JP2011155080A - 露光装置及び露光方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】中間層を用いることなく、回折格子の寸法誤差を大きくすることのできる露光装置及び露光方法を提供する。
【解決手段】平板状の支持部31と、支持部31と屈折率の異なる断面矩形状の部分32bが支持部31と交互に周期的に形成された回折部32と、を有する回折格子3の入射面3aへ、垂直にレーザ光を入射させる露光方法であって、回折部32の断面矩形状の部分32bの高さを回折格子3の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定して、対象物へ露光を行う。
【選択図】図1
【解決手段】平板状の支持部31と、支持部31と屈折率の異なる断面矩形状の部分32bが支持部31と交互に周期的に形成された回折部32と、を有する回折格子3の入射面3aへ、垂直にレーザ光を入射させる露光方法であって、回折部32の断面矩形状の部分32bの高さを回折格子3の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定して、対象物へ露光を行う。
【選択図】図1
Description
本発明は、0次の回折光の強度を抑制し、±1次の回折光の干渉を利用して露光を行う露光装置及び露光方法に関する。
この種の露光装置として、レーザ発振器と、レーザ発振器から発振されたビームの入射を受け、複数の回折ビームを発生させる回折光学素子を備え、回折ビームを用いて干渉露光を行うことにより基板にパターンを形成するパターン形成装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。回折光学素子は、強度の等しい±1次の回折ビームと±1次の回折ビームよりも強度の小さい0次の回折ビームを発生させ、±1次の回折ビームが干渉することにより回折光学素子の直後に形成される干渉光強度分布によって、干渉露光が行われる。
特許文献1では、回折光学素子は、支持基板と、周期的な凹凸形状を有する周期構造層と、支持基板と周期構造層の間に、支持基板および周期構造層とは異なる屈折率を有する中間層を備えている。そして、中間層の厚みを調整することにより0次の回折ビームの強度を小さく抑えることができ、良好な干渉光強度分布を得ることができる、とされている。そして、所定の条件で、中間層を114.5nmとしたときに、0次回折ビームの強度が顕著に小さくなることが記載されている。特許文献1に記載された[図6]の(B)からは、中間層を114.3nm〜114.7程度としたときに、0次回折ビームの強度が±1次回折ビームの強度より小さいことが読み取れる。
また、特許文献1には、支持基板と周期構造層の間に中間層を備えない回折光学素子を用いた場合の、0次および±1次のビームの強度と、回折光学素子の周期構造層の深さとの関係の例を示す図(グラフ)が示され、0次回折ビームの強度が一定以下に下がらないこととされている。
しかしながら、特許文献1に記載の露光方法では、中間層の厚さの誤差が0.2%程度までしか許容されず、中間層の作製が極めて困難である。特許文献1では、入射ビームの角度を調節することにより、中間層の厚みの誤差を補正すると記載されているが、入射ビームの角度を調節するとなると、露光装置側で光源の角度を精度良く制御するための機構等が別途必要となってしまい、実用的とは言い難い。
本発明は、前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、中間層を用いることなく、回折格子の寸法誤差を大きくすることのできる露光装置及び露光方法を提供することにある。
前記目的を達成するため、本発明では、平板状の支持部と、前記支持部と屈折率の異なる断面矩形状の部分が前記支持部と交互に周期的に形成された回折部と、を有する回折格子の入射面へ、略垂直に入射光を入射させる露光方法であって、前記回折部における前記断面矩形状の部分の高さを前記回折格子の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定して、対象物へ露光を行う露光方法が提供される。
