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JP2012014785A - ヘッドおよびこれを備えたディスク装置 - Google Patents

ヘッドおよびこれを備えたディスク装置 Download PDF

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JP2012014785A JP2010150040A JP2010150040A JP2012014785A JP 2012014785 A JP2012014785 A JP 2012014785A JP 2010150040 A JP2010150040 A JP 2010150040A JP 2010150040 A JP2010150040 A JP 2010150040A JP 2012014785 A JP2012014785 A JP 2012014785A
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    • G11B5/58Disposition or mounting of heads or head supports relative to record carriers ; arrangements of heads, e.g. for scanning the record carrier to increase the relative speed with provision for moving the head for the purpose of maintaining alignment of the head relative to the record carrier during transducing operation, e.g. to compensate for surface irregularities of the latter or for track following
    • G11B5/60Fluid-dynamic spacing of heads from record-carriers
    • G11B5/6005Specially adapted for spacing from a rotating disc using a fluid cushion
    • G11B5/6082Design of the air bearing surface

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  • Adjustment Of The Magnetic Head Position Track Following On Tapes (AREA)

Abstract

【課題】浮上量の変動を低減し、信頼性および安定性の向上したヘッド、およびディスク装置を提供する。
【解決手段】ヘッド40のスライダ42の対向面43は、空気流の流入側に位置するリーディングステップ50と、リーディングステップ上に設けられたリーディングパッド52と、リーディングパッドの下流側に設けられた負圧キャビティ54と、空気流の流出端側に位置し、ヘッド部が設けられるトレーリングステップ58と、リーディングステップからトレーリングステップまで延びるセンターレール66と、センターレールに形成され、空気流をトレーリングステップに導くガイド溝68と、リーディングパッドに形成され、空気流と交差する方向に延びているとともに、ガイド溝に連通した導入溝70であって、長手方向の両端部70aがそれぞれ空気流の方向に沿って流入端側に延び、リーディングパッドの流入側端に開口し開口部72を形成している導入溝と、を備えている。
【選択図】図3

Description

この発明の実施形態は、磁気ディスク装置等のディスク装置に用いるヘッド、およびこのヘッドを備えたディスク装置に関する。
ディスク装置として、例えば、磁気ディスク装置は、ベース内に配設された磁気ディスクと、磁気ディスクを支持および回転駆動するスピンドルモータと、磁気ディスクに対して情報のリード/ライトを行う磁気ヘッドと、磁気ヘッドを磁気ディスクに対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリと、を備えている。キャリッジアッセンブリは、回動自在に支持されたアームと、アームから延出したサスペンションとを備え、このサスペンションに延出端に磁気ヘッドが支持されている。磁気ヘッドは、サスペンションに取り付けられたスライダ、およびスライダに設けられたヘッド部を有し、ヘッド部は、リード用の再生素子、ライト用の記録素子を含んで構成されている。
