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JP2012106968A - フルオロブタジエン化合物の製造方法 - Google Patents

フルオロブタジエン化合物の製造方法 Download PDF

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JP2012106968A JP2010258616A JP2010258616A JP2012106968A JP 2012106968 A JP2012106968 A JP 2012106968A JP 2010258616 A JP2010258616 A JP 2010258616A JP 2010258616 A JP2010258616 A JP 2010258616A JP 2012106968 A JP2012106968 A JP 2012106968A
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Tomoko Sugita
知子 杉田
Tomoyuki Asai
智之 淺井
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AGC Seimi Chemical Ltd
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AGC Seimi Chemical Ltd
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Abstract

【課題】液晶化合物として有用なフルオロブタジエン化合物のトランス−トランス体を高選択性で、かつ簡便で容易な工程による効率的な製造方法の提供。
【解決手段】R−(A1−Ym−(A−Y−A−Mで示される化合物(2)と、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン(3)とを、少なくともR−O−Rで表されるエーテル系溶媒(4)を含む溶媒中で反応させて、R−(A1−Ym−(A−Y−A−CF=CF−CF=CF−A−(Y−A−(Y−A1m−Rを得る。ここで、R:置換または非置換の炭素数1〜10の脂肪族炭化水素基またはハロゲン原子;R:炭素数1〜6の直鎖状アルキル基。R:炭素数3〜6の分岐状アルキル基または炭素数3〜6の環状アルキル基;A1、A2およびA:相互に独立して、置換または非置換のトランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキセニレン基または1,4−フェニレン基;YおよびY:相互に独立して、単結合、−O−、−S−、または置換または非置換の炭素数1〜4の2価の脂肪族炭化水素基;mおよびn:相互に独立して0または1;M:金属またはハロゲン化金属。
【選択図】なし

Description

本発明は電気光学的液晶表示材料として有用なフルオロブタジエン骨格を有する化合物の製造法に関する。
液晶電気光学素子は、携帯電話やPDAのような携帯機器、複写機やパソコンモニタのようなOA機器用表示装置、液晶テレビなどの家電製品用表示装置をはじめ、時計、電卓、測定器、自動車用計器、カメラなどに幅広く使用されており、広い動作温度範囲、低動作電圧、高速応答性、化学的安定性等の種々の性能が要求されている。このような液晶電気光学素子には液晶相を示す材料が使用されているが、現在のところ、これら全ての特性を単独の化合物で満たすわけではなく、一つまたは二つ以上の特性の優れた複数の液晶化合物や非液晶性化合物を混合して液晶組成物として要求性能を満たしている。
液晶電気光学素子の分野において、液晶組成物に使用される化合物に要求される種々の特性の中でも、他の液晶材料または非液晶材料との相溶性に優れ、化学的にも安定であり、かつ液晶光学素子に用いた場合に広い温度範囲での高速応答性に優れ、低電圧駆動できるなどの性質を有する液晶化合物を提供することは重要な課題である。
特に最近は、電池駆動用途においては低電圧駆動と高速応答性、OA機器等においては高精細表示と高速応答性、自動車用計器においては広い動作温度範囲と低温での高速応答性というように、多くの用途で他の条件も向上または維持しながら、高速応答性、つまり液晶電気光学素子の応答速度を向上させることが要求されている。特に、液晶は低温で応答性が著しく低下する傾向にあるため、その改善は重要な課題である。応答速度を向上させる方法の一つは、液晶組成物の低粘性化であり、液晶組成物の粘性が低下すれば、応答速度は向上し、低温でも実用的な速度での表示が可能になる。
