JP2011242518A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】プロセスカートリッジの新品時に、離隔部材の除去不良や、プロセスカートリッジの画像形成装置に対する装着不良等によって、感光体ドラムと現像ローラの当接状態が確保できない状態において、イニシャル駆動が開始された場合、感光体ドラムとクリーニングブレードとの潤滑不良に起因するクリーニングブレード摩耗やクリーニングブレードめくれ等の問題が発生する恐れがある。
【解決手段】プロセスカートリッジの新品時に、現像ローラと感光体ドラムとの当接状態を確実に検知した後に、イニシャル駆動を開始する。
【選択図】図1
【解決手段】プロセスカートリッジの新品時に、現像ローラと感光体ドラムとの当接状態を確実に検知した後に、イニシャル駆動を開始する。
【選択図】図1
Description
本発明は、プロセスカートリッジを画像形成装置本体の装着部に対して着脱可能に装着して記録媒体に画像を形成する画像形成装置に関する。
ここで、画像形成装置には、例えば、電子写真画像形成方式、静電記録画像形成方式、磁気記録画像形成方式等の複写機、プリンタ(例えば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ等が含まれる。
プロセスカートリッジとは、像担持体と、像担持体に作用するプロセス手段とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。像担持体は、現像剤で現像される潜像(静電潜像、電位潜像、抵抗潜像、磁気潜像等)が形成される回転可能な部材であり、電子写真感光体、静電記録誘電体、磁気記録磁性体等である。像担持体に作用するプロセス手段は、像担持体に画像情報に対応した潜像を形成する手段、その潜像を現像剤により現像剤像として現像する手段、像担持体に形成された現像剤像を記録媒体に転写する手段、像担持体をクリーニングする手段等である。
記録媒体は、例えば、記録用紙、OHTシート、葉書、封筒、ラベル、布などの画像を形成することが可能な物である。また記録媒体は、中間転写ベルトや中間転写ドラム等の中間転写体である場合もある。
以下、便宜上、電子写真画像形成装置を例にして説明する。従来の電子写真画像形成装置においては、像担持体としての回転可能な電子写真感光体ドラム(以下、ドラムと記す)と、クリーニングブレードと、ドラムに形成された静電潜像を現像する現像剤像担体としての現像ローラとを一体的にカートリッジ化する。そして、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式がある。このプロセスカートリッジ方式によれば、画像形成装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うことが出来る。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられている。以下、プロセスカートリッジ(画像形成ユニット)をカートリッジと略記する。
ドラムに形成された潜像を現像する現像方式の1つである接触現像方式は、一般に、ドラムと現像ローラとを長手方向に沿って接触させた状態で現像剤(トナー)によって静電潜像を現像するものである。この接触現像方式においては、画像形成時以外(待機時)にもドラムと現像ローラを当接したままの状態で回転駆動/停止動作を繰り返すと両者の摩耗による寿命の低下を招く恐れがある。また、長期間にわたってドラムと現像ローラを当接したままの状態で維持すると現像ローラに圧痕を発生させる恐れがある。更には、物流時の振動/落下等の衝撃によって両者が摺擦/摩耗することで画像不良が発生する恐れがある。そこで、特許文献1には、カートリッジが装置本体に装着された状態で、画像形成時以外にはドラムと現像ローラを離隔する構成が知られている。また、特許文献2には、運搬時にドラムと現像ローラとを離隔する構成が知られている。
一方、画像形成装置においては、一般に、電源が投入されたときに装置を画像形成可能状態に至らせるためのイニシャルシーケンス制御が実行される。その制御の内容としては、例えば、カートリッジの有無検知シーケンス、像担持体の駆動、定着装置の温度立ち上げ、現像装置のウォームアップ駆動、画像濃度調整シーケンス、色ずれ補正シーケンス、像担持体のクリーニングシーケンスなどが挙げられる。
ここで、特許文献3には、カートリッジが新品時に、上述したような運搬時にドラムと現像ローラとを離隔する離隔部材がカートリッジに取り付けられたままの状態であることを現像装置の姿勢で検知する構成が知られている。また、同じくに特許文献4には、帯電ローラとドラムの当接状態を転写電流を検知することで、離隔部材がカートリッジに取り付けられたままの状態であることを検知する構成が知られている。
特に、新品のカートリッジであって、ドラムにカウンター当接したクリーニングブレードに対して潤滑剤を塗布していないカートリッジは、イニシャルシーケンス時に現像ローラをドラムに当接させて、現像ローラ上の現像剤をドラムに転移させる。これにより、ドラムとクリーニングブレードとを潤滑するものが知られている。
この場合、上記離隔部材の除去不良や、カートリッジの画像形成装置本体に対する装着不良等よって、ドラムと現像ローラの当接状態が確保できない状態においては、イニシャル駆動が開始された場合には問題が発生する恐れがある。即ち、ドラムとクリーニングブレードとの潤滑不良に起因するクリーニングブレード摩耗やクリーニングブレードめくれ等の発生である。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものである。本発明の目的は、プロセスカートリッジの新品時に、イニシャル駆動を開始する前に、現像剤担持体と像担持体との当接離間動作不良を確実に検知することが可能な画像形成装置を提供することである。
本発明の他の目的は、プロセスカートリッジの新品時のイニシャルシーケンスによって、現像剤担持体に担持されている現像剤を確実に像担持体へ転移させる。これによって、担持像体と、像担持体に当接して設けられたクリーニング手段との潤滑不良の発生がなく、画像形成待機状態に移行することができる画像形成装置を提供することである。