JP2011192168A - 管理装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】常に稼動し続ける必要なく、ネットワークに接続された被管理装置の電源のオン及びオフのうち少なくとも一方を制御可能な管理装置を提供する。
【解決手段】機器管理部52は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する操作入力がUI51を介して受け付けられると、当該操作入力に応じて、機器情報記憶部54に記憶された機器情報を用いて、ネットワークNTに接続された各被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を決定し、各被管理装置60の電源のオン又はオフを行う当該時刻の設定を指示する電源制御命令の送信を機器制御部53に指示したりする。また、機器制御部53は、機器管理部52の指示に応じて、各被管理装置60に対して電源制御命令を送信する。
【選択図】図1
【解決手段】機器管理部52は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する操作入力がUI51を介して受け付けられると、当該操作入力に応じて、機器情報記憶部54に記憶された機器情報を用いて、ネットワークNTに接続された各被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を決定し、各被管理装置60の電源のオン又はオフを行う当該時刻の設定を指示する電源制御命令の送信を機器制御部53に指示したりする。また、機器制御部53は、機器管理部52の指示に応じて、各被管理装置60に対して電源制御命令を送信する。
【選択図】図1
Description
本発明は、管理装置に関する。
近年では、夜間など利用しない時間に、ネットワークに接続される機器の電源を自動的にオフにし、利用する時間前に機器の電源を自動的にオンにすることにより、電力を削減することが考えられている。例えば、特許文献1の技術では、複数台の画像機器が接続されるネットワークにおいて、メイン画像機器として予め設定された画像機器は、自身の電源がオフにされると、ネットワークに接続される他の画像機器に対してネットワークを介して電源のオフを指示する電源オフ命令を送出し、他の画像機器は、電源オフ命令を受信すると、自身の電源をオフにする。このような構成によれば、ネットワークに接続される機器全体の消費電力を低減させることができる。また、一方、ネットワークに接続される外部機器からの指示に応じて、主電源のオン又はオフを制御する技術も開発されている(例えば特許文献2参照)。
しかし、特許文献1〜2の技術では、ある機器から、電源のオフ又はオフの指示を他の機器に対して定時に自動的に送信するために、大量の機器がネットワークに接続されている場合に、他の機器の電源をオンにして起動したい時間に必ずしも起動できるわけではなかった。また、電源のオン又はオフの指示を行う運用をする間、その指示を送信する機器を稼動し続けなければならない恐れがあった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、常に稼動し続ける必要なく、ネットワークに接続された被管理装置の電源のオン及びオフのうち少なくとも一方を制御可能な管理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ネットワークを介して接続される複数の被管理装置の電源のオン及びオフのうち少なくとも一方を制御する管理装置において、前記被管理装置の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、前記操作入力に応じて、前記被管理装置の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を決定する決定手段と、前記決定手段が決定した時刻であって前記電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する電源制御命令を前記被管理装置に対して送信する送信手段とを備えることを特徴とする。
本発明によれば、管理装置を常に稼動し続ける必要なく、ネットワークに接続された被管理装置の電源のオン及びオフのうち少なくとも一方を制御可能になる。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる管理装置の一実施の形態を詳細に説明する。
まず、本実施の形態にかかる管理装置を備える機器管理システムの構成について図1を用いて説明する。本実施の形態にかかる機器管理システムは、管理装置50と、複数の被管理装置60とを備え、これらがネットワークNTを介して接続される。ネットワークNTとは、例えば、LAN(Local Area Network)、イントラネット、イーサネット(登録商標)又はインターネットなどである。ネットワークNTは1つに限らず、複数のネットワークが連結されて、管理装置50と複数の被管理装置60とが接続されるようにしても良い。管理装置50は、複数の被管理装置60の電源のオン及びオフのうち少なくとも一方を制御する情報処理装置である。被管理装置60は、管理装置50によって電源のオン又はオフのうち少なくとも一方が制御されるものであり、例えば、画像処理を行う画像処理装置である。被管理装置60が設置される場所には、領域毎に、AC電源などの電力源がある。このため、同じ領域内に設置される被管理装置60は、同じ電力源から電力の供給を受ける。被管理装置60は、電源をオンにすると、電力源からの電力が供給され、電源をオフにすると、電力源からの電力の供給が停止される。
