JP2012067280A - アクリル系粘着テープ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】アクリル系粘着テープは、芯層20と、芯層20の一方の面に設けられた表層30aと、芯層20の他方の面に設けられた表層30bとを備える。芯層20は、アクリル系ポリマー(A)を含む。表層30a、表層30bは、アクリル系ポリマ−(B)100質量部と、重量平均分子量が1000以上30000未満の(メタ)アクリル系重合体(C)1〜70質量部と、水素添加型粘着付与樹脂(D)1〜50質量部とを含む。(メタ)アクリル系重合体(C)は、粘着性組成物としてのアクリル系ポリマ−(B)より重量平均分子量が小さい重合体であり、水素添加型粘着付与樹脂(D)とともに粘着付与樹脂として機能する。
【選択図】図1
Description
芯層20は、アクリル系ポリマー(A)と、必要に応じて微粒子(E)と、気泡(F)とを含む。以下、芯層20の各構成要素について詳述する。
芯層20を構成する、粘着性組成物であるアクリル系ポリマー(A)は、たとえば、炭素数1〜20の直鎖または分岐鎖状のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルをモノマー単位として50質量%以上含有する。また、アクリル系ポリマー(A)は、炭素数1〜20のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルが単独で、または2種以上が組み合わされた構成とすることができる。アクリル系ポリマー(A)は、重合開始剤とともに、(メタ)アクリル酸アルキルエステルを重合(たとえば、溶液重合、エマルション重合、UV重合)させることにより得ることができる。
シクロペンチル(メタ)アクリレート、シクロヘキシル(メタ)アクリレート、イソボルニル(メタ)アクリレート等の脂環式炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル;
フェニル(メタ)アクリレート等の芳香族炭化水素基を有する(メタ)アクリル酸エステル;
テルペン化合物誘導体アルコールから得られる(メタ)アクリル酸エステル;
等が挙げられる。
アクリル酸、メタクリル酸、カルボキシエチルアクリレート、カルボキシペンチルアクリレート、イタコン酸、マレイン酸、フマル酸、クロトン酸、イソクロトン酸等のカルボキシル基含有モノマー;
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシオクチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシデシル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシラウリル、(4−ヒドロキシメチルシクロへキシル)メチルメタクリレート等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル等の水酸基含有モノマー;
無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物基含有モノマー;
スチレンスルホン酸、アリルスルホン酸、2−(メタ)アクリルアミド−2−メチルプロパンスルホン酸、(メタ)アクリルアミドプロパンスルホン酸、スルホプロピル(メタ)アクリレート、(メタ)アクリロイルオキシナフタレンスルホン酸等のスルホン酸基含有モノマー;
2−ヒドロキシエチルアクリロイルホスフェート等のリン酸基含有モノマー;
(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジイソプロピル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ(n−ブチル)(メタ)アクリルアミド、N,N−ジ(t−ブチル)(メタ)アクリルアミド等のN,N−ジアルキル(メタ)アクリルアミド、N−エチル(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−n−ブチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−エチロール(メタ)アクリルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミド、N−メトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−メトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−アクリロイルモルホリン等の(N−置換)アミド系モノマー;
N−(メタ)アクリロイルオキシメチレンスクシンイミド、N−(メタ)アクリロイル−6−オキシヘキサメチレンスクシンイミド、N−(メタ)アクリロイル−8−オキシヘキサメチレンスクシンイミド等のスクシンイミド系モノマー;
N−シクロヘキシルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−ラウリルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイミド系モノマー;
N−メチルイタコンイミド、N−エチルイタコンイミド、N−ブチルイタコンイミド、N−オクチルイタコンイミド、N−2−エチルへキシルイタコンイミド、N−シクロへキシルイタコンイミド、N−ラウリルイタコンイミド等のイタコンイミド系モノマー;
N−ビニル−2−ピロリドン、N−メチルビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルピリミジン、N−ビニルピペラジン、N−ビニルピラジン、N−ビニルピロール、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾール、N−(メタ)アクリロイル−2−ピロリドン、N−(メタ)アクリロイルピペリジン、N−(メタ)アクリロイルピロリジン、N−ビニルモルホリン、N−ビニル−2−ピペリドン、N−ビニル−3−モルホリノン、N−ビニル−2−カプロラクタム、N−ビニル−1,3−オキサジン−2−オン、N−ビニル−3,5−モルホリンジオン、N−ビニルピラゾール、N−ビニルイソオキサゾール、N−ビニルチアゾール、N−ビニルイソチアゾール、N−ビニルピリダジン等の窒素含有複素環系モノマー;
