JP2012023648A - 再生装置、再生方法、およびプログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】3D表示においてOSD画面を違和感なく視認することができるようする。
【解決手段】3Dコンテンツを再生する再生装置は、3Dコンテンツの再生中にOSD画面を表示する場合、3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成し、OSD画面と合成して表示させる。また、再生装置は、表示させているOSD画面を消去する場合、減少させた飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成し、OSD画面と合成して表示させる。
本発明は、例えば、3Dコンテンツを再生する再生装置に適用できる。
【選択図】図6
【解決手段】3Dコンテンツを再生する再生装置は、3Dコンテンツの再生中にOSD画面を表示する場合、3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成し、OSD画面と合成して表示させる。また、再生装置は、表示させているOSD画面を消去する場合、減少させた飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成し、OSD画面と合成して表示させる。
本発明は、例えば、3Dコンテンツを再生する再生装置に適用できる。
【選択図】図6
Description
本発明は、再生装置、再生方法、およびプログラムに関し、特に、3D表示においてOSD画面を違和感なく視認することができるようする再生装置、再生方法、およびプログラムに関する。
近年、映像を立体的に知覚できる3D方式の映画が話題である。また、3Dでの視聴が可能なテレビジョン受像機の発売も始まり、3Dでの視聴が本格化し始めてきている。
これまでにも、3Dコンテンツに特有の問題を解決するべく、様々な技術が提案されている。例えば、2Dコンテンツと3Dコンテンツの切り換えによる2D表示から3D表示への切り換えにおいて、視差量を徐々に広げるようにして、違和感なく3D表示へ切り換えられるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
3Dコンテンツに特有の問題として、図1に示すようなOSD画面を表示させたときの問題がある。
図1Aは、3Dコンテンツの画像(以下、3D画像という。)がディスプレイに表示されているときの、正面と真横から見た画面イメージを示している。3D画像中のオブジェクトは、図1Aの真横の画面イメージにおいて斜線を付して示されるように、ディスプレイ位置よりも手前方向と奥行き方向に幅をもつものとしてユーザに知覚される。
このとき、例えば、図1Bに示すような、3Dコンテンツの再生位置、再生時間等を示すOSD画面を表示させると、OSD画面はディスプレイの画面位置として知覚されるように表示されるため、3D画像中のオブジェクトとOSD画面が重なる部分が不自然な位置関係になる。即ち、図1Bの真横からの画面イメージに示されるように、OSD画面がオブジェクトに埋もれるような位置関係となり、見えにくくなる。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、3D表示においてOSD画面を違和感なく視認することができるようするものである。
本発明の一側面の再生装置は、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生手段と、前記3Dコンテンツの3D画像に重畳させて表示させるOSD画面を生成するOSD画面生成手段と、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像に対して視差量を変更した3D画像を生成するとともに、前記3Dコンテンツの3D画像と前記OSD画面を合成する画像処理手段とを備え、前記画像処理手段は、前記3Dコンテンツの再生中に前記OSD画面を表示する場合、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成し、前記OSD画面と合成するとともに、表示させている前記OSD画面を消去する場合、減少させた前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成し、前記OSD画面と合成する。
本発明の一側面の再生方法は、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生装置がOSD画面を表示する場合、前記再生装置のOSD画面生成手段が、前記OSD画面を生成し、前記再生装置の画像処理手段が、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成して、前記OSD画面と合成し、前記OSD画面を消去する場合、減少させた前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成して、前記OSD画面と合成する。
本発明の一側面のプログラムは、コンピュータを、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツの再生を制御する再生制御手段と、前記3Dコンテンツの3D画像に重畳させて表示させるOSD画面を生成するOSD画面生成手段と、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像に対して視差量を変更した3D画像を生成するとともに、前記3Dコンテンツの3D画像と前記OSD画面を合成する画像処理手段として機能させ、前記画像処理手段が、前記3Dコンテンツの再生中に前記OSD画面を表示する場合、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成し、前記OSD画面と合成するとともに、表示させている前記OSD画面を消去する場合、減少させた前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成し、前記OSD画面と合成するためのものである。