スライダは、磁気ディスクの記録面と対向する対向面(エアベアリングサーフェース:ABS)を有している。磁気ディスク装置の動作時、回転する磁気ディスクとスライダとの間に空気流が発生し、スライダの対向面には、空気流体潤滑の原理により、スライダを磁気ディスク記録面から浮上させる力(正圧)が作用する。この浮上力とヘッド荷重とを釣り合わせることにより、スライダは磁気ディスク記録面と隙間を保って浮上する。
近年、磁気ヘッドのスライダとして、センターレール型のABSを有するスライダが提案されている。このスライダは、その中心軸線に沿って、センターレール間を空気流入端から流出側へ空気流を導く溝を設け、流出側パッドで発生する圧力を高める設計となっている。これにより、減圧時の浮上量低下や突発的な外乱によるスライダの振動など、スライダ諸特性の改善を図っている。
特許第4125189号公報
センターレール型のABSを有するスライダは、その構造上、磁気ディスクの中周領域に位置する際、溝に集める空気流量が磁気デイスクの内周領域や外周領域に位置する時よりも増加する。これに伴い、流出パッドで発生する圧力がより高くなるため、磁気ディスクの中周領域でスライダの浮上量が上昇する傾向となる。結果として、減圧時の磁気ヘッドの浮上量プロファイルを磁気ディスクの内周、中周、外周で合わせることが困難となり、磁気ディスクの半径位置に応じて磁気ヘッドの浮上量が変動する。これにより、安定した記録/読取り特性を得ることが難しい。
この発明は以上の点に鑑みなされたもので、その目的は、浮上量変動を低減し、信頼性および安定性の向上したヘッド、およびディスク装置を提供することにある。
実施形態に係るヘッドは、回転自在な記録媒体の表面に対向する対向面を有するスライダと、前記スライダに設けられ上記記録媒体に対し情報の記録再生を行うヘッド部と、を備えている。スライダの対向面は、前記空気流の流入側に位置するリーディングステップと、前記リーディングステップ上に設けられたリーディングパッドと、前記リーディングパッドの下流側に設けられた負圧キャビティと、前記空気流の流出端側に位置し、前記ヘッド部が設けられるトレーリングステップと、前記リーディングステップから前記トレーリングステップまで延びるセンターレールと、前記センターレールに形成され、前記空気流を前記トレーリングステップに導くガイド溝と、前記リーディングパッドに形成され、前記空気流と交差する方向に延びているとともに、前記ガイド溝に連通した導入溝であって、長手方向の両端部がそれぞれ前記空気流の方向に沿って流入端側に延び、前記リーディングパッドの流入側端に開口し開口部を形成している導入溝と、を備えている。
図1は、第1の実施形態に係るハードデイスクドライブを示す平面図。 図2は、前記ハードデイスクドライブにおける磁気ヘッド部分を拡大して示す側面図。 図3は、前記磁気ヘッドのスライダのディスク対向面側を示す斜視図。 図4は、前記スライダのディスク対向面側を示す平面図。 図5は、比較例1に係るスライダを示す平面図。 図6は、比較例2に係るスライダを示す平面図。 図7は、第1の実施形態に係る磁気ヘッドと、比較例1、比較例2に係る磁気ヘッドとについて浮上量変動を比較して示す図。 図8は、第1の実施形態に係る磁気ヘッドと、比較例1、比較例2に係る磁気ヘッドとについて、平均浮上量の評価を比較して示す図。 図9は、それぞれリーディングパッドに設けた開口部の幅方向長さが異なる複数のスライダを比較して示す平面図。 図10は、それぞれリーディングパッドに設けた開口部の位置が異なる複数のスライダを比較して示す平面図。 図11は、それぞれリーディングパッドの幅方向両端部の延出長さが異なる複数のスライダを比較して示す平面図。 図12は、それぞれリーディングパッドの幅方向中間部の延出長さが異なる複数のスライダを比較して示す平面図。 図13は、それぞれリーディングパッドの幅方向両端部および中間部の延出長さを種々変更した複数のスライダを比較して示す平面図。 図14は、それぞれリーディングパッドの幅方向両端部および中間部の延出長さ、並びに、導入溝の両端部の延出長さを種々変更した複数のスライダを比較して示す平面図。 図15は、開口部の幅とスライダの浮上姿勢との関係を示す図。 図16は、開口部の幅とスライダの浮上姿勢との関係を基準値に基づいて評価した結果を示す図。 図17は、リーディングパッドの幅方向両端部および中間部の延出長さ、並びに、導入溝の両端部の延出長さと、スライダの浮上姿勢、浮上ピッチとの関係を示す図。 図18は、第2の実施形態に係る磁気ヘッドのスライダを示す平面図。 図19は、第3の実施形態に係る磁気ヘッドのスライダを示す平面図。