上記のような課題を解決するものとして、−CF=CF−CF=CF−連結基(以下、−C44−とも記す)を含むフルオロブタジエン化合物が知られている(特許文献1〜2参照)。フルオロブタジエン化合物は、特に低粘性化合物であり、液晶表示素子においては、その低粘性の特徴を充分に活かせることが可能な化合物である。
上記のようなフルオロブタジエン化合物(R1−C44−R2)の製造方法としては、フルオロエチレン化合物のカップリングにより−C44−連結基を生成させる方法が知られている。具体的には、カップリング原料として、対応のR基をもつフルオロエチレン化合物(R−CF=CFH構造)を用いる(特許文献1参照)か、ジフロオロクロロエチレン化合物(R1−CF=CFCl)とトリフルオロエチレン化合物(R2−CF=CF2)とをヘテロカップリングする(特許文献2参照)。
いずれの方法も、カップリング原料のフルオロエチレン化合物の合成に手間がかかるため、本質的に工程数が多い。
別に、市販品として入手可能な反応原料を用い、フルオロブタジエン化合物を1工程で製造する方法もある。たとえば、対称性ジフェニルパーフルオロポリオレフィンとしてのジフェニルパーフルオロブタジエンの合成として、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンとフェニルリチウムとをエーテル中で反応させる方法が示されている(非特許文献1参照)。
特開平06−40966号公報 独国特許出願公開第10102630号明細書
J. Gen. Chem. USSR(English. Transl.)38(1968)648
液晶化合物として有用性の高いフルオロブタジエン化合物を効率的かつ高選択的に得ることができる容易で簡便な製造方法の開発が望まれており、本発明はそのような製造方法を提供することを目的とする。ここで、フルオロブタジエン化合物は、連結基部分を−CF=CF−CF=CF−と表すと、以下に示すトランス−トランス体、トランス−シス体、シス−シス体の3種類の立体異性体が存在するが、このうち、液晶化合物として有用性の高いのはトランス−トランス体である。
上記非特許文献1は、得られるフルオロブタジエン化合物の立体異性体について何も記載していない。本発明者らは、工程数の少ないフルオロブタジエン化合物の製造方法として、この非特許文献1に記載の合成方法について検討したところ、単にエーテルと記載されている反応溶媒として、汎用のジエチルエーテルを用いた場合には、トランス−トランス体以外の2種の異性体も大量に生成してしまい、液晶化合物として有用なトランス−トランス体の選択性が悪いことが分かった。また、上記ジエチルエーテルは一般的な特殊引火物であり、フルオロブタジエン化合物の製造を工業的に実施するには、このような問題のない反応溶媒の使用が望まれる。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討し、ヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンと、有機メタル化合物とを、一方が炭素数3〜6の分岐状または環状アルキル基であるアルキルエーテル中で反応させると、フルオロブタジエン化合物のトランス−トランス体の選択性が高いという知見を得た。また、上記反応原料である有機メタル化合物をハロゲン化合物のメタル化により生成する工程を行って、該工程の反応生成物であるメタル化合物を単離することなくヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンと反応させることもでき、有機メタル化合物の生成工程を含めても、高選択的なフルオロブタジエン化合物の製造を簡便に行うことができることを見出し、本発明を完成するに至った。上記メタル化工程の原料ハロゲン化合物は、通常、有機メタル化合物よりも汎用の物質であり、したがって、これを原料とするフルオロブタジエン化合物の製造方法は、工業的に有用である。したがって、以下のような本発明が提供される。
本発明の態様は、下式(2)で表されるメタル化合物と、下式(3)で表されるヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンとを、下式(4)で表されるエーテル系溶媒を含む溶媒中で反応させる、下式(1)で表されるフルオロブタジエン化合物の製造方法である。
