JP2012044574A - 伝送システム - Google Patents
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Abstract
【課題】ITU-T勧告G.709に規定された光伝送ネットワークでは、OTU/ODUオーバーヘッドの伝送誤りはBIP-8では検出できないこと。
【解決手段】OTUフレームの送受信を行う伝送システムは、OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含む。第1の伝送装置は、OTUフレーム中の事前に設定された演算範囲を対象としてBIP-8を演算し、演算結果をOTUフレームに挿入して送信する。第2の伝送装置は、第1の伝送装置と同じ演算範囲を対象として受信したフレームからBIP-8を演算し、第1の伝送装置から送られてきたBIP-8と比較して、伝送誤りの有無を検出する。演算範囲は、OPUのみを含む領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む領域とのうちの何れか一方を事前に選択して伝送装置に設定する。
【選択図】図1
【解決手段】OTUフレームの送受信を行う伝送システムは、OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含む。第1の伝送装置は、OTUフレーム中の事前に設定された演算範囲を対象としてBIP-8を演算し、演算結果をOTUフレームに挿入して送信する。第2の伝送装置は、第1の伝送装置と同じ演算範囲を対象として受信したフレームからBIP-8を演算し、第1の伝送装置から送られてきたBIP-8と比較して、伝送誤りの有無を検出する。演算範囲は、OPUのみを含む領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む領域とのうちの何れか一方を事前に選択して伝送装置に設定する。
【選択図】図1
Description
本発明は、光伝送ユニットフレームの送受信を行う伝送装置によって構成される通信ネットワークに関する。
光伝送ユニットフレームの送受信を行う通信ネットワークとして、ITU-T勧告G.709に規定された光伝送ネットワーク(OTN:Optical Transport Network)がある。このOTNネットワークのフレームは、次のような階層構造になっている。まず、クライアント信号(SDHやEthernet(登録商標)等)にOPUオーバーヘッド(OH)を付加したものを、光ペイロードユニット(OPU:Optical-channel Payload Unit)と呼ぶ。OPUオーバーヘッドの各バイトの定義は、OPUペイロードであるクライアント信号によって相違する。次に、このOPUにODUオーバーヘッドを付加したものを、光データユニット(ODU:Optical Data Unit)と呼ぶ。そして、このODUに、OTUオーバーヘッドとフォワード・エラー・コレクション(FEC)を付加したものが、光伝送ユニット(OTU: Optical Channel Transport Unit)フレームとなる。なお、OTUk、ODUkのようにkを付加した場合、k番目のOTU、ODUを意味するものとする。
OTUフレームは、4080バイトの4つの行(row)から構成される。各行のバイトは、コラム(column)1〜4080の番号で特定される。OTU/ODUオーバーヘッドは、コラム1〜14の位置にある。そのうち、OPUオーバーヘッドは、コラム15〜16の位置にある。また、OPUペイロードは、コラム17〜3824の位置にある。FECは、コラム3825〜4080の位置にある。
OTU/ODUオーバーヘッドの定義を図10に示す。図中の各記号の意味は以下の通りである。FASは、フレーム・アライメント信号を示す。MFASは、マルチフレーム・アライメント信号を示す。SMは、セクション・モニタリングを示す。GCCO〜GCC3は、汎用通信チャネルを示す。RESは、予約済を示す。TCMACTは、タンデム接続モニタリング・アクティベーションを示す。TCM1〜TCM6は、タンデム接続モニタリングを示す。FTFLは、障害タイプおよび障害場所を示す。PMは、パス・モニタリングを示す。EXPは、実験用を示す。APS/PCCは、自動プロテクション・スイッチング/プロテクション通信チャネルを示す。このうち、行1のコラム8〜14に配置されるバイトがOTUオーバーヘッドを構成する。また、行2〜4のコラム1〜14に配置されるバイトがODUオーバーヘッドを構成する。
OTUオーバーヘッドは、各種の監視機能を提供する。そのうちの1機能として、OTUフレームの伝送誤りを検出する機能として、SMの2バイト目にBIP-8が定義されている。同様に、ODUオーバーヘッドの1機能として、ODUの伝送誤りを検出する機能として、PM,TCM1〜TCM6の2バイト目にBIP-8が定義されている。
BIP-8は、8ビットのビット・インタリーブド・パリティの略である。BIP-8では、演算範囲に含まれる各バイトの第1ビットごと、第2ビットごとというように、8回パリティを計算する。ITU-T勧告G.709では、図11に示すように、OPUデータ(OPUペイロードとOPUオーバーヘッドとを合わせた領域で、行1〜4のコラム15〜3824)の部分を、BIP-8の演算範囲とする。また、フレームiについて計算されたBIP-8の値は、そのフレームiの2つ後のフレームi+2の所定の場所(OTUオーバーヘッドの場合はSMの2バイト目、ODUオーバーヘッドの場合はPM,TCM1〜TCM6の2バイト目)に挿入される。
