JP2012056503A - 車体をロールさせる車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】低速または停止している際には安定感が得られ、高速の際には傾いたときでも二輪車のような操舵感が得られる車両を提供する。
【解決手段】車両1aは、進行方向前側および後側の少なくとも一方の側に設けられた左右一対の前輪11および12と、前輪11および12の傾きを連動させるローリング機構30と、速度に起因して車輪11および12の間隔を制御するトレッド制御機構40とを有する。この車両1は、高速走行時には、前輪11および12の間隔を近づけることにより二輪と同様または近いローリング走行を楽しむことができ、停止時には前輪11および12の間隔を広げることにより三輪の安定感が得られる。
【選択図】図3
【解決手段】車両1aは、進行方向前側および後側の少なくとも一方の側に設けられた左右一対の前輪11および12と、前輪11および12の傾きを連動させるローリング機構30と、速度に起因して車輪11および12の間隔を制御するトレッド制御機構40とを有する。この車両1は、高速走行時には、前輪11および12の間隔を近づけることにより二輪と同様または近いローリング走行を楽しむことができ、停止時には前輪11および12の間隔を広げることにより三輪の安定感が得られる。
【選択図】図3
Description
本発明は、車体を傾けて操舵する車両に関するものである。
車体を傾けて、またはローリングさせて操舵する車両が公知である。オートバイなどの二輪の車両は、停止時にユーザーが自らの脚で車両を支える。一方、三輪の車両がいくつか提案されている。このような車両は、トライクなどと称されることもあり、進行方向前側または後側に二つの車輪を有する。
特許文献1には、前輪二輪ステアリングを備えた三輪ローリング車が開示されている。この三輪ローリング車は、フレームと、ハンドルと、フレームに対して回転する後輪と、2つの前輪で作動するステアリンググループとを有する。また、この三輪ローリング車においては、2つの水平クロスバーが設けられ、これら水平クロスバーは、ヒンジによってサイドチューブに連結され、付加的なヒンジを介してフレームに連結されている。また、サイドチューブは、ステアリングチューブを回転可能に支持している。
前二輪のトライクは、走行中および停止時の安定は得やすい。しかしながら、一般的に、車両において左右の車輪の距離(間隔、トレッド)が広いと停止時は安定するが内輪差が大きくなるので二輪のような操舵感が得られにくい。また、トレッドが広いと左右の車輪などに何らかの微妙なアンバランスがあると高速走行時にハンドルや車体に影響が出やすい。
本発明の一態様は、進行方向前側および後側の少なくとも一方の側に左右一対の車輪を有し、左右一対の車輪の傾きを車体(フレーム)のロール角(バンク角)に連動させて操舵する車両である。この車両は、左右一対の車輪を、それぞれハブを介して支持する左右一対のアームと、左右一対のアームを介して車体のロール角に左右一対の車輪の傾きを連動させる機構と、車体に連動して傾く左右一対のアームの、車体に対する左右の距離を制御することにより左右一対の車輪の間隔を制御する機構とを有する。この車両は、進行方向前側および後側の少なくとも一方の側に左右一対の車輪を有するものであればよく、前二輪後一輪または前一輪後二輪の三輪の車両であってもよく、前後二輪などの四輪以上の車両であってもよい。
この車両は、傾きを連動させる機構では左右一対のアームを介して車体(フレーム)のロール角に左右一対の車輪を連動して傾ける。このため、傾きを連動させる機構では、車体に連動して傾く左右一対のアームと車体との間の左右の距離を把握できる。左右一対のアームと車体との距離は、左右一対の車輪と車体との距離に連動する。したがって、間隔を制御する機能では、傾きを連動させる機構における左右一対のアームの車体に対する距離を制御することにより左右一対の車輪の間隔を制御することが可能となる。このため、この車両では、左右一対の車輪の間隔(トレッド)を容易に可変できる。
