JP2011092391A - 椅子 - Google Patents
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Abstract
【手段】座受け体7の前部とベース2とはフロントリンク23で連結されており、座受け体7の後部は揺動部材に連結されている。ロッキング時には揺動部材で座受け体7が後ろに引っ張られるため、座受け体7は上昇しながら後退する。フロントリンク23は、使用姿勢よりも後ろに倒した姿勢とすることで第2軸22に嵌め込むことができ、大きく前傾した使用姿勢では規制リブ84がベース2の前壁2cに当たることで抜け不能に保持される。フロントリンク23のボス部86は断面略長方形になっており、側面視で略直立姿勢にすると座受け体7の上雌形嵌合部24に挿入できる。大きく前傾させた使用姿勢では、ボス部86は上雌形嵌合部24に設けた規制突起88,90によって抜け不能に保持されている。
【選択図】図14
Description
図1に示すように、椅子は、脚支柱(ガスシリンダ)1のみを表示した脚装置、脚支柱1の上端に固定したベース2、ベース2の上方に配置した座体3、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4を有している。なお、ベース2にはオプション品として肘掛け装置を取り付けることができる。
以下、各部の詳細を説明する。まず、ベース2と揺動部材18とバックフレーム10との関係を説明する。既述のとおりベース2は上向きに開口した箱型の形態であり、例えば図5及び図7に示すように、ベース2の内部のうち略中央部に側断面下向き開口コの字型の第1インナーブラケット31を溶接しており、このインナーブラケット31とベース2の底板とにブッシュ32を固着し、このブッシュ32に脚支柱1を下方から嵌着している。
次に、座部8と上カバー25と揺動部材18との関係を説明する。図2を参照して既に説明したとおり、座部8は座体3と座受け体7とで構成されている。座板5には着座によってベンディングする(沈む)ように多数のスリットが形成されている。例えば図2から理解できるように、座板5は正面視で上向き凹状に緩く湾曲しており、先端部は下向きに大きなカーブで曲がっており、後部は緩い曲率で上向きに反っている。他方、座受け体7も基本的には正面視で上向き凹状に緩く湾曲しているが、強度確保のため縦横に延びる多数のリブを形成している。
次に、フロントリンク23とベース2との連結構造(すなわち、請求項に記載した下連結部の構造)を説明する。フロントリンク23は合成樹脂の成形品であり、多数の板状リブの組み合わせにより、大雑把には板状のような外観を呈している。そして、例えば図17(B)に示すように、フロントリンク23の下端部には、ベース2の内部において第2軸22に嵌まる下インナー雌形嵌合部78と、ベース2の外側において第2軸22に嵌まる下サイド雌形嵌合部79とを設けている。
次に、フロントリンク23と座受け体7との連結構造を説明する。例えば図17(A)に示すように、座受け体7の前部には、フロント連結部の一例として、左右横長で下向きに開口した上雌形嵌合部24を下向きに突設している。他方、フロントリンク23の上端部には、上連結部の一例として、座受け体7の上雌形嵌合部24に嵌入するボス部86を一体に設けている。
以上の構成において、椅子の組み立ては概ね次の手順で行われる。すなわち、
1)脚支柱にベース2を固定する、
2)第2軸22や上カバー25をベース2に取り付ける、第1軸19で揺動部材18をベース2に連結する、制御ユニット29を後ろから嵌め込む、
3)バックフレーム10を、まずその前向き開口溝38を第3軸37に後ろから挿入し次いで下向き開口溝39を第3軸37に嵌め込む、という手順で取り付ける、
4)バックフレーム10を後傾させることで固定式ゴム44を圧縮させ、その状態でリア係合ピン20を揺動部材18のサポートアーム18aに挿入し、それからバックフレーム10を戻してリア係合ピン20を上カバー25のピン受け部64に当接させる(この状態では固定式ゴム44は少し圧縮しているため、リア係合ピン20はピン受け部64に強く当接し、ロッキングに際してのプリテンションが効いている。)、
5)座受け体7には予めフロントリンク23を連結しておき、まず、フロントリンク23を略鉛直姿勢にすることで下雌形嵌合部78,79を第2軸22に嵌め込み、それからリア係合爪21をリア係合ピン20に後ろから引っ掛け係合させる、
6)ストッパー57を装着し、次いで、座受け体7に座体3を取り付ける、
