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JP2012104901A - 撮像装置 - Google Patents

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JP2012104901A
JP2012104901A JP2010249351A JP2010249351A JP2012104901A JP 2012104901 A JP2012104901 A JP 2012104901A JP 2010249351 A JP2010249351 A JP 2010249351A JP 2010249351 A JP2010249351 A JP 2010249351A JP 2012104901 A JP2012104901 A JP 2012104901A
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Kosuke Nobuoka
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Abstract

【課題】 適応補間処理による同時化を実施する際に、適応補間に用いる画素が欠陥画素補正されている場合、適応補間処理が誤動作する可能性があることを防止する。
【解決手段】 欠陥画素補正画像と共に欠陥画素補正情報を生成し、前記欠陥画素補正画像に対して適応補間処理を実行する際に、前記欠陥画素補正情報を参照することにより、適応補間処理において欠陥画素補正された画素が使用されないように制御する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、原色ベイヤ−配列などの色フィルタが装着された固体撮像素子を用いた単板カラー撮像装置に関するものである。
民生用途のディジタルカメラやビデオカメラなどの撮像装置においては、装置の小型化や低価格化を実現するため、単一のCCDやCMOS等の固体撮像素子を用いており、さらに、色の情報を抽出するために、所定の配列の色フィルタを撮像素子の画素毎に装着している。
例えば原色ベイヤ−配列の色フィルタでは、いわゆる市松状に配置されたGreen画素(以下、G画素と表記)と、空いた画素に対して、水平ライン毎にRed画素(以下、R画素と表記)と、Blue画素(以下、B画素と表記)が配置された構造となっている。こうした色フィルタが配列された固体撮像素子から得られる画像信号は、色フィルタ毎に画素感度の異なっているだけのモノクロの画像であるため、そのままではカラー画像とはならず、以下のような処理が一般的に実施される。
即ち、原色ベイヤ−配列通りの撮像素子出力画像に対して、G画素、R画素、B画素それぞれで実画像信号のない画素位置における各色の画素信号を隣接する実画像信号から補間生成し、撮像素子の画素数と同じ画素数のG、R、B画像を生成する同時化処理を行うことにより、カラー3原色画像を生成し、これをカラー表示装置に与えることによりカラー画像が得られる。実際には、同時化して得られたカラー3原色信号に対しては、白バランス、輪郭補正、ガンマ補正、ノイズ抑圧処理といった、画質向上のためのカメラ信号処理が種々施され、マトリクス処理により輝度、色差といったビデオフォーマットに沿った映像信号が出力される。
また、近年では、最終的な映像信号における解像感を向上させるため、原色ベイヤ−配列の撮像素子出力信号の同時化において、とりわけ輝度の解像感に密接に関連するG画素を同時化する場合に、上下または左右のG画素の相関情報を見て、相関の高い方向で補間処理が実施されるようにした適応補間処理が行われている。
一方で、こうした固体撮像素子においては、素子製造時の不純物混入などにより、正常な光電変換出力が出ない画素、いわゆる欠陥画素の存在が良く知られている。これら欠陥画素は最終的な映像信号における画質劣化となるので、予め欠陥画素位置情報を記憶しておくか、あるいは、撮像画像上における孤立点のパターンを欠陥画素と見なし、欠陥画素に対しては周囲の正常画素値から補間処理を行い、補正するという処理がよく行われる。
このように周囲の正常画素を用いて補間処理により欠陥画素を補正する手法では、欠陥画素としては補正されて見えなくなるが、周辺画素からの補間により欠陥画素位置の空間周波数特性が低下するため、高周波成分を含む被写体が撮影されている場合に、補正画素の周波数特性劣化が見えてしまう場合がある。そのため、欠陥画素の補正個数としてはあまり多く設定できないという課題がある。
これに対し、特許文献1においては、欠陥画素情報を生成された画像データに関連付けて出力する画像データ出力手段とを備え、前記画像データに対して信号処理を行う手段がある場合に、欠陥画素情報を参照することにより、過剰に欠陥画素補正が発生しないようにする技術が開示されている。即ち、前記欠陥画素情報においては、当該画素が本来は欠陥画素であるかどうかという情報だけではなく、当該画素が欠陥画素補正済みの画素であるかについても含んでおり、欠陥画素補正済みの画素であれば、重複して欠陥画素補正しないようにしている。
特開2005−286668号公報
