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JP2012014145A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2012014145A JP2010290394A JP2010290394A JP2012014145A JP 2012014145 A JP2012014145 A JP 2012014145A JP 2010290394 A JP2010290394 A JP 2010290394A JP 2010290394 A JP2010290394 A JP 2010290394A JP 2012014145 A JP2012014145 A JP 2012014145A
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Abstract

【課題】全ての像担持体が画像形成に供されない動作モードが実行された後でも、常に短時間で高画質な画像を形成できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】正帯電単層型電子写真感光体からなりタンデムに配置された複数の像担持体135と、前記像担持体135の周面に接触し、前記像担持体の周面を帯電させるための帯電部材211と、前記帯電部材211に帯電バイアスを印加する電圧印加部と、前記像担持体の周面を除電する除電部24と、前記像担持体135を回転させる像担持体駆動部と、像担持体135の周面を帯電又は除電させる動作を制御する制御部とを備える。制御部は、ブラック用像担持体のみで画像が形成され、他のカラー用像担持体で画像が形成されない第2モードのとき、カラー用像担持体を回転させつつ、前記電圧印加部により前記帯電部材211に帯電バイアスを印加するとともに、前記除電部24を動作させる帯電除電制御を実行する。
【選択図】図2

Description

本発明は、画像形成装置に関する。
複写機、プリンタ、ファクシミリ装置、及びこれらの複合機等の電子写真方式を利用した画像形成装置は、例えば、像担持体である感光体ドラム、感光体ドラムの周面を均一に帯電するための帯電装置、画像データに基づく静電潜像を感光体ドラム上に形成するための露光装置、感光体ドラム上の静電潜像をトナー像に現像するための現像装置、感光体ドラム上のトナー像を、中間転写ベルト等を介したりして、用紙等の記録媒体上に転写するための転写装置等を備える。
このような画像形成装置に備えられる帯電装置としては、例えば、接触帯電方式の帯電装置と非接触帯電方式の帯電装置とが挙げられる。そして、接触帯電方式の帯電装置は、非接触帯電方式の帯電装置と比較して、オゾンの発生を抑制できることが知られている。
また、接触帯電方式の帯電装置としては、例えば、特許文献1に記載の帯電ローラを備えたものが挙げられる。
特許文献1には、2成分系トナーを用いた電子写真装置に用いられる帯電ローラであって、軸体と、上記軸体の外周に形成されるベースゴム層と、上記ベースゴム層の外周に直接もしくは他の層を介して形成させる表層とを備え、上記ベースゴム層が、JIS−A硬度が15°以下のゴム成分を主成分とするベースゴム層形成材料によって形成されており、上記表層が、JIS K6251に基づく伸び(Eb)が5〜90%、引っ張り強さ(TS)が35MPa以上の表層形成材料によって形成されている帯電ローラが記載されている。
特開2007−271731号公報
一方、上記のような画像形成装置に備えられる像担持体としては、例えば、セレン等の無機材料からなる感光層を備える無機感光体以外に、結着樹脂、電荷発生剤、及び電荷輸送剤等の有機成分を主成分として含む感光層を備える有機感光体が挙げられる。このような有機感光体としては、例えば、電荷発生剤と電荷輸送剤とが同一層に含有された感光層を備える単層型有機感光体が挙げられる。このような単層型有機感光体のうち、正に帯電するものを正帯電単層型電子写真感光体と称する。
このような正帯電単層型感光体等の有機感光体は、無機感光体と比較して、耐久性に劣る傾向がある。そして、接触帯電方式の帯電装置は、非接触帯電方式の帯電方式と比較して、感光体への負荷が大きくなる傾向があることが知られている。
また、特許文献1によれば、長期にわたって高品質の複写画像、印刷画像を得ることができることが開示されている。しかしながら、特許文献1に記載の帯電ローラを、正帯電単層型電子写真感光体を帯電させる帯電装置の帯電ローラとして単に用いただけでは、充分に高画質な画像を形成することができない場合があった。特に、感光体を帯電させないまま感光体ドラムを数十秒間回転させた直後は、感光体の帯電性能が著しく低下し、そのまま画像形成を行うとカブリが発生するという不具合が発生した。
感光体を帯電させずに回転させるケースは、複数の感光体ドラムを備えた画像形成装置、具体的にはフルカラーの画像形成装置においてしばしば発生する。フルカラー画像形成装置は、ブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの画像形成ユニットが並置され、これら画像形成ユニットが形成するトナー像を中間転写ベルトに一次転写して、その一次転写トナー像を用紙に二次転写する、いわゆるタンデム方式の構成を一般に有する。このようなタンデム型画像形成装置において、1次転写ローラの解除機構を持たない安価な装置では、モノクロ画像を形成する間、カラー画像用感光体ドラムも回転している。この際、カラー画像用感光体は帯電されないため、当該感光体の帯電性能が低下する。従って、感光体の帯電性能を回復させるのに、数分間の帯電と除電を繰り返さなくてはならない為、すぐに画像形成が出来ないという問題が発生した。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであって、正帯電単層型電子写真感光体からなる複数の像担持体を備えた画像形成装置において、全ての像担持体が画像形成に供されない動作モードが実行された後でも、常に短時間で高画質な画像を形成することができる画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一態様に係る画像形成装置は、正帯電単層型電子写真感光体からなる第1像担持体及び第2像担持体と、前記第1及び第2像担持体の周面に現像剤のトナーをそれぞれ供給する第1及び第2現像装置と、前記第1及び第2像担持体の周面に各々接触し、前記第1及び第2像担持体の周面をそれぞれ帯電させる第1及び第2帯電部材と、前記第1及び第2帯電部材に帯電バイアスをそれぞれ印加する電圧印加部と、前記第1及び第2像担持体の周面をそれぞれ除電する第1及び第2除電部と、前記第1及び第2像担持体をそれぞれ回転させる像担持体駆動部と、前記第1及び第2像担持体の周面を帯電又は除電させる動作を制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記第1像担持体及び前記第2像担持体を回転させつつ、前記第1現像装置及び前記第2現像装置を動作させて、前記第1像担持体及び前記第2像担持体の双方において画像形成を行わせる第1モードと、前記第1像担持体及び前記第2像担持体を回転させつつ、前記第1現像装置のみを動作させて、前記第1像担持体のみにおいて画像形成を行わせる第2モードとの間のモード変更を行うものであり、前記第2モードのとき、前記第2像担持体に対して、前記第2現像装置を動作させることなく、前記帯電バイアスを印加させるとともに前記第2除電部を動作させ、前記第1像担持体に対して、前記帯電バイアスを印加させるとともに前記第1現像装置及び前記第1除電部を動作させる制御を実行する。
