JP2012131948A - 樹脂組成物、プリプレグ、積層板、樹脂シート、プリント配線板及び半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】(A)エポキシ樹脂、(B)充填材、(C)極性基を有するポリエステル樹脂を必須成分とすることを特徴とする樹脂組成物。
【選択図】図1
Description
そのため、充填材を多く含有させることが難しく、低熱膨張性に優れ、ドリル加工性、および信頼性のすべてにおいて良好な積層板を得ることができなかった。
[1](A)エポキシ樹脂、(B)充填材、(C)極性基を有するポリエステル樹脂を必須成分とすることを特徴とする樹脂組成物。
[2]前記(C)極性基を有するポリエステル樹脂の重量平均分子量が、1.0×103〜1.0×105である[1]項に記載の樹脂組成物。
[3]前記極性基は、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基、およびカルボキシル基から選ばれる少なくとも1を含むものである、[1]または[2]項に記載の樹脂組成物。
[4]前記樹脂組成物は、さらに(D)シアネート樹脂を含むものである、[1]乃至[3]項のいずれか一に記載の樹脂組成物。
[5]前記樹脂組成物は、さらに、(E)平均粒径5〜100nmの微粒子を含むものである[1]乃至[4]項のいずれか一に記載の樹脂組成物。
[6][1]乃至[5]項のいずれか一に記載の樹脂組成物を基材に含浸してなることを特徴とするプリプレグ。
[7][6]項に記載のプリプレグ、又は当該プリプレグを2枚以上重ね合わせた積層体の少なくとも片面に金属箔を有することを特徴とする積層板。
[8][1]乃至[5]項のいずれか一に記載の樹脂組成物よりなる絶縁層をフィルム上、又は金属箔上に形成してなる樹脂シート。
[9][7]項に記載のプリプレグ、又は[8]項に記載の樹脂シートを内層回路基板に用いてなることを特徴とするプリント配線板。
[10]内層回路基板は、[6]項に記載のプリプレグ、または[7]項に記載の積層板を用い製造されることを特徴とするプリント配線板。
[11]内層回路基板に、[1]乃至[5]項のいずれか一に記載の樹脂組成物を絶縁層に用いてなるプリント配線板。
[12][9]乃至[11]項のいずれか一に記載のプリント配線板に半導体素子を搭載してなることを特徴とする半導体装置。
また、(E)平均粒径5〜100nmの微粒子を組み合わせて得られる樹脂組成物は、流動性に優れ、基材に充填材を高充填することができる。
まず、樹脂組成物について説明する。
本発明の樹脂組成物は、(A)エポキシ樹脂、(B)充填材、(C)極性基を有するポリエステル樹脂を必須成分として含有することを特徴とする。
これらのエポキシ樹脂の中でも特に、ビフェニルアラルキル型エポキシ樹脂、ナフトールアラルキル型エポキシ樹脂、ナフタレン骨格変性エポキシ樹脂、ナフタレン型エポキシ樹脂、及びノボラック型エポキシ樹脂よりなる群から選ばれる少なくとも1種が好ましい。これにより、耐熱性及び難燃性を向上させる。
前記エポキシ樹脂の重量平均分子量は、例えば、ゲル浸透クロマトグラフィー(GPC)で測定し、ポリスチレン換算の重量平均分子量として特定することができる。
コアシェル型ゴム粒子とは、粒子がコア層とシェル層を有するゴム粒子をいい、例えば、外層のシェル層がガラス状ポリマー、内層のコア層がゴム状ポリマーで構成される2層構造、または外層のシェル層がガラス状ポリマー、中間層がゴム状ポリマー、コア層がガラス状ポリマーで構成される3層構造のものなどが挙げられる。コア層のゴム状ポリマーとして、エチレン、プロピレン、スチレン、ブタジエン、イソプロピレン、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリルニトリル等の架橋ゴムを選択することができる。また、コア層を被覆するシェル層としては、メチルメタアクリレート、スチレン、アクリロニトリルあるいはその共重合体等を選択することができる。シェル層を構成する樹脂には、官能基としてエポキシ基、カルボキシル基等の導入も可能であり、用途により選択することができる。