この露光方法によれば、±1次回折光以外の回折光が抑制され、±1次回折光による干渉露光が成立し、簡便で実用性の高い露光方法とすることができる。
上記露光方法において、前記入射光は、レーザ光であってもよい。
この露光方法によれば、より安定した露光パターンとすることができる。
上記露光方法において、前記回折部は、一次元パターンであり、前記入射光の電場又は磁場の方向と、前記回折格子のストライプの方向が平行であってもよい。
この露光方法によれば、±1次回折光をより的確に抑制し、安定した露光パターンとすることができる。
上記露光方法において、前記回折格子と露光対象物との距離が、1μm以上10mm以下であってもよい。
この露光方法によれば、回折格子と露光対象物が接触しておらず、回折格子に塵埃等が付着したり、回折格子が破損するおそれがなくなる。また、回折格子と露光対象物とが比較的近接することから、場所をとらずに露光を行うことができる。
上記露光方法において、前記入射光の波長をλ、前記回折部の周期をpとしたとき、λ<p<2λであってもよい。
この露光方法によれば、±2次以上の高次の回折光が発生しないため、0次光のみを抑制すればよく、より的確に所望の露光パターンを得ることができる。
上記露光方法において、前記回折格子を用いた露光を利用して、露光対象物から前記回折部の周期及び幅が前記回折格子よりも短い第2の回折格子を作製した後、前記第2の回折格子を用いて他の対象物に対して露光を行ってもよい。
この露光方法によれば、最終的に得る露光パターンの周期に対して、最初に準備する回折格子の周期を大きくすることができ、回折格子のコストの低減を図って、露光のコストを低減することができる。
上記露光方法において、前記回折部は、一次元パターンであり、露光対象物に1回目の露光を行った後、前記回折格子を前記入射光の光軸について60°または90°回転させた後に、当該露光対象物に2回目の露光を行ってもよい。
この露光方法によれば、一次元パターンの回折格子を利用して2次元の露光パターンを作成することができ、露光のコストを低減することができる。
また、本発明では、平板状の支持部と、前記支持部と屈折率の異なる断面矩形状の部分が前記支持部と交互に周期的に形成された回折部と、を有する回折格子と、前記回折格子の入射面へ略垂直に入射光を入射させる光源と、を備え、
前記回折部における前記断面矩形状の部分の高さを、前記回折格子の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定した露光装置が提供される。
前記回折部における前記断面矩形状の部分の高さを、前記回折格子の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定した露光装置が提供される。
上記露光装置において、前記入射光は、レーザ光であってもよい。
上記露光装置において、前記回折部は、一次元パターンであり、前記入射光の電場又は磁場の方向と、前記回折格子のストライプの方向が平行であってもよい。
上記露光装置において、前記回折格子と露光対象物との距離が、1μm以上10mm以下であってもよい。
上記露光装置において、前記入射光の波長をλ、前記回折部の周期をpとしたとき、λ<p<2λであってもよい。
本発明によれば、中間層を用いることなく、回折格子の寸法誤差を大きくすることができる。
図1及び図2は本発明の一実施形態を示し、図1は露光装置の概略説明図であり、図2(a)はレジストパターンが形成された基板の説明図であり、図2(b)はレジストパターンをマスクとしてエッチングされた基板の説明図である。
図1に示すように、この露光装置1は、レーザ光源2と、レーザ光源2のレーザ光が入射する回折格子3とを備え、光源2から出射されたレーザ光を回折格子3にて回折させ、±1次の回折光の干渉を利用して露光を行う。露光の対象物として感光性のレジスト4が形成された基板5を用い、現像処理を施すと、図2(a)に示すように干渉強度に応じたレジストパターン4aが基板5上に形成される。回折格子3は板状に形成され、回折格子3と基板5とは平行に配置される。そして、レジストパターン4aをマスクとして基板5をエッチングすることにより、図2(b)に示すように基板5に表面パターン5aを形成することができる。