この車両は、車速に起因して前記間隔を制御する機構を制御する速度感応制御機構を設けることが望ましい。低速時および/または停止時(ある一定の速度以下であるとき)に、左右一対の車輪の間隔を広げ、高速時(ある一定の速度を超える速度であるとき)に、上記左右一対の車輪の間隔を狭めたり、左右一対の車輪の間隔を速度に応じて動的に変化させることができる。このため、ある程度の速度以上で左右一対の車輪の間隔を縮め、内輪差をさらに縮小し、停止または低速時における三輪以上の車両のメリットを活かしながら、二輪車のような操舵感を得ることができる。
この車両の典型的なものは、左右一対の車輪の向きを制御するハンドルを有し、左右一対の車輪が操舵用の車両である。この車両の傾きを連動させる機構は、左右一対のアームをハンドルの動きに連動して旋回するように支持する左右一対のジョイントと、ジョイントを車体の左右に支持するように車体の左右に設けられた一対の支持部材とを含むことが望ましい。間隔を制御する機構は、左右一対のジョイントの車体に対する距離を制御することで、操舵用の左右一対の車輪の間隔を制御できる。たとえば、間隔を制御する機構は、左右一対のジョイントの距離を制御する、左右に延びる制御用のシャフトを含む。この制御用のシャフトは、左右一対のジョイントの距離を制御する左右逆ねじを含んでいてもよい。
ローリングするタイプの車両においては、ハンドルとは別に、ハンドルの下あるいは前後に転倒時(横転時)の乗員保護のためのガードが設けられているものもある。間隔を制御する機構の制御用のシャフトは、そのようなガードがあればガードの範囲内に設置できる。また、制御用のシャフトにガードとしての機能を付け加えたり、制御用のシャフトに、ガードの強度を向上させる機能を付け加えることも可能である。
傾きを連動させる機構の典型的なものは、アームの傾きを制御する上下に延びた部材と、上下に延びた部材を車体に連結する左右に延びた部材とを含むパラレルリンク機構である。この機構により、車体を傾けたときに左右一対の車輪の双方を接地させやすい。また、それぞれのアームが独立して伸び縮みするサスペンションを備えていることも有用である。
間隔を制御する機構は、左右一対のアームを介して左右一対の車輪の間隔をそれぞれのハブが連結する第1の距離に縮められることが望ましい。また、間隔を制御する機構は、左右一対の車輪の間隔をそれぞれのハブが離隔する第2の距離に広げられることが望ましい。左右一対の車輪のそれぞれのハブの一方は、他方のハブに面した側に突き出た凸部を含み、他方のハブは凸部が入る溝部(凹部)を含んでいてもよい。これにより、ハブを連結させた際に、一方のハブの凸部が他方のハブの溝部に入り込むため、左右一対の車輪を安定した状態で一体化させることができる。凸部は溝部の中でスライドできることが有効であり、左右一対の車輪の間隔が縮小したときに、凸部と溝部とでハブを連動できる。さらに、凸部および溝部が相互にスライドすることにより、左右一対の車輪を接地させることができる。
以下、図面を参照して、本発明のいくつかの実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にかかる車両の側面図である。図2は、車両を上から見た図である。
図1の車両1aは、トライクなどと称される三輪の一人または二人乗り車両であり、車体を傾けて(横揺れさせて、ロールさせて)走行することができる車両である。この車両1aの構成の幾つかは公知のオートバイ車両と共通する。この車両1aは、走行時に乗員が腰掛けられるシート8と、シート8を支持するように前後に延びた車体(フレーム)6と、フレーム6の進行方向前側Fに設けられた左右一対の二輪(前輪)11および12と、進行方向後側Rに設けられた一輪(後輪)21とを有する。さらに、この車両1aは、後輪21に装着されたインホイールモーター4と、フレーム6に搭載されたバッテリ5とを有し、バッテリ5で走行することができる電動トライクである。