という手順で組み立てられる。背もたれ4の取り付けは座体3の取り付け後に行ってもよいし、後で行ってもよい。組み立て後においてはフロントリンク23は前傾姿勢になるため、既述のとおり規制用リブ84の作用で抜け不能に保持されている。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、フロントリンクはベースと座受け体とのうちいずれか一方に対してのみ嵌め込み方式として、他方はピンを挿通して連結するといったことも可能である。フロントリンクとベースとを繋ぐ下部連結部の構成としては、フロントリンクにボス部を形成してこれをベースに設けた下雌形嵌合部に嵌め込むことも可能であり、更に、フロントリンクと座受け体とを繋ぐ上連結部の構成としては、フロントリンクに上雌形嵌合部を形成して座受け体にボス部を形成してもよい。雌形嵌合部及び雄形嵌合部を各種の構造に展開できることは勿論である。
2 ベース
2c ベースの前壁
3 座体
4 背もたれ
5 座板
7 座受け体
8 座部
10 バックフレーム
16 背支持装置の一部を構成する前向きアーム部
18 背支持装置を構成する揺動部材
19 背もたれの回動支点である第1軸
20 リア係合ピン
21 リア係合爪
22 下連結部を構成する雄形嵌合部の一例としての第2軸
23 リンクの一例としてフロントリンク
24 座受け体に設けた上雌形嵌合部
25 ベースの上カバー
26 ベースの下カバー
45,53 弾性手段の一例としてのゴム
78 フロントリンクの下インナー雌形嵌合部
79 フロントリンクの下サイド雌形嵌合部
84 規制リブ
86 フロントリンクのボス部
88,90 規制突起
Claims (4)
- 脚の上端に設けたベースと、前記ベースの上方に配置した座部とを備えており、前記座部とベースとはリンクで連結されており、前記リンクが座部及びベースに対して前後回動することで座部がベースに対して後退動又は前進動する、という椅子であって、
前記リンクとベースとの上連結部、又は、前記リンクと座部との下連結部は、それらリンクとベース又はリンクと座部とをリンクの回動軸心と直交した方向に相対動させることで嵌まり合う雌形嵌合部と雄形嵌合部との組み合わせになっており、前記上連結部又は下連結部若しくは両方に、前記リンクを使用状態よりも前側又は後ろ側に回動させた非使用姿勢にすると雌形嵌合部と雄形嵌合部とが嵌合可能でリンクを使用姿勢にすると雌形嵌合部と雄形嵌合部とが抜け不能になる抜け止め手段を設けている、
椅子。 - 前記ベースには、背もたれを設けた背支持装置が後傾動自在に連結されている一方、前記座部の前部とベースの前部とは側面視で鉛直線に対して前傾したフロントリンクで連結されており、前記背支持装置と座部とを連結することにより、前記背もたれが弾性手段に抗して後傾すると座部は上昇しながら後退するようになっている構成であって、
前記ベースの前部には前記雄形嵌合部として左右横長の軸が配置されている一方、前記フロントリンクの下端部には前記軸に嵌まる下雌形嵌合部が形成されており、かつ、前記フロントリンクの下端部に、前記抜け止め手段として、前記フロントリンクが使用姿勢になると前記ベースの内面に当たって前記軸からの抜けを阻止する規制部が形成されている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記ベースには、背もたれを設けた背支持装置が後傾動自在に連結されている一方、前記座部の前部とベースの前部とは側面視で鉛直線に対して前傾したフロントリンクで連結されており、前記背支持装置と座部とを連結することにより、前記背もたれが弾性手段に抗して後傾すると座部は上昇しながら後退するようになっている構成であって、
前記座部の前部には略下方に開口した溝を有する上雌形嵌合部が形成されており、前記フロントリンクの下端部には前記上雌形嵌合部に嵌合するボス部が形成されており、前記上雌形嵌合部における開口縁の一部に、当該上雌形嵌合部の溝巾を部分的に狭くする規制突起が形成されている一方、前記フロントリンクにおけるボス部のうち少なくとも前記規制突起に対応した部位を、前記フロントリンクを非使用姿勢にすると前記規制突起の箇所で上雌形嵌合部に嵌入可能で前記フロントリンクを使用姿勢にすると雌形嵌合部から抜け不能となる非円形の規制部と成しており、前記規制突起と規制部で前記抜け止め手段が構成されている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記フロントリンクは1個であり、正面視で座部及びベースの中心線を挟んで左右両側に広がるように配置されている、
請求項2又は3に記載した椅子。
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JP2001112576A (ja) * | 1999-10-19 | 2001-04-24 | Ikeda Bussan Co Ltd | 車両用アームレスト構造 |
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