図1に示すように、レーザ光源2は、回折格子3の入射面3aに垂直に入射するようにレーザ光を出射する。レーザ光は、光の単色性が高いので、高品質の露光を行うことができ、より安定した露光パターンとすることができる。また、レーザ光源2として、例えばレーザダイオードを用いることができる。レーザダイオードを用いた場合、装置のコストを低減することができる。
回折格子3は、レーザ光源2側の面が入射面3aをなし、これと反対側、すなわち露光対象物側の面が出射面3bをなす。回折格子3は、レーザ光に対して透明な材料からなり、平板状の支持部31と、支持部31の出射面3bに形成される回折部32と、を有する。支持部31と回折部32は、1つの材料により一体に形成されてものであってもよいし、別々の材料から形成されたものであってもよい。ここで、回折格子3の作製を容易とするため、支持部31と回折部32の間に中間層を介在させないことが重要である。
図3Aは、回折部の説明図である。
図3Aに示すように、回折部32は、断面矩形状の凸部32a及び凹部32bが交互に周期的に形成される。本実施形態においては、一方向へ延びる凸部32a及び凹部32bが所定間隔で配置されており、回折部32は全体として一次元のストライプ状の回折パターンをなしている。また、本実施形態においては、凸部32aは回折格子3を形成する材料の屈折率であり、凹部32bは空気の屈折率となっている。図3Aでは、凸部32aが屈折率1.8のサファイアである例を示している。凸部32a及び凹部32bは、幅寸法が等しく形成されており、凸部32a及び凹部32bを通過する光の量が同じように設定されている。ここで、凸部32aの幅a及び凹部32bの幅bは、凸部32a及び凹部32bの周期をpとしたとき、a=b=p/2とすることが好ましい。
図3Aに示すように、回折部32は、断面矩形状の凸部32a及び凹部32bが交互に周期的に形成される。本実施形態においては、一方向へ延びる凸部32a及び凹部32bが所定間隔で配置されており、回折部32は全体として一次元のストライプ状の回折パターンをなしている。また、本実施形態においては、凸部32aは回折格子3を形成する材料の屈折率であり、凹部32bは空気の屈折率となっている。図3Aでは、凸部32aが屈折率1.8のサファイアである例を示している。凸部32a及び凹部32bは、幅寸法が等しく形成されており、凸部32a及び凹部32bを通過する光の量が同じように設定されている。ここで、凸部32aの幅a及び凹部32bの幅bは、凸部32a及び凹部32bの周期をpとしたとき、a=b=p/2とすることが好ましい。
また、凸部32a及び凹部32bの高さhは、レーザ光の波長をλ、凸部32a内の屈折率と凹部32bの屈折率のうち大きい方をn1、小さい方をn2としたとき、h=λ/(2(n1−n2))とすることが好ましい。これにより、凸部32a及び凹部32bを通過する光が打ち消しあって、0次回折光が消失して±1次光による干渉露光が成立する。ここで、凸部32aの高さhを、回折格子3の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定すると、良好に露光を行うことができる。
以上のように構成された露光装置1では、レーザ光源2から回折格子3にレーザ光が入射すると、複数の回折光が出射される。複数の回折光のうち、±1次の回折光の干渉により対象物上に干渉縞が形成され、この干渉縞を利用して露光を行うことができる。このとき、回折格子3がレーザ光に対して透明な材料からなるので、回折格子3内での光の吸収がなく、レーザ光のエネルギーを無駄にすることなく露光を行うことができる。また、レーザ光が回折格子3に垂直に入射するとともに、回折格子3と基板5とを平行に配置したので、+1次と−1次の回折光の強度と出射角が同じとなり、露光の品質を高くすることができる。
特に、凸部32aの高さhを、回折格子3の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定しておくことにより、±1次回折光以外の回折光が抑制され、±1次回折光による干渉露光が成立し、簡便で実用性の高い露光方法とすることができる。従って、従来ように中間層を用いることなく、回折格子3の寸法誤差を大きくすることができる。