本発明の一側面においては、コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生中にOSD画面を表示する場合、OSD画面が生成され、コンテンツ記録媒体から読み出された3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像が生成されて、生成されたOSD画面と合成され、OSD画面を消去する場合、減少させた飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像が生成されて、OSD画面と合成される。
再生装置は、独立した装置であっても良いし、1つの装置を構成している内部ブロックであっても良い。
本発明の一側面によれば、3D表示においてOSD画面を違和感なく視認することができる。
[本発明を適用した再生装置の構成例]
図2は、本発明を適用した再生装置の一実施の形態の構成例を示している。
図2は、本発明を適用した再生装置の一実施の形態の構成例を示している。
再生装置1は、コンテンツ記録媒体としての光ディスク2に記録された3Dコンテンツを再生し、外部のディスプレイ3に3Dコンテンツの3D画像を表示させる装置である。ここで、光ディスク2に記録されたコンテンツを再生するとは、正確には、そのコンテンツのデータ(コンテンツデータ)を再生することであるが、本明細書では、適宜、コンテンツを再生すると表現する。なお、再生装置1は、勿論、光ディスク2に2Dコンテンツが記録されている場合には、2Dコンテンツを再生することも可能である。2Dコンテンツ(の2D画像)は、右眼と左眼に対応する画像が同一であり、3Dコンテンツ(の3D画像)は、右眼と左眼に対応する画像が別々で、右眼用画像と左眼用画像との間に設けられた視差により立体的に知覚させるものである。図2において、実線はコンテンツのデータの流れを、点線は制御信号の流れを示している。
本実施の形態において、再生装置1が再生する光ディスク2は、例えば、BD-ROMであるとする。なお、光ディスク2は、BD-ROM以外のDVD(Digital Versatile Disc)やBlu-ray(登録商標) Discであってもよい。また、再生装置1は、光ディスク2以外のフラッシュメモリなどの半導体メモリ、ハードディスク等に記録された3Dコンテンツを再生するものでもよい。即ち、コンテンツ記録媒体の種類は特に限定されない。
光ディスクドライブ11は、コントローラ27の制御の下、光ディスク2を駆動する。ストリーム供給部12は、光ディスクドライブ11により駆動された光ディスク2に記録されている記録信号としての3DコンテンツのAVストリームを読み出し、バッファメモリ14に供給する。
チューナ13は、コントローラ27の制御によって決定された所定のチャンネルの周波数帯の放送波の信号を不図示のアンテナを介して受信し、その結果得られる3DコンテンツのAVストリームをバッファメモリ14に供給する。バッファメモリ14は、3DコンテンツのAVストリームを所定時間保持し、Demux処理部15に供給する。
Demux処理部15は、バッファメモリ14から供給されるAVストリームのPID(パケットID)に基づいて、ビデオデータ、オーディオデータ、字幕データ、などのパケットをそれぞれ抽出する。PIDは、パケットを構成するデータの種類ごとに固有のIDであり、パケットに付加されている。
そして、Demux処理部15は、抽出されたビデオデータ(ビデオES)を、ビデオESバッファ16に供給し、抽出されたオーディオデータ(オーディオES)を、オーディオESバッファ19に供給する。ESは、エレメンタリストリームを表す。
ビデオESバッファ16は、Demux処理部15から供給されるビデオデータを所定時間保持し、ビデオデコード部17に供給する。ビデオデコード部17は、MPEG2(Moving Picture Experts Group phase 2),MPEG4,AVC(Advanced Video Coding)等の所定の符号化方式で符号化されているビデオデータをデコードすることにより、左眼用画像(以下、L画像と称する。)と右眼用画像(以下、R画像と称する。)の画像データを生成する。ビデオバッファ18は、デコードして得られたL画像とR画像の画像データを所定時間保持し、画像処理部24に供給する。
3Dコンテンツの画像データは、データ容量を少なくして保存することができるようにするため、例えば、H.264 AVC(Advanced Video Coding)/MVC(Multi-view Video coding)による符号化が行われ、圧縮されて、光ディスク2に記録されている。
H.264 AVC/MVCでは、Base view videoと呼ばれるビデオストリームと、Dependent view videoと呼ばれるビデオストリームとが定義されている。以下、適宜、H.264 AVC/MVCを単にMVCという。
MVCは、時間方向の画像間の予測だけでなく、ストリーム(view)間の予測も用いた符号化を行う。
