JP2000078594A - 単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法 - Google Patents
単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法Info
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- JP2000078594A JP2000078594A JP10244793A JP24479398A JP2000078594A JP 2000078594 A JP2000078594 A JP 2000078594A JP 10244793 A JP10244793 A JP 10244793A JP 24479398 A JP24479398 A JP 24479398A JP 2000078594 A JP2000078594 A JP 2000078594A
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Landscapes
- Color Television Image Signal Generators (AREA)
- Studio Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 この発明は、回路規模を小さくできる単板式
カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 所定フィールド数ごとにシャッタ時間ま
たは絞りを切り替えて、明るいエリアと暗いエリアとを
別々に撮像し、得られたそれぞれの画像データを1枚の
画像に合成する単板式カラーカメラの広ダイナミックレ
ンジ化処理方法において、色分離を行う前の段階で上記
合成を行う。
カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法を提供
することを目的とする。 【解決手段】 所定フィールド数ごとにシャッタ時間ま
たは絞りを切り替えて、明るいエリアと暗いエリアとを
別々に撮像し、得られたそれぞれの画像データを1枚の
画像に合成する単板式カラーカメラの広ダイナミックレ
ンジ化処理方法において、色分離を行う前の段階で上記
合成を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、単板式カラーカ
メラの広ダイナミックレンジ化処理方法に関する。
メラの広ダイナミックレンジ化処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図7に示すように、明るいエリアE1と
暗いエリアE2とが混在するシーンを、単板式カラーカ
メラで撮像すると、単板式カラーカメラの感度の制限か
ら、黒潰れまたは白飛びが発生してしまうという問題が
ある。
暗いエリアE2とが混在するシーンを、単板式カラーカ
メラで撮像すると、単板式カラーカメラの感度の制限か
ら、黒潰れまたは白飛びが発生してしまうという問題が
ある。
【0003】この問題を解決するために、フィールドご
とにシャッタ時間を変えて、明るいエリアの情報と暗い
エリアの情報とを別々に撮像し、得られたそれぞれの情
報を1枚の画像に合成する方法が既に開発されている
(特開平6−141229号公報参照)。しかしなが
ら、従来方法では、合成は色分離後に行われており、回
路規模が大きいという問題がある。
とにシャッタ時間を変えて、明るいエリアの情報と暗い
エリアの情報とを別々に撮像し、得られたそれぞれの情
報を1枚の画像に合成する方法が既に開発されている
(特開平6−141229号公報参照)。しかしなが
ら、従来方法では、合成は色分離後に行われており、回
路規模が大きいという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、回路規模
を小さくできる単板式カラーカメラの広ダイナミックレ
ンジ化処理方法を提供することを目的とする。
を小さくできる単板式カラーカメラの広ダイナミックレ
ンジ化処理方法を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明による単板式カ
ラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法は、所定
フィールド数ごとにシャッタ時間または絞りを切り替え
て、明るいエリアと暗いエリアとを別々に撮像し、得ら
れたそれぞれの画像データを1枚の画像に合成する単板
