JP2011109222A - A/d変換装置、制振装置及びこれらを搭載した車両 - Google Patents
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Abstract
【課題】製造コストの増加を招くことなく、高分解能であり且つ変換可能な振幅範囲が広範囲であるA/D変換装置を提供する。
【解決手段】A/D変換装置7は、振動検出センサ1からのアナログ振動信号sgを入力してデジタル値digiに変換し、振動検出センサ1から入力したアナログ振動信号sg1を入力しデジタル値digi1に変換する第1のA/D変換部73と、アナログ振動信号sg1を増幅したアナログ振動信号sg2を入力しデジタル値digi2に変換する第2のA/D変換部74と、アナログ振動信号sg2の振幅値が第2のA/D変換部74で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態であるか否かを判定する判定部81と、入力飽和状態であると判定される場合にデジタル値digi1を出力する一方、入力飽和状態にないと判定される場合にデジタル値digi2を出力する選択部82とを有する。
【選択図】図4
【解決手段】A/D変換装置7は、振動検出センサ1からのアナログ振動信号sgを入力してデジタル値digiに変換し、振動検出センサ1から入力したアナログ振動信号sg1を入力しデジタル値digi1に変換する第1のA/D変換部73と、アナログ振動信号sg1を増幅したアナログ振動信号sg2を入力しデジタル値digi2に変換する第2のA/D変換部74と、アナログ振動信号sg2の振幅値が第2のA/D変換部74で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態であるか否かを判定する判定部81と、入力飽和状態であると判定される場合にデジタル値digi1を出力する一方、入力飽和状態にないと判定される場合にデジタル値digi2を出力する選択部82とを有する。
【選択図】図4
Description
本発明は、振動センサからの信号を適切にA/D変換するA/D変換装置、又はこれを適用した制振装置、及びこれらを搭載した車両に関するものである。
従来から車両のエンジン等の振動発生源で生じた振動と加振手段を通じて発生させた相殺振動とを制振すべき位置で相殺する制振装置が知られている。このような従来の制振装置として特許文献1には、振動発生源から制振すべき位置へ伝達した振動を相殺するための加振指令信号を発生する制御部と、この制御部の発生する加振指令信号が入力されることにより作動して制振すべき位置に相殺振動を発生させる加振手段と、制振すべき位置において振動発生源で生じた振動と相殺振動との相殺誤差として残る振動を検出する加速度センサ等の振動検出センサとを具備し、制御部が、振動検出センサにより検出された振動に基づいて相殺誤差として残る振動が小さくなるように加振指令信号を修正するものが開示されている。
この制振装置では、振動検出センサから出力されるアナログ振動信号をA/D変換装置でデジタル値に変換し、このデジタル値を用いて制振制御を実施している。
上記制振装置に設けられるA/D変換装置には、制振された状態にあるか否かを判定すべく0レベル近傍の微少振動の変化を逃さずに検出する高分解能が要求されるとともに、種々の大きさの振動に対応するため変換可能な振幅範囲が広範囲であることが要求されるものである。
これら双方の要求に対して、変換可能な振幅範囲が広範囲であり且つ高分解能を両立したA/D変換部を用いることが考えられるが、かかるA/D変換部は高価であり、製造コストの増加を招くので好ましくない。