上述したようなBIP-8演算により誤り監視を行う伝送システムを記載した文献として、特許文献1がある。また、光伝送ネットワークを記載した文献として、特許文献2がある。
上述したように、ITU-T勧告G.709では、OPUデータの部分(以下、ペイロード情報と記すこともある)をBIP-8の演算範囲としている。このため、OTU/ODUオーバーヘッドの部分に伝送誤りが発生しても、BIP-8では検出できない。
本発明の目的は、上述した課題、すなわちOTU/ODUオーバーヘッドの伝送誤りはBIP-8では検出できない、という課題を解決する伝送システムを提供することにある。
本発明の一形態にかかる伝送システムは、OTUフレームの送受信を行う複数の伝送装置を含む伝送システムであって、
OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、該第1の伝送装置から送信された前記OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含み、
前記第1の伝送装置は、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第1の演算範囲情報を記憶する第1の記憶部と、
送信するOTUフレームの領域のうち前記第1の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第1の演算部と、
前記第1の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を送信するOTUフレームに挿入する挿入部と
を備え、
前記第2の伝送装置は、
受信したOTUフレームから8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出する抽出部と、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、前記第1の演算範囲情報と同じ演算範囲を示す第2の演算範囲情報を記憶する第2の記憶部と、
受信したOTUフレームの領域のうち前記第2の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第2の演算部と、
前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する誤り検出部と
を備える、という構成を採る。
OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、該第1の伝送装置から送信された前記OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含み、
前記第1の伝送装置は、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第1の演算範囲情報を記憶する第1の記憶部と、
送信するOTUフレームの領域のうち前記第1の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第1の演算部と、
前記第1の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を送信するOTUフレームに挿入する挿入部と
を備え、
前記第2の伝送装置は、
受信したOTUフレームから8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出する抽出部と、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、前記第1の演算範囲情報と同じ演算範囲を示す第2の演算範囲情報を記憶する第2の記憶部と、
受信したOTUフレームの領域のうち前記第2の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第2の演算部と、
前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する誤り検出部と
を備える、という構成を採る。
本発明は上述した構成を有するため、OTU/ODUオーバーヘッドの伝送誤りをBIP-8で検出することが可能となる。
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる伝送システムは、OTUフレームの送受信を行う複数の伝送装置131、132と、これら複数の伝送装置を管理する管理装置133とから構成されている。図1には、2台の伝送装置しか示されていないが、3台以上の伝送装置が存在していてよい。
[第1の実施形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態にかかる伝送システムは、OTUフレームの送受信を行う複数の伝送装置131、132と、これら複数の伝送装置を管理する管理装置133とから構成されている。図1には、2台の伝送装置しか示されていないが、3台以上の伝送装置が存在していてよい。