以下、図面を参照しながら、ディスク装置をハードディスクドライブ(以下、HDDと称する)に適用した実施形態について詳細に説明する。
図1は、第1の実施形態に係るHDDのトップカバーを取外して、HDDの内部構造を示している。図1に示すように、HDDは筐体を備え、この筐体は、上面の開口した矩形箱状のベース12と、複数のねじによりベースにねじ止めされベースの上端開口を閉塞する図示しないトップカバーと、を有している。
ベース12内には、記録媒体としての磁気ディスク16、磁気ディスクを支持および回転させる駆動部としてのスピンドルモータ18、磁気ディスクに対して情報の書き込み、読み出しを行なう複数の磁気ヘッド40、これらの磁気ヘッドを磁気ディスク16に対して移動自在に支持したキャリッジアッセンブリ22、キャリッジアッセンブリを回動および位置決めするボイスコイルモータ(以下、VCMと称する)24、磁気ヘッドが磁気ディスクの最外周に移動した際、磁気ヘッドを磁気ディスクから離間した退避位置に保持するランプロード機構25、およびヘッドIC等を有する基板ユニット21等が収納されている。キャリッジアッセンブリ22およびVCM24は、ヘッドアクチュエータを構成している。
ベース12の底壁外面には、図示しないプリント回路基板がねじ止めされている。このプリント回路基板は、基板ユニット21を介して、スピンドルモータ18、VCM24、および磁気ヘッド40の動作を制御する。
磁気ディスク16は、上面および下面に磁気記録層を有している。磁気ディスク16は、スピンドルモータ18の図示しないハブの外周に嵌合されているとともに、クランプばね17によってハブ上に固定されている。スピンドルモータ18を駆動することにより、磁気ディスク16は所定の速度で矢印B方向に回転される。
キャリッジアッセンブリ22は、ベース12の底壁上に固定された軸受部26と、軸受部から延出した複数のアーム32と、を備えている。これらのアーム32は、磁気ディスク16の表面と平行に、かつ、互いに所定の間隔を置いて位置しているとともに、軸受部26から同一の方向へ延出している。キャリッジアッセンブリ22は、弾性変形可能な細長い板状のサスペンション38を備えている。サスペンション38は、例えば、板ばねにより構成され、その基端がスポット溶接あるいは接着によりアーム32の先端に固定され、アームから延出している。各サスペンション38は対応するアーム32と一体に形成されていてもよい。アーム32およびサスペンション38によりヘッドサスペンションを構成し、このヘッドサスペンションと磁気ヘッド40とによりヘッドサスペンションアッセンブリを構成している。
図2に示すように、各磁気ヘッド40は、ほぼ直方体形状のスライダ42とこのスライダに設けられた記録再生用のヘッド部44とを有し、サスペンション38の先端部に設けられたジンバルばね41に固定されている。各磁気ヘッド40は、サスペンション38の弾性により、磁気ディスク16の表面に向かうヘッド荷重Lが印加されている。
図1に示すように、キャリッジアッセンブリ22は、軸受部26からアーム32と反対の方向へ延出した支持枠45を有し、この支持枠により、VCM24の一部を構成するボイスコイル47が支持されている。支持枠45は、合成樹脂によりボイスコイル47の外周に一体的に成形されている。ボイスコイル47は、ベース12に固定された一対のヨーク49間に位置し、これらのヨーク、および一方のヨークに固定された図示しない磁石とともにVCM24を構成している。ボイスコイル47に通電することにより、軸受部26の回りでキャリッジアッセンブリ22が回動し、磁気ヘッド40は磁気ディスク16の所望のトラック上に移動および位置決めされる。
ランプロード機構25は、ベース12の底壁に設けられているとともに磁気ディスク16の外側に配置されたランプ51と、各サスペンション38の先端から延出したタブ53(図2参照)と、を備えている。キャリッジアッセンブリ22が、磁気ディスク16の外側の退避位置まで回動する際、各タブ53は、ランプ51に形成されたランプ面と係合し、その後、ランプ面の傾斜によって引き上げられ、磁気ヘッド40のアンロード動作を行う。
次に、磁気ヘッド40の構成について詳細に説明する。図3は磁気ヘッドのスライダを示す斜視図、図4はスライダのディスク対向面側を示す平面図である。
図2、図3、図4に示すように、磁気ヘッド40はほぼ直方体状に形成されたスライダ42を有し、このスライダは磁気ディスク16の表面に対向する矩形状のディスク対向面(エア・ベアリング・サーフェース:ABS)43、ディスク対向面と直交して延びる流入側端面44a、ディスク対向面と直交して延びる流出側端面44b、およびそれぞれディスク対向面と直交して流入側端面44aと流出側端面44bとの間を延びる一対の側面44cを有している。