N−ビニルカルボン酸アミド類;
N−ビニルカプロラクタム等のラクタム系モノマー;
アクリロニトリル、メタクリロニトリル等のシアノアクリレートモノマー;
(メタ)アクリル酸アミノエチル、(メタ)アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸アミノアルキル系モノマー;
(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸プロポキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシプロピル等の(メタ)アクリル酸アルコキシアルキル系モノマー;
スチレン、α−メチルスチレン等のスチレン系モノマー;
(メタ)アクリル酸グリシジル等のエポキシ基含有アクリル系モノマー;
(メタ)アクリル酸ポリエチレングリコール、(メタ)アクリル酸ポリプロピレングリコール、(メタ)アクリル酸メトキシエチレングリコール、(メタ)アクリル酸メトキシポリプロピレングリコール等のグリコール系アクリルエステルモノマー;
(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、フッ素原子含有(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等の複素環、ハロゲン原子、ケイ素原子等を有するアクリル酸エステル系モノマー;
イソプレン、ブタジエン、イソブチレン等のオレフィン系モノマー;
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル系モノマー;
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;
ビニルトルエン、スチレン等の芳香族ビニル化合物;
エチレン、ブタジエン、イソプレン、イソブチレン等のオレフィンまたはジエン類;
ビニルアルキルエーテル等のビニルエーテル類;
塩化ビニル;
(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル等(メタ)アクリル酸アルコキシアルキル系モノマー;
ビニルスルホン酸ナトリウム等のスルホン酸基含有モノマー;
シクロヘキシルマレイミド、イソプロピルマレイミド等のイミド基含有モノマー;
2−イソシアナートエチル(メタ)アクリレート等のイソシアネート基含有モノマー;
N−アクリロイルモルホリン等のアミド基含有ビニルモノマー;
等が挙げられる。なお、これらの共重合性モノマーは単独でまたは2種以上を組み合わせて使用できる。
アクリル系ポリマー(A)の調製に際して、熱重合開始剤や光重合開始剤(光開始剤)等の重合開始剤を用いた熱や紫外線による硬化反応を利用して、アクリル系ポリマー(A)を容易に形成することができる。特に、重合時間を短くすることができる利点等から、光重合開始剤を好適に用いることができる。重合開始剤は単独でまたは2種以上を組み合わせて使用することができる。
本実施形態において、芯層を構成するアクリル系ポリマー(A)には、微粒子(E)を添加することができる。微粒子(E)の作用効果としては、アクリル系粘着テープのせん断接着力や加工性の向上が挙げられる。
本実施形態において、芯層を構成するアクリル系ポリマー(A)には、気泡(F)を添加することができる。芯層20が気泡(F)を含有することにより、アクリル系粘着テープ10は曲面や凹凸面に対して良好な接着性を発揮することができ、また、良好な耐反撥性を発揮することができる。
上述した成分以外に、必要に応じて増粘剤、チキソトロープ剤、増量剤等が芯層20に添加されてもよい。増粘剤の例としては、アクリルゴム、エピクロルヒドリンゴム、ブチルゴム等が挙げられる。チキソトロープ剤の例としては、コロイドシリカ、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。増量剤としては、炭酸カルシウム、酸化チタン、クレー等が挙げられる。その他、可塑剤、老化防止剤、酸化防止剤等が芯層20に適宜添加されてもよい。
表層30は、粘着性組成物としてのアクリル系ポリマー(B)と、粘着付与樹脂としての、重量平均分子量が1000以上30000未満である(メタ)アクリル系重合体(C)(以下、適宜、(メタ)アクリル系重合体(C)と称する)および水素添加型粘着付与樹脂(D)とを含む。
(メタ)アクリル系重合体(C):1〜70質量部
水素添加型粘着付与樹脂(D):1〜50質量部
以下、アクリル系ポリマー(B)、(メタ)アクリル系重合体(C)および水素添加型粘着付与樹脂(D)について詳述する。
表層30に用いられる粘着性組成物としてのアクリル系ポリマー(B)は、芯層20のアクリル系ポリマー(A)として例示した化合物(各種モノマー成分)から選ぶことができる。表層30に用いられるアクリル系ポリマー(B)は、芯層20のアクリル系ポリマー(A)と成分および組成比が同等であってもよく、芯層20のアクリル系ポリマー(A)と成分および組成比が異なっていてもよい。
(メタ)アクリル系重合体(C)は、アクリル系ポリマー(B)よりも重量平均分子量が小さい重合体であり、粘着付与樹脂として機能し、かつUV重合の際に重合阻害を起こしにくいという利点を有する。(メタ)アクリル系重合体(C)は、たとえば、(メタ)アクリル酸エステルをモノマー単位として含む。
(メタ)アクリル酸メチル、(メタ)アクリル酸エチル、(メタ)アクリル酸プロピル、(メタ)アクリル酸イソプロピル、(メタ)アクリル酸ブチル、(メタ)アクリル酸イソブチル、(メタ)アクリル酸s−ブチル、(メタ)アクリル酸t−ブチル、(メタ)アクリル酸ペンチル、(メタ)アクリル酸イソペンチル、(メタ)アクリル酸ヘキシル、(メタ)アクリル酸−2−エチルヘキシル、(メタ)アクリル酸ヘプチル、(メタ)アクリル酸オクチル、(メタ)アクリル酸イソオクチル、(メタ)アクリル酸ノニル、(メタ)アクリル酸イソノニル、(メタ)アクリル酸デシル、(メタ)アクリル酸イソデシル、(メタ)アクリル酸ウンデシル、(メタ)アクリル酸ドデシルのような(メタ)アクリル酸アルキルエステル;