上記従来の技術では、画像データに付属して送られてきた欠陥画素情報を参照して、欠陥画素に対しての処置が実施されているのみであって、欠陥画素補正ではない画像処理である同時化において発生する課題の解決には至っていない。
即ち、図11に示すように、市松状に配置されたG画素において、実画素信号のない図11のCで示す画素を、実画素信号であるLとRの平均値、またはUとLの平均値のいずれかにより補間して生成するのであって、LとRの差分絶対値とUとLの差分絶対値を比較して相関の高い方向の補間結果を選択することによりG画素の空間相関による適応補間処理を行う場合に、L、R、U、Dのいずれかが欠陥画素であり欠陥画素補正された結果である場合に、以下のような課題がある。
図11ではUは欠陥画素であって、図11のUl(同色左隣画素)とUr(同色右隣画素)の平均値で補正されていることを示している。また、図11のL、R、U、D、Ul、Urの各画素の右上には、各画素値の例を示すものであり、さらに、Uが正常画素であれば本来出力しているはずの値を、括弧内に記するものである。
まず、Uは現実的には欠陥画素であり本来出力すべき値を出力しないのであるから、下記補正演算により算出される。つまり、
U = (Ul + Ur)/2 = 30 式1
という結果となる。
次に、実画素信号のない、図11のC画素での値を算出するのであるが、LとR、および、UとDの差分絶対値を比較すると、
|L−R| = 5 > |U−D| = 0 式2
となり、UとDを用いた補間処理が選択される。つまり、
C = (U + D)/2 = 30 式3
でもって算出されることとなる。
しかしながら、仮にUが本来出力しているはずの値である10としてLとR、および、UとDの差分絶対値を比較すると、
|L−R| = 5 < |U−D| = 20 式4
となり、式2とは逆の結果となってしまう。即ち、UがUlとUrにより欠陥画素補正されていることにより、図11のCを求める適応補間処理が正しく行えない結果といえる。
結局、式3は式1により、
C = (U + D)/2 = ((Ul + Ur)/2 + D)/2 式5
となっていて、L、R、U、Dのいずれも正常画素であれば、画素間距離2画素の演算であるLとRの平均またはUとDの平均でCが生成できるのに対し、L、R、U、Dに欠陥画素がある場合(図11ではU)、画素間距離4画素の演算が混入することにより、式2と式4で説明したような、適応補間処理の誤動作が生じる場合があるという課題があった。
なお、前記画素間距離2画素とは、適応補間処理を実施する上での画素間距離であり、前記画素間距離4画素とは、欠陥画素補正処理を実施する上での画素間距離となり、整数倍の関係がある。
上記、従来技術の課題を解決するため、本発明の第1の特徴とするところは、所定の色フィルタ配列の撮像素子を含む撮像系と、前記所定の色フィルタ配列の撮像画像に対して、第1の画素間距離の画素を用いて欠陥画素を補正して欠陥画素補正画像を生成する手段と、欠陥画素補正情報を生成する手段と、前記欠陥画素補正画像に対して、第2の画素間距離の画素と前記欠陥画素補正情報とを用いて同時化処理を行い、同時化画像を生成する手段で構成され、前記同時化画像に対して所定の信号処理を行い出力画像を生成することにある。
また、本発明の第2の特徴とするところは、前記第1の画素間距離は、前記所定の色フィルタ配列において、所定の色フィルタの任意の1画素に対する同色の周囲隣接画素同士の画素間距離であって、前記第2の画素間距離は、前記所定の色フィルタの画素間距離であって、前記第1の画素間距離は前記第2の画素間距離の整数倍であることにある。
また、本発明の第3の特徴とするところは、前記欠陥画素補正情報は、欠陥画素補正実施の有無を表す情報、または、補正に使用した周辺隣接画素を識別する情報の少なくともいずれかであることにある。
以上説明したように、本発明によれば、所定の画素間距離で処理される適応補間処理を行う際に、前記所定の画素間距離の整数倍である画素間距離で処理された欠陥画素補正の実施情報を参照することにより、適応補間処理時に欠陥画素補正画素を使用せず、常に前記所定の画素間距離による処理が行われるため、欠陥画素補正の影響を受けない同時化処理が実現できる。
本発明の第1の実施例 図1の欠陥画素補正回路107の詳細構成 図1のG画素信号の画素分離および補間方向判定回路112の詳細構成 図1の補間信号選択回路116の動作タイミングチャート 図1の補間方向修正回路115の動作の論理真理値表 本発明の第2の実施例 図6の欠陥画素補間信号生成回路623の補間信号生成説明図 図6の補間方向修正回路615の動作の論理真理値表 本発明の第3の実施例 図9の欠陥画素補正回路907の詳細構成 従来技術における課題の説明図
[実施例1]