ディスク対向面43の長手方向を第1方向X、これと直交する幅方向を第2方向Yとする。スライダ42は、第1方向Xの長さL1が1.25mm以下、例えば、0.85mm、第2方向Yに沿った幅W1が1.0mm以下、例えば、0.7mm、厚さ0.23mmに形成され、いわゆるフェムトスライダとして構成されている。
磁気ヘッド40は浮上型のヘッドとして構成され、スライダ42は、磁気ディスク16の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流C(図2参照)により浮上する。HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し常に隙間を保って対向している。ここで、空気流Cの方向は、磁気ディスク16の回転方向Bと一致している。スライダ42は、磁気ディスク16表面に対し、ディスク対向面43の第1方向Xが空気流Cの方向とほぼ一致するように配置される。
図3および図4に示すように、ディスク対向面43には、ディスク対向面43のほぼ中央部から流出端側に渡って、凹所からなる負圧キャビティ54が形成されている。負圧キャビティ54は、流出側端面44bに向かって開放している。負圧キャビティ54の深さは800〜1500nm、例えば1030nmに形成されている。負圧キャビティ54を設けることにより、HDDで実現される全てのヨー角において、ディスク対向面43中心部で負圧を発生させることができる。
ディスク対向面43において、流入側端部には、ほぼ矩形状のリーディングステップ50が形成されている。リーディングステップ50はディスク対向面43より一段低く、例えば、深さ100nmに形成され、負圧キャビティ54の底面に対して突出して設けられ、かつ、空気流Cに対して負圧キャビティ54の流入側に位置している。
ディスク対向面43は、各側縁に沿って延びているとともに第2方向Yに間隔を置いて対向する一対のサイドステップ46を有している。これらのサイドステップ46は負圧キャビティ54の底面に対して突出して設けられている。サイドステップ46は、リーディングステップ50からスライダ42の下流端側に延出している。各サイドステップ46の内、流出端側の約半分は、流入端側の他の半分によりも第2方向Yの幅が広く形成されている。
リーディングステップ50および一対のサイドステップ46は、スライダ42の中心軸線Dに対して対象に設けられ、全体として、上流側が閉塞され、下流側に向かって開放したほぼU字形状に形成されている。そして、リーディングステップ50および一対のサイドステップ46により負圧キャビティ54が規定されている。
磁気ヘッド40のピッチ角を維持するため、リーディングステップ50上には、空気膜によってスライダ42を支えるリーディングパッド52が突設されている。リーディングパッド52は、第2方向Yに沿ってリーディングステップ50の幅方向全域に渡り連続的に延びているとともに、スライダ42の流入側端面44aから下流側にずれた位置に形成されている。
各サイドステップ46上には、サイドパッド48が形成され、リーディングパッド52に繋がっている。リーディングパッド52およびサイドパッド48はほぼ平坦に形成され、ディスク対向面43を形成している。各サイドパッド48には凹所56形成されている。凹所56は、磁気ディスク表面に向かって開口しているとともに、ディスク対向面43の流入側端に向かって開口している。凹所56は、例えば、深さ180nmに形成されている。
スライダ42のディスク対向面43には、それぞれ第1方向Xに沿ってサイド部46からスライダの流出側端に向かって直線的に延出した一対のスカート57が形成されている。各スカート57は、サイドステップ46よりも深く形成され、負圧キャビティ54の底面に対して突出している。各スカート57は、ディスク対向面43に対して深さ100〜200nm、例えば、180nmに形成されている。
スライダ42は、空気流Cの方向に対して、ディスク対向面43の流出側の端部に形成されたトレーリングステップ58を有している。トレーリングステップ58は、負圧キャビティ54の底面に対して突出して形成され、ディスク対向面43からの深さが50〜250nm、例えば、180nmに形成されている。トレーリングステップ部58は、空気流Cの方向に対して、負圧キャビティ54の下流側に位置し、かつ、ディスク対向面43の第2方向Yほぼ中央に位置している。更に、トレーリングステップ58は、スライダ42の流出側端面44bから僅かに流入側端面44a側にずれて設けられている。
トレーリングステップ部58は、磁気ディスク16表面と対向する上面を有している。トレーリングステップ58の上面には、空気膜によってスライダ42を支えるトレーリングパッド60が突設されている。トレーリングパッド60は、リーディングパッド52およびサイドパッド48と同一高さレベルに形成され、その表面は、ディスク対向面43を構成している。
