JP2011182110A - 電子機器及び通信制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】 デバイス間の不要な接続を抑制できる電子機器を実現する。
【解決手段】 接続要求受信部201は、近接無線通信デバイス104と近接状態にある外部デバイスから接続要求信号を受信する。受信間隔測定部203は、切断要求信号に応じて外部デバイスとの接続が解除されてから、接続要求信号が受信されない非受信期間を測定する。接続制御部204は、非受信期間がしきい値期間以上継続するまで外部デバイスとの接続の確立を抑制し、非受信期間がしきい値期間以上継続した後に接続要求信号が受信されたことに応答して外部デバイスとの接続の確立を許可する。
【選択図】図4
【解決手段】 接続要求受信部201は、近接無線通信デバイス104と近接状態にある外部デバイスから接続要求信号を受信する。受信間隔測定部203は、切断要求信号に応じて外部デバイスとの接続が解除されてから、接続要求信号が受信されない非受信期間を測定する。接続制御部204は、非受信期間がしきい値期間以上継続するまで外部デバイスとの接続の確立を抑制し、非受信期間がしきい値期間以上継続した後に接続要求信号が受信されたことに応答して外部デバイスとの接続の確立を許可する。
【選択図】図4
Description
本発明は、近接無線通信を実行する電子機器及び該機器に適用される通信制御方法に関する。
近年、ICカード、携帯電話機等においては、NFCのような無線通信が利用され始めている。ユーザは、ICカード又は携帯電話をホスト装置のリーダ/ライタ部にかざすといった操作を行うだけで、認証、課金等のための通信を容易に行うことができる。
特許文献1には、コンベア上を移動する移動体が通信可能範囲にある期間中に、一度だけデータ通信を実行する通信方式が開示されている。この通信方式では、移動体に存在確認信号を送信し、該信号に応答する移動体からのレスポンスに基づいて、移動体が通信可能範囲内にあるか否かを検出することができる。
ところで、近接無線通信方式では、デバイス同士を近づけるだけで自動的にサービスの実行を開始したいという要求がある。デバイス同士を近づけて自動的にサービスの実行を開始する場合、例えば、携帯電話機をパーソナルコンピュータに近づけるだけで、携帯電話機に保存されたデータとパーソナルコンピュータに格納されている当該データのバックアップとを同期させるといった機能を実現することができる。そのため、近接無線通信方式では、デバイス間の近接状態が検出されると、自動的にデバイス間の接続を確立する。
しかし、サービスの実行が完了し、デバイス間の接続が解除された後、デバイス同士が近接状態で放置されている場合には、再度、デバイス間の接続が確立されてしまう可能性がある。デバイス間の接続が確立されたとき、デバイス間で実行すべきサービスの実行が完了している場合には、再度、デバイス間の接続を解除する処理が実行される。したがって、近接状態で放置されているデバイス間では、サービスの実行が完了したにも関わらず、デバイス間の接続と解除とが繰り返し行われる可能性がある。
本発明は上述の事情を考慮してなされたものであり、デバイス間の不要な接続を抑制できる電子機器及び通信制御方法を提供することを目的とする。
上述の課題を解決するため、本発明の電子機器は、近接無線通信を実行する通信モジュールと、前記通信モジュールと近接状態にある外部デバイスから接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、前記接続要求信号が受信されたことに応答して、前記外部デバイスとの接続を確立する接続確立手段と、前記外部デバイスに切断要求信号を送信する切断要求送信手段と、前記切断要求信号に応じて前記外部デバイスとの接続が解除されてから前記接続要求信号の非受信期間がしきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可する接続制御手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、デバイス間の不要な接続を抑制できる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を示している。この電子機器は、例えば、携帯機器(例えば、携帯電話機、PDA、オーディオプレーヤ、補助記憶媒体等)、パーソナルコンピュータ、又はコンシューマ機器(例えば、TV、ビデオレコーダ等)として実現される。この電子機器は近接無線通信を実行する通信モジュールを備えており、近接無線通信機能を有する他のデバイス(外部デバイス)との無線接続を確立し、そして外部デバイスとの近接無線通信をピアツーピア形式で実行する。
図1は、本発明の一実施形態に係る電子機器の構成を示している。この電子機器は、例えば、携帯機器(例えば、携帯電話機、PDA、オーディオプレーヤ、補助記憶媒体等)、パーソナルコンピュータ、又はコンシューマ機器(例えば、TV、ビデオレコーダ等)として実現される。この電子機器は近接無線通信を実行する通信モジュールを備えており、近接無線通信機能を有する他のデバイス(外部デバイス)との無線接続を確立し、そして外部デバイスとの近接無線通信をピアツーピア形式で実行する。
この電子機器10は、システム制御部101、ROM102、RAM103、近接無線通信デバイス104、電源制御部105、ACアダプタ106、バッテリ107、及び記憶装置108を備える。
システム制御部101は、電子機器10内の各部の動作を制御する。システム制御部101は、CPU101aを備え、ROM102、RAM103、近接無線通信デバイス104、電源制御部105、及び記憶装置108に接続される。
CPU101aは、ROM102に格納された命令群及びデータをRAM103へロードし、必要な処理を実行するプロセッサである。RAM103には、近接無線通信を制御するための近接無線通信制御プログラム103aがロードされている。CPU101aは、RAM103にロードされた近接無線通信制御プログラム103aを実行して、近接無線通信デバイス104を制御する。