即ち、MVCにおいては、Base view videoには、他のストリームを参照映像とする予測符号化が許されていないが、Dependent view videoには、Base view videoを参照映像とする予測符号化が許されている。従って、3Dコンテンツの画像データとしては、例えば、L画像をBase view videoとし、R画像をDependent view videoとする符号化が行われている。この場合、R画像についてはL画像を基に予測符号化を行うので、Dependent view videoストリームのデータ量を、Base view videoストリームのデータ量に比較して少なくすることができる。
なお、H.264/AVCでの符号化であるから、Base view videoについて時間方向の予測は行われている。また、Dependent view videoについても、view間の予測とともに、時間方向の予測が行われている。Dependent view videoをデコードするには、エンコード時に参照先とした、対応するBase view videoのデコードが先に終了している必要がある。
3Dコンテンツの画像データは、L画像とR画像のデータがそれぞれ異なるMPEG-TSとして光ディスク2に記録されてもよいし、1つのMPEG-TSとして記録されてもよい。
オーディオESバッファ19は、Demux処理部15から供給されるオーディオデータを所定時間保持し、オーディオデコード部20に供給する。オーディオデコード部20は、MPEG等の所定の符号化方式で符号化されているオーディオデータをデコードすることにより、音声データを生成する。オーディオバッファ21は、デコードして得られた音声データを所定時間保持し、AV同期部25に供給する。
OSD描画部22は、コントローラ27の制御の下、3Dコンテンツの3D画像に重畳させて表示させるOSD(On Screen Display)画面を生成し、OSDバッファ23に供給する。例えば、OSD描画部22は、再生時間、3Dコンテンツ全体における現在の再生位置などを表示するOSD画面などを生成する。OSDバッファ23は、OSD描画部22により生成されたOSD画面の画像データを所定時間保持し、画像処理部24に供給する。
画像処理部24は、コントローラ27の制御の下、ビデオバッファ18とOSDバッファ23に保持されている画像データを取得して、必要に応じて所定の処理を実行し、AV同期部25に供給する。画像処理部24が実行する処理としては、例えば、3Dコンテンツの3D画像とOSD画面の合成処理、L画像とR画像の視差量を変更した3D画像を生成する視差変更処理などである。
AV同期部25は、PTSに従って、画像処理部24から供給される画像データと、オーディオバッファ21から供給される音声データを同期させて出力部26に供給する。PTS(Presentation Time Stamp)は、再生のための時刻情報である。
出力部26は、D/Aコンバータを内蔵し、AV同期部25から供給される画像データと音声データを、アナログまたはデジタルのAV信号としてディスプレイ3に出力する。出力部26は、出力端子として、たとえば、AV信号をHDMI(High-Definition Multimedia Interface)信号により出力するHDMI出力端子や、AV信号をコンポーネント信号により出力する出力端子などを有する。
出力部26と接続されるディスプレイ3は、例えば、PDP(Plasma Display Panel)ディスプレイや液晶ディスプレイで構成されるテレビジョン受像機などである。3Dコンテンツの再生においては、ディスプレイ3には、L画像とR画像が交互に表示される。視聴者(ユーザ)は、立体視用のメガネを装着して、3Dコンテンツの3D画像を視聴する。立体視用のメガネは、例えば、左右交互に開閉するシャッタ機能を有するものであり、ディスプレイ3に表示されるL画像とR画像に同期して、左眼と右眼のシャッタが交互に開閉する。L画像とR画像には視差が設けられてあり、右眼と左眼それぞれで独立に、対応するL画像とR画像を視認することで、視聴者は、ディスプレイ3に表示される画像を立体的に知覚することができる。
コントローラ27は、不図示のメモリに記録された制御プログラムにより、操作部28または受光部29からの動作命令に従って、再生装置1の再生動作を制御することで、ディスプレイ3に表示させる再生画像を制御する。
操作部28は、例えば、再生を実行する再生ボタン、再生を停止する停止ボタンなどを有し、ユーザの操作を受け付け、受け付けられた操作に対応する操作信号をコントローラ27に供給する。受光部29は、赤外線信号等により、再生装置1に付属のリモートコントローラ30から供給される操作信号を受信し、コントローラ27に供給する。
リモートコントローラ30は、ユーザが操作した操作ボタンに対応する操作信号を、赤外線信号等の無線通信により再生装置1本体の受光部29に送信する。
リモートコントローラ30には、3Dコンテンツの再生に関する操作ボタンとして、例えば、再生ボタン、停止ボタン、画面表示ボタン、FF(早送り)ボタン、FR(早戻し)ボタン、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、Flash-ボタンなどがある。
画面表示ボタンは、1度目の操作(押下)で、再生時間、3Dコンテンツ全体における現在の再生位置などを表示するOSD画面を表示させ、2度目の操作で、表示されているOSD画面を消去する。即ち、画面表示ボタンは、OSD画面の表示をトグル操作できるボタンである。
FF(早送り)ボタン、FR(早戻し)ボタン、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、およびFlash-ボタンは、いずれも、現時点から、所定枚数先または後ろへ飛び越した画像を表示させる飛び越し操作を行うボタンである。FF(早送り)ボタンとFR(早戻し)ボタンは、操作(押下)されている間、再生位置(再生画像)を順次変更するボタンである。これに対して、Next(次)ボタン、Prev(前)ボタン、Flash+ボタン、およびFlash-ボタンは、再生コンテンツの所定の再生位置(時刻)を指定して、その時刻に移動させるボタンである。