架橋型ゴム粒子は、例えば、アクリロニトリルブタジエンゴム(NBR)粒子、スチレンブタジエンゴム(SBR)粒子、アクリルゴム粒子などが挙げられる。
なお、このようなゴム粒子は、硬化物の機械強度を高める、硬化物の応力緩和、低熱膨張化などの効果を付与することもできる。
上記の平均粒径の充填材を用いることにより、さらに含浸性が向上する。
前記極性基を有する有機化合物の極性基は、特に限定されないが、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基、およびカルボキシル基から選ばれる少なくとも1を含むことが好ましい。これにより、(B)充填材が特に無機充填材の場合、個々の充填材の表面に極性基が吸着するため、充填材の分散性に優れる。また、極性基が無機充填材表面に吸着するため、無機充填材は、(C)極性基を有するポリエステル樹脂の炭化水素鎖に覆われる状態になることから、無機充填材と(A)エポキシ樹脂とが、(C)ポリエステル樹脂を介し、均一に分散し、基材への含浸性も良好となる。さらに、プレス成形時の流動性も十分確保できる。
重量平均分子量が1.0×105を越えるとワニス粘度が高くなり逆に含浸性に劣る恐れがあり、また凝集剤として作用する恐れがあるため好ましくない。
好ましくは、(C)ポリエステル樹脂の重量平均分子量が、5.0×103〜2.0×104である。この範囲であれば、さらに高いレベルで充填材の再凝集を防止でき、含侵性が特に優れる。
前記(D)シアネート樹脂は、特に限定されないが、例えば、ハロゲン化シアン化合物とフェノール類やナフトール類とを反応させ、必要に応じて加熱等の方法でプレポリマー化することにより得ることができる。また、このようにして調製された市販品を用いることもできる。
前記プレポリマーは、通常、前記シアネート樹脂を加熱反応等により、例えば3量化することで得られるものであり、樹脂組成物の成形性、流動性を調整するために好ましく使用されるものである。
前記プレポリマーは、特に限定されないが、例えば、3量化率が20〜50重量%のプレポリマーを用いた場合、良好な成形性、流動性を発現できる。
また、前記シリカ粒子としては、NSS−5N(トクヤマ(株)製)、Sicastar43−00−501(Micromod社製)等の市販品を用いることもできる。
次に樹脂シートの説明をする。
本発明の樹脂シートは、絶縁層を2層以上有する場合、そのうちの少なくとも1層が本発明の樹脂組成物であることが好ましい。また本発明のプリント配線板用樹脂組成物よりなる絶縁層は、金属箔、またはフィルム上に直接本発明の樹脂組成物よりなる樹脂層を形成することが好ましい。こうすることでプリント配線板製造時において、本発明のエポキシ樹脂組成物からなる絶縁層と外層回路導体との間のめっきピール強度を高めることができる。
尚、金属の表面粗さ(Rz)は、10点測定を行い、その平均値とした。表面粗さは、JIS B0601に基づいて測定した。
次に、プリプレグについて説明する。
本発明のプリプレグは、前記樹脂組成物を基材に含浸してなるものである。本発明では、(A)エポキシ樹脂、(B)充填材、(C)極性基を有するポリエステル樹脂とを必須成分とする樹脂組成物は、ワニス化の際に低粘度の状態で前記の充填材および微粒子を多量に含むことができると共に、基材へ十分含浸したプリプレグを得ることできる。更に(D)シアネート樹脂を含有することで、低熱膨張性に優れる積層板、およびプリント配線板を得ることができる。
また、(E)平均粒径5〜100nmの微粒子を含む樹脂組成物は、流動性に優れるため、プリプレグを成形する際、充填材を基材に高充填することができる。
さらに従来、流動性が悪く、プリプレグに用いることが難しかった充填材(例えば、タルク、水酸化アルミニウム、ベーマイトなど)についてもプリプレグに高充填することができる。
