JP2011081632A - 画像生成装置、画像生成方法、および、プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】主要オブジェクトの位置、大きさに応じて主要オブジェクトの位置ずれが適切に調整された立体的画像を提供すること。
【解決手段】観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成する画像生成装置であって、右眼用画像および左眼用画像に含まれる主要オブジェクトを特定する主要オブジェクト特定部と、主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、右眼用画像と左眼用画像とにおける、主要オブジェクトの表示画面上での位置の差であるズレ量を決定するズレ量決定部と、主要オブジェクトの表示画面上での位置がズレ量だけ異なる右眼用画像と左眼用画像とを生成する画像生成部とを備える。
【選択図】図1
【解決手段】観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成する画像生成装置であって、右眼用画像および左眼用画像に含まれる主要オブジェクトを特定する主要オブジェクト特定部と、主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、右眼用画像と左眼用画像とにおける、主要オブジェクトの表示画面上での位置の差であるズレ量を決定するズレ量決定部と、主要オブジェクトの表示画面上での位置がズレ量だけ異なる右眼用画像と左眼用画像とを生成する画像生成部とを備える。
【選択図】図1
Description
本発明は、画像生成装置、画像生成方法、および、プログラムに関する。
特殊なメガネを用いずに裸眼で立体(3D)画像を視認させる技術の一つとして、表示面の前面にパララックスバリアまたはレンチキュラレンズを用いる技術が知られている。例えば、表示面に表示した右眼用画像および左眼用画像を、パララックスバリアまたはレンチキュラレンズによりそれぞれ右眼および左眼に指向して射出する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
表示面上で右眼用画像と左眼用画像とでオブジェクトを左右に位置ずれさせて観視者に提示することで、視差融合によりオブジェクトが表示面より遠くに見えたり近くに見えたりする。オブジェクトの位置ずれがなければ、観視者にはオブジェクトが表示面の位置に存在するように見える。しかしながら、観視者は表示面の全体にわたってうまく視差融合できない場合がある。例えば、観視者が表示面の中央の前面に位置している場合に、表示面の周辺領域はうまく視差融合できない場合がある。このような位置に主要オブジェクトが存在していると、観視者は主要オブジェクトをうまく視差融合できないので、強い違和感を感じてしまう場合がある。また、著しく大きな主要オブジェクトが遠方に見えたりしても、観視者は違和感を強く感じてしまう。このため、主要オブジェクトの位置、大きさに応じて主要オブジェクトの位置ずれを適切に調整することが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明の一態様においては、観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成する画像生成装置であって、右眼用画像および左眼用画像に含まれる主要オブジェクトを特定する主要オブジェクト特定部と、主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、右眼用画像と左眼用画像とにおける、主要オブジェクトの表示画面上での位置の差であるズレ量を決定するズレ量決定部と、主要オブジェクトの表示画面上での位置がズレ量だけ異なる右眼用画像と左眼用画像とを生成する画像生成部とを備える。
画像生成部は、2次元画像を表示画面上において左右にずらした右眼用画像および左眼用画像を生成してよい。
ズレ量決定部は、主要オブジェクトの表示画面上での位置が表示画面の端部からより近い場合に、ズレ量をより小さく決定してよい。
ズレ量決定部は、主要オブジェクトの表示画面上での大きさがより大きい場合に、ズレ量をより小さく決定してよい。
ズレ量決定部は、表示画面の大きさに対する主要オブジェクトの大きさがより大きい場合に、ズレ量をより小さく決定してよい。
画像生成部が生成した右眼用画像および左眼用画像を表示する表示部をさらに備えてよい。
なお、上記の発明の概要は、本発明の必要な特徴の全てを列挙したものではない。また、これらの特徴群のサブコンビネーションもまた、発明となりうる。
