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JP2012051591A - 中栓付きのキャップ - Google Patents

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JP2012051591A
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Abstract

【課題】容器の口頚部に確実に固定でき、なおかつ他の容器への付け替えに際しては比較的簡便に取り外すことを可能とした注出栓を提案する。
【解決手段】容器1の口頚部1aに嵌合保持され、注出孔hを通して容器内の内容物を注出する中栓2と、前記中栓2を容器1の口頚部1aとともに取り囲む収納空間を有し、容器1の口頚部1aへのねじ止めにより前記収納空間内の凸部を前記中栓2の注出孔hに当接させて該注出孔hを閉塞させるカバー3とを備えた中栓付きのキャップにおいて、前記中栓2に、該中栓2の外縁に向けて突出するフランジ部2dを設け、前記カバー3に、対向位置にそれぞれ設けられ、外方から内方へ向かう押し込みにより前記フランジ部2dに連係する弾性アーム5を設ける。
【選択図】図1

Description

本発明は、とくに詰め替え用の内容物を充填するレフィルタイプの容器の口頚部に装着するのに好適な中栓付きのキャップに関するものであり、該キャップの簡便な付け替えを実現しようとするものである。
シャンプやリンス、台所洗剤や除菌剤等を内容物として充填する容器は、容器内の内容物を使いきったのちは、別途に販売されている内容物を詰め替えて既存の容器をそのまま再利用するのが普通であり、詰め替え用の内容物を充填した容器としては、パウチ等、袋状のものが適用されている。
ところで、詰め替え用の内容物を充填した容器は、その本体部分のみならず内容物を注出する注出口についても腰がないことから内容物の詰め替え中にこぼれ出てしまう不具合がありその部位の強度を高めるために局所的に厚肉化を図る工夫がなされており、また、内容物が残ってしまった場合には、そのまま保存しておくことができるようにねじ込み式のキャップを装着しているところ、通常この種の容器は、内容物の詰め替えが終わったならば廃棄されるものであって、注出口の厚肉化やねじ込み式のキャップの適用は資源の有効活用を図る点からも有用であるとはいえないのが現状であった。
かかる従来の不具合の解消を試みた容器としては、容器の口元部にねじ込みタイプの中栓を設け、該中栓を適宜取り外して再利用することを可能とした詰め替え容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第2548506号公報
容器の口元部に中栓をねじ込む従来の詰め替え容器は、該中栓の再利用が可能であることから資源の有効活用を図る観点からは確かに有用ではあるが、その取り外しが面倒であり該中栓に付着した内容物が手指に着いてのしまう等の不具合が避けられないことから、未だ改善の余地が残されていた。本発明の課題は、取り付け、取り外しを簡便に行い得る中栓付きのキャップを提案するところにある。
本発明は、容器の口頚部に嵌合保持され、注出孔を通して容器内の内容物を注出する中栓と、前記中栓を容器の口頚部とともに取り囲む収納空間を有し、容器の口頚部へのねじ止めにより前記収納空間内の凸部を前記中栓の注出孔に当接させて該注出孔を閉塞させるカバーとを備えた中栓付きのキャップであって、
前記中栓に、該中栓の外縁に向けて突出するフランジ部を設け、
前記カバーに、対向位置にそれぞれ設けられ、外方から内方へ向かう押し込みにより前記フランジ部に連係する弾性アームを設けたことを特徴とする中栓付きのキャップである。
上記の中栓付きのキャップにおいて弾性アームは、前記カバーの周壁上部において一体連結する固定端と、前記カバーの周壁下部に位置する自由端とを有し、周壁の外表面と同一の外表面を有する片持ち支持タイプの舌片から構成することが可能であり、前記舌片の内壁面には、前記フランジ部の下縁に連係可能な爪部を設けるのが好ましい。
カバーの対向位置にそれぞれ設けた弾性アームを、中栓のフランジ部に連係させることにより該カバーの取り外しだけで中栓の取り外しも可能(面倒な動作が不要)となり、手指を汚すこともない。また、中栓を容器の口頚部から取り外して廃棄する分別回収をも実現し得る。
前記弾性アームを、前記カバーの周壁上部において一体連結する固定端と、前記カバーの周壁下部に位置する自由端とを有し、周壁の外表面と同一の外表面を有する片持ち支持タイプの舌片から構成し、前記舌片の内壁面に、前記フランジ部の下縁に連係可能な爪部を設けるようにしたため、構造が簡単でカバーとの一体化が可能となる。
本発明にしたがう中栓付きのキャップの実施の形態を断面で示した図である。 図1に示したキャップの平面(上面)を示した図である。 図1に示したキャップの外観斜視図である。 図1に示したキャップの取り外し状況を示した図である。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1〜3は、本発明に従う中栓付きのキャップの実施の形態を示した図であり、図1はキャップの断面を示した図であり、図2は、図1に示したキャップの平面(上面)を示した図、図3は図1に示したキャップの外観斜視図である。