図1にビデオカメラに適用した本発明の第1の実施例を示す。図1において、101はRGBベイヤー配列のカラーフィルタが装着された固体撮像素子、102はA/D変換や相関二重サンプリングを行うアナログフロントエンド(以下、AFEと略記)、103は同期信号生成回路、104は欠陥画素位置情報を記憶したSRAM、105はSRAM制御回路、106は欠陥画素位置判定回路、107は欠陥画素補正回路、108は第1のラインメモリ、109は第2のラインメモリ、110は第3のラインメモリ、111は第4のラインメモリ、112はG画素信号の画素分離および補間方向判定回路、113は補間信号生成回路、114は欠陥画素補正ID分離回路、115は補間方向修正回路、116は補間信号選択回路、117は広帯域輝度信号処理回路、118はベースバンド信号処理回路、119は出力輝度・色差信号生成回路、120は不揮発性メモリ、121はCPUである。
図2は図1の欠陥画素補正回路107の詳細構成である。図2において、201は第1のDFF、202は第2のDFF、203は第3のDFF、204は第4のDFF、205は加算回路、206はビットシフトによる1/2ゲイン回路、207はセレクタである。
図3は図1のG画素信号の画素分離および補間方向判定回路112の詳細構成である。図3において、301は第5のDFF、302は第6のDFF、303は第7のDFF、304は第8のDFF、305は水平方向の差分絶対値算出回路、306は垂直方向の差分絶対値算出回路、307は差分絶対値比較回路である。
図4は図1の補間信号選択回路116の動作タイミングチャートである。
図5は図1の補間方向修正回路115の動作の論理真理値表である。
図1〜図5を用いて、本発明の第1の実施例についての説明を行う。固体撮像素子101により生成された撮像信号は、AFE102においてディジタル化され、RAW画像データS1として生成される。また、前記固体撮像素子101と前記AFE102は、同期信号生成回路103により生成された同期信号S2により駆動されるので、前記RAW画像データS1は前記同期信号S2に同期したものとなる。前記RAW画像データS1は、欠陥画素補正回路107にて固体撮像素子の複数の画素に含まれる欠陥画素から出力された異常信号画素が補正される。前記欠陥画素補正回路107における補正動作は以下の説明の通りである。
不揮発性メモリ120には、本第1実施例のビデオカメラの製造過程において検出された欠陥画素の位置情報が予め記憶されており、前記ビデオカメラの電源起動時において、CPU121はSRAM制御回路105を制御し、前記不揮発性メモリ120に記憶された前記欠陥画素の位置情報をSRAM104にコピーし、その後に前記SRAM104にコピーされた前記欠陥画素の位置情報を参照することにより、欠陥画素補正を行うものである。前記欠陥画素の位置情報は、前記固体撮像素子101から画素出力を読み出す順に従って配列されている。フレームまたはフィールドの先頭において、前記SRAM制御回路105は前記SRAM104にコピーされた欠陥画素の位置情報の先頭の位置情報が出力されるように前記SRAM104の先頭アドレスを生成する。従い、フレームまたはフィールドの先頭においては前記先頭の位置情報が欠陥画素位置判定回路106に入力される。一方、前記欠陥画素位置判定回路106は、前記同期信号により撮影時の前記RAW画像データS1が、前記欠陥画素位置であるかを判定し、両者が一致した場合には、欠陥画素補正パルスS4を出力する。前記欠陥画素補正回路107は前記欠陥画素補正パルスS4により補正動作を実行する。また、前記欠陥画素補正パルスS4は前記SRAM制御回路105にもフィードバックされ、前記SRAM制御回路105は前記SRAM104のアドレスを更新し、前記欠陥画素の位置情報を更新する。以上の更新動作は任意のフレームまたはフィールドの間継続し、次のフレームまたはフィールドとなったとき、前記SRAM制御回路105が前記SRAM104の先頭アドレスを出力するようにリセットされることにより、動画撮影時の連続した欠陥画素補正動作が実現される。
図2により、前記欠陥画素補正回路107における補正動作について説明する。前記欠陥画素補正回路107に入力された前記RAW画像データS1は、第1のDFF201〜第4のDFF204によりそれぞれ1画素ずつ遅延、保持されており、第2のDFF202の保持画素がセレクタ207の第1の入力に入力され、前記RAW画像データS1と前記第4のDFF204の保持画素が、各々加算回路205に入力される。さらに前記加算回路205の加算結果はビットシフトによる1/2ゲイン回路206にて1/2され、1/2された加算結果すなわち、前記RAW画像データS1と前記第4のDFF204の保持画素の平均値が、前記セレクタ207の第2の入力に入力される。前記RAW画像データS1は前記図1の固体撮像素子101が装着したRGBベイヤー配列のカラーフィルタに従い、1画素ごとに異なる色となり、前記セレクタ207の第1と第2の入力には、同色のRAW画像データでの処理結果が入力されていることとなる。前記セレクタ207は、前記欠陥画素補正パルスS4により切り替え動作となり、前記欠陥画素補正パルスS4がアサート時には前記第2の入力である前記平均値が選択され、前記欠陥画素補正パルスS4がアサートされないときには、前記第1の入力である前記第2のDFF202の保持画素が選択される。従い、前記欠陥画素補正パルスS4がアサート時には、同色の水平隣接画素による補正がなされ、前記欠陥画素補正パルスS4がアサートされないときは、前記RAW画像データS1を2画素分遅延した画素がそのまま出力され、欠陥画素の補正が実現され、欠陥画素補正済みRAW画像データS3が出力される。