以下、発明の実施の形態を通じて本発明を説明するが、以下の実施形態は特許請求の範囲にかかる発明を限定するものではない。また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
図1は、一実施形態に係る表示装置10の構成例を示す図である。表示装置10は、観視者に立体的画像を提示する。具体的には、表示装置10は、観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成して、生成した右眼用画像および左眼用画像を、それぞれ観視者の右眼および観視者の左眼に提示することにより、立体的画像を観視者に提示する。
ここで、表示装置10は、デジタルフォトフレーム、テレビ受像機およびパーソナルコンピュータ用のモニタ等の表示装置であってよい。また、表示装置10は、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラなどの撮像機器の表示デバイスであってよく、携帯電話機などの携帯機器の表示デバイスであってもよい。
表示装置10は、画像取得部100、画像生成部110、画像処理部120、表示部140、画像案内部150、ズレ量決定部160、および、主要オブジェクト特定部170を備える。表示装置10が備える構成要素のうち、画像案内部150を除く機能ブロックは、右眼用画像および左眼用画像を生成する画像生成装置として機能することができる。例えば、画像取得部100、画像生成部110、画像処理部120、表示部140、ズレ量決定部160、および、主要オブジェクト特定部170を備える機能ブロックが、画像生成装置として機能することができる。
画像取得部100は、表示部140に表示されるべき表示画像の元となる入力画像を取得する。例えば、画像取得部100は、記憶媒体が記憶している1以上の画像を、入力画像として記憶媒体から取得してよい。画像取得部100は、外部インターフェイスを通じて外部から供給される画像を、入力画像として取得してもよい。また、画像取得部100が入力画像として取得する画像は、静止画であってよく、静止画が連続した動画であってもよい。画像取得部100は複数の入力画像を取得して、画像生成部110に供給する。
入力画像としては、1視点からの画像である1つの2次元画像を例示することができる。例えば、入力画像は、いわゆる2次元カメラにより1視点から撮像されて得られた1つの2次元画像であってよい。他にも、入力画像は、右眼および左眼にそれぞれ対応する2視点からの画像である2つの2次元画像であってもよい。例えば、入力画像は、いわゆる複眼カメラにより2視点から撮像されて得られた2つの2次元画像であってもよい。なお、入力画像は、撮像された撮像画像の他、グラフィック画像(例えば、CG画像)などのような非撮像画像を含む概念である。
画像生成部110は、画像取得部100から取得した入力画像を用いて、表示部140に表示されるべき表示画像に含まれる右眼用画像および左眼用画像を生成する。具体的には、画像生成部110は、画像内の少なくとも1つのオブジェクトにおいて対応する対応点の表示画面上における左右方向の位置がズレている右眼用画像と左眼用画像とを生成する。本明細書において、右眼用画像と左眼用画像とにおける対応するオブジェクトの対応点の表示画面上の位置の差を、ズレ量と呼ぶ。また、左右方向とは、観視者の右眼および左眼に沿う方向とする。画像生成部110は、生成した右眼用画像および左眼用画像を画像処理部120に供給する。
画像処理部120は、画像生成部110が生成した右眼用画像および左眼用画像に所定の画像処理を施して表示画像を生成して、表示部140に供給する。例えば、画像処理部120は、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方にぼかし処理を施してよい。例えば、画像処理部120は、画像の部分領域毎に複数の画素値を平均化することにより、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方にぼかし処理を施してよい。
鮮明な右眼用画像および左眼用画像を観視者に提示するよりも、ぼかし処理を施した場合の方が、観視者は小さな負担で立体的な像を認識することができる場合がある。具体的には、2次元の表示面に表示された擬似的な立体画像である表示画像が観視者に与える空間情報は、実際の3次元空間の物体が与える空間情報とは完全に一致しておらず、観視者は表示画像から得られた視覚的情報に多少の矛盾を感じてしまう場合がある。
観視者の脳は、右眼用画像および左眼用画像を融合して1つの立体的な像を認識しようとするが、右眼用画像および左眼用画像がどちらも鮮明であると矛盾が際立ってしまい、きちんと融合できなくなってしまう場合がある。また、表示画像をきちんと融合するのに観視者の脳に多大の負担をかけてしまい、観視者が疲れてしまう場合がある。