−(A1−Y−(A−Y−A−M (2)
CF2=CF−CF=CF2 (3)
−O−R (4)
−(A1−Y−(A−Y−A−CF=CF−CF=CF−A−(Y−A−(Y−A1−R (1)
式中の記号は、以下の意味を示す。
:炭素数1〜10の非環式脂肪族炭化水素基またはハロゲン原子。該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の炭素−炭素原子間または該脂肪族炭化水素基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよく、該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。
:炭素数1〜6の直鎖状アルキル基。
:炭素数3〜6の分岐状アルキル基または炭素数3〜6の環状アルキル基。
1、A2およびA:相互に独立して、トランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキセニレン基または1,4−フェニレン基。A1、A2およびAの基中の1つ以上の水素原子は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。また、A1、A2およびAの基中に存在する1つまたは2つの=CH−基は窒素原子で置換されていてもよく、1つまたは2つの−CH−基は−O−または−S−で置換されていてもよい。
およびY:相互に独立して、単結合、−O−、−S−または炭素数1〜4の2価の非環式脂肪族炭化水素基。該脂肪族炭化水素基中の炭素−炭素原子間または該脂肪族炭化水素基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよく、該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。
mおよびn:相互に独立して0または1。
M:金属またはハロゲン化金属。
ただし、化合物全体中で上記−O−または−S−が連続することはない。
本発明の好ましい態様では、上記工程に加え、下式(5)で表されるハロゲン化合物をメタル化して式(2)で表されるメタル化合物を生成する工程を含む。
−(A1−Ym−(A−Y−A−X (5)
式(5)中、R、A、A、A、Y、Y、mおよびnは、前記と同じであり、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。
このような本発明の方法の特に好ましい態様では、少なくとも上式(4)で表されるエーテル系溶媒を含む溶媒中で、上式(5)で表されるハロゲン化合物のメタル化反応を行い、それにより生成する式(2)で表されるメタル化合物を分離することなく、下式(3)で表されるヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンと反応させる。
本発明における上記溶媒は、通常、エーテル系溶媒(4)を主成分として含み、具体的にエーテル系溶媒(4)を50%(体積)以上含む。
本発明において、前記式(4)で表されるエーテル系溶媒がシクロペンチルメチルエーテルであることが好ましい。
本発明の製造方法は、簡便かつ容易な工程により液晶組成物を構成する液晶材料として有用なフルオロブタジエン化合物を効率的かつ高選択的に得ることができる。また、目的とするトランス−トランス体が高選択的に得られることにより、反応後の精製の回数を少なくできるため、高純度の目的物を容易に得られる。本発明では、実質的に反応溶媒の引火性の問題を回避できる上、特に、好ましい態様は、トランス−トランス体の高選択的な製造方法を、汎用の原料を用いて効率的に行うことができ、経済性に優れ、工業的に有用性の高い製造方法である。
以下では、式(1)で表されるフルオロブタジエン化合物を化合物(1)などとして簡略的表記することがあり、他の式で表される化合物も同様に記載することがある。
本発明で製造される目的のフルオロブタジエン化合物は、上記式(1)で示されるとおり、フルオロブタジエン連結基の両端に同一基R−(A1−Ym−(A−Y−A−([Z]と略記)を有する対称化合物[Z]−CF=CF−CF=CF−[Z]である。
この導入基[Z]は、反応原料であるメタル化合物(2)から最終化合物(1)にそのまま導入される基である。したがって、本明細書において、化合物(2)および化合物(1)などを示す式中、同一記号で示される基は同一の意味である。
