JP2011183857A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】空気入りタイヤにおいて、トレッド部の耐カットチッピング性等のトレッド部の外傷の抑制を維持しつつ、トレッドセンター部の摩耗を向上させる。
【解決手段】空気入りタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周にスチールコードからなる第一ベルト層が配置され、前記第一ベルト層の外周に、スチールコードからなり、層間で互いにスチールコードを交差させる少なくとも二層の交差ベルト層が配置され、かつ前記第一ベルト層が幅方向の中央域で離間したスプリット構造を有する。前記第一ベルト層の中央のスプリット域、あるいは、前記スプリット域のタイヤ幅方向の位置であって、前記交差ベルト層の外周の領域に、タイヤ周方向に対して傾斜し、互いに交差した有機繊維コードからなる有機繊維補強層が配設されている。
【選択図】 図1
【解決手段】空気入りタイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周にスチールコードからなる第一ベルト層が配置され、前記第一ベルト層の外周に、スチールコードからなり、層間で互いにスチールコードを交差させる少なくとも二層の交差ベルト層が配置され、かつ前記第一ベルト層が幅方向の中央域で離間したスプリット構造を有する。前記第一ベルト層の中央のスプリット域、あるいは、前記スプリット域のタイヤ幅方向の位置であって、前記交差ベルト層の外周の領域に、タイヤ周方向に対して傾斜し、互いに交差した有機繊維コードからなる有機繊維補強層が配設されている。
【選択図】 図1
Description
本発明は空気入りラジアルタイヤに関し、例えば、トレッド部の耐カットチッピング性等の耐外傷性を低下させることなしに耐センター摩耗性を向上させた、特に非舗装路走行用として好適な重荷重用空気入りラジアルタイヤに関する。
重荷重用空気入りラジアルタイヤは重荷重を支持することから非常に高い空気圧を充填する。このため、当該タイヤは、ベルト層として乗用車用タイヤなどに設けられるコード角度が10〜30°のスチールコードからなる耐張力層の他に、タイヤ周方向に対するコード角度が40〜60°のスチールコードからなるベルト強化層をカーカス層の外周に隣接させて配置している。このベルト強化層は、高い空気圧に対してタイヤ幅方向の寸法安定性を確保する役割を有し、タイヤ幅方向の断面曲げ剛性をトレッド接地領域全体において高めることにより耐偏摩耗及び操縦安定性を確保している。
しかしながら、上記ベルト強化層の過大な断面曲げ剛性のため、タイヤの摩耗が進行して行くにしたがって石や突起などの凹凸に追従し難くなり、その応力集中によってクラウン中央域のトレッド部が損傷(カット(cut)/チッピング(chipping)故障)を受け易くなるという問題がある。このため、重荷重用空気入りラジアルタイヤの非舗装路走行におけるトレッド部の損傷を抑制するために、エンベロープ特性を向上させる構造が提案されている。
例えば、トレッド部の耐カットチッピング性を低下させることなしに、繊維コード層に起因して低下していた耐偏摩耗性を向上させる、特に非舗装路走行用として好適な重荷重用空気入りラジアルタイヤが知られている(特許文献1)。
当該タイヤは、トレッド部におけるカーカス層の外周にタイヤ周方向に対するコード角度が40〜75°のスチールコードからなる第一ベルト層を配置し、該第一ベルト層の外周にタイヤ周方向に対するコード角度が10〜30°のスチールコードからなり、層間で互いにコードを交差させる少なくとも二層のベルト層を配置し、かつ前記第一ベルト層を幅方向の中央域で離間させたスプリット構造を有する。その際、第一ベルト層の中央のスプリット域に短繊維をタイヤ周方向に配向させたゴムシート層を配設している。
上記重荷重用空気入りラジアルタイヤは、耐偏摩耗性を向上させ、非舗装路走行用として好適なタイヤであるが、トレッドセンター部の外径成長が、トレッドショルダー部の外径成長に対して大きいため、トレッド部のクラウン形状が凸状になり易い場合がある。このため、トレッドセンター部の摩耗がトレッドショルダー部の摩耗に比べて激しい摩耗形態を呈しやすい。