(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニルのような(メタ)アクリル酸の脂環族アルコールとのエステル;
(メタ)アクリル酸フェニル、(メタ)アクリル酸ベンジルのような(メタ)アクリル酸アリールエステル;
テルペン化合物誘導体アルコールから得られる(メタ)アクリル酸エステル;
等を挙げることができる。このような(メタ)アクリル酸エステルは単独であるいは2種以上を組み合わせて使用することができる。
(メタ)アクリル酸メトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシエチル、(メタ)アクリル酸プロポキシエチル、(メタ)アクリル酸ブトキシエチル、(メタ)アクリル酸エトキシプロピルのような(メタ)アクリル酸アルコキシアルキル系モノマー;
(メタ)アクリル酸アルカリ金属塩等の塩;
エチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ジエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、トリエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ポリエチレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、プロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、ジプロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステル、トリプロピレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステルのような(ポリ)アルキレングリコールのジ(メタ)アクリル酸エステルモノマー;
トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリル酸エステルのような多価(メタ)アクリル酸エステルモノマー;
酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル等のビニルエステル類;
塩化ビニリデン、(メタ)アクリル酸−2−クロロエチルのようなハロゲン化ビニル化合物;
2−ビニル−2−オキサゾリン、2−ビニル−5−メチル−2−オキサゾリン、2−イソプロペニル−2−オキサゾリンのようなオキサゾリン基含有重合性化合物;
(メタ)アクリロイルアジリジン、(メタ)アクリル酸−2−アジリジニルエチルのようなアジリジン基含有重合性化合物;
アリルグリシジルエーテル、(メタ)アクリル酸グリシジルエーテル、(メタ)アクリル酸−2−エチルグリシジルエーテルのようなエポキシ基含有ビニルモノマー;
(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸とポリプロピレングリコールまたはポリエチレングリコールとのモノエステル、ラクトン類と(メタ)アクリル酸−2−ヒドロキシエチルとの付加物のようなヒドロキシル基含有ビニルモノマー;
フッ素置換(メタ)アクリル酸アルキルエステルのような含フッ素ビニルモノマー;
無水マレイン酸、無水イタコン酸等の酸無水物基含有モノマー;
スチレン、α−メチルスチレン、ビニルトルエン等の芳香族ビニル化合物系モノマー;
2−クロルエチルビニルエーテル、モノクロロ酢酸ビニルのような反応性ハロゲン含有ビニルモノマー;
(メタ)アクリルアミド、N−イソプロピル(メタ)アクリルアミド、N−ブチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジエチル(メタ)アクリルアミド、N,N−ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−メチロール(メタ)アクリルアミド、N−エチロール(メタ)アクリルアミド、N−メチロールプロパン(メタ)アクリルアミド、N−メトキシエチル(メタ)アクリルアミド、N−ブトキシメチル(メタ)アクリルアミド、N−アクリロイルモルホリンのようなアミド基含有ビニルモノマー;
N−(メタ)アクリロイルオキシメチレンスクシンイミド、N−(メタ)アクリロイル−6−オキシヘキサメチレンスクシンイミド、N−(メタ)アクリロイル−8−オキシヘキサメチレンスクシンイミド等のスクシンイミド系モノマー;
N−シクロヘキシルマレイミド、N−イソプロピルマレイミド、N−ラウリルマレイミド、N−フェニルマレイミド等のマレイミド系モノマー;
N−メチルイタコンイミド、N−エチルイタコンイミド、N−ブチルイタコンイミド、N−オクチルイタコンイミド、N−2−エチルへキシルイタコンイミド、N−シクロへキシルイタコンイミド、N−ラウリルイタコンイミド等のイタコンイミド系モノマー;
N−ビニル−2−ピロリドン、N−メチルビニルピロリドン、N−ビニルピリジン、N−ビニルピペリドン、N−ビニルピリミジン、N−ビニルピペラジン、N−ビニルピラジン、N−ビニルピロール、N−ビニルイミダゾール、N−ビニルオキサゾール、N−(メタ)アクリロイル−2−ピロリドン、N−(メタ)アクリロイルピペリジン、N−(メタ)アクリロイルピロリジン、N−ビニルモルホリン、N−ビニルピラゾール、N−ビニルイソオキサゾール、N−ビニルチアゾール、N−ビニルイソチアゾール、N−ビニルピリダジン等の窒素含有複素環系モノマー;
N−ビニルカルボン酸アミド類;
N−ビニルカプロラクタム等のラクタム系モノマー;
(メタ)アクリロニトリル等のシアノアクリレートモノマー;
(メタ)アクリル酸アミノエチル、(メタ)アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸N,N−ジメチルアミノエチル、(メタ)アクリル酸t−ブチルアミノエチル等の(メタ)アクリル酸アミノアルキル系モノマー;
シクロヘキシルマレイミド、イソプロピルマレイミド等のイミド基含有モノマー;
2−イソシアナートエチル(メタ)アクリレート等のイソシアネート基含有モノマー;
ビニルトリメトキシシラン、γ−メタクリロキシプロピルトリメトキシシラン、アリルトリメトキシシラン、トリメトキシシリルプロピルアリルアミン、2−メトキシエトキシトリメトキシシランのような有機ケイ素含有ビニルモノマー;
