JP2012138516A - 電子機器用ケース、電子機器ユニット、並びに電子機器用ケースの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】簡単な金型構造で形成でき内部の水滴を集めて排出することができる電子機器用ケースを提供する。
【解決手段】電子機器用ケースは2、第一の底板12およびこの外縁から立設する第一の側板13を有する第一の仕切り体11と、第二の底板22およびこの外縁から立設する第二の側板23を有し、第一の仕切り体の第一の側板の縁部と第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器31、32を収容する収容空間Vを形成した第二の仕切り体21とを備え、第一の側板の内面の少なくとも一部は、第一の側板の縁部まで延びるとともに第一の側板の縁部により規定される基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面16bとされ、第一の側板の縁部と第二の側板の縁部とを接続することで、第一の側板の抜き勾配面の縁部に形成された切欠き16cと第二の側板の縁部23aとで、収容空間の内外を連通する水抜き孔10bを構成する。
【選択図】図2
【解決手段】電子機器用ケースは2、第一の底板12およびこの外縁から立設する第一の側板13を有する第一の仕切り体11と、第二の底板22およびこの外縁から立設する第二の側板23を有し、第一の仕切り体の第一の側板の縁部と第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器31、32を収容する収容空間Vを形成した第二の仕切り体21とを備え、第一の側板の内面の少なくとも一部は、第一の側板の縁部まで延びるとともに第一の側板の縁部により規定される基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面16bとされ、第一の側板の縁部と第二の側板の縁部とを接続することで、第一の側板の抜き勾配面の縁部に形成された切欠き16cと第二の側板の縁部23aとで、収容空間の内外を連通する水抜き孔10bを構成する。
【選択図】図2
Description
本発明は、電子機器用ケース、電子機器ユニット、並びに電子機器用ケースの製造方法に関する。
従来、電子機器ユニットの電子機器用ケース内に収容した電子機器の水対策として、たとえば、特許文献1に記載されたパワーモジュールのように、電子機器を樹脂封止することが行われていた。しかし、樹脂封止を行うと電子機器ユニットが重くなるので、樹脂封止に代えて、電子機器に防水被覆などの比較的薄い膜を設けることが検討されている。
この場合、電子機器用ケース内の電子機器を構成する部品の間であって、これまで樹脂により封止されていた部分などに隙間が生じるようになる。この隙間に入り込んだ水滴を排出するために、電子機器用ケースに水抜き孔が形成されることがある。
この場合、電子機器用ケース内の電子機器を構成する部品の間であって、これまで樹脂により封止されていた部分などに隙間が生じるようになる。この隙間に入り込んだ水滴を排出するために、電子機器用ケースに水抜き孔が形成されることがある。
しかし、電子機器用ケースは、金型を用いた射出成形などにより作製されるが、水抜き孔を金型のスライド機構を用いて作製すると金型構造が複雑になる。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、簡単な金型構造で作製でき、内部の水滴を集めて効果的に排出することができる電子機器用ケース、この電子機器用ケースを備える電子機器ユニット、および電子機器用ケースの製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の電子機器用ケースは、第一の底板および前記第一の底板の外縁から立設する第一の側板を有する第一の仕切り体と、第二の底板および前記第二の底板の外縁から立設する第二の側板を有し、前記第一の仕切り体の前記第一の側板の縁部と前記第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器を収容する収容空間を形成した第二の仕切り体と、を備え、前記第一の側板の内面の少なくとも一部は、前記第一の側板の縁部まで延びるとともに前記第一の側板の縁部により規定される基準平面に対して鋭角をなすように形成された抜き勾配面とされ、前記第一の側板の縁部と前記第二の側板の縁部とを接続することで、前記第一の側板の前記抜き勾配面の縁部および前記第二の側板の縁部の少なくとも一方に形成された切欠きと他方の縁部とで、前記収容空間の内外を連通する水抜き孔を構成することを特徴としている。
本発明の電子機器用ケースは、第一の底板および前記第一の底板の外縁から立設する第一の側板を有する第一の仕切り体と、第二の底板および前記第二の底板の外縁から立設する第二の側板を有し、前記第一の仕切り体の前記第一の側板の縁部と前記第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器を収容する収容空間を形成した第二の仕切り体と、を備え、前記第一の側板の内面の少なくとも一部は、前記第一の側板の縁部まで延びるとともに前記第一の側板の縁部により規定される基準平面に対して鋭角をなすように形成された抜き勾配面とされ、前記第一の側板の縁部と前記第二の側板の縁部とを接続することで、前記第一の側板の前記抜き勾配面の縁部および前記第二の側板の縁部の少なくとも一方に形成された切欠きと他方の縁部とで、前記収容空間の内外を連通する水抜き孔を構成することを特徴としている。
また、本発明の電子機器用ケースの製造方法は、射出成形および鋳造のいずれか1つの方法により、第一の底板および前記第一の底板の外縁から立設する第一の側板を有する第一の仕切り体を作製する第一作製工程と、第二の底板および前記第二の底板の外縁から立設する第二の側板を有する第二の仕切り体を作製する第二作製工程と、前記第一の仕切り体の前記第一の側板の縁部と前記第二の仕切り体の前記第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器を収容する収容空間を有する電子機器用ケースを形成する接続工程と、を備える電子機器用ケースの製造方法において、前記第一の側板の内面の少なくとも一部は、前記第一の側板の縁部まで延びるとともに前記第一の側板の縁部により規定される基準平面に対して鋭角をなすように形成された抜き勾配面とされ、前記電子機器用ケースには、前記第一の側板の前記抜き勾配面の縁部および前記第二の側板の縁部の少なくとも一方に形成された切欠きと他方の縁部とで構成され、前記収容空間の内外を連通する水抜き孔が形成されていることを特徴としている。