なお、(E)平均粒径5〜100nmの微粒子を含む樹脂組成物は、従来の樹脂組成物に比べ、低熱膨張性、ドリル加工性、信頼性、難燃性、デスミア耐性を高いレベルで満足することができる。
次に、積層板について説明する。
本発明の積層板は、基材に上記の樹脂組成物を含浸してなる樹脂含浸基材層の少なくとも片面に金属箔を有するものである。
本発明の積層板は、例えば、上記のプリプレグ又は当該プリプレグを2枚以上重ね合わせた積層体の少なくとも片面に金属箔を張り付けることで製造できる。
プリプレグ1枚のときは、その上下両面もしくは片面に金属箔を重ねる。また、プリプレグを2枚以上積層することもできる。プリプレグ2枚以上積層するときは、積層したプリプレグの最も外側の上下両面もしくは片面に金属箔あるいはフィルムを重ねる。次に、プリプレグと金属箔とを重ねたものを加熱加圧成形することで金属箔を有する積層板を得ることができる。
この様な製造方法では、基材付きでプリプレグを作製するため、プリプレグは、面内で厚みが均一で、表面平滑性が高く、低圧成形が可能となり、厚み精度が高く、成形歪の小さい積層板とすることができる。そのため、プリント配線板、および半導体装置の反りや反りばらつきを低減し、歩留り良く製造することができる。
前記樹脂付き金属箔を製造する装置において、金属箔は、例えば長尺のシート品を巻物形態にしたもの等を用い、連続的に巻き出すことにより供給することができる。ワニス状の樹脂組成物は、供給装置により、所定量が連続的に金属箔上に供給される。ここでワニス状の樹脂組成物とは、本発明の樹脂組成物を溶剤に溶解、分散させた塗布液をいう。ワニス状の樹脂組成物の塗工量は、コンマロールと、当該コンマロールのバックアップロールとのクリアランスにより制御することができる。所定量の樹脂が塗工された金属箔は、横搬送型の熱風乾燥装置の内部を移送され、液状の樹脂中に含有される有機溶剤等を実質的に乾燥除去することで、必要に応じて、硬化反応を途中まで進めた樹脂付き金属箔とすることができる。樹脂付き金属箔は、そのまま巻き取ることもできるがラミネートロールにより絶縁樹脂層が形成された側に保護フィルムを重ね合わせ、当該保護フィルムがラミネートされた樹脂層付き金属箔を巻き取って、巻物形態の樹脂付き金属箔を得ている。
次に、本発明のプリント配線板について説明する。
本発明のプリント配線板は、上記のプリプレグ、または積層板を内層回路基板に用いてなる。
また、本発明のプリント配線板は、内層回路上に、上記のプリプレグ、および/または樹脂シートを絶縁層に用いて製造することができる。
また、本発明のプリント配線板は、上記の樹脂組成物を絶縁層に用いることにより製造される。
前記内層回路基板としては、例えば、本発明の金属箔を有する積層板の金属層に、エッチング等により所定の導体回路を形成し、導体回路部分を黒化処理したものを好適に用いることができる。
前記絶縁層としては、本発明のプリプレグ、又は本発明の樹脂組成物からなる樹脂フィルムを用いることができる。尚、前記絶縁層として、前記プリプレグ又は前記樹脂組成物からなる樹脂フィルムを用いる場合は、前記内層回路基板は本発明の積層板からなるものでなくてもよい。
前記積層板の片面又は両面に回路を形成し、内層回路基板を作製する。場合によっては、ドリル加工、レーザー加工によりスルーホールを形成し、メッキ等で両面の電気的接続をとることもできる。この内層回路基板に前記プリプレグを重ね合わせて加熱加圧成形することで絶縁層を形成する。同様にして、エッチング等で形成した導体回路層と絶縁層とを交互に繰り返し成形することにより、多層プリント配線板を得ることができる。
