JP2011500135A5

JP2011500135A5 -

Info

Publication number: JP2011500135A5
Application number: JP2010528830A
Authority: JP
Filing date: 2008-10-10
Publication date: 2011-12-15

Claims

膀胱から尿を排出するために前記膀胱の選択された部分に対して外部から力を加えるように適合化された移植可能な動力部材（１００）と、
支持構造体に対して前記力が少なくとも部分的にかけられる、前記動力部材の動作を制御するための制御デバイス（２００）と、
を備えることを特徴とする、膀胱から尿を排出することによって哺乳類患者の尿閉を治療するための装置。
前記支持構造体は、骨盤骨、恥骨、仙骨、脊髄など他のヒト組織、あるいは筋肉、腹膜、腹壁または骨盤壁、または膀胱自体などのヒト組織の中の少なくとも１つに対接して支持するように構成されることを特徴とする請求項１に記載の装置。
前記制御デバイスは、前記動力部材および前記装置の他のエネルギー消費部分を作動させるためのエネルギー源を備えることを特徴とする請求項１または２に記載の装置。
前記制御デバイスは、少なくとも部分的に皮下に、または腹部内に、または骨盤領域内に移植されるように構成されることを特徴とする請求項１乃至３のいずれかに記載の装置。
前記動力部材は、少なくとも、前記膀胱の圧縮または解放を実施するために、液圧式または機械式に作動されることを特徴とする請求項１乃至４のいずれかに記載の装置。
作動デバイス（１４４）を備え、前記作動デバイスから前記動力部材の接触部分（１２０）まで延在する少なくとも１つの可動アーム（１４２）を有し、前記接触部分は前記膀胱の表面部分に接するように構成され、前記作動デバイス（１４４）は前記可動アームを変位させるように構成されたモータを備え、前記膀胱から尿を排出するために前記可動アームを前記膀胱に向かって変位させるするように構成されることを特徴とする請求項５に記載の装置。
前記動力部材を作動させるための前記作動デバイス（１４４）を備え、前記動力部材は少なくとも１つの加圧器（１４０）を有し、前記加圧器は作動流体用のリザーバを備え、前記接触部分（１２０）は、前記膀胱の表面、好ましくは上方部分に接触するように構成されるとともに前記リザーバに液圧式に連結された膨張可能な空洞部を備えることを特徴とする請求項７に記載の装置。
前記作動デバイス（１４４）は、恥骨、膀胱、腹壁、または骨盤壁の少なくとも１つのヒトの組織に固定されることを特徴とする請求項６または７に記載の装置。
前記加圧器は、前記ポンプが作動していないとき、前記膨張可能な空洞部から前記レザーバに膀胱内の尿圧によって搬送される前記作動流体を有するように構成されることを特徴とする請求項７に記載の装置。
前記動力部材を作動させるための作動デバイスを備え、前記作動デバイスは、
ａ）好ましくは、所定の動作を行うのにモータが長時間動作しなくてもすむように、前記モータに必要な力を節減するように設計されたサーボを備えた少なくとも１つのモータと、ｂ）前記作動デバイスを液圧式に作動させるように構成された、前記作動デバイスを作動させるための少なくとも１つのポンプのうち、少なくとも１つを備えることを特徴とする請求項１乃至５のいずれかに記載の装置。
前記制御デバイスは前記膀胱の筋肉を電気的に刺激するためのデバイスをさらに備え、前記電気的に刺激する刺激デバイスは前記膀胱の筋肉に装着された複数の電極を有することを特徴とする請求項１乃至１０に記載の装置。
移植可能な一対の制限デバイスのうち少なくとも１つを備え、前記制御デバイスは前記膀胱および人工尿道括約筋から尿を排出させる際に尿管を閉じるように構成された制限デバイスを制御し、前記制御デバイスにより制御された前記制限デバイスは人工尿道括約筋として動作することを特徴とする請求項１乃至１１のいずれかに記載の装置。
前記膀胱の前記尿圧および体積に関連付けられた任意のパラメータを測定するためのセンサを備え、前記センサは前記制御デバイスに信号を送ることが可能であり、それによって、前記動力部材を作動させる要求として警告信号が前記患者の身体から外部に送信されるように構成されることを特徴とする請求項１乃至１２のいずれかに記載の装置。
ａ）前記装置を手動および非侵襲的に制御するために、前記患者に移植可能な少なくとも１つのスイッチと、
ｂ）移植可能な液圧式のリザーバを有し、且つ前記装置に液圧式に連結され、前記液圧式のリザーバを手動で押圧することにより非侵襲的に前記装置を調整するように構成された液圧式のデバイスと、
ｃ）前記装置を非侵襲的に制御するための無線リモート・コントロール、
の中の少なくとも１つを備えることを特徴とする請求項１乃至１３のいずれかに記載の装置。
前記装置の移植可能なエネルギー消費構成要素にエネルギーを供給するための移植可能な内部のエネルギー源と、無線エネルギーにより移植可能なエネルギー消費構成要素に非侵襲的にエネルギーを供給するための無線エネルギー伝送デバイスの、少なくとも１つを備えることを特徴とする請求項１乃至１４のいずれかに記載の装置。
前記患者の体内から体外へフィードバック情報を送るためのフィードバック・デバイスをさらに備え、前記フィードバック情報は前記患者の物理的パラメータおよび前記装置に関する機能的パラメータのうち少なくとも１つに関連し、少なくとも１つの機能的パラメータは、無線エネルギーの伝達に相関されることを特徴とする請求項１乃至１５に記載の装置。