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JP6291152B2 - 戸建て住宅及びその設計方法 - Google Patents

戸建て住宅及びその設計方法 Download PDF

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Description

この発明は、戸建て住宅、特に、家族構成の変化に応じて随時世帯数を変えることが可能な戸建て住宅と、その設計方法に関するものである。
一般的に戸建て住宅、多くの場合は2階建て住宅においては、施工主の希望で家族構成の変化や子供の成長に合わせて、将来的に間取り変更が容易にできる設計が求められている。
しかしながら、多くの戸建て住宅においては、間取りにおいて部屋を相互に仕切る間仕切り壁が戸建て住宅の構造を負担している。
そのため、実際にリフォーム工事や間取りの変更をしようとしても、間仕切り壁が構造を負担している関係上、変更の自由度が少ないのが現状である。
したがって、同居の子供が成長し、結婚して親と同居する場合、2階建ての戸建て住宅においても、例えば、一階を親が住む住居、二階を子供夫婦が住む住居とし、かつ日常生活においては、互いに干渉が少ない二世帯住宅に変更せるには、大幅な改築が余儀なくされる。
一方、長期間の使用に伴う家族構成の変化や、世帯構成の変化に容易に対応することができるよう、特開平11−223030号公報(特許文献1)においては、建物の内部がコアゾーンと居室ゾーンに分離配置された住宅が提案されている。
また、特開2001−336293号公報(特許文献2)においては、内装空間変更が可能な戸建て住宅が提案されている。
具体的には、この戸建て住宅は、戸建て住宅のパブリックエリアにおいて、キッチンとダイニングとリビングと和室等を、連設した配置とし、該連設したキッチンとダイニングとリビングと和室の間を、間仕切りにより遮蔽し、該間仕切りの位置を変更することにより、内装空間を変更可能としたものである。
特開平11−223030号公報(請求項1,図1,図3) 特開2001−336293号公報(請求項1,図3)
特許文献1に記載の住宅は、経時的に変化する家族構成や他の要因に基づく機能の変更要求に柔軟性をもって対応することを可能とするため、建物の内部がコアゾーンと居室ゾーンに分離配置されている。
しかしながら、前記コアゾーンとは、住宅を使用する家族構成の変化如何に関わらず機能を変更する必要がなく、かつ平面形状や広さが特殊でさらに特別な配管や配線を必要とし、さらに、現在の機能を変更することが困難な単位空間であって、このような単位空間としては、例えば、玄関、廊下、便所、洗面所、浴室、洗濯室等があり、かつ建物が複層階である場合には、階段がある(公報段落0033)としている。
また、居室ゾーンとは、住宅を使用する家族構成の変化に応じて、広さや平面形状を変更した方が使い易くなる機能を有し、かつ特別な配管や配線を必要とせず、あるいは特別な配管や配線を必要とした場合、もしくはこれらの配管や配線の変更が容易な機能を有する単位空間とし、例えば、居間、食堂、客間、寝室、子供室、納戸等、及び台所がある(公報段落0034)としている。
そして、同公報の図3を引用し、二階建ての戸建て住宅において、夫婦と子供2人の場合、二人の子供に個室を与える場合、子供一人が独立し、老人一人が同居する場合、居住者が夫婦のみになった場合の例を説明している。
しかしながら、特許文献1は、独立した子供が同居する場合については開示がないが、居室ゾーンの内部を除いた部分に耐震要素(通常の耐力壁)を設けることで、居室ゾーンに配置される単位空間の形状や面積、機能を容易に変更できることを開示している。
しかしながら、特許文献1における住宅は、一階のコアゾーンに配置される玄関を、2階に住む住人が共用するものであって、世帯は完全に分離されていない。
また、特許文献2は、前記特許文献1と同様に、戸建て住宅における間取り変更を容易にすることが開示されてはいるものの、一階のコアゾーンに配置される玄関を、2階に住む住人が共用するものであって、世帯は完全に分離されていない。