伝送装置131は、OTUフレームを伝送装置132に向けて送信する装置である。伝送装置131は、自装置131から伝送装置132までの伝送区間で発生する伝送誤りをBIP-8により検出するために、送信側BIP-8機能部101を備えている。
伝送装置132は、伝送装置131から送信されたOTUフレームを受信する装置である。伝送装置132は、伝送装置131から自装置132までの伝送区間で発生する伝送誤りをBIP-8により検出するために、受信側BIP-8機能部102を備えている。
図2を参照すると、送信側BIP-8機能部101は、演算回路103と演算範囲設定部104とBIP-8バイト挿入部105とから構成される。
演算範囲設定部104は、BIP-8を演算する領域を示す情報を記憶するメモリやレジスタである。この演算範囲設定部104には、ITU-T勧告G.709で規定される演算範囲(以下、標準の演算範囲と記す)、およびOTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む演算範囲(以下、標準外の演算範囲と記す)のうちの何れか一方が、インターフェース111を通じて管理装置133から設定(記憶)される。
演算回路103は、送信するフレームのOTU/ODU信号のバイトのうち、演算範囲設定部104に設定された演算範囲に含まれるバイトを対象としてBIP-8を演算する機能を有する。
BIP-8バイト挿入部105は、或るフレームについて演算回路103で計算されたBIP-8の演算結果を、2つ後のフレームのOTU/ODUオーバーヘッドに挿入する機能を有する。より具体的には、OTUレイヤにおける誤り監視の場合、BIP-8バイト挿入部105は、SMの2バイト目にBIP-8の演算結果を挿入する。また、ODUレイヤにおける誤り監視の場合、BIP-8バイト挿入部105は、PM,TCM1〜TCM6の何れかの2バイト目にBIP-8の演算結果を挿入する。
図3を参照すると、受信側BIP-8機能部102は、BIP-8バイト抽出部106と誤り検出部107と演算回路108と演算範囲設定部109とから構成される。
演算範囲設定部109は、BIP-8を演算する領域を示す情報を記憶するメモリやレジスタである。この演算範囲設定部109には、標準の演算範囲、および標準外の演算範囲のうちの何れか一方が、インタフェイス112を通じて管理装置133から設定(記憶)される。
BIP-8バイト抽出部106は、受信したフレームのOTU/ODUオーバーヘッドからBIP-8を抽出する機能を有する。より具体的には、OTUレイヤにおける誤り監視の場合、BIP-8バイト抽出部106は、SMの2バイト目からBIP-8を抽出する。また、ODUレイヤにおける誤り監視の場合、BIP-8バイト抽出部106は、PM,TCM1〜TCM6の何れかの2バイト目からBIP-8を抽出する。
演算回路108は、受信したフレームのOTU/ODU信号のバイトのうち、演算範囲設定部109に設定された演算範囲に含まれるバイトを対象としてBIP-8を演算する機能を有する。
誤り検出部107は、演算回路108で計算されたBIP-8と、その演算結果が求められたフレームの2つ後のフレームからBIP-8バイト抽出部106によって抽出されたBIP-8とを比較して誤りを検出する機能を有する。また、誤り検出部107は、検出結果をインタフェイス113を通じて管理装置133に出力する機能を有する。
図4を参照すると、管理装置133は、キーボード等の入力装置とディスプレイ等の出力装置とから構成される入出力装置141と、CPU等の処理装置142と、磁気ディスク等の記憶装置143とから構成される。また、処理装置142は、プログラム等で実現された入力部144、検査部145、設定部146、および受信部147を有している。
入力部144は、入出力装置141から、監視区間とその監視区間に対応する演算範囲情報との組を入力し、検査部145へ伝達する。監視区間とは、OTUフレームが通過する複数の伝送装置のうち、BIP-8の生成点となる伝送装置とこの伝送装置で生成されたBIP-8を検査する検査点となる伝送装置との区間を意味する。また、演算範囲情報とは、BIP-8を演算する領域を示す情報を意味する。演算範囲情報は、標準の演算範囲および標準外の演算範囲の何れかである。
記憶装置143は、管理装置133が管理の対象としている複数の伝送装置に既に設定されている監視区間とその監視区間に対応する演算範囲情報との組を記憶している。
検査部145は、入力部144により入力された監視区間とその監視区間に対応する演算範囲情報との組が、既に設定されている他の監視区間および演算範囲と同時に設定しても問題が生じないかどうかを検査する機能を有する。