式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法にお
いて、色分離を行う前の段階で上記合成を行うことを特
徴とする
ラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法は、所定
フィールド数ごとにシャッタ時間または絞りを切り替え
て、明るいエリアと暗いエリアとを別々に撮像し、得ら
れたそれぞれの画像データを1枚の画像に合成する単板
式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法にお
いて、色分離を行う前の段階で上記合成を行うことを特
徴とする
【0006】合成画像に基づいて色分離を行う際には、
合成画像のうちの明るいエリアに対しては、明るいエリ
アのみのデータを用いて色分離を行い、暗いエリアにつ
いては暗いエリアのデータのみのデータを用いて色分離
を行うことが好ましい。
合成画像のうちの明るいエリアに対しては、明るいエリ
アのみのデータを用いて色分離を行い、暗いエリアにつ
いては暗いエリアのデータのみのデータを用いて色分離
を行うことが好ましい。
【0007】合成画像における明るいエリアと暗いエリ
アとの境界部分の色を抑圧するための偽色抑圧回路を設
けることが好ましい。
アとの境界部分の色を抑圧するための偽色抑圧回路を設
けることが好ましい。
【0008】入力画像の画像の動きが大きい場合と小さ
い場合とで、シャッタ時間または絞りを切り替えるタイ
ミングを変えてもよい。たとえば、入力画像の画像の動
きが大きい場合には、1フィールド毎にシャッタ時間ま
たは絞りを切り替え、入力画像の画像の動きが小さい場
合には、2フィールド毎にシャッタ時間または絞りを切
り替える。
い場合とで、シャッタ時間または絞りを切り替えるタイ
ミングを変えてもよい。たとえば、入力画像の画像の動
きが大きい場合には、1フィールド毎にシャッタ時間ま
たは絞りを切り替え、入力画像の画像の動きが小さい場
合には、2フィールド毎にシャッタ時間または絞りを切
り替える。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、この発明
の実施の形態について説明する。
の実施の形態について説明する。
【0010】図1は、単板式カラーカメラの広ダイナミ
ックレンジ化処理装置の構成を示している。単板式カラ
ーカメラは、色フィルタアレイを備えたCCD1からな
る。
ックレンジ化処理装置の構成を示している。単板式カラ
ーカメラは、色フィルタアレイを備えたCCD1からな
る。
【0011】図2は、CCD1の受光面側に設けられた
色フィルタアレイの一部を示している。
色フィルタアレイの一部を示している。
【0012】この例では、奇数番目の行においては、シ
アン(Cy)の色フィルタと、黄色(Ye)の色フィル
タとが水平方向に交互に配置されている。偶数番目の行
においては、マゼンダ(Mg)の色フィルタと、緑
(G)の色フィルタとが水平方向に交互に配置されてい
る。
アン(Cy)の色フィルタと、黄色(Ye)の色フィル
タとが水平方向に交互に配置されている。偶数番目の行
においては、マゼンダ(Mg)の色フィルタと、緑
(G)の色フィルタとが水平方向に交互に配置されてい
る。
【0013】ここで、光の色の混合においては、いわゆ
る加色法が成り立つので、三原色のR(赤)、G
(緑)、B(青)に対して、補色関係にあるMg、Y
e、Cyとの間には、次の数式1の関係が成り立つ。
る加色法が成り立つので、三原色のR(赤)、G
(緑)、B(青)に対して、補色関係にあるMg、Y
e、Cyとの間には、次の数式1の関係が成り立つ。
【0014】
【数1】
【0015】このような色フィルタアレイを備えたCC
D1からの信号の読み出し方式について説明する。
D1からの信号の読み出し方式について説明する。
【0016】奇数(ODD)フィールドにおいては、垂
直方向奇数番目の行の画素値とその下側の偶数番目の行
の画素値とが加算されて出力される。つまり、n番目の
走査線では、D1(=Cy+Mg)、D2(=Ye+
G)、D1、D2…の順番に、n+1番目の走査線では
D3(=Cy+G)、D4(=Ye+Mg)、D3、D
4…の順番に、信号が出力されていく。
直方向奇数番目の行の画素値とその下側の偶数番目の行
の画素値とが加算されて出力される。つまり、n番目の
走査線では、D1(=Cy+Mg)、D2(=Ye+
G)、D1、D2…の順番に、n+1番目の走査線では
D3(=Cy+G)、D4(=Ye+Mg)、D3、D