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、少なくとも、現像剤で現像される潜像が形成される回転可能な像担持体と、前記像担持体に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して設けられたクリーニングブレードと、前記像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体と接触した状態で前記像担持体に形成された潜像を現像剤で現像するための現像剤担持体と、記憶手段と、を有したプロセスカートリッジを画像形成装置本体の装着部に対して着脱可能に装着して記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、前記画像形成装置本体は、前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着されている状態において、前記現像剤担持体に対して現像バイアスを印加するための現像バイアス印加手段と、前記記憶手段に対して読み出し/書き込み可能な通信手段と、前記現像剤担持体と前記像担持体との接離動作を行う接離手段と、前記現像剤担持体と前記像担持体との接離状態を検知する接離状態検知手段と、前記画像形成装置の駆動動作を制御する制御手段を備え、前記制御手段は、前記画像形成装置に対する電源投入から画像形成可能状態までに至るまでの間に実行する、前記像担持体の駆動を含むイニシャルシーケンス制御において、電源投入時に、前記通信手段によって前記記憶手段に格納されたプロセスカートリッジ使用情報を読み出し、新品情報である場合には、前記接離手段を前記現像剤担持体と前記像担持体とを当接させる方向に動作させ、前記接離状態検知手段により前記現像剤担持体と前記像担持体との当接が検知されたら前記イニシャルシーケンス制御を開始することを特徴とする。
本発明によれば、プロセスカートリッジの新品時に、イニシャル駆動を開始する前に、現像剤担持体と像担持体との当接離間動作不良を確実に検知することが可能である。また、プロセスカートリッジの新品時のイニシャルシーケンスによって、現像剤担持体に担持させた現像剤を確実に像担持体へ転移させる。これによって、像担持体と、像担持体に当接して設けられたクリーニング手段の潤滑不良の発生がなく、画像形成待機状態に移行することができる。
[実施例1]
(1)画像形成装置の全体的な概略構成の説明
図2の(a)は本実施例における画像形成装置100の外観斜視図である。図2の(b)は画像形成装置100の前面ドア3を開けて、画像形成装置本体1に対して画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ20を挿入している途中状態或いは引き出している途中状態の斜視図である。図3は画像形成装置100の概略の縦断正面図である。図4は制御系統のブロック図である。図5の(a)は現像ローラ7bが感光体ドラム4に対する当接位置に位置している状態を示した図、(b)は現像ローラ7bが感光体ドラム4から離間している離間位置に位置している状態を示した図、(c)は現像ローラ7bの接離状態検知手段の構成説明図である。
(1)画像形成装置の全体的な概略構成の説明
図2の(a)は本実施例における画像形成装置100の外観斜視図である。図2の(b)は画像形成装置100の前面ドア3を開けて、画像形成装置本体1に対して画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ20を挿入している途中状態或いは引き出している途中状態の斜視図である。図3は画像形成装置100の概略の縦断正面図である。図4は制御系統のブロック図である。図5の(a)は現像ローラ7bが感光体ドラム4に対する当接位置に位置している状態を示した図、(b)は現像ローラ7bが感光体ドラム4から離間している離間位置に位置している状態を示した図、(c)は現像ローラ7bの接離状態検知手段の構成説明図である。
画像形成装置100は、電子写真プロセスを用いたレーザービームプリンタである。即ち、プリンタ制御回路部(制御手段)101にインターフェース102を介して接続されているプリンタコントローラ200から入力する画像データ(電気的な画像情報)に対応した画像を記録媒体(以下、記録材と記す)Pに形成して画像形成物を出力する。制御回路部101は装置100の動作を制御する手段であり、コントローラ200と各種の電気的情報信号の授受をする。また、画像形成部103の各種のプロセス機器やセンサから入力する電気的情報信号の処理、各種のプロセス機器への指令信号の処理、所定のイニシャルシーケンス制御、所定の作像シーケンス制御を司る。不揮発性メモリ(NVRAM)104に格納された制御プログラムや参照テーブルにしたがって制御を実行する。コントローラ200は、ホストコンピュータ、ネットワーク、イメージリーダ、ファクシミリ等の外部ホスト装置である。
ここで、装置100に関して、正面側又は前側とは画像形成装置本体(以下、装置本体と記す)1に設けられた開口部2を閉じる閉鎖位置と、開口部2を開放する開放位置との間を移動可能(開閉可能)なドア(開閉部材)3が配設されている側である。後側又は奥側とはそれとは反対側である。前後方向とは、装置本体1の後側から前側に向かう方向(前方向)とその逆の方向(後方向)である。左右とは装置本体1を前側から見て左又は右である。左右方向とは、右から左に向かう方向(左方向)と、その逆の方向(右方向)である。装置本体1とは、後述する画像形成ユニットであるプロセスカートリッジを除いた画像形成装置部分である。
装置本体1内には画像形成部103が配設されている。画像形成部103は、潜像が形成される回転可能な像担持体としてのドラム型の電子写真感光体4(以下、ドラムと記す)を備えている。ドラム4は装置本体1に対してドラム軸線を前後方向にして回転可能に配設されている。そして、駆動手段(モータ)Mにより所定の周速(プロセススピード)にて矢印の時計方向に回転駆動される。ドラム4は、アルミシリンダの外側に有機光導電層を塗布されている。また、アルミシリンダは導電性部材(アースピン)4aを介して、装置本体1側に接地Gされている。回転するドラム4の周面が接触型の帯電手段としての帯電ローラ5により所定の極性・電位に一様に帯電処理される。本実施例において、帯電ローラ5は、芯金と、芯金周りに同心一体に形成された導電性弾性体層とを有し、ドラム4に対してほぼ並行に配列され、かつ導電性弾性体層の弾性に抗して所定の押圧力で当接している。芯金の両端部は回転可能に軸受け支持されており、帯電ローラ5はドラム4の回転に従動して回転する。本実施例においては、帯電ローラ5の芯金に対して帯電バイアス印加手段(電源)E1から帯電バイアスとして約−1000Vの直流電圧が印加される。これにより、ドラム4の表面が約−500Vの暗電位VDに一様に帯電される。
このドラム4の一様帯電処理面が画像露光手段としてのレーザースキャナユニット6により画像露光されて、ドラム4の面に露光画像情報に対応した静電潜像が形成される。本実施例においては、画像露光は画像情報部に対応して露光するイメージ露光方式である。ユニット6には、コントローラ200からインターフェース102を介してプリンタ制御回路部101に入力して画像処理された画像情報の時系列電気デジタル画素信号が入力する。ユニット6は、入力する画素信号に対応して変調したレーザー光L(露光ビーム)を出力するレーザー出力部、回転多面鏡(ポリゴンミラー)、fθレンズ、反射鏡等を有する。そして、レーザー光Lでドラム4の帯電面を主走査露光する。この主走査露光と、ドラム4の回転による副走査により、露光されたドラム面部分の電位が約−100Vの明電位VLになり、暗電位VDと明電位VLとの電位コントラストにより、回転するドラム4の面に露光パターンに対応した静電潜像が形成される。