そこで、本発明は、かかる従来の問題点を解消するために、トレッド部の耐カットチッピング性等のトレッド部の外傷の抑制を維持しつつ、トレッドセンター部の摩耗を向上させる、特に非舗装路走行用として好適な空気入りタイヤを提供する。
本発明の一態様は、トレッド部におけるカーカス層の外周の領域にスチールコードからなる第一ベルト層を配置し、前記第一ベルト層の外周に、スチールコードからなり、層間で互いにコードを交差させる少なくとも二層の交差ベルト層を配置し、かつ前記第一ベルト層をタイヤ幅方向の中央域で離間させたスプリット構造にした空気入りタイヤにおいて、
前記第一ベルト層の中央のスプリット域、あるいは、前記スプリット域における前記交差ベルト層の外周の領域に、タイヤ周方向に対して傾斜し、互いに交差した有機繊維コードからなる有機繊維補強層を配設したことを特徴とする空気入りタイヤである。
前記第一ベルト層の中央のスプリット域、あるいは、前記スプリット域における前記交差ベルト層の外周の領域に、タイヤ周方向に対して傾斜し、互いに交差した有機繊維コードからなる有機繊維補強層を配設したことを特徴とする空気入りタイヤである。
このとき、前記有機繊維補強層の外周に、前記スプリット域を覆うように、100%伸張時モジュラスが4.5〜10.0MPaであるゴム層を配設することが好ましい。
前記ゴム層は、例えば、短繊維入りゴム層であってもよい。
前記ゴム層は、例えば、短繊維入りゴム層であってもよい。
また、前記有機繊維補強層における前記有機繊維コードのコード角度はいずれも、タイヤ周方向に対して5〜45度であり、前記有機繊維コードの交差角度は10〜90度である、ことが好ましい。
また、前記ゴム層の厚さは、前記有機繊維補強層の厚さの2〜5倍である、ことが好ましい。
前記有機繊維補強層は、例えば、タイヤセンターを中心にしてタイヤ幅方向に沿ったトレッド幅の20〜50%の領域に配設される。
また、前記ゴム層の厚さは、前記有機繊維補強層の厚さの2〜5倍である、ことが好ましい。
前記有機繊維補強層は、例えば、タイヤセンターを中心にしてタイヤ幅方向に沿ったトレッド幅の20〜50%の領域に配設される。
上記態様の空気入りタイヤは、トレッド部の耐カットチッピング性等のトレッド部の外傷の抑制を維持しつつ、トレッドセンター部の摩耗を向上させることができる。したがって、非舗装路走行用として好適な空気入りタイヤを提供することができる。
以下、本発明の空気入りタイヤを詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本実施形態の重荷重用空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)10のトレッド部の一部を示す半断面図である。
タイヤ10は、トレッドゴム12と、カーカス層14と、サイドゴム16と、インナーライナー18と、ベルト間ゴム20と、硬質ゴム層22と、ベルト層1B〜5Bと、スプリット域ゴム層24と、を有する。この他に図示されないが、タイヤ10は、ビード、ビードフィラーゴム等を有する。
トレッドゴム12、サイドゴム16、インナーライナー18、ベルト間ゴム20、及びビードフィラーゴムは、周知のゴム部材が用いられるのでその説明は省略する。カーカス層14、及びビードは周知のスチール線材が用いられるのでその説明は省略する。
図1は、本実施形態の重荷重用空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)10のトレッド部の一部を示す半断面図である。
タイヤ10は、トレッドゴム12と、カーカス層14と、サイドゴム16と、インナーライナー18と、ベルト間ゴム20と、硬質ゴム層22と、ベルト層1B〜5Bと、スプリット域ゴム層24と、を有する。この他に図示されないが、タイヤ10は、ビード、ビードフィラーゴム等を有する。
トレッドゴム12、サイドゴム16、インナーライナー18、ベルト間ゴム20、及びビードフィラーゴムは、周知のゴム部材が用いられるのでその説明は省略する。カーカス層14、及びビードは周知のスチール線材が用いられるのでその説明は省略する。
図2は、ベルト層1B〜5Bおよび硬質ゴム層22の配置を説明する図である。ベルト層1B〜5Bは、それぞれタイヤ周方向に対して所定のコード角度を有するスチールコードを有する。