また、かかる高価なA/D変換部を用いずに高分解能を得る一つの手段として、安価且つ低分解能であるA/D変換部に対して振幅増幅器を通じて増幅させたアナログ振動信号を入力する構成が考えられるが、この構成では高分解能を得られる一方でA/D変換可能な振幅範囲が狭まるので、振幅の大きな振動が入力される場合に入力飽和状態になって正確なデジタル値に変換できなくなってしまう問題がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、その目的は、製造コストの増加を招くことなく、高分解能であり且つ変換可能な振幅範囲が広範囲であるA/D変換装置を実現し、ひいては制振性能を向上させた制振装置及びこれらを搭載した車両を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明のA/D変換装置は、振動を検出する振動検出センサからの信号を入力してデジタル値に変換し、変換したデジタル値を外部へ出力するA/D変換装置であって、前記振動検出センサから入力した信号に対応するアナログ振動信号を入力しデジタル値に変換する第1のA/D変換部と、前記第1のA/D変換部に入力されるアナログ振動信号を増幅した信号に相当する増幅信号を入力しデジタル値に変換する第2のA/D変換部と、前記第2のA/D変換部に入力される増幅信号の振幅値が当該第2のA/D変換部で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態であるか否かを判定する判定部と、前記判定部により入力飽和状態であると判定される場合に前記第1のA/D変換部により変換されたデジタル値を出力する一方、前記判定部により入力飽和状態にないと判定される場合に前記第2のA/D変換部により変換されたデジタル値を出力する選択部とを具備することを特徴とする。
このように構成すると、第2のA/D変換部に入力される増幅信号の振幅値が第2のA/D変換部で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態でないとき、すなわち検出される振動が微少領域にあるときには、増幅信号をデジタル化し、高い分解能で微少領域にある振動の振幅値をデジタル化する一方、入力飽和状態であるとき、すなわち検出される振動が微少領域を超えるときには、アナログ振動信号をデジタル化し、通常の分解能で微少領域以外の広範囲な領域にある振動の振幅値を特定し、広範囲な領域にある振動の振幅値を的確に捉えつつ、高い分解能が必要な微少領域にある振動の振幅値を適切にデジタル化することが可能となる。
特に、入力飽和状態であるか否かを効果的に判定するためには、前記判定部は、前記第1のA/D変換部又は前記第2のA/D変換部のいずれか一方により得られるデジタル値が所定しきい値を超えた場合に入力飽和状態であると判定し、当該デジタル値が所定しきい値を超えない場合に入力飽和状態でないと判定することが好ましい。
振動の振幅値を示すデジタル値の連続性を確保してデータ抜けが発生することを防止するためには、前記第1のA/D変換部により得られ外部へ出力されるデジタル値と、前記第2のA/D変換部により得られ外部へ出力されるデジタル値とは、前記振動検出センサから入力される信号の振幅値変動に対する変化率およびゼロ点を一致させていることが望ましい。
本発明のA/D変換装置は、0レベル近傍等の微少振動の検出が要求される制振装置に適用するのが好適である。
この制振装置は、車両に搭載してエンジンから発生する振動を制振する上で特に好適に適用が可能である。
本発明は、以上説明したように、第2のA/D変換部に入力される増幅信号の振幅値が第2のA/D変換部で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態であるか否かを判定し、入力飽和状態であると判定された場合にはアナログ振動信号を変換したデジタル値を出力し、入力飽和状態でないと判定された場合にはアナログ振動信号を増幅した信号に相当する増幅信号を変換したデジタル値を出力するので、入力飽和状態でないときは高分解能となり、入力飽和状態であるときは変換可能な振幅範囲が広範囲となるA/D変換の実現を可能とし、ひいては制振性能を向上させることが可能となる。
以下、本発明の一実施形態を、図面を参照して説明する。