近接無線通信デバイス104は、近接無線通信を実行する通信モジュールである。近接無線通信デバイス104は、近接無線通信デバイス104から所定の距離内に存在する、近接無線通信機能を有する他のデバイス(外部デバイス)との無線接続を確立し、そしてファイルのようなデータの伝送を開始する。近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間の近接無線通信は、ピアツーピア形式で実行される。通信可能距離は例えば3cmである。近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間の無線接続は、近接無線通信デバイス104と外部デバイスとが近接状態である場合、つまり近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間の距離が通信可能距離(例えば3cm)以内に接近した場合に可能となる。近接無線通信デバイス104と外部デバイスとが通信可能距離以内に接近した時、近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間の無線接続が確立される。そして、例えば、外部デバイスは、記憶装置108内の所定の記憶領域へアクセスし、所定の記憶領域からのデータファイルの読み出しや、所定の記憶領域へのデータファイルの書き込み等によるデータの伝送が、近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間で実行される。
近接無線通信においては、誘導電界が用いられる。近接無線通信方式としては、例えばTransferJetを使用し得る。TransferJetは、UWBを利用した近接無線通信方式であり、高速データ転送を実現することができる。
近接無線通信デバイス104はアンテナ104bに接続されている。アンテナ104bはカプラと称される電極であり、誘導電界を用いた無線信号により、外部デバイスに対するデータの送受信を行う。外部デバイスがアンテナ104bから通信可能距離(例えば3cm)以内の範囲内に接近した場合、近接無線通信デバイス104及び外部デバイスそれぞれのアンテナ(カプラ)間が誘導電界によって結合され、これによって近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間の無線通信が実行可能となる。なお、近接無線通信デバイス104及びアンテナ104bは、一つのモジュールとして実現し得る。
電源制御部105は、ACアダプタ106を介して外部から供給される電力、又はバッテリ107から供給される電力を用いて、電子機器10内の各部に電力を供給する。換言すれば、電子機器10は、AC商用電源のような外部電源、又はバッテリ107によって駆動される。ACアダプタ106は電子機器10内に設けることもできる。
図2には、2つのデバイス間で実行される近接無線通信の様子が示されている。
ここでは、デバイスAが携帯電話から構成され、デバイスBがポータブルコンピュータから構成されている場合を想定する。ユーザは、例えば、デバイスAをデバイスBに近接させるという操作(タッチ操作)を行うことにより、デバイスA,B間のデータ転送を開始させることができる。デバイスA,B間のデータ転送は、デバイスA,Bが互いに近接したことをトリガに実行される。
ここでは、デバイスAが携帯電話から構成され、デバイスBがポータブルコンピュータから構成されている場合を想定する。ユーザは、例えば、デバイスAをデバイスBに近接させるという操作(タッチ操作)を行うことにより、デバイスA,B間のデータ転送を開始させることができる。デバイスA,B間のデータ転送は、デバイスA,Bが互いに近接したことをトリガに実行される。
図3は、近接無線通信デバイス104を用いて実行される近接無線通信を制御するためのソフトウェアアーキテクチャを示す。
図3のソフトウェアアーキテクチャは近接無線通信を制御するためのプロトコルスタックの階層構造を示している。プロトコルスタックは、物理層(PHY)、コネクション層(CNL)、プロトコル変換層(PCL)、アプリケーション層から構成されている。例えば、コネクション層(CNL)、プロトコル変換層(PCL)、アプリケーション層は通信制御プログラム103aによって実現し得る。
物理層(PHY)は物理的なデータ転送を制御する層であり、OSI参照モデル内の物理層に対応する。物理層(PHY)の一部の機能又は全ての機能は、近接無線通信デバイス104内のハードウェアを用いて実現することもできる。
物理層(PHY)はコネクション層(CNL)からのデータを無線信号に変換する。コネクション層(CNL)はOSI参照モデル内のデータリンク層、ネットワーク層及びトランスポート層に対応しており、近接状態に設定されている近接無線通信デバイス104と外部デバイスとの間の接続(CNL接続)を確立し、データを伝送する処理を実行する。
プロトコル変換層(PCL)は、OSI参照モデル内のセッション層及びプレゼンテーション層に対応しており、アプリケーション層と、デバイスA,B間の接続の確立及び解除を制御するためのコネクション層(CNL)との間に位置する。プロトコル変換層(PCL)は、アプリケーション層内の各アプリケーション(通信プログラム)の管理と、セッション制御とを実行する。セッションは、電子機器10のアプリケーション層と外部デバイスのアプリケーション層との間の通信路に相当する。
アプリケーション層は、各種アプリケーションプロトコル(例えば、SCSI、OBEX、他の汎用プロトコル等)に対応した各種通信プログラム(アプリケーション)を含む。本実施形態の近接無線通信制御プログラム103aは、コネクション層(CNL)に対応する機能を有する。なお、通信制御プログラム103aは、プロトコル変換層(PCL)及びアプリケーション層に対応する機能を有してもよい。
図4は、近接無線通信制御プログラム103aの構成を示す。通信制御プログラム103aは、接続要求受信部201、接続応答送信部202、受信間隔測定部203、接続制御部204、接続確立部205、接続解除部206、通信部207、切断応答受信部208、及び切断要求送信部209等を備える。
接続要求受信部201は、近接状態にある外部デバイスから送信される接続要求信号を受信する。具体的には、接続要求受信部201は、近接無線通信デバイス104に設けられたアンテナ104bを介して、外部デバイスから接続要求信号を受信する。接続要求受信部201は、受信した接続要求信号を受信間隔測定部203と接続制御部204とに出力する。
接続応答送信部202は、接続要求信号に応答する接続応答信号を外部デバイスに送信する。具体的には、接続応答送信部202は、接続要求信号に応答して外部デバイスとの接続が確立される際、すなわち、接続確立部205によって電子機器10と外部デバイスとの間の接続を確立する処理が実行される際に、近接無線通信デバイス104に設けられたアンテナ104bを介して、外部デバイスに接続応答信号を送信する。外部デバイスは、接続応答送信部202によって送信された接続応答信号を受信することにより、電子機器10との接続を確立する。
切断要求送信部209は、外部デバイスとのデータ通信が完了した際に、外部デバイスに切断要求信号を送信する。具体的には、切断要求送信部209は、外部デバイスとのデータ通信が完了した際、接続解除部206によって電子機器10と外部デバイスとの間の接続を解除するために、近接無線通信デバイス104に設けられたアンテナ104bを介して、外部デバイスに切断要求信号を送信する。
