサイズをp(本実施形態では0.7インチ)、スクリーンまでの視距離をL(本実施形態では20メートル)、スクリーンのサイズをS(本実施形態では750インチ)、表示パネル18Lまでの視距離をxとすると、輻輳水平オフセット量yは下式のように求めることができる。
Figure 2012141461
上式のように、輻輳水平オフセット量yは、眼幅Dの最大量と、表示パネル18Lのサイズpとスクリーンすなわち虚像の結像面のサイズSとの比で決まり、虚像の結像位置までの距離Lには依存しない。なお、図示しないが、右眼用表示パネル18Rについても、同様に、輻輳水平オフセット量だけ、眼球位置から移動させた場所に設置する。
左右の表示パネル18L、18Rが各々の広視野角光学系に対する位置ずれが大きいと、輻輳量がずれるなどの画品位が低下する、眼の疲労感につながる、といったことが懸念される。そこで、本実施形態では、所定の輻輳水平オフセット量yに対し、数画素(数十ミクロン)のオーダーの位置精度で取り付けるようにしている。
以上、特定の実施形態を参照しながら、本発明について詳細に説明してきた。しかしながら、本発明の要旨を逸脱しない範囲で当業者が該実施形態の修正や代用を成し得ることは自明である。
本明細書では、本発明をヘッド・マウント・ディスプレイに適用した実施形態を中心に説明してきたが、本発明の要旨は特定のヘッド・マウント・ディスプレイの構成に限定されるものではない。虚像をユーザーの眼の網膜上に結像させるさまざまなタイプの表示システムに対して、本発明を同様に適用することができる。
要するに、例示という形態で本発明を開示してきたのであり、本明細書の記載内容を限定的に解釈するべきではない。本発明の要旨を判断するためには、特許請求の範囲を参酌すべきである。
10…ヘッド・マウント・ディスプレイ
11…HDMI信号受信部
12…信号処理プロセッサー
13…VRAM
14…パネル・コントローラー
15…ROM
16…CPU
17…RAM
18L…左眼用表示パネル、18R…右眼用表示パネル
20…ブルーレイ・ディスク再生装置

Claims (6)

  1. 左眼用画像を表示する左眼用表示パネルと、
    45乃至55度の画角を持ち、前記左眼用画像の虚像を形成する左眼用光学系と、
    右眼用画像を表示する右眼用表示パネルと、
    45乃至55度の画角を持ち、前記右眼用画像の虚像を形成する右眼用光学系と、
    前記左眼用表示部及び前記右眼用表示部の画面表示を制御する表示制御部と、
    を具備するヘッド・マウント・ディスプレイ。
  2. 前記左眼用光学系は、左眼から10メートル以上先に750インチ程度の大きさに拡大した前記左眼用画像の虚像を形成し、
    前記右眼用光学系は、右眼から10メートル以上先に750インチ程度の大きさに拡大した前記右眼用画像の虚像を形成する、
    請求項1に記載のヘッド・マウント・ディスプレイ。
  3. 前記左眼用光学系及び前記右眼用光学系は、それぞれ眼球に対してずれる範囲でほぼ均一な解像力を有する、
    請求項1に記載のヘッド・マウント・ディスプレイ。
  4. 前記左眼用表示パネルを左眼の眼球位置から所定の輻輳水平オフセット量だけ移動させた場所に配設し、
    前記右眼用表示パネルを右眼の眼球位置から所定の輻輳水平オフセット量だけ移動させた場所に配設する、
    請求項1に記載のヘッド・マウント・ディスプレイ。
  5. 前記輻輳水平オフセット量は、眼幅の最大量と、前記表示パネルのサイズと虚像の結像面のサイズの比に基づいて設定した値である、
    請求項4に記載のヘッド・マウント・ディスプレイ。
  6. 前記左眼用表示パネル及び前記右眼用表示パネルは、前記輻輳水平オフセット量だけ移動させた前記場所に、数ミクロン以内のオーダーの位置精度で設置される、
    請求項5に記載のヘッド・マウント・ディスプレイ。
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