この実施形態の制振装置は、図1に示すように、自動車等の車両に搭載されるものであり、座席st等の制振すべき位置posに設けた加速度センサ等の振動検出センサ1と、所定の質量を有する補助質量2aを振動させることにより相殺振動Vi4を制振すべき位置posに発生するリニアアクチュエータ20を用いた加振手段2と、振動発生源gnであるエンジンの点火パルスから取り出される基本周波数fから基準波ejθを生成する基準波生成手段3と、振動検出センサ1からのアナログ振動信号sgをデジタル値digiに変換するA/D変換装置7と、A/D変換装置7からのデジタル値digiと前記基準波ejθとを入力し加振手段2に相殺振動Vi4を制振すべき位置posに発生させる制御部4とを有し、車体フレームfrmにマウンタgnmを介して搭載されたエンジン等の振動発生源gnで生じる振動Vi3と加振手段2を通じて発生させる相殺振動Vi4とを制振すべき位置posで相殺させて制振すべき位置posにおける振動を低減するものである。
振動検出センサ1は、加速度センサ等を用いてエンジンの主振動方向と同一方向の主振動を検出し、振動の振幅値を電圧で表すアナログ振動信号sgを出力する。
リニアアクチュエータ20は、図2に示すように、永久磁石を備える固定子22を車体フレームfrmに固定し、抑制するべき振動方向と同方向の往復動(図2の紙面では上下動)を可動子23に行わせるようにしたレシプロタイプのものである。ここでは、車体フレームfrmの抑制すべき振動の方向と可動子23の往復動方向(推力方向)とが一致するように、車体フレームfrmに固定される。可動子23は補助質量21とともに軸25に取り付けられ、この軸25は可動子23及び補助質量21を推力方向に移動可能なように板バネ24を介して固定子22に支持されている。リニアアクチュエータ20と補助質量21によって、動吸振器が構成されていることになる。
リニアアクチュエータ20を構成するコイル(図示せず)に交流電流(正弦波電流、矩形波電流)を流した場合、コイルに所定方向の電流が流れる状態では、磁束が、永久磁石においてS極からN極に導かれることにより、磁束ループが形成される。その結果、可動子23は、重力に逆らう方向(上方向)に移動する。一方、コイルに対して所定方向とは逆方向の電流を流すと、可動子23は、重力方向(下方向)に移動する。可動子23は、交流電流によるコイルへの電流の流れの方向が交互に変化することにより以上の動作を繰り返し、固定子22に対して軸25の軸方向に往復動することになる。これにより、軸25に接合されている補助質量21が上下方向に振動することになる。このリニアアクチュエータ20それ自体のより具体的な構造や動作説明は公知であるため、詳細は省略する。可動子23は図示しないストッパによって動作範囲が規制されている。リニアアクチュエータ20と補助質量21とによって構成される動吸振器は、アンプ6から出力される電流制御信号ssに基づいて、補助質量21の加速度を制御して制振力を調節することにより、車体フレームfrmに発生する振動を相殺して振動を低減することができる。
基準波生成手段3は、図3に示すように、基本周波数f[Hz]から基本次数の基準波ejθである基準正弦波(sinθ)と基準余弦波(cosθ)を生成する。生成される基準正弦波(sinθ)と基準余弦波(cosθ)は何らかの同期信号に対し同期しても、させなくてもどちらでもよい。θ=ωt=2πftである。
A/D変換装置7は、振動検出センサ1から入力したアナログ振動信号sgをデジタル信号たるデジタル値digiに変換するものである。詳細は後述する。
制御部4は、適応制御により振動を制御するものであり、A/D変換装置7により変換されたデジタル値digiと前記基準波ejθとから適応フィルタ係数(Re、Im)を算出して当該適応フィルタ係数(Re、Im)に基づき加振指令信号I41を生成し、これに基づき後述するアンプ6を介してリニアアクチュエータ20に電流制御信号ssを入力することで、制振すべき位置posに前記振動発生源gnからの振動に対し逆相となる相殺振動Vi4を加振手段2を通じて発生させる。適応フィルタ係数(Re、Im)の算出を繰り返すと、相殺振動Vi4の振幅値や位相が制振すべき振動Vi3の振幅値や位相に収束し、収束につれて振動の相殺が進むが、基本周波数fや振動Vi3の振幅値や位相は絶えず変化しているため、常に変化に追従する形で制御が行われる。