再生装置1は、以上のように構成される。
図1の再生装置1では、3Dコンテンツの再生中にOSD画面を表示させる場合、表示されるOSD画面が3D画像の手前方向の飛び出しによって視認できなくなることを防止するような表示制御が行われる。
[再生装置1のOSD画面表示制御処理]
そこで、図3のフローチャートを参照して、再生装置1が行う、3Dコンテンツ再生中のOSD画面表示制御処理について説明する。この処理は、例えば、光ディスク2としてのBD-ROMが光ディスクドライブ11に装着されたとき、開始される。
そこで、図3のフローチャートを参照して、再生装置1が行う、3Dコンテンツ再生中のOSD画面表示制御処理について説明する。この処理は、例えば、光ディスク2としてのBD-ROMが光ディスクドライブ11に装着されたとき、開始される。
初めに、ステップS1において、再生装置1のコントローラ27は、BD-ROMに記録されているインデックスファイルを読み込む。
図4は、インデックスファイルとして記録されるデータの内容を示している。
BD-ROMには、ルート(root)ディレクトリの下に、BDMVディレクトリが存在し、その中に、インデックスファイル(index.bdmvファイル)が配置される。
図4Aは、インデックスファイルのデータ構造を示している。
インデックスファイルのなかには、コンテンツについての情報が記録されるAppinfoBDMV()が配置されている。AppinfoBDMV()のデータ構造が、図4Bに示されている。
AppinfoBDMV()には、SS_content_exist_flagという項目のフラグが記述されている。このフラグが「1」である場合、このBD-ROMに記録されているコンテンツが3Dコンテンツであることを示している。コントローラ27は、SS_content_exist_flagのフラグを確認することにより、光ディスク2に記録されているコンテンツが3Dコンテンツであることを認識する。AppinfoBDMV()には、その他、ビデオフォーマットについての情報(video_format)や、フレームレート(frame_rate)についての情報などが記録されている。
図3に戻り、ステップS2において、再生装置1は、3Dコンテンツの再生(3D再生)を行う。
ここで、通常の3D再生におけるコンテンツデータの流れについて簡単に説明する。
光ディスク2から読み出されたAVストリームは、バッファメモリ14を介してDemux処理部15に供給される。AVストリームは、Demux処理部15によって、ビデオESとオーディオESに分離され、ビデオESは、ビデオESバッファ16を介してビデオデコード部17に供給される。オーディオESは、オーディオESバッファ19を介してオーディオデコード部20に供給される。ビデオデコード部17において、ビデオESがデコードされ、L画像とR画像の画像データが生成される。また、オーディオデコード部20において、オーディオESがデコードされ、音声データが生成される。L画像とR画像の画像データと音声データはAV同期部25によってPTSに従った所定のタイミングで出力され、ディスプレイ3において、L画像とR画像が表示されるとともに音声が出力される。
ステップS3において、コントローラ27は、OSD画面を表示する操作ボタン、即ち画面表示ボタンが操作されたかを判定する。リモートコントローラ30から画面表示ボタン押下の操作信号が受光部29を介して供給された場合、OSD画面を表示する操作ボタンが操作されたと判定される。ステップS3で、OSD画面を表示する操作ボタンが操作されていないと判定された場合、処理はステップS2に戻る。これにより、3Dコンテンツの再生が継続して実行される。
一方、ステップS3で、OSD画面を表示する操作ボタンが操作されたと判定された場合、処理はステップS4に進み、コントローラ27は、OSD描画部22に、OSD画面作成を指示する。OSD描画部22は、OSD画面作成の指示とともに、3Dコンテンツの現在の再生位置および再生時間をコントローラ27から取得し、それに対応するOSD画面を作成して、OSD画面の画像データをOSDバッファ23に供給する。また、ステップS4として、コントローラ27は、画像処理部24に対して、OSD画面の表示を指示する。
ステップS5において、画像処理部24は、コントローラ27のOSD画面表示指示に従い、視差量の比率xに、初期値として100[%]を代入する。ここで、視差量の比率xは、オリジナルの3D画像の視差量に対して飛び出し方向の視差量を変更した3D画像を生成したときの、オリジナルの視差量を基準とした変更後の飛び出し方向の視差量の比である。例えば、x=50であれば、飛び出し方向の視差量がオリジナルの3D画像の半分であることを意味する。なお、奥行き方向の視差量については変更しない。
また、ステップS5において、画像処理部24は、OSD画面の透過度αに、初期値として100[%]を代入する。透過度αは、0から100までの値をとり、値が大きいほどOSD画面を透過して3D画像が見えるような状態となる。透過度α=0の場合、OSD画面は完全非透過状態となり、そこに重なっている3D画像は視認できなくなる。
ステップS6において、画像処理部24は、3Dコンテンツの3D画像に対し、OSD画面の透過度を調整して、OSD画面を徐々に表示させるOSD画面表示処理を実行する。この処理の詳細は、図5および図6を参照して後述する。