このようにして得られた欠陥画素補正済みRAW画像データS3は、図1のベースバンド信号処理回路118に入力される。前記図1のベースバンド信号処理回路118においては、前記欠陥画素補正済みRAW画像データS3に対して、RGBベイヤー配列による色のサンプリング構造に従い、欠落した色成分の同時化を、2次元の空間フィルタ処理などにより行い、RGB各色プレーン画像を生成した上で、ホワイトバランスやガンマ補正、ノイズ抑圧処理等を行い、欠陥画素による画質劣化のないベースバンド輝度・色差信号S24を生成している。
一方で、この後説明する、G画素信号の画素分離および補間方向判定回路112、補間信号生成回路113、補間信号選択回路116、広帯域輝度信号処理回路117においては、RGBベイヤー配列におけるG画素のサンプリング構造に着目した、適応補間処理と輝度信号生成処理を行うことにより、より高精細な輝度信号を生成する処理が実施される。
図1のG画素信号の画素分離および補間方向判定回路112には、前記欠陥画素補正済みRAW画像データS3と、第1のラインメモリ108および第2のラインメモリ109によって各々生成された1H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS5と、2H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS6が入力され、着目画素S20、着目画素の1H前の画素S9、着目画素の1画素後の画素S10、着目画素の1画素前の画素S11、着目画素の1H後の画素S12、補間方向制御信号S17が生成される。前記G画素信号の画素分離および補間方向判定回路112の動作については、図3により詳細に説明する。
図3において、欠陥画素補正済みRAW画像データS3、1H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS5、2H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS6は第5のDFF301〜第8のDFF304により1画素単位で遅延したRAW画像データとして保持される。このとき、第6のDFF302により保持されたRAW画像データが、着目画素S20であり、欠陥画素補正済みRAW画像データS3を1画素遅延させたRAW画像データが着目画素の1H前の画素S9であり、1H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS5が着目画素の1画素前の画素S11であり、1H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS5を第6のDFF302および第7のDFF303で2画素遅延させたRAW画像データが着目画素の1画素後の画素S10であり、2H遅延した欠陥画素補正済みRAW画像データS6を第8のDFF304で1画素遅延させたRAW画像データが着目画素の1H後の画素S12である。
前記RAW画像データS1、前記欠陥画素補正済みRAW画像データS3はRGBベイヤー配列によるカラーサンプリング構造である点を鑑みれば、前記着目画素S20がRまたはB画素であるとき、前記着目画素の1H前の画素S9、着目画素の1画素後の画素S10、着目画素の1画素前の画素S11、着目画素の1H後の画素S12は前記着目画素S20の上下左右に位置するG画素となる。さらに前記着目画素S20がRまたはB画素であるから前記着目画素S20におけるGは前記上下左右に位置するG画素から生成するが、より高精細な輝度信号を生成するために、前記着目画素S20におけるGは、前記着目画素の1H前の画素S9と前記着目画素の1H後の画素S12から上下のG画素の相関と、前記着目画素の1画素後の画素S10と前記着目画素の1画素前の画素S11から左右のG画素の相関を検出、比較し、相関の強い方向での補間結果を選択する動作とする。そのため、前記着目画素の1H前の画素S9と前記着目画素の1H後の画素S12は垂直方向の差分絶対値算出回路306に入力され、また、前記着目画素の1画素後の画素S10と着目画素の1画素前の画素S11は水平方向の差分絶対値算出回路305に入力され、得られた水平方向の差分絶対値と垂直方向の差分絶対値が差分絶対値比較回路307において比較され、差分絶対値が小さい方向が判定され、補間方向制御信号S17が出力され、補間方向修正回路115に入力される。
さて、前記S9、前記S10、前記S11、前記S12は、各々、図9における、U、R、L、Dに相当するが、上述したようにU、R、L、Dの少なくともいずれかが前記欠陥画素補正回路107において補正されていた場合、前記図2により説明した通り、前記U、R、L、Dの少なくともいずれかは、同色の水平隣接画素の平均値とされたものとなっている。従い、この点を考慮して、前記補間方向制御信号S17は、前記補間方向修正回路115において方向判定結果の修正動作が加えられる。以下、引き続き説明する。