右眼用画像および左眼用画像がどちらも鮮明な場合と比べると、画像処理部120が左眼用画像または右眼用画像の少なくとも一方がぼかすことによって矛盾を低減することができる。画像がぼかされたとしても、ぼけた画像を他方の画像に合わせて観視者の脳が都合良く認識することができるので、比較的容易に表示画像を立体的な像として認識することができる。また、観視者の脳は、ぼけた画像を鮮明なものとして都合良く認識することもできるので、観視者が認識する像の画質も実質的に劣化しない。
画像処理部120によるぼかし処理により、観視者は小さな負担で表示画像を鮮明な立体的画像として認識することができる。このため、観視者は、表示装置10が提供する立体的画像を比較的長時間にわたって鑑賞し続けることができる。
なお、画像処理部120は、入力画像、右眼用画像、および左眼用画像の少なくともいずれかの鮮明度を算出して、鮮明度が予め定められた値より大きいことを条件として、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方にぼかし処理を施してよい。例えば、画像処理部120は、右眼用画像および左眼用画像の少なくとも一方が有する空間周波数成分に基づいて、鮮明度を決定してよい。例えば、画像処理部120は、予め定められた空間周波数より高い空間周波数領域においてより高い空間周波数成分を入力画像が有している場合に、より大きい値の鮮明度を決定してよい。
また、画像処理部120は、右眼用画像および左眼用画像のそれぞれを、所定の方向において所定の幅を有する複数のストライプ画像に分割する。そして、画像処理部120は、右眼用画像のストライプ画像および左眼用画像のストライプ画像を、所定の画像配列方向に交互に配列された表示画像を生成する。
画像処理部120が生成した表示画像は、表示部140に供給される。表示部140は、画像生成部110が生成した、観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像、および観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像を表示する。具体的には、表示部140は、右眼用画像のストライプ画像および左眼用画像のストライプ画像が交互に配列された表示画像を表示する。以下に説明するように、表示部140に表示された右眼用画像からの各ストライプ画像(R)は、画像案内部150により観視者の右眼に指向され、表示部140に表示された左眼用画像からの各ストライプ画像(L)は、画像案内部150により観視者の左眼に指向される。
画像案内部150は、透過部および遮光部が交互に配置された、いわゆるパララックスバリアであってよい。例えば、画像案内部150は、交互に配置された透過部および遮光部を有する。透過部および遮光部は、当該延伸方向と直交するバリア配列方向に交互に配置され、表示部140が表示した右眼用画像および左眼用画像の対応するストライプ画像を異なる方向に射出させ、観視者の右眼および左眼にそれぞれ提示する。このような構成により、裸眼の観視者に立体的画像を提示することができる。
以上の説明のように、表示画像に含まれる右眼用画像と左眼用画像とにおいて、対応するオブジェクトの対応点の表示部140の表示画面上における位置の差が存在する場合に、観視者は表示画像を立体的に認識することができる。例えば、右眼用画像と左眼用画像とにおける対応するオブジェクトの対応点が観視者の瞳孔間距離に近い量だけずれていると、観視者の左眼および右眼の視線は実質的に平行状態となる。これにより、あたかも無限遠を見ているような像を観視者に認識させることができる。
以下に説明するように、表示装置10は、右眼用画像および左眼用画像に含まれる主要オブジェクトの位置または大きさに基づきズレ量を調整することによって、観視者が違和感をより感じることのない表示画像を提示することができる。主要オブジェクトは、主要オブジェクト特定部170により特定される。具体的には、主要オブジェクト特定部170は、右眼用画像および左眼用画像の元となる入力画像から主要オブジェクトを特定してよい。
具体的には、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトとして抽出されるべきオブジェクトのテンプレート画像と入力画像とをテンプレートマッチング等により比較して、当該比較結果に基づき主要オブジェクトを特定してよい。例えば、主要オブジェクト特定部170は、人物の顔画像と入力画像とを比較して、予め定められた値より大きい一致度が得られたオブジェクトを主要オブジェクトとして特定してよい。