この発明はかかる現状に鑑み、通常の戸建て住宅、平屋ではなく、2階建ての戸建て住宅において、居住する家族の経時的変化に応じて、一世帯用住宅を簡単かつ容易に二世帯用の互いに独立した住宅に変更することができ、また、水廻り部分の増設を容易に行なうことのできる世帯数が変更可能な戸建て住宅と、その設計方法を提供することを目的とするものである。
前記目的を達成するため、この発明の請求項1に記載の発明は、
少なくとも外壁で構造を支持するよう構成された二階建ての戸建て住宅において、
一階の空間を、一方側の外壁から相対する他方の外壁に向かって、隣接して二つの玄関を独立して配置することが可能な幅を、構造柱を含む間仕切り部材で区画してコアスペースとし、他の空間をフリースペースとし、
前記コアスペースの一方端には、二世帯に分離した場合に二つの玄関が相互に独立して配置されるように構成された一つの玄関を、他方端にはフリールームをそれぞれ配置し、
前記一方側の外壁に沿って二階への階段を、前記玄関に近接させて配置するとともに、前記玄関から前記フリールームに達する廊下を配置したこと
を特徴とする世帯数が変更可能な戸建て住宅である。
また、請求項2に記載の発明は、
請求項1に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅において、
前記外壁は、
耐力壁であること
を特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明は、
請求項1に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅において、
前記玄関は、
隣接して配置される二つの玄関に対応可能なポーチが予め付設されていること
を特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明は、
請求項1に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅において、
前記二階建ての戸建て住宅は、
住宅内に配置される水廻り設備に対する給排水は、すべて外配管方式であること
を特徴とするものである。
さらに、この発明の請求項5に記載の発明は、
将来的に独立した複数の世帯に改装可能な住宅の設計方法であって、
外壁で構造の大部分を支持するよう構成された二階建ての戸建て住宅の一階の空間を、一方側の外壁から相対する他方の外壁に向かって、コアスペースとフリースペースとに区画するに際し、
前記コアスペースの幅を、少なくとも隣接して二つの玄関を独立して配置することが可能な幅とし、
このコアスペースの一端側に、二世帯に分離した場合に二つの玄関が相互に独立して配置されるように構成された一つの玄関を、他端側には使用目的を特定しないフリールームをそれぞれ配置し、
前記コアスペースの外壁側に沿って二階への階段を、前記玄関に近接して配置するとともに、前記階段に平行して前記フリールームに到る廊下を配置すること
を特徴とする世帯数が変更可能な戸建て住宅の設計方法である。
また、この発明の請求項6に記載の発明は、
請求項5に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅の設計方法において、
前記コアスペースとフリースペースとの区画は、
構造柱を含む間仕切り部材で行うこと
を特徴とするものである。
この発明の世帯数が変更可能な戸建て住宅は、住宅構造の大部分を外壁で負担させるよう構成した戸建て住宅において、一階部分の空間を、コアスペースとフリースペースとに区画するに際し、前記コアスペースの幅を、少なくとも隣接して二つの玄関を独立させて配置することが可能な幅とし、このコアスペースの一端側に玄関を、他端側に、使用目的を限定しないフリールームを配置するとともに、前記コアスペース内に前記玄関に近接させて二階への階段と、前記フリールームへの廊下を形成しているので、家族の経時的な状況変化に応じて一つの玄関を二つにすることによって、当該戸建て住宅を上下独立した二世帯住宅に簡単かつ容易に変更することが可能となる。
また、前記戸建て住宅は、二階の空間は、全体をフリースペースとすることによって、一世帯住宅の場合でも、二世帯住宅の場合であっても、自由な間取りとすることができ、その変更に容易にできる。