この車両1aのフレーム6は、前方側から順番に、上下に立ち上がり前輪11および12により支持されるフロントフレーム6aと、水平に前後に延びた中間フレーム6bと、後輪21により支持されるリアフレーム6cとを含む。中間フレーム6bにバッテリ5、収納ケース(トランク)7、さらにシート8が搭載されている。また、フロントフレーム6aの前方にはエアロパーツを含んだフロントフェアリング(フロントカウル)3aが取り付けられており、中間フレーム6bに搭載されたバッテリ5などはフレームカバー3bにより覆われている。また、フレームカバー3bの両側は足置き3cとなっている。図2は、フェアリング3aおよびカバー3bを除いた状態を示している。
車両1aは、さらに、フロントフレーム6aの前方に設けられた左右一対の支持ブロック35Lおよび35Rを有する。一対の前輪11および12は、それぞれ、ほぼ上下に伸びたダンパ13Lおよび13Rとアーム14Lおよび14Rとを介して、上方の左右一対の支持ブロック35Lおよび35Rに接続されている。車両1aは、さらに、左右一対の支持ブロック35Lおよび35Rとは、水平方向に延びた上下のシャフト31aおよび31bにより連結されている中央のフレームブロック36を有する。フレームブロック36は、フレーム6aに固定されており、フレーム6が傾くとフレームブロック36も同時に傾く。さらに、それぞれの支持ブロック35Lおよび35Rに対して、アーム14Lおよび14Rはジョイント34Lおよび34Rにより左右に旋回するように取り付けられている。
これらの支持ブロック35Lおよび35Rは、フレームブロック36に対して上下のシャフト31aおよび31bにより接続されており、フレームブロック36がフレーム6のローリングに連動して傾くと、支持ブロック35Lおよび35Rも傾く。支持ブロック35Lおよび35Rが傾くと、それぞれの支持ブロック35Lおよび35Rにジョイント34Lおよび34Rを介して取り付けられた左右一対のアーム14Lおよび14Rが傾き、それにより車輪11および12が傾く。したがって、これらの支持ブロック35Lおよび35R、フレームブロック36、それらを接続する上下のシャフト31aおよび31b、さらに、ジョイント34Lおよび34Rは、左右一対のアーム14Lおよび14Rを介して車体(フレーム)6のロール角に左右一対の車輪11および12の傾きを連動させる機構(ローリング機構)30としての機能を持つ。
車両1aは、さらに、操舵用のハンドル9と、ハンドル9から上下方向に延びたハンドルシャフト9sと、ハンドルシャフト9sに連結されたタイロッド51を有する。ハンドルシャフト9sは、フレームブロック36を上下に貫通するように延びており、タイロッド51とリンク52により接続されている。ハンドル9を左右に回すと、シャフト9sおよびリンク52を介して左右のタイロッド51が左右に動く。左右の前輪11および12のアーム14Lおよび14Rは、リンク53Lおよび53Rによりタイロッド51に連結されている。したがって、ユーザー(搭乗者)がハンドル9を操作してタイロッド51が左右に動くと、それぞれのリンク機構53Lおよび53Rを介して前輪11および12がハンドル9の動きに連動して旋回する。すなわち、アーム14Lおよび14Rに連結されているため、ハンドル9を左右に旋回すると、それに呼応してアーム14Lおよび14Rが旋回する。
車両1aは、さらに、中央のフレームブロック36に対する左右の支持ブロック35Lおよび35Rの距離(左右の間隔)を制御する制御シャフト41と、制御シャフト41を駆動するモーター42と、車速を検出してモーター42を制御する速度感応制御機構45とを有する。制御シャフト41は、左右逆ねじのボールねじであり、モーター42により制御シャフト41を旋回することにより、左右の支持ブロック35Lおよび35Rの左右の間隔が変化する。これにより、左右の支持ブロック35Lおよび35Rに接続された左右のアーム14Lおよび14Rを介して左右の車輪11および12の間隔(トレッド)が変化する。したがって、制御シャフト41、モーター42および速度感応制御機構45は、フレーム(車体)6に連動して傾く左右一対のアーム14Lおよび14Rの、フレーム6に対する左右の距離を制御することにより左右一対の車輪11および12の間隔を制御する機構(トレッド制御機構)40としての機能を持つ。
