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JP2012127174A - バリアフリー住宅 - Google Patents

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JP2012127174A
JP2012127174A JP2010294703A JP2010294703A JP2012127174A JP 2012127174 A JP2012127174 A JP 2012127174A JP 2010294703 A JP2010294703 A JP 2010294703A JP 2010294703 A JP2010294703 A JP 2010294703A JP 2012127174 A JP2012127174 A JP 2012127174A
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JP
Japan
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building
house
floor
barrier
free
Prior art date
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Pending
Application number
JP2010294703A
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English (en)
Inventor
Tetsuya Utsugizaki
鉄也 槍▲崎▼
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Individual
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Abstract

【課題】日本の伝統的な建築技術を継承しつつ新しい様式の格安住宅を実現する。
【解決手段】一切の間取り設計を行わず、一戸の住宅は出入り口(玄関・通用口)窓等を含めて、内外装された外周壁と天井、床だけの木造建築とする。間取りは柱壁を主とするキットやユニットの部材で構成し、これ等の部材は全て組立式の簡易的な間仕切り物で法令の制約を受けない。
【選択図】図1

Description

技術の分野
バリアフリーの住宅に関する
住宅の建築技術は多く有るが新技術の開発や資材の改良開発にも目覚しいものがある。しかし、建物自体の内部構造の構成の考え方には進歩が無く内部構造物である間仕切壁や柱は間取りと建物の強度、安全性の上で、絶対必要な条件になっているが住宅以外の建築物では、この様な柱や壁が無くても強度や安全性に問題の無い建物が数多く見られる。従ってこの建築様式と技術は住宅の新しい建築様式の技術として採用できるものである。
近年供給されている住宅を見ると安全性、強度、趣向性が必要以上に強くなっている。その為に建築費の負担も大きくなっている。これには内部構造や内装に起因するものが大きい。
本発明はこの内装に関する負担を極限まで削減した安全で格安なバイアフリー住宅の実現を目指すものである。
発明を解決する為の手段
住宅とは間取り設計等の計画的な手続きによって造営されるのが一般常識であるが本発明の住宅は、一切の間取り設計をしないことを特徴とするもので一戸の住宅は出入り口(玄関・通用口)窓等を含めて、内外装された外周壁と天井、床だけの木造建築を主体とするものである。
間取りは柱壁を主とするキットやユニットの部材で構成するもので、これ等の部材は全て組立式の簡易的な間仕切り物で法令の制約を受けないものである。
したがって耐震や装備を含めた安全性法令の検査の対象となるものは前述の建物本体のみであって間仕切りに関する部材は家具や電気製品等と同様の生活必需品の扱いとするものである。
この技術の発想は日本の伝統住宅の大きな間取りと少ない柱、ふ
Figure 2012127174
出しと言う設備の応用による屋内の集中自然換気や自然光の採光も行なう、エコ住宅でもある。
発明の効果
高級、高額化が進む一方の住宅供給事情の中で求められている破格とも言える格安住宅の供給が実現出来るものである。
又、最近の生活志向から見られる住宅のリフォームは築後10年から20年位で内装等の模様替えが行なわれることが多い、これは人間が常に求める新鮮さを満たすものであるが経済的な課題を伴うものである。本発明はこの課題にも容易に対応できるものであって屋内が、ワンフロアで完全なバリアフリーなので間仕切り等の確保も簡単であり不要になれば簡単に撤去して少人数の家族で広い空間を楽しめる等リフォームに対応する経済性が大きい。
この住宅の建築技術は伝統的な日本建築技術の梁組等を導入するものなので失われつつある日本建築技術の伝承や林業で産出される梁材や和風部材の材料供給を通して林業に貢献するものも大きい。
実施例住宅の平面図 3例 I II III [図1]のI平面図A−A部の立体断面図 [図2]の床構造の一部の平面図 [図3]の床構造の断面図
▲1▼柱 ▲2▼壁(内・外壁) ▲3▼窓 ▲4▼出入口(玄関・通用口) ▲5▼天井