4…の順番に、信号が出力されていく。
【0017】偶数(EVEN)フィールドにおいては、
垂直方向偶数番目の行の画素値とその下側の奇数番目の
行の画素値とが加算されて出力される。つまり、m番目
の走査線では、D1(=Mg+Cy)、D2(=G+Y
e)、D1、D2…の順番に、m+1番目の走査線では
D3(=G+Cy)、D4(=Mg+Ye)、D3、D
4…の順番に、信号が出力されていく。
垂直方向偶数番目の行の画素値とその下側の奇数番目の
行の画素値とが加算されて出力される。つまり、m番目
の走査線では、D1(=Mg+Cy)、D2(=G+Y
e)、D1、D2…の順番に、m+1番目の走査線では
D3(=G+Cy)、D4(=Mg+Ye)、D3、D
4…の順番に、信号が出力されていく。
【0018】CCD1から出力された信号D1〜D4
は、CDS/AGC回路2でAGCおよびCDS(Corr
elated Double Sampling) の処理が施された後、A/D
変換器3に送られてデジタル信号に変換される。
は、CDS/AGC回路2でAGCおよびCDS(Corr
elated Double Sampling) の処理が施された後、A/D
変換器3に送られてデジタル信号に変換される。
【0019】この実施の形態では、タイミング制御回路
5によって、各フィールド単位でシャッタ時間(電荷蓄
積期間)の切り替え制御が行われる。この切り替えモー
ドには、第1モードと第2モードとがある。このモード
の切り替えは、動き検出回路4によって検出された画像
の動きの大きさに基づいて行われる。動き検出回路4と
しては、たとえば、動きベクトルを検出するものが用い
られる。
5によって、各フィールド単位でシャッタ時間(電荷蓄
積期間)の切り替え制御が行われる。この切り替えモー
ドには、第1モードと第2モードとがある。このモード
の切り替えは、動き検出回路4によって検出された画像
の動きの大きさに基づいて行われる。動き検出回路4と
しては、たとえば、動きベクトルを検出するものが用い
られる。
【0020】動き検出回路4に検出された画像の動きが
大きい場合には、切り替えモードが第1モードに設定さ
れ、動き検出回路4に検出された画像の動きが小さい場
合には、切り替えモードが第2モードに設定される。
大きい場合には、切り替えモードが第1モードに設定さ
れ、動き検出回路4に検出された画像の動きが小さい場
合には、切り替えモードが第2モードに設定される。
【0021】電子シャッタ時間には、長い第1シャッタ
時間と短い第2シャッタ時間とがある。第1モードで
は、1フィールド毎に、第1シャッタ時間と第2シャッ
タ時間との間で、シャッタ時間が切り替えられる。第2
モードでは、2フィールド毎に、第1シャッタ時間と第
2シャッタ時間との間で、シャッタ時間が切り替えられ
る。
時間と短い第2シャッタ時間とがある。第1モードで
は、1フィールド毎に、第1シャッタ時間と第2シャッ
タ時間との間で、シャッタ時間が切り替えられる。第2
モードでは、2フィールド毎に、第1シャッタ時間と第
2シャッタ時間との間で、シャッタ時間が切り替えられ
る。
【0022】まず、第1モード時の動作について説明す
る。ここでは、奇数フィールドに対するシャッタ時間が
第1シャッタ時間に設定され、偶数フィールドに対する
シャッタ時間が第2シャッタ時間(<第1シャッタ時
間)に設定されているとする。
る。ここでは、奇数フィールドに対するシャッタ時間が
第1シャッタ時間に設定され、偶数フィールドに対する
シャッタ時間が第2シャッタ時間(<第1シャッタ時
間)に設定されているとする。
【0023】図3の折れ線Aは、シャッタ時間が比較的
長い第1シャッタ時間である場合の、明るさとCCD1
の出力信号レベルとの関係を示している。図3の直線B
は、シャッタ時間が比較的短い第2シャッタ時間である
場合の、明るさとCCD1の出力信号レベルとの関係を
示している。
長い第1シャッタ時間である場合の、明るさとCCD1
の出力信号レベルとの関係を示している。図3の直線B
は、シャッタ時間が比較的短い第2シャッタ時間である
場合の、明るさとCCD1の出力信号レベルとの関係を
示している。
【0024】この実施の形態では、シャッタ時間が比較
的長い第1シャッタ時間で撮像された画像と、シャッタ
時間が比較的短い第2シャッタ時間で撮像された画像と
を合成することにより、明るいエリアと暗いエリアとが
混在するシーンを撮像した際に、黒潰れや白飛びが発生
しないようにしている。
的長い第1シャッタ時間で撮像された画像と、シャッタ