トレーリングパッド60は、トレーリングステップ58の流出側端部に設けられたベース部62、および第2方向Yに沿ってベース部から流入端側へ延びる4つのリブ64a、64bを有している。トレーリングステップ58において、ベース部62は、流出端側で中心軸線D上に設けられ、第2方向Yのほぼ中央に位置している。中心軸線Dの両側に位置する2つのリブ64aは、ベース部62からトレーリングステップ58の流入側端まで、第1方向Xに沿って延びている。外側の2本のリブ64bは、リブ64aよりも短く、ベース部62からトレーリングステップ58の流入側端に向かって、第1方向Xに沿って延びている。トレーリングステップ58において、長い2本のリブ64a間に位置する部分は一段低く形成されている。
磁気ヘッド40のヘッド部44は、磁気ディスク16に対して情報の記録再生を行う記録素子および再生素子を有している。これら再生素子および記録素子は、空気流Cの方向に対して、スライダ42の下流側端部内に埋め込まれている。再生素子および記録素子は、その下端が、トレーリングパッド60のベース部62に露出するように設けられている。
スライダ42は、センターレール型のスライダとして形成されている。すなわち、スライダ42は、センターレール66を有し、このセンターレールは、第1方向Xに沿って、リーディングステップ50からトレーリングステップ58まで延びている。センターレール66は、トレーリングパッド60のリブ64aに連続して形成されている。センターレール66にガイド溝68が形成され、このガイド溝68は、リーディングステップ50からトレーリングステップ58まで第1方向Xに沿って延びている。ガイド溝68は、負圧キャビティ54よりも浅く、トレーリングステップ58よりも深く形成されている。
図3および図4に示すように、リーディングパッド52に導入溝70が形成されている。導入溝70は、ガイド溝68よりも深く、負圧キャビティ54とほぼ同一の深さに形成されている。導入溝70は、流入空気流の方向と交差する方向に沿って、ここでは、第2方向Yに沿って、リーディングパッド52のほぼ全幅に亘って延びている。導入溝70は、第2方向Yのほぼ中央部で、ガイド溝68に連通している。導入溝70の長手方向両端部70aは、ほぼ直角に折れ曲がり、それぞれ第1方向Xに沿ってリーディングパッド52の流入端側に延びている。導入溝70の両端部70aは、それぞれリーディングパッド52の流入端に開口し、それぞれ開口部72を規定している。導入溝70の幅および開口部72の幅は、W2に形成されている。
リーディングパッド52は、第2方向Yの両端側に位置しそれぞれ第1方向Xに沿って流入端側に延出した一対の第1リブ52a、および、第1リブ52aよりも中心軸線D側にそれぞれ位置し、それぞれ第1方向Xに沿って流入端側に延出した一対の第2リブ52bを有している。第1リブ52aおよび第2リブ52bは、導入溝70の端部70aの両側に沿って、開口部72まで延びている。第1リブ52aおよび第2リブ52bの第1方向Xに沿った長さは、L2に形成されている。
以上のように構成されたHDDによれば、磁気ヘッド40は、磁気ディスク16の回転によってディスク表面とディスク対向面43との間に生じる空気流Cにより浮上する。これにより、HDDの動作時、スライダ42のディスク対向面43はディスク表面に対し常に隙間を保って対向している。図2に示すように、磁気ヘッド40は、ヘッド部44のリード/ライトギャップが最もディスク表面に接近した傾斜姿勢をとって浮上する。
磁気ヘッド40は、スライダ42のディスク対向面43に負圧キャビティ54を設けることにより、HDDで実現される全てのヨー角において、ディスク対向面43中心部で負圧を発生させることができる。また、空気流は、開口部72から導入溝70に導入され、更に、導入溝70からガイド溝68を通してトレーリングステップ58側へ導かれる。この空気流により、トレーリングパッド60で発生する正圧を高め、ヘッド部44の浮上量を安定させることができる。この際、導入溝70および第2方向両端部に位置する開口部72を設けることにより、磁気ディスクの内周側および外周側から空気流を導入溝70に取り込む流路を確保することができる。そのため、磁気ヘッド40の半径位置によらず、ガイド溝68に導く空気流をほぼ一定に調整することができる。これにより、磁気ヘッド40のスキュー角および磁気ディスクの周速変化に伴うガイド溝68への空気流量の変動を抑制し、半径位置によらず、減圧時のヘッド浮上量変動を低減することができる。すなわち、減圧時の浮上量変動の低減と浮上量プロファイルの平坦化を図ることが可能となる。従って、半径位置によらず、情報の高い書込み/読取り能力を発揮することができ、信頼性および安定性の向上した磁気ヘッドおよびこれを備えたHDDが得られる。