このような構成によれば、第2モードにおいて第2像担持体に対しても帯電及び除電を行っているので、第2像担持体の帯電性能の低下が抑制される。従って、第2モードの実行直後に第1モードに移行しても、直ちに高画質な画像を形成することができる。
また、前記画像形成装置において、前記第1現像装置が、無彩色のトナーを用いて、モノクロ画像を形成するための現像装置であり、前記第2現像装置が、有彩色のトナーを用いて、カラー画像を形成するための現像装置であることが好ましい。
このような構成によれば、モノクロ画像を形成した後に、カラー画像の形成を開始させた直後から、すぐに高画質な画像を形成することができる。
また、前記画像形成装置において、前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記第2帯電部材に対して与える前記帯電バイアスを、前記第1帯電部材に対して与える前記帯電バイアスより低く設定することが好ましい。
このような構成によれば、第2像担持体周面の膜削れを最低限に抑制することができ、さらには省電力化も達成できる。
また、前記画像形成装置において、前記制御部は、前記第2モードを実行させた後、前記第1モード画像形成を開始する際には、前記電圧印加部により前記第2帯電部材に印加される帯電バイアスを、画像形成時における通常の帯電バイアスより一旦高くした後、前記通常の帯電バイアスまで徐々に低下させる制御を実行することが好ましい。
このような構成によれば、感光体ドラムの電位低下を補うことができ、第2モード実行時に第2像担持体の帯電性能が多少低下したとしても、第1モードを開始する際に、すぐに高画質な画像を形成することができる状態に短時間で達成できる。
本発明によれば、正帯電単層型電子写真感光体からなる複数の像担持体を備えた画像形成装置において、全ての像担持体が画像形成に供されない動作モードが実行された後でも、常に短時間で高画質な画像を形成することができる画像形成装置を提供することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置の全体構成を示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の画像形成ユニット周辺を拡大して示す概略断面図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に備えられる現像装置による現像を説明するための概念図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の電気的な構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置に備えられるカラー画像形成ユニットの画像形成動作を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係る画像形成装置について、図面に基づき詳細に説明する。ここで、画像形成装置として、タンデム方式の画像形成装置を例に挙げて説明する。また、画像形成装置の種類としては、カラープリンタを例に挙げて説明するが、例えば、複写機、ファクシミリ装置、及び複合機等であってもよく、カラープリンタに限定されない。
この画像形成装置10は、図1に示すように、箱形を呈した装置本体11内に内装された、用紙Pを給紙する給紙部12と、この給紙部12から給紙された用紙Pを搬送しながら、この用紙P上に画像情報に基づくトナー像を形成する画像形成部13と、この画像形成部13で用紙P上に形成された未定着トナー像を用紙Pに定着する定着処理を施す定着部14とが設けられている。さらに、前記装置本体11の上部には、前記定着部14で定着処理の施された用紙Pが排紙される排紙部15が形成されている。
装置本体11の上面の適所には、用紙Pに対する出力条件等を入力操作するための図略の操作パネルが設けられている。この操作パネルには、電源キーや出力条件を入力するための各種のキー等が設けられている。
また、装置本体11内には、図1に示す画像形成部13より右側位置に、上下方向に延びた用紙搬送路111が形成されている。用紙搬送路111には、適所に搬送ローラ対112が設けられている。そして、用紙搬送路111は、搬送ローラ対112によって、用紙Pを給紙部12から排紙部15まで搬送し、その搬送中の用紙Pが、画像形成部13の転写部や定着部14を通過するように形成されている。
前記給紙部12は、給紙トレイ121、ピックアップローラ122、及び給紙ローラ対123を備えている。給紙トレイ121は、装置本体11内における画像形成部13より下方位置に挿脱可能に装着され、複数枚の用紙Pが積層された用紙束P1を貯留する。ピックアップローラ122は、給紙トレイ121の、用紙Pの搬送方向上流側で上方位置、具体的には、図1に示す右上方位置に設けられ、給紙トレイ121に貯留された用紙束P1の最上面の用紙Pを1枚ずつ取り出す。給紙ローラ対123は、ピックアップローラ122によって取り出された用紙Pを用紙搬送路111に送り出す。そうすることによって、前記給紙部12は、画像形成部13へ向けて用紙Pを給紙する。
また、前記給紙部12は、装置本体11の、図1に示す左側側面に取り付けられる手差しトレイ124、ピックアップローラ125、及び給紙ローラ対126をさらに備えている。手差しトレイ124は、用紙Pを手差し操作で画像形成部13へ向けて供給するためのものである。手差しトレイ124は、装置本体11の側面に収納可能であり、手差しで用紙Pを給紙する際、図1に示すように、装置本体11の側面から引き出されて手差し給紙に供される。ピックアップローラ125は、手差しトレイ124に載置された用紙Pを取り出す。ピックアップローラ125によって取り出された用紙Pは、給紙ローラ対123,126によって用紙搬送路111に送り出す。そうすることによって、前記給紙部12は、画像形成部13へ向けて用紙Pを給紙する。