時間が比較的短い第2シャッタ時間で撮像された画像と
を合成することにより、明るいエリアと暗いエリアとが
混在するシーンを撮像した際に、黒潰れや白飛びが発生
しないようにしている。
【0025】各フィールドに対する画像データD1〜D
4は、メモリ6に一旦蓄積されるとともに、合成回路7
および動き検出回路4に送られる。第1モード時におい
ては、メモリ6には、1フィールド分のデータが蓄積さ
れる。
4は、メモリ6に一旦蓄積されるとともに、合成回路7
および動き検出回路4に送られる。第1モード時におい
ては、メモリ6には、1フィールド分のデータが蓄積さ
れる。
【0026】合成回路7では、図4に示すように、メモ
リ6に格納された1フィールド前のデータD1〜D4
と、合成回路7にA/D変換器3から直接送られてきた
現フィールドのデータD1〜D4とが合成される。図4
のCCD出力であるLi(O)、Si(E)におけるO
は奇数フィールドを、Eは偶数フィールドを、Lはシャ
ッタ時間が第1シャッタ時間であることを、Sはシャッ
タ時間が第2シャッタ時間であることを、それぞれ示し
ている。
リ6に格納された1フィールド前のデータD1〜D4
と、合成回路7にA/D変換器3から直接送られてきた
現フィールドのデータD1〜D4とが合成される。図4
のCCD出力であるLi(O)、Si(E)におけるO
は奇数フィールドを、Eは偶数フィールドを、Lはシャ
ッタ時間が第1シャッタ時間であることを、Sはシャッ
タ時間が第2シャッタ時間であることを、それぞれ示し
ている。
【0027】合成される2つのフィールドのデータD1
〜D4のうち、第1シャッタ時間で撮像されたフィール
ド(この例では奇数フィールド)のデータの信号レベル
が、図3に示す所定レベルQ以下である画素について
は、第1シャッタ時間で撮像されたフィールド(奇数フ
ィールド)のデータを出力する。第1シャッタ時間で撮
像されたフィールド(奇数フィールド)のデータの信号
レベルが、図3に示す所定レベルQを越えている画素に
ついては、第2シャッタ時間で撮像されたフィールド
(偶数フィールド)のデータが、図3の破線Cで示すよ
うに、ゲイン調整された後のデータを出力する。この画
素の切り替えは、偽色発生を抑えるため、2画素単位で
行われる。例えば、D1がQ以上であれば、D2も第2
シャッタ時間で撮像されたデータが出力される。
〜D4のうち、第1シャッタ時間で撮像されたフィール
ド(この例では奇数フィールド)のデータの信号レベル
が、図3に示す所定レベルQ以下である画素について
は、第1シャッタ時間で撮像されたフィールド(奇数フ
ィールド)のデータを出力する。第1シャッタ時間で撮
像されたフィールド(奇数フィールド)のデータの信号
レベルが、図3に示す所定レベルQを越えている画素に
ついては、第2シャッタ時間で撮像されたフィールド
(偶数フィールド)のデータが、図3の破線Cで示すよ
うに、ゲイン調整された後のデータを出力する。この画
素の切り替えは、偽色発生を抑えるため、2画素単位で
行われる。例えば、D1がQ以上であれば、D2も第2
シャッタ時間で撮像されたデータが出力される。
【0028】合成画像の各画素データには、奇数フィー
ルドのデータ(暗いエリアに対するデータ)であるか偶
数フィールドのデータ(明るいエリアに対するデータ)
であるかを示す1ビット(0または1)のエリア識別デ
ータが付加される。
ルドのデータ(暗いエリアに対するデータ)であるか偶
数フィールドのデータ(明るいエリアに対するデータ)
であるかを示す1ビット(0または1)のエリア識別デ
ータが付加される。
【0029】合成回路7からは、合成画像データD1〜
D4と、合成画像における奇数フィールドのデータが採
用された暗いエリアと偶数フィールドのデータが採用さ
れた明るいエリアとの境界を示すエッジ信号が出力され
る。合成画像データD1〜D4は色分離回路8に送ら
れ、エッジ信号は偽色抑圧回路15に送られる。
D4と、合成画像における奇数フィールドのデータが採
用された暗いエリアと偶数フィールドのデータが採用さ
れた明るいエリアとの境界を示すエッジ信号が出力され
る。合成画像データD1〜D4は色分離回路8に送ら
れ、エッジ信号は偽色抑圧回路15に送られる。
【0030】色分離回路8では、まず、次の数式2に基
づいて、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Cr
とが求められる。
づいて、輝度信号Yと、色差信号Cbと、色差信号Cr
とが求められる。
【0031】
【数2】
【0032】数式2におけるD1〜D4としては、実際
