JP2011136914A - 2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】
下記一般式(11)で表される2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体を、2,3,5−三置換テトラヒドロピラン誘導体の還元反応を行うことにより製造することができる。
【選択図】なし
Description
従来、2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法として、アルカール誘導体とアリール酢酸エステル誘導体を製造原料として用いた方法が開示されている(例えば、特許文献1)。この方法によると、4−プロピルシクロヘキサンカルバルデヒドから7工程で2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体を製造しているが、総収率が3%と効率的な方法とはいえない。また、アルカール誘導体と2−アリール−3−ブテン−1−オール誘導体を製造原料として用いた2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法も開示されている(例えば、特許文献2)。
しかしながら、2,3,5−三置換テトラヒドロピラン誘導体から、2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体を得る本発明の製造方法は、これまでに報告されていない。
また本発明は、一般式(6)
R1は、(i)ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1から10のアルキル基;(ii)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数3から8のシクロアルキル基;(iii)ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2から10のアルケニル基;(iv)ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2から8のアルキニル基;または、(v)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基、ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基を表す。
R3は、(i)ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1から10のアルキル基;(ii)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数3から8のシクロアルキル基;(iii)ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2から10のアルケニル基;(iv)ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数2から8のアルキニル基;(vi)ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよい炭素数1から4のアルコキシ基;(vii)ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1から6のアシロキシ基;(viii)ハロゲン原子;(v)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基、ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよいフェニル基;または、(ix)炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基、ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよいビフェニリル基を表す。
これらの炭素数1から10のアルキル基は、ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよい。具体的には、1−ブロモ−1−メチルエチル基、メトキシメチル基、エトキシメチル基、プロポキシメチル基、2−メトキシエチル基、2−エトキシエチル基、クロロメチル基、2−クロロエチル基、3−クロロプロピル基、フルオロメチル基、ジフルオロメチル基、トリフルオロメチル基、2−フルオロエチル基、3−フルオロプロピル基、2,2,2−トリフルオロエチル基、2,2,2−トリクロロエチル基等を例示することができる。
これらの炭素数3から8のシクロアルキル基は、炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基またはハロゲン原子で置換されていてもよい。具体的には、4−メチルシクロヘキシル基、4−エチルシクロヘキシル基、4−プロピルシクロヘキシル基、4−ブチルシクロヘキシル基、4−ペンチルシクロヘキシル基、4−ビニルシクロヘキシル基、4−(1−ブテニル)シクロヘキシル基、4−(2−ブテニル)シクロヘキシル基、4−(3−ブテニル)シクロヘキシル基、4−(1−ペンテニル)シクロヘキシル基、4−(2−ペンテニル)シクロヘキシル基、4−(3−ペンテニル)シクロヘキシル基、4−(4−ペンテニル)シクロヘキシル基、3,3−ジフルオロ−4−プロピルシクロヘキシル基等を例示することができる。この中でも、収率が良い点で、4−プロピルシクロヘキシル基を用いることが好ましい。
これらの炭素数2から10のアルケニル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。具体的には、1,2,2−トリフルオロビニル基、2,3,3−トリフルオロアリル基、3,3,3−トリフルオロプロペニル基等を例示することができる。
これらの炭素数2から8のアルキニル基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。具体的には、3,3,3−トリフルオロ−1−プロピニル基、4,4,4−トリフルオロ−1−ブチニル基等を例示することができる。