図1において前記欠陥画素補正パルスS4は、第3のラインメモリ110と第4のラインメモリ111において、1H遅延した欠陥画素補正パルスS7と2H遅延した欠陥画素補正パルスS8として生成され、欠陥画素補正ID分離回路114には、前記欠陥画素補正パルスS4、前記1H遅延した欠陥画素補正パルスS7、前記2H遅延した欠陥画素補正パルスS8が入力される。前記欠陥画素補正ID分離回路114では、図3の301〜304の各DFFと同様の構成のDFFにより、着目画素の1H前の欠陥画素補正パルスS13、着目画素の1画素後の欠陥画素補正パルスS14、着目画素の1画素前の欠陥画素補正パルスS15、着目画素の1H後の欠陥画素補正パルスS16が生成され、前記補間方向修正回路115に入力される。
前記S13、前記S14、前記S15、前記S16は、上述した前記S9、前記S10、前記S11、前記S12の各画素が、前記欠陥画素補正回路107にて欠陥画素補正された画素か否かを判定する情報となる。前記補間方向修正回路115では、図5に示す通りの動作により、前記補間方向制御信号S17に対して修正動作を行い、補間画素選択信号S21として出力する。
即ち、前記補間方向制御信号S17としては、垂直方向に補間するものと判定されたとしても、前記着目画素の1H前の欠陥画素補正パルスS13、または、前記着目画素の1H後の欠陥画素補正パルスS16がアクティブ(図5の表中ではHと表記)である場合には、前記補間画素選択信号S21としては水平補間として修正され、これにより前記欠陥画素補正された画素が、適応補間時に使用されない動作となる。
一方、前記補間方向制御信号S17としては、水平方向に補間するものと判定されたとしても、前記着目画素の1画素後の欠陥画素補正パルスS14、または、前記着目画素の1画素前の欠陥画素補正パルスS15がアクティブである場合には、前記補間画素選択信号S21としては垂直補間として修正され、これにより前記欠陥画素補正された画素が、適応補間時に使用されない動作となる。
図1において、前記補間信号生成回路113では、前記着目画素の1H前の画素S9、前記着目画素の1画素後の画素S10、前記着目画素の1画素前の画素S11、前記着目画素の1H後の画素S12から、水平方向補間画素信号S18と、垂直方向補間画素信号S19を生成する。前記水平方向補間画素信号S18は、前記S10と前記S11の平均値、前記垂直方向補間画素信号S19は、前記S9と前記S12の平均値として算出したものである。
補間信号選択回路116では、前記水平方向補間画素信号S18と、前記垂直方向補間画素信号S19のうち、前記補間画素選択信号S21に応じた選択動作が行われると同時に、前記同期信号S2と、前記着目画素S20を用いて、R/B画素に対する処理を分ける動作を行う。前記補間信号選択回路116の動作については、図4のタイミングチャートにより説明する。
図4において、Tcは1画素単位の処理サイクル、PIDは前記同期信号S2より生成した、G画素とR/B画素を区別するための画素ID信号である。前記PIDが’High’レベルである時は、前記着目画素S20がG画素であり実画素が存在することを示す。一方、前記PIDが’Low’レベルである時は、前記着目画素S20がRまたはB画素であるため、前記水平方向補間画素信号S18または前記垂直方向補間画素信号S19のいずれかを選択して、適応補間されたG画素を生成する必要があることを示す。前記補間画素選択信号S21が’High’レベルである時は、前記垂直方向補間画素信号S19が選択され、前記補間画素選択信号S21が’Low’レベルである時は、前記水平方向補間画素信号S18が選択され、適応補間G画像信号S22として出力される。その結果、図4のS22に示すように、
G0、GH0、G1、GV1、G2、GH2、G3、GH3の順で適応補間されたG画像信号が生成される。
前記適応補間G画像信号S22は広帯域輝度信号処理回路117に入力され、ガンマ補正、輪郭強調処理、ノイズ抑圧処理などの輝度信号処理が行われて、広帯域輝度信号S23として生成される。
前記ベースバンド輝度・色差信号S24と前記広帯域輝度信号S23は、出力輝度・色差信号生成回路119にて、特にベースバンド輝度信号と前記広帯域輝度信号S23が合成され、出力輝度信号S25と、出力色差信号S26として出力される。
以上、説明した本発明の第1の実施例では、同時化のための適応補間処理において使用する実画素に、欠陥画素補正された画素がある場合には、前記欠陥画素補正結果の情報を参照することにより、前記欠陥画素補正された画素を使用しない制御が可能となり、前記式2と前記式4で説明した適応補間処理の誤動作が生じることを防止することができ、最終的に得られる画像の画質向上が実現できるものである。
[実施例2]
図6にビデオカメラに適用した本発明の第2の実施例を示す。図6において、3桁の数字で示す符号の下2桁は、図1の本発明の第1の実施例の同一構成要素のものと合致しており、また、Sとそれに続く数字で示す内部信号を説明する符号についても、同一信号については同一符号で記してある。