には、1画素のD1〜D4が使用されるのではなく、注
目画素のデータおよび注目画素の前後のデータが使用さ
れる。
には、1画素のD1〜D4が使用されるのではなく、注
目画素のデータおよび注目画素の前後のデータが使用さ
れる。
【0033】例えば、図5において、注目画素のデータ
がD1n とD2n である場合には、D1n+1 、D1n 、
D1n-1 の加重平均をD1とし、D2n+1 、D2n 、D
2n- 1 の加重平均をD2として、YまたはCbが求めら
れる。
がD1n とD2n である場合には、D1n+1 、D1n 、
D1n-1 の加重平均をD1とし、D2n+1 、D2n 、D
2n- 1 の加重平均をD2として、YまたはCbが求めら
れる。
【0034】また、この色分離は、暗いエリア(奇数フ
ィールドのデータが用いられたエリア)および明るいエ
リア(偶数フィールドのデータが用いられたエリア)の
うち、同じエリアのデータのみを用いて行われる。
ィールドのデータが用いられたエリア)および明るいエ
リア(偶数フィールドのデータが用いられたエリア)の
うち、同じエリアのデータのみを用いて行われる。
【0035】たとえば、注目画素のデータがD1n とD
2n である場合に、D1n+1 とD1 n とが暗いエリアで
あり、D1n-1 が明るいエリアである場合には、D1
n-1 をDn と置き換えた後に、D1n+1 、D1n 、D1
n-1 の加重平均が求められて、D1とされる。つまり、
D1n+1 、D1n 、D1n の加重平均がD1とされる。
2n である場合に、D1n+1 とD1 n とが暗いエリアで
あり、D1n-1 が明るいエリアである場合には、D1
n-1 をDn と置き換えた後に、D1n+1 、D1n 、D1
n-1 の加重平均が求められて、D1とされる。つまり、
D1n+1 、D1n 、D1n の加重平均がD1とされる。
【0036】色分離回路8によって得られた輝度信号Y
は、フィルタ9を介してビット圧縮回路10に送られ、
ビット方向の圧縮が行われる。これは、合成画像内にお
ける偶数フィールドのデータが採用された明るいエリア
では、偶数フィールドの元のデータが、ゲインアップさ
れているからである。ビット圧縮回路10によってビッ
ト方向の圧縮が行われた輝度信号Yは、γ補正回路11
によってγ補正処理が施された後、同期・ブランキング
付加回路17で、同期信号およびブランキング信号が付
加された後、遅延回路18を介して出力される。
は、フィルタ9を介してビット圧縮回路10に送られ、
ビット方向の圧縮が行われる。これは、合成画像内にお
ける偶数フィールドのデータが採用された明るいエリア
では、偶数フィールドの元のデータが、ゲインアップさ
れているからである。ビット圧縮回路10によってビッ
ト方向の圧縮が行われた輝度信号Yは、γ補正回路11
によってγ補正処理が施された後、同期・ブランキング
付加回路17で、同期信号およびブランキング信号が付
加された後、遅延回路18を介して出力される。
【0037】色分離回路8によって得られた輝度信号
Y、色差信号Cbおよび色差信号Crは、RGBマトリ
クス回路12に送られる。RGBマトリクス回路12で
は、輝度信号Y、色差信号Cbおよび色差信号Crか
ら、次の数式3の変換式にしたがって、三原色信号であ
るR、G、B信号が求められる。
Y、色差信号Cbおよび色差信号Crは、RGBマトリ
クス回路12に送られる。RGBマトリクス回路12で
は、輝度信号Y、色差信号Cbおよび色差信号Crか
ら、次の数式3の変換式にしたがって、三原色信号であ
るR、G、B信号が求められる。
【0038】
【数3】
【0039】数式3において、KYG〜KBBは、予め定め
られた係数である。数式3によって求められたR、G、
B信号は、ビット圧縮回路13に送られ、ビット方向の
圧縮が行われる。ビット圧縮回路13によってビット方
向の圧縮が行われたR、G、B信号は、γ補正回路14
によってγ補正処理が施された後、偽色抑圧回路15に
送られる。
られた係数である。数式3によって求められたR、G、
B信号は、ビット圧縮回路13に送られ、ビット方向の
圧縮が行われる。ビット圧縮回路13によってビット方
向の圧縮が行われたR、G、B信号は、γ補正回路14
によってγ補正処理が施された後、偽色抑圧回路15に
送られる。
【0040】偽色抑圧回路15では、合成画像における
奇数フィールドのデータが採用された暗いエリアと偶数
フィールドのデータが採用された明るいエリアとの境界
部のR、G、B信号が抑圧(小さく)される。偽色抑圧