その静電潜像が現像手段としての現像装置7により現像剤像として顕像化(現像)される。本実施例において、この現像装置7は、負帯電性の現像剤(以下、トナーと記す)Tを用いた反転現像装置であり、ドラム面の静電潜像は露光部に対応する部分にトナーが付着することでトナー像として反転現像される。現像装置7において、7aはトナーTを収容させた現像容器、7bは現像容器の開口部に回転可能に配設された現像剤担持体としての現像ローラ、7cは現像ローラ7bに当接させて配設された現像剤層厚規制部材としての現像ブレードである。7dは現像容器7a内のトナーTを攪拌するための回転可能な攪拌部材である。現像ローラ7bは、芯金と、この芯金周りに同心一体に形成した導電性弾性体層と、を有し、ドラム4にほぼ並行に配設されている。画像形成時においては、現像ローラ7bは、ドラム4に接触した状態で、矢印の反時計方向に所定の速度で回転駆動される。現像容器7a内のトナーTは攪拌部材7dが回転駆動されることにより攪拌されて、現像ローラ7bに向かう方向に送られて現像ローラ7bに供給されると共に、現像ローラ7bの長手に沿うトナー量分布が均一化される。現像ブレード7cは、現像ローラ7bに担持されたトナーの層厚を規制して現像ローラ7bにトナーTを薄層として担持させると共に、摩擦によってトナーを帯電して現像に必要な電荷を与える。本実施例においては、トナーTは負極性に帯電される。このようにして、層厚が規制され、負極性に帯電された現像ローラ7b上のトナー薄層が引き続く現像ローラ7bの回転によりドラム4との対向部である現像領域に送られる。そして、本実施例においては、画像形成時に、現像ローラ7bに対して現像バイアス印加手段(電源)E2から現像バイアスとして約−300Vの直流電圧が印加される。これにより、現像領域内に送られた負帯電トナーがドラム4側の静電潜像の露光部に対応する部分に対して選択的に飛翔して付着し、静電潜像がトナー像として反転現像される。
一方、所定の制御タイミングにて給紙ローラ9が回転駆動されて、給紙カセット10から記録材Pが一枚分離給送される。給紙カセット10は装置100の正面側から出し入れ自由である(フロントローデイング)。10aは給紙カセット10の前面に設けた指掛け部である。給送された記録材Pは、搬送路11を搬送されてレジストローラ対12に至り、その時点では回転を停止している該ローラ対12のニップ部に先端部が受け止められて斜行矯正を受ける。そして、その記録材Pが、所定の制御タイミングで回転駆動されたローラ対12により再給送されて、ドラム4と、転写手段としての回転する転写ローラ13との当接部である転写ニップ部Nに導入される。転写ローラ13は、芯金と、この芯金周りに同心一体に形成した導電性弾性体層と、を有し、ドラム4に対してほぼ並行に配列され、かつ導電性弾性体層の弾性に抗して所定の押圧力で当接されていて、ドラム4との間で転写ニップ部Nを形成している。記録材Pはこの転写ニップ部Nを挟持搬送されていき、その間、転写ローラ13には転写バイアス印加手段(電源)E3から、トナーTの帯電極性とは反対極性、本実施例では正極性で、かつ所定電位の転写バイアスが印加される。転写ローラ13にトナーと逆極性の転写バイアスが印加されることで、転写ニップ部Nにおいて、記録材Pの背面側(ドラム側とは反対側の面)にトナーと逆極性の電荷が付与される。これにより、ドラム4側のトナー像が記録材Pの表面に静電転写される。
転写ニップ部Nを出た記録材Pはドラム4の面から分離され、搬送路14を通って定着手段である加熱定着装置15に導入され、記録材P上の未定着のトナー像の定着処理を受ける。本実施例における定着装置15は熱ローラタイプの装置であり、表面が所定の定着温度に加熱温調される加熱ローラ15aと、これにほぼ並行に配列して圧接させて定着ニップ部を形成させた加圧ローラ15bを有している。加熱ローラ15aと加圧ローラ15bは矢印の方向に所定の速度で回転駆動され、定着ニップ部にて記録材Pを挟持搬送しながら記録材上の未定着のトナー像を加熱・加圧して固着画像として定着させる。
定着装置15を出たトナー像定着済みの記録材が画像形成物として搬送路16により装置本体内を上方に送られ、排紙ローラ対17により排紙口18から装置本体上面の排紙トレイ19上に排出される。記録材分離後のドラム4の表面はクリーニング手段としてのクリーニング装置8によりドラム面に付着している転写残トナー等の残留異物の除去を受けて清掃され、繰り返して作像に供される。
クリーニング装置8は、クリーニング部材としてクリーニングブレード8aを用い、これを回転するドラム4に対してカウンター配設(像担持体回転方向に対してカウンターに当接)で、所定の侵入量をもって当接させたブレードクリーニング装置である。転写残トナー等のドラム4上の汚染物は、ドラム4の回転過程で、カウンター配設のブレード8aのブレード先端エッジ部とドラム4との当接位置にてドラム4上から掻き取られ、廃トナー収容部8b内に回収される。
また、給紙ローラ9から排紙口18に至る記録材の搬送路11・14・16の所定の随所にジャム検知手段としての記録材検知センサSが配設されている。各センサSはそれぞれ記録材の先端到達と後端通過を検知して先端到達信号と後端通過信号を制御回路部101に入力する。制御回路部101は、給紙開始時点を基点にして、記録材Pの搬送速度と、各センサSからの先端到達信号と後端通過信号の入力時点とに基づいて、記録材Pのジャム検知と発生箇所検知をする。制御回路部101はジャム検知情報に基づいて、装置100の画像形成動作を緊急停止する。また、操作パネル部24の表示部25にジャムが発生した旨の表示及び発生箇所の表示を行って使用者にジャム処理(ジャムしている記録材の除去)を促す。操作パネル部24には画像形成装置の電源スイッチ(メインスイッチ)SW−M、操作キー部26等が配設されている。
(2)プロセスカートリッジ
本実施例の装置100においては、ドラム4、帯電ローラ5、現像装置7、クリーニング装置8の4つのプロセス機器を一括して装置本体1内の装着部Aに対して着脱可能な画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ20としている。カートリッジ20は、ドラム4と帯電ローラ5を保持したクリーニング装置8の枠体81(以下、ドラムユニットと記す)に対して現像装置7を現像ユニットとして支持軸(回動支点)31を中心に回動可能に結合して構成されている。ドラムユニット81と現像装置7は、図5の(a)のように、引っ張りバネ部材32によって連結されている。より具体的には、現像装置7に回転自在に保持された現像ローラ7bの軸受け部(不図示)と、ドラムユニット81に回転自在に保持されたドラム4の軸受け部(不図示)とが付勢部材としての引っ張りバネ部材32によって連結されている。現像装置7はバネ部材32の引っ張り力により支持軸31を中心にドラムユニット81側に移動する方向に回動付勢されて、図5の(a)のように、現像ローラ7bがドラム4に対して長手方向に沿って所定の押圧力で接触している当接位置を取り得る。また、現像装置7はバネ部材32の引っ張り力に抗して支持軸31を中心にドラムユニット81から離れる方向に回動されることで、図5の(b)のように、現像ローラ7bがドラム4から長手方向に沿って非接触に離間αした離間位置を取り得る。