なお、この車両1aにおいては、タイロッド51も左右逆ねじのボールねじとなっており、制御シャフト41と同期して制御モーター(不図示)により回転される。したがって、左右のリンク53Lおよび53Rの間隔は、左右の支持ブロック35Lおよび35Rと連動して変わる。したがって、一対の車輪11および12の距離(トレッド)が変化したときでも、それぞれの車輪11および12をハンドル9と連動させて回転させることができる。
一方、車両1aの後輪21は、中央のハブ21hに取り付けられたダンパ22および支持部材(アーム)23によりフレーム6に取り付けられている。上述したように、この車両1aは、後輪21が電動モーター4により駆動される駆動輪であり、二輪の前輪が操舵輪であり、車体(フレーム)6を傾ける(ローリングさせる)ことにより軽快な走りが楽しめる走行車両である。
図3(a)は、左右一対の前輪11および12の間隔を広げた状態を正面図により示している。図3(b)は、左右一対の前輪11および12の間隔を狭めた状態を正面図により示している。
この車両1aは、上述したように、傾きを連動させるローリング機構30を有し、ローリング機構30は、左右一対のアーム14Lおよび14Rを、ハンドル9の動きに連動して旋回するように支持する左右一対のジョイント34Lおよび34Rと、ジョイント34Lおよび34Rをフレーム(車体)6の左右に支持するようにフレーム6の左右に設けられた一対の支持ブロック(支持部材)35Lおよび35Rとを含む。
左右のジョイント34Lおよび34Rに接続された左右のアーム14Lおよび14Rには、左右のダンパ13Lおよび13Rがそれぞれ取り付けられ、左右のダンパ13Lおよび13Rは左右一対の前輪11および12のハブ11hおよび12hの外側に取り付けられている。したがって、左右の車輪11および12は、それぞれ、アーム14Lおよび14Rによりフレーム6に対して片持ち状態で支持(把持)されている。このため、左右の車輪11および12は、それらを最も接近させると、図3(b)に示すように、それぞれのハブ11hおよび12hの内面60Lおよび60Rをほぼ接触する程度(第1の距離)まで近づけることができる。
図4(a)に、一方の前輪11のハブ11hの内面60Lを示し、図4(b)に、他方の前輪12のハブ12hの内面60Rを示している。一方のハブ11hの内側60Lには他方のハブ12hに向かって突き出た凸部61が設けられており、他方のハブ12hの内側60Rには、凸部61が出入りでき、凸部61が、上下(ダンパーおよびアームが延びた方向)にスライドできる溝部62が設けられている。したがって、図3(b)のように、左右の車輪11および12がほぼ接触した状態になると、凸部61と溝部62とが噛み合って前後方向にずれることがなく、左右の車輪11および12が一体的に動く。一方、凸部61は溝部62の中でスライドするので、左右の車輪11および12は、ダンパおよびアームが延びた方向(上下方向または、それに対して若干斜めの方向)に独立して移動でき、フレーム6のローリングに対して並列に傾き、各々の車輪11および12を路面に接触させることができる。
さらに、車両1aは、左右の車輪11および12の間隔(トレッド)を制御するトレッド制御機構40を有し、トレッド制御機構40は、左右の支持ブロック35Lおよび35Rと中央のフレームブロック36との距離を制御し、左右一対のジョイント34Lおよび34Rのフレーム6に対する距離を制御する制御シャフト41を含む。さらに、トレッド制御機構40は、制御シャフト41を回転させるモーター42と、車速を検知してモーター42を駆動してトレッドを可変する速度感応制御機構45とを含む。