前記画像形成部13は、所定の画像処理によって給紙部12から給紙された用紙Pにカラー画像等の画像を形成させるものである。画像形成部13は、複数の画像形成ユニット131と、中間転写ベルト(中間転写体)132と、1次転写ローラ133と、2次転写ローラ133とを備えている。
前記画像形成ユニット131としては、本実施形態では、中間転写ベルト132の回転方向上流側から下流側へ(図1に示す左側から右側へ)向けて順次配設された、マゼンタ(M)色の現像剤を用いるマゼンタ用ユニット131M、シアン(C)色の現像剤を用いるシアン用ユニット131C、イエロー(Y)色の現像剤を用いるイエロー用ユニット131Y、及びブラック(K)色の現像剤を用いるブラック用ユニット131Kが備えられている。各ユニット131は、それぞれ像担持体である感光体ドラム135を備え、感光体ドラム135上に画像情報に基づいて各色に対応するトナー像を形成させ、中間転写ベルト132に1次転写する。なお、画像形成ユニット131の構成については、後述する。
前記中間転写ベルト132は、複数の画像形成ユニット131によって、その周面(接触面)に画像情報に基づくトナー像が転写(1次転写)されるためのものである。すなわち、中間転写ベルト132は、本実施形態においては、感光体ドラム135と1次転写ローラ133とで狭持され、感光体ドラム135からトナー像が転写される周面を有する被転写体である。
また、中間転写ベルト132は、無端状のベルト状回転体であって、その周面側が各感光体ドラム135の周面にそれぞれ当接するように、駆動ローラ136、及び従動ローラ137に架け渡されている。また、中間転写ベルト132は、中間転写ベルト132を介して各感光体ドラム135と対向する位置に配される各1次転写ローラ133によって各感光体ドラム135に押圧された状態で、駆動ローラ136の回転駆動によって、無端回転するように構成されている。駆動ローラ136は、ステッピングモータ等の駆動源によって回転駆動し、中間転写ベルト132を無端回転させるための駆動力を与える。従動ローラ137は、回転自在に設けられ、駆動ローラ136による中間転写ベルト132の無端回転に伴って従動回転する。
1次転写ローラ133は、感光体ドラム135上に形成されたトナー像を、中間転写ベルト132に1次転写するためのものである。すなわち、1次転写ローラ133は、本実施形態においては、中間転写ベルト132を狭持して感光体ドラム135周面上のトナー像を中間転写ベルト132に1次転写させる転写部である。
また、1次転写ローラ133は、中間転写ベルト132を介して各感光体ドラム135と対向する位置に配置される。1次転写ローラ133は、各画像形成ユニット131の感光体ドラム135に対して、それぞれ設けられる。また、1次転写ローラ133は、上述したように、中間転写ベルト132が感光体ドラム135に押圧された状態になるように、中間転写ベルト132に接触している。また、1次転写ローラ133は、中間転写ベルト132に接触したまま、中間転写ベルト132の無端回転に従属して回転する。その際、各1次転写ローラ133に、トナーの帯電極性とは逆極性である1次転写バイアス電圧を印加することによって、各感光体ドラム135上に形成されたトナー像が、各感光体ドラム135とそれに対応する各1次転写ローラ133との間で、中間転写ベルト132に1次転写される。これにより、各感光体ドラム135上に形成されたトナー像が、矢符(図1では、反時計回り)方向に周回する中間転写ベルト132に重ね塗り状態で順次1次転写される。
また、1次転写ローラ133は、上記1次転写を施すことができれば、特に限定されないが、本実施形態では、図2に示すように、回転可能に支持された芯金133aと、前記芯金133aを被覆し、中間転写ベルト132と接触する表面部133bと、前記芯金133aに1次転写バイアス電圧を印加する図略の1次転写バイアス電圧印加部とを備える。芯金133aは、本実施形態では、1次転写バイアス電圧が印加される印加部である。なお、図2は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の画像形成ユニット131の周辺を拡大して示す概略断面図である。
2次転写ローラ134は、中間転写ベルト132上のトナー像を給紙部12から給紙された用紙Pに転写(2次転写)させるためのものである。すなわち、2次転写ローラ134は、本実施形態においては、中間転写ベルト132の周面に接触してニップ部を形成し、そのニップ部を通過する記録媒体である用紙Pに、中間転写ベルト132の周面上のトナー像を2次転写させる2次転写部である。
また、2次転写ローラ134は、中間転写ベルト132を介して、駆動ローラ136と対向する位置に配置される。また、2次転写ローラ134は、中間転写ベルト132に接触したまま、中間転写ベルト132の無端回転に従属して回転する。その際、2次転写ローラ134に、トナーの帯電極性とは逆極性である2次転写バイアス電圧を印加することによって、中間転写ベルト132上に1次転写されたトナー像が、2次転写ローラ134と駆動ローラ136との間で、給紙部12から給紙された用紙Pに2次転写される。これにより、用紙P上に、画像情報に基づくトナー像が未定着の状態で転写される。
また、前記画像形成部13には、中間転写ベルト132の、2次転写位置より回転方向下流側で、1次転写位置より回転方向上流側の位置に、ベルトクリーニング装置138をさらに備えている。ベルトクリーニング装置138は、2次転写後、中間転写ベルト132の周面上に残存したトナーを除去して清浄化するためのものである。ベルトクリーニング装置138によって清浄化処理された中間転写ベルト132の周面は、新たな1次転写処理のために1次転写位置へ向かう。ベルトクリーニング装置138によって除去された廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収され、貯留される。
前記定着部14は、画像形成部13で転写された用紙P上のトナー像に対し定着処理を施すものである。定着部14は、内部に加熱源である通電発熱体を備えた加熱ローラ141と、加熱ローラ141と配向配置された定着ローラ142と、定着ローラ142と加熱ローラ141との間に張架された定着ベルト143と、定着ベルト143を介して定着ローラ142と対向配置された加圧ローラ144とを備えている。
定着部14へ供給された用紙Pは、定着ベルト143と加圧ローラ144との間に形成される定着ニップ部を通過することで、加熱加圧される。これにより、前記画像形成部13で用紙Pに転写されたトナー像は、用紙Pに定着される。定着処理の完了した用紙Pは、定着部14の上部から延設された用紙搬送路111を経由して、装置本体11の頂部に設けられた排紙部15の排紙トレイ151へ向けて排紙される。
前記排紙部15は、装置本体11の頂部が凹没されることによって、形成され、この凹部の底部に排紙された用紙Pを受ける排紙トレイ151が形成されている。