本実施例の装置100においては、ドラム4、帯電ローラ5、現像装置7、クリーニング装置8の4つのプロセス機器を一括して装置本体1内の装着部Aに対して着脱可能な画像形成ユニットとしてのプロセスカートリッジ20としている。カートリッジ20は、ドラム4と帯電ローラ5を保持したクリーニング装置8の枠体81(以下、ドラムユニットと記す)に対して現像装置7を現像ユニットとして支持軸(回動支点)31を中心に回動可能に結合して構成されている。ドラムユニット81と現像装置7は、図5の(a)のように、引っ張りバネ部材32によって連結されている。より具体的には、現像装置7に回転自在に保持された現像ローラ7bの軸受け部(不図示)と、ドラムユニット81に回転自在に保持されたドラム4の軸受け部(不図示)とが付勢部材としての引っ張りバネ部材32によって連結されている。現像装置7はバネ部材32の引っ張り力により支持軸31を中心にドラムユニット81側に移動する方向に回動付勢されて、図5の(a)のように、現像ローラ7bがドラム4に対して長手方向に沿って所定の押圧力で接触している当接位置を取り得る。また、現像装置7はバネ部材32の引っ張り力に抗して支持軸31を中心にドラムユニット81から離れる方向に回動されることで、図5の(b)のように、現像ローラ7bがドラム4から長手方向に沿って非接触に離間αした離間位置を取り得る。
カートリッジ20は、装置本体1のカートリッジ装着部Aに装着されている状態においてドラムユニット81が装置本体1側の位置決め部に対して位置決め固定される。現像装置7はその位置決め固定されたドラムユニット81に対して支持軸31を中心に当接位置と離間位置の間を回動可能である。そして、現像装置7の底面に対して装置本体1側に配設してある接離手段としての当接離間カム30が対応位置している。
カム30は、制御回路部101で制御される当接離間カム駆動手段3Aにより隆起部が下向きとなっている位相0°の第1回転角姿勢(図3、図5の(a))と、隆起部が上向きとなっている位相180°の第2回転角姿勢(図5の(b))と、に切換え制御される。カム30は第1回転角姿勢においては現像装置7の底面から非接触に離間している。この状態においては、現像装置7は、現像ローラ7bがドラム4に対してバネ部材32の引張り力により所定の押圧力で接触している当接位置に保持される(図3、図5の(a))。また、カム30は第2回転角姿勢において上向きとなっている隆起部により現像装置7の底面を押し上げる。この状態においては、現像装置7は、現像装置7の自重とバネ部材32の引っ張り力に抗して支持軸31を中心にドラムユニットから離れる方向に回動されて、現像ローラ7bがドラム4から離間した離間位置に保持される。現像装置7は、カートリッジ20が装置本体1に装着された状態で、上記の当接位置又は離間位置のどちらかの状態に保持される。当接位置は画像形成可能な画像形成状態である。また、離間位置は待機状態である。
本実施例のカートリッジ20においては、新品時、即ち工場出荷状態においては、現像ローラ7bの表面には潤滑剤としてのトナーが均一に塗布されている。一方、カートリッジ20の新品状態において、クリーニングブレード8aには潤滑剤は塗布されておらず、イニシャルシーケンス実行時に現像装置7からドラム4に対して供給されるトナーによって潤滑される構成になっている。
前述したように、カートリッジ20は装置本体1に対する装着状態においてドラムユニット81が位置決め固定手段(不図示)により装置本体1内の所定の装着部Aに位置決め固定されている。そのカートリッジ20に対して装置本体1側の駆動手段Mからドラム駆動力、現像ローラ駆動力、攪拌部材駆動力が伝達可能となっている。また、そのカートリッジ20に対して装置本体1側のバイアス印加手段E1・E2からそれぞれ帯電バイアスと現像バイアスが印加可能となっている。また、カートリッジ20に具備させた記憶部材(記憶手段)としてのメモリ部材21の情報伝達部22が装置本体1側の情報伝達部23と対向している。これにより、メモリ部材21と制御回路部101との間で情報伝達部22・23を介して情報の授受(情報の読み書き)が可能となっている。情報伝達部22・23が記憶手段であるメモリ部材21に対して読み出し/書き込み可能な通信手段である。20aはカートリッジ20の上面に設けられている露光窓部である。ユニット6から出力されたレーザー光Lはこの露光窓部20aからカートリッジ20内に進入してドラム4を走査露光する。
装置本体1に対するカートリッジ20の脱着、装置本体1の内部点検・内部整備等は、装置本体1の前面側に配設されているドア3を開いて、装置本体1の内部を開放することでなされる。図2の(a)は装置本体1に対してドア3が閉じられている状態を示している。3aはドア3の前面に設けた指掛け部である。図2の(b)はドア3が開かれている状態を示している。ドア3は下辺側の横軸3bを中心に装置本体1に対してほぼ垂直に立て起して閉じ込んだ状態から、手前側に回動してほぼ水平に倒した開き状態にすることができる。ドア3が開かれることで、装置本体1を構成するメインフレーム(不図示)の前枠に形成された開口部2が露出して装置本体1の内部が大きく開放される。これにより、装置本体内部のカートリッジ装着部Aが露呈する。また、ドア3が開かれることで、装置本体1の開口部2に配設されている、ドアの開閉状態を検知するドア開閉状態検知手段としてのドアスイッチSW−Dのドア3による押圧が解除される。この押圧解除によりドアスイッチSW−Dがオフになる。ドアスイッチSW−Dは装置100の電源回路を電源スイッチSW−Mとは別にオン・オフするサブスイッチである。制御回路部101は、ドアスイッチSW−Dがオンであればドア3が閉じられていると認識し、オフであればドア3が開かれていると認識する。
ここで、装置100に対する電源投入とは、ドアスイッチSW−Dがオンである状態において、電源スイッチSW−Mがオフからオンにされて電源回路がオンとなったときである。或いは、電源スイッチSW−Mがオンである状態において、ドアスイッチSW−Dがオフからオンにされて電源回路がオンとなったときである。また、電源がオフとは、ドアスイッチSW−Dがオンである状態において、電源スイッチSW−Mがオンからオフにされて電源回路がオフとなっている状態である。また、電源がオフとは、電源スイッチSW−Mがオンである状態において、ドアスイッチSW−Dがオンからオフにされて電源回路がオフとなっている状態である。或いは、電源スイッチSW−MとドアスイッチSW−Dが共にオフとなっている状態である。