ベルト層1Bは、トレッド部におけるカーカス層14の外周に配置されるスチールコードからなる層である。スチールコードは、タイヤ周方向に対して傾斜した方向に延びるように配置されている。タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心にタイヤ10を回転させたときのタイヤ回転方向をいう。
ベルト層1Bは、タイヤ幅方向の中央域で離間させたスプリット構造を成しており、タイヤセンターCLを中心に左右対称な位置に配置された一対のベルト層で構成される。一対のベルト層の幅は、同じである。ベルト層1Bにおけるスチールコードのタイヤ周方向に対するコード角度は、例えば45〜90°度である。
ベルト層1Bは、トレッド部におけるカーカス層14の外周に配置されるスチールコードからなる層である。スチールコードは、タイヤ周方向に対して傾斜した方向に延びるように配置されている。タイヤ周方向とは、タイヤ回転軸を中心にタイヤ10を回転させたときのタイヤ回転方向をいう。
ベルト層1Bは、タイヤ幅方向の中央域で離間させたスプリット構造を成しており、タイヤセンターCLを中心に左右対称な位置に配置された一対のベルト層で構成される。一対のベルト層の幅は、同じである。ベルト層1Bにおけるスチールコードのタイヤ周方向に対するコード角度は、例えば45〜90°度である。
スプリット構造のベルト層1Bの総幅(スプリット構造の一方のベルト層のショルダー側端から他方のべルト層のショルダー側端までの幅)は、トレッド幅の70〜90%であり、また、スプリット域の幅は、トレッド幅の20〜40%である。トレッド幅とは、タイヤ10を正規リムに組み付け、正規内圧を充填し、無負荷時のトレッドの展開幅をいう。なお、ここでいう正規リムとは、JATMAに規定される「適用リム」、TRAに規定される「Design Rim」、あるいはETRTOに規定される「Measuring Rim」をいう。また、正規内圧とは、JATMAに規定される「最高空気圧」、TRAに規定される「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」の最大値、あるいはETRTOに規定される「INFLATION PRESSURES」をいう。
ベルト層2B,3Bは、スチールコードからなり、層間で互いにコードが交差した交差ベルト層である。ベルト層2B,3Bは、ベルト層1Bの外周に設けられる。ベルト層2B,3Bのスチールコードのコード角度は、いずれもタイヤ周方向に対して例えば、10〜30°である。図2に示す例では、ベルト層2Bのスチールコードのタイヤ周方向に対する傾斜方向は、ベルト層1Bにおける傾斜方向と同じであるが、異なってもよい。ベルト層2Bにおける幅は、例えば、トレッド幅の85〜100%である。ベルト層3Bにおける幅は、例えば、トレッド幅の75〜95%である。なお、本実施形態では、ベルト層2B,3Bを2層の交差ベルトとしたが、交差ベルト層は3層またはそれ以上の層で構成してもよい。
ベルト層4B,5Bは、互いに交差した有機繊維コードからなる有機繊維補強層である。ベルト層4B,5Bは、ベルト層1Bのスプリット域のタイヤ幅方向の領域であって、ベルト層3Bの外周の領域に設けられている。すなわち、タイヤ幅方向のスプリット領域におけるベルト層3Bの外周の領域にベルト層4B,5Bが設けられている。ベルト層4B,5Bの有機繊維コードは、タイヤ周方向に対して異なる方向に傾斜し、コード角度(傾斜角度)は、5〜45°であり、ベルト層4B,5Bの有機繊維コード間の交差角度は、10〜90°であることが好ましい。交差角度が10°より小さい場合、タイヤ製造における加硫工程において、トレッドセンター部へのゴム流入が過大となり、トレッドセンター部の厚さが厚くなる。このため、トレッドの部のクラウン形状が凸状になりトレッドセンター部の摩耗を促進させてしまう。また、クラウンセンター部の発熱の増大により最悪タイヤ破壊に至る場合がある。
一方、交差角度が90度を超える場合、トレッドセンター部における外径成長の抑制が十分でなく耐センター摩耗性が低下する。交差角度は、より好ましくは20〜70°である。ベルト層4B,5Bの幅は、例えば、トレッド幅の20〜50%である。