ステップS7において、コントローラ27は、OSD画面を消去する操作ボタンが操作されたかを判定する。ステップS7で、OSD画面を消去する操作ボタンが操作されていないと判定された場合、処理はステップS6に戻る。従って、OSD画面を消去する操作ボタンが操作されるまで、ステップS6の処理が繰り返される。
ステップS7で、OSD画面を消去する操作ボタンが操作されたと判定された場合、処理はステップS8に進み、コントローラ27は、画像処理部24に対して、OSD画面の消去を指示する。そして、画像処理部24は、コントローラ27のOSD画面消去指示に従い、3Dコンテンツの3D画像に対し、OSD画面の透過度を調整して、OSD画面を徐々に消去させるOSD画面消去処理を実行する。この処理の詳細は、図7および図8を参照して後述する。
ステップS9で、コントローラ27は、3Dコンテンツの再生が終了したか、即ち、BD-ROMから全ての3Dコンテンツを読み出したかを判定する。ステップS9で、3Dコンテンツの再生が終了していないと判定された場合、処理はステップS2に戻り、それ以降の処理が繰り返される。一方、ステップS9で、3Dコンテンツの再生が終了したと判定された場合、図3の処理は終了する。
[OSD画面表示処理]
図5は、図3のステップS6として行われる、OSD画面表示処理のフローチャートである。
図5は、図3のステップS6として行われる、OSD画面表示処理のフローチャートである。
OSD画面表示処理では、初めに、ステップS21において、画像処理部24が、視差量の比率xが0より大きいかを判定する。ステップS21で、視差量の比率xが0以下であると判定された場合、ステップS22がスキップされる。
一方、ステップS21で、視差量の比率xが0より大きいと判定された場合、処理はステップS22に進み、画像処理部24は、現在の視差量の比率xから、比率の増減分bを減算し、その結果を、新たな視差量の比率xとする。
ステップS23において、画像処理部24は、ビデオバッファ18からオリジナルの3D画像を取得し、それに対して視差量の比率をx[%]に変更した3D画像を生成する。
ステップS24において、画像処理部24は、OSD画面の透過度αが0より大きいかを判定する。ステップS24で、OSD画面の透過度αが0以下であると判定された場合、ステップS25がスキップされる。
一方、ステップS24で、OSD画面の透過度αが0より大きいと判定された場合、処理はステップS25に進み、画像処理部24は、現在の透過度αから透過度の増減分cを減算し、その結果を、新たな透過度αとする。
そして、ステップS26において、画像処理部24は、OSDバッファ23に保持されているOSD画面の画像データを取得して、透過度αのOSD画面を生成する。
ステップS27において、画像処理部24は、視差量の比率をx[%]に変更した3D画像と透過度αのOSD画面を合成し、合成画像の画像データをAV同期部25に供給する。
ステップS28において、AV同期部25は、画像処理部24から供給される合成画像の画像データと、オーディオバッファ21から供給される音声データを、PTSに従って同期させ、出力する。AV同期部25から出力された画像データは、出力部26を介して、ディスプレイ3に供給される。これにより、ディスプレイ3に、飛び出し方向の視差量の比率x[%]の3D画像と透過度αのOSD画面を合成した合成画像が表示される。
ステップS29では、視差量の比率xが0以下、かつ、透過度αが0以下であるかが、画像処理部24によって判定される。
ステップS29で、視差量の比率xが0以下、かつ、透過度αが0以下ではないと判定された場合、処理はステップS21に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS29で、視差量の比率xが0以下、かつ、透過度αが0以下であると判定された場合、OSD画面表示処理は終了し、図3のOSD画面表示制御処理に戻る。
[OSD画面表示処理中の画面イメージ]
図6は、OSD画面表示処理中の画面イメージを示している。
図6は、OSD画面表示処理中の画面イメージを示している。
図6上段は、OSD画面を表示する直前の画面イメージを示している。
図6中段は、図5のOSD画面表示処理が実行されてから、終了される前の、即ち、透過度αと視差量の比率xが0より大きく100より小さい値で、増減分bおよびcにより、徐々に減少しているときの画面イメージを示している。
この状態では、奥行き方向の視差量は変わらず、飛び出し方向の視差量が、オリジナルの3D画像の視差量よりも小さくなっている。これにより、ユーザが知覚するオブジェクトの飛び出し量が徐々に減少する。また、OSD画面の透過度が徐々に減少し、OSD画面が徐々に見えるように変化する。
図6下段は、図5のOSD画面表示処理が終了する時点、即ち、透過度αが0、かつ、視差量の比率xが0のときの画面イメージを示している。
この状態では、飛び出し方向の視差量は3D画像の全画素において0となっており、ユーザが知覚するオブジェクトの飛び出し量はゼロである。また、OSD画面の透過度αが0であり、OSD画面は、完全非透過状態である。従って、OSD画面が3D画像より前面に表示される。これにより、OSD画面とオブジェクトが相互に干渉することなく自然な位置関係で認識することができる。即ち、OSD画面が3D画像の手前方向の飛び出しによって視認できなくなることが防止される。
[OSD画面消去処理]
図7は、図3のステップS8として行われる、OSD画面消去処理のフローチャートである。
図7は、図3のステップS8として行われる、OSD画面消去処理のフローチャートである。
OSD画面消去処理では、初めに、ステップS41において、画像処理部24が、視差量の比率xが100より小さいかを判定する。ステップS21で、視差量の比率xが100以上であると判定された場合、ステップS42がスキップされる。