以下、まず、導入基[Z]を構成するR、A1、A2、A、YおよびYの各基について具体的に説明する。
は、炭素数1〜10の非環式脂肪族炭化水素基またはハロゲン原子である。該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の炭素−炭素原子間または該脂肪族炭化水素基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよく、該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。
上記脂肪族炭化水素基は、鎖構成炭素および水素原子の置換を両方含むものであってもよい。
炭素数1〜10の一価の非環式脂肪族炭化水素基としては、アルキル基、アルケニル基、アルキニル基が挙げられる。
これらの基中の1つ以上の水素原子がハロゲン原子で置換された基としては、フルオロアルキル基、クロロアルキル基が挙げられる。
これらの基中の炭素−炭素原子間に−O−または−S−が挿入された基としては、アルコキシアルキル基またはアルキルチオアルキル基が挙げられ、基の結合末端に−O−または−S−が挿入された基としては、アルコキシ基またはアルキルチオ基が挙げられる。
ハロゲン原子による置換と−O−の挿入が同一の脂肪族炭化水素基に行われた基としてはフルオロアルコキシ基が挙げられる。
これらの基は、直鎖状と分岐状のどちらでもかまわないが直鎖状が好ましい。
上記のうちでも、Rとしては、ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基、または炭素数2〜10のアルキニル基が好ましく挙げられる。該アルキル基、アルケニル基またはアルケニル基中の1つ以上の水素原子がフッ素原子で置換されていてもよく、基中の炭素−炭素原子間または基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよい。
ハロゲン原子としては、フッ素原子または塩素原子が好ましく、特にフッ素原子が好ましい。
特に好ましいRは、フッ素原子、直鎖状で炭素数1〜10、特に炭素数1〜5のアルキル基、アルコキシ基、フルオロアルキル基またはフルオロアルコキシ基である。この炭素数1〜5のアルキル基のうちでも、特にエチル基、プロピル基、またはペンチル基が好ましい。炭素数1〜5のアルコキシ基のうちでも、特にメトキシ基またはエトキシ基が好ましい。炭素数1〜5のフルオロアルキル基のうちでも、特にトリフルオロメチル基が好ましい。炭素数1〜5のフルオロアルコキシ基のうちでも、特にトリフルオロメトキシ基が好ましい。
1、A2およびAは、相互に独立して、トランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキセニレン基または1,4−フェニレン基であり、これら環を構成する炭素結合のうち、1つまたは2つの=CH−基は窒素原子(=N−)で置換されていてもよく、1つまたは2つの−CH−基は−O−または−S−で置換されていてもよい。また、A1、A2およびAの基中の1つ以上の水素原子は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。
上記環構成炭素および水素原子の置換を両方含むものであってもよい。
1、A2およびAとしては、それぞれ独立して、1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基または1つ以上のフッ素原子で置換された1,4−フェニレン基が好ましい。
およびYは、相互に独立して、単結合、−O−、−S−または炭素数1〜4の2価の非環式脂肪族炭化水素基であり、該脂肪族炭化水素基中の炭素−炭素原子間または該脂肪族炭化水素基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよく、該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。
上記脂肪族炭化水素基は、鎖構成炭素および水素原子の置換を両方含むものであってもよい。
またはYが単結合である場合にはYまたはYの両側の環基は直接結合することを意味する。例えば、Yが単結合でありmおよびnが1の場合はAとA2とは直接結合する。また、Yが単結合でありmが1、nが0の場合はA1とAとは直接結合する。