有機繊維コードは、例えば6−6ナイロン繊維あるいはアラミド繊維が好適に用いられる。有機繊維コードの引張強度は4〜7(g/d)である。
一方、交差角度が90度を超える場合、トレッドセンター部における外径成長の抑制が十分でなく耐センター摩耗性が低下する。交差角度は、より好ましくは20〜70°である。ベルト層4B,5Bの幅は、例えば、トレッド幅の20〜50%である。
有機繊維コードは、例えば6−6ナイロン繊維あるいはアラミド繊維が好適に用いられる。有機繊維コードの引張強度は4〜7(g/d)である。
硬質ゴム層22は、ベルト層5Bの外周にベルト層4B、5Bを覆うように設けられている。すなわち、硬質ゴム層22は、有機繊維補強層の外周に、スプリット域を覆うように設けられている。硬質ゴム層22はモジュラスが高い。硬質ゴム層22の100%伸張時モジュラスは、4.5〜10.0MPaであることが好ましい。100%伸張時モジュラスが4.5MPaより低い場合、トレッドセンター部の外径成長を抑制できず、センター摩耗が発生しやすい。100%伸張時モジュラスが10.0MPaより大きい場合、トレッドセンター部の外径成長は抑制され、センター摩耗は抑制される(耐センター摩耗性は向上する)が、トレッド部の外傷が激しくなる。硬質ゴム層22の100%伸張時モジュラスは6.0〜8.0MPaであることがより好ましい。
硬質ゴム層22の厚さは、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍〜5倍であることが好ましい。硬質ゴム層22の厚さが、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍より薄い場合、耐外傷性が低下し、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの5倍より厚い場合、耐センター摩耗性が低下する。
硬質ゴム層22の厚さは、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍〜5倍であることが好ましい。硬質ゴム層22の厚さが、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍より薄い場合、耐外傷性が低下し、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの5倍より厚い場合、耐センター摩耗性が低下する。
なお、本実施形態では、ベルト層5Bの外周に硬質ゴム層22を設けるが、硬質ゴム層22に代えて短繊維ゴム層を設けてもよい。短繊維ゴム層における短繊維は、タイヤ周方向に配向している。短繊維の材料は特に限定されないが、例えば、ナイロン、ポリビニルアルコール又はレーヨン等の有機繊維が好ましく使用される。
短繊維ゴム層のゴムに配合する短繊維は直径が1〜500μm、長さが0.01〜5.0mmになるように調整する。また、短繊維のゴムへの配合量はゴム100重量部に対して1〜100重量部にするとよい。これにより、トレッド部12の幅方向断面曲げ剛性を適度に低下させると同時にベルト補強作用の低下をバランスよく補う。短繊維の直径が1μm未満であり、また短繊維の長さが0.01mm未満では、 タイヤ周方向の耐張力を充分に得ることができない。また、短繊維の直径が500μmより大きく、また、長さが5.0mmより長い場合、 ゴムと短繊維との境界の面積が大きくなりすぎて複合材としては脆弱となり、セパレーション故障を誘発し易い。
短繊維ゴム層においても、100%伸張時モジュラスが4.5〜10.0MPaであることが好ましい。100%伸張時モジュラスが4.5MPaより低い場合、トレッドセンター部の外径成長が抑制できず、耐センター摩耗性が低下する。100%伸張時モジュラスが10.0MPaより大きい場合、耐センター摩耗性は向上するが、トレッド部の耐外傷性が低下する。短繊維ゴム層の100%伸張時モジュラスは6.0〜8.0MPaであることがより好ましい。