ENEPIG法は、前記ニッケル−パラジウム−金無電解メッキ法の無電解金メッキ処理段階において、置換金メッキ処理を行う方法である。下地メッキとしての無電解ニッケルメッキ皮膜と、無電解金メッキ皮膜との間に無電解パラジウムメッキ皮膜を設けることによって、接続用電極部における導体材料の拡散防止性、耐食性が向上する。下地ニッケルメッキ皮膜の拡散防止を図ることができるので、Au−Au接合の信頼性が向上し、また金によるニッケル酸化を防止することができるので、熱負荷の大きい鉛フリー半田接合の信頼性も向上する。ENEPIG法では、通常、無電解パラジウムメッキ処理を行う前に表面処理を行って、メッキ工程での導通不良の発生を防ぐ必要があり、導通不良が甚だしい場合には隣接する端子間でショートを起こす原因となる。一方、本発明のプリント配線板は、表面処理を行わなくても上記のような導通不良がなく、簡単にメッキ処理を行うことができる。
次に、本発明の半導体装置について説明する。
前記で得られたプリント配線板に半田バンプを有する半導体素子を実装し、半田バンブを介して、前記プリント配線板との接続を図る。そして、プリント配線板と半導体素子との間には液状封止樹脂を充填し、半導体装置を形成する。半田バンプは、錫、鉛、銀、銅、ビスマス等からなる合金で構成されることが好ましい。
(1)エポキシ樹脂/ビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂;日本化薬社製NC−3000H、エポキシ当量288
(2)シアネート樹脂/ノボラック型シアネート樹脂:ロンザジャパン社製プリマセットPT−30
(3)フェノール系硬化剤/ビフェニルジメチレン型ノボラック樹脂:日本化薬社製GPH−103、水酸基当量231
(4)ポリエステル樹脂A:味の素ファインテクノ社製アジスパーPB821
(5)ポリエステル樹脂B:味の素ファインテクノ社製アジスパーPN411
(6)ポリエステル樹脂C:味の素ファインテクノ社製アジスパーPA111
(7)ポリエステル樹脂D:合成例1
(8)ポリエステル樹脂E:合成例2
(9)タルク:富士タルク工業社製LMS−400、平均粒子径3.8μm、1%熱分解温度375℃
(10)シリカ:アドマテックス社製SO−25R、平均粒子径0.5μm
(11)平均粒径5〜100nmの微粒子:トクヤマ社製NSS−5N、平均粒子径70nm
(12)カップリング剤:モメンティブ社製A−187
ポリエステル樹脂Dは、以下に製造例を示す、片末端にカルボキシル基を有するポリエステルとエポキシ化合物に、ジ−n−ブチルアミンを加え反応させることにより得ることができる。なお、本願発明に用いる(C)極性基を有するポリエステル樹脂の合成は、以下に示す方法になんら限定されるものでない。
攪拌機、還流管、温度計、窒素ガス導入管を備えたフラスコにキシレン150.0重量部、テトラブトキシチタネート0.3重量部、オクチル酸44.0重量部及びε−カプロラクトン556.0重量部を仕込み140〜160℃まで昇温した。次いで160℃のまま反応を行い、固形分が79%になった時点で反応を終了した。室温まで冷却した後、キシレン249.7重量部を加えて片末端にカルボキシル基を有するポリエステルを得た。得られたポリエステルは数平均分子量が2100、固形分が60.0%、酸価が29.0mgKOH/gであった。
攪拌機、還流管、温度計及び窒素ガス導入管を備えたフラスコにキシレン300.0部を仕込み130〜135℃まで昇温した。グリシジルメタアクリレート390.0部、ブチルメタアクリレート210.0部及びターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキサエート36.0部の混合液を2時間かけて滴下した後、135℃で1時間重合させた。その後ターシャリーブチルパーオキシ−2−エチルヘキサエート3.0部をキシレン10.0部に溶解させた混合液を加え、さらに120℃、5時間重合反応を行った。室温まで冷却した後、キシレン51.0部を加えてポリエポキシ化合物を得た、得られたポリエポキシ化合物は、固形分が62.0%、数平均分子量が4100、エポキシ価が250.0mgKOH/gであった。