切断応答受信部208は、外部デバイスから切断要求信号に応答して送信される切断応答信号を受信する。切断応答受信部208は、受信した切断応答信号を受信間隔測定部203と接続解除部206とに出力する。
受信間隔測定部203は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除されてから接続要求信号が受信されない期間を示す非受信期間を測定する。非受信期間は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除されてから、最初に接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第1期間、及び電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後、第1の接続要求信号が受信されてから、第1の接続要求信号に後続する第2の接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第2期間を含む。
したがって、受信間隔測定部203は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除されてから、最初に接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第1期間を測定する。受信間隔測定部203は、例えば、切断応答受信部208によって切断応答信号が受信されてから、最初に接続要求受信部201によって接続要求信号が受信されるまでの期間を第1期間として算出する。
また、受信間隔測定部203は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後、第1の接続要求信号が受信されてから、第1の接続要求信号に後続する第2の接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第2期間を測定する。受信間隔測定部203は、例えば、切断応答受信部208によって切断応答信号が受信された後、接続要求受信部201によって第1の接続要求信号が受信されてから、後続する第2の接続要求信号が受信されるまでの期間を第2期間として算出する。受信間隔測定部203は、測定した第1期間又は第2期間を接続制御部204に出力する。
接続制御部204は、切断要求信号に応じて外部デバイスとの接続が解除されてから接続要求信号の非受信期間がしきい値期間以上継続するまで外部デバイスとの接続の確立を抑制し、非受信期間がしきい値期間以上継続した後に接続要求信号が受信されたことに応答して外部デバイスとの接続の確立を許可する。具体的には、接続制御部204は、受信間隔測定部203によって出力された第1期間又は第2期間に基づいて、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立の許可又は抑制(禁止)を制御する。接続制御部204は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後に、ユーザが、電子機器10と外部デバイスとを近接状態に放置しているのか、それとも、電子機器10と外部デバイスとを一旦離した後に(すなわち、電子機器10と外部デバイスとの近接状態を解除した後に)、再度近接させる操作(再タッチ操作)を行ったのかを、第1期間又は第2期間に基づいて判定する。つまり、接続制御部204は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後にも、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持されている場合、電子機器10と外部デバイスとが単に近接状態で放置されているのか、それとも、ユーザが意図して再タッチ操作を行ったことによって、近接状態に維持されているのかを判定する。そして、接続制御部204は、電子機器10と外部デバイスとが単に近接状態で放置されている場合には、電子機器10と外部デバイスとの間の再接続の確立を抑制する。また、接続制御部204は、ユーザが再タッチ操作を行って、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持されている場合には、電子機器10と外部デバイスとの間の再接続の確立を許可する。
接続制御部204は、第1期間がしきい値(例えば、1〜2秒)未満である場合、又は第2期間がしきい値未満である場合、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立を抑制する。具体的には、接続制御部204は、第1期間がしきい値未満である場合、又は第2期間がしきい値未満である場合、接続要求受信部201によって受信された接続要求信号を破棄することにより、接続確立部205に電子機器10と外部デバイスとの間の接続を確立する処理を実行させないように制御する。なお、接続要求受信部201によって受信された接続要求信号を破棄する代わりに、接続要求信号に対して対接続応答信号を送信しないことで、接続確立部205に電子機器10と外部デバイスとの間の接続を確立する処理を実行させないように制御するようにしても良い。また、接続制御部204は、第1期間がしきい値以上である場合、又は第2期間がしきい値以上である場合、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立を許可する。具体的には、接続制御部204は、第1期間がしきい値以上である場合、又は第2期間がしきい値以上である場合、接続要求受信部201によって受信された接続要求信号を接続確立部205に出力し、接続確立部205に電子機器10と外部デバイスとの間の接続を確立する処理を実行させるように制御する。なお、このしきい値には、ユーザが意図的に再タッチ操作を行ったか否かを判定するために、ユーザが再タッチ操作を行うために要すると想定される期間(例えば、1〜2秒)が設定される。また、接続制御部204は、第2期間のみに基づいて、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立の許可又は抑制(禁止)を制御してもよい。これは例えば、ユーザが、接続が解除された後すぐに、電子機器10を外部デバイスから離そうとする操作を行ったとしても、例えばμsecオーダーで外部デバイスから送信される接続要求信号は、しきい値未満の期間に、電子機器10に受信されることが想定されるためである。つまり、このような場合には、第1期間がしきい値未満である可能性が非常に高いため、接続制御部204は、第2期間のみに基づいて、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立の許可又は抑制(禁止)を制御することができる。