(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシブチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシヘキシル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシオクチル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシデシル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシラウリル、(4−ヒドロキシメチルシクロへキシル)メチルメタクリレート等の(メタ)アクリル酸ヒドロキシアルキル等の水酸基含有モノマー;
(メタ)アクリル酸テトラヒドロフルフリル、フッ素原子含有(メタ)アクリレート、シリコーン(メタ)アクリレート等の複素環、ハロゲン原子、ケイ素原子等を有するアクリル酸エステル系モノマー;
イソプレン、ブタジエン、イソブチレン等のオレフィン系モノマー;
メチルビニルエーテル、エチルビニルエーテル等のビニルエーテル系モノマー;
エチレン、ブタジエン、イソプレン、イソブチレン等のオレフィンまたはジエン類;
ビニルアルキルエーテル等のビニルエーテル類;
塩化ビニル;
その他、ビニル基を重合したモノマー末端にラジカル重合性ビニル基を有するマクロモノマー類等を挙げることができる。これらのモノマーは、単独であるいは組み合わせて前記(メタ)アクリル酸エステルと共重合させることができる。
[式(2)中、R1は、水素原子またはメチル基であり、R2は、三環以上の脂環式構造を有する脂環式炭化水素基である]
脂環式炭化水素基は、橋かけ環構造等の立体構造を有することが好ましい。このように、橋かけ環構造を有する三環以上の脂環式構造を(メタ)アクリル系重合体(C)に持たせることで、アクリル系粘着剤組成物(アクリル系粘着テープ)の接着性をより向上させることができる。特に、ポリエチレンやポリプロピレンなどの低極性被着体に対する粘着力をより顕著に向上させることができる。橋かけ環構造を有する脂環式炭化水素基としては、たとえば、下記式(3a)で表されるジシクロペンタニル基、下記式(3b)で表されるジシクロペンテニル基、下記式(3c)で表されるアダマンチル基、下記式(3d)で表されるトリシクロペンタニル基、下記式(3e)で表されるトリシクロペンテニル基等を挙げることができる。なお、(メタ)アクリル系重合体(C)の合成の際や粘着剤組成物作製の際にUV重合を採用する場合には、重合阻害を起こしにくいという点で、橋かけ環構造を有する三環以上の脂環式構造を持った(メタ)アクリル系モノマーの中でも特に、下記式(3a)で表されるジシクロペンタニル基や、下記式(3c)で表されるアダマンチル基、下記式(3d)で表されるトリシクロペンタニル基等の飽和構造を有した(メタ)アクリル系モノマーを(メタ)アクリル系重合体(C)を構成するモノマーとして好適に用いることができる。
[式(4)中、Tgは(メタ)アクリル系重合体(C)のガラス転移温度(単位:K)、Tgi(i=1、2、・・・n)はモノマーiがホモポリマーを形成した際のガラス転移温度(単位:K)、Wi(i=1、2、・・・n)はモノマーiの全モノマー成分中の質量分率を表す。]
上記式(4)は、(メタ)アクリル系重合体(C)が、モノマー1、モノマー2、・・・、モノマーnのn種類のモノマー成分から構成される場合の計算式である。
DCPA:ジシクロペンタニルアクリレート
IBXMA:イソボルニルメタクリレート
IBXA:イソボルニルアクリレート
CHMA:シクロヘキシルメタクリレート
CHA:シクロヘキシルアクリレート
IBMA:イソブチルメタクリレート
MMA:メチルメタクリレート
ADMA:1―アダマンチルメタクリレート
ADA:1―アダマンチルアクリレート
CHMA/IBMA=60/40:CHMA60質量部とIBMA40質量部の共重合体
以上説明した(メタ)アクリル系重合体(C)の好ましい態様について総括すると、以下の通りである。
[2](メタ)アクリル系重合体(C)は、(メタ)アクリル酸シクロヘキシル、(メタ)アクリル酸イソボルニル、(メタ)アクリル酸ジシクロペンタニルなどの側鎖に脂環式構造を有する(メタ)アクリル系モノマーをモノマー単位として含むこと。
(メタ)アクリル系重合体(C)は、たとえば、上述した構造を有する(メタ)アクリル系モノマーを、溶液重合法やバルク重合法、乳化重合法、懸濁重合、塊状重合等により重合することで作製することができる。
(メタ)アクリル系重合体(C)の分子量を調整するためにその重合中に連鎖移動剤を用いることができる。使用する連鎖移動剤の例としては、オクチルメルカプタン、ドデシルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、メルカプトエタノール等のメルカプト基を有する化合物;チオグリコール酸、チオグリコール酸エチル、チオグリコール酸プロピル、チオグリコール酸ブチル、チオグリコール酸t−ブチル、チオグリコール酸2−エチルヘキシル、チオグリコール酸オクチル、チオグリコール酸デシル、チオグリコール酸ドデシル、エチレングリコールのチオグリコール酸エステル、ネオペンチルグリコールのチオグリコール酸エステル、ペンタエリスリトールのチオグリコール酸エステルが挙げられる。
水素添加型粘着付与樹脂(D)は、具体的には、石油系樹脂、テルペン系樹脂、クマロン・インデン系樹脂、スチレン系樹脂、ロジン系樹脂、アルキルフェノール樹脂、キシレン樹脂などの粘着付与樹脂に水素添加した誘導体から選ぶことができる。たとえば、水素添加型石油系樹脂は、芳香族系、ジシクロペンタジエン系、脂肪族系、芳香族−ジシクロペンタジエン共重合系などから選ぶことができる。また、水素添加型テルペン系樹脂は、テルペンフェノール樹脂、芳香族テルペン樹脂などから選ぶことができる。これらの中でも、特に、石油系樹脂またはテルペン系樹脂を用いることが好ましい。