これらの炭素数1から4のアルコキシ基は、ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよい。具体的には、メトキシメトキシ基、エトキシメトキシ基、2−エトキシエトキシ基、2−メトキシエトキシ基、tert−ブチルオキシメトキシ基、ジフルオロメトキシ基、ブロモジフルオロメトキシ基、トリフルオロメトキシ基、2,2,2−トリフルオロエトキシ基、2,2,2−トリクロロエトキシ基等を例示することができる。この中でも、収率が良い点で、エトキシ基を用いることが好ましい。
これらの炭素数1から6のアシロキシ基は、ハロゲン原子で置換されていてもよい。具体的には、トリフルオロアセトキシ基、トリクロロアセトキシ基等を例示することができる。
これらのビフェニリル基は、炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基、炭素数2から10のアルケニル基、ハロゲン原子または炭素数1から4のアルコキシ基で置換されていてもよい。具体的には、4’−メトキシビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−メチルビフェニル−4−イル基、4’−エチル−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−プロピルビフェニル−4−イル基、4’−ブチル−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−ペンチルビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−ヘキシルビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−ヘプチルビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−オクチルビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−ノニルビフェニル−4−イル基、4’−デシル−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、4’−(1−ブテニル)−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、4’−(2−ブテニル)−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、4’−(3−ブテニル)−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(1−ペンテニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(2−ペンテニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(3−ペンテニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(4−ペンテニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(1−ヘキセニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(2−ヘキセニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(2−ヘキセニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(4−ヘキセニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−(5−ヘキセニル)ビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−メトキシビフェニル−4−イル基、4’−エトキシ−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基、2’,3’−ジフルオロ−4’−プロポキシビフェニル−4−イル基、4’−ブトキシ−2’,3’−ジフルオロビフェニル−4−イル基等を例示することができる。
mは1から4の整数を表し、mが2〜4の時は、複数のR3は同一又は相異なっていてもよい。
Xは、ハロゲン原子;水酸基;ハロゲン原子またはフェニル基で置換されていてもよい炭素数1から6のアシロキシ基;ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1から6のアルキルスルホニルオキシ基;または、炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基またはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニルスルホニルオキシ基を表す。
これらの炭素数1から6のアシロキシ基は、ハロゲン原子またはフェニル基で置換されていてもよい。具体的には、トリフルオロアセトキシ基、ベンゾイルオキシ基等を例示することができる。
これらのアルキルスルホニルオキシ基はハロゲン原子で置換されていてもよい。具体的には、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、トリクロロメタンスルホニルオキシ基等を例示することができる。その中でも、収率が良い点で、メタンスルホニルオキシ基を用いることが好ましい。
Xは、塩素原子、臭素原子、p−トルエンスルホニルオキシ基またはメタンスルホニルオキシ基であることが好ましい。
Lは、ハロゲン原子;水酸基;ハロゲン原子またはフェニル基で置換されていてもよい炭素数1から6のアシロキシ基;ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1から6のアルキルスルホニルオキシ基;または、炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基またはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニルスルホニルオキシ基を表す。
Lは、水酸基とJを含むものである。
これらの炭素数1から6のアシロキシ基は、ハロゲン原子またはフェニル基で置換されていてもよい。具体的には、トリフルオロアセトキシ基、ベンゾイルオキシ基等を例示することができる。