一方、ステップS41で、視差量の比率xが100より小さいと判定された場合、処理はステップS42に進み、画像処理部24は、現在の視差量の比率xに、比率の増減分bを加算し、その結果を、新たな視差量の比率xとする。
ステップS43において、画像処理部24は、ビデオバッファ18からオリジナルの3D画像を取得し、それに対して視差量をx[%]に変更した3D画像を生成する。
ステップS44において、画像処理部24は、OSD画面の透過度αが100より小さいかを判定する。ステップS44で、OSD画面の透過度αが100以上であると判定された場合、ステップS45がスキップされる。
一方、ステップS44で、OSD画面の透過度αが0より小さいと判定された場合、処理はステップS45に進み、画像処理部24は、現在の透過度αから透過度の増減分cを加算し、その結果を、新たな透過度αとする。
そして、ステップS46において、画像処理部24は、OSDバッファ23に保持されているOSD画面の画像データを取得して、透過度αのOSD画面を生成する。
ステップS47において、画像処理部24は、視差量の比率をx[%]に変更した3D画像と透過度αのOSD画面を合成し、合成画像の画像データをAV同期部25に供給する。
ステップS48において、AV同期部25は、画像処理部24から供給される合成画像の画像データと、オーディオバッファ21から供給される音声データを、PTSに従って同期させ、出力する。AV同期部25から出力された画像データは、出力部26を介して、ディスプレイ3に供給される。これにより、ディスプレイ3に、飛び出し方向の視差量の比率x[%]の3D画像と透過度αのOSD画面を合成した合成画像が表示される。
ステップS49では、視差量の比率xが100以上、かつ、透過度αが100以上であるかが、画像処理部24によって判定される。
ステップS49で、視差量の比率xが100以上、かつ、透過度αが100以上ではないと判定された場合、処理はステップS41に戻り、それ以降の処理が繰り返される。
一方、ステップS49で、視差量の比率xが100以上、かつ、透過度αが100以上であると判定された場合、OSD画面消去処理は終了し、図3のOSD画面表示制御処理に戻る。
[OSD画面消去処理中の画面イメージ]
図8は、OSD画面消去処理中の画面イメージを示している。
図8は、OSD画面消去処理中の画面イメージを示している。
図8上段は、OSD画面消去処理を開始する直前の画面イメージを示している。従って、図8上段は、図6下段の画面イメージと同一である。
図8中段は、図7のOSD画面消去処理が実行されてから、終了される前の、即ち、透過度αと視差量の比率xが0より大きく100より小さい値で、増減分bおよびcにより、徐々に増加しているときの画面イメージを示している。
この状態では、奥行き方向の視差量は変わらず、飛び出し方向の視差量が、オリジナルの3D画像の視差量に戻すように徐々に大きくなっている。これにより、ユーザが知覚するオブジェクトの飛び出し量が徐々にオリジナルの3D画像の状態に戻る。また、OSD画面の透過度が徐々に増大し、OSD画面が徐々に透けるように変化する。
図8下段は、図7のOSD画面消去処理が終了する時点、即ち、透過度αが100、かつ、視差量の比率xが100のときの画面イメージを示している。
この状態では、飛び出し方向の視差量はオリジナルの3D画像と同一であり、OSD画面は完全透過状態となり、ユーザには見えない。換言すれば、表示画像は、OSD画面表示前の状態に戻っている。
以上のように、OSD画面表示制御処理により、再生装置1は、OSD画面を表示する場合、3Dコンテンツの3D画像のオブジェクトの飛び出し量を徐々に減少させると同時に、OSD画面の透過度を減少させ、OSD画面が徐々に見えるように制御する。また、OSD画面を消去する場合には、再生装置1は、減少させた3D画像のオブジェクトの飛び出し量を徐々に元に戻すと同時に、OSD画面の透過度を増大させ、OSD画面が徐々に透けるように制御する。これにより、表示されたOSD画面が3Dコンテンツの3D画像の手前方向の飛び出しによって視認できなくなることを防止する。
OSD画面を表示および消去する場合、3D画像のオブジェクトの飛び出し量を、視差量の比率xを用いて徐々に変化させるので、ユーザの飛び出し量の変化への追従が容易になり、不快感、違和感を与えることがない。
なお、上述した例では、3D画像の飛び出し方向の視差量だけを変更するように制御したが、飛び出し方向と同様に奥行き方向も変更するようにしてもよい。例えば、3D画像の飛び出し方向の視差量の変更に応じて、奥行き方向の視差量も所定の比率(xと同一又はxの半分など)で変更することができる。また例えば、OSD画面の表示位置を最前面として、オリジナルの手前方向と奥行き方向の幅(図8下段の斜線部分の幅)を変えずに、奥行き方向にシフトさせるように、3D画像全体の視差量を変更するようにしてもよい。
[再生装置1のトリックプレイ時の3D画像表示制御処理]
次に、図9のフローチャートを参照して、再生装置1による、トリックプレイ時の3D画像の表示制御処理について説明する。トリックプレイとは、FF(早送り)ボタン、FR(早戻し)ボタンによる、早送りまたは早戻しの操作のことである。この処理は、例えば、光ディスク2としてのBD-ROMが光ディスクドライブ11に装着されたとき、開始される。
次に、図9のフローチャートを参照して、再生装置1による、トリックプレイ時の3D画像の表示制御処理について説明する。トリックプレイとは、FF(早送り)ボタン、FR(早戻し)ボタンによる、早送りまたは早戻しの操作のことである。この処理は、例えば、光ディスク2としてのBD-ROMが光ディスクドライブ11に装着されたとき、開始される。