また、入力画像が撮像された画像であり、フォーカス情報が付帯されている場合には、主要オブジェクト特定部170は、フォーカス位置のオブジェクトを主要オブジェクトとして特定してよい。主要オブジェクト特定部170は、フォーカス位置のオブジェクトだけでなく、結果的にフォーカスが合っているオブジェクトを主要オブジェクトとして特定してもよい。入力画像が撮像された画像である場合には、主要被写体のオブジェクトは主要オブジェクトの一例である。
他にも、主要オブジェクト特定部170は、中央の画像領域のオブジェクトを主要オブジェクトとして特定してもよい。例えば、上述のテンプレートマッチング、フォーカス位置に基づいて主要オブジェクトを特定できなかったことを条件として、中央の画像領域のオブジェクトを主要オブジェクトとして特定してよい。また、主要オブジェクトが存在する位置情報など、主要オブジェクトを特定する情報が入力画像に付帯されている場合には、主要オブジェクト特定部170は、当該情報により特定されるオブジェクトを主要オブジェクトとして特定してよい。
ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、右眼用画像と左眼用画像とにおける、主要オブジェクトの表示画面上での位置の差であるズレ量を決定する。そして、画像生成部110は、主要オブジェクトの表示画面上での位置が、ズレ量決定部160が決定したズレ量だけ異なる右眼用画像と左眼用画像とを生成する。具体的には、画像生成部110は、2次元画像を表示画面上において、ズレ量決定部160が決定したズレ量だけ左右にずらした右眼用画像および左眼用画像を生成する。
ここで、ズレ量決定部160は、一例として以下に説明する方法でズレ量を決定する。例えば、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの表示画面上での位置が表示画面の端部からより近い場合に、ズレ量をより小さく決定する。観視者が表示部140の表示画面の周辺領域を見ている場合には、右眼用画像の少なくとも一部が左眼に見えてしまったり、左眼用画像の少なくとも一部が右眼に見えてしまったりする可能性が比較的に高い。ズレ量決定部160は主要オブジェクトが画像のより周辺に存在している場合に、より小さいズレ量を決定することで、右眼用画像が左眼に見えてしまったり左眼用画像が右眼に見えてしまったとしても、観視者が感じる違和感はより低減される。
また、画像生成部110が2次元画像をずらすことで右眼用画像および左眼用画像を生成する場合には、後述するように表示画面の端部領域において右眼用画像と左眼用画像とが対応しない領域が存在する。また、表示画面の周りの現実空間とは異なる空間を表示画面上に表現しようとすると、表示画面の端部領域では現実空間との違いにより観視者は違和感を強く感じてしまう場合がある。このような端部領域に主要オブジェクトが存在してしまうと、観視者が何れか一方の眼で主要オブジェクトを見ることができなくなってしまったり、主要オブジェクトに違和感を強く感じてしまう場合がある。ズレ量決定部160によるズレ量調整により主要オブジェクトが画像のより周辺に存在している場合により小さいズレ量が決定されることで、上述した端部領域に主要オブジェクトが位置してしまうことを未然に防ぐことができる場合がある。
また、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの表示画面上での大きさがより大きい場合に、ズレ量をより小さく決定してよい。例えば主要オブジェクトが接写撮影により得られた、比較的に大きなオブジェクトであるとする。この場合にズレ量を大きくしてしまうと、大きな主要オブジェクトが遠くに存在するように認識されてしまうので、観視者は違和感を強く感じてしまう。また、逆に大きなオブジェクトをあまり手前に持ってくると、実際の3次元空間の物体との違いが顕著になってしまうので、観視者が視差融合を起こしにくくなってしまう。主要オブジェクトの表示画面上での大きさがより大きいほどズレ量が小さく決定されることで、観視者が大きな違和感を感じたり視差融合を起こしにくくなってしまうことを未然に防ぐことができる場合がある。
ここで、主要オブジェクトの大きさとは、表示画面の大きさに対する主要オブジェクトの大きさであってよい。すなわち、ズレ量決定部160は、表示画面の大きさに対する主要オブジェクトの大きさがより大きい場合に、ズレ量をより小さく決定してよい。画像全体をシフトさせることでズレ量のある右眼用画像および左眼用画像を生成する場合には、シフト幅が一定であれば表示画面が小さいほど画面の端部領域で画像が切れる割合が大きくなってしまう。そのため、表示画面が小さいほどズレ量をより小さくすることで、主要オブジェクトが切れて表示されてしまうことを未然に防ぐことができる。表示画面が小型である場合には、ズレ量を比較的に小さくして表示面よりわずか後方にオブジェクト面があるように見せるだけでも、観視者は十分に奥行き感を感じることができる。このため、ズレ量決定部160によりズレ量が小さくされたとしても、観視者は立体的画像を十分に楽しむことができる。