このような制振制御を行うにあたり、A/D変換装置7は、制振された状態であるか否かを判定するため0レベル近傍の微少振動の変化を適切にデジタル値に変換する高分解能が求められるとともに、種々の大きさの振動に対応するためデジタル変換可能な振幅範囲が広範囲であることが要求されている。
そこで、本実施形態では、図4に示すように、A/D変換装置7は、CPU等のデジタル処理部と複数のA/D変換部とを有する安価な汎用A/D変換ユニットを用いて構成されており、アナログ振幅増幅器71、72と、第1のA/D変換部73及び第2のA/D変換部74と、判定部81と、選択部82とを有している。
アナログ振幅増幅器71は、振動の振幅値を電圧値で表す振動検出センサ1からのアナログ振動信号sgを入力し、そのアナログ振動信号sgの振幅(電圧)を1倍に増幅したアナログ振動信号sg1を出力する。アナログ振幅増幅器72は、アナログ振幅増幅器71から出力されるアナログ振動信号sg1を入力し、そのアナログ振動信号sg1の振幅(電圧)を4倍に増幅した増幅信号であるアナログ振動信号sg2を出力する。アナログ振動信号sgの電圧の変動幅は2.5V±2.0Vとする。
第1のA/D変換部73及び第2のA/D変換部74は、入力可能な電圧範囲が2.5V±2.5V、分解能が12bit=4096[lsb](lsbは量子化単位)であり、共に同性能である。第1のA/D変換部73は、振動検出センサ1から入力したアナログ振動信号sgに対応するアナログ振動信号sg1を入力し、これをデジタル値digi1に変換して出力する。この場合、第1のA/D変換部73に入力されるアナログ振動信号sg1はアナログ振動信号sgに対して増幅率1倍の信号であり、第1のA/D変換部73に入力可能な電圧範囲が2.5V±2.5Vであることから、アナログ振動信号sgを基準として変換可能な振幅範囲(電圧範囲)は2.5V±2.5V、実効分解能は約820[lsb]/V、量子化可能な最小アナログ量は約0.0012195V/[lsb]となる。
また、第2のA/D変換部74は、第1のA/D変換部73に入力されるアナログ振動信号sg1を増幅した信号に相当する増幅信号たるアナログ振動信号sg2を入力し、これをデジタル値digi2に変換して出力する。この場合、第2のA/D変換部74に入力されるアナログ振動信号sg2はアナログ振動信号sgに対して増幅率4倍で増幅された信号であり、入力可能な電圧範囲が2.5V±2.5Vであることから、アナログ振動信号sgを基準として変換可能な振幅範囲(電圧範囲)は2.5V±0.625V、実効分解能は約3280[lsb]/V、量子化可能な最小アナログ量は約0.0003048V/[lsb]となる。第2のA/D変換部74は、第1のA/D変換部73に対して実効分解能が4倍に高まる反面、変換可能な振幅範囲が1/4倍に低下している。
第1のA/D変換部73及び第2のA/D変換部74から出力されたデジタル値digi1及びデジタル値digi2は、それぞれ加算器75、76でオフセット値2048[lsb]が差し引かれて基準点(ゼロ点)が0となり、選択部82にそれぞれ別個に入力されている。加算器75から出力されたデジタル値digi1は、アナログ振動信号sgの振幅値変動に対する変化率をデジタル値digi2と一致させるためにソフトウェアゲインにより乗算器79で4倍に増幅されて、選択部82に入力される。
判定部81は、第2のA/D変換部74に入力される増幅信号たるアナログ振動信号sg2の振幅値が第2のA/D変換部74で変換可能な振幅範囲(2.5V±0.625V)を超える入力飽和状態であるか否かを判定するものであり、具体的には、乗算器79から選択部82へ入力されるデジタル値digi1を検知し、このデジタル値digi1の絶対値が所定しきい値2048[lsb]を超える場合に入力飽和状態であると判定し、デジタル値digi1の絶対値が所定しきい値2048[lsb]を超えない場合に入力飽和状態でないと判定し、判定結果を表す判定信号SELを選択部82に入力する。
選択部82は、判定部81により入力飽和状態であると判定される場合に第1のA/D変換部73により変換されたデジタル値digi1を外部たる制御部4へ入力する一方、判定部81により入力飽和状態にないと判定される場合に第2のA/D変換部74により変換されたデジタル値digi2を外部たる制御部4へ入力する。