炭素数1〜4の2価の非環式脂肪族炭化水素基としては、炭素数1〜4のアルキレン基、炭素数2〜4のアルケニレン基、炭素数2〜4のアルキニレン基が挙げられる。また、これらの基中の1つ以上の水素原子がハロゲン原子で置換された基としては、フルオロアルキレン基、クロロアルキレン基、フルオロアルケニレン基が挙げられる。更に、これらの基中の1つ以上の−CH−基が−O−または−S−で置換された基としては、オキシアルキレン基、アルキルオキシアルキレン基、チオアルキレン基、オキシフルオロアルキレン基、チオフルオロアルキレン基が挙げられる。
炭素数1〜4のアルキレン基としては、−CH2−、−CH2CH2−、−CH2CH2CH2−、−CH2CH2CH2CH2−が挙げられ、特に−CH2CH2−が好ましい。
炭素数2〜4のアルケニレン基としては、−CH=CH−、−CH=CH−CH2−、−CH=CH−CH2−CH2−、−CH=CH−CH=CH−、−CH2−CH=CH−CH2−が挙げられ、特に−CH=CH−が好ましい。これらの基は逆向きでも構わない。
炭素数2〜4のアルキニレン基としては、−C≡C−、−C≡C−CH2−、−C≡C−CH2−CH2−、−C≡C−C≡C−、−CH2−C≡C−CH2−が挙げられ、特に−C≡C−が好ましい。また、−CH=CH−C≡C−のように、二重結合と三重結合が混在しても構わない。また、これらの基は逆向きでも構わない。
炭素数1〜4のフルオロアルキレン基、クロロアルキレン基およびフルオロアルケニレン基としては、−CF2−、−CF2CF2−、−CF2CF2CF2CF2−、−CH2CF2−、−CF=CF−、−CCl2CH2−、−CF=CF−C≡C−が挙げられ、特に−CF2CF2−または−CF=CF−が好ましい。
炭素数1〜4のオキシアルキレン基、チオアルキレン基、アルキルオキシアルキレン基、オキシフルオロアルキレン基およびチオフルオロアルキレン基としては、−OCH2−、−CH2O−、−SCH2−、−CH2S−、−CH2CH2OCH2−、−OCF2−、−SCF2−、−CF2O−、−CF2S−が挙げられ、−OCF2−または−CF2O−が好ましい。
またはYは、単結合、または炭素数1〜4のアルキレン基が好ましく、単結合が特に好ましい。該アルキレン基中の1つ以上の水素原子はフッ素原子で置換されていてもよい。
mおよびnは相互に独立して0または1である。
化合物(1)の粘性があまり高くならないことから、m+nは0または1が好ましい。この場合、[Z]基は、R−A−、R−A−Y−A−、R−A−Y2−A−で示される。
上記好ましい態様において、[Z]基は下式(Z−1−1)〜(Z−1−3)で表される基であることが好ましい。
11−A31− (Z−1−1)
11−A11−Y11−A31− (Z−1−2)
11−A21−Y21−A31− (Z−1−3)
式中、
11:ハロゲン原子、炭素数1〜10のアルキル基、炭素数2〜10のアルケニル基または炭素数2〜10のアルキニル基。該アルキル基、アルケニル基またはアルキニル基中の1つ以上の水素原子はフッ素原子で置換されていてもよく、基中の炭素−炭素原子間または基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよい。
11およびY21:相互に独立して、単結合、または炭素数1〜4のアルキレン基。該アルキレン基中の1つ以上の水素原子はフッ素原子で置換されていてもよい。
11、A21およびA31:相互に独立して、トランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基または1つ以上のフッ素原子で置換された1,4−フェニレン基。
[Z]基は、下式(Z−2−1)〜(Z−2−3)で表される基がより好ましい。
12−A32− (Z−2−1)
12−A12−Y11−A32− (Z−2−2)
12−A22−Y21−A32− (Z−2−3)
12:フッ素原子、直鎖状で炭素数1〜10のアルキル基、アルコキシ基、フルオロアルキル基またはフルオロアルコキシ基。
11およびY21は前記と同じである。
12、A22およびA32:相互に独立して、トランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−フェニレン基、3−フルオロ−1,4−フェニレン基、3,5−ジフルオロ−1,4−フェニレン基または2,3−ジフルオロ−1,4−フェニレン基。
12〜A32において、フッ素原子の置換位置は、フェニレン基の炭素原子がR12に近い方を1位とする。