入力画像が、複眼カメラによる撮像画像である場合などのように2視点からの2次元画像であり、既にズレ量を含む場合には、右方の視点からの2次元画像および左方の視点からの2次元画像を以下のようにずらすことにより、それぞれ右眼用画像および左眼用画像が生成される。すなわち、主要オブジェクト特定部170は、右眼用画像および左眼用画像から、対応する主要オブジェクトを特定して、主要オブジェクトの位置および大きさを示す情報をズレ量決定部160に供給する。ズレ量決定部160は、主要オブジェクト特定部170から取得した情報が示す位置および大きさに基づき、主要オブジェクトのズレ量を決定して、決定したズレ量を示す情報および主要オブジェクトの位置を示す情報を主要オブジェクトを画像生成部110に供給する。そして、画像生成部110は、ズレ量決定部160から供給された情報が示す主要オブジェクトの位置に基づき、右方の視点からの2次元画像と左方の視点からの2次元画像とにおける主要被写体のズレ量が、ズレ量決定部160から供給された情報が示すズレ量となるよう、右方の視点からの2次元画像および左方の視点からの2次元画像を左右にずらすことにより、右眼用画像および左眼用画像を生成する。
図2は、画像処理部120の動作例を説明する図である。上述したように画像処理部120は、左眼用画像および右眼用画像を、複数のストライプ画像(L1、L2、L3、・・・、および、R1、R2、R3、・・・)に分割する。本例の画像処理部120は、水平方向の配列方向に沿って、所定の間隔で左眼用画像および右眼用画像を分割する。
画像処理部120は、生成したストライプ画像を、右眼用画像および左眼用画像で交互に配列方向に配置して表示画像を生成する。なお、表示部140は、表示画像に含まれる右眼用画像および左眼用画像を同時に表示するので、画像処理部120は、左眼用画像および右眼用画像のそれぞれについて、ストライプ画像の配列方向における表示画素数を略半分にする。より具体的には、画像処理部120は、左眼用画像および右眼用画像のそれぞれのストライプ画像を、配列方向に1つおきに用いる。
図3は、画像案内部150を説明する図である。画像案内部150は、表示部140の観視者側に設けられたバリア部310およびバリア制御部320を有する。バリア部310は、右眼用画像と左眼用画像とを異なる方向へ案内する。
具体的には、バリア部310は、表示部140の観視者側に、所定の配列方向に沿って交互に設けられた透過部312および遮光部314を含む。透過部312は、左眼用画像の1つのストライプ画像、および、右眼用画像の1つのストライプ画像の組み合わせに対して1つずつ形成される。それぞれの透過部312は、対応する左眼用画像のストライプ画像を、観視者の左眼の方向に射出し、対応する右眼用画像のストライプ画像を、観視者の右眼の方向に射出する。
バリア部310は、複数のシャッタ素子が配置されることにより形成されてよい。具体的には、バリア部310は、水平方向および垂直方向に沿ってマトリクス状に配置された複数のシャッタ素子を含んでよい。バリア制御部320は、これらのシャッタ素子のオン/オフを個別に設定することで、透過部および遮光部の延伸方向および配列方向を制御する。つまり、バリア制御部320は、透過部を形成すべき領域のシャッタ素子をオン状態とし、遮光部を形成すべき領域のシャッタ素子をオフ状態とすることで、任意の方向に透過部および遮光部を形成する。このように、バリア制御部320は、複数のシャッタ素子に光を透過させるか否かを制御することにより、光を遮光する遮光部314と光を透過する透過部312とをストライプ状に交互に形成させる。
ここで、立体的画像ではなくいわゆる2次元の画像を観視者に提示する場合には、バリア制御部320は、表示部140上の2次元画像の表示領域に対応する全シャッタ素子を実質的にオン状態にする。これにより、表示部140に表示された2次元画像は透過部により透過され、観視者の右眼および左眼により視認される。なお、遮光部314と透過部312とが交互に配列された状態でも、ズレ量のない同一の右眼用画像および左眼用画像から表示画像を生成することで、2次元の画像を観視者に提示することができる。