より具体的には、検査部145は、まず、入力部から入力された組の演算範囲情報が標準範囲、標準外の演算範囲の何れであるかを判定する。標準範囲であれば、既に設定されている他の監視区間と同時に設定可能と判定し、入力された組の情報を設定部146へ伝達する。次に、標準外の演算範囲であれば、検査部145は、記憶装置143に記憶された組に、標準外の演算範囲を持つ組が存在するか否かを調べる。1つも存在しなければ、今回入力された組は設定可能と判定し、入力された組の情報を設定部146へ伝達する。他方、標準外の演算範囲を持つ既設定の組が1以上存在すれば、それらの各々の組と今回入力された組とを比較し、区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲の双方で重複しているか否かを調べる。そして、区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲の双方で重複する既設定の組が1組も存在しなければ、今回入力された組は設定可能と判定し、入力された組の情報を設定部146へ伝達する。
他方、検査部145は、今回入力された組と、区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲の双方で重複する既設定の組が1組でも存在すれば、今回入力された組は設定不可と判定し、設定部146へは伝達せずに、入出力装置141にアラームを出力する。
設定部146は、入力部144により入力され、検査部145の検査によって設定可能と判定された組の情報に従って、パリティの生成点となる伝送装置とこの伝送装置で生成されたパリティを検査する検査点となる伝送装置とに対して、演算範囲情報を設定する機能を有する。
受信部147は、各伝送装置から送信されたBIP-8による誤り検出情報を受信し、入出力装置141に出力する機能を有している。
次に、本実施形態にかかる伝送システムにおけるBIP-8による誤り監視動作を説明する。なお、説明の便宜上、図1の伝送装置131を誤り監視の送信側、伝送装置132を誤り監視の受信側とする。
管理者は、管理装置133の入力装置141から、監視区間と演算範囲情報との組を入力する。入力する監視区間の情報では、伝送装置131の識別子を指定して、伝送装置131が誤り監視の送信側であることを指定する。また、入力する監視区間の情報では、伝送装置132の識別子を指定して、伝送装置132が誤り監視の受信側であることを指定する。さらに、入力する監視区間の情報では、誤り監視をOTNレイヤ、ODUレイヤの何れで行うかを指定し、ODUレイヤで行う場合には、使用するオーバーヘッドのバイトがPM,TCM1〜TCM6の何れであるかを指定する。また、入力する演算範囲情報では、演算範囲を指定する。
演算範囲の指定の仕方としては、例えば図5の演算範囲設定例に示されるように、設定番号と演算範囲との関係をシステムで事前に定義しておき、管理者は設定番号を指定することで行う方法を使用してよい。図5の例では、3種類の演算範囲を指定できるようになっている。設定番号1は、標準の演算範囲に対応する。設定番号2と設定番号3とは、それぞれ異なる標準外の演算範囲に対応する。具体的には、設定番号2は、標準の演算範囲に加えて、OTU/ODUオーバーヘッドの所定のエリアを演算範囲に指定している。また設定番号3は、標準の演算範囲は除外し、OTU/ODUオーバーヘッドの所定のエリアのみを演算範囲に指定している。設定番号2、3における所定のエリアの例としては、GCC1がある。別の例としては、GCC1およびGCC2としてもよい。なお、上記の例では設定は3つとしたが、3つに限定されず、2つであっても良いし、4つ以上であっても良い。
管理装置133の入力部144は、入力装置141から監視区間と演算範囲情報との組が入力されると、それを検査部145に伝達する。検査部145は、入力部144により入力された監視区間とその監視区間に対応する演算範囲情報との組が、既に設定されている他の監視区間および演算範囲と同時に設定しても問題が生じないかどうかを検査する。そして、検査部145は、問題が生じなければ、入力部144により入力された監視区間とその監視区間に対応する演算範囲情報との組を、記憶装置143に記憶し、設定部146へ伝達する。設定部146は、伝達された情報に基づいて、伝送装置131の送信側BIP-8機能部101における演算範囲設定部104に演算範囲情報を設定し、伝送装置132の受信側BIP-8機能部102における演算範囲設定部109に演算範囲情報を設定する。
その後、伝送装置131からOTUフレームが伝送装置132に向けて送信される際、送信側BIP-8機能部101において以下の処理が実行される。まず、演算回路103は、送信するフレームのOTU/ODU信号のバイトのうち、演算範囲設定部104に設定された演算範囲に含まれるバイトを対象としてBIP-8を演算する。続いて、BIP-8バイト挿入部105は、演算回路103で計算されたBIP-8の演算結果を、2つ後のフレームのOTU/ODUオーバーヘッドに挿入する。
また、伝送装置131から送信されたOTUフレームを受信した伝送装置132の受信側BIP-8機能部102において以下の処理が実行される。まず、BIP-8バイト抽出部106は、受信したフレームのOTU/ODUオーバーヘッドからBIP-8を抽出し、誤り検出部107へ伝達する。また、演算回路108は、受信したフレームのOTU/ODU信号のバイトのうち、演算範囲設定部109に設定された演算範囲に含まれるバイトを対象としてBIP-8を演算し、演算結果を誤り検出部107に伝達する。誤り検出部107は、演算回路108で計算されたBIP-8を内部に蓄積し、2つ後のフレームからBIP-8バイト抽出部106によって抽出されたBIP-8と比較して誤りを検出する。そして、必要に応じて、誤り検出部107は、検出結果をインタフェイス113を通じて管理装置133に出力する。