攪拌機、還流管、温度計及び窒素ガス導入管を備えたフラスコに、キシレン35.7部と1.1で得られたポリエステル45.1部、及び1.2で得られたポリエポキシ化合物15.7部を仕込み、120℃まで昇温し反応を行った。酸価が1mgKOH/g以下になった時点で60℃まで冷却し、ジ−n−ブチルアミン3.5部を加え、100℃まで昇温した。100℃で4〜5時間反応させ、ポリエステル樹脂Dを得た。得られたポリエステル樹脂Dは、固形分が40.1%、数平均分子量が10500で、アミン価が38.5mgKOH/gであった。
(特開2006−117885に記載の製造例1)
以下の方法により、ポリエステル樹脂E(不飽和ポリエステル)を得た。
温度計、窒素ガス導入管、還流冷却器及び攪拌機を備えた4つ口フラスコを反応器とした。この反応器に、無水マレイン酸100モル、ジシクロペンタジエン90モル及び脱イオン水90モルを仕込み、窒素ガス雰囲気下で攪拌しながら、130℃で3時間かけて付加反応を行い、ジシクロペンタジエンのマレイン酸付加物を得た。次に、エチレングリコール5モル及びジエチレングリコール50モルを添加混合し、200℃で8時間反応させた。これにより、ジシクロペンタジエン骨格を含む不飽和ポリエステル(a)を得た。この不飽和ポリエステル(a)の酸価をJIS K6911−1995 4.3に記載の方法に準拠して測定したところ、15.0mgKOH/gであった。
・ 樹脂組成物含有ワニスの調製
エポキシ樹脂としてビフェニルジメチレン型エポキシ樹脂(NC−3000H、日本化薬社製、エポキシ当量288)13.2重量%と、シアネート樹脂としてノボラック型シアネート樹脂(プリマセットPT−30、ロンザジャパン社製)19.4重量%と、硬化剤としてフェノール樹脂(GPH−103、日本化薬社製、水酸基当量231)6.2重量%とを、メチルイソブチルケトンに溶解、混合させた。次いで、得られた混合物を、高速撹拌装置を用い撹拌し、樹脂ワニスを調製した。次いで、第1充填材としてシリカ(アドマテックス社製SO−25R、平均粒子径0.5μm)40.0重量%と、アミノ基を有するポリエステル樹脂としてアジスパー(PB821、味の素ファインテクノ社製)0.8重量%と、第2充填材としてタルク(LMS−400、富士タルク工業社製、平均粒子径3.8μm、1%熱分解温度375℃)20.0重量%と、添加剤としてカップリング剤(A−187、モメンティブ社製)0.4重量%とを、得られた樹脂ワニスに溶解、混合させた。次いで、得られた混合物を、高速撹拌装置を用い撹拌し、樹脂組成物含有ワニスを調製した。
前記ワニスをガラス織布(厚さ94μm、日東紡績製Eガラス織布、WEA−116)に含浸し、180℃の加熱炉で2分間乾燥して、プリプレグ中の樹脂組成物が固形分基準で約49重量%のプリプレグを得た。
前記プリプレグを4枚重ね、その両面に12μmの銅箔(三井金属鉱業社製、3EC−VLP箔)を重ねて、圧力3MPa、温度220℃で2時間加熱加圧成形し、絶縁樹脂層の厚み0.4mmの両面に銅箔を有する積層板を得た。
両面に銅箔を有する前記積層板を用い、ドリル機で開孔しスルーホールを形成後、無電解メッキで上下銅箔間の導通を図った。
なお、スルーホール壁間は、スルーホール壁間絶縁信頼性を評価するため、スルーホール壁間0.2mmの部分を有する。
両面の銅箔をエッチングすることにより内層回路を両面に形成したL(導体回路幅(μm))/S(導体回路間幅(μm))=50/50)。
次に、内層回路に過酸化水素水と硫酸を主成分とする薬液(旭電化工業(株)製、テックSO−G)をスプレー吹き付けすることにより、粗化処理による凹凸形成を行った。
その後、得られた積層体が有するプリプレグに、炭酸レーザー装置(日立ビアメカニクス(株)製:LG−2G212)を用いてφ60μmの開孔部(ブラインド・ビアホール)を形成し、70℃の膨潤液(アトテックジャパン社製、スウェリングディップ セキュリガント P)に5分間浸漬し、さらに80℃の過マンガン酸カリウム水溶液(アトテックジャパン社製、コンセントレートコンパクト CP)に15分浸漬後、中和して粗化処理を行った。