接続確立部205は、接続制御部204による制御(制御信号)に応じて、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を確立する。接続確立部205は、接続応答送信部202に対して、外部デバイスに接続応答信号を送信するよう通知する。接続確立部205は、さらに、外部デバイスとの接続が確立されたことを通信部207に通知する。
通信部207は、接続確立部205によって外部デバイスとの接続が確立されたことに応答して、外部デバイスとのデータ通信を実行する。通信部207は、外部デバイスとのデータ通信が完了したことに応答して、接続解除部206にデータ通信が完了した旨を通知する。
接続解除部206は、通信部207からのデータ通信が完了した旨を示す通知に応答して、外部デバイスとの接続を解除(切断)する。接続解除部206は、切断要求送信部209に対して、外部デバイスに切断要求信号を送信するように通知する。接続解除部206は、切断応答受信部208によって受信された、外部デバイスからの切断応答信号に応答して、外部デバイスとの接続を切断する処理を完了する。また、接続解除部206は、外部デバイスとの接続が切断されたことを接続制御部204に通知する。
以上の構成により、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が切断された後に、電子機器10と外部デバイスとの間で不要な接続(再接続)が確立されることを抑制できる。また、通信制御プログラム103aは、ユーザが意図して再タッチ操作を行った場合には、タイムラグなく、電子機器10と外部デバイスとの間の再接続を確立することができる。通信制御プログラム103aは、例えば、図5から図9を参照して後述するシーケンスのように、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を制御する。
なお、接続制御部204は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が切断された後の所定の期間には、電子機器10と外部デバイスとを離す操作が行われる可能性があることを想定して、受信される接続要求信号を無視(接続要求信号を破棄すること、または接続要求信号に対して対接続応答信号を送信しないことをいう)する処理を行ってもよい。その場合、接続制御部204は、接続が切断された後の所定の期間内(例えば、1〜2秒間)に受信された、外部デバイスからの接続要求信号を無視し、外部デバイスとの再接続の確立を抑制する。そして、接続制御部204は、さらに継続して(例えば、μsecオーダーで)、外部デバイスからの接続要求信号が受信される場合には、その接続要求信号を無視し、外部デバイスとの再接続の確立を抑制する。また、接続制御部204は、所定の期間内に受信された、外部デバイスからの接続要求信号を無視した後に、接続要求信号の非受信期間がしきい値期間以上継続するまで外部デバイスとの接続の確立を抑制し、非受信期間がしきい値期間以上継続した後に接続要求信号が受信されたことに応答して外部デバイスとの接続の確立を許可する。具体的には、接続が切断されてから所定の期間内に受信された、外部デバイスからの接続要求信号を無視した後に、外部デバイスから第1の接続要求信号を受信してから、第1の接続要求信号に後続する第2の接続要求信号を受信するまでの時間(第2期間)がしきい値(例えば、1〜2秒)以上である場合、接続制御部204は、電子機器10と外部デバイスとの再接続の確立を許可する。
図5は、電子機器10と外部デバイスとの間の接続シーケンスの例を示す。外部デバイスは、例えばパーソナルコンピュータである。
まず、外部デバイスは、接続要求信号C−Reqを送信する(S11)。外部デバイスは、送信した接続要求信号C−Reqに対する接続応答信号C−ACKが受信されない場合には、再度、接続要求信号C−Reqを送信する(S12)。外部デバイスは、S11及びS12に示すように、接続要求信号C−Reqを所定時間毎に(例えば、μsecオーダーで)送信する。
電子機器10(図5中、デバイス)は、外部デバイスに近接して、接続要求信号C−Reqを受信したとき、接続応答信号C−ACKを外部デバイスに返信する(S13)。外部デバイスは、接続応答信号C−ACKを受信したことに応答して、接続を確立する処理を開始する。
電子機器10と外部デバイスとは、接続が確立されたことに応答して、データ通信を実行する(S14)。データ通信は、例えば、ファイルの伝送である。電子機器10は、データ通信が完了したことに応答して、切断要求信号C−Relを外部デバイスに送信する(S15)。外部デバイスは、切断要求信号C−Relを受信した際には、切断応答信号ACKを電子機器10に送信する(S16)。そして、電子機器10は、切断応答信号ACKを受信したことに応答して、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理を完了する。
次いで、外部デバイスは、接続要求信号C−Reqを送信する(S17)。電子機器10がこの接続要求信号C−Reqを受信した際には、上述のS12からS16に示したようなデバイス間の接続の確立、データ通信、及び接続の解除が再度実行される。
上述のように、外部デバイスは、電子機器10が近接状態となったことに応じて、電子機器10と外部デバイスとの接続を確立できるように、所定時間毎に接続要求信号を送信する。電子機器10は、近接状態にある外部デバイスからの接続要求信号を受信することで、通信可能な外部デバイスを検出する。そして、電子機器10は、接続要求信号に応答する接続応答信号を外部デバイスに送信することで、外部デバイスとの接続を確立することができる。
外部デバイスは、所定の時間毎に接続要求信号を送信し、したがって、電子機器10との接続が解除された後にも、接続要求信号を送信し続ける。電子機器10と外部デバイスとを離す操作が行われた場合には、接続要求信号が電子機器10に到達しないため、不要な再接続は確立されない。しかし、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後に、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持(放置)されている場合、電子機器10は、必要なデータ通信が完了したにも関わらず、外部デバイスからの接続要求信号に応答して、接続応答信号を送信する。このため、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後に、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持されている場合、電子機器10と外部デバイスとの間で不要な接続が確立される可能性がある。例えば、ユーザは、携帯電話機である電子機器10内に保存されたファイルを、パーソナルコンピュータである外部デバイスに転送してバックアップを取る際に、その転送処理に、例えば数分程度の時間を要するときには、パーソナルコンピュータに設けられた通信位置上に携帯電話機を置いた状態(近接状態)で他の作業等を行うことが想定される。そのような場合には、転送処理(データ通信)が完了した後にも、パーソナルコンピュータ上に携帯電話機が放置され、パーソナルコンピュータと携帯電話機との近接状態が維持されることにより、デバイス間で不要な接続が確立される可能性がある。