芯層20の厚さと表層30a(または表層30b)の厚さとを合わせた総厚に対する表層30a(または表層30b)の厚さの比率は、好ましくは3〜70%である。当該比率が3%未満であると、所望の接着性が得られない場合がある。また、当該比率が70%より高くなると、粘着テープとしての応力緩和性や段差吸収性といった、気泡(E)を含有する芯層20を有する場合に期待される効果が得られない場合がある。なお、特に限定するものではないが、アクリル系粘着テープ10の総厚(芯層20の厚さと表層30の厚さの合計)は、0.4mm〜4.0mm、好ましくは、0.5mm〜2.5mmである。
芯層20と表層30とを積層する方法は特に限定されないが、たとえば、以下に示す方法を適用することができる。
[芯層用組成物の調製]
上述した(メタ)アクリル酸アルキルエステル、共重合性モノマー、および重合開始剤を混合して、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと共重合性モノマーとを部分的に重合させる。これにより、所定の重合率を有する部分重合物(アクリル系ポリマーシロップ)を作製する。次いで、このアクリル系ポリマーシロップに所定量の中空ガラス微小球(商品名:セルスターZ−27、東海工業株式会社製)を添加する。中空ガラス微小球を添加したシロップに、フッ素系界面活性剤(商品名:サーフロンS−393、セイケミカル株式会社製;側鎖にポリオキシエチレン基およびフッ素化炭化水素基を有するアクリル系共重合体;Mw=8300、0.5質量部)を添加して、芯層用組成物前駆体を調製する。なお、芯層用組成物前駆体において、芯層用組成物前駆体の全体積に占める中空ガラス微小球の容積は、たとえば、約1.5容積%である。
所定の溶媒に、上述した(メタ)アクリル系モノマー、連鎖移動剤、重合開始剤、および必要に応じて共重合性モノマーを配合し、表層用の(メタ)アクリル系重合体(C)を調製する。次いで、上述したアクリル系ポリマーシロップ(部分重合物)、および得られた(メタ)アクリル系重合体(C)および水素添加型粘着付与樹脂(D)を混合して、表層用組成物を得る。
芯層用組成物を、たとえばロールコーターにて、片面剥離処理されたポリエステルフィルム(剥離ライナー)の剥離処理された面上に塗布する。次いで、塗布された芯層用組成物のもう片方の面に、同種の剥離ライナーを貼り合わせる。このとき、剥離ライナーの剥離処理された面が芯層用組成物のもう片方の面と対向するようにして両者が貼り合わせられる。次いで、たとえばブラックライトランプにて、紫外線照射が実施される。以上の手順により芯層20が作製される。
表層用組成物を、たとえばロールコーターにて、片面剥離処理されたポリエステルフィルム(剥離ライナー)の剥離処理された面上に塗布する。次いで、塗布された表層用組成物のもう片方の面に、同種の剥離ライナーを貼り合わせる。このとき、剥離ライナーの剥離処理された面が表層用組成物のもう片方の面と対向するようにして両者が貼り合わせられる。次いで、たとえばブラックライトランプにて、紫外線照射が実施される。以上の手順により表層30が作製される。
上述した手順で得られた芯層20と表層30について、それぞれ片方の面に貼り合わされた剥離ライナーを剥がし、それぞれの粘着面同士を貼り合わせる。これにより、芯層20の両面に表層30を設けたアクリル系粘着テープ10が作製される。
シート状基材/芯層/表層の構成、
シート状基材/表層/芯層/表層の構成、
表層/芯層/シート状基材/芯層/表層の構成、
表層/芯層/表層/シート状基材/表層/芯層/表層の構成
等を挙げることがえきる。なお、ここでいう粘着テープの概念には、粘着シート、粘着ラベル、粘着フィルム等と称されるものが包含され得る。
ポリプロピレンフィルム、エチレン−プロピレン共重合体フィルム、ポリエステルフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム等のプラスチックフィルム;
ポリウレタンフォーム、ポリエチレンフォーム等のフォーム基材;
クラフト紙、クレープ紙、和紙等の紙;
綿布、スフ布等の布;
ポリエステル不織布、ビニロン不織布等の不織布;
アルミニウム箔、銅箔等の金属箔;
等を、粘着テープの用途に応じて適宜選択して用いることができる。上記プラスチックフィルムとしては、無延伸フィルムおよび延伸(一軸延伸または二軸延伸)フィルムのいずれも使用可能である。また、基材のうち粘着剤層が設けられる面には、下塗剤の塗付、コロナ放電処理等の表面処理が施されていてもよい。基材の厚みは目的に応じて適宜選択できるが、一般的には概ね10μm〜500μm(典型的には10μm〜200μm)程度である。
2EHA:2−エチルヘキシルアクリレート
NVP:N−ビニル−2−ピロリドン
HEAA:N−ヒドロキシエチルアクリルアミド
AA:アクリル酸
DCPMA:ジシクロペンタニルメタクリレート
DCPMA(低):DCPMA(実施例8)よりも低重合度のジシクロペンタニルメタクリレート
CHMA:シクロヘキシルメタクリレート
IBMA:イソブチルメタクリレート
TMPTA:トリメチロールプロパントリアクリレート
HDDA:1,6−ヘキサンジオール・ジアクリレート
溶剤不溶成分率は、表層を、0.1gサンプリングして精秤(浸漬前の質量)し、これを50mlの酢酸エチル中に室温(20〜25℃)で1週間浸漬したのち、溶剤(酢酸エチル)不溶分を取り出し、該溶剤不溶分を130℃で2時間乾燥した後、秤量(浸漬・乾燥後の質量)して、溶剤不溶成分率算出式「溶剤不溶成分率(質量%)=[(浸漬・乾燥後の質量)/(浸漬前の質量)]×100」を用いて、算出した。
2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)86質量部、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)14質量部、光重合開始剤(商品名:イルガキュア184、BASF社製)0.05質量部、および光重合開始剤(商品名:イルガキュア651、BASF社製)0.05質量部を4つ口フラスコに投入した。そして、混合物を窒素雰囲気下で紫外線に曝露して部分的に光重合させることによって、重合率約11質量%の部分重合物(アクリル系ポリマーシロップ1)を得た。
2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)94質量部、アクリル酸(AA)6質量部、光重合開始剤(商品名:イルガキュア184、BASF社製)0.05質量部、および光重合開始剤(商品名:イルガキュア651、BASF社製)0.05質量部を4つ口フラスコに投入した。そして、混合物を窒素雰囲気下で紫外線に曝露して部分的に光重合させることによって、重合率約8質量%の部分重合物(アクリル系ポリマーシロップ2)を得た。