本発明では、上記のような化合物(1)を、メタル化合物(2)とヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン(以下、化合物(3))とを特定のエーテル系溶媒(4)中で反応させて製造する。
化合物(3)は市販品として入手可能である。化合物(3)は、あらかじめエーテル系溶媒(4)で希釈して反応に供してもよい。希釈溶媒量は、化合物(3)1gに対し、0.1倍から100倍の体積(mL)を使用するのが好ましく、0.5倍から50倍の体積(mL)を使用するのがより好ましい。
本発明で用いられるエーテル系溶媒(4)は、下記式(4)で表されるような一方だけに嵩高い基を有する構造である。
−O−R (4)
:炭素数1〜6の直鎖状アルキル基。
:炭素数3〜6の分岐状アルキル基または炭素数3〜6の環状アルキル基。
としては、メチル基、エチル基、n−プロピル基、n−ブチル基が挙げられ、メチル基またはエチル基が好ましい。Rとしては、イソプロピル基、t−ブチル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基が挙げられ、t−ブチル基またはシクロペンチル基が好ましい。
上記のようなエーテル系溶媒(4)は、特殊引火物ではない。上記で示される溶媒の混合物であってもよい。エーテル系溶媒(4)として、上記のうちでも、好ましくはt−ブチルエチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテルが挙げられ、特にシクロペンチルメチルエーテルが好ましい。
化合物(2)と化合物(3)との反応溶媒は、エーテル系溶媒(4)を含めばよく、本発明の目的を損なわない限り、通常使用される他の溶媒を含んでいてもよいが、化合物(1)の立体異性体の高い選択性を得るためには、上記エーテル系溶媒(4)以外のエーテル系溶媒は極力含まないことが望ましい。
また、この反応溶媒は、通常、エーテル系溶媒(4)が主成分であり、具体的に、エーテル系溶媒(4)が反応溶媒全体の50%(体積)以上を占めることが好ましい。
本発明で用いられる化合物(2)は、上記のような[Z]基を含み、かつ化合物(3)と反応して、所望の化合物(1)を生成することができれば、どのようなメタル化合物でもよいが、たとえば、リチウム化合物およびグリニャール試薬などが挙げられる。
化合物(2)において、Mは、MgI、MgBr、MgClおよびLiが好ましい。中でも、Liが特に好ましい。
本発明では、化合物(3)と反応させる上記化合物(2)の生成工程として、ハロゲン化合物(5)のメタル化工程を含むことができる。
本発明で用いられる式R−(A1−Ym−(A−Y−A−Xで示される化合物(5)において、Xは、メタル化反応が進行するのであれば、塩素原子、臭素原子、ヨウ素原子のいずれであっても構わない。メタル化反応としては、リチオ化や、金属マグネシウムとの反応によるグリニャール試薬とする方法が挙げられる。
上記化合物(5)は、市販品や公知の方法で得ることができる。
(以下、「R−(A1−Ym−(A−Y」を[Z]と、トランス−1,4−シクロヘキシレン基を−Cy−と、1,4−フェニレン基を−Ph−と記す。)
例えばAが−Cy−である場合、ヒドロキシ化合物[Z]−Cy−OHをハロゲン化リンなどの試薬を用いて、希望するハロゲン化合物[Z]−Cy−Xを得ることができる。
また、例えばAが−Ph−である場合、三臭化鉄などの触媒を用いた求電子置換反応により、Xが臭素原子であるハロゲン化合物[Z]−Ph−Brを得ることができる。さらに、AがPh、Xが臭素原子であるハロゲン化合物[Z]−Ph−Brをハロゲン交換することにより、Xがヨウ素原子であるハロゲン化合物[Z]−Ph−Iを得ることができる。
化合物(5)のリチオ化を、ハロゲン−メタル交換反応で行う場合には、リチウム化剤として、n−ブチルリチウム、sec−ブチルリチウム、tert−ブチルリチウム等を用いることができる。好ましくはn−ブチルリチウムである。ブチルリチウムを用いてリチオ化する場合、その使用量は化合物(5)に対して1倍モルから2倍モル、好ましくは1.0倍モルから1.1倍モルである。
リチウム化剤は、炭化水素系溶媒の溶液として反応に供することができる。炭化水素系溶媒としては、ペンタン、ヘキサン、ヘプタン、トルエンおよびこれらの混合物等が挙げられ、好ましくはヘキサンである。