このように本実施形態によれば、誤り監視の送信側の伝送装置131と受信側の伝送装置132とに対して、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む演算範囲を設定しておくことにより、OTU/ODUオーバーヘッドの伝送誤りをBIP-8で検出することが可能となる。
また、本実施形態によれば、誤り監視の送信側の伝送装置131と受信側の伝送装置132とに対して、標準の演算範囲を設定しておくことにより、ITU-T勧告G.709で規定される通りのBIP-8演算による誤り監視も支障なく実施することができる。
また、本実施形態によれば、管理装置133に検査部145を備えることにより、区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲で互いに重複する複数の監視区間を同時に設定してしまう操作を防止することができる。これにより、演算範囲をOTU/ODUオーバーヘッドに拡張したことに伴う操作ミスによる伝送システムの誤動作を未然に回避することができる。
[第2の実施形態]
次に本発明にかかる伝送システムの第2の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる伝送システムは、送信側BIP-8機能部101の代わりに、図6に示す送信側BIP-8機能部201を使用し、受信側BIP-8機能部102の代わりに、図7に示す受信側BIP-8機能部202を使用する。
次に本発明にかかる伝送システムの第2の実施の形態について説明する。本実施の形態にかかる伝送システムは、送信側BIP-8機能部101の代わりに、図6に示す送信側BIP-8機能部201を使用し、受信側BIP-8機能部102の代わりに、図7に示す受信側BIP-8機能部202を使用する。
図6を参照すると、送信側BIP-8機能部201は、演算回路203と演算範囲設定部204とOHバイト挿入部205とOHバイト指定部210とから構成される。演算回路203および演算範囲設定部204は、送信側BIP-8機能部101の演算回路103および演算範囲設定部104と同じである。
OHバイト指定部210は、OHバイト挿入部205に対して、演算回路203の演算結果を挿入するOTU/ODUオーバーヘッドのバイトを指定する。具体的には、OHバイト指定部210は、RESの未定義バイト、EXPのバイト、FTFLの使用方法が未だ標準としては規定されていないバイトなど、未使用のオーバーヘッドのバイトの何れかを指定する。その何れのバイトを指定するかは、インタフェイス221を通じて管理装置133から与えられる情報で定められる。
OHバイト挿入部205は、演算回路203で計算されたBIP-8の演算結果を、2つ後のフレームのOTU/ODUオーバーヘッド上の、OHバイト指定部210から指定されたバイトに挿入する機能を有する。
図7を参照すると、受信側BIP-8機能部202は、OHバイト抽出部206と誤り検出部207と演算回路208と演算範囲設定部209とOHバイト指定部211とから構成される。誤り検出部207、演算回路208、および演算範囲設定部209は、受信側BIP-8機能部102の誤り検出部107、演算回路108、および演算範囲設定部109と同じである。
OHバイト指定部211は、OHバイト抽出部206に対して、BIP-8を抽出するOTU/ODUオーバーヘッドのバイトを指定する。具体的には、OHバイト指定部211は、RESの未定義バイト、EXPのバイト、FTFLの使用方法が未だ標準としては規定されていないバイトなど、未使用のオーバーヘッドのバイトの何れかを指定する。その何れのバイトを指定するかは、インタフェイス222を通じて管理装置133から与えられる情報で定められる。
OHバイト抽出部206は、OTU/ODUオーバーヘッド上の、OHバイト指定部211から指定されたバイトからBIP-8を抽出する機能を有する。
本実施形態によれば、RESの未定義バイト、EXPのバイト、FTFLの使用方法が未だ標準としては規定されていないバイトなど、未使用のオーバーヘッドのバイトを使用して、OTU/ODUオーバーヘッドの伝送誤りをBIP-8で検出することが可能となる。
[第3の実施形態]
図8を参照すると、本実施形態にかかる伝送システムは、ODU信号を生成する機能506を有する伝送装置501と、ODU信号をクロスコネクトする機能508、510を有する伝送装置502〜504と、ODU信号を終端する機能507を有する伝送装置505とから構成される。すなわち、本実施形態の伝送システムでは、伝送装置501で生成したODU信号を伝送装置502、503、504で中継し、伝送装置505で終端している。
図8を参照すると、本実施形態にかかる伝送システムは、ODU信号を生成する機能506を有する伝送装置501と、ODU信号をクロスコネクトする機能508、510を有する伝送装置502〜504と、ODU信号を終端する機能507を有する伝送装置505とから構成される。すなわち、本実施形態の伝送システムでは、伝送装置501で生成したODU信号を伝送装置502、503、504で中継し、伝送装置505で終端している。