次に、画像形成ユニット131について説明する。
画像形成ユニット131は、中央位置に像担持体としての感光体ドラム135が矢符(図2では時計回り)方向に回転可能に配置されている。そして、感光体ドラム135の周囲には、前記1次転写ローラ133による転写(1次転写)される位置を、感光体ドラム135の回転方向の最も上流側とした場合に、そこから下流側に向かって順に、除電される位置、クリーニングされる位置、帯電される位置、露光される位置、現像される位置となるように、除電装置24、クリーニング装置25、帯電装置21、露光装置22、現像装置23が各々配置されている。
前記感光体ドラム135は、後述する、帯電処理、露光処理、現像処理除電処理、及びクリーニング処理によって、その周面上に、画像情報に基づいて各色に対応するトナー像を形成させるためのものである。感光体ドラム135としては、後述する正帯電単層型電子写真感光体を用いる。
前記帯電装置21は、矢符方向に回転されている感光体ドラム135の周面を帯電させるためのものである。帯電装置21としては、接触帯電方式による帯電装置を用いる。そうすることによって、接触帯電方式による帯電装置は、感光体ドラム135の周面と接触した状態で感光体ドラム135の周面を帯電させるので、非接触帯電方式による帯電装置と比較して、オゾンの発生を抑制できると考えられる。
また、帯電装置21は、接触帯電方式による帯電装置であれば、特に限定されないが、本実施形態では、感光体ドラム135の周面に接触する帯電ローラ211と、前記帯電ローラ211に付着したトナーを除去するための帯電クリーニングブラシ212とを備える。
帯電ローラ211は、感光体ドラム135の周面に接触した状態のまま、感光体ドラム135の周面を帯電させるための帯電部材である。また、帯電ローラ211としては、特に限定されないが、本実施形態では、図2に示すように、回転可能に支持された芯金211aと、前記芯金211aを被覆し、感光体ドラム135と接触する表面部211bと、前記芯金211aに帯電バイアス電圧を印加する図略の帯電バイアス電圧印加部とを備える。帯電ローラ211は、感光体ドラム135と接触したまま、感光体ドラム135の回転に従動して回転する。その際、帯電ローラ211の芯金211aに帯電バイアス電圧を印加することによって、感光体ドラム135の周面を帯電させる。
また、表面部211b、すなわち、帯電ローラ211の、感光体ドラム135の周面と接触する部分としては、そのゴム硬度がアスカーC硬度で30〜80°であるものが好ましく、65〜75°であるものがより好ましい。表面部211bが軟らかすぎると、接触帯電方式による帯電装置の帯電ローラとして機能できる程度の均一帯電性が得られなくなる傾向がある。また、表面部211bが硬すぎると、帯電むらを抑制することができない傾向がある。よって、表面部211bが、上記のような硬さのものであると、長期間にわたって、より高画質な画像を形成することができ、さらに、感光体ドラム135の損傷を抑制することができる。なお、ゴム硬度は、公知の方法によって測定することができる。
このことは、まず、感光体ドラム135と接触する部分が、アスカーC硬度で30〜80°と比較的軟らかく、感光体ドラム135の損傷を抑制することができることによると考えられる。次に、感光体ドラム135と接触する部分が、比較的軟らかいことにより、帯電ローラ211の周面と感光体ドラム135の周面とが近接して、帯電ローラ211と感光体ドラム135周面との間で放電できる領域、すなわち感光体ドラム135周面の帯電に寄与する領域が広くなることによると考えられる。このことにより、感光体ドラム135の周面を好適に帯電させることができると考えられる。
また、表面部211bの層厚は、特に限定されないが、具体的には、例えば、1〜3mmであることが好ましい。
また、表面部211bを構成する材料としては、帯電ローラの表面部を構成できるものであれば、特に限定されない。具体的には、例えば、エピクロルヒドリンゴム、ウレタンゴム、シリコーンゴム、ニトリルゴム(NBR)、及びクロロプレン(CR)ゴム等のゴムに、炭素等の導電材を添加したもの等が挙げられる。この中でも、耐オゾン性、低温特性、導電均一性(場所による抵抗の差が少ない)の観点から、エピクロルヒドリンゴム、ニトリルゴム(NBR)等に、炭素等の導電材を添加したものが好ましい。
また、本実施形態では、帯電ローラ211の表面粗さが、断面曲線凹凸の平均間隔(Sm)で50〜100μmであり、かつ十点平均粗さ(Rz)で8〜20μmであることが好ましい。このような構成によれば、帯電むらが充分に抑制でき、さらに、感光層の膜削れの発生も抑制できる。なお、断面曲線凹凸の平均間隔(Sm)および十点平均粗さ(Rz)は、公知の方法によって測定することができる。
また、帯電装置21は、感光体ドラム135の表面電位が500V以上になるように帯電させることが好ましい。表面電位が低すぎると、表面電位のわずかな変化である帯電むらが顕著となり、かぶり等が発生する傾向がある。よって、上記のように帯電させることによって、より高画質な画像を形成することができる。このことは、感光体ドラム135の感光層が破壊されない範囲であれば、上記範囲のように、表面電位が充分に高いものになるように感光体ドラム135の周面を帯電させることによって、帯電むらの発生を抑制できることによると考えられる。また、本実施形態では、像担持体として、後述するような正帯電単層型電子写真感光体のような有機感光体を用いているので、その感光層が破壊されないように、前記表面電位が600V以下になるように帯電させることが好ましい。
また、帯電装置21の帯電バイアス電圧印加部によって印加される帯電バイアス電圧は、1000V以上であることが好ましい。帯電バイアス電圧が低すぎると、感光体ドラム135の表面電位が低くなりすぎ、表面電位のわずかな変化である帯電むらが顕著となり、かぶり等が発生する傾向がある。よって、上記のような帯電バイアス電圧を印加することによって、より高画質な画像を形成することができる。このことは、感光体ドラム135の感光層が破壊されない範囲であれば、上記範囲のように、表面電位が充分に高いものになるように感光体ドラム135の周面を帯電させることによって、帯電むらの発生を抑制できることによると考えられる。
また、前記帯電バイアス電圧は、直流電圧のみであることが好ましい。そうすることによって、後述の正帯電単層型電子写真感光体を用いても、感光層の摩耗量をより少なくすることができる。具体的には、交流電圧や、直流電圧に交流電圧を重畳した重畳電圧を、帯電ローラに印加した場合より、前記帯電ローラに直流電圧のみを印加した場合のほうが、感光層の摩耗量を少なくすることができる。
また、交流電圧を印加すると、帯電による感光体ドラム135の表面(周面)の電位を均一化することができる傾向があるが、本実施形態に係る画像形成装置では、非接触帯電方式ではなく、接触帯電方式の帯電装置を用いているので、直流電圧のみを印加しても、均一に帯電できると考えられる。