ここで、管理装置50のハードウェア構成について説明する。本実施の形態の情報処理装置は、装置全体を制御するCPU(Central Processing Unit)等の制御部と、各種データや各種プログラムを記憶するROM(Read Only Memory)やRAM(Random Access Memory)等の主記憶部と、各種データや各種プログラムを記憶するHDD(Hard Disk Drive)やCD(Compact Disk)ドライブ装置等の補助記憶部と、これらを接続するバスとを備えており、通常のコンピュータを利用したハードウェア構成となっている。また、管理装置50には、情報を表示する表示部と、ユーザの指示入力を受け付けるキーボードやマウス等の操作入力部と、外部装置との通信を制御する通信I/F(interface)とが有線又は無線により各々接続される。
次に、管理装置50の機能的構成について図2を用いて説明する。管理装置50は、UI(Uer interface)51と、機器管理部52と、機器制御部53と、機器情報記憶部54とを有する。UI51と、機器管理部52と、機器制御部53とは、主記憶部や補助記憶部に記憶された各種プログラムをCPUが実行する時にRAMなどの主記憶部上に生成されるものである。機器情報記憶部54は、HDDなどの補助記憶部に記憶されるものである。UI51は、操作入力部を介してユーザの操作入力を受け付けたり、表示部への情報の表示を制御したりする。本実施の形態においては、UI51は、ネットワークNTに接続される被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻を設定するための操作入力画面を表示部に表示させたり、当該操作入力画面においてある被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を設定するユーザからの操作入力を操作入力部を介して受け付けたりする。機器管理部52は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する操作入力がUI51を介して受け付けられると、当該操作入力に応じて、機器情報記憶部54に記憶された機器情報を用いて、ネットワークNTに接続された各被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を決定し、各被管理装置60の電源のオン又はオフを行う当該時刻の設定を指示する電源制御命令の送信を機器制御部53に指示したりする。尚、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻の両方の設定を指示する操作入力が行なわた場合、機器管理部52は、当該操作入力に応じて、電源を行う時刻及び電源のオフを行う時刻のそれぞれを決定する。機器制御部53は、ネットワークNTを介して被管理装置60を制御するものであり、ネットワークNTに接続されている被管理装置60を検索し、検索の結果に該当する被管理装置60に対して当該被管理装置60に関する機器情報を要求してこれを取得して機器情報記憶部54に記憶させる。また、機器制御部53は、機器管理部52の指示に応じて、各被管理装置60に対して電源制御命令を送信する。機器情報記憶部54は、機器制御部53が取得した各被管理装置60の機器情報を記憶する。機器情報とは、被管理装置60に付与された名称(機器名称)及びIPアドレスや、被管理装置60の設置されている場所(設置場所)を示す情報である。
次に、被管理装置60のハードウェア構成について説明する。被管理装置60は、コントローラとエンジン部(Engine)とをPCI(Peripheral Component Interconnect)バスで接続した構成となる。また、コントローラには、情報を表示する表示部と、ユーザの指示入力を受け付ける操作入力部とが接続される。コントローラは、CPU等の制御部と、各種データや各種プログラムを記憶するROMやRAM等の主記憶部と、各種データや各種プログラムを記憶するHDDやCDドライブ装置等の補助記憶部と、外部装置との通信を制御する通信I/Fとを備える。コントローラは、被管理装置60全体の制御と描画、外部装置との通信、操作入力部からの操作入力、表示部への情報の表示、電力源からの電源の供給又は供給の停止を制御する。CPUは、時刻を計時するタイマ機能を有する。被管理装置60の上述した機器情報は、例えば、コントローラの主記憶部や補助記憶部に記憶されている。エンジン部は、PCIバスに接続可能なプリンタエンジン等であり、たとえば白黒プロッタ、1ドラムカラープロッタ、4ドラムカラープロッタ、スキャナまたはファックスユニット等である。なお、このエンジン部には、プロッタ等のいわゆるエンジン部分に加えて、誤差拡散やガンマ変換等の画像処理部分が含まれる。
次に、被管理装置60の機能的構成について説明する。被管理装置60は、通信部61と、機器制御部62と、電源制御部63とを有する。これらの各部の機能は、コントローラによって実現される。通信部61は、管理装置50との通信を制御する。具体的には、通信部61は、管理装置50からの要求に応じて、自身の機器情報を管理装置50に送信したり、管理装置50から送信された電源制御命令を受信したりする。機器制御部62は、被管理装置60全体を制御するものであり、通信部61が受信した電源制御命令に応じて、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を設定し、設定した時刻の到来を検知すると、電源のオン又はオフを電源制御部63に指示する。電源制御命令によってその設定が指示された電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻は、例えば、その値が主記憶部や補助記憶部に記憶されることにより被管理装置60において設定される。その時刻の到来は、例えば、被管理装置60のCPUのタイマ機能により検出される。電源制御部63は、機器制御部62の制御の下、電源のオンを行ったり電源のオフを行ったりして、電力源からの電源の供給及び供給の停止を制御する。