図6において、601はRGBベイヤー配列のカラーフィルタが装着された固体撮像素子、602はAFE、603は同期信号生成回路、604は欠陥画素位置情報を記憶したSRAM、605はSRAM制御回路、606は欠陥画素位置判定回路、607は欠陥画素補正回路、608は第1のラインメモリ、609は第2のラインメモリ、610は第3のラインメモリ、611は第4のラインメモリ、612はG画素信号の画素分離および補間方向判定回路、613は補間信号生成回路、614は欠陥画素補正ID分離回路、615は補間方向修正回路、616は補間信号選択回路、617は広帯域輝度信号処理回路、618はベースバンド信号処理回路、619は出力輝度・色差信号生成回路、620は不揮発性メモリ、621はCPU、622は第5のラインメモリ、623は第6のラインメモリ、624は第7のラインメモリ、625は第8のラインメモリ、626は欠陥画素補間信号生成回路である。
図7は図6の欠陥画素補間信号生成回路623の補間信号生成を説明する図である。
図8は図6の補間方向修正回路615の動作の論理真理値表
図6の本発明の第2の実施例において、前記固体撮像素子601、前記AFE602、前記同期信号生成回路603、前記欠陥画素位置情報を記憶したSRAM604、前記SRAM制御回路605、前記欠陥画素位置判定回路606、前記不揮発性メモリ620、前記CPU621で構成される撮像動作と欠陥画素位置判定動作については、前記第1の実施例と同一であるため、動作説明を省略する。
また、前記第1のラインメモリ608、前記第2のラインメモリ609、前記G画素信号の画素分離および補間方向判定回路612、前記補間信号生成回路613、前記補間信号選択回路616、前記広帯域輝度信号処理回路617、前記ベースバンド信号処理回路618、前記出力輝度・色差信号生成回路619で構成される、欠陥画素補正後の適応輝度補間処理とベースバンド信号処理による映像信号生成に関しても、前記第1の実施例と同一であるため、動作説明を省略する。
一方で、前記第1の実施例と、構成が異なる部分としては、前記第5のラインメモリ622、前記第6のラインメモリ623、前記第7のラインメモリ624、前記第8のラインメモリ625、前記欠陥画素補間信号生成回路626、前記欠陥画素補正回路607から構成される、欠陥画素補正処理部分と、前記第3のラインメモリ610、前記第4のラインメモリ611、前記欠陥画素補正ID分離回路614、前記補間方向修正回路615から構成される、適応補間の方向制御部分であるので、以下、これらの動作説明を行う。
図6のRAW画像データS1は、前記欠陥画素補間信号生成回路626と、前記第5のラインメモリ622に伝送され、順次、前記第5のラインメモリ622、前記第6のラインメモリ623、前記第7のラインメモリ624、前記第8のラインメモリ625と1走査ライン毎に遅延され、図6の1H遅延したRAW画像データS27、2H遅延したRAW画像データS28、3H遅延したRAW画像データS29、4H遅延したRAW画像データS30が各々生成される。
前記欠陥画素補間信号生成回路626には、前記2H遅延したRAW画像データS28と、前記4H遅延したRAW画像データS30が入力される。従い、前記欠陥画素補間信号生成回路626には、1ライン飛ばしで、計3ライン分のRAW画像データが入力されることとなる。
前記欠陥画素補間信号生成回路626の動作説明は、図7を用いて行う。図7で示すとおり、前記RAW画像データS1、前記1H遅延したRAW画像データS27、前記2H遅延したRAW画像データS28、前記3H遅延したRAW画像データS29、前記4H遅延したRAW画像データS30は、RGBベイヤー配列のカラーフィルタに応じたサンプリング構造となっており、RおよびGだけのラインと、BおよびGだけのラインが交互に配置されることとなる。前記欠陥画素補間信号生成回路626では、図7のサンプリング構造のRAW画像において、中心画素G22に対し、水平同色隣接画素であるG20とG24の平均値をもって、図6の水平方向欠陥画素補間信号S31を生成し、前記中心画素G22に対し、垂直同色隣接画素であるG02とG42の平均値をもって、図6の垂直方向欠陥画素補間信号S32を生成する動作を行う。
また、前記水平同色隣接画素であるG20とG24の差分絶対値と、前記垂直同色隣接画素であるG02とG42の差分絶対値を比較すれば、欠陥画素補間処理による周波数特性劣化の影響が少ない方向を判定することができる。即ち、前記水平同色隣接画素であるG20とG24の差分絶対値が前記垂直同色隣接画素であるG02とG42の差分絶対値より小さければ、前記水平方向欠陥画素補間信号S31の方が、欠陥画素補間処理による周波数特性劣化の影響が少ないといえる。従い、前記欠陥画素補間信号生成回路626ではさらに、前記差分絶対値の比較結果でもって、欠陥画素補間方向制御信号S33を生成する。
なお、図7は中心画素をG画素としているが、RもしくはB画素であっても同様の処理により、水平および垂直方向の欠陥画素補間信号生成と、欠陥画素補間方向制御信号の生成が可能である。