このような不要な接続が確立された場合、実行すべきデータ通信は完了しているため、再度、接続が解除される。つまり、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持されている場合、実行すべきデータ通信が完了したにも関わらず、デバイス間の接続の確立と解除とが繰り返し実行される可能性がある。また、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後に、単に一定期間だけ再接続を禁止する方法では、その期間が短い場合には、やはり不要な再接続が確立される可能性がある。しかし、その期間を長く設定した場合には、ユーザが再度接続しようとしているにも関わらず、接続を確立することができない可能性がある。そのため、本実施形態の近接無線通信制御プログラム103aは、上述のように、外部デバイスから電子機器10に送信される接続要求信号が途切れた期間の長さに応じて、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後の再接続の確立を制御する。すなわち、通信制御プログラム103aは、切断要求信号に応じて外部デバイスとの接続が解除されてから接続要求信号の非受信期間(接続要求信号が途切れた期間)がしきい値期間以上継続するまで外部デバイスとの接続の確立を抑制(禁止)し、非受信期間がしきい値期間以上継続した後に接続要求信号が受信されたことに応答して外部デバイスとの接続の確立を許可する。
図6から図9は、電子機器10(デバイス)と外部デバイスとの間の再接続を制御するシーケンスの例を示す。図6から図9に示す例では、電子機器10と外部デバイスとの間で接続が確立され、実行すべきデータ通信が完了していることを想定する。
図6に示す例では、まず、電子機器10は、切断要求信号C−Relを外部デバイスに送信する(S21)。外部デバイスは、電子機器10から送信された切断要求信号C−Relに応答して、切断応答信号ACKを電子機器10に送信する(S22)。電子機器10は、外部デバイスから切断応答信号ACKを受信したことに応答して、外部デバイスとの接続を切断する処理を完了する。
切断が完了してから、外部デバイスが新たな接続要求信号C−Reqを送信するまでの時間がしきい値b以上である場合(S23)、換言すると、切断が完了した後、接続要求信号C−Reqがしきい値bだけ途切れた後に、電子機器10が新たな接続要求信号C−Reqを受信した場合、電子機器10は、受信した接続要求信号C−Reqに応答して、接続応答信号C−ACKを外部デバイスに送信する(S24)。つまり、切断が完了してから新たな接続要求信号C−Reqを受信するまでの時間がしきい値b以上である場合に、電子機器10(通信制御プログラム103a)は、外部デバイスとの接続(再接続)の確立を許可する。
次いで、図7に示す例では、まず、電子機器10は、切断要求信号C−Relを外部デバイスに送信する(S31)。外部デバイスは、電子機器10から送信された切断要求信号C−Relに応答して、切断応答信号ACKを電子機器10に送信する(S32)。電子機器10は、外部デバイスから切断応答信号ACKを受信したことに応答して、外部デバイスとの接続を切断する処理を完了する。
切断が完了してから、外部デバイスが新たな接続要求信号C−Reqを送信するまでの時間がしきい値b未満である場合(S33)、換言すると、切断が完了した後、接続要求信号C−Reqがしきい値bだけ途切れる前に、電子機器10が新たな接続要求信号C−Reqを受信した場合、電子機器10は、受信した接続要求信号C−Reqを破棄し(または接続要求信号C−Reqに対して対接続応答信号C−ACKを送信せず)、外部デバイスとの接続(再接続)の確立を許可しない。つまり、切断が完了してから接続要求信号C−Req(S33)を受信するまでの時間がしきい値b未満である場合、電子機器10(通信制御プログラム103a)は、外部デバイスとの再接続を抑制するように近接無線通信デバイス104等を制御する。
次いで、S33に示す接続要求信号C−Reqを受信してから、後続する接続要求信号C−Reqを受信するまでの時間がしきい値b未満である場合(S34)、すなわち、接続要求信号C−Reqがしきい値bだけ途切れない場合、電子機器10は、受信した接続要求信号C−Reqを破棄し(または接続要求信号C−Reqに対して対接続応答信号C−ACKを送信せず)、外部デバイスとの接続(再接続)の確立を許可しない。つまり、接続要求信号C−Reqを受信(S33)してから、後続する接続要求信号C−Reqを受信(S34)するまでの時間がしきい値b未満である場合、電子機器10(通信制御プログラム103a)は、外部デバイスとの再接続を抑制するように近接無線通信デバイス104等を制御する。
そして、S34に示す接続要求信号C−Reqを受信してから、後続する接続要求信号C−Reqを受信するまでの時間がしきい値b以上である場合(S35)、換言すると、接続要求信号C−Reqがしきい値bだけ途切れた場合、電子機器10は、外部デバイスとの接続(再接続)の確立を許可する。したがって、電子機器10は、受信した接続要求信号C−Reqに応答して、外部デバイスに接続応答信号C−ACKを送信する(S36)。つまり、接続要求信号C−Reqを受信(S34)してから、後続する接続要求信号C−Reqを受信(S35)するまでの時間がしきい値b以上である場合、電子機器10(通信制御プログラム103a)は、外部デバイスとの再接続を確立するように近接無線通信デバイス104等を制御する。
外部デバイスは、電子機器10から送信された接続応答信号C−ACKに応答して、電子機器10との接続を確立する処理を開始する。
また、図8に示す例では、まず、電子機器10は、切断要求信号C−Relを外部デバイスに送信する(S41)。外部デバイスは、電子機器10から送信された切断要求信号C−Relに応答して、切断応答信号ACKを電子機器10に送信する(S42)。電子機器10は、外部デバイスから切断応答信号ACKを受信したことに応答して、外部デバイスとの接続を切断する処理を完了する。
切断が完了した後、しきい値aに対応する時間だけ、電子機器10は、受信する接続要求信号C−Reqを無視する(S43,S44,S45)。つまり、切断が完了した後のしきい値aに対応する期間内では、電子機器10は、受信する接続要求信号C−Reqを破棄し(または接続要求信号C−Reqに対して対接続応答信号C−ACKを送信せず)、外部デバイスとの接続(再接続)を確立する処理を実行しない。