一般的に、金型を用いた作製方法である射出成形または鋳造により部品を作製するときには、金型から成形後の部品を取り外すために、その部品の内面に抜き勾配面を設ける。この抜き勾配面は、金型を抜く方向に直交する面、すなわち本発明における第一の側板の縁部により規定される基準平面に対して鋭角をなすように設定されている。
この発明では、第一の仕切り体を射出成形または鋳造により作製するときに第一の仕切り体に必要となる抜き勾配面を利用している。抜き勾配面の縁部と第二の側板の縁部の少なくとも一方に、スライド機構などを用いることなく形成できる切欠きを形成している。このため、簡単な金型構造で作製した第一の仕切り体と第二の仕切り体とを接続することで、電子機器用ケースに水抜き孔を設けることができる。
電子機器用ケースを、基準平面が鉛直方向と平行になると同時に水抜き孔が下方に位置するように配置することで、抜き勾配面上の水滴を縁部側に移動させて水抜き孔から外部に効果的に排出することができる。
この発明では、第一の仕切り体を射出成形または鋳造により作製するときに第一の仕切り体に必要となる抜き勾配面を利用している。抜き勾配面の縁部と第二の側板の縁部の少なくとも一方に、スライド機構などを用いることなく形成できる切欠きを形成している。このため、簡単な金型構造で作製した第一の仕切り体と第二の仕切り体とを接続することで、電子機器用ケースに水抜き孔を設けることができる。
電子機器用ケースを、基準平面が鉛直方向と平行になると同時に水抜き孔が下方に位置するように配置することで、抜き勾配面上の水滴を縁部側に移動させて水抜き孔から外部に効果的に排出することができる。
また、上記の電子機器用ケースにおいて、前記抜き勾配面の少なくとも一部は、前記基準平面に平行な平面による断面において、互いの連結部で形成される内角が180°より大きく設定された第一の傾斜面および第二の傾斜面とされ、前記切欠きは、前記第二の側板のうち前記抜き勾配面に接続される部分および前記抜き勾配面の少なくとも一方における、前記連結部から最も離間した端部にそれぞれ形成されていることがより好ましい。
この発明によれば、第一の仕切り体の内側に向けて突出するように形成された連結部が上方に向かうように第一の仕切り体を配置することで、第一の傾斜面および第二の傾斜面上の水滴を、連結部から離間する方向であって抜き勾配面の縁部側、すなわち、貫通孔が形成された方向に移動させることができる。このため、抜き勾配面上の水滴をより効果的に貫通孔側に移動させて排出させることができる。
この発明によれば、第一の仕切り体の内側に向けて突出するように形成された連結部が上方に向かうように第一の仕切り体を配置することで、第一の傾斜面および第二の傾斜面上の水滴を、連結部から離間する方向であって抜き勾配面の縁部側、すなわち、貫通孔が形成された方向に移動させることができる。このため、抜き勾配面上の水滴をより効果的に貫通孔側に移動させて排出させることができる。
また、上記の電子機器用ケースにおいて、前記抜き勾配面の少なくとも一部は、前記基準平面に平行な平面による断面において、互いの連結部で形成される内角が180°より小さく設定された第一の傾斜面および第二の傾斜面とされ、前記切欠きは、前記第二の側板のうち前記連結部に接続される部分および前記連結部の少なくとも一方に形成されていることがより好ましい。
この発明によれば、第一の仕切り体の外側に向けて凹むように形成された連結部が下方に向かうように第一の仕切り体を配置することで、第一の傾斜面および第二の傾斜面上の水滴を連結部側であって抜き勾配面の縁部側、すなわち、貫通孔が形成された方向に移動させることができる。このため、抜き勾配面上の水滴をより効果的に貫通孔側に移動させて排出させることができる。
この発明によれば、第一の仕切り体の外側に向けて凹むように形成された連結部が下方に向かうように第一の仕切り体を配置することで、第一の傾斜面および第二の傾斜面上の水滴を連結部側であって抜き勾配面の縁部側、すなわち、貫通孔が形成された方向に移動させることができる。このため、抜き勾配面上の水滴をより効果的に貫通孔側に移動させて排出させることができる。
また、上記の電子機器用ケースにおいて、前記水抜き孔の連通方向の外側に、庇部を備えることがより好ましい。
この発明によれば、水抜き孔の外側から水滴が収容空間に入るのを抑えることができる。
この発明によれば、水抜き孔の外側から水滴が収容空間に入るのを抑えることができる。
また、上記の電子機器用ケースにおいて、前記第一の仕切り体および前記第二の仕切り体を収容する外部ケースをさらに備え、前記水抜き孔の連通方向に見たときに、前記外部ケースには前記水抜き孔に重ならない位置に外部水抜き孔が形成されていることがより好ましい。
また、上記の電子機器用ケースの製造方法において、前記接続工程の後で、互いに接続された前記第一の仕切り体および前記第二の仕切り体を外部ケース内に収容する収容工程を備え、前記水抜き孔の連通方向に見たときに、前記外部ケースには前記水抜き孔に重ならない位置に外部水抜き孔が形成されていることがより好ましい。
この発明によれば、様々な方向から収容空間に水滴が入るのを、外部ケースでより確実に抑えることができる。さらに、外部ケースの外部水抜き孔から連通方向に平行に浸入した水滴が、水抜き孔から収容空間に入るのを抑えることができる。
また、上記の電子機器用ケースの製造方法において、前記接続工程の後で、互いに接続された前記第一の仕切り体および前記第二の仕切り体を外部ケース内に収容する収容工程を備え、前記水抜き孔の連通方向に見たときに、前記外部ケースには前記水抜き孔に重ならない位置に外部水抜き孔が形成されていることがより好ましい。
この発明によれば、様々な方向から収容空間に水滴が入るのを、外部ケースでより確実に抑えることができる。さらに、外部ケースの外部水抜き孔から連通方向に平行に浸入した水滴が、水抜き孔から収容空間に入るのを抑えることができる。
また、上記の電子機器用ケースにおいて、前記外部ケースは、前記外部水抜き孔の外側に配置され、前記基準平面に直交する支持面を備えることがより好ましい。
この発明によれば、支持面を水平面上に配置することで、外部水抜き孔から水滴を排出しやすくなる向きに外部ケースを配置することができる。
この発明によれば、支持面を水平面上に配置することで、外部水抜き孔から水滴を排出しやすくなる向きに外部ケースを配置することができる。
また、本発明の電子機器ユニットは、上記のいずれかに記載の電子機器用ケースと、前記電子機器用ケースの前記収容空間に配置された電子機器と、を備えることを特徴としている。