次に、本実施の形態にかかる管理装置50の行う電源制御処理の手順について図3を用いて説明する。尚、管理装置50は、ネットワークNTに接続された被管理装置60を検索し、検索の結果に該当する被管理装置60に対して当該被管理装置60に関する機器情報を要求してこれを取得して機器情報記憶部54に予め記憶しているものとする。そして、管理装置50は、UI51の機能により、被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を設定する操作入力を受け付けると(ステップS1)、機器管理部52の機能により、機器情報記憶部54に記憶された機器情報を取得する(ステップS2)。そして、管理装置50は、機器情報を参照して、当該操作入力に応じて、ネットワークNTに接続された各被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を決定する(ステップS3)。例えば、管理装置50は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻を設定する操作入力を受け付けた場合、ネットワークNTに接続される複数の被管理装置60の全部又は一部が各々異なる時刻に電源のオンを行うよう、各時刻を計算して、各時刻を決定する。具体的には、管理装置50は、複数の被管理装置60の全部又は一部が所定時間を空けて電源のオンを行うように、各前記被管理装置に対する各時刻を計算して、各時刻を決定する。また、管理装置50は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻の両方を設定する操作入力を受け付けた場合、ネットワークNTに接続される複数の被管理装置60の全部又は一部が各々異なる時刻に電源のオンを行うよう、各時刻を計算して、各時刻を決定すると共に、ネットワークNTに接続される複数の被管理装置60の電源のオフを行う各時刻を決定する。尚、電源のオフを行う時刻は、ネットワークNTに接続される全ての被管理装置60について同じ時刻であっても良く、管理装置50は、操作入力において電源をオフにする時刻として指示された時刻に決定しても良い。そして、管理装置50は、機器管理部52の機能を介して、機器制御部53の機能により、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方についてステップS3で各々決定された当該時刻の設定を指示する電源制御命令の各被管理装置60へ送信する(ステップS4〜S5)。
尚、ネットワークNTに接続された被管理装置60が複数あり、これらの各々の機器情報が機器情報記憶部54に記憶されている場合、管理装置50は、ステップS2〜S5の処理を機器情報毎に行う。この機器情報毎にステップS2〜S5を行う処理の手順について図4を用いて説明する。尚、ここでは、管理装置50は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻を設定する操作入力を受け付けた場合について説明する。管理装置50は、機器情報記憶部54に記憶されている機器情報のうち、電源制御命令をまだ送信していない1つの被管理装置60の機器情報の読み出しを試みる(ステップS10)。この読み出しができなかった場合、即ち、全ての被管理装置60に電源制御命令を送信した場合(ステップS11:YES)、処理は終了する。一方、ステップS10で機器情報の読み出しができた場合(ステップS11:NO)、管理装置50は、当該機器情報を参照して、前回計算した時刻に所定時間を加えた時刻を、当該機器情報に対応する被管理装置60が電源をオンにする時刻として計算して、決定する(ステップS12)。尚、管理装置50は、今回初めて時刻を計算する場合、例えば、図3のステップS1で受け付けた操作入力における時刻を、当該機器情報に対応する被管理装置60が電源をオンにする時刻と決定する。そして、管理装置50は、ステップS12で決定した時刻であって電源のオンを行う時刻の設定を指示する電源制御命令の各被管理装置60へ送信する(ステップS13)。その後、ステップS10に戻り、管理装置50は、機器情報記憶部54に記憶されている機器情報のうち、電源制御命令をまだ送信していない1つの被管理装置60の機器情報の読み出しを新たに試みる。
一方、被管理装置60は、図3のステップS5で管理装置50から電源制御命令を受信すると、当該電源制御命令に応じて、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を設定する。そして、被管理装置60は、電源のオンを行う時刻を設定した場合、当該時刻の到来を検出すると、電源のオンを行い、電源のオフを行う時刻を設定した場合、当該時刻の到来を検出すると、電源のオフを行う。
以上のような構成によれば、ネットワークNTに接続された被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方に、管理装置50が稼動している必要をなくすことができると共に、当該時刻に被管理装置60の電源のオンやオフを行わせることができる。
また、被管理装置60間で電源のオンを行う時刻の間隔が所定時間となるように、各時刻を設定することで、被管理装置60の電源のオンを適切な時刻に行わせることができる。一般に、被管理装置60が起動するための起動処理には数十秒〜数分の長い時間がかかる。但し、起動処理を行っている間中、消費する電力量が常に大きいというわけでもない。このため、ある被管理装置60の電源をオンして、電力量が十分下がる時間(例:60秒)を所定時間として間隔を設けて、他の被管理装置60の電源をオンにするように時刻を設定することで、ネットワークNTに接続された多数の被管理装置60の電源が一度にオンになって、各領域における電気容量の限界を超えるという事態を回避することができる。