2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)86質量部、N−ビニル−2−ピロリドン(NVP)13質量部、N−ヒドロキシエチルアクリルアミド(HEAA)1質量部、光重合開始剤(商品名:イルガキュア184、BASF社製)0.05質量部、および光重合開始剤(商品名:イルガキュア651、BASF社製)0.05質量部を4つ口フラスコに投入した。そして、混合物を窒素雰囲気下で紫外線に曝露して部分的に光重合させることによって、重合率約10質量%の部分重合物(アクリル系ポリマーシロップ3)を得た。
シクロヘキシルメタクリレート(CHMA、60質量部)、イソブチルメタクリレート(IBMA、40質量部)、チオグリコール酸(4.0質量部)を配合した後、窒素ガスを吹き込んで溶存酸素を除去した。ついで90℃まで昇温したところで、パーヘキシルO(日油株式会社製、0.005質量部)、パーヘキシルD(日油株式会社製、0.01質量部)を混合した。さらに、90℃で1時間攪拌後、1時間かけて150℃まで昇温し、150℃で1時間攪拌した。次いで、1時間かけて170℃まで昇温し、170℃で60分間攪拌した。
トルエン100質量部、ジシクロペンタニルメタクリレート(DCPMA)(商品名:FA−513M、日立化成工業株式会社製)100質量部、および連鎖移動剤としてチオグリコール酸(GSH酸)3質量部を4つ口フラスコに投入した。そして、70℃にて窒素雰囲気下で1時間攪拌した後、熱重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.2質量部を投入し、70℃で2時間反応させ、続いて80℃で2時間反応させた。その後、反応液を130℃の温度雰囲気下に投入し、トルエン、連鎖移動剤、および未反応モノマーを乾燥除去させ、固形状の(メタ)アクリル系重合体2を得た。得られた(メタ)アクリル系重合体2のガラス転移温度は175℃、重量平均分子量は4600であった。
トルエン100質量部、ジシクロペンタニルメタクリレート(DCPMA)(商品名:FA−513M、日立化成工業株式会社製)100質量部、および連鎖移動剤としてチオグリコール酸(GSH酸)5質量部を4つ口フラスコに投入した。そして、75℃にて窒素雰囲気下で1時間攪拌した後、熱重合開始剤としてアゾビスイソブチロニトリル0.2質量部を投入し、75℃で2時間反応させ、続いて80℃で2時間反応させた。その後、反応液を130℃の温度雰囲気下に投入し、トルエン、連鎖移動剤、および未反応モノマーを乾燥除去させ、固形状の(メタ)アクリル系重合体3を得た。得られた(メタ)アクリル系重合体3のガラス転移温度は175℃、重量平均分子量は3000であった。
2−エチルヘキシルアクリレート(2EHA)90質量部、およびアクリル酸(AA)10質量部から構成されるモノマー混合物に、光重合開始剤(商品名:イルガキュア651、BASF社製)0.05質量部と、光重合開始剤(商品名:イルガキュア184、BASF社製)0.05質量部とを配合した。そして、混合物の粘度(BH粘度計、No.5ローター、10rpm、測定温度:30℃)が15Pa・sになるまで紫外線を照射して部分重合物(アクリル系ポリマーシロップ4)を得た。
(表層用組成物の調製)
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を8質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)12質量部およびトリメチロールプロパントリアクリレート0.12質量部を添加した後、これらを均一に混合して表層用組成物を調製した。
片面をシリコーンで剥離処理した厚み38μmのポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルMRF、三菱樹脂株式会社製)の剥離処理面に、上述した表層用組成物を最終的な厚みが50μmになるように塗布して塗布層を形成した。次いで、塗布された表層用組成物の表面に、片面をシリコーンで剥離処理した厚み38μmのポリエステルフィルム(商品名:ダイアホイルMRN、三菱樹脂株式会社製)を、当該フィルムの剥離処理面が塗布層側になるようにして被覆した。これにより、表層用組成物の塗布層(表層用粘着剤層)を酸素から遮断した。このようにして得られた表層用粘着剤層シートに、ブラックライトランプ(株式会社東芝製)を用いて照度5mW/cm2(約350nmに最大感度をもつトプコンUVR−T1で測定)の紫外線を360秒間照射した。このようにして、厚さ50μmのアクリル系粘着剤層からなる表層を得た。表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、69.8質量%であった。粘着剤層の両面に被覆されたポリエステルフィルムは、剥離ライナーとして機能する。
上述したアクリル系ポリマーシロップ4の100質量部に、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート0.08質量部を添加した後、さらに、当該シロップに対して9.5部となるように中空ガラス微小球(商品名:セルスターZ−27、東海工業株式会社製)を添加した。
ロールコーターにより、片面を剥離処理した厚さ38μmのポリエステルフィルム(ポリエステル製剥離ライナー)の剥離処理面に、得られた芯層用組成物を厚さ1.2mmとなるように塗布した。次いで、塗布された芯層用組成物の表面に、同種のポリエステル製剥離ライナーを、当該剥離ライナーの剥離処理面が芯層用組成物側になるようにして貼り合わせた。次いで、ブラックライトランプを用いて照度5mW/cm2の紫外線を両面から3分間照射した。このようにして、厚さ1.2mmのアクリル系粘着剤層からなる芯層を得た。