次に、脱脂、触媒付与、活性化の工程を経た後、無電解銅メッキ皮膜による約0.5μmの給電層を形成した。この給電層表面に、厚さ25μmの紫外線感光性ドライフィルム(旭化成社製、AQ−2558)をホットロールラミネーターにより貼り合わせ、最小線幅/線間が20/20μmのパターンが描画されたクロム蒸着マスク(トウワプロセス社製)を使用して、位置を合わせ、露光装置(ウシオ電機社製UX−1100SM−AJN01)にて露光、炭酸ソーダ水溶液にて現像し、めっきレジストを形成した。
なお、半導体素子の半田バンプ配列に相当する、前記プリント配線板の接続用電極部にENEPIG処理を施した。
ENEPIG処理は、[1]クリーナー処理、[2]ソフトエッチング処理、[3]酸洗処理、[4]プレディップ処理、[5]パラジウム触媒付与、[6]無電解ニッケルメッキ処理、[7]無電解パラジウムメッキ処理、[8]無電解金メッキ処理の工程で行われた。
ENEPIG処理を施されたプリント配線板を50mm×50mmの大きさに切断し使用した。半導体素子(TEGチップ、サイズ15mm×15mm、厚み0.8mm)は、Sn/Pb組成の共晶で形成された半田バンプを有し、半導体素子の回路保護膜はポジ型感光性樹脂(住友ベークライト社製、CRC-8300)で形成されたものを使用した。半導体装置の組み立ては、まず、半田バンプにフラックス材を転写法により均一に塗布し、次にフリップチップボンダー装置を用い、プリント配線板上に加熱圧着により搭載した。次に、IRリフロー炉で半田バンプを溶融接合した後、液状封止樹脂(住友ベークライト社製、CRP−4152S)を充填し、液状封止樹脂を硬化させることで半導体装置を得た。尚、液状封止樹脂の効果条件は、温度150℃、120分の条件であった。
表1の配合量に従い、実施例1と同様にプリプレグ、積層板、プリント配線板、多層プリント配線板、および半導体装置を得た。
表2の配合量に従い、実施例1と同様にプリプレグ、積層板、プリント配線板、多層プリント配線板、および半導体装置を得た。
また、実施例及び比較例の樹脂組成物の配合組成、各物性値、評価結果を表1、及び2に示す。尚、表中において、各配合量は「重量部」を示す。
プリプレグ、または銅箔付きプリプレグを170℃の温度で、1時間硬化させ、硬化後の断面を観察した。(観察範囲は、500mm)
符号は以下の通り。
◎:全て良好に含浸した場合
○:モノフィラメントに微小未含浸箇所がある場合
△:モノフィラメントに未含浸箇所が多数ある場合
×:ボイドがある場合
前記実施例、および比較例で得られた両面に銅箔を有する積層板の成型性を評価した。
評価は、得られた積層板の表面状態の観察により行った。
具体的には、表面にスジ状のムラの有無を観察した。
符号は以下の通り。
○:スジ状のムラの発生がなく良好な場合
×:スジ状のムラの発生あるが場合、または成形不良がある場合
得られた積層板を3枚重ねて、上にエントリーボード(三菱瓦斯化学社製LE812F3)、下にバックボード(厚さ1.5mmの紙フェノール板)を配し、ユニオンツール(株)製ドリルビット(KMC L506、直径150μm)を用いて、ドリル回転速度200krpm、送り速度2.5m/分、チップロード12.5μm/revのドリル加工条件で、φ150の孔あけ加工(貫通孔:3000穴)を行った。
ドリル摩耗性の評価は、使用前のドリル刃幅を100%とし、使用後のドリル刃幅の残存率を測定することにより行った。
符号は以下の通り。
◎:使用後のドリル刃幅の残存率が、65%以上の場合
○:使用後のドリル刃幅の残存率が、50%以上65%未満の場合
×:使用後のドリル刃幅の残存率が、50%未満の場合
前記実施例及び比較例で得られたプリント配線板を用い、スルーホール間の絶縁信頼性を評価した。
プリント配線板のスルーホール壁間0.2mm部分を用い、印加電圧20V、温度130℃、湿度85%の条件で、連続測定で評価した。