本実施例においては、ドア3が開かれたときは、ドア3の開き回動に機械的に連動する連動機構(不図示)の動作によって位置決め固定手段が解除方向に動作する。これにより、装着部Aに装着されているカートリッジ20のドラムユニット81の装置本体1に対する位置決め固定状態が解除される。このとき、装置本体1側に配設してある接離手段としての当接離間カム30は第2回転角姿勢に保持されていて、装着部Aに装着されているカートリッジ20の現像装置4は離間位置に保持された状態になっている(図5の(b))。そして、位置決め固定が解除された状態のカートリッジ20を装置本体1内の前後方向に延びている脱着ガイド部材28にドラムユニット81の被ガイド部を沿わせて手前側にスライド移動させる。これにより、カートリッジ20を装置本体1内の装着部Aから開口部2を通過させて装置本体1の外側に取り出すことが可能となる。取り出されたカートリッジ20の現像装置4はカム30とは縁が切れて、自重とバネ部材32の引張り力で当接位置に回動位置した状態になる。必要に応じて、カートリッジ20を装置本体1内の装着部Aから一旦取り出すことで、装置本体1の内部点検・内部整備等をより容易に行うことが可能である。
逆に、カートリッジ20の装置本体1に対する装着は、カートリッジ20の長手方向奥側(駆動側)を先にして、開口部2から装置本体1内に差し入れ、ドラムユニット81の被ガイド部を着脱ガイド部材28に係合させる。そして、ドラムユニットの被ガイド部を着脱ガイド部材28に沿わせて奥側にスライド移動させて、カートリッジ奥側の突き当て部が装置本体内の奥側の突き当て部受け部(不図示)に突き当たって受け止められるまでカートリッジ20を装着部Aに十分に挿入する。これにより、カートリッジ20のドラムユニット側のメモリ部材21の情報伝達部22が装置本体1側の情報伝達部23と対向した状態になる。このとき、装置本体1側のカム30は第2回転角姿勢に保持されている。そのため、カートリッジ20の現像装置4は、カートリッジ20が装着部Aに装着されることで、当接位置から離間位置に保持された状態に転換される(図5の(b))。次いで、ドア3を閉じることで、ドア3の閉じ回動に機械的に連動する連動機構(不図示)の動作によって位置決め固定手段が固定方向に動作して、装着部Aに挿入されたカートリッジ20のドラムユニット81が装置本体1に対して位置決め固定される。また、ドア3が閉じられることで、ドアスイッチSW−Dがオンになる。これにより、装着状態のカートリッジ20に対して装置本体側の駆動手段からドラム駆動力、現像ローラ駆動力、攪拌部材駆動力が伝達可能となる。また、カートリッジ20に対して装置本体1側の電圧印加手段E1・E2から帯電バイアスと現像バイアスが印加可能となる。
本実施例においては、メモリ部材21には、例えば画像形成枚数、現像剤の残量に関する情報等、カートリッジ固有の情報を格納している。そして、少なくともカートリッジ20が未使用(新品)の情報は、情報伝達部22・23を介して制御回路部101とメモリ部材21の間で通信することができる。また、メモリ部材21と、その情報伝達部22と、装置本体1側の情報伝達部23とをカートリッジ有無検知手段として兼用している。即ち、制御回路部101は通信手段である情報伝達部22・23を介してメモリ部材21と通信することができれば、装置本体1の装着部Aにカートリッジ20が装着されている、即ちカートリッジ20が装置本体内に有ると認識する。また、メモリ部材21と通信することができなければ、カートリッジ20が装置本体1の装着部に無いと認識する。
(3)現像ローラの当接離間動作
装置本体1の装着部Aに装着されている状態にあるカートリッジ20のドラム4に対する現像ローラ7bの当接離間動作は、カム30の回転角姿勢切換えに伴う現像装置7の支持軸31を中心とする回動動作によって行われる。カム30の駆動手段30Aは本実施例は駆動モータとソレノイドを含み、制御回路部101はカム30が半回転ずつ回転するように制御する。また、装置本体1側には、カム30の位相を検知する位相検知センサ30Bが配置されており、制御回路部101は、このセンサ30Bの検知結果に応じて駆動手段30Aを制御することでカム30の位相制御を行う。これにより、カム30の第1回転角姿勢から第2回転角姿勢への切換え動作又はその逆の切換え動作の正確性を確保している。
装置本体1の装着部Aに装着されている状態にあるカートリッジ20のドラム4に対する現像ローラ7bの当接離間動作は、カム30の回転角姿勢切換えに伴う現像装置7の支持軸31を中心とする回動動作によって行われる。カム30の駆動手段30Aは本実施例は駆動モータとソレノイドを含み、制御回路部101はカム30が半回転ずつ回転するように制御する。また、装置本体1側には、カム30の位相を検知する位相検知センサ30Bが配置されており、制御回路部101は、このセンサ30Bの検知結果に応じて駆動手段30Aを制御することでカム30の位相制御を行う。これにより、カム30の第1回転角姿勢から第2回転角姿勢への切換え動作又はその逆の切換え動作の正確性を確保している。
カム30は第1回転角姿勢から第2回転角姿勢に切換えられることで現像装置7の底部を持ち上げる。持ち上げられた現像装置7はバネ部材32の引っ張り力に抗して支持軸31を中心にして上方へ回動する。これにより、現像ローラ7bがドラム4から離間した状態になる。即ち、現像装置7は離間位置に保持される。この時、ドラム4・帯電ローラ5・クリーニング装置8を含むドラムユニット81は前述したように位置決め固定手段により装置本体1に位置決め固定されているので移動が規制される。また、カム30は第2回転角姿勢から第1回転角姿勢に切換えられることで、現像装置7は自重とバネ部材32の引っ張り力と自重により支持軸31を中心にして下方へ回動して、現像ローラ7bがドラム4に接触した状態になる。そして、バネ部材32の引っ張り力によってその接触状態が所定の押圧力で保持される。即ち、現像装置7は当接位置に保持される。このようにして、カム30が半回転制御される毎に、現像装置7がドラム4に対する当接位置と離間位置とに移動される動作を繰り返す。制御回路部101は、装置100の画像形成動作時にはカム30を第1回転角姿勢に切換えて現像装置7を当接位置に保持する。また、制御回路部101は、装置100の待機状態時(画像形成時以外)にはカム30を第2回転角姿勢に切換えて現像装置7を離間位置に保持する。これにより、現像ローラ7bに対する圧痕の発生を抑制するようにしている。
(4)現像ローラの接離状態検知手段