さらに、電子機器10は、しきい値aに対応する時間だけ接続要求信号C−Reqを無視した後、継続して受信する接続要求信号C−Reqを無視する(S46,S47,S48)。具体的には、しきい値aに対応する時間だけ接続要求信号C−Reqを無視した後、さらに、接続要求信号C−Reqを受信する間隔を測定し、所定の期間毎に(例えばμsecオーダーで)接続要求信号C−Reqを受信するとき、即ち接続要求信号C−Reqの受信間隔が所定時間以下であるとき、電子機器10は、受信する接続要求信号C−Reqを破棄し(または接続要求信号C−Reqに対して対接続応答信号C−ACKを送信せず)、外部デバイスとの接続(再接続)を確立する処理を実行しない。つまり、S43からS48に示す接続要求信号C−Reqの各々を受信したとき、換言すると、切断を完了してから継続して接続要求信号C−Reqを受信したときには、電子機器10(通信制御プログラム103a)は、外部デバイスとの再接続を抑制するように近接無線通信デバイス104等を制御する。
次いで、S48に示す接続要求信号C−Reqを受信してから、後続する接続要求信号C−Reqを受信するまでの時間がしきい値b以上である場合(S49)、換言すると、接続要求信号C−Reqがしきい値bだけ途切れた場合、電子機器10は、外部デバイスとの接続(再接続)の確立を許可する。したがって、電子機器10は、受信した接続要求信号C−Reqに応答して、外部デバイスに接続応答信号C−ACKを送信する(S50)。つまり、接続要求信号C−Reqを受信(S48)してから、後続する接続要求信号C−Reqを受信(S49)するまでの時間がしきい値b以上である場合、電子機器10(通信制御プログラム103a)は、外部デバイスとの再接続を確立するように近接無線通信デバイス104等を制御する。
外部デバイスは、電子機器10から送信された接続応答信号C−ACKに応答して、電子機器10との接続を確立する処理を開始する。
また、図6から図8では、始めに電子機器10から外部デバイスに切断要求信号C−Relが送信される例を示したが、図9に示す例では、まず、外部デバイスから電子機器10に切断要求信号C−Relが送信される(S51)。電子機器10は、外部デバイスからの切断要求信号C−Relを受信したことに応答して、切断応答信号ACKを外部デバイスに送信する(S52)。外部デバイスは、電子機器10から切断応答信号ACKを受信したことに応答して、電子機器10との接続を切断する処理を完了する。なお、これは、切断応答受信部208及び切断要求送信部209に、切断要求信号を受信する機能と切断応答信号を送信する機能とを持たせることによって実現することができる。
上述のように、外部デバイスから電子機器10に切断要求信号C−Relが送信される場合にも、通信制御プログラム103aは、図8に示す例のようにデバイス間の接続(再接続)を制御する処理を実行する。したがって、図9のS53からS60に示すシーケンスは、図8のS43からS50に示すシーケンスと同様に処理される。
図10のフローチャートは、近接無線通信制御プログラム103aによって実行される接続処理の手順の例を示す。通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間でデータ通信を実行するため、デバイス間の接続の確立及び解除を制御する。
まず、通信制御プログラム103aは、外部デバイスから接続を要求する接続要求信号が受信されたか否かを判定する(ステップS101)。具体的には、通信制御プログラム103aは、近接無線通信デバイス104(アンテナ104b)を介して、近接する外部デバイスからの接続要求信号が受信されたか否かを判定する。外部デバイスは、例えば所定の時間毎(例えば、μsecオーダー)に接続要求信号を送信する。接続要求信号が受信されていない場合(ステップS101のNO)、通信制御プログラム103aは、再度、ステップS101の処理を実行する。
接続要求信号が受信された場合(ステップS101のYES)、通信制御プログラム103aは、該接続要求信号に応答して、外部デバイスに接続応答信号を送信する(ステップS102)。これにより、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が確立される。
次いで、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間でデータ通信を実行する(ステップS103)。このデータ通信は、例えば、ファイルの伝送である。そして、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間のデータ通信が完了したか否かを判定する(ステップS104)。データ通信が完了していない場合(ステップS104のNO)、通信制御プログラム103aは、ステップS103の処理に戻り、さらにデータ通信を実行する。
一方、データ通信が完了している場合(ステップS104のYES)、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスと間の接続の切断(解除)を要求する切断要求信号を、外部デバイスに送信する(ステップS105)。そして、通信制御プログラム103aは、該切断要求信号に応答する切断応答信号が外部デバイスから受信されたか否かを判定する(ステップS106)。切断応答信号が受信されていない場合(ステップS106のNO)、通信制御プログラム103aは、ステップS105の処理に戻り、再度、切断要求信号を送信する。なお、通信制御プログラム103aは、切断要求信号を再送信する代わりに、所定の時間だけ待った後、再度、切断応答信号が受信されたか否かを判定してもよい。
切断応答信号が受信された場合(ステップS106のYES)、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理を実行する(ステップS107)。そして、通信制御プログラム103aは、ステップS101以降の処理を繰り返す。すなわち、通信制御プログラム103aは、外部デバイスとの接続の確立、データ通信、及び接続の解除を繰り返し実行する。
以上の処理により、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間でデータ通信を実行することができる。電子機器10は、近接状態にある外部デバイスから送信される接続要求信号を受信し、外部デバイスとの接続の確立、データ通信、及び接続の解除を実行する。