本願発明者は、図5に示す比較例1に係る磁気ヘッド40a、および、図6に示す比較例2に係る磁気ヘッド40bを用意し、これら比較例1、2に係る磁気ヘッド40a、40bと、上記第1の実施形態に係る磁気ヘッド40とについて浮上量特性の比較を行った。図5に示すように、比較例1に係る磁気ヘッド40aは、リーディングパッド52に形成された導入溝70を有しているが、導入溝に連通する開口部を備えていない。図6に示すように、比較例2に係る磁気ヘッド40bは、リーディングパッド52に形成された導入溝70を有しているが、導入溝に連通する開口部を備えていない。また、リーディングステップ50の上面に凹所74が形成され、この凹所74は、リーディングステップの幅方向に延びている。比較例1、2において、磁気ヘッドの他の構成は、第1の実施形態に係る磁気ヘッド40と同一である。
比較例1、2に係る磁気ヘッド40a、40bと、上記第1の実施形態に係る磁気ヘッド40について、気圧変化に伴う浮上量変についてシミュレーションを実施した結果を図7および図8に示す。解析条件は、1.8インチの磁気ディスクを備えたHDDを用い、回転数は4200RPM、気圧は0.43atmとしている。通常のパーソナルコンピュータ用のHDDでは、気圧スペックは0.7atmであるが、本解析では、減圧条件としている。
図7に示すように、比較例1の磁気ヘッド40aと比較して、本実施形態に係る磁気ヘッド40は、減圧に伴う浮上量変動が磁気ディスク中周領域で比較例1と同等なのに対して、磁気デイスク内周領域および外周領域における浮上量増加が約50%程低減していることが分かる。これは、減圧時における磁気デイスク中周領域での浮上量上昇を抑制することで、比較例1と同等のライト特性を維持したまま、磁気ディスク内周領域および外周領域での浮上量低下を抑えることで、記録素子部と磁気ディスクとの接触マージンを改善し、HDDの信頼性を向上することが可能となることを意味している。
また、比較例2のように、リーディングステップ50に凹所74を設け減圧特性の改善を行うと、減圧下では、磁気ディスク中周領域での浮上量が上昇傾向となり、磁気スペーシングをロスし書込み特性を悪化させてしまうことが分かる。
図8に示すように、磁気ディスクの内周領域、中周領域、外周領域での磁気ヘッドの浮上量平均の絶対値は、比較例1および比較例2に対して、本実施形態に係る磁気ヘッドが最も小さくなり、磁気ディスク半径位置での浮上量変動が少ないことが分かる。
更に、本発明者は、磁気ヘッドの浮上量変動低減効果を検証するため、スライダの各部の幅、長さ、開口部の位置等を種々変更して、減圧に伴う浮上量変化のシュミレーションを実施した。
変更箇所は、
1)スライダの開口部72の幅W2とし、図9(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)に示すように、幅W2をゼロ(開口部なし)、導入溝70の幅と同一、以降、5段階で大きくしている(7パラメータ)、
2)スライダの開口部72の形成位置とし、図10(a)、(b)、(c)に示すように、開口部形成位置を第1の実施形態と同一、幅方向両端から内側にずれた位置、更に、スライダ中心軸線側にずれた位置としている(3パラメータ)、図4に示すように、スライダの全幅をW1、スライダの中心軸線Dから開口部72の中心までの距離をW3とする場合、図10(a)に示すスライダの開口部72は、中心軸線Dからの距離がスライダ全幅の40%(W3/W1)の位置、図10(b)に示すスライダの開口部72は、中心軸線Dからの距離がスライダ全幅の23%(W3/W1)の位置、図10(c)に示すスライダの開口部72は、中心軸線Dからの距離がスライダ全幅の11%(W3/W1)の位置にそれぞれ設けられている、
3)スライダのリーディングパッド両端部に設けられた第1リブ52aの長さL2とし、図11(a)、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)に示すように、長さL2をゼロから少しずつ6段階で長くし、最終的にリーディングステップの流入端まで延びる長さとしている(S)(7パラメータ)、
4)スライダのリーディングパッド両端部に設けられた第2リブ52bの長さL2とし、図12(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に示すように、長さL2をゼロから少しずつ4段階で長くし、最終的にリーディングステップの流入端まで延びる長さとしている(I)(5パラメータ)、