これらのアルキルスルホニルオキシ基はハロゲン原子で置換されていてもよい。具体的には、トリフルオロメタンスルホニルオキシ基、トリクロロメタンスルホニルオキシ基等を例示することができる。
(I)一般式(6)が一般式(6a)であり、一般式(11)が一般式(11a)であること。
(II)一般式(6a)が一般式(6b)であり、一般式(11a)が一般式(11b)であること。
(III)一般式(6b)が一般式(6c)であり、一般式(11b)が一般式(11c)であること。
(IV)一般式(6)が一般式(6a)であり、一般式(10)が一般式(10a)であり、一般式(11)が一般式(11a)であること。
(V)一般式(6)が一般式(6a)であり、一般式(10)が一般式(10b)であり、一般式(11)が一般式(11b)であること。
(VI)一般式(6)が一般式(6c)であり、一般式(10)が一般式(10c)であり、一般式(11)が一般式(11c)であること。
前記一般式(11)が、下記一般式(11a)である2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
前記一般式(11a)が、下記一般式(11b)である2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
前記一般式(11b)が、下記一般式(11c)である2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
前記一般式(10)が、下記一般式(10a)であり、
前記一般式(11)が、下記一般式(11a)である2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
前記一般式(10a)が、下記一般式(10b)であり、
前記一般式(11a)が、下記一般式(11b)である2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
前記一般式(10b)が、下記一般式(10c)であり、
前記一般式(11b)が、下記一般式(11c)である2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
工程1は、アリルアルコール誘導体(2)とアセタール誘導体(3a)とを、塩基存在下反応させ、アリルエーテル誘導体(1a)を製造する工程である。
R2aは置換されていてもよいジ(炭素数1から3のアルコキシ)メチル基または置換されていてもよいビス(炭素数1から3のアルキルチオ)メチル基を表し、Zは脱離基を表す。
前記(2)としては、例えば、1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペン−1−オール(2)などが挙げられる。
なお、添加剤の使用量は、いわゆる触媒量でよく、アセタール誘導体(3a)に対して1〜10モル%程度用いることが好ましい。
工程2は、アリルエーテル誘導体(1a)のアセタール部位を脱保護することにより、アセトアルデヒド誘導体(1b)を製造する工程である。
この場合、酸の使用量は、特に限定はないが、アリルエーテル誘導体(1a)に対して10〜200モル%程度用いることが好ましい。
この場合、前記無機塩の使用量は、特に限定はないが、アリルエーテル誘導体(1a)に対して1〜4等量程度用いることが好ましく、また、前記酸化剤の使用量は、アリルエーテル誘導体(1a)に対して1〜4等量程度用いることが好ましい。
このようにして得られるアセトアルデヒド誘導体(1b)としては、2−〔1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペニルオキシ〕アセトアルデヒド(1b)などを挙げることができる。
工程3は、アセトアルデヒド誘導体(1b)とアリール金属試薬(5)とを反応させることで、ベンジルアルコール誘導体(4a)を製造する工程である。
ここで、一般式(5)中、MはNa、MgQ、ZnQまたはLiを表し、Qはヨウ素原子、臭素原子、塩素原子を表す。
前記金属試薬(5)としては、例えば、臭化4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニルマグネシウム(5)などが挙げられる。
工程4は、ベンジルアルコール誘導体(4a)をアリルエーテル誘導体(4b)に変換する工程である。
Jは、ハロゲン原子;ハロゲン原子またはフェニル基で置換されていてもよい炭素数1から6のアシロキシ基;ハロゲン原子で置換されていてもよい炭素数1から6のアルキルスルホニルオキシ基;または、炭素数1から10のアルキル基、炭素数1から10のハロアルキル基またはハロゲン原子で置換されていてもよいフェニルスルホニルオキシ基を表す。
この中でも、五塩化りん、三臭化りんを用いることが好ましい。
この場合、ハロゲン化剤の使用量は、特に制限はないが、ベンジルアルコール誘導体(4a)に対して1等量から4等量用いることが好ましい。
この中でも、塩化アセチルまたは無水酢酸を用いることが好ましい。
この場合、アシル化剤の使用量は、特に制限はないが、ベンジルアルコール誘導体(4a)に対して1等量から4等量用いることが好ましい。
この中でも、メタンスルホン酸クロリドまたはp−トルエンスルホン酸クロリドを用いることが好ましい。
この場合、スルホニル化剤の使用量は、特に制限はないが、ベンジルアルコール誘導体(4a)に対して1等量から4等量用いることが好ましい。
工程5は、アリルエーテル誘導体(4)をブレンステッド酸もしくはルイス酸存在下反応させることで、2,3,5−三置換テトラヒドロピラン誘導体(6)を製造する工程である。
工程6は、2,3,5−三置換テトラヒドロピラン誘導体(6)を還元し、2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体(11)を製造する工程である。
なお、添加剤の使用量は、特に制限はないが、2,3,5−三置換テトラヒドロピラン誘導体(6)に対して10〜100モル%用いることが好ましい。
工程7は、2,3,5−三置換テトラヒドロピラン誘導体(6)を脱HX(Xは前記と同じ意味を表す。)することにより、5,6−ジヒドロ−2H−ピラン誘導体(10)を製造する工程である。