図における符号1は、内容物を収納した容器である。この容器1は、その頂部に口頚部1aを有している。2は容器1の口頚部1aに嵌合された中栓である。この中栓2は、口頚部1aを覆いその中央部に注出孔hを有する天板2aと、この天板2aの下面に垂下され口頚部1aの内壁、外壁に密着する内外二重の垂下筒2b、2cと、天板2aの縁部に一体連結して該天板2aの径方向に向けて突出するフランジ部2dから構成されている。
上記垂下筒2b、2cは、その相互間に下向きに開放された環状溝部を形成するものであり、該環状溝部に容器1の口頚部1aをアンダーカットの如き手段により嵌合させることによって中栓2が固定されている。
3は、口頚部1aの外周壁にてねじ止めされるカバーである。このカバー3は、口頚部1aの全周を取り囲むとともに口頚部1aのねじ部1bに係合可能なねじ部nを有する周壁3aと、この周壁3aの上端にて一体連結してその内側に中栓2及び口頚部1aの収納空間を形成する天壁3bから構成されている。周壁3aは、天壁3bを含む小径周壁3a1と、この小径周壁3a1の下端部に一体的につながりその相互間に段差を形成する大径周壁3a2にて形成されていて、カバー3のみを取り外すときには、大径周壁3a2のみを把持して該カバー3の回転を誘導する。
また、4は、カバー3の収納空間に配置された例えば軟質部材にて形成されたシール部材である。このシール部材4は、カバー3の天壁3aの下面に密着してその縁部をアンダーカットの如き係合手段にてカバー3の周壁3aに着脱自在に連係させたディスク状の基部4aと、この基部4aの下面に一体連結して中栓2の天板2aに当接する位置決め突起4bと、該基部4aの下面中央部に設けられ中栓2の注出孔hに適合して該注出孔hを閉塞する凸部4cとからなっている。
5は、カバー3の周壁3aの対向位置に設けられた弾性アームである。この弾性アーム5は、カバー3の周壁上部において一体連結する部位を固定端とし、該カバー3の周壁下部に位置する自由端として、周壁3aの外表面と同一の外表面(面一(つらいち))を有する片持ち支持タイプの舌片5aから形成されていて、その舌片5aの内壁面には、カバー3の、口頚部1aへの装着姿勢でもってフランジ部2dの下端面近傍域に位置する爪部5bが設けられ、その自由端側の外壁面には、指掛け用の突起5cが設けられている。
本発明にしたが中栓付きのキャップは、容器1の口頚部1aにねじ止めした状態では図1に示すようにシール部材4の凸部4cが中栓2の注出孔hを閉塞しており、容器を反転しても内容物がこぼれ出ることはない。
容器1内の内容物を使いきり中栓2の付け替えを行うに当たっては、弾性アーム5を周壁3aの外方から内方へ向けて押し込んで弾性変形させ、その姿勢をそのまま維持しつつカバー3を回転させる。そうすると図4に示すように、弾性アーム5の爪部5bが中栓2のフランジ部2dの下縁部に連係しカバー3の回転に合わせて該中栓2が上方へ引き上げられることになる。
本発明にしたがう中栓付きのキャップは、直接手指に触れることなしに簡単に中栓2を取り外すことができるものであり、弾性アーム5はカバー3の周壁3aに一体連結した一体物として構成されるため構造の複雑化を伴うこともない。
シール部材4は、実施の形態では、カバー3と別部材として表示したが、該シール部材4はカバー3と一体的に設けられるものであってもよく、この点は限定されない。
シール部材4をアンダーカットによる係合だけで強固に固定できない場合には、接着剤を介して接着するかあるいは溶着によって固定することもできる。
また、弾性アーム5については、片持ち支持タイプの舌片5aにて図示したが、該弾性アーム5はその弾性変形が可能であるならば両端支持タイプであってもよく、弾性アーム5の支持形式は適宜変更が可能である。
爪部5bはフランジ部2dの全周に連係する環状のものにて構成できるが、突起状のものを間隔をおいて複数配列したものであってもよい。
容器の口頚部において確実に固定することができ、他の容器への付け替えに際しては簡便に取り外し可能な中栓付きのキャップが提供できる。
1 容器
1a 口頚部
2 中栓
2a 天板
2b 垂下筒
2c 垂下筒
2d フランジ部
3 カバー
3a 周壁
3b 天壁
4 シール部材
4a 基部
4b 突起
4c 凸部
5 弾性アーム
5a 舌片
5b 爪部
5c 突起
h 注出孔

Claims (2)

  1. 容器の口頚部に嵌合保持され、注出孔を通して容器内の内容物を注出する中栓と、前記中栓を容器の口頚部とともに取り囲む収納空間を有し、容器の口頚部へのねじ止めにより前記収納空間内の凸部を前記中栓の注出孔に当接させて該注出孔を閉塞させるカバーとを備えた中栓付きのキャップであって、
    前記中栓に、該中栓の外縁に向けて突出するフランジ部を設け、
    前記カバーに、対向位置にそれぞれ設けられ、外方から内方へ向かう押し込みにより前記フランジ部に連係する弾性アームを設けたことを特徴とする中栓付きのキャップ。
  2. 前記弾性アームは、前記カバーの周壁上部において一体連結する固定端と、前記カバーの周壁下部に位置する自由端とを有し、周壁の外表面と同一の外表面を有する片持ち支持タイプの舌片からなり、
    前記舌片の内壁面に、前記フランジ部の下縁に連係可能な爪部を有する、請求項1記載の中栓付きのキャップ。
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