回路15から出力されたR、G、B信号は、色差マトリ
クス回路16に送られる。
奇数フィールドのデータが採用された暗いエリアと偶数
フィールドのデータが採用された明るいエリアとの境界
部のR、G、B信号が抑圧(小さく)される。偽色抑圧
回路15から出力されたR、G、B信号は、色差マトリ
クス回路16に送られる。
【0041】色差マトリクス回路16では、次の数式4
の変換式にしたがって、色差信号(R−Y)と色差信号
(B−Y)とが求められる。
の変換式にしたがって、色差信号(R−Y)と色差信号
(B−Y)とが求められる。
【0042】
【数4】
【0043】数式4において、KRRY 、KBRY 、
KRBY 、KBBY は、予め定められた係数である。
KRBY 、KBBY は、予め定められた係数である。
【0044】色差マトリクス回路16によって得れた色
差信号(R−Y)および(B−Y)は、同期・ブランキ
ング付加回路17で、同期信号およびブランキング信号
が付加された後、エンコード回路19に送られる。
差信号(R−Y)および(B−Y)は、同期・ブランキ
ング付加回路17で、同期信号およびブランキング信号
が付加された後、エンコード回路19に送られる。
【0045】エンコード回路19では、よく知られてい
るように、位相差が90°である2つの色副搬送波
(3.58MHz)を、色差信号(R−Y)および(B
−Y)でそれぞれ平衡変調したものが合成されて、搬送
色信号Cが生成されて出力される。
るように、位相差が90°である2つの色副搬送波
(3.58MHz)を、色差信号(R−Y)および(B
−Y)でそれぞれ平衡変調したものが合成されて、搬送
色信号Cが生成されて出力される。
【0046】次に、動き検出回路4に検出された画像の
動きが小さい場合に設定される第2モードについて説明
する。第2モードでは、2フィールド毎に、第1シャッ
タ時間と第2シャッタ時間との間で、シャッタ時間が切
り替えられる。各フィールドに対する画像データD1〜
D4は、メモリ6に一旦蓄積されるとともに、合成回路
7および動き検出回路4に送られる。第2モード時にお
いては、メモリ6には、2フィールド分のデータが蓄積
される。
動きが小さい場合に設定される第2モードについて説明
する。第2モードでは、2フィールド毎に、第1シャッ
タ時間と第2シャッタ時間との間で、シャッタ時間が切
り替えられる。各フィールドに対する画像データD1〜
D4は、メモリ6に一旦蓄積されるとともに、合成回路
7および動き検出回路4に送られる。第2モード時にお
いては、メモリ6には、2フィールド分のデータが蓄積
される。
【0047】合成回路7では、図6に示すように、メモ
リ6に格納された2フィールド前のデータD1〜D4
と、合成回路7にA/D変換器3から直接送られてきた
現フィールドのデータD1〜D4とが合成される。つま
り、図6に示すように、合成される2つのフィールドの
データは、奇数フィールドどうしのデータD1〜D4ま
たは偶数フィールドどうしのデータD1〜D4となる。
リ6に格納された2フィールド前のデータD1〜D4
と、合成回路7にA/D変換器3から直接送られてきた
現フィールドのデータD1〜D4とが合成される。つま
り、図6に示すように、合成される2つのフィールドの
データは、奇数フィールドどうしのデータD1〜D4ま
たは偶数フィールドどうしのデータD1〜D4となる。
【0048】図6のCCD出力であるLi(O)、Li
(E)、Si(O)、Si(E)におけるOは奇数フィ
ールドを、Eは偶数フィールドを、Lはシャッタ時間が
第1シャッタ時間であることを、Sはシャッタ時間が第
2シャッタ時間であることを、それぞれ示している。
(E)、Si(O)、Si(E)におけるOは奇数フィ
ールドを、Eは偶数フィールドを、Lはシャッタ時間が
第1シャッタ時間であることを、Sはシャッタ時間が第
2シャッタ時間であることを、それぞれ示している。
【0049】合成される2つのフィールドのデータD1
〜D4のうち、第1シャッタ時間で撮像されたフィール
ドのデータの信号レベルが、図3に示す所定レベルQ以
下である画素については、第1シャッタ時間で撮像され
たフィールドのデータを出力する。第1シャッタ時間で
撮像されたフィールドのデータの信号レベルが、図3に
示す所定レベルQを越えている画素については、第2シ
ャッタ時間で撮像されたフィールドのデータが、図3の
破線Cで示すように、ゲイン調整された後のデータを出
力する。これ以降の処理は、第1モードと同じであるの
で説明を省略する。
〜D4のうち、第1シャッタ時間で撮像されたフィール