ここで、現像ローラ7bがドラム4に対して当接しているか離間しているかの状態を検知する手段について説明する。図5の(c)は、本実施例における接離状態検知手段105の構成図である。本実施例においては、ドラム4のアルミシリンダ部に接触している導電性部材4aと装置本体1側のアース部Gとの間に電流検知部(電流検出手段)D1を設けることで、ドラム4からアースGに流れる電流Iを検知する構成である。より具体的には、現像ローラ7bとドラム4が当接している状態において、現像ローラ7bの芯金部に現像バイアス印加手段E2から−300Vの直流電圧が印加された場合、電流検知部D1によってドラム4からアースに向かって流れる微小な電流Iを検知する。このとき、電流検知部D1と、電圧印加手段E2の接地箇所は導通している。一方、現像ローラ7bとドラム4が離間した状態において、電圧印加手段E2から現像ローラ7bの芯金に直流電圧を印加した場合は、ドラム4とアースの間には電流は流れない(I=0μA)。また、現像ローラ7bがドラム4に対して長手に沿って全域にわたって当接した状態と比較して、長手方向に不均一に当接した場合、いわゆる片当たりの状態では、電流検知部D1に流れる電流値Iが小さくなる。本実施例においては、このことに基づいて、制御回路部101は、検知電流Iと所定の閾値Ithと比較を行う。即ち、制御回路部101は、電流検知部D1によって検出された電流Iが閾値Ith以上(I≧Ith)場合は、現像ローラ7bがドラム4の長手に全域にわたって当接状態であると判断する。一方、電流検知部D1によって検出された電流Iが閾値Ithよりも小さい(0μA<I<Ith)場合は、制御回路部101は、現像ローラ7bがドラム4に対して片当たり状態になっていると判断する。上記のように、現像バイアス印加時に、ドラム4とアースGの間に流れる電流を検出することで、制御回路部101は現像ローラ7bとドラム4との接離状態を検知することができる。上記において、現像バイアス印加手段E2、当接離間カム駆動手段30A、電流検出手段D1が、現像剤ローラ7bとドラム4との接離状態を検知する接離状態検知手段である。
ここで、現像ローラ7bがドラム4に対して当接しているか離間しているかの状態を検知する手段について説明する。図5の(c)は、本実施例における接離状態検知手段105の構成図である。本実施例においては、ドラム4のアルミシリンダ部に接触している導電性部材4aと装置本体1側のアース部Gとの間に電流検知部(電流検出手段)D1を設けることで、ドラム4からアースGに流れる電流Iを検知する構成である。より具体的には、現像ローラ7bとドラム4が当接している状態において、現像ローラ7bの芯金部に現像バイアス印加手段E2から−300Vの直流電圧が印加された場合、電流検知部D1によってドラム4からアースに向かって流れる微小な電流Iを検知する。このとき、電流検知部D1と、電圧印加手段E2の接地箇所は導通している。一方、現像ローラ7bとドラム4が離間した状態において、電圧印加手段E2から現像ローラ7bの芯金に直流電圧を印加した場合は、ドラム4とアースの間には電流は流れない(I=0μA)。また、現像ローラ7bがドラム4に対して長手に沿って全域にわたって当接した状態と比較して、長手方向に不均一に当接した場合、いわゆる片当たりの状態では、電流検知部D1に流れる電流値Iが小さくなる。本実施例においては、このことに基づいて、制御回路部101は、検知電流Iと所定の閾値Ithと比較を行う。即ち、制御回路部101は、電流検知部D1によって検出された電流Iが閾値Ith以上(I≧Ith)場合は、現像ローラ7bがドラム4の長手に全域にわたって当接状態であると判断する。一方、電流検知部D1によって検出された電流Iが閾値Ithよりも小さい(0μA<I<Ith)場合は、制御回路部101は、現像ローラ7bがドラム4に対して片当たり状態になっていると判断する。上記のように、現像バイアス印加時に、ドラム4とアースGの間に流れる電流を検出することで、制御回路部101は現像ローラ7bとドラム4との接離状態を検知することができる。上記において、現像バイアス印加手段E2、当接離間カム駆動手段30A、電流検出手段D1が、現像剤ローラ7bとドラム4との接離状態を検知する接離状態検知手段である。
(5)イニシャルシーケンス制御
図1は本実施例におけるイニシャルシーケンス制御のフロー図である。フローチャートの実行主体は制御手段である制御回路部101のCPU(演算部)である。CPUが記憶部(ROM、RAM)104に保存されているプログラムや参照テーブルに基づき装置100の各プロセス機器を制御する。CPUはプログラムによって、順序決定手段として機能する。
図1は本実施例におけるイニシャルシーケンス制御のフロー図である。フローチャートの実行主体は制御手段である制御回路部101のCPU(演算部)である。CPUが記憶部(ROM、RAM)104に保存されているプログラムや参照テーブルに基づき装置100の各プロセス機器を制御する。CPUはプログラムによって、順序決定手段として機能する。
ステップS1:制御回路部101は、電源スイッチSW−Mがオン(プリンタ電源ON)にされたら、ドア3がオープン状態であるかどうかを検知する。この検知は、ドア開閉状態検知手段としてのドアスイッチSW−Dがオン状態かオフ状態かによりなされる。電源スイッチSW−Mがオンでも、ドアスイッチSW−Dがオフ、即ちドア3がオープン状態であるときは、画像形成装置の駆動を禁止状態に保持する。また、操作パネル部24の表示部25にドア3がオープン状態である旨を表示する。
ステップS2:制御回路部101は、ドアスイッチSW−Dがオンである、或いはオフであったがその後にドア3が閉じられてオンとなったら、即ち電源投入の状態になったら、不揮発メモリ104にジャムビットが記憶されているかを読み出す。ジャムビット無しの場合は、制御回路部101は、情報伝達部23を介して、ステップS3のカートリッジ新品ビットの読み出しに移行する。ジャムビット有りの場合は、画像形成装置の駆動を禁止状態に保持する。また、操作パネル部24の表示部25にジャム処理を促す表示をする。そして、ジャム処理がなされて、ステップS1・S2を経てジャムビット無しの状態になったら、ステップS3のカートリッジ新品ビットの読み出しに移行する。
ステップS3:制御回路部101は、情報伝達部23を介して、カートリッジのメモリ部材21に格納されているカートリッジの使用情報を読み出し、新品ビットの有無を判断する。カートリッジが使用された履歴がある、即ち新品ビットがない場合は、制御回路部101は、ステップS4の第一のイニシャル駆動を開始する。一方、新品ビットを検知した場合は、ステップS6乃至ステップS8までの現像ローラの接離状態検知シーケンスに移行する。
ステップS4:第一のイニシャル駆動とは、現像ローラ7b、ドラム4の回転駆動動作を行うことによる回転駆動チェックと、現像バイアス印加手段E2、帯電バイアス印加手段E1の高圧印加チェックを行うものである。また同時に、現像ローラ7bの回転によるトナー帯電量の立ち上げ、トナー攪拌、ドラム4の回転駆動によるドラムクリーニングも実施される。そして、制御回路部101が、各種イニシャルシーケンスが異常なく完了したことを判断すると、ステップS5のプリント待機状態に移行する。
ステップS5:制御回路部101は、カートリッジ20についての第1のイニシャル駆動を終了したら、画像形成装置を画像形成可能状態(プリント可能状態:プリントready)にして、画像形成開始信号(プリントスタート信号)の入力待ちをする。そして、画像形成開始信号の入力に基づいて画像形成動作を実行する。