上述した手順で得られた芯層と表層について、それぞれ片方の面に貼り合わされた剥離ライナーを剥がし、それぞれの粘着面同士を貼り合わせて、表層/芯層/表層という構成の実施例1に係るアクリル系粘着テープを得た。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を15質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)15質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.18質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、67.7質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を20質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)5質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.2質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、71.3質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.15質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、71.9質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、アルコンP100(水素添加型石油系樹脂、軟化点100℃、荒川化学工業株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.15質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、71.1質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ3の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、クリアロンP135(水素添加型テルペン系樹脂、軟化点135℃、ヤスハラケミカル株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.15質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、61.1質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ3の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、アイマーブP125(水素添加型石油系樹脂(ジシクロペンタジエン・芳香族共重合系)、軟化点125℃、出光興産株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.12質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、75.0質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体2を12質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.1質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、63.4質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.14質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、67.3質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、アイマーブP125(水素添加型石油系樹脂(ジシクロペンタジエン・芳香族共重合系)軟化点125℃、出光興産株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.11質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、62.5質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、アイマーブP140(水素添加型石油系樹脂(ジシクロペンタジエン・芳香族共重合系)軟化点140℃、出光興産株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.11質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、65.8質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体3を12質量部、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)8質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.14質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、65.7質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート0.045質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、77.4質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート0.07質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、75.2質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を20質量部、およびトリメチロールプロパントリアクリレート0.12質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、73.4質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を20質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