JP2012065510A - ステータ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ステータコア11と、複数のティース17にそれぞれ装着された複数のボビン12と、ティース17に装着された複数のボビン12にそれぞれ巻装された複数のコイル13aで構成される巻線13とを備える。複数のボビン12は、周方向両側に延出してヨーク16の外周面に当接する一対のフランジ27,28をそれぞれ有し、周方向で各隣り合うボビン12のフランジ27,28同士は、互い違いに切り欠かれた切り欠き部27a,28aにおいて径方向に重ねられている。
【選択図】図2
Description
図1及び図2は、本発明が適用される回転電機(例えばモータ)のステータ10を示す正面図及び横断面図である。なお、各図において、矢印で図示した周方向及び径方向は、回転電機の回転軸(ステータ10の中心)を中心とするものである。同図に示すように、ステータ10は、ステータコア11と、複数(24個)のインシュレータとしてのボビン12と、巻線13とを備えて構成される。
まず、ステータ10を構成する全てのボビン12の各々に対し、単体の状態で周知の巻回装置により筒部26周りにコイル13aを巻装する。このとき、ボビン12に予めティース17を装着しておいてもよいし、コイル13aの巻装後のボビン12にティース17を装着するようにしてもよい。
(1)本実施形態では、各ティース17に装着されるボビン12は、1部品で構成されるため、部品点数の増大を抑制することができ、且つ、絶縁確保をより確実に行うことができる。そして、各ティース17へのボビン12の装着は、例えばヨーク16に各ティース17を結合する前の段階で行うことで支障なく行うことができる。また、周方向で各隣り合うボビン12のフランジ27,28同士は、互い違いに切り欠かれた切り欠き部27a,28aにおいて径方向に重ねられていることで、ヨーク16の外周面は、複数のボビン12の一対のフランジ27,28によってティース17の位置(ヨーク側嵌合溝18)を除く全周に亘って覆われる。特に、ボビン12のフランジ27,28同士は、互い違いに切り欠かれた切り欠き部27a,28aにおいて迷路状に入り組んだ接合面を形成するため、ボビン12を介したヨーク16内への浸水・結露などを抑制することができ、絶縁確保を更に確実に行うことができる。さらに、ヨーク16の外周面を覆う一対のフランジ27,28によって、各ティース17のヨーク16との結合部を支えることができ、例えば各ティース17がヨーク16との結合部を支点に周方向に横倒れすることを抑制できる。
(4)本実施形態では、ステータコア11は、ヨーク16及び複数のティース17に分割されており、ヨーク16及びティース17の結合に先立って、該ティース17の装着されるボビン12に対しコイル13aが巻装される。従って、コイル13aの巻装作業を容易に行うことができる。
・図5に示すように、各隣り合うティース17に異なる形状(種類)のボビン31,36を装着するようにしてもよい。すなわち、一のボビン31は、前記筒部26の径方向内側端から周方向両側に延出してヨーク16の外周面に当接する一対のフランジ32を有する。そして、各フランジ32は、径方向外側の切り欠かれた切り欠き部32aを有する。一方、他のボビン36は、前記筒部26の径方向内側端から周方向両側に延出してヨーク16の外周面に当接する一対のフランジ37を有する。そして、各フランジ37は、径方向内側の切り欠かれた切り欠き部37aを有する。周方向で各隣り合うボビン31,36のフランジ32,37同士は、互い違いに切り欠かれた切り欠き部32a,37aにおいて径方向に重ねられている。これにより、ヨーク16の外周面は、ヨーク側嵌合溝18を除く全周に亘って隙間なく覆われている。
・前記実施形態において、ヨーク側嵌合溝18(内壁面18a)及びティース側嵌合部21(外壁面21a)の勾配SLを割愛して、各々を長方形状としてもよい。
Claims (4)
- 積層鋼板からなる環状のヨークと、径方向に延設されて該ヨークに結合された積層鋼板からなる複数のティースとを有するステータコアと、
前記複数のティースにそれぞれ装着された複数のインシュレータと、
前記ティースに装着された前記複数のインシュレータにそれぞれ巻装された複数のコイルで構成される巻線とを備えるステータにおいて、
前記複数のインシュレータは、径方向における前記ヨーク側で周方向両側に延出する一対のフランジをそれぞれ有し、
周方向で各隣り合う前記インシュレータの前記フランジ同士は、少なくとも一部が径方向に重ねられていることを特徴とするステータ。 - 請求項1に記載のステータにおいて、
前記一対のフランジは、前記ヨークの周面にそれぞれ当接しており、
周方向で各隣り合う前記インシュレータの前記フランジ同士は、互い違いに切り欠かれた切り欠き部において径方向に重ねられていることを特徴とするステータ。 - 請求項2に記載のステータにおいて、
前記インシュレータの前記一対のフランジに配設される前記切り欠き部は、径方向において互いに異なる側に配置されていることを特徴とするステータ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載のステータにおいて、
前記ヨークは、周面から径方向に穿設され軸線方向全長に亘って延在する台形状のヨーク側嵌合溝を複数有し、
前記各ティースは、前記ヨーク側嵌合溝に嵌合する台形柱状のティース側嵌合部と、前記ヨークから径方向に突出して前記インシュレータの装着される突設部とを有することを特徴とするステータ。
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