特に、二階部分に配置する水廻りは、住宅構造が、内部間仕切りによる構造負担を避けた構成のため、自由なレイアウトが可能となる。
さらに、水廻り設備に対する給排水を、すべて外配管方式を採用することで、居住のための間取りと併せて前記レイアウトの自由度をより向上させることができる。
さらにまた、この発明の世帯数が変更可能な戸建て住宅の設計方法は、将来的に二世帯が独立した玄関を配置できるよう、少なくとも一階の空間をコアスペースとフリースペースとに区画して設計することができるので、従来の戸建て住宅における間取りの変更を容易にし、世帯数変更のための工事に要する期間を飛躍的に短縮させることができる。
また、改装(リフォーム)に要する費用を大幅に廉価に抑え、廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減させることができる。
この発明にかかる世帯数が変更可能な戸建て住宅の一例を示す概略説明図であって、(A)は一階部分の平面を、(B)は二階部分の平面を示すものである。 二世帯住宅に変更した場合の一例を示す概略説明図であって、(A)は一階部分の平面を、(B)は二階部分の平面を示すものである。
以下、この発明にかかる世帯数が変更可能な戸建て住宅の一例を、添付の図面に基づいて具体的に説明する。
なお、この発明はその要旨を変更しない範囲内において、種々変更を加えることができるものである。
この発明の世帯数が変更可能な戸建て住宅は、基本的に二階建てであって、将来的に二世帯が居住することを目的として、一階部分と二階部分の空間が確保されるもので、各空間は、可能な限り平面が矩形状であることが好ましい。
この実施例では、夫婦と子供1名が生活することができ、かつ将来的に子供が独立したとき、二階部分を別世帯とすることが可能なように、平面において、間口が約9.0〜9.5m、奥行きが約5.5〜6.0m程度として設計されている。
この戸建て住宅は、その構造の大部分を外壁で支持する耐力壁構造であればよく、耐力壁と剛床からなるものであってもよく、具体的な構法には特段の制限はない。
一階空間は、図1(A)に示すように、奥側の外壁1から手前側の外壁2に向かって、将来的に少なくとも二つの玄関を独立して設置することが可能な幅(約1820mm)を存して間仕切り部材3を配置して区画し、コアスペースCSとフリースペースFSとを形成する。
このフリースペースFSは、前記外壁2から間仕切り3までの奥行きが、約3640mmに設定されている。
前記コアスペースCSは、図示のように、左右方向における一端側は開口して一つの玄関4が配置される。また、他端側には、使用目的を限定しないフリールームFRが配置される。
同時に、前記玄関4に近接して、前記外壁1に沿って二階への階段8が配置されるとともに、前記玄関4から前記フリールームFRに達する廊下9が配置される。
前記フリールームFRは、居住者の要請によって、どのような用途にも変更使用が可能な空間であるが、この実施例においては、バスルーム5、洗面・脱衣室6からなる水廻り設備が配置されている。
前記階段8を玄関4に近接させて配置するのは、二世帯に分離した場合、二階に居住する住人が、一階居住者に対して特段の配慮をすることなく、自由に出入りできるようにするためと、分離後の一階の空間部分をより広く設定するためである。
なお、この階段8の占めるスペースは約3640mm、幅が約910mmで、登り傾斜で配置されるため、室内を有効利用するため、この階段8の下方にトイレ7を配置することが好ましい。
前記廊下9は、一端側が玄関4に接し、他端側は前記トイレ7やバスルーム5、洗面・脱衣室6に接するもので、前記洗面・脱衣室6とバスルーム5は、ドアを介して連続している。
また、前記廊下9は、基本的に前記階段8の幅とほぼ同幅とすることが好ましい。
前記玄関4の外側(屋外)には、当該玄関8に接してポーチ10が配置される。
このポーチ10も、前記玄関8と同様に、将来的には二世帯の住人の出入りに使用されるので、その幅は玄関8の幅と同じ1820mmに設定することが好ましい。
一方のフリースペースFSは、図面上は、前記廊下9とは、間仕切り部材3に配置されたドア11を介して出入りできる構成とし、前記ユニットバス5が配置された他端部側に対面式のキッチン12を配置し、その余の空間をリビングダイニング13としたものである。