この発明によれば、水抜き孔から水滴を効果的に排出することで、電子機器を水滴から保護することができる。
この発明によれば、水抜き孔から水滴を効果的に排出することで、電子機器を水滴から保護することができる。
また、上記の電子機器ユニットにおいて、前記電子機器は基板であり、前記基板は、前記基準平面に対して略平行となるように前記第一の仕切り体に取り付けられていることがより好ましい。
この発明によれば、電子機器ユニットを基準平面が鉛直方向と平行になるように配置したときに、基板に付着した水滴が基板に沿って流れ落ちやすくなる。したがって、基板に水滴が付着した場合であっても、電子機器用ケースの水抜き孔から水滴を効果的に排出することができる。
この発明によれば、電子機器ユニットを基準平面が鉛直方向と平行になるように配置したときに、基板に付着した水滴が基板に沿って流れ落ちやすくなる。したがって、基板に水滴が付着した場合であっても、電子機器用ケースの水抜き孔から水滴を効果的に排出することができる。
本発明の電子機器用ケースおよび電子機器ユニットによれば、簡単な金型構造で作製でき、内部の水滴を集めて排出することができる。また、本発明の電子機器用ケースの製造方法によれば、内部の水滴を集めて排出することができる電子機器用ケースを簡単な金型構造で作製することができる。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る電子機器ユニットの第1実施形態を、図1から図6を参照しながら説明する。本電子機器ユニットは、基板などの電子機器をケースにより水滴などから保護した構成となっている。
図1および図2に示すように、本実施形態の電子機器ユニット1は、内部に収容空間Vを形成する基板ケース10と、基板ケース10の収容空間Vに配置された基板(電子機器)31、32と、基板ケース10を収容する外装ケース(外部ケース)40とを備えている。
なお、基板ケース10および外装ケース(外部ケース)40で、本発明の電子機器用ケース2を構成する。
以下、本発明に係る電子機器ユニットの第1実施形態を、図1から図6を参照しながら説明する。本電子機器ユニットは、基板などの電子機器をケースにより水滴などから保護した構成となっている。
図1および図2に示すように、本実施形態の電子機器ユニット1は、内部に収容空間Vを形成する基板ケース10と、基板ケース10の収容空間Vに配置された基板(電子機器)31、32と、基板ケース10を収容する外装ケース(外部ケース)40とを備えている。
なお、基板ケース10および外装ケース(外部ケース)40で、本発明の電子機器用ケース2を構成する。
基板ケース10は、図2に示すように、外形が略直方体状の箱状に形成されて一つの面に開口が設けられた第一のケース部材(第一の仕切り体)11、および第二のケース部材(第二の仕切り体)21を一体に接続することで構成されている。
図2および図3に示すように、第一のケース部材11は、平板状に形成された第一の底板12と、第一の底板12の外縁全周から立設する第一の側板13とを有している。第一の側板13は、平板状の4つの壁部14〜17からなり、壁部14と壁部16、壁部15と壁部17がそれぞれ対向するように配置されている。壁部14と壁部15、壁部15と壁部16、壁部16と壁部17、および壁部17と壁部14は、互いの外縁同士で接続されている。
壁部14〜17における第一の底板12とは反対側の部分となる縁部14a〜17aは、基準平面P1上に配置されている。
図2および図3に示すように、第一のケース部材11は、平板状に形成された第一の底板12と、第一の底板12の外縁全周から立設する第一の側板13とを有している。第一の側板13は、平板状の4つの壁部14〜17からなり、壁部14と壁部16、壁部15と壁部17がそれぞれ対向するように配置されている。壁部14と壁部15、壁部15と壁部16、壁部16と壁部17、および壁部17と壁部14は、互いの外縁同士で接続されている。
壁部14〜17における第一の底板12とは反対側の部分となる縁部14a〜17aは、基準平面P1上に配置されている。
図2に示すように、壁部14における内面全体は、縁部14aまで延びるとともに基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面14bとされている。同様に、壁部15、16、17についても、それぞれの内面全体が基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面15b、16b、17bとされている(図3参照)。
図2および図3に示すように、本実施形態では、壁部14において、縁部14aの長手方向の中央部には、壁部14を板厚方向に貫通する切欠き14cが形成されている。同様に、壁部16において、縁部16aの長手方向の中央部には、壁部16を板厚方向に貫通する切欠き16cが形成されている。
第一の底板12には、第一の底板12の内面から基準平面P1側に突出する複数のボス12aが設けられている。
図2および図3に示すように、本実施形態では、壁部14において、縁部14aの長手方向の中央部には、壁部14を板厚方向に貫通する切欠き14cが形成されている。同様に、壁部16において、縁部16aの長手方向の中央部には、壁部16を板厚方向に貫通する切欠き16cが形成されている。
第一の底板12には、第一の底板12の内面から基準平面P1側に突出する複数のボス12aが設けられている。
第二のケース部材21は、切欠き14c、16cが形成されていないという点以外は、第一のケース部材11と同一の形状に形成されている。すなわち、第二のケース部材21は、図2に示すように、第二の底板22と、第二の底板22の外縁全周から立設する第二の側板23とを有している。
第二の側板23の内面全体は、第二の側板23の縁部23aにより規定される基準平面P2に対して鋭角θ2をなすように形成された抜き勾配面23bとなっている。
なお、第一のケース部材11における鋭角θ1および第二のケース部材21における鋭角θ2は、0°より大きく90°より小さい任意の値を取りうる。ただし、水滴を排出しやすくするには鋭角θ1、θ2は小さい方が好ましく、基板ケース10内の基板31、32などの収納性を高めるには鋭角θ1、θ2は大きい方が好ましい。
第二の底板22には、第二の底板22の内面から基準平面P2側に突出する複数のボス22aが設けられている。
第二のケース部材21および前述の第一のケース部材11は、射出成形方法を用いて樹脂により形成されている。