初めに、ステップS61において、再生装置1のコントローラ27は、BD-ROMに記録されているインデックスファイルを読み込み、ステップS62において、3Dコンテンツの再生(3D再生)を行う。
ステップS63において、コントローラ27は、FFボタン又はFRボタンが操作(押下)されたかを判定する。ステップS63で、FFボタンとFRボタンのいずれも操作されていないと判定された場合、処理はステップS62に戻る。従って、FFボタンとFRボタンのいずれかが操作されるまでは、3D再生が継続して実行される。
一方、ステップS63で、FFボタン又はFRボタンのいずれか一方が操作されたと判定された場合、処理はステップS64に進む。ステップS64において、再生装置1は、操作されたFFボタン又はFRボタンに対応する、早送り又は早戻しのオリジナルの3D画像を所定の画像サイズに縮小させた縮小3D画像を生成し、出力する。具体的には、コントローラ27が画像処理部24に画像サイズの縮小を指示し、画像処理部24がオリジナルの3D画像の縮小処理を実行する。
早送りおよび早戻しの操作では、所定の枚数(時間間隔)ごとに順次飛び越した3D画像がディスプレイ3に表示されるため、表示される各3D画像に設定されている視差量の変動が大きい場合があり、ユーザが不快に感じることがあった。そこで、3D画像の視差量は、画像サイズが小さくなれば、それに応じて小さくなるため、早送り又は早戻しの最中は、所定の画像サイズに縮小させた縮小3D画像を表示させるようにするものである。これにより、早送り又は早戻しの再生において、表示される3D画像の視差量の変動が大きいことによる、ユーザの不快感を防止する。
なお、早送り又は早戻しの縮小3D画像をどのような画像サイズにするかは、インデックスファイル等に予め設定してもよいし、再生装置1が予め設定した縮小率により決定してもよい。また、早送り又は早戻しの最中、常に、一定の画像サイズ(縮小率)で表示するのではなく、早送り又は早戻しの開始前のオリジナルの画像サイズから徐々に所定の画像サイズ(縮小率)に縮小して表示させるようにしてもよい。
ステップS65において、コントローラ27は、再生ボタンが操作されたかを判定する。そして、再生ボタンが操作されたと判定されるまで、ステップS64およびS65の処理が繰り返し実行される。即ち、次に再生ボタンが操作されるまで、縮小3D画像による早送り又は早戻しが継続して実行される。
そして、ステップS65で、再生ボタンが操作されたと判定された場合、処理はステップS66に進み、再生装置1は、3D画像をオリジナルの画像サイズに戻して、出力する。即ち、リモートコントローラ27は、画像処理部24に、3D画像の縮小処理の停止を指示し、画像処理部24は、ビデオバッファ18に保持されているオリジナルの3D画像の画像データを出力する。
なお、上述したステップS64において、徐々に縮小する3D画像を表示させるようにした場合には、ステップS66においては、画像処理部24は、元の3D画像の画像サイズに徐々に戻るような3D画像を生成する。
ステップS67において、コントローラ27は、3Dコンテンツの再生が終了したか、即ち、BD-ROMから全ての3Dコンテンツを読み出したかを判定する。ステップS67で、3Dコンテンツの再生が終了していないと判定された場合、処理はステップS62に戻り、それ以降の処理が繰り返される。一方、ステップS67で、3Dコンテンツの再生が終了したと判定された場合、図9の処理は終了する。
以上のように、3Dコンテンツの再生中に、FFボタン又はFRボタンの操作が行われた場合、再生装置1は、3D画像を所定の画像サイズに縮小させた縮小3D画像によって、早送り又は早戻しの順次表示を行う。これにより、早送り又は早戻し再生において、表示される3D画像の視差量の変動が大きいことによる、ユーザの不快感を防止することができる。また、3D画像の視差量が完全にゼロになるわけではないので、不快にならない程度に3D画像の立体感を得つつ、早送り又は早戻しによる3D画像の確認ができる。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行することもできるし、ソフトウエアにより実行することもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行する場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、コンピュータにインストールされる。ここで、コンピュータには、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータや、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどが含まれる。
図10は、上述した一連の処理をプログラムにより実行するコンピュータのハードウエアの構成例を示すブロック図である。
コンピュータにおいて、CPU(Central Processing Unit)101,ROM(Read Only Memory)102,RAM(Random Access Memory)103は、バス104により相互に接続されている。
バス104には、さらに、入出力インタフェース105が接続されている。入出力インタフェース105には、入力部106、出力部107、記憶部108、通信部109、及びドライブ110が接続されている。
入力部106は、キーボード、マウス、マイクロホンなどよりなる。出力部107は、ディスプレイ、スピーカなどよりなる。記憶部108は、ハードディスクや不揮発性のメモリなどよりなる。通信部109は、ネットワークインタフェースなどよりなる。ドライブ110は、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどのリムーバブル記録媒体111を駆動する。