上記の構成において、アナログ振動信号sgの電圧値が2.5V±0.1Vであるとき、すなわち検出される振動振幅値が微少領域にある場合(2.5V±0.625Vの範囲内)の動作について図4を用いて説明する。
まず、振動検出センサ1から2.5V±0.1Vの範囲で変動するアナログ振動信号sgが出力され、アナログ振幅増幅器71を介して同変動のアナログ振動信号sg1が第1のA/D変換部73へ入力され、値範囲が2048±82[lsb]のデジタル値digi1に変換される。次に、このデジタル値digi1は、加算器75において基準点2.5Vを0Vにすべくオフセット値2048[lsb]が差し引かれ、デジタル値digi1の値範囲が±82[lsb]となる。最後に、デジタル値digi1は、乗算器79においてソフトウェアゲインにより4倍に増幅され、その範囲が±328[lsb]となり、選択部82に入力される。
一方、アナログ振動信号sgがアナログ振幅増幅器71、72を介して増幅され、2.5V±0.4Vの範囲で変動するアナログ振動信号sg2となり、このアナログ振動信号sg2が第2のA/D変換部74へ入力され、値範囲2048±328[lsb]であるデジタル値digi2に変換される。次に、このデジタル値digi2は、加算器76において基準点2.5Vを0Vにすべくオフセット値2048[lsb]が差し引かれ、デジタル値digi2の値範囲が±328[lsb]となり、選択部82へ入力される。
この場合、判定部81は、デジタル値digi1の値範囲が±328[lsb]であることから入力飽和状態でないと判定し、その結果、選択部82が、第2のA/D変換部74において高分解能でデジタル化されたデジタル値digi2を外部である制御部4へ出力する。図4に示すように、微少領域である±0.625Vの範囲が4096[lsb]で表現され、高分解能でデジタル化された振動を再現することが可能となる。
同様に、アナログ振動信号sgの電圧値が2.5V±2.0Vであるとき、すなわち検出される振動振幅値が微少領域にない場合(2.5V±0.625Vの範囲外)の動作について図5を用いて説明する。
まず、振動検出センサ1から2.5V±2.0Vの範囲で変動するアナログ振動信号sgが出力され、アナログ振幅増幅器71を介して同変動のアナログ振動信号sg1が第1のA/D変換部73へ入力され、値範囲2048±1638[lsb]であるデジタル値digi1に変換される。次に、このデジタル値digi1は、加算器75において基準点2.5Vを0Vにすべくオフセット値2048[lsb]が差し引かれ、デジタル値digi1の値範囲が±1638[lsb]となる。最後に、デジタル値digi1は、乗算器79においてソフトウェアゲインにより4倍に増幅され、その範囲が±6552[lsb]となり、選択部82に入力される。
一方、アナログ振動信号sgがアナログ振幅増幅器71、72を介して増幅され、2.5V±8.0Vの範囲で変動するアナログ振動信号sg2となり、このアナログ振動信号sg2が第2のA/D変換部74へ入力され、入力飽和状態となって値範囲2048±2048[lsb]であるデジタル値digi2に変換される。次に、このデジタル値digi2は、加算器76において基準点2.5Vを0Vにすべくオフセット値2048[lsb]が差し引かれ、デジタル値digi2の値範囲が±2048[lsb]となり、選択部82へ入力される。
この場合、判定部81は、デジタル値digi1の値範囲が±6552[lsb]であることから入力飽和状態であると判定し、その結果、選択部82が、第1のA/D変換部73においてデジタル化されたデジタル値digi1を利用部である制御部4へ入力する。図5に示すように、微少領域である±0.625Vの範囲が4096[lsb]で表現され、約3280[lsb]/Vの高分解能でデジタル化された振動を再現することが可能となるとともに、微少領域である±0.625V以外の広範囲の領域では、微少領域に比べて分解能が約820[lsb]/Vと荒くなるが、デジタル化可能な振幅範囲を超えた入力飽和状態となって正確なデジタル値に変換できなくなることが防止される。