化合物(5)のリチオ化を金属リチウムを用いて実施する場合、電子移動剤を共存させてもよい。電子移動剤としては芳香環が2個以上の化合物または縮合環となっている化合物が使用される。具体的にはナフタレン、ビフェニル、2,6−ジ−tert−ブチルナフタレン、2,7−ジ−tert−ブチルナフタレン、4,4’−ジ−tert−ブチルビフェニルまたはアントラセン等が挙げられるが、好ましくはナフタレン、ビフェニルまたは4,4’−ジ−tert−ブチルビフェニルである。電子移動剤の使用量は、化合物(5)に対して0.01倍モルから4倍モル、好ましくは0.1倍モルから2.5倍モルである。また、金属リチウムの使用量は化合物(5)に対して2倍モルから5倍モル、好ましくは2倍モルから3倍モルである。
また、化合物(2)をグリニャ−ル試薬として調製する場合には、金属マグネシウムの使用量は、化合物(5)に対し、1倍モルから2倍モル、好ましくは1倍モルから1.1倍モルである。
上記のような化合物(5)のメタル化反応は、通常、溶媒中で行われる。この溶媒としては、炭化水素系溶媒、エーテル系溶媒、石油エーテルあるいはこれらの組合わせなどを用いることができる。中でも、エーテル系溶媒(4)が好ましい。反応系全体では、これと、リチウム化剤が溶液で供される場合の上記炭化水素系溶媒などとの混合溶媒であってもよい。
溶媒量は、化合物(5)1gに対し、0.1倍から100倍の体積(mL)を使用するのが好ましく、0.5倍から50倍の体積(mL)を使用するのがより好ましい。
化合物(5)のメタル化反応の反応温度は、−100℃から80℃が好ましく、特にリチオ化の場合は−80℃から0℃が好ましく、グリニャール試薬を調製する場合には、0℃から70℃が好ましい。
化合物(5)のメタル化反応の反応時間は、0.5時間から24時間が好ましく、特に0.5時間から2時間が好ましい。
上記のような化合物(5)のメタル化工程で生成する化合物(2)は、単離することなく連続的に化合物(3)と反応させることが好ましい。なお、この場合、化合物(2)の生成工程は、化合物(3)との反応工程で特定されるエーテル系溶媒(4)を含む溶媒下で実施されることになる。したがって、リチウム化剤中の炭化水素系溶媒などを含んでいてもよいが、上述のとおりエーテル系溶媒(4)以外のエーテル系溶媒は極力含まないことが望ましい。
このような連続反応でも、特に、化合物(5)、メタル化試薬および化合物(3)を原料として、上記化合物(5)のメタル化反応と、化合物(2)と化合物(3)との反応を同一バッチ中で実施する方法は、本発明の特に好ましい態様である。
化合物(3)1モルに対し、化合物(2)を、通常、2〜5倍モルの量で用いることができる。
化合物(2)と化合物(3)との反応を、化合物(5)のメタル化工程と連続的に行う場合には、通常、化合物(3)1モルに対し、メタル化原料の化合物(5)を、2〜5倍モル、好ましくは2〜3倍モルの量で用いることができる。
またこの場合、化合物(2)の反応液に化合物(3)を加えてもよく、化合物(3)に、上記化合物(2)の反応液を加えてもよい。副生成物が生じ難いことから、化合物(2)の反応液に化合物(3)を加えることが好ましい。
化合物(2)と化合物(3)との反応温度は、−100℃から100℃が好ましい。化合物(2)がリチウム化合物の場合には、特に−80℃〜−60℃が好ましく、化合物(2)がグリニャール試薬の場合には、特に0℃〜25℃が好ましい。
反応時間は0.5時間から48時間が好ましく、特に0.5時間から24時間が好ましい。
反応後、通常の後処理作業、精製作業を実施することによりフルオロブタジエン化合物(1)を得ることができる。
上記のように得られるフルオロブタジエン化合物(1)は、1H−NMR、19F−NMRおよびGC−MSなどにより確認することができる。
本発明では、上記のとおり簡単で操作の容易な合成工程により液晶化合物として有用な所望の対称型フルオロブタジエン化合物を効率よく製造することができる。
以下、実施例を挙げて本発明をより具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
以下のスキームにより、C−Ph−CF=CF−CF=CF−Ph−C(Ph:1,4−フェニレン基)を合成した。
窒素置換した500mLの四口フラスコに、公知の方法で合成したC−Ph−Brを14.1g含むシクロペンチルメチルエーテル溶液100mLを加え、−20℃に冷却した。次いで1.6Mのn−ブチルリチウム溶液(溶媒:ヘキサン)46mLを加え、0℃で1時間撹拌した後、反応液中に、4.8gのヘキサフルオロ−1,3−ブタジエン(昭和電工社製)を加え、−70℃で1時間攪拌した。反応液を徐々に室温まで昇温し、7.2%塩酸水溶液44mLを加え、ヘキサン30mLで抽出した。ヘキサン溶液を水50mL、重曹水50mL、水50mLの順で洗浄した後、溶媒を留去した。