工程8は、5,6−ジヒドロ−2H−ピラン誘導体(10)を還元し、2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体(11)を製造する工程である。
金属触媒としては、パラジウム炭素、パラジウムブラック、パラジウムアルミナ、塩化パラジウム、水酸化パラジウム、ラネーニッケル、ロジウムアルミナ等を例示することができる。この中でも、収率が良い点で、汎用触媒であるパラジウム炭素を用いることが好ましい。
溶媒としては、トルエン、ジクロロメタン、クロロホルム、酢酸エチル、テトラヒドロフラン、ジオキサン、メタノール、エタノール、酢酸、水などの溶媒中、もしくはこれらの混合溶媒中にて反応を実施することができる。
水素供与体としては、シクロヘキセン、1,4−シクロヘキサジエン、ギ酸、デカリン、ギ酸アンモニウム等を例示することができる。
さらに、水素供与体を用いる場合には、該水素供与体の使用量は、特に制限はないが、5,6−ジヒドロ−2H−ピラン誘導体(10)に対して等量以上用いることが好ましい。
塩化ビニルマグネシウム(ビニル金属試薬);関東化学社製、塩化ビニルマグネシウム、1.4Mテトラヒドロフラン溶液(商品名)
trans−4−プロピルシクロヘキサンカルバルデヒド(アルデヒド)は公知文献(CN101323563)に従って調製した。
2−ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール(3a):ナカライテスク社製、ブロモアセトアルデヒドジエチルアセタール(商品名)
1−ブロモ−4−エトキシ−2,3−ジフルオロベンゼンは公知文献(CN101003467)に従って調製した。
金属マグネシウム:和光純薬工業社製、試薬名 マグネシウム、削り状(商品名)
ヨウ素:関東化学社製、試薬名 ヨウ素(商品名)
三臭化リン:和光純薬工業社製、三臭化りん(商品名)
三フッ化ホウ素ジエチルエーテル錯体(ルイス酸):和光純薬工業社製、三ふっ化ほう素ジエチルエーテル錯体(商品名)
メタンスルホン酸(ブレンステッド酸):東京化成社製、メタンスルホン酸(商品名)
p−トルエンスルホン酸一水和物(ブレンステッド酸):関東化学社製、p−トルエンスルホン酸一水和物(商品名)
ベンゼンスルホン酸(ブレンステッド酸):アルドリッチ社製、ベンゼンスルホン酸(テクニカルグレード90%)(商品名)
トリフルオロ酢酸(ブレンステッド酸);東京化成社製、トリフルオロ酢酸(商品名)
トリフルオロメタンスルホン酸(ブレンステッド酸):キシダ化学社製、トリフルオロメタンスルホン酸(商品名)
塩化アルミニウム(ルイス酸):和光純薬工業社製、塩化アルミニウム(III)(商品名)
三臭化ビスマス(ルイス酸):アルドリッチ社製、三臭化ビスマス(商品名)
水素化ホウ素ナトリウム(還元剤):アルドリッチ社製、水素化ホウ素ナトリウム(商品名)
水素化ホウ素テトラn−ブチルアンモニウム(還元剤):アクロス社製、水素化ホウ素テトラn−ブチルアンモニウム(商品名)
トリエチルシラン(還元剤):信越化学工業社製、トリエチルシラン(商品名)
水素化アルミニルムリチウム(還元剤):和光純薬工業社製、水素化アルミニルムリチウム(商品名)
塩化リチウム(脱HX剤):関東化学社製、塩化リチウム(商品名)
1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(脱HX剤):和光純薬工業社製、1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン(商品名)
10wt%Pd/C(金属触媒):アルドリッチ社製、パラジウム10wt%on活性炭(商品名)
<1H−NMR>
1H−NMRは、Bruker Avance250(250MHz)またはBruker Avance500(500MHz)を用いて測定した。測定溶媒として重クロロホルム(CDCl3)を用い、内部標準物質としてテトラメチルシラン(TMS)を用いて測定した。
<19F−NMR>
19F−NMRは、Bruker Avance250(235MHz)を用いて測定した。測定溶媒として重クロロホルム(CDCl3)を用い、内部標準物質としてベンゾトリフルオリドを用いて測定した。
<13C−NMR>
13C−NMRは、Bruker Avance500(125MHz)を用いて測定した。測定溶媒として重クロロホルム(CDCl3)を用い、内部標準物質としてテトラメチルシラン(TMS)を用いて測定した。
<GCEIMS(Gas Chromatography Electron Ionization Mass Spectrometer)>
GCEIMSは、島津社製ガスクロマトグラフ質量分析計(GC−2010)を用いて測定した。測定条件として、インジェクト温度80℃にて、初期温度80℃にて3分間、その後300℃まで11分間かけて昇温し、29分間同温度にてイオン化して行った。
実験例1では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、13%塩化アンモニウム水溶液(40mL)を加え、室温にて20分間攪拌した後、ジエチルエーテル(20mLx2)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(20mL)、飽和食塩水(20mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(300g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製し、1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペン−1−オール(2)(4.17g,収率:92%)を無色油状物として得た。