第二の側板23の内面全体は、第二の側板23の縁部23aにより規定される基準平面P2に対して鋭角θ2をなすように形成された抜き勾配面23bとなっている。
なお、第一のケース部材11における鋭角θ1および第二のケース部材21における鋭角θ2は、0°より大きく90°より小さい任意の値を取りうる。ただし、水滴を排出しやすくするには鋭角θ1、θ2は小さい方が好ましく、基板ケース10内の基板31、32などの収納性を高めるには鋭角θ1、θ2は大きい方が好ましい。
第二の底板22には、第二の底板22の内面から基準平面P2側に突出する複数のボス22aが設けられている。
第二のケース部材21および前述の第一のケース部材11は、射出成形方法を用いて樹脂により形成されている。
このように構成された第一のケース部材11および第二のケース部材21は、第一のケース部材11の縁部14a〜17aと第二のケース部材21の縁部23aとを接続したときに、第一のケース部材11の切欠き14cと第二のケース部材21の縁部23aとで収容空間Vの内外を連通する水抜き孔10aを構成する。同様に、切欠き16cと縁部23aとで水抜き孔10bを構成する。なお、このとき、基準平面P1と基準平面P2は、同一平面上に配置される。
基板31は、縁部14a〜17aより第一の底板12側に位置するとともに基準平面P1に対して略平行となるように、不図示のネジ部材などにより第一のケース部材11のボス12aに取り付けられている。同様に、基板32は、縁部23aより第二の底板22側に位置するとともに基準平面P2に対して略平行となるように、不図示のネジ部材などにより第二のケース部材21のボス22aに固定されている。
外装ケース40は、第一のケース部材11とほぼ同じ形で、第一のケース部材11より大きく形成された第一の外装ケース部材51および第二の外装ケース部材61を備えている。第一の外装ケース部材51および第二の外装ケース部材61は、外形が略直方体状の箱状に形成されて一つの面に開口が設けられている。
第一の外装ケース部材51は、平板状に形成された第三の底板52と、第三の底板52の外縁全周から立設する第三の側板53とを有している。第三の側板53の内面には、第三の底板52および第三の側板53により形成される凹部内に第一のケース部材11を第三の底板52および第三の側板53から離間させた状態に保持する保持部材54が設けられている。
第三の側板53の外面の一方側には、外面から突出するように台脚56が取り付けられている。台脚56の突出方向先端側の面が支持面56aとされている。
第三の側板53の外面のうち台脚56とは反対側には、湾曲した形状に形成され両端が第三の側板53の外面に取り付けられたハンドル57が設けられている。
第一の外装ケース部材51は、平板状に形成された第三の底板52と、第三の底板52の外縁全周から立設する第三の側板53とを有している。第三の側板53の内面には、第三の底板52および第三の側板53により形成される凹部内に第一のケース部材11を第三の底板52および第三の側板53から離間させた状態に保持する保持部材54が設けられている。
第三の側板53の外面の一方側には、外面から突出するように台脚56が取り付けられている。台脚56の突出方向先端側の面が支持面56aとされている。
第三の側板53の外面のうち台脚56とは反対側には、湾曲した形状に形成され両端が第三の側板53の外面に取り付けられたハンドル57が設けられている。
第二の外装ケース部材61は、平板状に形成された第四の底板62と、第四の底板62の外縁全周から立設する第四の側板63とを有している。第四の側板63の縁部には、互いに接続された外装ケース部材51、61の内部に基板ケース10を収容したときに、水抜き孔10a側となる位置に切欠き63aが、水抜き孔10b側となる位置に切欠き63bがそれぞれ形成されている。
第四の側板63の内面には、第四の底板62および第四の側板63により形成される凹部内に第二のケース部材21を第四の底板62および第四の側板63から離間させた状態に保持する保持部材64が設けられている。
第四の側板63の外面の一方側には、外面から突出するように台脚66が取り付けられている。台脚66の突出方向先端側の面が支持面66aとされている。なお、支持面56a、66aは、後述する外部水抜き孔40bの外側(外部水抜き孔40bの基板ケース10に対する反対側)に配置されている。
第四の側板63の外面のうち台脚66とは反対側には、湾曲した形状に形成され両端が第四の側板63の外面に取り付けられたハンドル67が設けられている。
第四の側板63の内面には、第四の底板62および第四の側板63により形成される凹部内に第二のケース部材21を第四の底板62および第四の側板63から離間させた状態に保持する保持部材64が設けられている。
第四の側板63の外面の一方側には、外面から突出するように台脚66が取り付けられている。台脚66の突出方向先端側の面が支持面66aとされている。なお、支持面56a、66aは、後述する外部水抜き孔40bの外側(外部水抜き孔40bの基板ケース10に対する反対側)に配置されている。
第四の側板63の外面のうち台脚66とは反対側には、湾曲した形状に形成され両端が第四の側板63の外面に取り付けられたハンドル67が設けられている。
本実施形態では、図2に示すように、第一の外装ケース部材51の第三の側板53の縁部と第二の外装ケース部材61の第四の側板63の縁部とを接続したときに、以下のようになるように調節されている。
まず、第一の外装ケース部材51の縁部と、第二の外装ケース部材61の切欠き63a、63bとにより、外装ケース40の内外を連通する外部水抜き孔40a、40bがそれぞれ構成される。外部水抜き孔40aは、外部水抜き孔40aの連通方向Zに平行に見たときに、水抜き孔10aに重ならない位置に形成されている。同様に、外部水抜き孔40bは、外部水抜き孔40bの連通方向Zに平行に見たときに、水抜き孔10bに重ならない位置に形成されている。
台脚56の支持面56aと台脚66の支持面66aとが同一の仮想平面Q上に配置され、この仮想平面Qが基準平面P1、P2にほぼ直交するように設定されている。
さらに、第一の外装ケース部材51のハンドル57と第二の外装ケース部材61のハンドル67とは、接続に伴い一体化する。
まず、第一の外装ケース部材51の縁部と、第二の外装ケース部材61の切欠き63a、63bとにより、外装ケース40の内外を連通する外部水抜き孔40a、40bがそれぞれ構成される。外部水抜き孔40aは、外部水抜き孔40aの連通方向Zに平行に見たときに、水抜き孔10aに重ならない位置に形成されている。同様に、外部水抜き孔40bは、外部水抜き孔40bの連通方向Zに平行に見たときに、水抜き孔10bに重ならない位置に形成されている。