短繊維ゴム層の厚さも、硬質ゴム層22と同様に、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍〜5倍であることが好ましい。短繊維ゴム層の厚さが、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍より薄い場合、耐外傷性が低下し、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの5倍より厚い場合、耐久センター摩耗性が低下する。
短繊維ゴム層の厚さも、硬質ゴム層22と同様に、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍〜5倍であることが好ましい。短繊維ゴム層の厚さが、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの2倍より薄い場合、耐外傷性が低下し、ベルト層4B,5Bの合計の厚さの5倍より厚い場合、耐久センター摩耗性が低下する。
スプリット域ゴム層24は、ベルト層1B間のスプリット域を補充するゴム層である。スプリット域ゴム層24の100%モジュラスは、例えば3〜6(MPa)のゴムが用いられ、厚さは、ベルト層1Bの厚さと同等である。スプリット域ゴム層24の幅は特に限定されないが、ベルト層1Bのスプリット域の幅と同等であるとよい。
タイヤ10は、上記構成により、後述する実施例から明らかなように、トレッド部の耐カットチッピング性等のトレッド部の耐外傷性を維持しつつ、トレッドセンター部の耐摩耗性(耐センター摩耗性)を向上させることができる。
(第2実施形態)
図3は、本実施形態の重荷重用空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)40のトレッド部の一部を示す半断面図である。
タイヤ40は、トレッドゴム42と、カーカス層44と、サイドゴム46と、インナーライナー48と、ベルト間ゴム50と、硬質ゴム層52と、ベルト層1B〜3Bと、を有する。トレッドゴム42、カーカス層44、サイドゴム46、インナーライナー48、ベルト間ゴム50、硬質ゴム層52、および、ベルト層1B〜3Bは、第1実施形態のタイヤ10のトレッドゴム12、カーカス層14、サイドゴム16、インナーライナー18、ベルト間ゴム20、硬質ゴム層22、および、ベルト層1B〜3Bと同じである。この他に図示されないが、タイヤ40は、ビード、ビードフィラー等を有する。タイヤ40は、タイヤ10と異なり、ベルト層4B,5Bを有さないが、ベルト層6B,7Bを有する。したがって、ベルト層6B,7B以外は、タイヤ10と同じ構成であるので、以降では、ベルト層6B,7Bについて説明する。
図3は、本実施形態の重荷重用空気入りラジアルタイヤ(以下、タイヤという)40のトレッド部の一部を示す半断面図である。
タイヤ40は、トレッドゴム42と、カーカス層44と、サイドゴム46と、インナーライナー48と、ベルト間ゴム50と、硬質ゴム層52と、ベルト層1B〜3Bと、を有する。トレッドゴム42、カーカス層44、サイドゴム46、インナーライナー48、ベルト間ゴム50、硬質ゴム層52、および、ベルト層1B〜3Bは、第1実施形態のタイヤ10のトレッドゴム12、カーカス層14、サイドゴム16、インナーライナー18、ベルト間ゴム20、硬質ゴム層22、および、ベルト層1B〜3Bと同じである。この他に図示されないが、タイヤ40は、ビード、ビードフィラー等を有する。タイヤ40は、タイヤ10と異なり、ベルト層4B,5Bを有さないが、ベルト層6B,7Bを有する。したがって、ベルト層6B,7B以外は、タイヤ10と同じ構成であるので、以降では、ベルト層6B,7Bについて説明する。
ベルト層6B,7Bは、ベルト層1Bのスプリット域ゴム層24の代わりにスプリット域に設けられている。ベルト層6B,7Bは、ベルト層4B,5Bと同様に、互いに交差した有機繊維コードからなる有機繊維補強層である。ベルト層6B,7Bの有機繊維コードは、タイヤ周方向に対して異なる方向に傾斜し、コード角度(傾斜角度)は、5〜45°であり、ベルト層6B,7Bの有機繊維コード間の交差角度は、10〜90°であることが好ましい。
交差角度が10°より小さい場合、ベルト層4B,5Bと同様に、トレッドセンター部の厚さが厚くなるため、トレッドの部のクラウン形状が凸状になりトレッドセンター部の摩耗を促進させてしまう。またクラウンセンター部の発熱の増大により最悪タイヤ破壊に至る場合もある。