ステップS6:電源投入時に、制御回路部101は、新品のカートリッジ20が装置本体1に装着されたことを検知すると、装置本体1側のカム30を第2回転角姿勢から第1回転角姿勢に切換え駆動する。即ち、装置100は、電源投入時は待機状態時であり、カム30は第2回転角姿勢に保持されている。即ち、現像装置7が離間位置に保持されていて現像ローラ7bはドラム4から離間している(図5の(b))。装置100は、カム30をその第2回転角姿勢から第1回転角姿勢に切換え駆動する。これにより、現像装置7が離間位置から当接位置に転換されて現像ローラ7bがドラム4に当接した状態に保持される(図5の(a))。制御回路部101は、カム30を第1回転角姿勢に切換え駆動をしたら、ステップS7の現像バイアス印加を行う。
ステップS7:制御回路部101は、現像バイアス印加手段E2から、現像ローラ7bの芯金に対して現像バイアスを印加する。このときにバイアス出力値は、画像形成時に印加されるものと同一であり、制御回路部101は、現像バイアス印加手段E2の出力立ち上がり時間を考慮して、所定のバイアス出力値が印加されたと判断した後に、OFFされる。
ステップS8:制御回路部101は、上記ステップS7において、現像バイアスが印加された際に、ドラム4のアースGに対して流れる電流を電流検知部D1によって検出する。そして、検出された電流値Iが所定の閾値Ith以上(I≧Ith)と検知した場合は、現像ローラ7bとドラム4とが長手全域に渡って当接していると判断する。即ち、現像ローラ当接離間機構に動作不良はないと判断する。そして、制御回路部101は、カム30を第2回転角姿勢に転換して現像装置7を離間位置に戻した後に、ステップS9の第二のイニシャル駆動に移行する。
一方、ステップS8の検出電流値が所定の閾値Ithよりも小さい(I<Ith)と検知された場合は、装置本体1の装着部Aに装着されている新品のカートリッジ20についの離隔部材の除去不良の可能性がある。離隔部材は新品のカートリッジ20の運搬時にドラム4と現像ローラ7bとを離隔する部材であり、装置本体1に対する装着時に除去するものである。また、カートリッジ20の装着部Aに対する装着不良等の可能性がある。そのため、制御回路部101は装置100の駆動を禁止状態に保持する。また、操作パネル部24の表示部25にプロセスカートリッジの装着状態不良である旨を表示して、使用者に処置を促す。
ステップS9:第二のイニシャル駆動とは、現像ローラ7bとドラム4の回転駆動動作と、現像ローラ7bとドラム4との当接離間動作を含むものである。主な目的は、カートリッジ20の新品時に現像ローラ7b上に均一に塗布されている潤滑剤としてのトナーをドラム4に供給することで、クリーニングブレード8aの潤滑を行うものである。そのため、制御回路部101は、現像ローラ7bとドラム4の駆動開始と同時に、現像バイアス印加手段E2と帯電バイアス印加手段E1からバイアス印加を開始する。更に、カム30を第2回転角姿勢から第1回転角姿勢に転換することで、現像装置7を当接位置に位置させる。そして、レーザー光Lでドラム4の帯電面を明電位VLになるようにユニット6を制御する。
この第二のイニシャル駆動によって、カートリッジ20の新品時に現像ローラ7b上に均一に塗布されているトナーと、更には、現像容器7aから現像ローラ7bに供給されるトナーとがドラム4の表面に転移する。トナーの転移はドラム4の表面の明電位VLと現像バイアス電位との電位差の作用でなされる。そして、ドラム4の表面に現像されたトナーがブレード8aとドラム4との当接部に供給されることで、ブレード8aとドラム4との間の潤滑が行われる。所定量のトナーを現像した後に、制御回路部101は、ユニット6の駆動を停止し、カム30を第1回転角姿勢から第2回転角姿勢に転換することで、現像装置7を離間位置に位置させる。そして、現像バイアス印加手段E2と帯電バイアス印加手段E1の出力をOFFすると同時に、現像ローラ7bとドラム4の駆動を停止する。
ここで、第二のイニシャル駆動中は、第一のイニシャル駆動と同様に、現像ローラ7b、ドラム4の回転駆動チェックと、現像バイアス印加手段E2と帯電バイアス印加手段E1の高圧印加チェックも実施される。更には、現像ローラ7b回転によるトナー帯電量の立ち上げ、トナー攪拌、ドラムクリーニングも実施される。
ステップS10:上述した、第二のイニシャル駆動が異常なく終了した場合、制御回路部101は、装置本体1側の通信手段23を介して、カートリッジ20側のメモリ部材21に格納されている新品ビットを消去する。その後、装置100を画像形成可能状態(プリント可能状態:プリントready)にして、画像形成開始信号(プリントスタート信号)の入力待ちをする。そして、画像形成開始信号の入力に基づいて画像形成動作を実行する。
本実施例は、カートリッジ20についてのイニシャル駆動後に、濃度調整、色ずれ補正、定着装置15のウォームアップ駆動を行う場合でも有効である。また、現像バイアス印加手段E2、帯電バイアス印加手段E1に加えて、転写バイアス印加手段E3の高圧印加チェックや、トナー残量検知シーケンスを実行する場合でも有効である。
以上説明したように、カートリッジ20が新品の場合は、現像ローラ7bとドラム4の当接離間動作不良がないかを検知する。当接離間動作不良がなかった場合は、電源投入から画像形成可能状態までのイニシャル駆動を開始する。その際、現像ローラ7b上のトナーをドラム4に転移させることで、クリーニングブレード8aの潤滑を行う。一方、当接離間動作不良があると判断した場合は、イニシャル駆動を禁止し、ユーザーにエラー報知を行う。そのため、クリーニングブレード8aの潤滑不足による摩耗やクリーニングブレードめくれ等の画像不良を確実に防止することができる。
上記実施例の画像形成装置をまとめると次のとおりである。プロセスカートリッジ20を画像形成装置本体1の装着部Aに対して着脱可能に装着して記録媒体Pに画像を形成する画像形成装置100である。カートリッジ20は、少なくとも、現像剤で現像される潜像が形成される回転可能な像担持体4と、像担持体4に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して設けられたクリーニングブレード8aを有する。また、カートリッジ20は、像担持体4に対して接離可能に設けられ、像担持体4と接触した状態で像担持体4に形成された潜像を現像剤現像するための現像剤担持体7bと、記憶手段21を有する。画像形成装置本体1は、カートリッジ20が装着部Aに装着されている状態において、現像剤担持体7bに対して現像バイアスを印加するための現像バイアス印加手段E2と、記憶手段21に対して読み出し/書き込み可能な通信手段22・23を有する。また、現像剤担持体7bと像担持体4との接離動作を行う接離手段30・30A・30Bと、現像剤担持体7bと像担持体4との接離状態を検知する接離状態検知手段E2・D1と、装置100の駆動動作を制御する制御手段101を備えている。制御手段101は、装置100に対する電源投入から画像形成可能状態までに至るまでの間に実行する、像担持体4の駆動を含むイニシャルシーケンス制御において次のような制御を行う。即ち、電源投入時に、通信手段22・23によって記憶手段21に格納されたプロセスカートリッジ使用情報を読み出す。新品情報である場合には、接離手段30・30A・30Bを現像剤担持体7bと像担持体4とを当接させる方向に動作させる。そして、接離状態検知手段E2・D1・30Aにより現像剤担持体7bと像担持体4との当接が検知されたらイニシャルシーケンス制御を開始する。