また、回折部32を回折格子3の出斜面3bに形成したことから、入射面3aに形成する場合と比較して、回折格子3と基板5との距離を小さくすることができ、露光の精度を向上させることができる。
尚、前記実施形態においては、回折部32が回折格子3表面の凸部32aと凹部32bから形成されるものを示したが、例えば、平板状の支持部に、支持部と屈折率の異なる断面矩形状の材料を埋設して回折部を構成することも可能である。要は、回折部は、平板状の支持部と、支持部と屈折率の異なる断面矩形状の部分が支持部と交互に周期的に形成されていればよいのである。
また、回折部32が一方向につき回折作用を得ることのできる一次元パターンであるものを示したが、縦横の二方向につき回折作用を得ることのできる二次元パターンであってもよいことは勿論である。また、回折部32を出射面3bに設けたものを示したが、入射面3aに設けてもよいし、入射面3aと出射面3bの両方に設けても良い。
また、前記実施形態においては、入射光としてレーザー光を用いたものを示したが、回折格子3と基板5の距離がコヒーレンス長以下であれば干渉が成り立つため、必ずしもレーザー光である必要はない。例えば、フィルタを使用して水銀ランプのg線(波長λ:436nm)のみを取り出して光源とした場合、そのスペクトル幅(Δλ)が1nmだとするとコヒーレンス長Lは、L=λ2/Δλ≒190μmとなり、これより回折格子3と基板5の距離が小さければ干渉露光を行うことができる。
また、前記実施形態においては、レーザ光源2と回折格子3の間に光学部材を介在させていないが、コリメータやビームスプリッタを介在させてもよいことは勿論である。
さらに、回折格子3を用いた露光を利用して、露光対象物から凸部32a及び凹部32bの周期p及び幅a,bが回折格子3よりも短い第2の回折格子を作製した後、第2の回折格子を用いて他の対象物に対して露光を行ってもよい。これにより、より微細なパターンを他の対象物に形成することができる。
さらに、回折格子3を用いた露光を利用して、露光対象物から凸部32a及び凹部32bの周期p及び幅a,bが回折格子3よりも短い第2の回折格子を作製した後、第2の回折格子を用いて他の対象物に対して露光を行ってもよい。これにより、より微細なパターンを他の対象物に形成することができる。
[実施例1]
以下、実施例1について説明する。実施例1では、前記実施形態の支持部31と回折部32が一体の材料からなる回折格子3により露光装置1を構成した。露光装置1のレーザ光源2として、波長405nmの窒化物半導体からなるレーザダイオードを準備した。また、回折格子3として、支持部31及び回折部32が一体に形成されたサファイアを用い、入射面3aを平坦として、出射面3bに回折部32を形成した。
以下、実施例1について説明する。実施例1では、前記実施形態の支持部31と回折部32が一体の材料からなる回折格子3により露光装置1を構成した。露光装置1のレーザ光源2として、波長405nmの窒化物半導体からなるレーザダイオードを準備した。また、回折格子3として、支持部31及び回折部32が一体に形成されたサファイアを用い、入射面3aを平坦として、出射面3bに回折部32を形成した。
回折部32は、一次元のストライプ状の回折パターンとし、凸部32a及び凹部32bの幅a,bを2.0μmとし、凸部32a間の距離を2.0μmとした。すなわち、凸部32aの周期pは4.0μmである。また、レーザ光の波長λが405nm、サファイアの屈折率が1.8、雰囲気の空気の屈折率が1.0であることから、λ/(2(n1−n2))は0.25μmとなる。そこで、実施例1では、凸部32aの高さhを0.25μmとした。尚、支持部31の厚さは、400μmとした。
また、レーザ光源2と回折格子3の距離を30cmとし、レーザ光の電場の強い方向と回折部32のストライプの方向が一致するよう構成し、いわゆるTE波により露光を行った。そして、回折格子3から3.0mmの距離に、回折格子3と平行となるようレジスト4を塗布した基板5を配置した。ここで、レジスト4としてノボラック系ポジ型レジストを用い、基板5としてサファイアを用いた。