一方、交差角度が90度を超える場合、トレッドセンター部における外径成長の抑制が十分でなく耐センター摩耗性が低下する。交差角度は、より好ましくは20〜70°である。
有機繊維コードは、例えば6−6ナイロン繊維あるいはアラミド繊維が好適に用いられる。有機繊維コードの引張強度は、4〜7(g/d)である。
交差角度が10°より小さい場合、ベルト層4B,5Bと同様に、トレッドセンター部の厚さが厚くなるため、トレッドの部のクラウン形状が凸状になりトレッドセンター部の摩耗を促進させてしまう。またクラウンセンター部の発熱の増大により最悪タイヤ破壊に至る場合もある。
一方、交差角度が90度を超える場合、トレッドセンター部における外径成長の抑制が十分でなく耐センター摩耗性が低下する。交差角度は、より好ましくは20〜70°である。
有機繊維コードは、例えば6−6ナイロン繊維あるいはアラミド繊維が好適に用いられる。有機繊維コードの引張強度は、4〜7(g/d)である。
このように、タイヤ40では、ベルト層1Bのスプリット域にベルト層6B,7Bが設けられるので、トレッド部の耐カットチッピング性等のトレッド部の耐外傷性を維持しつつ、トレッドセンター部の耐摩耗性を向上させることができる。
(実施例、比較例、従来例)
以下、ベルト層1B〜3B、カーカス層、ビード、トレッドゴム、サイドゴム、インナーライナーゴム層を共通の構成としたタイヤ(サイズ:11R22.5)を作製した(実施例、比較例、従来例)。トレッドパターンはラグパターンとし、ベルトコードはスチールコードである。
以下、ベルト層1B〜3B、カーカス層、ビード、トレッドゴム、サイドゴム、インナーライナーゴム層を共通の構成としたタイヤ(サイズ:11R22.5)を作製した(実施例、比較例、従来例)。トレッドパターンはラグパターンとし、ベルトコードはスチールコードである。
以下、実施例、比較例、従来例におけるベルト層1Bのスプリット域、ベルト層1B、ベルト層2B、ベルト層3B、有機繊維補強層(ベルト層4B,5B、あるいはベルト層6B,7B)の共通の仕様は以下の通りである。
・トレッド部 : 幅225mm
・スプリット域: 幅=60mm、
幅/トレッド幅=27%
・ベルト層1B(左右):幅=55mm、スチールコードのコード角度=60度、スチールコードのワイヤ径=0.85mm
・ベルト層2B: 幅=200mm、スチールコードのコード角度=20度、スチールコードのワイヤ径=1.02mm
・ベルト層3B: 幅=180mm、スチールコードのコード角度=−20度、スチールコードのワイヤ径=1.02mm
・有機繊維補強層: 厚さ=2.2mm、有機繊維コード=1500d/2、有機繊維コードの引張強度=5(g/d)
実施例、比較例、従来例の他の仕様を表1〜4に示す。
・トレッド部 : 幅225mm
・スプリット域: 幅=60mm、
幅/トレッド幅=27%
・ベルト層1B(左右):幅=55mm、スチールコードのコード角度=60度、スチールコードのワイヤ径=0.85mm
・ベルト層2B: 幅=200mm、スチールコードのコード角度=20度、スチールコードのワイヤ径=1.02mm
・ベルト層3B: 幅=180mm、スチールコードのコード角度=−20度、スチールコードのワイヤ径=1.02mm
・有機繊維補強層: 厚さ=2.2mm、有機繊維コード=1500d/2、有機繊維コードの引張強度=5(g/d)
実施例、比較例、従来例の他の仕様を表1〜4に示す。
・実施例1〜6(表1参照)
表1に示す実施例1は、第1実施形態におけるタイヤ10(図1参照)を再現したタイヤであり、有機繊維補強層であるベルト層4B,5Bおよび硬質ゴム層22を有する。
実施例2は、実施例1対比、硬質ゴム層22を有さないタイヤである。
実施例3〜6は、実施例1対比、硬質ゴム層22の100%モジュラスを4.0〜10.5(MPa)の範囲で変化させたタイヤである。
表1に示す実施例1は、第1実施形態におけるタイヤ10(図1参照)を再現したタイヤであり、有機繊維補強層であるベルト層4B,5Bおよび硬質ゴム層22を有する。
実施例2は、実施例1対比、硬質ゴム層22を有さないタイヤである。
実施例3〜6は、実施例1対比、硬質ゴム層22の100%モジュラスを4.0〜10.5(MPa)の範囲で変化させたタイヤである。