Figure 2012127174
使用目的は、一般住宅としての建物であるが[図1]に示す様に間取りを含めた浴室、トイレ等の内部構造は一切無く▲4▼出入口(玄関・通用口)▲3▼窓等を含めて内外装を施された外周構造に▲5▼天井▲6▼床を施工したワンフロアの建物である。
所謂箱物と言われる通りの箱状の建物であって法令による建築の基準は満たしているが一切の内部構造物が無く完成時の外観は住宅であっても内部は店舗や事務所を思わせる建物である。従って実際に店舗や事務所用に提供しても差し支えの無い建物である。
従って保証を含めて建築業者の建物に対する責任の範囲は▲6▼床▲5▼天井を含めた前述の建物本体までであって内部構造物の工事を含まない物となる。従って内部構造の柱壁等の間仕切りや浴室・トイレ・キッチン等の設備等は専用のキットやユニット、又は市販の資材を使って施主が好みの設計・施工を出来るものである。
これ等内部構造物の部材であるキットやユニットは柱、間仕切り壁、キッチンセット、浴室、トイレを主とするものでプラモデルやパズルを組み立てる様な感覚で市販のビスや金具等を用いて固定したり組み立てられる物であるが、それ等は全て法令の制約を受けない家具や家電製品等の様な生活必需品扱いの範囲内で扱える物である。
従って間仕切り壁自体に机や書棚・ドア等の機能を持たせることによって子供の勉強部屋や大人の書斎等の様な空間の確保も用易に出来るものである。
この様な内部構造上の特徴以外は一般建築技術による建物であるが日本建築の伝統的な梁組等の木造建築の構造と技術も駆使した建物でもある、しかし今の建築技術からすれば鋼材を利用する方が有利な面も多い。
図1のI図は、66m(20坪)の住宅用建物の平面図である。
前述の様に▲4▼出入口(玄関・通行口)▲3▼窓等を含めて内外装された外周壁と▲5▼天井▲6▼床のみで柱・間仕切り壁・浴室・トイレ等内部構造物が一切無いことを特徴とする住宅用建物であるが場合によっては伝統的な日本建築の▲7▼梁組に合わせ、装飾目的で▲9▼大黒柱の様な柱を複数入れることもあり▲7▼梁組を見せるこ
Figure 2012127174
この様に内部に柱や間仕切り壁の無い構造の木造建築物であるために耐震を含めた強度の面で間口に対する奥行きの比が小さく奥行きが7.2m(4間)を越える様な建物には不適な構造であるが、奥行きが7.2m程度までであれば耐震性の強度の問題は無い。又、図IのII III 図に示す様な建物の場合には、これ等の条件が当てはまらないこともある。
図2は、図IのI A−Aの立体断面図で前述の通り▲4▼出入口▲3▼窓を含めた▲1▼柱▲2▼壁で構成する外周壁と▲5▼天井と▲6▼床のみで内部構造物の柱や間仕切り壁・キッチン・浴室・トイレ等・の設備が全く無い店舗か事務所を思わせる様な木造住宅である。
所謂完璧なバリアフリー且つワンフロアの住宅であって任意の場所に柱や間仕切り壁等で自分の住まいを自分で作ると言う新しい感覚の住宅である
柱や間仕切り壁のキットは建物の強度を目的に設置するものではないので▲6▼床から▲5▼天井に届く物や装飾的感覚の高さ1m位の物まで様々であり図3に示す様に▲6▼床に施工してある固定家具にビス等で簡易的に固定するが間柱・間仕切り壁として▲5▼天井に固定する必要がある時は所定の場所に固定金具を取り付ける。
この間仕切り壁のキットは柱が無くても間仕切り壁同士で自由に組み立てることも可能であり▲1▼の柱等にも固定できる物であって単純な壁状の物から市販の電気コード等を使って照明器具等を内装できるものや机・クローゼット・書棚・ドア等の多様な機能を持たせた物等多種類にわたるものである。
キッチンセット・浴室・トイレ等のユニットも移動可能な床置型の専用の物を使用し屋内の改装感覚で簡単に場所を変えることが出来るが、これ等のユニットは、水周り設備なので床工事の際予想される複数箇所の床下に給排水を含めた必要な工事を施しておき専用の部品によって接続する。
これ等使用されるキット及びユニットは全て法令の制約を受けない範囲の簡単に扱える物で照明器具を含めた電気配線等は市販の製品を簡単に取り付けて使用するものである。
Figure 2012127174
る構造の天井工事をすることで屋内を一括した集中換気をしたり自然光の採光配光ができるエコ住宅でもある。
又 配光装置に人工の発光体を組み合わせることも可能である。
この手段を用いることによって屋内の集中照明をすることや部分的な個別照明も可能であって屋内の集中一括照明では間接照明の手段によって屋内とは思えない様な自然光の雰囲気作り出すことが出来る。
斬新な格安住宅の実現を計った新しい形態の住宅建物であるが構造上では多様性が高いので建築業界に広く導入されると思われる。
又 伝統的な日本建築の技術を主力とする建物であることで梁材の供給や内部構造物である部材の生産が林業の一部産業となる可能性が大きい。

Claims (2)

  1. 内外装された外周壁構造のみの建物であって、出入口の一部を除く全床がバリアフリーのワンフロアの住宅用建築物
  2. 請求項1の住宅用建築物の内部構造を形成する部材及びキット・ユニットとそれの組立て手段
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