また、伝送装置502は、装置管理用のデータを、中継するODU信号に途中で挿入する機能509を有している。さらに、伝送装置504は、中継するODU信号に挿入された当該装置管理用のデータを抽出する機能511を有している。具体的には、伝送装置502は、ODUオーバーヘッドのGCC1,GCC2の所定のバイトに装置管理用のデータを挿入する。また、伝送装置504は、ODUオーバーヘッドのGCC1,GCC2の上記所定のバイトから装置管理用のデータを抽出する。
さらに、伝送装置502には送信側BIP-8機能部521が設けられており、伝送装置504には受信側BIP-8機能部522が設けられている。送信側BIP-8機能部521は、第1の実施形態における送信側BIP-8機能部101、または第2の実施形態における送信側BIP-8機能部201と同じである。受信側BIP-8機能部522は、第1の実施形態における受信側BIP-8機能部102、または第2の実施形態における受信側BIP-8機能部202と同じである。
そして、送信側BIP-8機能部521および受信側BIP-8機能部522には、ODUオーバーヘッドのGCC1,GCC2の上記所定のバイトが演算範囲として設定されている。
上述した構成によれば、ODUオーバーヘッドのGCC1,GCC2の上記所定のバイトにマッピングされた装置管理用のデータが、伝送装置502から伝送装置504まで伝送される間に伝送誤りを発生した場合、ペイロードに発生する伝送誤りと独立にBIP-8により検出することが可能となる。従って、例えば図8に示されるように、伝送装置501と伝送装置502との間で伝送障害が発生したとしても、その伝送障害とは無関係に、装置管理用のデータの伝送誤りの有無をBIP-8により検出することができる。
[第4の実施形態]
図9を参照すると、本実施形態にかかる伝送システムは、ユーザ装置702と、ユーザ装置703と、クロスコネクト機能を有する伝送装置704、705等から構成されるネットワーク701とから構成されている。この伝送システムは、ユーザ装置702からユーザ装置703までのODU信号の伝送を、ODUクロスコネクト装置によるネットワーク701を介して伝送するサービスを提供している。そして、ユーザ装置702は、ODU信号のペイロード情報だけでなく、ODUオーバーヘッドの所定のバイト(例えば、GCC1,GCC2のバイト)にユーザ独自のデータをマッピングして伝送している。
図9を参照すると、本実施形態にかかる伝送システムは、ユーザ装置702と、ユーザ装置703と、クロスコネクト機能を有する伝送装置704、705等から構成されるネットワーク701とから構成されている。この伝送システムは、ユーザ装置702からユーザ装置703までのODU信号の伝送を、ODUクロスコネクト装置によるネットワーク701を介して伝送するサービスを提供している。そして、ユーザ装置702は、ODU信号のペイロード情報だけでなく、ODUオーバーヘッドの所定のバイト(例えば、GCC1,GCC2のバイト)にユーザ独自のデータをマッピングして伝送している。
また本実施形態にかかる伝送システムでは、ユーザ装置702とネットワーク701との接続点である伝送装置704と、ユーザ装置703とネットワーク701との接続点である伝送装置705との間で、ペイロード情報およびODUオーバーヘッドの上記所定のバイトの伝送品質をBIP-8により監視している。具体的には、伝送装置704には、送信側BIP-8機能部711が設けられており、伝送装置705には受信側BIP-8機能部712が設けられている。送信側BIP-8機能部711は、第1の実施形態における送信側BIP-8機能部101、または第2の実施形態における送信側BIP-8機能部201と同じである。受信側BIP-8機能部712は、第1の実施形態における受信側BIP-8機能部102、または第2の実施形態における受信側BIP-8機能部202と同じである。
そして、送信側BIP-8機能部711および受信側BIP-8機能部712には、ODUオーバーヘッドの上記所定のバイトとペイロード情報とが演算範囲として設定されている。
上述した構成によって、伝送装置704と伝送装置705との間において、ODUオーバーヘッドを含めたODU信号のBIP-8による伝送の品質管理が可能になる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明は以上の実施の形態にのみ限定されず、その他各種の付加変更が可能である。
101…送信側BIP-8機能部
102…受信側BIP-8機能部
103…演算回路
104…演算範囲設定部
105…BIP-8バイト挿入部
106…BIP-8バイト抽出部
107…誤り検出部
108…演算回路
109…演算範囲設定部
111〜113…インタフェイス
102…受信側BIP-8機能部
103…演算回路
104…演算範囲設定部
105…BIP-8バイト挿入部
106…BIP-8バイト抽出部
107…誤り検出部
108…演算回路
109…演算範囲設定部
111〜113…インタフェイス
Claims (9)
- OTUフレームの送受信を行う複数の伝送装置を含む伝送システムであって、
OTUフレームの送信を行う第1の伝送装置と、該第1の伝送装置から送信された前記OTUフレームを受信する第2の伝送装置とを含み、