以上のようにレーザ光源2、回折格子3及び基板5を配置した後、レーザ光を回折格子3を介して基板5に照射して露光を行った。露光後に現像したところ、図3Bに示すように、基板5上に、2.0μm周期で凸部の幅が1.0μmのレジストパターン4aが形成された。ここで、図3Bは、レジストパターンが形成された基板のSEM画像である。
次いで、実施例1の条件で凸部の高さのみを変化させて、各次数の回折光の±1次回折光に対する強度比を計算した。この計算結果を、図4に示す。図4は、横軸を凸部の高さとし、縦軸を±1次の回折光に対する相対強度とした、凸部の高さと回折光の強度との関係を示すグラフである。
図4に示すように、凸部の高さが0.25μmのとき、±3次回折光が最も大きく、約11%となっている。このとき、0次回折光、±2次回折光及び±4次以上の回折光は±1次回折光の1%未満であり、良好に干渉露光を行うことができることが理解される。そして、凸部の高さが0.25μmからずれると、0次回折光を除いては殆ど変化しないことが理解される。
このように、最も大きい±3次回折光が±1次回折光の強度の11%であることから、0次または±2次以上の高次の回折光が±1次回折光の強度の11%以下であれば、良好な露光が可能であることが理解される。この場合、回折格子3と基板5の距離によって±1次回折光と±3次回折光の位相差が変化して形成されるパターンも変化してしまうので、これらの距離を精密に制御する必要がある。また、基板5の面内全域で回折格子3との距離を一定とするため、回折格子3と基板5が平行であることも要求される。
具体的に、±1次回折光と±3次回折光の位相差は、λ/(1−√(1−4λ2/p2))の距離で1周する。レジストパターンの幅を±20%以内で制御するためには、この半分とする必要があり、実施例1においては約10μmである。
尚、±3次回折光に限らず、0次または±2次以上の高次の回折光が±1次回折光の強度の5%以下であれば、回折格子3と基板5の距離を制御せずともレジストパターンの幅が±20%以内で制御できることが判明している。この場合は、回折格子3と基板5の距離を精密に制御する必要はないし、回折格子3と基板5の平行度を精密に制御する必要もない。
ここで、回折格子3と露光対象物との距離を1μm以上10mm以下とすることにより、回折格子3と露光対象物が接触しておらず、回折格子3に塵埃等が付着したり、回折格子3が破損するおそれがなくなる。また、回折格子3と露光対象物とが比較的近接することから、場所をとらずに露光を行うことができる。
また、0次回折光を除いては±3次回折光が最も強度が高く、この強度は高さhに関わらずほぼ一定であることから、0次回折光を±3次回折光の強度より小さくすることができれば、好ましい露光状態となることが理解される。
次に、実施例1の条件で凸部の幅のみを変化させて、各次数の回折光の±1次回折光に対する強度比を計算した。この計算結果を、図5に示す。図5は、横軸を凸部の幅とし、縦軸を±1次の回折光に対する相対強度とした、凸部の幅と回折光の強度との関係を示すグラフである。
図5に示すように、凸部32aの幅が2.0μm付近では、0次回折光を除いては±3次回折光が最も強度が高く、0次回折光を±3次回折光の強度より小さくすることができれば、好ましい露光状態となる。
次に、実施例1の条件でレーザ光の回折格子3への入射角のみを変化させて、各次数の回折光の±1次回折光に対する強度比を計算した。この計算結果を、図6に示す。図6は、横軸をレーザ光の入射角とし、縦軸を±1次の回折光に対する相対強度とした、レーザ光の入射角と回折光の強度との関係を示すグラフである。尚、横軸の入射角の数値は、入射面に対して垂直のときを0として表している。
図6に示すように、90°±5°の範囲では、レーザ光の入射光を変化させても、各次数の回折光の強度は殆ど変化しない。従って、レーザ光の入射角を厳密に制御する必要がないことが理解される。
次に、実施例1の条件でレーザ光の波長のみを変化させて、各次数の回折光の±1次回折光に対する強度比を計算した。この計算結果を、図7に示す。図7は、横軸をレーザ光の波長とし、縦軸を±1次の回折光に対する相対強度とした、レーザ光の波長と回折光の強度との関係を示すグラフである。
図7に示すように、400nm以上410nm以下の範囲では、レーザ光の波長を変化させても、各次数の回折光の強度は殆ど変化しない。従って、レーザ光の波長を厳密に制御する必要がないことが理解される。