左右の支持ブロック35Lおよび35Rには、それらを中央のフレームブロック36と接続するシャフト31aおよび31bが貫通するように取り付けられており、左右の支持ブロック35Lおよび35Rはシャフト31aおよび31bに対してスライド移動できる。トレッド制御機構40の制御用のシャフト41は、ハンドル9の下側であって、左右一対の前輪11および12の上側に設けられており、制御用のシャフト41は左右逆ねじを含むボールねじである。そして、左右の支持ブロック35Lおよび35Rは、制御シャフト41に対して、制御シャフト41が第1の方向に回転すると支持ブロック35Lおよび35Rが中央のフレームブロック36に向かって相互に近づき、制御シャフト41が反対側の第2の方向に回転すると支持ブロック35Lおよび35Rが中央のフレームブロック36から相互に遠ざかるように取り付けられている。
したがって、正逆両方に回転可能なモーター42により制御シャフト41を回転駆動することにより、左右の支持ブロック35Lおよび35Rの間隔を広げたり狭めたりすることができ、これに伴い、左右一対の前輪11および12の間隔を変えることができる。同様に、タイロッド51も左右逆ねじを含むボールねじであり、タイロッド51を適切な方向に回転させることにより、左右のリンク53Lおよび53Rの距離を変えることができる。
この車両1aにおいては、速度感応制御機構45が、車速が第1の速度を超えた、すなわち高速走行になったと判断すると、前輪のトレッド(左右一対の前輪11および12の間隔)を狭めるように、モーター42を回転させる。その結果、図3(b)に示すように、前輪11および12は第1の距離まで近づき、車輪11および12がほぼ一体になり、車両1aは全体として二輪に近い挙動および走行性能を得ることができる。すなわち、高速時には、左右一対の前輪11および12が近づき、1つの車輪のように機能する。このため、図5に示すように、オートバイ(二輪車)に近い操舵感を得ることができる。この状態であれば、車両1a(車体、フレーム6)を傾ける(ローリング、バンクさせる)ことにより、近接して配置された左右一対の前輪11および12が連動して傾き、あたかもオートバイのようにローリング走行することが可能となる。
一方、速度感応制御機構45が、車速が第1の速度以下、すなわち、低速走行または停止したと判断すると、前輪のトレッドを広げるように、モーター42を回転させる。その結果、図3(a)に示すように、前輪11および12の間隔は広がり(第2の距離)、車両1aはトライク、特に、前輪のトレッドが広い三輪または四輪に近い挙動および走行性能を得ることができる。すなわち、低速時や停止時には、左右一対の前輪11および12の間隔が自動的に広がり転倒しにくくなる。このため、ユーザーが足で支えなくても前輪11および12と後輪21とによって車両1a(車体)を支え、停止できる。また、低速時に車両1aの挙動が安定し、信号の多い街中を走行するときの疲労を軽減し、安全性を向上できる。
なお、トレッドは、第1の速度をしきい値として2段階で制御してもよく、3段階以上の多段階で制御してもよく、速度に応じてバリアブルに変化するように制御してもよい。
図5および図6に、車両1aを、トレッドを最小限にした二輪に近い状態で走行させた例を示している。なお、タイロッド51に関連する機構は省略している。図5では、前輪11および12のハブ11hおよび12hの内面60Lおよび60Rに設けられた凸部61が溝部62に入った状態で溝部62の中をスライドする。このため、ローリング走行時に凸部61が溝部62の中をスライドし、左右一対の前輪11および12がフレーム6に連動して平行に、左右一対の前輪11および12の車軸の位置がずれた平行四辺形に近い状態で傾く。このため、前輪11および12の双方が路面Sに接地する。