前記水平方向欠陥画素補間信号S31と、前記垂直方向欠陥画素補間信号S32と、前記欠陥画素補間方向制御信号S33は、前記2H遅延したRAW画像データS28と前記欠陥画素補正パルスS4と共に、欠陥画素補正回路607に入力される。前記欠陥画素補正回路607では、前記欠陥画素補正パルスS4により、欠陥画素補正すべきタイミングを検知すると、前記欠陥画素補間方向制御信号S33を参照し、前記水平方向欠陥画素補間信号S31と、前記垂直方向欠陥画素補間信号S32のいずれかを選択して欠陥画素補正済みRAW画像データS3として出力する。前記説明したように、前記欠陥画素補間方向制御信号S33は、前記S31とS32のうち、欠陥画素補間処理による周波数特性劣化の影響が少ないものを選択するように生成されているので、前記欠陥画素補正済みRAW画像データS3は、より良い画質の欠陥画素補正されたものとなる。
なお、前記欠陥画素補正パルスS4により、正常画素であるタイミングが検知されると、前記欠陥画素補正済みRAW画像データS3としては、前記2H遅延したRAW画像データS28に対して、2画素遅延させた、図7の前記中心画素G22と同じタイミングの画素が選択されて出力される。
前記欠陥画素補間方向制御信号S33と、前記欠陥画素補正パルスS4は、各々1ビットデータであるが、これをバスにまとめて、2ビットの欠陥画素補正ID S34とし、前記欠陥画素補正ID S34は、前記欠陥画素補正ID分離回路614に入力される。また、前記第3のラインメモリ610と前記第4のラインメモリ611にて、1H遅延した欠陥画素補正ID S7と、2H遅延した欠陥画素補正ID S8が生成され、これも前記欠陥画素補正ID分離回路614に入力される。
前記欠陥画素補正ID分離回路614では、前記欠陥画素補正ID S34、前記1H遅延した欠陥画素補正ID S7、前記2H遅延した欠陥画素補正ID S8より、着目画素の1H前の欠陥画素補正ID S13、着目画素の1画素後の欠陥画素補正ID S14、着目画素の1画素前の欠陥画素補正ID S15、着目画素の1H後の欠陥画素補正ID S16が生成される。
前記S13、前記S14、前記S15、前記S16は、前記G画素信号の画素分離および補間方向判定回路612にて生成された、前記着目画素の1H前の画素S9、前記着目画素の1画素後の画素S10、前記着目画素の1画素前の画素S11、前記着目画素の1H後の画素S12の各画素が、前記欠陥画素補正回路607にて、前記図7の水平同色隣接画素であるG20とG24で補間されたのか、または、前記図7の垂直同色隣接画素であるG02とG42で補間されたのか、または、正常画素のため補正処理されていないのかを判定する情報となる。
前記補間方向修正回路615では、図8に示す通りの動作により、前記補間方向制御信号S17に対して修正動作を行い、補間画素選択信号S21として出力する。
即ち、前記補間方向制御信号S17が、垂直方向に補間するものと判定されたとしても、前記着目画素の1H前の欠陥画素補正ID S13、または前記着目画素の1画素後の欠陥画素補正ID S14、または前記着目画素の1画素前の欠陥画素補正ID S15、または前記着目画素の1H後の欠陥画素補正ID S16により、前記着目画素の1H前の画素S9、または前記着目画素の1画素後の画素S10、または前記着目画素の1画素前の画素S11、または前記着目画素の1H後の画素S12が、水平同色隣接画素により欠陥画素補正された画素であることを意味する、”10”なる2bit値となっている場合、前記補間画素選択信号S21は、水平補間を選択するように修正される。
また、前記補間方向制御信号S17が、水平方向に補間するものと判定されたとしても、前記着目画素の1H前の欠陥画素補正ID S13、または前記着目画素の1画素後の欠陥画素補正ID S14、または前記着目画素の1画素前の欠陥画素補正ID S15、または前記着目画素の1H後の欠陥画素補正ID S16により、前記着目画素の1H前の画素S9、または前記着目画素の1画素後の画素S10、または前記着目画素の1画素前の画素S11、または前記着目画素の1H後の画素S12が、垂直同色隣接画素により補間されたものであることを意味する、”11”なる2bit値となっている場合、前記補間画素選択信号S21は、垂直補間を選択するように修正される。
上記補間方向修正回路615の動作により、適応補間に用いる実画素が欠陥画素補正されて生成された画素であった場合、適応補間時に使用されず、かつ、欠陥画素補正を行った方向に沿って、適応補間する動作となる。
以上、説明した本発明の第2の実施例では、同時化のための適応補間処理において使用する実画素に、欠陥画素補正された画素がある場合には、前記欠陥画素補正の方向を参照することにより、前記欠陥画素補正された画素を使用せず、かつ欠陥画素補正の方向と同一方向での適応補間制御が可能となり、前記式2と前記式4で説明した適応補間処理の誤動作が生じることを防止することができ、最終的に得られる画像の画質向上が実現できるものである。
[実施例3]
図9にビデオカメラに適用した本発明の第3の実施例を示す。図9において、3桁の数字で示す符号の下2桁は、図1の本発明の第1の実施例の同一構成要素のものと合致しており、また、Sとそれに続く数字で示す内部信号を説明する符号についても、同一信号については同一符号で記してある。