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ5.87(ddd,J=17.3,10.5,6.8Hz,1H),5.20(brd,J=17.3Hz,1H),5.14(brd,J=10.5Hz,1H),3.85(brdd,J=6.8,6.8Hz,1H),1.95−0.78(m,15H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例2では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、0℃に冷やした飽和塩化アンモニウム水溶液40mLに注ぎ、室温にて10分間攪拌し、ジエチルエーテル(100mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(50mL)、飽和食塩水(50mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(300g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製し、2−〔1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペニルオキシ〕アセトアルデヒドジエチルアセタール(1a)(10.8g,収率:89%)を無色油状物として得た。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ5.65(ddd,J=17.3,10.5,8.0Hz,1H),5.19(brd,J=17.3Hz,1H),5.13(brd,J=10.5Hz,1H),4.61(dd,J=5.8,5.3Hz,1H),3.76−3.48(m,5H),3.40−3.25(m,2H),1.95(m,1H),1.80−1.62(m,2H),1.55−0.76(m,17H),0.86(t,J=7.0Hz,3H).
実験例3では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、ジエチルエーテル(40mLx2)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(20mL)、飽和食塩水(20mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(300g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製し、2−〔1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペニルオキシ〕アセトアルデヒド(1b)(3.56g,収率:95%)を無色油状物として得た。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ9.72(brs,1H),5.65(ddd,J=17.3,10.3,8.3Hz,1H),5.27(dd,J=10.3,1.5Hz,1H),5.15(dd,J=17.3,1.3Hz,1H),4.07(dd,J=17.0,0.8Hz,1H),3.93(dd,J=17.0,0.8Hz,1H),3.41(dd,J=8.3,8.3Hz,1H),1.99(m,1H),1.83−1.65(m,3H),1.55−0.75(m,10H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例4では、下記の反応式で示された反応を行った。
アルゴン雰囲気下、0℃で、臭化4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニルマグネシウム(5)の0.81Mテトラヒドロフラン溶液(3.6mL,2.92mmol)に、2−〔1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペニルオキシ〕アセトアルデヒド(1b)(427mg,1.91mmol)のテトラヒドロフラン溶液(2.0mL)を滴下し、さらに0℃にて30分間攪拌した。
この反応混合物に、1.2M塩酸(3.0mL)を加え、室温にて5分間攪拌し、ジエチルエーテル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)、飽和食塩水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(72g),ヘキサン−酢酸エチル(5:1)]により精製し、(1RS)−1−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−〔(1RS)−1−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−2−プロペニルオキシ〕エタノール(4a)(550mg,収率:75%)を白色固体として得た。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ7.17(ddd,J=9.5,7.3,2.3,1H),6.73(ddd,J=9.0,7.3,1.8,1H),5.66(m,1H),5.24−5.09(m,3H),4.11(q,J=7.0Hz,2H),3.72−3.16(m,3H),2.87(d,J=2.5Hz,0.38H),2.82(d,J=2.5Hz,0.62H),1.92(m,1H),1.80−1.62(m,3H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),1.36−0.82(m,10H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例5では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に5%炭酸水素ナトリウム水溶液(4.0mL)を加え、15分間攪拌した後、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(5:1)]により精製し、(3RS)−3−〔(2RS)−2−ブロモ−2−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)エチルオキシ〕−3−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)プロペン(4b)(14.4mg,収率32%)を無色油状物として得た。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ7.13(m,1H),6.72(m,1H),5.63(m,1H),5.31−5.10(m,3H),4.13(q,J=7.0Hz,2H),3.99(m,1H),3.77(m,1H),3.37(m,1H),1.91−1.01(m,13H),1.45(t,J=7.0Hz,3H),0.86(t,J=7.0Hz,3H),0.85(m,1H).