なお、本図で例示したパララックスバリア方式の画像案内部150の他に、レンチキュラレンズ方式の画像案内部150を例示することができる。例えば、バリア部310による画像の案内方向を制御することに替えて、レンチキュラレンズにより、画像の案内方向を異ならせることができる。具体的には、複数の右眼用ストライプ画像と複数の左眼用ストライプ画像とを異なる方向へ案内するレンズアレイにより、対応する左眼用画像のストライプ画像を観視者の左眼の方向に指向させ、対応する右眼用画像のストライプ画像を観視者の右眼の方向に指向させることができる。これにより、画像案内部150は、複数の右眼用ストライプ画像と複数の左眼用ストライプ画像とを異なる方向へ案内することができる。
図4は、画像生成部110の動作例を説明する図である。図4は、表示部140の画素配列の水平方向xおよび垂直方向yに対して座標が規定される画像データを示す。ここでは簡単のため、観視者の瞳孔間距離以下の距離であるズレ量Lの左眼用画像および右眼用画像を、2次元画像である入力画像の全体をずらすことにより生成する処理について説明する。具体的には、画像生成部110は、与えられる2次元画像を所定の軸における左にL/2シフトした画像を左眼用画像として生成するとともに、当該軸における右にL/2シフトした画像を右眼用画像として生成する。このように、画像生成部110は、2次元画像を表示画面上において左右にずらした右眼用画像および左眼用画像を生成する。
図5は、ズレ量決定部160による主要オブジェクトの位置に基づく処理例を示す。ズレ量決定部160は、主要オブジェクトが存在する画像領域毎に、ズレ量を予め記憶している。ここで、ズレ量決定部160は、中央の画像領域である第1画像領域500に対応づけて第1ズレ量L1を記憶している。また、ズレ量決定部160は、第1画像領域500の左右に位置する第2画像領域510aおよび第2画像領域510bに対応づけて第2ズレ量L2(<L1)を記憶している。また、ズレ量決定部160は、第2画像領域510aの左に位置する第3画像領域520aと第2画像領域510bの右に位置する第3画像領域520bとに対応づけて第3ズレ量L3(<L2)を記憶している。なお、ズレ量決定部160は、端部に最も近い画像領域(本図の例では、第3画像領域520)に対応づけてズレ量0を記憶してよい。
ズレ量決定部160は、主要オブジェクト特定部170により特定された主要オブジェクトの位置が第1画像領域500に含まれる場合に、ズレ量として第1ズレ量L1を決定する。また、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの位置が第2画像領域510に含まれる場合に、ズレ量として第2ズレ量L2を決定する。また、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの位置が第3画像領域520に含まれる場合に、ズレ量として第3ズレ量L3を決定する。そして、画像生成部110は、ズレ量決定部160が決定したズレ量に基づいて2次元画像をシフトさせて右眼用画像および左眼用画像を生成する。これにより、ズレ量決定部160によりズレ量が調整された表示画像を観視者に提示することができる。
なお、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトの位置として、主要オブジェクトの存在範囲を特定してよい。そして、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの存在範囲に基づいて第1画像領域500および第2画像領域510にわたって主要オブジェクトが存在すると判断された場合には、それらの画像領域に対応づけられたズレ量のうちより小さい第2ズレ量L2を、表示画像のズレ量としてより優先して決定してよい。同様に、ズレ量決定部160は、第2画像領域510および第3画像領域520にわたって存在すると判断された場合には、第3ズレ量L3をズレ量として決定してよい。
また、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトを複数特定してもよい。この場合、ズレ量決定部160は、複数の主要オブジェクトのそれぞれの位置および大きさに基づきズレ量を決定してよい。例えば、主要オブジェクトの少なくとも一部が第1画像領域500および第2画像領域510に存在していると判断された場合には、ズレ量決定部160は、画像領域に対応づけられたズレ量のうちより小さい第2ズレ量L2を、表示画像のズレ量としてより優先して決定してよい。同様に、ズレ量決定部160は、第3画像領域520に主要オブジェクトの少なくとも一部が存在すると判断された場合には、第3ズレ量L3を表示画像のズレ量として決定してよい。