この実施例においては、二世帯に分離した場合、前記リビングダイニング13が改装可能なように外壁2側には、間仕切りが行われた場合、各部屋に掃出し窓もしくは窓が配置されるよう設計されている。
また、実施例におけるトイレ7やユニットバス5、キッチン12などの水廻り設備に対する給排水は、図示しないが、すべて外配管方式としている。
この外配管方式を採用することで、基礎(図示せず)に配管のための孔を形成する工程を避け、あらかじめ前記水廻り設備を隣接させて配置することで、保守・点検作業を容易とし、かつ外観上のデザイン性を向上させる設計がなされている。
前記階段8の終端に接する二階空間は、図1(B)に示されるように、設計時には、基本的にすべてフリースペースFSとされるが、一階の空間と同様に、階段8と並行する廊下18、この廊下18に接するフリールームFRを含む空間を間仕切り部材31で区画してコアスペースCSとし、他方をフリースペースFSとしてもよい。
なお、前記フリースペースFSには、使用態様に応じて寝室や子供部屋などが配置可能で、かつ間仕切りで生じる各部屋に窓が配置されるよう設計されている。
また、前記階段8の上り口の上方に位置する部分には、約1820mm程度の空間が生じるので、この空間を利用して二階専用のトイレ14を設置することで、デッドスペースを有効に活用することが好ましい。
前記二階のフリースペースFSは、この実施例においては、間仕切り部材によって、少なくとも面積がほぼ同じ程度の二つの洋室15,16と、この洋室15又は16とほぼ同じ面積の洋室17および前記トイレ14が、廊下18を利用して出入り可能に設置することができる。
前記間仕切り部材3,31は、図1(B)に示す構造柱3a,3bを含むもので、この間仕切り部材3,31に構造柱3a,3bを含ませることによって、戸建て住宅の強度をより一層向上させることが可能となる。
なお、図示しないが、前記フリールームFRを和室様式とし、図1の(A)に示した洗面・脱衣室6とバスルーム5を、あらかじめ図2(B)に示す位置に配置することなどに変更することも可能なものである。
この場合、後述するように分離した二世帯住宅とする場合には、前記フリールームFRに当初の洗面・脱衣室6とバスルーム5を設けることになる。
かかる戸建て住宅において、子供が独立して親との同居を希望する場合、あるいは子供が外に出て、広い2階を第三者に貸し、一階とは別世帯としたい場合には、図2(A)に示すように、コアスペースCSに配置された玄関4を改装し、二つの玄関4a,4bを相互に独立して配置する。
また、前記階段8に最も近い側の玄関4aから階段8下に配置されたトイレ7、さらには洗面・脱衣所6およびバスルーム5が一階の専用となるよう間仕切りを行ない、玄関4aを二階の住人専用の出入口とする。
改装前の一階のリビングダイニング13は、間仕切り部材33によって、リビングダイニング13aとクローゼットを含む洋室13bとに分離する。
同時に、二階のコアペースCSのフリールームFRを利用して、図2(B)に示すように、バスルーム5aと洗面・脱衣室6aを配置し、前記洗面・脱衣室6aと近接する壁面に沿ってキッチン12aを配置して、二階の住人が独立して生活可能な形態とする。
その際、従前の一階部分の水廻り設備とほぼ同位置に水廻り設備を配置することで、外配管方式に使用される配管の長さと壁面に開口する給排水孔の開口だけで二階部分の水廻り設備を完成させることができる。
また、二階のフリースペースFSは、一つの廊下18で繋がっていた既存の洋室15,16,17を全面的に改装し、図2(B)に示すように、間仕切り部材32でクローゼットを含む洋室15とリビングダイニングLDKに区画する。
二世帯に改装するに際し、一階の空間は、コアスペースCSとフリースペースFSとを区画していた間仕切り3を一部変更し、前記玄関4bを既存の廊下9と接続させ、広いリビングダイニング13を間仕切り部材33で区画して、リビングダイニング13aと洋室13bとしているが、当然のことながら、この間取りに限定されるものではない。