.14質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、67.3質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)20質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.12質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、71.7質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ2の100質量部に、アルコンP125(水素添加型石油系樹脂、軟化点125℃、荒川化学工業株式会社製)20質量部、トリメチロールプロパントリアクリレート0.15質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、67.3質量%であった。
上述したアクリル系ポリマーシロップ1の100質量部に、上述した(メタ)アクリル系重合体1を12質量部、マイティエースK−125(テルペンフェノール系樹脂、軟化点125℃、ヤスハラケミカル株式会社製)8質量部およびトリメチロールプロパントリアクリレート0.25質量部を添加したこと以外は実施例1と同様にして、アクリル系粘着テープを得た。得られた表層用粘着剤層の溶剤不溶成分率は、74.7質量%であった。
[180°引き剥がし粘着力試験]
各実施例、および各比較例に係るアクリル系粘着テープにおける片側の剥離ライナーを剥がし、プライマー処理が施された厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合せ、それを25mm幅に切断したものを試験片とした。また、イソプロピルアルコールにて清浄化した厚さ2mmのポリプロピレン板(品番1600、タキロン株式会社製)およびアクリル板(アクリライト、三菱レイヨン株式会社製)を用意した。そして、もう一方の側の剥離ライナー(ポリエステルフィルム)を剥がし、5kgローラーの片道圧着によりポリプロピレン板およびアクリル板に表層側の粘着面を貼り付けた。ポリプロピレン板およびアクリル板にアクリル系粘着テープを貼り付けた後、23℃の環境下で30分間放置した。そして、アクリル系粘着テープの他端を50mm/分の速度で180度の剥離方向へ剥離し、その時の被着体に対する粘着力(抵抗力)(単位:N/25mm)を測定した。ポリプロピレン板およびアクリル板のそれぞれにおいて、粘着力が40N/25mm以上である場合を良好(○)とし、40N/25mm未満である場合を不良(×)とした。測定結果を表3に示す。
各実施例、および各比較例に係るアクリル系粘着テープを幅10mm、長さ90mmに切断した。そして、各実施例、および各比較例に係るアクリル系粘着テープにおける片側の剥離ライナーを剥がし、厚さ0.5mm、幅10mm、長さ90mmの清浄なアルミ板に貼り合せ、これを試験片とした。次いで、試験片のアルミ板側を円柱に沿わせることで、曲率がR50mmとなるように試験片を湾曲させた。そして、もう一方の側の剥離ライナー(ポリエステルフィルム)を剥がして上述のポリプロピレン板にラミネートした。ポリプロピレン板に試験片をラミネートした状態で、常温(25℃)で7時間経過させた後に、アクリル系粘着テープが浮いた距離、すなわちポリプロピレン板の表面からアクリル系粘着テープの表層用粘着剤層までの距離(両端の高さの平均)(単位:mm)を測定した。浮いた距離が5mm以下である場合を良好(○)とし、浮いた距離が5mmを超えた場合を不良(×)とした。測定結果を表3に示す。なお、表3に示す数値は、任意の複数点についての平均値である。
各実施例、および各比較例に係るアクリル系粘着テープにおける片側の剥離ライナーを剥がし、プライマー処理が施された厚さ50μmのポリエチレンテレフタレートフィルムを貼り合せ、それを10mm幅に切断したものを試験片とした。もう一方の側の剥離ライナー(ポリエステルフィルム)を剥がし、トルエンにて清浄化したベークライト板に、幅10mm、長さ20mmの面積で試験片の粘着面を貼り合せ、60℃の環境下で30分間放置した。その後、500gの荷重がせん断方向にかかるよう試験片の一端におもりを吊るし、おもりを宙吊り状態として60℃の環境下で1時間放置して、保持特性を評価した。試験片が落下しなかった場合を良好(○)とし、落下した場合を不良(×)とした。測定結果を表3に示す。
また、全ての実施例および比較例において、良好な保持特性(凝集力)が見られた。したがって、実施例1〜12は、優れた粘着力と、優れた耐反撥性と、優れた保持特性とを兼ね備えていることが確認された。
Claims (9)
- 芯層と、
前記芯層の一方または両方の側に設けられている表層と、
を備え、
前記芯層は、アクリル系ポリマ−(A)を含み、
前記表層は、アクリル系ポリマ−(B)100質量部と、
重量平均分子量が1000以上30000未満の(メタ)アクリル系重合体(C)1〜70質量部と、
水素添加型粘着付与樹脂(D)1〜50質量部と、
を含むことを特徴とするアクリル系粘着テープ。 - 前記芯層は、微粒子(E)と気泡(F)とをさらに含む請求項1に記載のアクリル系粘着テープ。
- 前記(メタ)アクリル系重合体(C)のガラス転移温度が0℃以上300℃以下である請求項1または2に記載のアクリル系粘着テープ。
- (メタ)アクリル系重合体(C)は、側鎖に脂環式構造を有する(メタ)アクリル系モノマーをモノマー単位として含む請求項1乃至3のいずれか1項に記載のアクリル系粘着テープ。
- 前記脂環式構造を有する(メタ)アクリル系モノマーの脂環式炭化水素基が橋かけ環構造を有する請求項4に記載のアクリル系粘着テープ。
- 水素添加型粘着付与樹脂(D)が、石油系樹脂、またはテルペン系樹脂である請求項1乃至5のいずれか1項に記載のアクリル系粘着テープ。
- 水素添加型粘着付与樹脂(D)の軟化点が80〜200℃である請求項1乃至6のいずれか1項に記載のアクリル系粘着テープ。
- 前記表層が40〜90質量%の溶剤不溶成分を含む請求項1乃至8のいずれか1項に記載のに記載のアクリル系粘着テープ。
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