よって、前記帯電ローラに直流電圧のみを印加することによって、好適な画像を形成することができ、さらに、感光層の摩耗量を低減させることができると考えられる。
前記露光装置22は、帯電装置21によって周面が帯電された感光体ドラム135の周面に、画像情報に基づくレーザ光を照射し、感光体ドラム135の周面上に画像情報に基づく静電潜像を形成させるためのものである。露光装置22としては、例えば、LEDヘッドユニットやレーザ走査ユニット(LSU)等が挙げられる。
前記現像装置23は、感光体ドラム135の周面上に形成された静電潜像をトナー像に現像するためのものである。現像装置23については、図2及び図3を参照して説明する。なお、図3は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10に備えられる現像装置23による現像を説明するための概念図であって、感光体ドラム135、現像ローラ231、磁気ローラ232及び穂切りブレード235の位置関係は、図2とは異なる。
現像装置23は、現像ローラ231、磁気ローラ232、パドルミキサ233、攪拌ミキサ234、穂切りブレード235、トナー供給バイアス電圧印加部236、及び現像バイアス電圧印加部237を備える。
現像ローラ231は、感光体ドラム135と磁気ローラ232とのそれぞれと対向し、それらの対向した周面同士が近接した状態で離間して配置される。すなわち、現像ローラ231と感光体ドラム135とが、それぞれの周面が近接した状態で離間して配置されている。また、現像ローラ231と磁気ローラ232とも、それぞれの周面が近接した状態で離間して配置されている。
磁気ローラ232は、内部に配置された磁石によって、その周面にトナーを含む2成分現像剤を担持させ、その状態で回転させることによって、現像ローラ231の近傍まで搬送する。そうすることによって、磁気ローラ232は、2成分現像剤のトナーを現像ローラ231に供給する。
そして、現像ローラ231は、その周面に、磁気ローラ232からトナーが供給されたトナーを担持させ、その状態で回転させることによって、感光体ドラム135の近傍まで搬送する。そうすることによって、感光体ドラム135の周面に予め形成された静電潜像をトナー像として顕像化(現像)する。
パドルミキサ233及び攪拌ミキサ234は、らせん状羽根を有して互いに逆方向に2成分現像剤を搬送しながら攪拌することによって、2成分現像剤に含まれるトナーを帯電させる。さらに、パドルミキサ233は、帯電させたトナーを含む2成分現像剤を磁気ローラ232に供給する。
穂切りブレード235は、その一先端が磁気ローラ232の周面に対向して配置され、磁気ローラ232上に担持された2成分現像剤の厚みを規制するものである。
トナー供給バイアス電圧印加部236は、トナー供給バイアス電圧を磁気ローラ232に印加するためのものである。トナー供給バイアス電圧を印加することによって、磁気ローラ232によって、現像ローラ231の近傍まで搬送された2成分現像剤のトナーを現像ローラ231に飛翔させる。
また、現像バイアス電圧印加部237は、現像バイアス電圧を現像ローラ231に印加するためのものである。現像バイアス電圧を印加することによって、現像ローラ231によって、感光体ドラム135の近傍まで搬送されたトナーを感光体ドラム135に飛翔させる。
具体的には、以下のようにして現像する。
パドルミキサ233及び攪拌ミキサ234で帯電されたトナー301とキャリア302とを含む2成分現像剤303は、磁気ローラ232に供給される。磁気ローラ232に供給された2成分現像剤303は、磁気ローラ232によって、現像ローラ231に向かって搬送される。磁気ローラ232によって搬送されている2成分現像剤303は、現像ローラ231の近傍までに搬送されるまでに、穂切りブレード235と磁気ローラ232との間を通過し、そうすることによって、その厚さが規制される。そして、トナー供給バイアス電圧印加部236によって印加されたトナー供給バイアス電圧によって、現像ローラ231と磁気ローラ232との間には、電位差が発生している。よって、厚さが規制された2成分現像剤303は、現像ローラ231の近傍まで移動すると、この電位差によって、帯電されたトナー301のみが現像ローラ231に移動する。現像ローラ231に移動されたトナー301は、均一なトナー層となる。
なお、2成分現像剤303としては、例えば、トナー301とキャリア302とを含むものが用いられる。トナー301は、例えば、結着樹脂、着色剤、及び離型剤等を含むトナー粒子と、そのトナー粒子に外添される外添剤とを含んで構成されるもの等が挙げられる。このトナー301としては、いわゆる非磁性トナーと呼ばれるものが好ましく用いられる。キャリア302は、フェライト等からなる磁性粒子であり、トナー301を帯電させるためのものである。キャリア302は、予め所定量が現像装置23内に充填されており、トナー301は、図略のトナーカートリッジから現像装置23に適宜補給される。
そして、感光体ドラム135と現像ローラ231との間にも、現像バイアス電圧印加部237によって、電位差が発生している。よって、現像ローラ231上のトナーが、感光体ドラム135の近傍まで移動すると、この電位差によって、トナー301が飛翔し、感光体ドラム135の周面上に形成された静電潜像の画像部に付着する、いわゆる非磁性非接触現像が行われる。このようにして現像装置23は、静電潜像に基づく現像を行うことができる。
また、現像バイアス電圧印加部237は、交流電圧を印加する交流電源を備えている。すなわち、現像バイアス電圧印加部237によって印加される現像バイアス電圧としては、交流成分が含まれている。そして、その交流成分の周波数が、2.6〜4.2kHzであることが好ましい。そうすることによって、長期間にわたって、充分に高画質な画像を形成することができる。すなわち、接触帯電方式の帯電装置を用いても、長期間にわたって、充分に高画質な画像を形成することができる。また、現像バイアス電圧印加部237は、直流電圧を印加する直流電源をさらに備えていてもよい。すなわち、現像バイアス電圧印加部237によって印加される現像バイアス電圧としては、直流成分に交流成分が重畳された重畳電圧であってもよい。
また、現像バイアス電圧印加部237によって印加される現像バイアス電圧としては、以下のような電圧が好ましい。直流電源によって印加される直流電圧(現像バイアス電圧の直流成分の電圧:Vdc)は、感光体ドラムと現像ローラとの回転速度差(周速比)等によっても異なるが、300V以下であることが好ましい。このような電圧に設定すると、中間転写ベルトに転写されずに感光体ドラム上に残ったトナーを除去しやすく、履歴現象が発生しにくくなり、さらに、トナーに強い電界をかけることを防止する点でも好ましい。また、交流電源によって印加される交流電圧のピークトウピーク値(現像バイアス電圧の交流成分のピークトウピーク値:Vpp)は、1.3〜1.7kVであることが好ましい。