台脚56の支持面56aと台脚66の支持面66aとが同一の仮想平面Q上に配置され、この仮想平面Qが基準平面P1、P2にほぼ直交するように設定されている。
さらに、第一の外装ケース部材51のハンドル57と第二の外装ケース部材61のハンドル67とは、接続に伴い一体化する。
次に、以上のように構成された電子機器用ケース2を製造する電子機器用ケース2の製造方法について説明する。
まず、第一作製工程において、図4に示すように、金型W1、W2を用いて公知の射出成形方法により、第一の底板12および第一の側板13を有する第一のケース部材11を成形する。このとき、第一のケース部材11の抜き勾配面14b〜17bは、金型W1、W2を抜く方向である方向Dに対して抜き勾配が設定されていることになる。
続いて、第二作製工程において、第二のケース部材21を不図示の金型を用いて射出成形方法により成形する。
次に、接続工程において、図5に示すように、第一のケース部材11の縁部14a〜17aと第二のケース部材21の縁部23aとを接続することで、内部に収容空間Vを有する基板ケース10を形成する。
まず、第一作製工程において、図4に示すように、金型W1、W2を用いて公知の射出成形方法により、第一の底板12および第一の側板13を有する第一のケース部材11を成形する。このとき、第一のケース部材11の抜き勾配面14b〜17bは、金型W1、W2を抜く方向である方向Dに対して抜き勾配が設定されていることになる。
続いて、第二作製工程において、第二のケース部材21を不図示の金型を用いて射出成形方法により成形する。
次に、接続工程において、図5に示すように、第一のケース部材11の縁部14a〜17aと第二のケース部材21の縁部23aとを接続することで、内部に収容空間Vを有する基板ケース10を形成する。
続いて、収容工程において、保持部材54により基板ケース10を第一の外装ケース部材51に取り付ける。保持部材64により基板ケース10を第二の外装ケース部材61に取り付け、第三の側板53の縁部と第四の側板63の縁部とを接続することで外装ケース部材51、61により外装ケース40を構成する。このとき、外装ケース40内に基板ケース10が収容された状態となり、電子機器用ケース2が製造される。
なお、本電子機器用ケースの製造方法においては、第二作製工程を第一作製工程より前に行ってもよいし、第一作製工程および第二作製工程を同時に行ってもよい。
なお、本電子機器用ケースの製造方法においては、第二作製工程を第一作製工程より前に行ってもよいし、第一作製工程および第二作製工程を同時に行ってもよい。
以上のように構成された電子機器ユニット1は、基板ケース10の収容空間Vに入った水滴は、電子機器ユニット1の支持面56a、66aを図2に示すように水平面G上に配置することで、電子機器ユニット1として一体となった底板12、22および基板31、32が鉛直方向にほぼ平行に配置される(底板12、22および基板31、32の厚さ方向が水平面Gにほぼ平行に配置される)とともに、抜き勾配面14b〜17b、23bが水平面Gに交差するように配置される。このため、ケース部材11、21の内面や基板31、32などに付着した水滴は、重力の影響により下方に移動して抜き勾配面16bおよび抜き勾配面23bのうち下方に配置された部分上に集まり、水抜き孔10bから外装ケース40と基板ケース10との間の空間に排出される。
さらに、第三の側板53および第四の側板63の内面のうち下方に配置された部分上に集まった水滴は、外部水抜き孔40bを通して外装ケース40の外部に排出される。
さらに、第三の側板53および第四の側板63の内面のうち下方に配置された部分上に集まった水滴は、外部水抜き孔40bを通して外装ケース40の外部に排出される。
なお、電子機器ユニット1を上下反対に配置した場合であっても、収容空間Vに入った水滴は、基板ケース10の水抜き孔10a、外装ケース40の外部水抜き孔40aを通して外部に排出される。
一般的に、金型を用いて射出成形方法により部品を成形するときには、金型から成形後の部品を取り外すために、その部品の内面に抜き勾配面を設ける。この抜き勾配面は、金型を抜く方向に直交する面、すなわち本発明における第一の側板13の縁部により規定される基準平面P1に対して鋭角をなすように設定されている。
本実施形態の電子機器用ケース2および電子機器用ケース2の製造方法によれば、第一のケース部材11を射出成形により成形するときに第一のケース部材11に必要となる抜き勾配面14b〜17bを利用している。抜き勾配面14b、16bの縁部に、スライド機構などを用いることなく形成できる切欠き14c、16cを形成している。このため、簡単な金型構造で成形した第一のケース部材11と第二のケース部材21とを接続することで、電子機器用ケース2に水抜き孔10a、10bを設けることができる。
電子機器用ケース2を、基準平面P1、P2が鉛直方向と平行になると同時に水抜き孔10bが下方に位置するように配置することで、抜き勾配面16b上の水滴を縁部16a側に移動させて水抜き孔10bから基板ケース10の外部に効果的に排出することができる。
本実施形態の電子機器用ケース2および電子機器用ケース2の製造方法によれば、第一のケース部材11を射出成形により成形するときに第一のケース部材11に必要となる抜き勾配面14b〜17bを利用している。抜き勾配面14b、16bの縁部に、スライド機構などを用いることなく形成できる切欠き14c、16cを形成している。このため、簡単な金型構造で成形した第一のケース部材11と第二のケース部材21とを接続することで、電子機器用ケース2に水抜き孔10a、10bを設けることができる。
電子機器用ケース2を、基準平面P1、P2が鉛直方向と平行になると同時に水抜き孔10bが下方に位置するように配置することで、抜き勾配面16b上の水滴を縁部16a側に移動させて水抜き孔10bから基板ケース10の外部に効果的に排出することができる。
電子機器用ケース2は外装ケース40を備えているため、様々な方向から収容空間Vに水滴が入るのをより確実に抑えることができる。さらに、外部ケース40の外部水抜き孔40bから連通方向Zに平行に侵入した水滴が、水抜き孔10bから収容空間Vに入るのを抑えることができる。
外装ケース40の台脚56、66には支持面56a、66aが設けられている。このため、支持面56a、66aを水平面G上に配置することで、外部水抜き孔40bから水滴を排出しやすくなる向きに外部ケース40を配置することができる。
外装ケース40の台脚56、66には支持面56a、66aが設けられている。このため、支持面56a、66aを水平面G上に配置することで、外部水抜き孔40bから水滴を排出しやすくなる向きに外部ケース40を配置することができる。