5)スライダのリーディングパッド両端部に設けられた第1リブ52aおよび第2リブ52bの長さL2とし、図13(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に示すように、長さL2をゼロから少しずつ4段階で長くし、最終的にリーディングステップの流入端まで延びる長さとしている(S+I)(5パラメータ)、
6)スライダのリーディングパッド両端部に設けられた第1リブ52aおよび第2リブ52bの長さL2、および導入溝70の両端部70aの長さL2とし、図14(a)、(b)、(c)、(d)、(e)に示すように、長さL2をゼロから少しずつ5段階で長くし、最終的にリーディングステップの流入端まで延びる長さとしている(S+I+C)(6パラメータ)。
上記6つのケースの場合について、減圧に伴う磁気ヘッドの浮上量変化をシュミレーションした結果を図15、図16、図17に示す。
解析結果は、まず、常圧と減圧時(0.43atm)とにおけるスライダの浮上姿勢を求め、磁気ディスクの各半径位置の値から平均値を算出(図8で示した評価関数と同じ)した。そして、基準形状と各パラメータを振った場合のそれぞれの解析結果から、その比を求めた。
その結果、図17に示すように、リーディングパッド52に開口部72を設けた上で、リーディングパッドの第1リブ52aと第2リブ52bを共に延長した場合(S+Iのケース)と、更に、導入溝70の両端部70aを同時に延長した場合(S+I+Cのケース)の2ケースについては、長さL2をスライダの全長L1の9%程度に設定すると、開口部がないものと比較し減圧時の浮上量変動を約0.3nm低減できることがが分かる。
よって、減圧時の性能とピッチ姿勢維持の観点から、
A)図15に示すように、リーディングパッドの開口部72の幅W2は、スライダ全幅W1に対して35%(=W2/W1)以下とする。
B)図16に示すように、リーディングパッドの開口部72の形成位置は、スライダ全幅W1に対してスライダ中心軸線Dから11%(=W3/W1)の場合に比較して、23%あるいは40%の方が、減圧時のスライダの浮上量変動が少なく、また、浮上姿勢も安定することが分かる。このことから、リーディングパッドの開口部72の形成位置は、スライダ全幅W1に対してスライダ中心軸線Dから23%(=W3/W1)以上離れた位置とする。
C)図17に示すように、リーディングパッドの第1リブ52aの長さL2、及び導入溝70の両端部70aの長さL2は、共にスライダ全長L1に対して数%から15%(=L2/L1)以下に設定することが好ましい。
次に、他の実施形態に係るHDDの磁気ヘッドについて説明する。
図18は、第2の実施形態に係るHDDの磁気ヘッド40を示している。第2の実施形態によれば、スライダ42のリーディングパッド52は、その流入側端縁からそれぞれ第1方向Xに沿って流入端側に延出した複数のリブ75を有している。これらのリブ75は、第2方向Yに所定の間隔を置いて設けられている。スライダ42の他の構成は、前述した第1の実施形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
第2の実施形態に係る磁気ヘッド40によれば、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、複数のリブ75を設けることにより、スライダに斜めに流入する空気流をリブ75を捕らえ、正圧を発生することができる。そのため、磁気ヘッドが磁気ディスクの内周領域あるいは外周領域に位置している場合でも、より安定した浮上量を得ることができる。
図19は、第3の実施形態に係るHDDの磁気ヘッド40を示している。第3の実施形態によれば、スライダ42のリーディングステップ50の上面に凹所76が形成され、この凹所76は、リーディングステップの幅方向に延びている。スライダ42の他の構成は、前述した第1の実施形態と同一であり、同一の部分には同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
第3の実施形態に係る磁気ヘッド40によれば、前述した第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができるとともに、リーディングステップ50に凹所74を設けることにより、減圧特性の一層の改善を図ることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