また、トナー供給バイアス電圧印加部236は、交流電圧を印加する交流電源と直流電圧を印加する直流電源とを備えている。すなわち、トナー供給バイアス電圧印加部236によって印加されるトナー供給バイアス電圧としては、直流成分に交流成分が重畳された重畳電圧である。
また、トナー供給バイアス電圧印加部236によって印加されるトナー供給バイアス電圧としては、以下のような電圧が好ましい。直流電源によって印加される直流電圧(トナー供給バイアス電圧の直流成分の電圧:Vdc)は、磁気ローラと現像ローラとの回転速度差(周速比)等によっても異なるが、650V以下であることが好ましい。この直流電圧が低すぎると、現像ローラ上に形成されるトナーの薄層が薄くなる傾向があり、高すぎると、トナーの層が厚くなりすぎる傾向がある。また、交流電源によって印加される交流電圧のピークトウピーク値(トナー供給バイアス電圧の交流成分のピークトウピーク値:Vpp)は、1.1〜1.5kVであることが好ましい。
前記除電装置24は、1次転写ローラ133によって、感光体ドラム135周面上のトナーを中間転写ベルト132に転写(1次転写)させた後、感光体ドラム135の周面上に残存したトナーを除電させるための除電部である。前記除電装置24は、除電ランプ241を備える。感光体ドラム135の周面は、帯電されているので、除電することによって、後述するクリーニング装置25によって、感光体ドラム135の周面上に残存したトナーを好適に除去することができる。
前記クリーニング装置25は、感光体ドラム135の周面上に残存したトナーを除去して清浄化するためのものである。具体的には、例えば、クリーニングブレード等が挙げられる。クリーニング装置25によって清浄化処理された感光体ドラム135の周面は、新たな画像形成処理のために帯電位置へ向かう。クリーニング装置25によって除去された廃トナーは、所定の経路を通って図略のトナー回収ボトルに回収され、貯留される。
次に、本実施形態に係る画像形成装置10における帯電装置21と除電装置24との動作について説明する。
画像形成装置10は、各画像形成ユニット131がそれぞれ画像形成に寄与しないときであっても、感光体ドラム135を回転させる場合がある。具体的には、マゼンタ用ユニット131M、シアン用ユニット131C、イエロー用ユニット131Y、及びブラック用ユニット131Kのうち、画像形成に供されているユニット131と、画像形成に供されていないユニット131とがあったとしても、その画像形成に供されていないユニット131に備えられる感光体ドラム135も、中間転写ベルト132の回転に伴って回転する。例えば、モノクロ印刷が実行される場合、ブラック(K)色の現像剤のブラックトナー(無彩色のトナー)を用いて画像形成を行うブラック用ユニット131Kを動作させる。その際、マゼンタ用ユニット131M、シアン用ユニット131C、及びイエロー用ユニット131Y等のカラー画像形成ユニットは、各色(有彩色)の現像剤のカラートナー(有彩色のトナー)を用いて画像形成を行うものなので、動作させる必要はない。しかしながら、ブラック用ユニット131Kの動作に伴い、中間転写ベルト132が回転し、その回転に従動して、カラー画像形成ユニットに備えられる感光体ドラム135も回転する。なお、その際、カラー画像形成ユニットに備えられる感光体ドラム135は回転するものの、カラー画像形成ユニットに備えられる現像装置23は動作しない(第2モード)。
このように画像形成が行われないユニットについて、感光体ドラム135を回転させると、画像形成動作を開始した後、好適な画像を形成することができるまでの時間が長時間化する場合がある。このことは、以下のことによると本発明者等は推察した。まず、感光体ドラム135を回転させると、帯電装置21の帯電ローラ211やクリーニングブレード等の被接触物が感光体ドラム135の周面に接触したままで回転することになる。このように感光体ドラム135が被接触物と接触した状態で回転されると、感光体ドラム135の帯電性能が低下し、感光体ドラム135の周面が帯電されにくくなる。そして、特に画像形成動作を開始した直後は、感光体ドラム135の周面が帯電されにくくなる。すなわち、このような帯電性能が低下した感光体ドラムに、通常の帯電時間等の帯電条件で帯電させても、周面が充分に帯電されず、所定の表面電位まで帯電できず、特に画像形成開始直後においては、好適な画像が形成できないことになる。よって、所定の表面電位になるまでの前帯電時間が長くなり、画像形成動作を開始した後、好適な画像を形成することができるまでの時間が長時間化するという不具合が発生する。
そこで、本実施形態では、画像形成が行われないユニットについても、帯電装置21を動作させるとともに、除電装置24も動作させる。すなわち、現像装置23を動作させなくても、前記帯電バイアス電圧印加部53により前記帯電ローラ211の印加部211aに帯電バイアス電圧を印加させるとともに、除電装置24の除電ランプ241も点灯させる。そうすることによって、画像形成動作を開始した後、短時間で高画質な画像を形成することができる。このことは、画像形成が行われないユニットについても、感光体ドラム135に対して帯電及び除電を行っているので、感光体ドラム135の帯電性能の低下が抑制されるので、画像形成動作を開始した後、短時間で高画質な画像を形成することができる状態になるためである。
ここでは、モノクロ画像を印字する際とカラー画像を印字する際との、カラー画像形成ユニットの動作に着目した。そして、画像形成装置10でモノクロ画像を印字する際、カラー画像形成ユニットは、画像形成が行われない状態である。
画像形成装置10は、具体的には、感光体ドラム135として、ブラック用ユニット131Kに備えられるブラック用感光体ドラムと、カラー画像形成用ユニットに備えられるカラー用感光体ドラムとを備えている。そして、画像形成装置10は、現像装置23として、ブラック用感光体ドラムの周面にブラックトナーを供給するブラック用現像装置と、カラー用感光体ドラムの周面にカラートナーを供給するカラー用現像装置とを備えている。
次に、画像形成装置10の電気的な構成について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の電気的な構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、先に説明した、感光体ドラム135、帯電ローラ211、除電ランプ241を備える除電装置24、帯電バイアス電圧印加部53の他、制御部50、操作部51、及びドラム駆動部52を備えている。
操作部51は、電源キーやスタートボタン、各種機能を設定するための設定キー等であり、操作信号を制御部50へ出力する。