図4〜図7に示すグラフの計算は、レーザ光の電場の方向と回折格子3のストライプの方向が一致する場合、すなわちTE波について行ったものであるが、レーザ光の磁場の方向と回折格子3のストライプの方向が一致する場合、すなわちTM波でも同様の結果が得られている。このため、レーザ光の方向にかかわらず、同様の条件で干渉露光を行うことができる。
ところで、回折格子3の回折部32の周期pを小さくしていくと、高次の回折光が発生しなくなり、λ<p<2λの範囲では0次と±1次の回折光しか発生しなくなる。従って、容易に±1次回折光による干渉露光を成立させることができ、周期pがこの範囲の場合は、0次回折光の抑制のみを考慮すればよい。しかし、一方で、周期pを小さくすると、0次回折光が極小となる凸部32aの最適形状が、高さh=λ/(2(n1−n2))より大きくなり、幅a=p/2より小さくなるところ、λ<p<2λの範囲ではこの傾向が顕著になる。
ここで、実施例1において、仮に、回折部32の周期pを0.5μmとし、レーザー光を0.325μmとして、TM波を用いた条件で、凸部32aの幅aを変化させて、0次回折光の±1次回折光に対する強度比を計算した。図8は、横軸を凸部の幅とし、縦軸を±1次の回折光に対する相対強度とした、凸部の幅と回折光の強度との関係を示すグラフである。尚、このときの凸部32aの高さhは、h=λ/(2(n1−n2))=0.2μmとした。図8に示すように、凸部32aの幅aは、p/2=0.25μmが極小値とならず、極小値は0.22μmとなった。
さらに、実施例1において、仮に、回折部32の周期pを0.5μmとし、レーザー光を0.325μmとして、TM波を用いた条件で、凸部32aの高さhを変化させて、0次回折光の±1次回折光に対する強度比を計算した。図9は、横軸を凸部の高さとし、縦軸を±1次の回折光に対する相対強度とした、凸部の高さと回折光の強度との関係を示すグラフである。尚、このときの凸部32aの幅は、図8で得られた結果に基づいて0.22μmとした。
図9に示すように、凸部32aの高さhは、λ/(2(n1−n2))=0.2μmが極小値とならず、極小値は0.245μmとなった。また、図9に示すように、0次回折光の強度が±1次回折光の強度の5%以下となるのは、高さhが0.22以上で0.27μm以下(0.245μm±10%)の範囲であり、凹凸の高さに対するプロセスウィンドウが広いことが理解される。
以上より、TM波における最適な凸部32aの幅は0.22μm、最適な凹凸の高さは0.245μと理解されるが、TE波について同様の計算を行うと、最適な凸部32aの幅は0.175μm、最適な凹凸の高さは0.21μmとなった。このように、TE波とTM波では最適な凹凸形状が異なるので、入射光はいずれかに偏光している方がより品質の高い干渉露光を行うことができる。すなわち、回折部32が一次元パターンである場合、入射光の電場又は磁場の方向と、回折格子3のストライプの方向が平行であることが好ましい。
[実施例2]
以下、実施例2について説明する。
実施例2では、回折格子を用いた露光を利用して、露光対象物から凸部の周期及び幅が回折格子よりも短い第2の回折格子を作製した後、第2の回折格子を用いて他の対象物に対して露光を行った。まず、実施例2では、実施例1に対して回折格子103を変更した。図10(a)に示すように、この回折格子103は、支持部131がサファイアからなり、回折部132がSiO2からなり、入射面103aが平坦で出射面103bに凸部132aが形成されている。ここで、図10(a)は、第2の回折格子を作製する状態を示す露光装置の概略説明図である。
以下、実施例2について説明する。
実施例2では、回折格子を用いた露光を利用して、露光対象物から凸部の周期及び幅が回折格子よりも短い第2の回折格子を作製した後、第2の回折格子を用いて他の対象物に対して露光を行った。まず、実施例2では、実施例1に対して回折格子103を変更した。図10(a)に示すように、この回折格子103は、支持部131がサファイアからなり、回折部132がSiO2からなり、入射面103aが平坦で出射面103bに凸部132aが形成されている。ここで、図10(a)は、第2の回折格子を作製する状態を示す露光装置の概略説明図である。
