JP2012049035A - 結線構造及びケーブルコネクタ組立体 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ケーブルコネクタ組立体1は、ケーブルコネクタ10と、少なくとも1本の同軸ケーブル20、又はドレーン線を有するツイアクスケーブルと、少なくとも1本の絶縁電線30とを備えている。ケーブルコネクタ10は、ハウジング11、ハウジング11に収容された複数のコンタクト12,13、及びハウジング11に収容された単一の接地バー14を有する。同軸ケーブル20の編組線22又ツインアクスケーブルのドレーン線、絶縁電線30(30b)の芯線31、及び接地用のコンタクト12b,13bが、単一の接地バー14に接続されている。
【選択図】図2
Description
そして、高速伝送用の同軸ケーブルの芯線又はツインアクスケーブルの芯線はケーブルコネクタ側の高速伝送用のコンタクトにおける信号用のコンタクトに結線される。その一方、同軸ケーブルにおける編組線又はツインアクスケーブルのドレーン線は、ケーブルコネクタ側の高速伝送用のコンタクトにおける接地用のコンタクトなどの接地ラインに結線されるのが一般的である。
ここで、高速伝送用の同軸ケーブルをケーブルコネクタに結線したケーブルコネクタ組立体として、例えば、図3に示すものが知られている(特許文献1参照)。
ここで、各同軸ケーブル120は、芯線121と、この芯線121を取り囲む絶縁体(図示せず)と、絶縁体の外周に配置された編組線122と、編組線122の外周に配置された外被123とを備えている。
グランドバー111は、金属板を打抜き及び曲げ加工することによって形成される。グランドバー111は、複数本の同軸ケーブル120の編組線122を接続することによって当該同軸ケーブル120の並列配置とともに各編組線122の等電位化を実現している。
ケーブルコネクタ100においては、全ての同軸ケーブル120の編組線122がグランドバー111に接続されているが、グランドバー111は基準となる接地単線に接続されていない。即ち、グランドバー111は、高速伝送用の同軸ケーブル120の編組線122に接続されているが、低速伝送用の絶縁電線のうちの接地用の絶縁電線(接地単線)には接続されていない。
しかしながら、このように、低速伝送用の絶縁電線のうち接地用の絶縁電線を、ケーブルコネクタ110側の、高速伝送用の同軸ケーブル120の編組線122に接続されたグランドバー111とは別個の接地単線に接続すると、同軸ケーブル120側の接地ラインと絶縁電線側の接地ラインとで接地基準の電位が異なってしまうことなる。同軸ケーブル120側の接地ラインと絶縁電線側の接地ラインとで接地基準の電位が異なると、信号の完全性(integrity)が達成できない。
本発明のうち請求項2に係る結線構造は、請求項1記載の結線構造において、前記絶縁電線が、信号用の絶縁電線と接地用の絶縁電線とを含み、前記単一の接地バーに接続される前記絶縁電線の芯線は、前記接地用の絶縁電線の芯線であることを特徴としている。
図1及び図2に示すケーブルコネクタ組立体1は、情報処理機器、通信機器及び電子機器などにおいて、高速伝送と、低速伝送との双方の伝送を可能にするため用いられる。
このケーブルコネクタ組立体1は、ケーブルコネクタ10と、複数本(本実施形態にあっては、7本)の同軸ケーブル20と、複数本(本実施形態にあっては、33本)の絶縁電線30とを備えている。
ここで、各同軸ケーブル20は、高速伝送に用いられる。各同軸ケーブル20は、芯線21と、芯線21を取り囲む絶縁体(図示せず)と、絶縁体の外周に配置された編組線22と、編組線22の外周に配置された外被23とを備えている。
複数のコンタクト12,13は、複数(本実施形態にあっては33個)の低速伝送用のコンタクト12と複数(本実施形態にあっては11個)の高速伝送用のコンタクト13とを備えている。低速伝送用のコンタクト12及び高速伝送用のコンタクト13は導電性金属板を打抜き加工、又は打抜き及び曲げ加工することによって形成される。
複数の低速伝送用のコンタクト12は、複数(本実施形態にあっては、25個)の信号用のコンタクト12aと、複数(本実施形態にあっては、8個)の接地用のコンタクト12bとを備えている。