上記の構成により、現像剤担持体7bが像担持体4に当接する前に像担持体4が回転することによるクリーニングブレード8aの磨耗を抑制することができる。現像剤担持体7bが像担持体4に当接していれば現像剤の吐き出し動作を積極的に行わないでも現像剤担持体7上の現像剤が像担持体4に少しはのって潤滑効果が発揮される。
ここで、イニシャルシーケンスとしては、電源投入から画像形成可能状態までに至るまでの間に実行する場合のほか、次ぎの場合もある。即ち、電源はすでに投入された状態において、カートリッジ交換を行い、その後交換のためのドアが閉じられてから画像形成可能な状態に至るまでの間に実行される場合もある。
制御手段101は、記憶手段21から読み出したプロセスカートリッジ使用情報が新品情報ではない場合には、次のようにイニシャルシーケンス制御を開始する。即ち、接離手段30・30A・30Bの前記動作、および、接離状態検知手段E2・D1・30Aによる前記検知を行うことなくイニシャルシーケンス制御を開始する。このように、プロセスカートリッジ20が新品でない場合は、上記の当接離間検知を行うことなく像担持体4の駆動をかけることで、時間を短縮できる。
イニシャルシーケンス制御において、現像バイアス印加手段E2から現像剤担持体7bに現像バイアスを印加して現像剤担持体7bから像担持体に現像剤を移動させてクリーニングブレード8aと像担持体4との当接部に到達させる。これにより、クリーニングブレード8aへ潤滑剤としての現像剤を積極的な吐き出し動作で供給することが出来る。
接離状態検知手段E2・D1・30Aは、現像バイアス印加手段E2から現像剤担持体7bに対して現像バイアスが印加された際に、印加手段E2と現像剤担持体7bと像担持体4から構成される回路に流れる電流を検出する電流検出手段D1を有する。制御手段101は、電流検出手段D1の検出結果から、現像剤担持体7bと像担持体4との接離状態を検知する。
画像形成装置本体1は、プロセスカートリッジ20を装着部Aに対して出し入れするための開口部2と、開口部2に対して開閉可能な開閉部材3と、開閉部材3の開閉状態を検知する開閉検知手段SW−Dを有している。
ここで、実施例1の画像形成装置は電子写真方式電子写真画像形成方式の装置であるが、本発明は、その他、静電記録画像形成方式、磁気記録画像形成方式等の画像形成装置においても適用して効果があることは勿論である。現像剤で現像される潜像が形成される回転可能な像担持体4は回転ドラム型に限られず、循環移動するエンドレスベルト型であってもよい。
100・・画像形成装置、1・・画像形成装置本体、A・・プロセスカートリッジ装着部、P・・記録媒体、20・・プロセスカートリッジ、4・・像担持体、7b・・現像剤担持体、21・・記憶手段、E2・・現像バイアス印加手段、22・23・・通信手段、30・30A・30B・・接離手段、E2・D1・30A・・接離状態検知手段、101・・制御手段
Claims (5)
- 少なくとも、現像剤で現像される潜像が形成される回転可能な像担持体と、前記像担持体に像担持体回転方向に対してカウンターに当接して設けられたクリーニングブレードと、前記像担持体に対して接離可能に設けられ、前記像担持体と接触した状態で前記像担持体に形成された潜像を現像剤で現像するための現像剤担持体と、記憶手段と、を有したプロセスカートリッジを画像形成装置本体の装着部に対して着脱可能に装着して記録媒体に画像を形成する画像形成装置であって、
前記画像形成装置本体は、前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着されている状態において、前記現像剤担持体に対して現像バイアスを印加するための現像バイアス印加手段と、前記記憶手段に対して読み出し/書き込み可能な通信手段と、前記現像剤担持体と前記像担持体との接離動作を行う接離手段と、前記現像剤担持体と前記像担持体との接離状態を検知する接離状態検知手段と、前記画像形成装置の駆動動作を制御する制御手段を備え、
前記制御手段は、前記画像形成装置に対する電源投入から画像形成可能状態までに至るまでの間に実行する、前記像担持体の駆動を含むイニシャルシーケンス制御において、電源投入時に、前記通信手段によって前記記憶手段に格納されたプロセスカートリッジ使用情報を読み出し、新品情報である場合には、前記接離手段を前記現像剤担持体と前記像担持体とを当接させる方向に動作させ、前記接離状態検知手段により前記現像剤担持体と前記像担持体との当接が検知されたら前記イニシャルシーケンス制御を開始することを特徴とする画像形成装置。 - 前記制御手段は、前記記憶手段から読み出したプロセスカートリッジ使用情報が新品情報ではない場合には、前記接離手段の前記動作、および、前記接離状態検知手段による前記検知を行うことなく前記イニシャルシーケンス制御を開始することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
- 前記イニシャルシーケンス制御において、前記現像バイアス印加手段から前記現像剤担持体に現像バイアスを印加して前記現像剤担持体から前記像担持体に現像剤を移動させて前記クリーニングブレードと前記像担持体との当接部に到達させることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
に現像剤と - 前記接離状態検知手段は、前記現像バイアス印加手段から前記現像剤担持体に対して現像バイアスが印加された際に、前記現像バイアス印加手段と前記現像剤担持体と前記像担持体から構成される回路に流れる電流を検出する電流検出手段を有し、前記制御手段は、前記電流検出手段の検出結果から、前記現像剤担持体と前記像担持体との接離状態を検知することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか一項に記載の画像形成装置。
- 前記画像形成装置本体は、前記プロセスカートリッジを前記装着部に対して出し入れするための開口部と、前記開口部に対して開閉可能な開閉部材と、前記開閉部材の開閉状態を検知する開閉検知手段を有していることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の画像形成装置。
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