回折部132は、サファイアからなる支持部131上に、PECVD(Plasma-Enhanced Chemical Vapor Deposition)で形成した。回折部132は、一次元のストライプ状の回折パターンとし、凸部132a及び凹部132bの幅a,bを2.0μmとした。すなわち、凸部132aの周期pは4.0μmである。また、レーザ光の波長λが405nm、SiO2の屈折率が1.5、雰囲気の空気の屈折率が1.0であることから、λ/(2(n1−n2))は0.41μmとなる。そこで、実施例2では、凸部132aの高さhを0.41μmとした。尚、支持部131の厚さは、400μmとした。
また、レーザ光源2と回折格子103の距離を30cmとし、レーザ光の電場の強い方向と回折部132のストライプの方向が一致するよう構成した。そして、回折格子103から3.0mmの距離に、回折格子103と平行となるようレジスト4を塗布した基板105を配置した。基板105は、厚さ400μmのサファイア層105aと、サファイア層105a上に形成され厚さ0.41μmのSiO2層105bと、を有し、SiO2層105b上にレジスト4が形成されている。
以上のようにレーザ光源2、回折格子103及び基板105を配置した後、レーザ光を回折格子103を介して基板105に照射して露光を行った。露光後に現像したところ、基板105上に2.0μm周期で凸部の幅が1.0μmのレジストパターン4aが形成された。そして、レジストパターン4aをマスクとして、SiO2層105bをサファイア層105aが露出するまでエッチングした。これにより、図10(b)に示すように、支持部231がサファイアからなり、回折部232がSiO2からなり、凸部232a及び凹部232bの幅が1.0μmで、凸部232aの周期が2.0μmの第2の回折格子203が作製された。
さらに、図11(a)に示すように、この第2の回折格子203を用いて、同様の条件で、レーザ光を回折格子203を介して基板105に照射して露光を行った。露光後に現像したところ、基板上に1.0μm周期で凸部の幅が0.5μmのレジストパターン4aが形成された。そして、レジストパターン4aをマスクとして、SiO2層105bをサファイア層105aが露出するまでエッチングした。これにより、図11(b)に示すように、支持部331がサファイアからなり、回折部332がSiO2からなり、凸部332a及び凹部332bの幅が0.5μmで、凸部332aの周期が1.0μmの第3の回折格子303が作製された。
[実施例3]
次に、実施例3について説明する。
実施例3では、実施例2の2回目の露光と同様に、第2の回折格子203を用いて1回目の露光を行った後、レーザ光の光軸について回折格子203を90°回転させて2回目の露光を行った。その後、実施例2と同様にエッチングを施した。これにより、図12に示すように、基板303上に縦方向及び横方向に1μm周期で形成される正方格子のレジストパターン332が形成された。尚、入射光の光軸について回折格子3を60°回転させれば、三角格子のレジストパターンを形成することができる。
次に、実施例3について説明する。
実施例3では、実施例2の2回目の露光と同様に、第2の回折格子203を用いて1回目の露光を行った後、レーザ光の光軸について回折格子203を90°回転させて2回目の露光を行った。その後、実施例2と同様にエッチングを施した。これにより、図12に示すように、基板303上に縦方向及び横方向に1μm周期で形成される正方格子のレジストパターン332が形成された。尚、入射光の光軸について回折格子3を60°回転させれば、三角格子のレジストパターンを形成することができる。
1 露光装置
2 レーザ光源
3 回折格子
3a 入射面
3b 出射面
4 レジスト
4a レジストパターン
5 基板
5a 表面パターン
31 支持部
32 回折部
32a 凸部
32b 凹部
103 回折格子
103a 入射面
103b 出射面
105 基板
105a サファイア層
105b SiO2層
131 支持部
132 回折部
132a 凸部
132b 凹部
203 第2の回折格子
231 支持部