ドラム駆動部52は、感光体ドラム135に駆動力を与えるためのものである。本実施形態においては、感光体ドラム135が中間転写ベルト132の回転に従動して回転するので、駆動ローラ136に相当する。
制御部50は、CPU(Central Processing Unit)等によって構成され、入力された指示信号等に応じて所定のプログラムに基づいた処理を実行し、各機能部への指示信号の出力、データ転送等を行って画像形成装置10を統括的に制御する。制御部50は、通常の画像形成処理に必要な各機能部を制御する各制御部等を備えている。本実施形態では、ドラム駆動制御部501、帯電バイアス電圧制御部502、除電制御部503、及びモード設定部504を備えている。
ドラム駆動制御部501は、所定のタイミングで、感光体ドラム135を回転させるように、ドラム駆動部52を動作させる。ここで、所定のタイミングとは、モノクロ画像を印字するときや、画像形成時以外に、現像装置23にトナーを補給する場合や、感光体ドラム135の周面上をクリーニング装置25でクリーニングする場合等が挙げられる。
帯電バイアス電圧制御部502は、前記帯電バイアス電圧印加部53により前記帯電ローラ211の印加部211aに印加する帯電バイアス電圧を制御する。
除電制御部503は、除電装置24を制御し、具体的には、除電装置24の除電ランプ241の点灯のタイミングを制御する。
モード設定部504は、画像情報に基づき、画像形成モードを設定する。具体的には、形成させる画像が、有彩色のトナーを用いて形成させる画像であれば、モード設定部504は、ブラック用感光体ドラム及びカラー用感光体ドラムを回転させつつ、ブラック用現像装置及びカラー用現像装置を動作させて、ブラック用感光体ドラム及びカラー用感光体ドラムの双方において画像形成を行わせるカラーモード(第1モード)に設定する。また、形成させる画像が、無彩色のトナーのみで形成することができる画像であれば、モード設定部504は、ブラック用感光体ドラム及びカラー用感光体ドラムを回転させつつ、ブラック用現像装置のみを動作させて、ブラック用感光体ドラムのみにおいて画像形成を行わせるモノクロモード(第2モード)に設定する。すなわち、画像形成装置10は、モード設定部504により、画像情報に基づき、カラーモードとモノクロモードとの切り替えが可能である。
そして、制御部50は、モノクロモードのとき、カラー用感光体ドラムは画像形成に供されないにもかかわらず、カラー用感光体ドラムに対して、帯電装置21を動作させるとともに、除電装置24を動作させ、ブラック用感光体ドラムに対して、帯電装置21を動作させるとともに、現像装置23及び除電装置24を動作させる帯電除電制御を実行する。
次に、画像形成装置10における、カラー画像形成ユニットの画像形成動作を説明する。なお、図5は、本発明の実施形態に係る画像形成装置10に備えられるカラー画像形成ユニットの画像形成動作を説明するためのフローチャートである。
まず、制御部50は、画像形成指示があるか否かを確認する(ステップS1)。画像形成指示がなければ、待機する(ステップS1でNO)。一方、画像形成指示があれば、制御部50は、外部装置等から電送されてきた画像情報に基づく画像、すなわち形成させる画像が、カラー画像か否かを確認する(ステップS2)。カラー画像であれば、モード設定部504によりカラーモードに設定され、モノクロ画像であれば、モード設定部504によりモノクロモードに設定される。なお、カラーモードでは、カラー画像形成ユニットは、画像形成に供されるが、モノクロモードでは、カラー画像形成ユニットは、画像形成に供されない。
モード設定部504によりモノクロモードに設定された場合、帯電バイアス電圧制御部502は、帯電バイアス電圧印加部53により帯電ローラ211の印加部211aに印加する帯電バイアス電圧を設定する(ステップS3)。その際に、カラー画像形成ユニットにおいて設定される帯電バイアス電圧は、カラー画像形成ユニットが画像形成に供される場合の帯電バイアス電圧、すなわちカラーモードでの通常の帯電バイアス電圧より低く設定されることが、カラー用感光体ドラムの周面の膜削れを必要最低限に抑制する点から、さらには省電力の点から好ましい。次に、ドラム駆動制御部501は、感光体ドラム135を回転駆動させる(ステップS4)。次に、帯電バイアス電圧制御部502は、帯電装置21による帯電を開始させ、さらに、除電制御部503は、除電装置24による除電を開始させる(ステップS5)。なお、ここでは、制御部50は、現像装置23による現像を開始させない。次に、制御部50は、画像形成が終了か否かを確認する(ステップS6)。画像形成が終了していなければ、形成させる画像が、カラー画像か否かの確認に戻る(ステップS2に戻る)。
一方、モード設定部504によりカラーモードに設定された場合、カラー画像形成ユニットの通常動作を行う。具体的には、帯電バイアス電圧制御部502は、帯電バイアス電圧印加部53により帯電ローラ211の印加部211aに印加する帯電バイアス電圧を設定する(ステップS7)。次に、ドラム駆動制御部501は、感光体ドラム135を回転駆動させる(ステップS8)。次に、制御部50は、現像装置23による現像を開始させ、帯電バイアス電圧制御部502は、帯電装置21による帯電を開始させ、さらに、除電制御部503は、除電装置24による除電を開始させる(ステップS9)。次に、制御部50は、画像形成が終了か否かを確認する(ステップS6)。画像形成が終了していなければ、形成させる画像が、カラー画像か否かの確認に戻る(ステップS2に戻る)。
そして、画像形成が終了していれば、制御部50は、感光体ドラム135の駆動、現像、帯電、及び除電を終了させる(ステップS10)。次に、制御部50は、操作部51や外部装置からの、画像形成装置10の電源のオンオフの信号の有無を確認する(ステップS11)オンの信号を確認すれば、画像形成の指示の有無の判断に戻る(ステップS1に戻る)。オフの信号を確認されば、画像形成装置10の動作を終了させる。
また、カラーモードの際に設定される帯電バイアス電圧は、帯電バイアス電圧制御部502により、感光体ドラム135の表面電位が、画像形成に好適な電位となるような帯電バイアス電圧に設定する。その際、モノクロ画像を形成した直後であれば、カラーモードでの通常の帯電バイアス電圧より高く、その後、徐々にカラーモードでの通常の帯電バイアス電圧まで低下するように設定されることが好ましい。そうすることによって、モノクロ画像が印字されている際に、カラー画像形成ユニットに備えられる感光体ドラム135の帯電性能が多少低下したとしても、カラー画像の印字を開始する際、すなわち、カラー画像形成ユニットによる画像形成を開始する際に、充分に高画質な画像を形成することができる状態に短時間で達成できる。