図9において、901はRGBベイヤー配列のカラーフィルタが装着された固体撮像素子、902はAFE、903は同期信号生成回路、907は欠陥画素補正回路、908は第1のラインメモリ、909は第2のラインメモリ、910は第3のラインメモリ、911は第4のラインメモリ、912はG画素信号の画素分離および補間方向判定回路、913は補間信号生成回路、914は欠陥画素補正ID分離回路、915は補間方向修正回路、916は補間信号選択回路、917は広帯域輝度信号処理回路、918はベースバンド信号処理回路、919は出力輝度・色差信号生成回路である。
図10は図9の欠陥画素補正回路907の詳細構成である。図10において、3桁の数字で示す符号の下2桁は、図2の本発明の第1の実施例の欠陥画素補正回路107の詳細構成のものと合致しており、また、Sとそれに続く数字で示す内部信号を説明する符号についても、同一信号については同一符号で記してある。
図9の本発明の第3の実施例において、前記欠陥画素補正回路907以外の構成要件の動作については、前記第1の実施例と同一であるため、動作説明を省略する。
一方で、前記第1の実施例と、構成が異なる部分としては、前記欠陥画素補正回路907の動作、および、前記欠陥画素補正パルスS4の生成方法であり、以下、図10により動作を説明する。
なお、図10において、第1のDFF 1001、第2のDFF 1002、第3のDFF 1003、第4のDFF 1004、加算回路1005、ビットシフトによる1/2ゲイン回路1006、セレクタ1007による欠陥画素補正動作についても、図2による前記第1の実施例での動作と同じであるため、説明は省略する。前記セレクタ1007の出力が、欠陥画素補正済みRAW画像データS3である。
図10のメディアンフィルタ1008においては、前記RAW画像データS1と、前記第2のDFF 1002、および前記第4のDFF 1004に保持されたRAW画像データ、3画素分のRAW画像データが入力され、前記3画素分のRAW画像データの中間値が出力され、孤立点判定回路1009に入力される。また、前記第2のDFF 1002に保持されたRAW画像データは、前記3画素分のRAW画像の中心画素として、前記孤立点判定回路1009に入力され、値の差分を算出し、孤立点判定閾値S35と比較される。
即ち、前記差分は前記3画素において前記中心画素が孤立点データである場合には大きな値となる。前記孤立点判定閾値S35は予め設定される値であり、前記差分と比較され、前記差分が大きい場合には前記中心画素が所定レベル以上の孤立点であると判定され、欠陥画素とみなし、欠陥画素補正パルスS4がアサートされる。
以上の動作により、図9の前記欠陥画素補正パルスS4と、図9の前記欠陥画素補正済みRAW画像データS3が、画像検出方式により生成され、実施例1の説明と同様、同時化のための適応補間処理において使用する実画素に、欠陥画素補正された画素がある場合には、前記欠陥画素補正結果の情報を参照することにより、前記欠陥画素補正された画素を使用しない制御が可能となり、前記式2と前記式4で説明した適応補間処理の誤動作が生じることを防止することができ、最終的に得られる画像の画質向上が実現される。
101はRGBベイヤー配列のカラーフィルタが装着された固体撮像素子
102はA/D変換や相関二重サンプリングを行うアナログフロントエンド
103は同期信号生成回路
104は欠陥画素位置情報を記憶したSRAM
105はSRAM制御回路
106は欠陥画素位置判定回路
107は欠陥画素補正回路
108は第1のラインメモリ
109は第2のラインメモリ
110は第3のラインメモリ
111は第4のラインメモリ
112はG画素信号の画素分離および補間方向判定回路
113は補間信号生成回路
114は欠陥画素補正ID分離回路
115は補間方向修正回路
116は補間信号選択回路
117は広帯域輝度信号処理回路
118はベースバンド信号処理回路
119は出力輝度・色差信号生成回路
120は不揮発性メモリ
121はCPU

Claims (3)

  1. 所定の色フィルタ配列の撮像素子を含む撮像系と、前記所定の色フィルタ配列の撮像画像に対して、第1の画素間距離の画素を用いて欠陥画素を補正して欠陥画素補正画像を生成する手段と、欠陥画素補正情報を生成する手段と、前記欠陥画素補正画像に対して、第2の画素間距離の画素と前記欠陥画素補正情報とを用いて同時化処理を行い、同時化画像を生成する手段で構成され、前記同時化画像に対して所定の信号処理を行い出力画像を生成することを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1の画素間距離は、前記所定の色フィルタ配列において、所定の色フィルタの任意の1画素に対する同色の周囲隣接画素同士の画素間距離であって、前記第2の画素間距離は、前記所定の色フィルタの画素間距離であって、前記第1の画素間距離は前記第2の画素間距離の整数倍であることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記欠陥画素補正情報は、欠陥画素補正実施の有無を表す情報、または、補正に使用した周辺隣接画素を識別する情報の少なくともいずれかであることを特徴とする、請求項1に記載の撮像装置。
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