232 回折部
232a 凸部
232b 凹部
303 第3の回折格子
331 支持部
332 回折部
332a 凸部
332b 凹部
2 レーザ光源
3 回折格子
3a 入射面
3b 出射面
4 レジスト
4a レジストパターン
5 基板
5a 表面パターン
31 支持部
32 回折部
32a 凸部
32b 凹部
103 回折格子
103a 入射面
103b 出射面
105 基板
105a サファイア層
105b SiO2層
131 支持部
132 回折部
132a 凸部
132b 凹部
203 第2の回折格子
231 支持部
232 回折部
232a 凸部
232b 凹部
303 第3の回折格子
331 支持部
332 回折部
332a 凸部
332b 凹部
Claims (12)
- 平板状の支持部と、前記支持部と屈折率の異なる断面矩形状の部分が前記支持部と交互に周期的に形成された回折部と、を有する回折格子の入射面へ、略垂直に入射光を入射させる露光方法であって、
前記回折部における前記断面矩形状の部分の高さを前記回折格子の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定して、対象物へ露光を行う露光方法。 - 前記入射光は、レーザ光である請求項1に記載の露光方法。
- 前記回折部は、一次元パターンであり、
前記入射光の電場又は磁場の方向と、前記回折格子のストライプの方向が平行である請求項2に記載の露光方法。 - 前記回折格子と露光対象物との距離が、1μm以上10mm以下である請求項1から3のいずれか1項に記載の露光方法。
- 前記入射光の波長をλ、前記回折部の周期をpとしたとき、
λ<p<2λ
である請求項1から4のいずれか1項に記載の露光方法。 - 前記回折格子を用いた露光を利用して、露光対象物から前記回折部の周期及び幅が前記回折格子よりも短い第2の回折格子を作製した後、
前記第2の回折格子を用いて他の対象物に対して露光を行う請求項1から5のいずれか1項に記載の露光方法。 - 前記回折部は、一次元パターンであり、
露光対象物に1回目の露光を行った後、前記回折格子を前記入射光の光軸について60°または90°回転させた後に、当該露光対象物に2回目の露光を行う請求項1から6のいずれか1項に記載の露光方法。 - 平板状の支持部と、前記支持部と屈折率の異なる断面矩形状の部分が前記支持部と交互に周期的に形成された回折部と、を有する回折格子と、
前記回折格子の入射面へ略垂直に入射光を入射させる光源と、を備え、
前記回折部における前記断面矩形状の部分の高さを、前記回折格子の0次及び±2次以上の高次の回折光の強度が±1次の回折光の強度の11%以下となるよう設定した露光装置。 - 前記入射光は、レーザ光である請求項8に記載の露光装置。
- 前記回折部は、一次元パターンであり、
前記入射光の電場又は磁場の方向と、前記回折格子のストライプの方向が平行である請求項9に記載の露光装置。 - 前記回折格子と露光対象物との距離が、1μm以上10mm以下である請求項8から10のいずれか1項に記載の露光装置。
- 前記入射光の波長をλ、前記回折部の周期をpとしたとき、
λ<p<2λ
である請求項8から11のいずれか1項に記載の露光装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010014695A JP2011155080A (ja) | 2010-01-26 | 2010-01-26 | 露光装置及び露光方法 |
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JP2010014695A Withdrawn JP2011155080A (ja) | 2010-01-26 | 2010-01-26 | 露光装置及び露光方法 |
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- 2010-01-26 JP JP2010014695A patent/JP2011155080A/ja not_active Withdrawn
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