また、本実施形態において感光体ドラム135として用いられる正帯電単層型電子写真感光体(以下、単に「感光体」や「単層型感光体」ともいう。)は、上述したような接触帯電方式の帯電装置を備えた画像形成装置に好適に適用されるものであれば、特に限定なく用いることができる。具体的には、例えば、導電性基体と感光層とを備え、前記感光層が、電荷発生剤、電荷輸送剤、及び結着樹脂が同一層に含有される層であって、前記結着樹脂の降伏点歪みが9〜29%である感光体が好適に用いられる。また、感光層の降伏点歪みが5〜25%である感光体がより好ましい。このような感光体を用いることによって、像担持体への負荷が大きくなる傾向がある接触帯電方式の帯電装置を備えた画像形成装置であっても、感光層の摩耗が抑制され、さらに、画像形成時以外における像担持体の回転による、感光体ドラムの帯電性能の低下も抑制できる。よって、オゾンの発生を充分に抑制できる接触帯電方式の帯電装置を用いても、充分に高画質な画像を形成することができるまでの時間がより短時間化された画像形成装置を提供することができる。
ここで、降伏点歪みについて説明する。サンプル材料の両端を2個のチャックで固定し、一方のチャックを一定速度で移動させることでサンプルを伸張させる。そのときの応力を検出する。その際、応力と歪みの関係を曲線で示した場合、歪みと応力とは、本来、比例関係にあるが、歪みが大きくなるにつれて粘性成分による緩和が生じ、応力の極大値をとる。この点を降伏点とする。そして、降伏点歪みとは、降伏点におけるサンプルの歪みの程度をあらわす値である。この降伏点歪みは、本実施形態においては公知の方法によって測定されうる。
以上説明した本実施形態に係る画像形成装置10は、画像形成動作を開始した後、短時間で高画質な画像を形成することができる。
本発明は、上記で説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば以下の内容をも包含するものである。
上記の実施形態においては、画像形成装置の一例としてカラープリンタを例示した。これに代えて、画像形成装置としては、複写機、ファクシミリ装置、或いはこれらが複合された複合機であってもよい。
また、上記の実施形態においては、画像形成装置の一例として、複数色の画像形成ユニットを並設させ、画像形成ユニットで形成されたトナー像を中間転写ベルトに1次転写させた後に、その転写されたトナー像を、用紙等の記録媒体に2次転写する、いわゆるタンデム方式の画像形成装置を例示した。これに代えて、画像形成ユニットで形成されたトナー像を用紙等の記録媒体に直接転写する方式の画像形成装置であってもよい。
また、上記の実施形態においては、第1現像装置が、無彩色のトナーを用いてモノクロ画像を形成するブラック用感光体ドラムに対する現像装置であり、第2現像装置が、有彩色のトナーを用いてカラー画像を形成するカラー用感光体ドラムに対する現像装置である例を示した。このようなブラック又はカラーというカテゴリで第1、第2現像装置を区分するのではなく、1又は複数の色と他の色というカテゴリで第1、第2現像装置を区分してもよい。例えば、イエロー用感光体ドラムに対する現像装置を第1現像装置とし、イエロー以外の他の色(ブラックを含む)用感光体ドラムに対する現像装置を第2現像装置と扱うようにしても良い。
10 画像形成装置
11 装置本体
12 給紙部
13 画像形成部
14 定着部
15 排紙部
21 帯電装置
22 露光装置
23 現像装置(第1及び第2現像装置)
24 除電装置
25 クリーニング装置
50 制御部
51 操作部
52 ドラム駆動部(像担持体駆動部)
53 帯電バイアス電圧印加部(電圧印加部)
131 画像形成ユニット
132 中間転写ベルト
133 1次転写ローラ
134 2次転写ローラ
135 感光体ドラム(第1及び第2像担持体)
211 帯電ローラ(第1及び第2帯電部材)
212 帯電クリーニングブラシ
236 トナー供給バイアス電圧印加部
237 現像バイアス電圧印加部
241 除電ランプ(第1及び第2除電部)
501 ドラム駆動制御部
502 帯電バイアス電圧制御部
503 除電制御部
504 モード設定部

Claims (4)

  1. 正帯電単層型電子写真感光体からなる第1像担持体及び第2像担持体と、
    前記第1及び第2像担持体の周面に現像剤のトナーをそれぞれ供給する第1及び第2現像装置と、
    前記第1及び第2像担持体の周面に各々接触し、前記第1及び第2像担持体の周面をそれぞれ帯電させる第1及び第2帯電部材と、
    前記第1及び第2帯電部材に帯電バイアスをそれぞれ印加する電圧印加部と、
    前記第1及び第2像担持体の周面をそれぞれ除電する第1及び第2除電部と、
    前記第1及び第2像担持体をそれぞれ回転させる像担持体駆動部と、
    前記第1及び第2像担持体の周面を帯電又は除電させる動作を制御する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記第1像担持体及び前記第2像担持体を回転させつつ、前記第1現像装置及び前記第2現像装置を動作させて、前記第1像担持体及び前記第2像担持体の双方において画像形成を行わせる第1モードと、前記第1像担持体及び前記第2像担持体を回転させつつ、前記第1現像装置のみを動作させて、前記第1像担持体のみにおいて画像形成を行わせる第2モードとの間のモード変更を行うものであり、
    前記第2モードのとき、前記第2像担持体に対して、前記第2現像装置を動作させることなく、前記帯電バイアスを印加させるとともに前記第2除電部を動作させ、前記第1像担持体に対して、前記帯電バイアスを印加させるとともに前記第1現像装置及び前記第1除電部を動作させる制御を実行する画像形成装置。
  2. 前記第1現像装置が、無彩色のトナーを用いて、モノクロ画像を形成するための現像装置であり、
    前記第2現像装置が、有彩色のトナーを用いて、カラー画像を形成するための現像装置である請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記制御部は、前記第2モードにおいて、前記第2帯電部材に対して与える前記帯電バイアスを、前記第1帯電部材に対して与える前記帯電バイアスより低く設定する請求項1又は2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記第2モードを実行させた後、前記第1モードを開始する際には、前記電圧印加部により前記第2帯電部材に印加される帯電バイアスを、画像形成時における通常の帯電バイアスより一旦高くした後、前記通常の帯電バイアスまで徐々に低下させる制御を実行する請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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