ドのデータの信号レベルが、図3に示す所定レベルQ以
下である画素については、第1シャッタ時間で撮像され
たフィールドのデータを出力する。第1シャッタ時間で
撮像されたフィールドのデータの信号レベルが、図3に
示す所定レベルQを越えている画素については、第2シ
ャッタ時間で撮像されたフィールドのデータが、図3の
破線Cで示すように、ゲイン調整された後のデータを出
力する。これ以降の処理は、第1モードと同じであるの
で説明を省略する。
【0050】上記実施の形態では、電子シャッタ時間を
1フィールド毎または2フィールド毎に切り替えている
が、絞りを切り替えるようにしてもよい。
1フィールド毎または2フィールド毎に切り替えている
が、絞りを切り替えるようにしてもよい。
【0051】
【発明の効果】この発明によれば、回路規模を小さくで
きる単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理
方法が実現する。
きる単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理
方法が実現する。
【図1】単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化
処理装置の構成を示すブロック図である。
処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】CCD1の受光面側に設けられた色フィルタア
レイの一部を示す模式図である。
レイの一部を示す模式図である。
【図3】シャッタ時間が比較的長い第1シャッタ時間で
ある場合の明るさとCCD1の出力信号レベルとの関係
およびシャッタ時間が比較的短い第2シャッタ時間であ
る場合の明るさとCCD1の出力信号レベルとの関係を
示すグラフである。
ある場合の明るさとCCD1の出力信号レベルとの関係
およびシャッタ時間が比較的短い第2シャッタ時間であ
る場合の明るさとCCD1の出力信号レベルとの関係を
示すグラフである。
【図4】第1モード時において、合成回路によって合成
されるフィールドの組み合わせを示すタイムチャートで
ある。
されるフィールドの組み合わせを示すタイムチャートで
ある。
【図5】色分離回路の動作を説明するための模式図であ
る。
る。
【図6】第2モード時において、合成回路によって合成
されるフィールドの組み合わせを示すタイムチャートで
ある。
されるフィールドの組み合わせを示すタイムチャートで
ある。
【図7】フィールドごとにシャッタ時間を変えて、明る
いエリアの情報と暗いエリアの情報とを別々に撮像し、
得られたそれぞれの情報を1枚の画像に合成する方法の
概念を示す模式図である。
いエリアの情報と暗いエリアの情報とを別々に撮像し、
得られたそれぞれの情報を1枚の画像に合成する方法の
概念を示す模式図である。
1 CCD 4 動き検出回路 5 タイミング制御回路 6 メモリ 7 合成回路 8 色分離回路 15 偽色抑圧回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 幸夫 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 竹菱 尚弘 大阪府大東市三洋町1番1号 三洋電子部 品株式会社内 Fターム(参考) 5C022 AB17 AC42 5C065 AA01 BB12 BB13 BB15 BB48 CC01 DD02 DD17 EE05 EE07 EE08 GG02 GG12 GG17 GG18 GG30 GG50
Claims (5)
- 【請求項1】 所定フィールド数ごとにシャッタ時間ま
たは絞りを切り替えて、明るいエリアと暗いエリアとを
別々に撮像し、得られたそれぞれの画像データを1枚の
画像に合成する単板式カラーカメラの広ダイナミックレ
ンジ化処理方法において、 色分離を行う前の段階で上記合成を行うことを特徴とす
る単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方
法。 - 【請求項2】 合成画像に基づいて色分離を行う際に
は、合成画像のうちの明るいエリアに対しては、明るい
エリアのみのデータを用いて色分離を行い、暗いエリア
については暗いエリアのデータのみのデータを用いて色
分離を行うことを特徴とする請求項1に記載の単板式カ
ラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法。 - 【請求項3】 合成画像における明るいエリアと暗いエ