以上のように、本実施形態のA/D変換装置は、振動を検出する振動検出センサ1からのアナログ振動信号sgを入力してデジタル値digi(digi1、digi2)に変換し、変換したデジタル値digi(digi1、digi2)を外部たる制御部4へ出力するにあたり、振動検出センサ1から入力したアナログ振動信号sgに対応するアナログ振動信号sg1を入力しデジタル値digi1に変換する第1のA/D変換部73と、第1のA/D変換部73に入力されるアナログ振動信号sg1を増幅した信号に相当する増幅信号たるアナログ振動信号sg2を入力しデジタル値digi2に変換する第2のA/D変換部74と、第2のA/D変換部74に入力される増幅信号たるアナログ振動信号sg2の振幅値が第2のA/D変換部74で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態であるか否かを判定する判定部81と、判定部81により入力飽和状態であると判定される場合に第1のA/D変換部73により変換されたデジタル値digi1のみを出力する一方、判定部81により入力飽和状態にないと判定される場合に第2のA/D変換部74により変換されたデジタル値digi2のみを出力する選択部82とを具備している。
このように構成すると、第2のA/D変換部74に入力される増幅信号たるアナログ振動信号sg2の振幅値が第2のA/D変換部74で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態でないとき、すなわち検出される振動が微少領域にあるときには、増幅信号たるアナログ振動信号sg2をデジタル化し、高い分解能で微少領域にある振動の振幅値をデジタル化しこのデジタル値digi2のみを外部に出力する一方、入力飽和状態であるとき、すなわち検出される振動が微少領域を超えるときには、アナログ振動信号sg1をデジタル化し、通常の分解能で微少領域以外の広範囲な領域にある振動の振幅値をデジタル化しこのデジタル値digi1のみを外部に出力し、広範囲な領域にある振動の振幅値を的確に捉えつつ、高い分解能が必要な微少領域にある振動の振幅値を適切にデジタル化することが可能となる。
また、本実施形態では、判定部81が、第1のA/D変換部73により得られるデジタル値digi1が所定しきい値を超えた場合に入力飽和状態であると判定し、デジタル値digi1が所定しきい値を超えない場合に入力飽和状態でないと判定するので、所定しきい位置の設定次第で、入力飽和状態であるか否かを効果的に判定することが可能となる。
さらに、本実施形態では、第1のA/D変換部73により得られ外部たる制御部4へ出力されるデジタル値digi1と、第2のA/D変換部により得られ外部たる制御部4へ出力されるデジタル値digi2とは、振動検出センサ1から入力されるアナログ振動信号sgの振幅値変動に対する変化率およびゼロ点を一致させているので、外部たる制御部4へ出力するデジタル値digiを切り替えても、振動の振幅値を示すデジタル値digiの連続性が確保され、データ抜けが発生することを防止することが可能となる。
したがって、このようなA/D変換装置を制振装置に適用すると、制振性能を向上させることができ、さらにA/D変換装置を適用した制振装置を車両に搭載することにより、当該車両の制振機能に係る信頼性や耐久性を有効に向上させて、優れた走行機能を実現することが可能となる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、本実施形態においては、第1のA/D変換部73へ入力されるアナログ振動信号sg1はアナログ振幅増幅器71を介し、第2のA/D変換部74へ入力されるアナログ振動信号sg2はアナログ振幅増幅器72を介しているが、本発明では、第2のA/D変換部に入力される信号が、第1のA/D変換部に入力される信号を増幅させた信号に相当する信号であれば、どのような増幅回路であってもよい。例えば、アナログ回路において信号を増幅させる一般的な構成を採用可能である。例えば、第1のA/D変換部73へ入力される信号を反転増幅して信号An2とし、このAn2をさらに反転増幅してAn3とし、An2とAn3の差分により得られる信号を第2のA/D変換部に入力する構成などが挙げられる。