この際、ダンパ13Lおよび13Rをアクティブに制御して、左右一対の前輪11および12の双方が確実に路面Sに設置するようにしてもよい。このようにすることにより、車輪と路面Sとの接地面積を増やしてグリップ力を高めることができる。ダンパ13Lおよび13Rが油圧式のダンパであればダンパ13Lおよび13Rの油圧シリンダを連通し、ダンパ13Lおよび13Rの間でオイルを流通させることによりダンパ13Lおよび13Rの長さを積極的に制御できる。
図6は、前輪12のハブ12hの内面60Lを90度回転させ、溝部62が水平方向を向き、ローリング走行時に凸部61が溝部62の中をスライドしないようにした例である。この走行状態では、前輪11および12の一体感がさらに強くなり、ローリング走行時に前輪11および12の一方が路面Sに接する。したがって、二輪と同様のドリフト走行(スライド走行)を楽しむことができる。ダンパ13Lおよび13Rの間のオイルの流通を停止することも有効である。
この例のローリング機構30およびトレッド制御機構40においては、スライド用のシャフト31aおよび31b、制御用のシャフト41が左右に延びた状態になる。これらのスライドシャフト31aおよび31b、制御用のシャフト41は、フロントフェアリング3aに収納したり、左右へ転倒したときに搭乗者を保護するガードが設けられている場合はガード内に収めたりすることが可能である。さらに、図3(b)に示すような走行状態において、左右に突き出たスライドシャフト31aおよび31b、制御用のシャフト41は、ガードを補強したり、ガードとともに搭乗者を転倒から保護する強度部材として利用することも可能である。
図7および図8に、本発明の他の態様にかかる車両1cの前方から見た様子を示している。なお、タイロッドに関連する機構は省略しているが、上記の車両1aと同様に設けることができる。図7は、前側の左右一対の前輪11および12の距離(トレッド)を広げた状態を示し、図8は、トレッドを狭めた状態を示している。
この車両1cは、左右一対の前輪11および12の傾きを連動させるローリング機構30としてパラレルリンク機構70が採用されている。パラレルリンク機構70は、アーム14Lおよび14Rのそれぞれの傾きを制御する上下に延びた部材71Lおよび71Rと、上下に延びた部材71Lおよび71Rをフレーム6(フロントフレーム6a)に連結する水平に延びた部材72aおよび72bとを含み、これらの部材71Lおよび71Rと、72aおよび72bが平行四辺形をなし、それぞれの連結部分73および74が旋回できるように組み立てられたものである。左右一対のアーム14Lおよび14Rは、左右のジョイント34Lおよび34Rを介して部材71Lおよび71Rに対して旋回可能に取り付けられており、不図示のタイロッドによりハンドル9に連動して旋回する。
さらに、この車両1cにおいては、パラレルリンク機構70の左右(水平)に延びた部材72aおよび72bがトレッド制御機構40のトレッド制御用のシャフト41aおよび41bを兼ねている。したがって、不図示のモーターでシャフト41aおよび41bを回転することにより、図8に示すように、左右の部材71Lおよび71Rの距離を変えることができ、アーム14Lおよび14Rの間隔を変えてトレッドを調整できる。シャフト41aおよび41bと左右の部材71Lおよび71Rの連結部分73は、たとえば、左右の部材71Lおよび71Rに旋回可能に取り付けられたナット状に部材で構成することが可能である。
パラレルリンク機構70を採用することにより、左右の前輪11および12をフレーム6と並列な状態でローリングさせることができる。したがって、ダンパ13Lおよび13Rを積極的に制御しなくても、前輪11および12の双方を路面Sに接地させた状態でローリング走行を楽しむことができる。さらに、本例の車両1cにおいては、車速によりトレッドを動的に変化し、高速では二輪車のようなローリング走行を楽しむことができ、低速には三輪車の安定した走行を得ることができ、さらに停止時には足を使わなくても車体を安定した状態で停止させることができる。