リアとの境界部分の色を抑圧するための偽色抑圧回路を
設けたことを特徴とする請求項1および2のいずれかに
記載の単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処
理方法。 - 【請求項4】 入力画像の画像の動きが大きい場合と小
さい場合とで、シャッタ時間または絞りを切り替えるタ
イミングを変えることを特徴とする請求項1、2および
3のいずれかに記載の単板式カラーカメラの広ダイナミ
ックレンジ化処理方法。 - 【請求項5】 入力画像の画像の動きが大きい場合に
は、1フィールド毎にシャッタ時間または絞りを切り替
え、入力画像の画像の動きが小さい場合には、2フィー
ルド毎にシャッタ時間または絞りを切り替えることを特
徴とする請求項4に記載の単板式カラーカメラの広ダイ
ナミックレンジ化処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244793A JP2000078594A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10244793A JP2000078594A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000078594A true JP2000078594A (ja) | 2000-03-14 |
Family
ID=17124025
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10244793A Pending JP2000078594A (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 単板式カラーカメラの広ダイナミックレンジ化処理方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000078594A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003199116A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-11 | Sony Corp | 撮像装置及びその画像合成方法 |
JP2008042875A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置の駆動方法、及び固体撮像装置 |
US7953272B2 (en) | 2007-04-11 | 2011-05-31 | Seiko Epson Corporation | Image processor, image processing method and computer readable medium for image processing program |
JP2011259375A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置、撮像システム、撮像方法 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP10244793A patent/JP2000078594A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003199116A (ja) * | 2001-12-25 | 2003-07-11 | Sony Corp | 撮像装置及びその画像合成方法 |
JP2008042875A (ja) * | 2006-07-11 | 2008-02-21 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 固体撮像装置の駆動方法、及び固体撮像装置 |
US7953272B2 (en) | 2007-04-11 | 2011-05-31 | Seiko Epson Corporation | Image processor, image processing method and computer readable medium for image processing program |
JP2011259375A (ja) * | 2010-06-11 | 2011-12-22 | Olympus Imaging Corp | 撮像装置、撮像システム、撮像方法 |
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