スライダにおけるリーディングステップ、トレーリングステップ、導入溝、各パッドの形状および寸法等は上述した実施形態に限定されることなく、必要に応じて変更可能である。この発明は、フェムトスライダに限らず、ピコスライダ、ペムトスライダ、あるいは、より寸法の大きなスライダにも適用可能である。ディスク装置において、磁気ディスクの枚数は1枚に限らず、増加可能である。
12…ベース、16…磁気ディスク、18…スピンドルモータ
22…キャリッジアッセンブリ、26…軸受部、32…アーム、
40…磁気ヘッド、42…スライダ、43…ディスク対向面、
44…ヘッド部、50…リーディングステップ、52…リーディングパッド、
52a…第1リブ、52b…第2リブ、54…負圧キャビティ、
46…サイドステップ、48…サイドパッド、57…スカート部、
58…トレーリングステップ、60…トレーリングパッド、66…センターレール、
68…ガイド溝、70…導入溝、70a…溝端部、72…開口部、

Claims (9)

  1. 回転自在な記録媒体の表面に対向する対向面を有するスライダと、前記スライダに設けられ上記記録媒体に対し情報の記録再生を行うヘッド部と、を備え、
    前記スライダの対向面は、前記空気流の流入側に位置するリーディングステップと、
    前記リーディングステップ上に設けられたリーディングパッドと、
    前記リーディングパッドの下流側に設けられた負圧キャビティと、
    前記空気流の流出端側に位置し、前記ヘッド部が設けられるトレーリングステップと、
    前記リーディングステップから前記トレーリングステップまで延びるセンターレールと、
    前記センターレールに形成され、前記空気流を前記トレーリングステップに導くガイド溝と、
    前記リーディングパッドに形成され、前記空気流と交差する方向に延びているとともに、前記ガイド溝に連通した導入溝であって、長手方向の両端部がそれぞれ前記空気流の方向に沿って流入端側に延び、前記リーディングパッドの流入側端に開口し開口部を形成している導入溝と、を備えているヘッド。
  2. 前記リーディングパッドは、それぞれ前記導入溝の端部に沿って前記開口部まで延びる第1リブを備え、前記第1リブの長さ、および、前記導入溝端部の長さは、前記スライダ全長に対して2%から15%に形成されている請求項1に記載のヘッド。
  3. 前記リーディングパッドは、それぞれ前記導入溝の端部に沿って前記開口部まで延びているとともに、前記導入溝を挟んで前記第1リブと対向する第2リブを備え、前記第2リブの長さは、前記スライダ全長に対して2%から15%に形成されている請求項2に記載のヘッド。
  4. 前記リーディングパッドの開口部は、前記スライダの全幅に20%以上、前記スライダの中心から離れて位置している請求項1ないし3のいずれか1項に記載のヘッド。
  5. 前記リーディングパッドの開口部の幅は、前記スライダの全幅に対して4%から35%に形成されている請求項1ないし4のいずれか1項に記載のヘッド。
  6. 前記リーディングパッドは、それぞれ前記空気流の方向に沿って流入側端縁から流入端側に延出した複数のリブを有している請求項1ないし5のいずれか1項に記載のヘッド。
  7. 前記スライダは、前記リーディングステップに形成された凹部を有している請求項1ないし6のいずれか1項に記載のヘッド。
  8. 前記スライダは、前記空気流の方向に沿って前記リーディングステップから前記スライダの流出端側に延出している一対のサイドステップを有している請求項1ないし7のいずれか1項に記載のヘッド。
  9. ディスク状の記録媒体を支持し回転する駆動部と、
    前記記録媒体に対し情報の記録再生を行うヘッドと、
    前記ヘッドを支持するヘッドアクチュエータと、を備え、
    前記ヘッドは、前記記録媒体の表面に対向する対向面を有するスライダと、前記スライダに設けられ上記記録媒体に対し情報の記録再生を行うヘッド部と、を備え、
    前記スライダの対向面は、前記空気流の流入側に位置するリーディングステップと、前記リーディングステップ上に設けられたリーディングパッドと、前記リーディングパッドの下流側に設けられた負圧キャビティと、前記空気流の流出端側に位置し、前記ヘッド部が設けられるトレーリングステップと、前記リーディングステップから前記トレーリングステップまで延びるセンターレールと、前記センターレールに形成され、前記空気流を前記トレーリングステップに導くガイド溝と、前記リーディングパッドに形成され、前記空気流と交差する方向に延びているとともに、前記ガイド溝に連通した導入溝であって、長手方向の両端部がそれぞれ前記空気流の方向に沿って流入端側に延び、前記リーディングパッドの流入側端に開口し開口部を形成している導入溝と、を備えているディスク装置。
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