尚、ステップS3では、管理装置50は、機器情報によって示される設置場所を参照して、設置場所が同じ複数の被管理装置60に対してのみ各々異なる時刻に電源のオンを行うよう当該時刻を設定し、設置場所が各々異なる被管理装置60に対しては、電源をオンにする時刻を同じにしても良い。
[変形例]
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
なお、本発明は前記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、前記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。また、以下に例示するような種々の変形が可能である。
上述した実施の形態において、管理装置50で実行される各種プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成しても良い。また当該各種プログラムを、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成しても良い。被管理装置60で実行される各種プログラムについても同様である。
上述した実施の形態において、被管理装置60は、上述の例に限らず、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも1つの機能を有する画像処理装置であっても良いし、パーソナルコンピュータや携帯電話や携帯情報端末などであっても良い。
上述した実施の形態においては、ユーザは、操作入力部を介して、被管理装置60の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を設定する操作入力を行う際、例えば、機器名称を指定することにより、特定の被管理装置60を指定しても良い。この場合、例えば、管理装置50は、図3のステップS1で、特定の被管理装置60の機器名称を指定して、当該被管理装置60の電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力を受け付けると、ステップS2では、当該機器名称を含む機器情報を機器情報記憶部54から取得し、図4のステップS12では、ステップS1で受け付けた操作入力における時刻を、当該機器情報に対応する被管理装置60が電源をオンにする時刻として決定して、以降の処理を行うようにしても良い。
上述した実施の形態においては、管理装置50は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力を受け付けた場合、図4のステップS12では、当該被管理装置60の機器情報によって示される設置場所が遠い順に、電源のオンを行う時刻の差が小さくなるように、即ち、設置場所が近い順に、電源のオンを行う時刻の差が大きくなるように、各被管理装置60の電源をオンにする時刻を決定するようして良い。例えば、複数の被管理装置60の各機器情報によって各々示される設置場所が、「事業所A 1号館 1F 101号室」、「事業所A 1号館 1F 103号室」、「事業所A 1号館 2F 204号室」、「事業所A 2号館 5F 509号室」、「事業所B 本館 1F ロビー」、「事業所B 新館 2F 会議室1」であり、この順に遠いことが予め設定されているとする。そして、例えば、この設定場所に対応付けて、基準となる場所からの設置場所の遠さを数値で表す遠近度を機器情報が更に示すようにする。管理装置50は、ステップS13からステップS10に戻った後、前回の機器情報によって示される設置場所との遠近度の差が大きい機器情報を機器情報記憶部54から読み出して、当該機器情報に対応する被管理装置60の電源をオンにする時刻を決定する。
このような構成によれば、ネットワークNTに接続された被管理装置60のうち、遠くに設置された被管理装置60から順に電源がオンになるようにすることができる。従って、同じ領域内でネットワークNTに接続された複数の被管理装置60の電源が一度にオンになって、当該領域における電気容量の限界を超えるという事態を回避することができる。また、ネットワークNTに接続された全ての被管理装置60の電源を効率的にオンにすることができる。
また、管理装置50は、機器情報によって示される設置場所を用いるのではなく、機器情報によって示されるIPアドレスを用いて、ネットワークNTに接続される複数の被管理装置60に対して、電源のオンを行う時刻を決定するようにしても良い。設置場所の情報は、管理装置50が自動的に設定したり更新したりする等の管理をすることは困難であるため、ユーザの操作入力を介して設定したり更新したりすることになるが、そのためのユーザの手間が大きい。その手間をなくすために、設置場所の代わりに、IPアドレスを用いる。IPアドレスの値が近似している被管理装置60同士は、設置場所も近く、電力源を共有している可能性が高い。このため、設置場所の代わりに、IPアドレスを用いても、上述と同様の効果を得ることができる。
この場合、管理装置50は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力を受け付けると、当該被管理装置60の機器情報によって示されるIPアドレスの値との差が大きい順に、電源のオンを行う時刻の差が小さくなるように、即ち、当該被管理装置60の機器情報によって示されるIPアドレスの値との差が小さい順に、電源のオンを行う時刻の差が大きくなるように、各被管理装置60の電源をオンにする時刻を決定するようして良い。IPアドレスの値の差は、例えば、以下のように計算する。通信プロトコルとしてIPv4を用いる場合、4バイトの非負整数値で表すことができるので、管理装置50は、この値を用いて、IPアドレスの値の絶対値を計算すれば良い。通信プロトコルとしてIPv6を用いる場合も同様である。通信プロトコルとしてIPv4とIPv6とを用いる場合には、IPv4の方に合わせて、管理装置50は、IPアドレスの値の絶対値を計算すれば良い。このような構成によれば、設置場所の情報を管理する手間をかけることなく、各被管理装置60の電源を適切な時刻にオンにさせることができる。