チューナ112は、所定の放送局に対応する所定の周波数帯の放送波の信号を受信し、入出力インタフェース105を介して、CPU101等に供給する。
以上のように構成されるコンピュータでは、CPU101が、例えば、記憶部108に記憶されているプログラムを、入出力インタフェース105及びバス104を介して、RAM103にロードして実行することにより、上述した一連の処理が行われる。
コンピュータ(CPU101)が実行するプログラムは、例えば、パッケージメディア等としてのリムーバブル記録媒体111に記録して提供することができる。また、プログラムは、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の伝送媒体を介して提供することができる。
コンピュータでは、プログラムは、リムーバブル記録媒体111をドライブ110に装着することにより、入出力インタフェース105を介して、記憶部108にインストールすることができる。また、プログラムは、有線または無線の伝送媒体を介して、通信部109で受信し、記憶部108にインストールすることができる。その他、プログラムは、ROM102や記憶部108に、あらかじめインストールしておくことができる。
なお、コンピュータが実行するプログラムは、本明細書で説明する順序に沿って時系列に処理が行われるプログラムであっても良いし、並列に、あるいは呼び出しが行われたとき等の必要なタイミングで処理が行われるプログラムであっても良い。
本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
1 再生装置, 2 光ディスク, 3 ディスプレイ, 24 画像処理部, 27 コントローラ, 28 操作部, 29 受光部, 30 リモートコントローラ
Claims (5)
- コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生手段と、
前記3Dコンテンツの3D画像に重畳させて表示させるOSD画面を生成するOSD画面生成手段と、
前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像に対して視差量を変更した3D画像を生成するとともに、前記3Dコンテンツの3D画像と前記OSD画面を合成する画像処理手段と
を備え、
前記画像処理手段は、
前記3Dコンテンツの再生中に前記OSD画面を表示する場合、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成し、前記OSD画面と合成するとともに、
表示させている前記OSD画面を消去する場合、減少させた前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成し、前記OSD画面と合成する
再生装置。 - 前記画像処理手段は、前記OSD画面の透過度も変更し、
前記3Dコンテンツの再生中に前記OSD画面を表示する場合、前記飛び出し量を徐々に減少させた3D画像と、前記透過度を徐々に減少させた前記OSD画面を合成するとともに、
表示させている前記OSD画面を消去する場合、前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像と、前記透過度を徐々に増大させた前記OSD画面を合成する
請求項1に記載の再生装置。 - 前記画像処理手段は、前記3D画像の早送りまたは早戻しの再生中、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像を、所定の画像サイズに縮小させた縮小3D画像を生成する処理も行い、
再生画像を表示する表示手段には、前記画像処理手段により生成された前記縮小3D画像による前記早送りまたは早戻しの画像が出力される
請求項1に記載の再生装置。 - コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツを再生する再生装置がOSD画面を表示する場合、
前記再生装置のOSD画面生成手段が、前記OSD画面を生成し、
前記再生装置の画像処理手段が、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成して、前記OSD画面と合成し、
前記OSD画面を消去する場合、減少させた前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成して、前記OSD画面と合成する
ステップを含む再生方法。 - コンピュータを、
コンテンツ記録媒体に記録されている3Dコンテンツの再生を制御する再生制御手段と、
前記3Dコンテンツの3D画像に重畳させて表示させるOSD画面を生成するOSD画面生成手段と、
前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像に対して視差量を変更した3D画像を生成するとともに、前記3Dコンテンツの3D画像と前記OSD画面を合成する画像処理手段
として機能させ、
前記画像処理手段が、
前記3Dコンテンツの再生中に前記OSD画面を表示する場合、前記コンテンツ記録媒体から読み出した前記3Dコンテンツの3D画像の飛び出し量を徐々に減少させた3D画像を生成し、前記OSD画面と合成するとともに、
表示させている前記OSD画面を消去する場合、減少させた前記飛び出し量を徐々に元に戻した3D画像を生成し、前記OSD画面と合成する
ためのプログラム。
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