前記第1の伝送装置は、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第1の演算範囲情報を記憶する第1の記憶部と、
送信するOTUフレームの領域のうち前記第1の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第1の演算部と、
前記第1の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を送信するOTUフレームに挿入する挿入部と
を備え、
前記第2の伝送装置は、
受信したOTUフレームから8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出する抽出部と、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、前記第1の演算範囲情報と同じ演算範囲を示す第2の演算範囲情報を記憶する第2の記憶部と、
受信したOTUフレームの領域のうち前記第2の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第2の演算部と、
前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する誤り検出部と
を備えることを特徴とする伝送システム。 - 前記伝送システムは、さらに、管理装置を備え、
前記管理装置は、
OTUフレームが通過する複数の前記伝送装置のうち8ビットのビット・インタリーブド・パリティの生成点となる伝送装置と該伝送装置で生成された8ビットのビット・インタリーブド・パリティを検査する検査点となる伝送装置との区間を監視区間と呼ぶとき、前記監視区間と該監視区間に対応する演算範囲情報との組を入力する入力部と、
前記入力部から入力された組の情報に従って、該当する前記伝送装置に演算範囲情報を設定する設定部と
を備えることを特徴とする請求項1に記載の伝送システム。 - 前記伝送システムは、さらに、管理装置を備え、
前記管理装置は、
OTUフレームが通過する複数の前記伝送装置のうち8ビットのビット・インタリーブド・パリティの生成点となる伝送装置と該伝送装置で生成された8ビットのビット・インタリーブド・パリティを検査する検査点となる伝送装置との区間を監視区間と呼ぶとき、前記監視区間と該監視区間に対応する演算範囲情報との組を入力する入力部と、
複数の前記伝送装置に既に設定されている監視区間と該監視区間に対応する演算範囲情報との組を記憶する記憶部と、
前記入力部から入力された組の演算範囲情報がOTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む演算範囲を示す場合、前記記憶部に記憶された組のうち演算範囲情報がOTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む演算範囲である組と前記入力された組とを比較し、区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲で重複しているか否かを検査する検査部と、
前記入力部から入力された組の演算範囲情報がOTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む演算範囲を示す場合、前記検査部で区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲での重複が無いことが確認されたことを条件に、当該組に該当する前記伝送装置に演算範囲情報を設定する設定部と
を備えることを特徴とする請求項1または2に記載の伝送システム。 - 前記第1の伝送装置は、さらに、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果の挿入箇所を指定する第1の指定部を備え、
前記挿入部は、前記第1の指定部によって指定された挿入箇所に8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を挿入する
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の伝送システム。 - 前記第2の伝送装置は、さらに、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果の挿入箇所を指定する第2の指定部を備え、
前記抽出部は、前記第2の指定部によって指定された挿入箇所から8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出する
ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の伝送システム。 - 前記挿入部は、前記第1の演算部が8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算したOTUフレームの2つ後のOTUフレームに前記演算結果を挿入し、
前記誤り検出部は、前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と、該演算結果が求められたOTUフレームの2つ後のOTUフレームから前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する