尚、IPアドレスが近似している場合、設置場所が近いことは期待できるが、IPアドレスが近似していない場合であっても、設置場所が近く、被管理装置60が同じ領域内に設置されている場合もあり得る。例えば、ネットワークNTが無線LANと有線LANとから構成され、これらに各々接続される被管理装置60が同じ領域内に設置されている場合や、1つのLANの中にさらにローカルなネットワークが組み込まれている場合などである。このような場合、IPアドレスが近似していないからといって、電源をオンにする時刻を同じに設定してしまうと、同じ領域内にある複数の被管理装置60の電源が一度にオンになる可能性もある。これを回避するために、管理装置50は、マップ機能を用いて、各被管理装置60の電源をオンにする時刻を決定するようして良い。マップ機能とは、被管理装置60と、その設置場所を含む領域の平面図を表すイメージデータとの対応関係を示すものである。管理装置50は、このようなマップ機能を実現させるため、図5に例示されるマップデータを記憶している。同図に示されるマップデータは、各被管理装置60の機器名称と、IPアドレスと、その設置場所を含む領域の平面図を表すイメージデータとを対応付けて示している。尚、マップデータとしては、IPアドレスを示さないものを用いても良い。同図では、機器名称が「機器A01」である被管理装置60と機器名称が「機器A02」である被管理装置60とが各々同じイメージデータに対応付けられているから、これらの設置場所は近接していると判断される。このような構成において、管理装置50は、被管理装置60の電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力を受け付けた場合、図3のステップS3では、マップデータ及び機器情報を参照して、同一のイメージデータが対応付けられている被管理装置60同士が各々異なる時刻に電源のオンを行うよう、当該各時刻を決定する。即ち、管理装置50は、各々の設置場所を含む領域が同一である各被管理装置60に対して、電源のオンを行う時刻が各々異なるように、当該各時刻を決定する。
以上のような構成によれば、同じ領域内でネットワークNTに接続された複数の被管理装置60の電源が一度にオンになって、当該領域における電気容量の限界を超えるという事態を回避することができる。
上述した実施の形態においては、被管理装置60の電源を緊急にオン又はオフにしたい場合に備えるため、管理装置50は、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する電源制御命令を被管理装置60に送信する機能だけではなく、緊急時には、電源のオン又はオフを即時に行うことを指示する即時電源制御命令を被管理装置60に送信する機能を有するようにしても良い。被管理装置60は、即時電源制御命令を受信すると、当該即時電源制御命令に応じて、即時に、電源のオン又はオフを行うようにすれば良い。尚、緊急時に即時電源制御命令を送信する対象の被管理装置60が複数ある場合には、管理装置50は、1つ被管理装置60での起動処理の完了を確認する毎に、他の被管理装置60に電源制御命令を送信するようにしても良い。起動処理の完了の確認は、例えば、被管理装置60から、電源をオンにして起動処理を完了した後にその旨を示す起動処理完了通知を受信することにより、行うようにすれば良い。この場合、被管理装置60は、即時電源制御命令を受信して、当該即時電源制御命令に応じて、即時に、電源をオンにして起動処理を完了した後にその旨を示す起動処理完了通知を管理装置50に送信するようにする。
又は、ネットワークNTに管理装置50とは異なる情報処理装置が接続されるようにし、緊急時には、情報処理装置から、被管理装置60に即時電源制御命令を送信するようにしても良い。
また、ネットワークNTに接続される被管理装置60のうち、電源のオン又はオフを行う時刻の設定が不可能な被管理装置60があっても良い。この場合、例えば、機器情報は、電源のオン又はオフを行う時刻の設定が可能か否かを更に示すようにする。そして、管理装置50は、機器情報を参照して、電源のオン又はオフを行う時刻の設定が不可能であると判断した被管理装置60に対しては、電源のオン又はオフを行う時刻の設定を指示する電源制御命令を送信しないようにしても良い。この場合も、ネットワークNTに管理装置50とは異なる情報処理装置が接続されるようにし、電源のオン又はオフを行う時刻の設定が不可能である被管理装置60に対して、情報処理装置から、上述の即時制御命令を送信するようにしても良い。
50 管理装置
51 UI
52 機器管理部
53 機器制御部
54 機器情報記憶部
60 被管理装置
61 通信部
62 機器制御部
63 電源制御部
51 UI
52 機器管理部
53 機器制御部
54 機器情報記憶部
60 被管理装置
61 通信部
62 機器制御部
63 電源制御部
Claims (10)
- ネットワークを介して接続される複数の被管理装置の電源のオン及びオフのうち少なくとも一方を制御する管理装置において、
前記被管理装置の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する操作入力を受け付ける操作入力受付手段と、