ここで、複数の低速伝送用のコンタクト12及び複数の高速伝送用のコンタクト13は、図1に示すように、ハウジング11の幅方向(図1における上下方向)に沿って1列状に配置されている。このうち、低速伝送用のコンタクト12は、ハウジング11の左端部(図1における上端部)近傍からコンタクトNo.が1〜33まで配置される。高速伝送用のコンタクト13は、それに続いてコンタクトNo.が34〜44まで配置される。
低速伝送用及び高速伝送用のコンタクト12、13のうち信号用のコンタクト12a、13aは、ケーブルコネクタ10が接続される別個の信号回路に接続される。また、低速伝送用及び高速伝送用のコンタクト12、13のうち接地用のコンタクト12b、13bは、接地回路に接続される。
そして、図2に示すように、複数本の絶縁電線30のうち信号用の絶縁電線30aの芯線31は、低速伝送用における信号用のコンタクト12aに半田接続部w3で半田接続される。また、複数本の絶縁電線30のうち接地用の絶縁電線30bの芯線31は、接地バー14上に半田接続部w2で半田接続される。
このように、複数本の絶縁電線30及び同軸ケーブル20をケーブルコネクタ10側に接続すると、ケーブルコネクタ組立体1は完成する。
即ち、高速伝送用の同軸ケーブル20側の接地ラインと低速伝送用の絶縁電線30側の接地ラインとの全て接地基準の電位を等しくすることで信号の完全性を達成する。
以上、本発明の実施形態について説明してきたが、本発明はこれに限定されずに種々の変更、改良を行うことができる。
このツインアクスケーブルを接続するに際しては、ツインアクスケーブルの芯線を、高速伝送用のコンタクト13のうち信号用のコンタクト13aに接続する。また、ツインアクスケーブルのドレーン線を、接地バー14に接続する。
更に、同軸ケーブル20や上述したツインアクスケーブル及び絶縁電線30は、必ずしもケーブルコネクタ10に接続される必要はなく(必ずしもハウジング11及びコンタクト12,13を有するものに接続されなくても良い)、少なくとも1本の同軸ケーブル20、又は少なくとも1本のツインアクスケーブルと、少なくとも1本の絶縁電線30と、単一の接地バー14とを有する結線構造としてもよい。この場合、同軸ケーブル20の編組線22又はツインアクスケーブルのドレーン線、及び絶縁電線30(接地用の絶縁電線30b)の芯線31が、単一の接地バー14に接続される。
また、ツインアクスケーブルを使用する場合、ドレーン線の代りに外部導体を接地バー14に接続してもよい。
10 ケーブルコネクタ
11 ハウジング
12 低速伝送用のコンタクト(コンタクト)
12a 低速伝送用のコンタクトのうち信号用のコンタクト
12b 低速伝送用のコンタクトのうち接地用のコンタクト
13 高速伝送用のコンタクト(コンタクト)
13a 高速伝送用のコンタクトのうち信号用のコンタクト
13b 高速伝送用のコンタクトのうち接地用のコンタクト
14 接地バー
20 同軸ケーブル
22 編組線
30 絶縁電線
30a 信号用の絶縁電線
30b 接地用の絶縁電線
31 芯線
Claims (4)
- 少なくとも1本の同軸ケーブル、又はドレーン線を有する少なくとも1本のツインアクスケーブルと、少なくとも1本の絶縁電線と、単一の接地バーとを有する結線構造であって、
前記同軸ケーブルの編組線又は前記ツインアクスケーブルのドレーン線、及び前記絶縁電線の芯線が、前記単一の接地バーに接続されていることを特徴とする結線構造。 - 前記絶縁電線が、信号用の絶縁電線と接地用の絶縁電線とを含み、前記単一の接地バーに接続される前記絶縁電線の芯線は、前記接地用の絶縁電線の芯線であることを特徴とする請求項1記載の結線構造。
- ハウジング、該ハウジングに収容された複数の信号用のコンタクト及び接地用のコンタクト、及び前記ハウジングに収容された単一の接地バーを有するケーブルコネクタと、少なくとも1本の同軸ケーブル、又はドレーン線を有する少なくとも1本のツインアクスケーブルと、少なくとも1本の絶縁電線とを備えたケーブルコネクタ組立体であって、
前記同軸ケーブルの編組線又は前記ツインアクスケーブルのドレーン線、前記絶縁電線の芯線、及び前記接地用のコンタクトが、前記単一の接地バーに接続されていることを特徴とするケーブルコネクタ組立体。 - 前記絶縁電線が、信号用の絶縁電線と接地用の絶縁電線とを含み、前記単一の接地バーに接続される前記絶縁電線の芯線は、前記接地用の絶縁電線の芯線であることを特徴とする請求項3記載のケーブルコネクタ組立体。
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