また、本実施形態の電子機器ユニット1によれば、水抜き孔10a、10bから水滴を効果的に排出することで、基板31、32を水滴から保護することができる。
基板31が基準平面P1に対して略平行となるように第一のケース部材11に取り付けられている。これにより、電子機器ユニット1を基準平面P1が鉛直方向と平行になるように配置したときに、基板31に付着した水滴が基板31に沿って流れ落ちやすくなる。したがって、基板31に水滴が付着した場合であっても、電子機器用ケース2の水抜き孔10a、10bから水滴を効果的に排出することができる。
基板31が基準平面P1に対して略平行となるように第一のケース部材11に取り付けられている。これにより、電子機器ユニット1を基準平面P1が鉛直方向と平行になるように配置したときに、基板31に付着した水滴が基板31に沿って流れ落ちやすくなる。したがって、基板31に水滴が付着した場合であっても、電子機器用ケース2の水抜き孔10a、10bから水滴を効果的に排出することができる。
なお、本実施形態では、図6に示すように、水抜き孔10bの連通方向Zの外側に、庇部71を備えるように構成してもよい。庇部71は、第一のケース部材11において、切欠き16cの連通方向Zの外側に配置され、壁部16の縁部16aと接続片72により接続されている。
庇部71を備えることで、水抜き孔10bに対して連通方向Zの外側から水滴が収容空間Vに入るのを抑えることができる。
庇部71を備えることで、水抜き孔10bに対して連通方向Zの外側から水滴が収容空間Vに入るのを抑えることができる。
また、本実施形態では、切欠き14c、16cは第一のケース部材11のみに形成され、第一のケース部材11の縁部14a〜17aと第二のケース部材21の縁部23aとを接続することで水抜き孔10a、10bを構成するとした。しかし、切欠きが第一のケース部材11および第二のケース部材21の両方に形成されていて、第一のケース部材11と第二のケース部材21とを接続することで両方の切欠きが一体となって水抜き孔を構成するようにしてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図7を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の電子機器ユニットは、前記第1実施形態の電子機器ユニット1の第一のケース部材11、21に代えて、図7に示す第一のケース部材81と不図示の第二のケース部材とを備えている。
第一のケース部材81における壁部84〜87の内面は、それぞれが基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面84a〜87aとされている。
抜き勾配面86aは、基準平面P1に平行な平面による断面において、互いの連結部86bにおいて形成される内角α1が180°より大きく設定された第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86dからなる。第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86dは、壁部86の縁部まで延びるように形成されている。
第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86dの縁部における連結部86bから最も離間した端部には、切欠き86e、86fが形成されている。
抜き勾配面84a、85a、87aにも、抜き勾配面86aと同様に、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きが設けられている。
次に、本発明の第2実施形態について図7を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の電子機器ユニットは、前記第1実施形態の電子機器ユニット1の第一のケース部材11、21に代えて、図7に示す第一のケース部材81と不図示の第二のケース部材とを備えている。
第一のケース部材81における壁部84〜87の内面は、それぞれが基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面84a〜87aとされている。
抜き勾配面86aは、基準平面P1に平行な平面による断面において、互いの連結部86bにおいて形成される内角α1が180°より大きく設定された第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86dからなる。第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86dは、壁部86の縁部まで延びるように形成されている。
第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86dの縁部における連結部86bから最も離間した端部には、切欠き86e、86fが形成されている。
抜き勾配面84a、85a、87aにも、抜き勾配面86aと同様に、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きが設けられている。
第二のケース部材は、切欠きが形成されていないこと以外は、第一のケース部材81と同一の形状に形成されている。
第一のケース部材81をこのように構成することで、連結部86bが上方に向けて突出するように第一のケース部材81を配置したときに、第一の傾斜面86cおよび第二の傾斜面86d上の水滴を、重力の影響により連結部86bから離間する方向であって抜き勾配面86aの縁部側、すなわち、切欠き86e、86fが形成された方向に移動させることができる。このため、抜き勾配面86a上の水滴をより効果的に切欠き86e、86f側に移動させて排出させることができる。
なお、本実施形態では、図8に示すように、抜き勾配面86aは、傾斜面86c、86d以外に、面86gを有するように構成されていてもよい。また、第一のケース部材81に切欠き86e、86fが形成されていなく、第一の傾斜面86cと抜き勾配面85aとの連結部分、および、第二の傾斜面86dと抜き勾配面87aとの連結部分に接続される第二のケース部材の縁部に、それぞれ切欠きが設けられていてもよい。さらに、第二のケース部材にこれらの切欠きを設けるとともに、第一のケース部材81に前述の切欠き86e、86fを設けてもよい。