なお、絶縁抵抗値が108Ω未満となる時点で終了とした。
各符号は以下の通りである。
◎:200時間を超えた。
○:100時間以上200以下であった。
×:100時間未満であった。
ドリル加工後の貫通孔めっき染み込み性を評価した。
尚、サンプルは、前記ドリル摩耗性評価のドリル加工おいて、穴あけ加工した貫通孔に、無電解めっきを行い、厚さ1μmのメッキ層を形成した後、電解めっきで厚さ10μmのメッキ厚とした。その後、2500〜3000穴の断面から貫通孔10個を観察した。
表中における数値は、染み込み深さを示す。
前記実施例、および比較例で得られた積層板を用い、積層板の銅箔の引き剥がし強度をJIS C-6481に基づいて測定した。
表中における数値は、銅箔の引き剥がし強度を示す。
一方、比較例1では、極性基を有するポリエステル樹脂を用いなかったため、プリプレグの含浸性、積層板製造時の成形性が、実施例に比べ劣る結果となった。また、プリント配線板のスルーホール間の絶縁性も劣っていた。
比較例2では、極性基を有しないポリエステル樹脂を用いたため、プリプレグの含浸性、積層板製造時の成形性に劣っていた。また、プリント配線板のスルーホール間の絶縁性も劣っていた。
比較例3では、極性基を有しないポリエステル樹脂を用いず、流動性のよい球状のシリカのみを用いたためドリルビットのドリル磨耗性に劣る結果となった。
参考例1ではタルクの含有量が少ないために、プリント配線板の加工特性である貫通孔の壁面からのめっき染込み性が好ましくなかった。
参考例2ではタルクの含有量が多いために銅箔引き剥がし強度、およびめっき染込み性において好ましい結果ではなかった。
11…金属箔
12…絶縁樹脂層
20…基材
30…樹脂付き高分子フィルムシート
31…高分子フィルムシート
32…絶縁樹脂層
40…プリプレグ
41…金属箔付きプリプレグ
42…高分子フィルムシート付きプリプレグ
51…金属箔を有する積層板
52…金属箔を有する積層板
Claims (12)
- (A)エポキシ樹脂、(B)充填材、(C)極性基を有するポリエステル樹脂を必須成分とすることを特徴とする樹脂組成物。
- 前記(C)極性基を有するポリエステル樹脂の重量平均分子量が、1.0×103〜1.0×105である請求項1に記載の樹脂組成物。
- 前記極性基は、ヒドロキシル基、アミノ基、アミド基、およびカルボキシル基から選ばれる少なくとも1を含むものである、請求項1または2に記載の樹脂組成物。
- 前記樹脂組成物は、さらに(D)シアネート樹脂を含むものである、請求項1乃至3のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 前記樹脂組成物は、さらに、(E)平均粒径5〜100nmの微粒子を含むものである、請求項1乃至4のいずれかに記載の樹脂組成物。
- 請求項1乃至5のいずれかに記載の樹脂組成物を基材に含浸してなることを特徴とするプリプレグ。
- 請求項6に記載のプリプレグ、又は当該プリプレグを2枚以上重ね合わせた積層体の少なくとも片面に金属箔を有することを特徴とする積層板。
- 請求項1乃至5のいずかに記載の樹脂組成物よりなる絶縁層をフィルム上、又は金属箔上に形成してなる樹脂シート。
- 請求項7に記載のプリプレグ、又は8に記載の樹脂シートを内層回路基板に用いてなることを特徴とするプリント配線板。
- 内層回路基板は、請求項6に記載のプリプレグ、または請求項7に記載の積層板を用い製造されることを特徴とする請求項9に記載のプリント配線板。
- 内層回路基板に、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の樹脂組成物を絶縁層に用いてなるプリント配線板。
- 請求項9乃至11のいずれか一項に記載のプリント配線板に半導体素子を搭載してなることを特徴とする半導体装置。
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