また、これらの車両1aおよび1cによれば、ローリング機構30およびトレッド制御機構40が、ハンドル9の下側であって、前側の左右一対の前輪11および12の上側に設けられている。このため、前側の左右一対の前輪11および12の間隔を狭めた際であっても、これらの機構30および40の一部が車体(フレーム)を傾けたときに接地したりしてローリング走行の障害になることは少ない。また、前側の左右一対の前輪11および12の間隔を狭めた状態において車体が万一横転したときには、ローリング機構30およびトレッド制御機構40の一部をガードとして接地させ、乗員を保護するために利用することも可能である。このため、さらに安全性の高い車両を提供できる。
なお、本例では、前2輪後1輪の三輪のトライクを例に説明したが、本発明の車両は、これに限定されるものではない。例えば、前1輪後2輪の三輪の車両としてもよく、また、前2輪後2輪の四輪の車両としてもよい。また、本例では、電動車両を例にとって説明したが、本発明の車両は、電動に限定されるものではない。燃料により駆動するものであってもよく、また、自転車のように人力で動作するものであってもよい。
1a、1c 車両
4 インホイールモーター
6 フレーム(車体)
9 ハンドル
11、12 前輪
21 後輪
30 ローリング機構
40 トレッド制御機構
4 インホイールモーター
6 フレーム(車体)
9 ハンドル
11、12 前輪
21 後輪
30 ローリング機構
40 トレッド制御機構
Claims (9)
- 進行方向前側および後側の少なくとも一方の側に左右一対の車輪を有する車両であって、
前記左右一対の車輪を、それぞれハブを介して支持する左右一対のアームと、
前記左右一対のアームを介して車体のロール角に前記左右一対の車輪の傾きを連動させる機構と、
前記車体に連動して傾く前記左右一対のアームの、前記車体に対する左右の距離を制御することにより前記左右一対の車輪の間隔を制御する機構と、を有する車両。 - 請求項1において、
車速に起因して前記間隔を制御する機構を制御する速度感応制御機構を有する、車両。 - 請求項1または2において、前記左右一対の車輪は操舵用であり、前記左右一対の車輪の向きを制御するハンドルを有し、
前記傾きを連動させる機構は、前記左右一対のアームを前記ハンドルの動きに連動して旋回するように支持する左右一対のジョイントと、前記ジョイントを前記車体の左右に支持するように前記車体の左右に設けられた一対の支持部材とを含み、
前記間隔を制御する機構は、前記左右一対のジョイントの前記車体に対する距離を制御する、車両。 - 請求項3において、前記間隔を制御する機構は、前記左右一対のジョイントの距離を制御する、左右に延びる制御用のシャフトを含む、車両。
- 請求項4において、前記制御用のシャフトは、前記左右一対のジョイントの距離を制御する左右逆ねじを含む、車両。
- 請求項3ないし5のいずれかにおいて、前記傾きを連動させる機構は、前記アームの傾きを制御する上下に延びた部材と、前記上下に延びた部材を前記車体に連結する左右に延びた部材とを含むパラレルリンク機構である、車両。
- 請求項1ないし6のいずれかにおいて、前記左右一対のアームは、前記左右一対の車輪をそれぞれの前記ハブの外側を介して支持しており、
前記間隔を制御する機構は、前記左右一対のアームを介して前記左右一対の車輪の間隔を、前記それぞれのハブが連結する第1の距離と、前記それぞれのハブが離隔する第2の距離とに制御する、車両。 - 請求項1ないし7のいずれかにおいて、前記左右一対の車輪のそれぞれのハブの一方は、他方のハブに面した側に突き出た凸部を含み、前記他方のハブは前記凸部が入る溝部を含み、前記左右一対の車輪が連動して傾いたときに前記左右一対の車輪が接地するように前記凸部は前記溝部の中でスライドする、車両。
- 請求項1ないし8のいずれかにおいて、当該車両のいずれかの車輪を駆動する電動モーターを有する、車両。
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