また、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きは、少なくとも抜き勾配面86aに形成されていればよく、抜き勾配面84a、85a、87aの両傾斜面および切欠きは形成されていなくてもよい。
また、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きは、少なくとも抜き勾配面86aに形成されていればよく、抜き勾配面84a、85a、87aの両傾斜面および切欠きは形成されていなくてもよい。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図9を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の電子機器ユニットは、前記第1実施形態の電子機器ユニット1の第一のケース部材11、21に代えて、図9に示す第一のケース部材91と不図示の第二のケース部材とを備えている。
第一のケース部材91における壁部94〜97の内面は、それぞれが基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面94a〜97aとされている。
抜き勾配面96aは、基準平面P1に平行な平面による断面において、互いの連結部96bにおいて形成される内角α2が180°より小さく設定された第一の傾斜面96cおよび第二の傾斜面96dからなる。第一の傾斜面96cおよび第二の傾斜面96dは、壁部96の縁部まで延びるように形成されている。壁部96の連結部96b近傍には、切欠き96eが形成されている。
抜き勾配面94a、95a、97aにも、抜き勾配面96aと同様に、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きが設けられている。
次に、本発明の第3実施形態について図9を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の電子機器ユニットは、前記第1実施形態の電子機器ユニット1の第一のケース部材11、21に代えて、図9に示す第一のケース部材91と不図示の第二のケース部材とを備えている。
第一のケース部材91における壁部94〜97の内面は、それぞれが基準平面P1に対して鋭角θ1をなすように形成された抜き勾配面94a〜97aとされている。
抜き勾配面96aは、基準平面P1に平行な平面による断面において、互いの連結部96bにおいて形成される内角α2が180°より小さく設定された第一の傾斜面96cおよび第二の傾斜面96dからなる。第一の傾斜面96cおよび第二の傾斜面96dは、壁部96の縁部まで延びるように形成されている。壁部96の連結部96b近傍には、切欠き96eが形成されている。
抜き勾配面94a、95a、97aにも、抜き勾配面96aと同様に、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きが設けられている。
第二のケース部材は、切欠きが形成されていないこと以外は、第一のケース部材91と同一の形状に形成されている。
第一のケース部材91をこのように構成することで、連結部96bが下方に向けて凹むように第一のケース部材91を配置したときに、第一の傾斜面96cおよび第二の傾斜面96d上の水滴を、重力の影響により連結部96b側であって抜き勾配面96aの縁部側、すなわち、切欠き96eが形成された方向に移動させることができる。このため、抜き勾配面96a上の水滴をより効果的に切欠き96e側に移動させて排出させることができる。
さらに、前記第2実施形態に比べて、1つの抜き勾配面に必要な切欠きの数を低減させることができる。このため、少ない数の水抜き孔に水滴を集中させることができるので水抜き孔の近傍に水滴が残るのを防止するとともに、第一のケース部材91を形成する金型の構造をより簡単にすることができる。
さらに、前記第2実施形態に比べて、1つの抜き勾配面に必要な切欠きの数を低減させることができる。このため、少ない数の水抜き孔に水滴を集中させることができるので水抜き孔の近傍に水滴が残るのを防止するとともに、第一のケース部材91を形成する金型の構造をより簡単にすることができる。
なお、本実施形態では、抜き勾配面96aのうち、傾斜面96c、96dではない部分があってもよい。また、第一のケース部材91に切欠き96eが形成されていなく、連結部96bに接続される第二のケース部材の縁部に切欠きが設けられていてもよい。さらに、第二のケース部材にこの切欠きを設けるとともに、第一のケース部材91に前述の切欠き96eを設けてもよい。
また、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きは、少なくとも抜き勾配面96aに形成されていればよく、抜き勾配面94a、95a、97aの両傾斜面および切欠きは形成されていなくてもよい。
また、第一の傾斜面、第二の傾斜面および切欠きは、少なくとも抜き勾配面96aに形成されていればよく、抜き勾配面94a、95a、97aの両傾斜面および切欠きは形成されていなくてもよい。
以上、本発明の第1実施形態から第3実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更なども含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
たとえば、前記第1実施形態から第3実施形態では、第一の側板13の内面全体を基準平面P1に対して鋭角θ1をなす抜き勾配面とした。しかし、抜き勾配面は、第一の側板13の内面のうちの一部に形成され、第一の側板13の内面のうちの残りの部分は、基準平面P1に対して鋭角をなさず、基準平面P1に対して直角又は鈍角となるように形成してもよい。
第一のケース部材11をこのように構成しても、図10に示すように不図示の金型を方向Eに抜くことで、金型の分割面Sに対して、内面14bが鋭角θ3をなし、内面16bが鋭角θ4をなすように構成することができる。このため、基準平面P1に対して直角をなす内面14bにおいても、金型の分割面Sに対して抜き勾配が設定されていることになり、成形された第一のケース部材11を金型から取り外すことができる。
たとえば、前記第1実施形態から第3実施形態では、第一の側板13の内面全体を基準平面P1に対して鋭角θ1をなす抜き勾配面とした。しかし、抜き勾配面は、第一の側板13の内面のうちの一部に形成され、第一の側板13の内面のうちの残りの部分は、基準平面P1に対して鋭角をなさず、基準平面P1に対して直角又は鈍角となるように形成してもよい。