通信制御プログラム103aは、さらに、デバイス間の接続が解除された後、不要な再接続を抑制するための処理を行う。図11のフローチャートは、近接無線通信制御プログラム103aによって実行される再接続制御処理の手順の例を示す。この再接続制御処理では、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後、継続して受信される接続要求信号を破棄し(または接続要求信号C−Reqに対して対接続応答信号C−ACKを送信せず)、再接続を抑制(禁止)する。
まず、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了したか否かを判定する(ステップS201)。電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了していない場合(ステップS201のNO)、通信制御プログラム103aは、ステップS201の処理により、再度、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了したか否かを判定する。
電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了している場合(ステップS201のYES)、通信制御プログラム103aは、外部デバイスから送信される接続要求信号のモニタを開始する(ステップS202)。そして、通信制御プログラム103aは、外部デバイスからの接続要求信号が受信されたか否かを判定する(ステップS203)。接続要求信号が受信されていない場合(ステップS203のNO)、通信制御プログラム103aは、ステップS203の処理により、再度、外部デバイスからの接続要求信号が受信されたか否かを判定する。
一方、接続要求信号が受信されている場合(ステップS203のYES)、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了してから最初に接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第1期間を算出し、この第1期間がしきい値期間b未満であるか否かを判定する(ステップS204)。第1期間がしきい値期間b未満である場合(ステップS204のYES)、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立を抑制し、そして、一つ前に受信された接続要求信号に後続する接続要求信号が受信されたか否かを判定する(ステップS205)。後続する接続要求信号が受信されてない場合(ステップS205のNO)、通信制御プログラム103aは、ステップS205の処理により、再度、後続する接続要求信号が受信されたか否かを判定する。
後続する接続要求信号が受信されている場合(ステップS205のYES)、通信制御プログラム103aは、一つ前の接続要求信号が受信されてから後続する接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第2期間を算出し、この第2期間がしきい値期間b未満であるか否かを判定する(ステップS206)。第2期間がしきい値期間b未満である場合(ステップS206のYES)、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続の確立を抑制する。そして、通信制御プログラム103aは、ステップS205の処理に戻り、さらに後続する接続要求信号が受信されたか否かを判定する。
第1期間がしきい値期間b未満でない場合(ステップS204のNO)、又は第2期間がしきい値期間b未満でない場合(ステップS206のNO)、通信制御プログラム103aは、電子機器10が外部デバイスとの間の接続を再度、確立するための処理を実行する(ステップS207)。すなわち、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の再接続の確立の禁止を解除する。
以上の処理により、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後に、不要な再接続が確立されることを抑制することができる。
また、図12のフローチャートは、近接無線通信制御プログラム103aによって実行される再接続制御処理の手順の別の例を示す。
まず、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了したか否かを判定する(ステップS301)。電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了していない場合(ステップS301のNO)、通信制御プログラム103aは、ステップS301の処理により、再度、電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了したか否かを判定する。
電子機器10と外部デバイスとの間の接続を切断する処理が完了している場合(ステップS301のYES)、通信制御プログラム103aは、外部デバイスから送信される接続要求信号のモニタを開始する(ステップS302)。そして、通信制御プログラム103aは、切断処理が完了してからしきい値期間a以内(例えば、1、2秒間)に受信される接続要求信号を無視(接続要求信号を破棄すること、または接続要求信号に対して対接続応答信号を送信しないことをいう)する(ステップS303)。
次いで、通信制御プログラム103aは、外部デバイスからの接続要求信号がさらに継続して受信されたか否かを判定する(ステップS304)。接続要求信号が継続して受信されている場合(ステップS304のYES)、通信制御プログラム103aは、一つ前の接続要求信号が受信されてから後続する接続要求信号が受信されるまでの期間を示す第2期間を算出し、この第2期間がしきい値期間b未満であるか否かを判定する(ステップS305)。第2期間がしきい値期間b未満である場合(ステップS305のYES)、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の再接続の確立を抑制する。そして、通信制御プログラム103aは、ステップS305の処理に戻り、さらに後続する接続要求信号がしきい値期間b未満に受信されたか否かを判定する。
継続して接続要求信号が受信されていない場合(ステップS304のNO)、又は第2期間がしきい値期間b未満でない場合(ステップS305のNO)、通信制御プログラム103aは、電子機器10が外部デバイスとの間の接続を再度、確立するための処理を実行する(ステップS306)。すなわち、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の再接続の確立の禁止を解除する。
以上の処理により、通信制御プログラム103aは、電子機器10と外部デバイスとの間の接続が解除された後に、不要な再接続が確立されることを抑制することができる。また、不要な再接続が確立されることを抑制できることにより、接続に応じて、通信のためのアプリケーションプログラムが起動/終了されること、音声が出力されること、LEDが点滅されること等も抑制することができる。したがって、消費電力を抑えることもできる。