また、より一層高い分解能を得るためには、図6に示すように、本実施形態の乗算器79で乗算するソフトウェアゲインを8倍に向上させ、更にアナログ振幅増幅器171、第3のA/D変換部172、及び加算器173、174を加えてA/D変換装置107を構成したものが挙げられる。すわなち、アナログ振幅増幅器171は、アナログ振幅増幅器72から出力されるアナログ振動信号sg2を入力して、アナログ振動信号sg2の振幅(電圧)を反転した信号であるアナログ振動信号sg3を出力する。第3のA/D変換部172は、アナログ振動信号sg3を入力して、これをデジタル値digi3に変換して出力する。A/D変換部172から出力されるデジタル値digi3は、加算器173でオフセット値2048[lsb]が差し引かれて基準点(ゼロ点)が0になり、加算器76から出力されるデジタル値digi2と加算器174で加算されて、選択部82に入力される。
さらに、本実施形態では、判定部81は、デジタル値digi1を監視することにより入力飽和状態であるか否かを判定しているが、デジタル値digi2を監視する構成でもよく、その他の部位を監視する構成であってもよい。
その他、本発明を振動発生が問題となる車両以外の移動装置や機器類に適用するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…振動検出センサ
73…第1のA/D変換部
74…第2のA/D変換部
81…判定部
82…選択部
sg…振動検出センサからの信号(アナログ振動信号)
sg1…振動検出センサから入力した信号に対応するアナログ振動信号
sg2…増幅信号(アナログ振動信号)
digi、digi1、digi2…デジタル値
73…第1のA/D変換部
74…第2のA/D変換部
81…判定部
82…選択部
sg…振動検出センサからの信号(アナログ振動信号)
sg1…振動検出センサから入力した信号に対応するアナログ振動信号
sg2…増幅信号(アナログ振動信号)
digi、digi1、digi2…デジタル値
Claims (5)
- 振動を検出する振動検出センサからの信号を入力してデジタル値に変換し、変換したデジタル値を外部へ出力するA/D変換装置であって、
前記振動検出センサから入力した信号に対応するアナログ振動信号を入力しデジタル値に変換する第1のA/D変換部と、
前記第1のA/D変換部に入力されるアナログ振動信号を増幅した信号に相当する増幅信号を入力しデジタル値に変換する第2のA/D変換部と、
前記第2のA/D変換部に入力される増幅信号の振幅値が当該第2のA/D変換部で変換可能な振幅範囲を超える入力飽和状態であるか否かを判定する判定部と、
前記判定部により入力飽和状態であると判定される場合に前記第1のA/D変換部により変換されたデジタル値を出力する一方、前記判定部により入力飽和状態にないと判定される場合に前記第2のA/D変換部により変換されたデジタル値を出力する選択部とを具備することを特徴とするA/D変換装置。 - 前記判定部は、前記第1のA/D変換部又は前記第2のA/D変換部のいずれか一方により得られるデジタル値が所定しきい値を超えた場合に入力飽和状態であると判定し、当該デジタル値が所定しきい値を超えない場合に入力飽和状態でないと判定する請求項1に記載のA/D変換装置。
- 前記第1のA/D変換部により得られ外部へ出力されるデジタル値と、前記第2のA/D変換部により得られ外部へ出力されるデジタル値とは、前記振動検出センサから入力した信号の振幅値変動に対する変化率およびゼロ点を一致させている請求項2に記載のA/D変換装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のA/D変換装置を備える制振装置。
- 請求項4に記載の制振装置を備える車両。
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