このように、ズレ量決定部160は、左右方向の端部により近い画像領域に対応づけてより小さいズレ量を記憶している。このため、観視者が視差融合しにくい周辺領域に主要オブジェクトが存在している場合には、ズレ量が比較的に小さい表示画像を提供することができ、観視者が違和感を強く感じてしまうことを防ぐことができる。一方、主要オブジェクトが中央の画像領域に存在している場合には比較的に大きなズレ量が決定される。この場合に周辺領域の画像については観視者は視差融合を起こしにくくなるが、観視者は主要オブジェクトに注目し易いので、違和感を強く感じることはない。このため、主要オブジェクトが中央の画像領域に存在している場合には、ズレ量が比較的に大きな、奥行き感が比較的に強調された立体的画像を観視者に提示することができる。このように、表示装置10によれば、観視者が注目し易い主要オブジェクトの位置に応じてズレ量を望ましい形で制御することができる。
図6は、ズレ量決定部160による主要オブジェクトの大きさに基づく処理例を示す。ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの大きさ毎に、ズレ量を予め記憶している。具体的には、ズレ量決定部160は、大きさが0より大きく閾値T1まで大きさの範囲に対応づけてズレ量αを記憶している。また、ズレ量決定部160は、閾値T1から閾値T2までの大きさの範囲に対応づけて、ズレ量αからズレ量0まで単調減少するズレ量を予め記憶している。すなわち、ズレ量決定部160は、より大きい主要オブジェクトの大きさに対応づけて、より小さいズレ量を記憶している。また、ズレ量決定部160は、閾値T2以上の大きさの範囲に対応づけて、ズレ量0を記憶している。そして、ズレ量決定部160は、主要オブジェクト特定部170が特定した主要オブジェクトの大きさを含む範囲に対応づけて予め記憶しているズレ量を、表示画像のズレ量として決定する。
主要オブジェクトの大きさとして、主要オブジェクトの左右方向の幅を例示することができる。具体的には、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの左右方向の幅に関する複数の範囲のそれぞれに対応づけてズレ量を予め記憶している。例えば、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトの左右方向の幅を特定して、特定した幅を示す情報をズレ量決定部160に供給する。そして、ズレ量決定部160は、主要オブジェクト特定部170により特定された主要オブジェクトの幅を含む範囲に対応づけて予め記憶しているズレ量を、表示画像のズレ量として決定する。
他にも、主要オブジェクトの大きさとして、主要オブジェクトの面積を例示することができる。具体的には、ズレ量決定部160は、主要オブジェクトの面積の複数の範囲に対応づけて、異なる複数のズレ量を予め記憶している。主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトの面積を特定して、特定した面積を示す情報をズレ量決定部160に供給する。そして、ズレ量決定部160は、主要オブジェクト特定部170により特定された主要オブジェクトの面積を含む範囲に対応づけて予め記憶しているズレ量を、表示画像のズレ量として決定する。
なお、主要オブジェクトの大きさは、表示部140の表示画面の大きさに対する、主要オブジェクトの大きさの比を指標とすることができる。具体的には、主要オブジェクトの大きさとは、表示部140の表示画面の左右方向の横幅に対する、主要オブジェクトの幅の比であってよい。また、主要オブジェクトの大きさとは、表示部140の表示画面の面積に対する、主要オブジェクトの面積の比であってもよい。
図7は、表示装置10の動作例を示すフローチャートである。S702において、画像取得部100は、表示部140に表示させる表示画像の元となる入力画像を取得する。S704において主要オブジェクト特定部170は、入力画像から主要オブジェクトを特定する。具体的には、S704において、観視者が注目し易い予め定められた特定のオブジェクト(例えば、人物、動物の頭部のオブジェクトなど)に類似するオブジェクトを抽出して、抽出したオブジェクトを主要オブジェクトとして特定する。
S706において、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトが特定できたか否かを判断する。主要オブジェクトを特定できた場合には、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトの位置および面積を示す情報をズレ量決定部160に供給する。一方、主要オブジェクト特定部170は、主要オブジェクトを特定できなかった場合には、特定できなかった旨を示す情報をズレ量決定部160に供給する。