以上説明したように、本実施形態によれば、デバイス間の不要な接続を抑制できる。電子機器10は、外部デバイスとの接続が解除された後に、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持されることによって、不要な再接続が確立されることを抑制する。電子機器10は、電子機器10と外部デバイスとが単に近接状態で放置されている場合には、不要な再接続であると判定し、再接続の確立を抑制する。一方、電子機器10と外部デバイスとが一旦離された後に、再度近接させる操作(再タッチ操作)が行われることによって、電子機器10と外部デバイスとが近接状態に維持されている場合には、必要な再接続であると判定し、再接続の確立を許可する。
なお、本実施形態の接続制御処理の手順は全てソフトウェアによって実行することができる。このため、接続制御処理の手順を実行するプログラムを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体を通じてこのプログラムを通常のコンピュータにインストールして実行するだけで、本実施形態と同様の効果を容易に実現することができる。
また本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素からいくつかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
103a…近接無線通信制御プログラム、201…接続要求受信部、202…接続応答送信部、203…受信間隔測定部、204…接続制御部、205…接続確立部、206…接続解除部、207…通信部、208…切断応答受信部、209…切断要求送信部。
上述の課題を解決するため、本発明の電子機器は、近接無線通信を実行する通信モジュールと、近接無線通信を実行する外部デバイスから接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、前記接続要求信号が受信されたことに応答して、前記外部デバイスとの接続を確立する接続確立手段と、前記外部デバイスに切断要求信号を送信する切断要求送信手段と、前記外部デバイスとの接続の確立を制御する接続制御手段とを具備し、前記接続制御手段は、前記切断要求信号に応じて前記外部デバイスとの接続が切断された後、前記接続要求信号の非受信期間がしきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可することを特徴とする。
上述の課題を解決するため、本発明の電子機器は、近接無線通信を実行する通信モジュールと、近接無線通信を実行する外部デバイスから接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、前記接続要求信号が受信されたことに応答して、前記外部デバイスとの接続を確立する接続確立手段と、前記外部デバイスに切断要求信号を送信する切断要求送信手段と、前記外部デバイスとの接続の確立を制御する接続制御手段とを具備し、前記接続制御手段は、前記切断要求信号に応じて前記外部デバイスとの接続が切断された後、前記接続要求信号が途切れた期間を示す非受信期間がしきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可することを特徴とする。
Claims (6)
- 近接無線通信を実行する通信モジュールと、
前記通信モジュールと近接状態にある外部デバイスから接続要求信号を受信する接続要求受信手段と、
前記接続要求信号が受信されたことに応答して、前記外部デバイスとの接続を確立する接続確立手段と、
前記外部デバイスに切断要求信号を送信する切断要求送信手段と、
前記切断要求信号に応じて前記外部デバイスとの接続が解除されてから前記接続要求信号の非受信期間がしきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可する接続制御手段とを具備することを特徴とする電子機器。 - 前記接続制御手段は、前記外部デバイスとの接続が解除されてから経過した時間が前記しきい値期間未満である場合、前記受信された接続要求信号を無視して、前記外部デバイスとの接続の確立を抑制することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記接続制御手段は、前記外部デバイスとの接続が解除されてから経過した期間が前記しきい値期間未満である場合に、前記受信された接続要求信号を無視した後、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可することを特徴とする請求項1記載の電子機器。
- 前記外部デバイスから受信する接続要求信号の受信間隔を測定する受信間隔測定手段をさらに具備し、
前記接続制御手段は、前記前記外部デバイスとの接続が解除されてから経過した期間が前記しきい値期間未満である場合に、前記受信された接続要求信号を破棄し、前記前記外部デバイスとの接続が解除されてから経過した期間が前記しきい値期間以上である場合に、前記受信間隔測定手段により測定される前記受信間隔が所定時間以下であれば継続して接続要求信号を破棄し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可することを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 前記外部デバイスから切断要求信号を受信する切断要求受信手段をさらに具備し、
前記接続制御手段は、前記外部デバイスからの切断要求信号に応じて前記外部デバイスとの接続が解除されてから、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可することを特徴とする請求項1記載の電子機器。 - 通信モジュールによる近接無線通信を制御する通信制御方法であって、
前記通信モジュールと近接状態にある外部デバイスから接続要求信号を受信する接続要求受信ステップと、
前記接続要求信号が受信されたことに応答して、前記外部デバイスとの接続を確立する接続確立ステップと、
前記外部デバイスに切断要求信号を送信する切断要求送信ステップと、
前記切断要求信号に応じて前記外部デバイスとの接続が解除されてから前記接続要求信号の非受信期間がしきい値期間以上継続するまで前記外部デバイスとの接続の確立を抑制し、前記非受信期間が前記しきい値期間以上継続した後に前記接続要求信号が受信されたことに応答して前記外部デバイスとの接続の確立を許可する接続制御ステップとを具備することを特徴とする通信制御方法。
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