得られた残渣をシリカゲルカラムクロマトグラフィーにより精製し、目的化合物を収率49.7%にて得た。
得られた化合物の1H−NMR、19F−NMRとGC−MSのデータを以下に示す。
H−NMR(300MHz,CDCl)0.93−0.98(t,3H),1.61−1.73(m,2H),2.61−2.66(t,2H),7.25−7.28(d,2H),7.66−7.69(d,2H)
19F−NMR(283MHz,CFCl)−142.75(m,1F),−160.15(m,1F)
GC−MS m/e 362(M
なお、目的物(トランス−トランス体)の選択率は次の式で表される。
目的物(トランス−トランス体)選択率=(トランス−トランス体GC面積)/{(トランス−シス体GC面積)+(シス−シス体GC面積)+(トランス−トランス体GC面積)}
実施例1における目的物選択率は、82%であった。
(比較例1)
上記シクロペンチルメチルエーテルをジエチルエーテルに変えた以外は、実施例1と同様に反応を行い、C−Ph−CF=CF−CF=CF−Ph−Cを収率34.5%で得た。このときの目的物(トランス−トランス体)選択率は、66.5%であった。
(比較例2)
上記シクロペンチルメチルエーテルをテトラヒドロフランに変えた以外は、実施例1と同様に反応を行い、C−Ph−CF=CF−CF=CF−Ph−Cを収率22.7%で得た。このときの目的物(トランス−トランス体)選択率は、53.0%であった。

Claims (3)

  1. 下式(2)で表されるメタル化合物と下式(3)で表されるヘキサフルオロ−1,3−ブタジエンとを、下式(4)で表されるエーテル系溶媒を含む溶媒中で反応させる、下式(1)で表されるフルオロブタジエン化合物の製造方法。
    −(A1−Y−(A−Y−A−M (2)
    CF2=CF−CF=CF2 (3)
    −O−R (4)
    −(A1−Y−(A−Y−A−CF=CF−CF=CF−A−(Y−A−(Y−A1−R (1)
    式中の記号は、以下の意味を示す。
    :炭素数1〜10の非環式脂肪族炭化水素基またはハロゲン原子。該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の炭素−炭素原子間または該脂肪族炭化水素基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよく、該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。
    :炭素数1〜6の直鎖状アルキル基。
    :炭素数3〜6の分岐状アルキル基または炭素数3〜6の環状アルキル基。
    1、A2およびA:相互に独立して、トランス−1,4−シクロヘキシレン基、1,4−シクロヘキセニレン基または1,4−フェニレン基。A1、A2およびAの基中の1つ以上の水素原子は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。また、A1、A2およびAの基中に存在する1つまたは2つの=CH−基は窒素原子で置換されていてもよく、1つまたは2つの−CH−基は−O−または−S−で置換されていてもよい。
    およびY:相互に独立して、単結合、−O−、−S−または炭素数1〜4の2価の非環式脂肪族炭化水素基。該脂肪族炭化水素基中の炭素−炭素原子間または該脂肪族炭化水素基の結合末端に−O−または−S−が挿入されていてもよく、該脂肪族炭化水素基中の1つ以上の水素原子はハロゲン原子で置換されていてもよい。
    mおよびn:相互に独立して0または1。
    M:金属またはハロゲン化金属。
    ただし、化合物全体中で上記−O−または−S−が連続することはない。
  2. 下式(5)で表されるハロゲン化合物のメタル化により前記式(2)で表される化合物を得る工程をさらに含む請求項1に記載の方法。
    −(A−Y−(A−Y−A−X (5)
    上記式中、R、A、A、A、Y、Y、mおよびnは、前記と同じであり、Xは塩素原子、臭素原子またはヨウ素原子である。
  3. 前記式(4)で表されるエーテル系溶媒がシクロペンチルメチルエーテルである、請求項1または2に記載の製造方法。
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