前記操作入力に応じて、前記被管理装置の電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方を決定する決定手段と、
前記決定手段が決定した時刻であって前記電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定を指示する電源制御命令を前記被管理装置に対して送信する送信手段とを備える
ことを特徴とする管理装置。 - 前記ネットワークに複数の前記被管理装置が接続され、
前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、複数の前記被管理装置の全部又は一部に対する前記時刻が各々異なるように、各前記被管理装置に対する各前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項1に記載の管理装置。 - 前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、複数の前記被管理装置の全部又は一部が所定時間を空けて電源のオンを行うように、各前記被管理装置に対する各前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の管理装置。 - 各前記被管理装置の設置場所を示す機器情報を各々記憶する記憶手段を更に備え、
前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、各前記機器情報によって示される前記設置場所に基づいて、各前記被管理装置に対する各前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の管理装置。 - 前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、第1の被管理装置の前記機器情報によって示される前記設置場所が近い順に前記時刻の差が大きくなるように、各前記被管理装置に対する各前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の管理装置。 - 前記記憶手段は、前記設置場所を含む領域を表すマップデータを更に記憶し、
前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、前記マップデータを参照して、前記機器情報によって示される前記設置場所を含む前記領域が同一である各前記被管理装置に対して、各々異なる前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の管理装置。 - 各前記被管理装置のIPアドレスを示す機器情報を各々記憶する記憶手段を更に備え、
前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、各前記機器情報によって示される前記IPアドレスに基づいて、各前記被管理装置に対する各前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の管理装置。 - 前記決定手段は、電源のオンを行う時刻の設定を指示する操作入力が受け付けられた場合、第1の被管理装置の前記機器情報によって示されるIPアドレスとの差が小さい順に前記時刻の差が大きくなるように、各前記被管理装置に対する各前記時刻を決定する
ことを特徴とする請求項7に記載の管理装置。 - 前記機器情報は、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定が可能か否かを更に示し、
前記送信手段は、電源のオンを行う時刻及び電源のオフを行う時刻のうち少なくとも一方の設定が不可能であることが前記機器情報によって示される第2の被管理装置に対して、前記電源制御命令を送信しない
ことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか一つに記載の管理装置。 - 前記送信手段は、前記第2の被管理装置に対して、電源のオン又はオフを行うことを指示する即時電源制御命令を送信する
ことを特徴とする請求項9に記載の管理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP2010059538A JP2011192168A (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | 管理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010059538A JP2011192168A (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | 管理装置 |
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ID=44796981
Family Applications (1)
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JP2010059538A Pending JP2011192168A (ja) | 2010-03-16 | 2010-03-16 | 管理装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2013242743A (ja) * | 2012-05-22 | 2013-12-05 | Ricoh Co Ltd | システム、方法及びサーバ |
-
2010
- 2010-03-16 JP JP2010059538A patent/JP2011192168A/ja active Pending
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