実験例6では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて5分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(8:1)]により精製し、酢酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル(6)(62.3mg,収率:73%)と(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−3−フルオロ−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(6)(10.5mg,収率:14%)をそれぞれ白色固体として得た。
酢酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル:1H−NMR(500MHz,CDCl3)δ6.80(ddd,J=8.8,7.3,1.9Hz,1H),6.66(ddd,J=8.6,7.3,1.9Hz,1H),4.89(ddd,J=10.3,10.3,4.7Hz,1H),4.09(q,J=7.0Hz,2H),3.96(brd,J=10.3Hz,1H),3.33(dd,J=11.0,10.3Hz,1H),3.24−3.17(m,2H),2.33(brd,J=12.4Hz,1H),2.06(s,3H),1.82−1.67(m,4H),1.59−1.42(m,3H),1.42(t,J=7.0Hz,3H),1.36−1.11(m,6H),0.96−0.77(m,2H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−3−フルオロ−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン:融点:84.5〜87.0℃;1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ6.83(ddd,J=9.3,7.3,2.0Hz,1H),6.67(ddd,J=9.0,7.3,1.8Hz,1H),4.54(dddd,J=49.0,10.0,10.0,5.0Hz,1H),4.10(q,J=7.0Hz,2H),3.93(m,1H),3.32−3.12(m,3H),2.38(m,1H),2.00−1.60(m,6H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),1.50−1.09(m,7H),1.04−0.80(m,2H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例7では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(42g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製することで、メタンスルホン酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル(6)(415mg,収率90%)を白色固体として得た。
融点:110.5〜114.0℃;1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ6.82(ddd,J=9.3,7.3,2.0Hz,1H),6.68(ddd,J=9.0,7.3,1.8Hz,1H),4.72(ddd,J=10.3,10.3,4.8Hz,1H),4.10(q,J=7.0Hz,2H),3.95(ddd,J=10.8,3.8,2.0Hz,1H),3.35(dd,J=11.0,10.8Hz,1H),3.28−3.14(m,2H),3.03(s,3H),2.56(brd,J=12.0Hz,1H),2.04(ddd,J=12.0,12.0,11.3Hz,1H),1.89−1.49(m,6H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),1.38−1.07(m,6H),1.04−0.78(m,2H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例8では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(42g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製することで、p−トルエンスルホン酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル(6)(397mg,収率74%)を白色固体として得た。
融点:116.5〜121.5℃;1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ7.82(d,J=8.3Hz,2H),7.35(d,J=8.3Hz,2H),6.79(ddd,J=9.3,7.0,2.3Hz,1H),6.67(ddd,J=9.0,7.0,1.8Hz,1H),4.45(ddd,J=10.3,10.3,4.8Hz,1H),4.09(q,J=7.0Hz,2H),3.90(m,1H),3.26(dd,J=10.8,10.5Hz,1H),3.24−3.08(m,2H),2.50(m,1H),2.45(s,3H),1.98(ddd,J=12.0,11.8,11.5Hz,1H),1.71(brd,J=12.0Hz,1H),1.58−0.95(m,11H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),0.86(t,J=7.0Hz,3H),0.82(m,1H),0.40(m,1H).