・実施例7〜12(表2参照)
表2に示す実施例7〜9は、ベルト層4B,5Bの有機繊維コードの交差角度を6〜94°の範囲で変化させたタイヤである。実施例10〜12は、硬質ゴム層22の厚さを3.3〜12.1mmの範囲で変化させたタイヤである。
表2に示す実施例7〜9は、ベルト層4B,5Bの有機繊維コードの交差角度を6〜94°の範囲で変化させたタイヤである。実施例10〜12は、硬質ゴム層22の厚さを3.3〜12.1mmの範囲で変化させたタイヤである。
・実施例13〜16(表3参照)
実施例13〜15は、有機繊維補強層であるベルト層4B,5Bおよび硬質ゴム層22のモジュラスおよび厚さを様々に変化させたタイヤである。実施例16は、第2実施形態を再現したタイヤ40(図3参照)である。
実施例13〜15は、有機繊維補強層であるベルト層4B,5Bおよび硬質ゴム層22のモジュラスおよび厚さを様々に変化させたタイヤである。実施例16は、第2実施形態を再現したタイヤ40(図3参照)である。
・従来例(表1参照)、比較例1,2(表4参照)
従来例は、ベルト層1B〜3Bを有するが、有機繊維補強層であるベルト層4B,5Bを有さず、かつ、硬質ゴム層22、短繊維ゴム層を有さないタイヤである。
比較例1は、実施例1対比、ベルト層1B〜5Bを有するが、硬質ゴム層22を有さず、ベルト層4B,5Bの有機繊維コードが交差しておらず、タイヤ周方向に対するコード角がいずれも0°である。このタイヤは、特開昭64−1604号公報に記載され、当該公報の第1図に示される重荷重用空気入りラジアルタイヤの構造を有する。
比較例2は、実施例1対比、ベルト層1B〜3Bを有するが、ベルト層4B,5Bを有さず、硬質ゴム層22も有さない。その代わり、スプリット域に短繊維ゴム層を有するタイヤである。このタイヤは、特開2005−263089号公報に記載され、当該公報の図1に示される重荷重用空気入りラジアルタイヤの構造を有する。
従来例は、ベルト層1B〜3Bを有するが、有機繊維補強層であるベルト層4B,5Bを有さず、かつ、硬質ゴム層22、短繊維ゴム層を有さないタイヤである。
比較例1は、実施例1対比、ベルト層1B〜5Bを有するが、硬質ゴム層22を有さず、ベルト層4B,5Bの有機繊維コードが交差しておらず、タイヤ周方向に対するコード角がいずれも0°である。このタイヤは、特開昭64−1604号公報に記載され、当該公報の第1図に示される重荷重用空気入りラジアルタイヤの構造を有する。
比較例2は、実施例1対比、ベルト層1B〜3Bを有するが、ベルト層4B,5Bを有さず、硬質ゴム層22も有さない。その代わり、スプリット域に短繊維ゴム層を有するタイヤである。このタイヤは、特開2005−263089号公報に記載され、当該公報の図1に示される重荷重用空気入りラジアルタイヤの構造を有する。
実施例1〜16、比較例1,2および従来例のタイヤは、いずれも大型ダンプトラック(10トン、3軸車2軸駆動)の駆動軸に装着し、一般路を3万km走行させ、走行後のタイヤのトレッド面を観察し、外傷の範囲および外傷の深さを統合化した数値で評価した。一方、トレッドセンター部における溝の摩耗量とショルダー部における溝の摩耗量の差を数値化して評価した。これらの数値は、いずれも従来例を100として指数化した。耐外傷性の指数における数値が高いほど、外傷の程度あるいは数量が少なく、耐外傷性に優れていることを示し、センター摩耗性の指数における数値が高いほど、トレッドセンター部の摩耗が抑制されることを示す。
表1に示す実施例1,2、さらに、表4に示す実施例1と比較例1,2の比較、さらに、表3に示す実施例13〜15からわかるように、スプリット域のタイヤ幅方向の位置であって、ベルト層3Bの外周の領域に、タイヤ周方向に対して傾斜し、互いに交差した有機繊維コードからなるベルト層4B,5Bを設けることにより、耐外傷性を維持しつつ、センター摩耗を抑制することがわかる。
実施例3〜5からわかるように、ベルト5Bの外周に、スプリット域を覆うように、100%伸張時モジュラスが4.5〜10.0MPaである硬質ゴム層22を設けることが、耐外傷性を略維持しつつ、センター摩耗を抑制する点で、より好ましいことがわかる。