ことを特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の伝送システム。 - 8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第1の演算範囲情報を記憶する第1の記憶部と、第1の演算部と、挿入部とを有する第1の伝送装置と、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、前記第1の演算範囲情報と同じ演算範囲を示す第2の演算範囲情報を記憶する第2の記憶部と、抽出部と、第2の演算部と、誤り検出部とを有する第2の伝送装置と
を含む複数の伝送装置から構成される伝送システムが実行する障害監視方法であって、
前記第1の伝送装置の前記第1の演算部が、送信するOTUフレームの領域のうち前記第1の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算し、
前記第1の伝送装置の前記挿入部が、前記第1の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を2つ後のOTUフレームに挿入して送信し、
前記第2の伝送装置の前記抽出部が、受信したOTUフレームから8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出し、
前記第2の伝送装置の前記第2の演算部が、受信したOTUフレームの領域のうち前記第2の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算し、
前記第2の伝送装置の前記誤り検出部が、前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と、該演算結果が求められたOTUフレームの2つ後のOTUフレームから前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する
ことを特徴とする障害監視方法。 - 前記伝送システムは、さらに、入力部と検査部と設定部とを有する管理装置を備え、
前記管理装置の前記入力部が、OTUフレームが通過する複数の前記伝送装置のうち8ビットのビット・インタリーブド・パリティの生成点となる伝送装置と該伝送装置で生成された8ビットのビット・インタリーブド・パリティを検査する検査点となる伝送装置との区間を監視区間と呼ぶとき、前記監視区間と該監視区間に対応する演算範囲情報との組を入力し、
前記管理装置の前記検査部が、何れかの前記伝送装置に既に設定さている監視区間および何れかの前記伝送装置にこれから設定する予定の監視区間のうち、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域を演算範囲とする監視区間どうしが、区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲で重複しているか否かを検査し、
前記管理装置の前記設定部が、前記入力部から入力された監視区間と該監視区間に対応する演算範囲情報との組のうち、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域を演算範囲とする組については、前記伝送装置に既に設定されている監視区間と区間およびOTU/ODUオーバーヘッドの演算範囲で重複していないことが前記検査部で確認されたことを条件に、当該組に該当する前記伝送装置に演算範囲情報を設定する
ことを特徴とする請求項7に記載の障害監視方法。 - OTUフレームの送受信を行う伝送装置であって、
送信部および受信部を備え、
前記送信部は、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第1の演算範囲情報を記憶する第1の記憶部と、
送信するOTUフレームの領域のうち前記第1の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第1の演算部と、
前記第1の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果を送信するOTUフレームに挿入する挿入部と
を備え、
前記受信部は、
受信したOTUフレームから8ビットのビット・インタリーブド・パリティを抽出する抽出部と、
8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する領域として、OPUのみを含む第1の領域と、OTU/ODUオーバーヘッドの任意のバイトを少なくとも含む第2の領域とのうちの何れか一方を示す第2の演算範囲情報を記憶する第2の記憶部と、
受信したOTUフレームの領域のうち前記第2の演算範囲情報によって定まる領域を対象として、8ビットのビット・インタリーブド・パリティを演算する第2の演算部と、
前記第2の演算部による8ビットのビット・インタリーブド・パリティの演算結果と前記抽出部によって抽出された8ビットのビット・インタリーブド・パリティとを比較して誤りを検出する誤り検出部と
を備えることを特徴とする伝送装置。
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