第一のケース部材11をこのように構成しても、図10に示すように不図示の金型を方向Eに抜くことで、金型の分割面Sに対して、内面14bが鋭角θ3をなし、内面16bが鋭角θ4をなすように構成することができる。このため、基準平面P1に対して直角をなす内面14bにおいても、金型の分割面Sに対して抜き勾配が設定されていることになり、成形された第一のケース部材11を金型から取り外すことができる。
前記第1実施形態から第3実施形態では、ケース部材は射出成形方法を用いて樹脂により形成されているとしたが、これらを、鋳造方法を用いて金属などにより形成してもよい。
また、第1実施形態から第3実施形態では、電子機器用ケース2に外装ケース40は備えられなくてもよい。
また、第1実施形態から第3実施形態では、電子機器用ケース2に外装ケース40は備えられなくてもよい。
1 電子機器ユニット
2 電子機器用ケース
10a、10b 水抜き孔
11、81、91 第一のケース部材(第一の仕切り体)
12 第一の底板
13 第一の側板
14a〜17a、23a 縁部
14b〜17b、23b、84a〜87a、94a〜97a 抜き勾配面
21 第二のケース部材(第二の仕切り体)
22 第二の底板
23 第二の側板
31、32 基板(電子機器)
40 外装ケース(外部ケース)
40a、40b 外部水抜き孔
56a、66a 支持面
86b、96b 連結部
86c、96c 第一の傾斜面
86d、96d 第二の傾斜面
P1、P2 基準平面
V 収容空間
Z 連通方向
α1、α2 内角
θ1 鋭角
2 電子機器用ケース
10a、10b 水抜き孔
11、81、91 第一のケース部材(第一の仕切り体)
12 第一の底板
13 第一の側板
14a〜17a、23a 縁部
14b〜17b、23b、84a〜87a、94a〜97a 抜き勾配面
21 第二のケース部材(第二の仕切り体)
22 第二の底板
23 第二の側板
31、32 基板(電子機器)
40 外装ケース(外部ケース)
40a、40b 外部水抜き孔
56a、66a 支持面
86b、96b 連結部
86c、96c 第一の傾斜面
86d、96d 第二の傾斜面
P1、P2 基準平面
V 収容空間
Z 連通方向
α1、α2 内角
θ1 鋭角
Claims (10)
- 第一の底板および前記第一の底板の外縁から立設する第一の側板を有する第一の仕切り体と、
第二の底板および前記第二の底板の外縁から立設する第二の側板を有し、前記第一の仕切り体の前記第一の側板の縁部と前記第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器を収容する収容空間を形成した第二の仕切り体と、
を備え、
前記第一の側板の内面の少なくとも一部は、前記第一の側板の縁部まで延びるとともに前記第一の側板の縁部により規定される基準平面に対して鋭角をなすように形成された抜き勾配面とされ、
前記第一の側板の縁部と前記第二の側板の縁部とを接続することで、前記第一の側板の前記抜き勾配面の縁部および前記第二の側板の縁部の少なくとも一方に形成された切欠きと他方の縁部とで、前記収容空間の内外を連通する水抜き孔を構成することを特徴とする電子機器用ケース。 - 前記抜き勾配面の少なくとも一部は、前記基準平面に平行な平面による断面において、互いの連結部で形成される内角が180°より大きく設定された第一の傾斜面および第二の傾斜面とされ、
前記切欠きは、前記第二の側板のうち前記抜き勾配面に接続される部分および前記抜き勾配面の少なくとも一方における、前記連結部から最も離間した端部にそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器用ケース。 - 前記抜き勾配面の少なくとも一部は、前記基準平面に平行な平面による断面において、互いの連結部で形成される内角が180°より小さく設定された第一の傾斜面および第二の傾斜面とされ、
前記切欠きは、前記第二の側板のうち前記連結部に接続される部分および前記連結部の少なくとも一方に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子機器用ケース。 - 前記水抜き孔の連通方向の外側に、庇部を備えることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。
- 前記第一の仕切り体および前記第二の仕切り体を収容する外部ケースをさらに備え、
前記水抜き孔の連通方向に見たときに、前記外部ケースには前記水抜き孔に重ならない位置に外部水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の電子機器用ケース。 - 前記外部ケースは、前記外部水抜き孔の外側に配置され、前記基準平面に直交する支持面を備えることを特徴とする請求項5に記載の電子機器用ケース。
- 請求項1から6のいずれか一項に記載の電子機器用ケースと、
前記電子機器用ケースの前記収容空間に配置された電子機器と、
を備えることを特徴とする電子機器ユニット。 - 前記電子機器は基板であり、
前記基板は、前記基準平面に対して略平行となるように前記第一の仕切り体に取り付けられていることを特徴とする請求項7に記載の電子機器ユニット。 - 射出成形および鋳造のいずれか1つの方法により、第一の底板および前記第一の底板の外縁から立設する第一の側板を有する第一の仕切り体を作製する第一作製工程と、
第二の底板および前記第二の底板の外縁から立設する第二の側板を有する第二の仕切り体を作製する第二作製工程と、
前記第一の仕切り体の前記第一の側板の縁部と前記第二の仕切り体の前記第二の側板の縁部とを接続することで内部に電子機器を収容する収容空間を有する電子機器用ケースを形成する接続工程と、
を備える電子機器用ケースの製造方法において、
前記第一の側板の内面の少なくとも一部は、前記第一の側板の縁部まで延びるとともに前記第一の側板の縁部により規定される基準平面に対して鋭角をなすように形成された抜き勾配面とされ、
前記電子機器用ケースには、前記第一の側板の前記抜き勾配面の縁部および前記第二の側板の縁部の少なくとも一方に形成された切欠きと他方の縁部とで構成され、前記収容空間の内外を連通する水抜き孔が形成されていることを特徴とする電子機器用ケースの製造方法。 - 前記接続工程の後で、互いに接続された前記第一の仕切り体および前記第二の仕切り体を外部ケース内に収容する収容工程を備え、
前記水抜き孔の連通方向に見たときに、前記外部ケースには前記水抜き孔に重ならない位置に外部水抜き孔が形成されていることを特徴とする請求項9に記載の電子機器用ケースの製造方法。
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