実験例9では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(42g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製することで、ベンゼンスルホン酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル(6)(275mg,収率43%)を白色固体として得た。
融点:116.0〜119.5℃;1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ7.95(brd,J=7.5Hz,2H),7.67(brt,J=7.5Hz,1H),7.57(brt,J=7.5Hz,2H),6.79(ddd,J=9.3,7.5,2.0Hz,1H),6.67(ddd,J=9.0,7.5,2.0Hz,1H),4.50(ddd,J=10.0,10.0,4.5Hz,1H),4.09(q,J=7.0Hz,2H),3.91(m,1H),3.31−3.12(m,3H),2.49(brd,J=12.0Hz,1H),1.98(ddd,J=11.8,11.5,11.0Hz,1H),1.72(brd,J=12.5Hz,1H),1.58−0.95(m,11H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),0.86(t,J=7.0Hz,3H),0.81(m,1H),0.47(m,1H).
実験例10では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に8%炭酸水素ナトリウム水溶液(3.0mL)を加え、室温にて5分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄層クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250x250x0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(12:1)]により精製することで、トリフルオロ酢酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル(6)(25.9mg,収率54%)を白色固体として得た。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ6.82(ddd,J=9.5,7.5,2.0Hz,1H),6.68(ddd,J=8.8,7.5,1.8Hz,1H),5.06(ddd,J=10.3,10.3,4.5Hz,1H),4.09(q,J=7.0Hz,2H),4.00(brd,J=10.5Hz,1H),3.43−3.16(m,3H),2.41(brd,J=12.0Hz,1H),1.92(ddd,J=12.0,12.0,11.3Hz,1H),1.84−1.05(m,12H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),1.02−0.72(m,2H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例11では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、5%炭酸水素ナトリウム水溶液(3.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物の19F−NMR測定により、トリフルオロメタンスルホン酸(2R*,3S*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン−3−イル(6)が70%生成していることを確認した。
1H−NMR(250MHz,CDCl3)δ6.82(ddd,J=9.3,7.3,2.3Hz,1H),6.68(ddd,J=8.8,7.3,1.8Hz,1H),4.95(ddd,J=10.3,10.3,4.8Hz,1H),4.10(q,J=7.0Hz,2H),3.94(brd,J=10.0Hz,1H),3.50−3.18(m,3H),2.56(brd,J=12.0Hz,1H),2.14(ddd,J=12.0,12.0,11.5Hz,1H),2.14−0.78(m,14H),1.44(t,J=7.0Hz,3H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例12では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、8%水酸化ナトリウム水溶液(3.0mL)、クロロホルム(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(42g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製することで、(2R*,3S*,5R*)−3−クロロ−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(6)(191mg,収率48%)を白色固体として得た。
融点:82.0〜86.0℃;1H−NMR(500MHz,CDCl3)δ6.81(ddd,J=9.4,7.2,2.2Hz,1H),6.68(ddd,J=9.0,7.2,1.8Hz,1H),4.09(q,J=7.0Hz,2H),4.00(ddd,J=11.0,4.3,2.1Hz,1H),3.95(ddd,J=10.2,10.1,3.3Hz,1H),3.37(dd,J=11.0,11.0Hz,1H),3.20(m,1H),3.18(brd,J=10.2Hz,1H),2.47(m,1H),2.05(ddd,J=12.0,12.0,10.2Hz,1H),1.92(m,1H),1.83−1.76(m,2H),1.67(m,1H),1.50(m,1H),1.42(t,J=7.0Hz,3H),1.37−1.11(m,6H),1.00−0.80(m,3H),0.87(t,J=7.0Hz,3H).