実施例3〜5からわかるように、ベルト5Bの外周に、スプリット域を覆うように、100%伸張時モジュラスが4.5〜10.0MPaである硬質ゴム層22を設けることが、耐外傷性を略維持しつつ、センター摩耗を抑制する点で、より好ましいことがわかる。
表2に示す実施例7〜9からわかるように、ベルト層4B,5Bにおける有機繊維コードのコード角度はいずれも、タイヤ周方向に対して5〜45度であり、交差角度は10〜90度であることが、好ましいことがわかる。
表2に示す実施例10〜12からわかるように、硬質ゴム層22の厚さは、有機繊維補強層の厚さ(ベルト層4B,5Bの合計の厚さ)の2〜5倍であることが、耐外傷性を略維持しつつ、センター摩耗を抑制する点で、好ましいことがわかる。
以上より、本発明の空気入りタイヤの効果は明らかである。
表2に示す実施例10〜12からわかるように、硬質ゴム層22の厚さは、有機繊維補強層の厚さ(ベルト層4B,5Bの合計の厚さ)の2〜5倍であることが、耐外傷性を略維持しつつ、センター摩耗を抑制する点で、好ましいことがわかる。
以上より、本発明の空気入りタイヤの効果は明らかである。
以上、本発明の空気入りタイヤについて詳細に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々の改良や変更をしてもよいのはもちろんである。
10,40 重荷重用空気入りタイヤ
12,42 トレッドゴム
14,44 カーカス層
16,46 サイドゴム
18,48 インナーライナー
20,50 ベルト間ゴム
22,52 硬質ゴム層
24 スプリット域ゴム層
1B〜7B ベルト層
12,42 トレッドゴム
14,44 カーカス層
16,46 サイドゴム
18,48 インナーライナー
20,50 ベルト間ゴム
22,52 硬質ゴム層
24 スプリット域ゴム層
1B〜7B ベルト層
Claims (6)
- トレッド部におけるカーカス層の外周の領域にスチールコードからなる第一ベルト層を配置し、前記第一ベルト層の外周に、スチールコードからなり、層間で互いにコードを交差させる少なくとも二層の交差ベルト層を配置し、かつ前記第一ベルト層をタイヤ幅方向の中央域で離間させたスプリット構造にした空気入りタイヤにおいて、
前記第一ベルト層の中央のスプリット域、あるいは、タイヤ幅方向の前記スプリット域における前記交差ベルト層の外周の領域に、タイヤ周方向に対して傾斜し、互いに交差した有機繊維コードを有する有機繊維補強層を配設したことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記有機繊維補強層の外周に、前記スプリット域を覆うように、100%伸張時モジュラスが4.5〜10.0MPaであるゴム層を配設した、請求項1に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ゴム層は、短繊維入りゴム層である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。
- 前記ゴム層の厚さは、前記有機繊維補強層の厚さの2〜5倍である、請求項2または3に記載の空気入りタイヤ。
- 前記有機繊維補強層における前記有機繊維コードのコード角度はいずれも、タイヤ周方向に対して5〜45度であり、前記有機繊維コードの交差角度は10〜90度である、請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
- 前記有機繊維補強層は、タイヤセンターを中心にしてタイヤ幅方向に沿ったトレッド幅の20〜50%の領域に配設される、請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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-
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- 2010-03-05 JP JP2010048691A patent/JP2011183857A/ja active Pending
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