この発明にかかる世帯数が変更可能な戸建て住宅は、将来的に一つの戸建て住宅を二世帯に改装可能なように、一階の空間部分を、少なくとも独立して併設することのできる二つの玄関を配置することが可能な幅を有するコアスペースと、このコアスペースと間仕切り部材で区画されるフリースペースとで構成するとともに、前記コアスペースの一端側に一つの玄関を、他端側に使用目的を特定しないフリールームを配置し、かつ前記玄関に近接させて二階への階段を配置している。
したがって、構築しようとする戸建て住宅の構造の大部分を外壁で負担させる構築法を採用することによって、一世帯住宅を、簡単かつ容易に二世帯住宅に改装することを可能とし、かつ間取りの変更も内部の間仕切りが戸建て住宅の構造負担することがないので、簡単に行なうことができる。
さらに、水廻り設備も、同様に自由にレイアウトが可能となるなど、実用上優れた効果を奏するものである。
さらにまた、従来の戸建て住宅における間取りの変更や世帯数変更のための工事に要する期間を飛躍的に短縮させ、費用を大幅に廉価に抑え、廃棄物の排出を抑制し、環境への負荷を低減させることができる。
この発明の世帯数が変更可能な戸建て住宅は、戸建て住宅を対象とするものであるが、コンクリートブロックを壁材とした家屋や、鉄筋コンクリート構造の家屋などにも利用することが可能なものである。
1,2 外壁
3 間仕切り
4 玄関
5 バスルーム
6 洗面・脱衣室
7,14 トイレ
8 階段
9,18 廊下
10 ポーチ
12 キッチン
13 リビングダイニング
CS コアスペース
FS フリースペース
FR フリールーム

Claims (6)

  1. 少なくとも外壁で構造を支持するよう構成された二階建ての戸建て住宅において、
    一階の空間を、一方側の外壁から相対する他方の外壁に向かって、隣接して二つの玄関を独立して配置することが可能な幅を、構造柱を含む間仕切り部材で区画してコアスペースとし、他の空間をフリースペースとし、
    前記コアスペースの一方端には、二世帯に分離した場合に二つの玄関が相互に独立して配置されるように構成された一つの玄関を、他方端にはフリールームをそれぞれ配置し、
    前記一方側の外壁に沿って二階への階段を、前記玄関に近接させて配置するとともに、前記玄関から前記フリールームに達する廊下を配置したこと
    を特徴とする世帯数が変更可能な戸建て住宅。
  2. 前記外壁は、
    耐力壁であること
    を特徴とする請求項1に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅。
  3. 前記玄関は、
    隣接して配置される二つの玄関に対応可能なポーチが予め付設されていること
    を特徴とする請求項1に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅。
  4. 前記二階建ての戸建て住宅は、
    住宅内に配置される水廻り設備に対する給排水は、すべて外配管方式であること
    を特徴とする請求項1に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅。
  5. 将来的に独立した複数の世帯に改装可能な住宅の設計方法であって、
    外壁で構造の大部分を支持するよう構成された二階建ての戸建て住宅の一階の空間を、一方側の外壁から相対する他方の外壁に向かって、コアスペースとフリースペースとに区画するに際し、
    前記コアスペースの幅を、少なくとも隣接して二つの玄関を独立して配置することが可能な幅とし、
    このコアスペースの一端側に、二世帯に分離した場合に二つの玄関が相互に独立して配置されるように構成された一つの玄関を、他端側には使用目的を特定しないフリールームをそれぞれ配置し、
    前記コアスペースの外壁側に沿って二階への階段を、前記玄関に近接して配置するとともに、前記階段に平行して前記フリールームに到る廊下を配置すること
    を特徴とする世帯数が変更可能な戸建て住宅の設計方法。
  6. 前記コアスペースとフリースペースとの区画は、
    構造柱を含む間仕切り部材で行うこと
    を特徴とする請求項5に記載の世帯数が変更可能な戸建て住宅の設計方法。
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