実験例13では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、不溶物をろ過し、クロロホルム(10mL)と水(10mL)で洗浄し、クロロホルム(5.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(5.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(74g),ヘキサン−酢酸エチル(9:1)]により精製することで、(2R*,3S*,5R*)−3−ブロモ−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(6)(297mg,収率67%)を白色固体として得た。
実験例14では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物に、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて5分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(3.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(15:1)]により精製し、(2R*,3S*,5R*)−3−ブロモ−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(6)(30.5mg,収率69%)を白色固体として得た。
実験例15〜19では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(3.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(16.7mg,収率64%)を白色固体として得た。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(3.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(28g),ヘキサン−酢酸エチル(6:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(15.0mg,収率41%)を白色固体として得た。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(3.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(18.0mg,収率51%)を白色固体として得た。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(22.3mg,収率61%)を白色固体として得た。
この反応混合物を放冷後、飽和炭酸水素ナトリウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(2.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物の19F−NMR測定により、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)が20%生成していることを確認した。
実験例20では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(3.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(22.1mg,収率60%)を白色固体として得た。
実験例21では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、10%水酸化ナトリウム水溶液(3.0mL)、クロロホルム(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、クロロホルム(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(9.5mg,収率36%)を白色固体として得た。
実験例22では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(2.0mL)を加え、室温にて10分間攪拌し、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(24.3mg,収率66%)を白色固体として得た。
実験例23では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、水(2.0mL)を加え、酢酸エチル(2.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン(10)(23.6mg,収率65%)を白色固体として得た。
実験例24では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物を放冷後、飽和塩化アンモニウム水溶液(2.0mL)を加え、酢酸エチル(3.0mLx3)で抽出し、有機層を得た。得られた有機層を合わせ、その有機層を、水(2.0mL)、飽和食塩水(2.0mL)で洗浄し、硫酸マグネシウムで乾燥後、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を中圧カラムクロマトグラフィー[シリカゲル(28g),ヘキサン−酢酸エチル(5:1)]により精製し、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)−5,6−ジヒドロ−2H−ピラン(10)(26.7mg,収率73%)を白色固体として得た。
実験例25では、下記の反応式で示された反応を行った。
この反応混合物をろ過し、減圧濃縮し、油状物を得た。得られた油状物を分取薄相クロマトグラフィー[シリカゲルプレート(250mmx250mmx0.50mm),ヘキサン−酢酸エチル(20:1)]により精製することで、(2R*,5R*)−5−(4−エトキシ−2,3−ジフルオロフェニル)−2−(trans−4−プロピルシクロヘキシル)テトラヒドロピラン(11)(17.2mg,収率76%)を白色固体として得た。
Claims (18)
- 一般式(6)
- R1が、炭素数1から10のアルキル基で置換されていてもよい炭素数3から8のシクロアルキル基である請求項1に記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- R1が、炭素数1から10のアルキル基で置換されていてもよいシクロヘキシル基である請求項1に記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- R1が4−プロピルシクロヘキシル基である請求項1に記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- Xが塩素原子、臭素原子、p−トルエンスルホニルオキシ基またはメタンスルホニルオキシ基である請求項1〜4のいずれかに記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- 一般式(6)が、下記一般式(6a)
- 一般式(6a)が、下記一般式(6b)
- 一般式(6b)が、下記一般式(6c)
- 還元を、水素化ホウ素ナトリウムまたは水素化アルミニウムリチウムを還元剤として用いて行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- 一般式(6)
- R1が、炭素数1から10のアルキル基で置換されていてもよい炭素数3から8のシクロアルキル基である請求項10に記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- R1が、炭素数1から10のアルキル基で置換されていてもよいシクロヘキシル基である請求項10に記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- R1が4−プロピルシクロヘキシル基である請求項10に記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- Xが塩素原子、臭素原子、p−トルエンスルホニルオキシ基またはメタンスルホニルオキシ基である請求項10〜13のいずれかに記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
- 一般式(6)が、下記一般式(6a)
- 一般式(6a)が、下記一般式(6b)
- 一般式(6b)が、下記一般式(6c)
- 脱HX(Xは前記と同じ意味を表す。)を、塩化リチウムまたは1,5−ジアザビシクロ[4.3.0]ノン−5−エン存在下行うことを特徴とする請求項10〜17のいずれかに記載の2,5−二置換テトラヒドロピラン誘導体の製造方法。
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JP2018035337A (ja) * | 2016-08-24 | 2018-03-08 | Jnc株式会社 | 液晶組成物および液晶表示素子 |
US10544366B2 (en) | 2016-08-24 | 2020-01-28 | Jnc Corporation | Liquid crystal composition and liquid crystal display device |
-
2009
- 2009-12-25 JP JP2009296089A patent/JP2011136914A/ja active Pending
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