S706において主要オブジェクトを特定できた場合には(YES)、S708においてズレ量決定部160は、主要オブジェクトの位置および面積に基づきズレ量を決定する。この場合に、ズレ量決定部160は、図5に関連して説明した主要オブジェクトの位置に基づくズレ量と、図6に関連して説明した主要オブジェクトの面積に基づくズレ量とを比較して、小さい方のズレ量を表示画像のズレ量として決定してよい。
S706において主要オブジェクトが検出できた場合には(NO)、S710において、ズレ量決定部160は、入力画像に定められた既定ズレ量を、表示画像のズレ量として決定する。入力画像が撮像画像である場合に、既定ズレ量とは、撮像されている被写体までの距離に応じて定められるズレ量であってよい。例えば被写体までの距離がより大きいほど、より大きい既定ズレ量が定められてよい。既定ズレ量は、入力画像に付帯された距離情報に基づいてズレ量決定部160が決定してもよく、入力画像に既定ズレ量そのものが付帯されていてもよい。他にも、既定ズレ量は、入力画像の作成者等により決められたズレ量であってもよい。
なお、S710において、ズレ量決定部160は、画像の中央領域に位置するオブジェクトの大きさに基づいて、例えば図6に関連して説明した方法でズレ量を決定してもよい。観視者は画像の中央領域に注目し易いので、画像の中央領域のオブジェクトの大きさが視差融合の起こりやすさに大きく影響を与えることがある。したがって観視者が注目するような特定のオブジェクトが特定されなかったとしても、画像の中央領域に位置するオブジェクトの大きさに基づいてズレ量を決定することで、観視者が違和感を感じてしまう可能性を低減することができる。
S712において、画像生成部110は、S708またはS710において決定したズレ量に従って入力画像を相対的にシフトさせることにより、右眼用画像および左眼用画像を生成する。S714において、画像処理部120は右眼用画像および左眼用画像から表示画像を生成して、表示部140に表示させる。S716において、画像表示を終了するか否かを判断する。例えば、所定の全入力画像について画像を提示した場合に(YES)、画像表示を終了する旨を判断してよい。提示していないものが存在する場合に(NO)、次の入力画像を選択すべくS702の処理に移行する。
図8は、左眼用画像および右眼用画像における画像端部の処理例を示す。本図の処理例では、単一色の右端画像が付加された左眼用画像の一例、および、単一色の左端画像が付加された右眼用画像の一例を示す。画像処理部120は、一例として、左眼用画像の右側に、表示領域の右端から所定の範囲内に表示される単一色の右端画像を付加する。画像処理部120は、一例として、左眼用画像の右側に、表示領域の右端から所定の範囲内に表示される黒等の暗色または白等の明色の右端画像を付加する。画像処理部120は、一例として、元の2次元画像を左方向にずらした結果できる、表示領域内における左眼用画像の右側の空白部分に、黒等の暗色または白等の明色の右端画像を付加する。
また、画像処理部120は、一例として、右眼用画像の左側に、表示領域の左端から所定の範囲内に表示される、黒等の暗色または白等の明色の左端画像を付加する。画像処理部120は、一例として、元の2次元画像を右方向にずらした結果できる、表示領域内における右眼用画像の左側の空白部分に、黒等の暗色または白等の明色の左端画像を付加する。
画像処理部120は、このような右端画像および左端画像を付加することにより、表示領域における右端部および左端部において、枠を意識させるような表示をすることができる。これにより、画像処理部120は、窓枠から外の風景を見ているような自然な立体画像を観視者に提供することができる。
また、画像処理部120は、一例として、右端画像が付加された左眼用画像における、左側および右側のそれぞれに、瞳孔間距離以上の幅の黒等の暗色または白等の明色の枠画像を更に付加する。同様に、画像処理部120は、一例として、左端画像が付加された右眼用画像における、右側および左側のそれぞれに、瞳孔間距離以上の幅の黒等の暗色または白等の明色の枠画像を更に付加する。これにより、画像処理部120は、表示画面内に明確な枠を表示することができる。
図9は、画像端部の他の処理例として、右眼用画像の一部分をコピーした右端画像が付加された左眼用画像の一例、および、左眼用画像の一部分をコピーした左端画像が付加された右眼用画像の一例を示す。画像処理部120は、一例として、左眼用画像の右側に、右眼用画像における表示領域の右端から所定の範囲内に表示される部分を右端画像として付加する。画像処理部120は、一例として、右眼用画像における表示領域の右端から、左眼用画像の右端に対応する位置までの範囲内に表示される部分をコピーして、右端画像として左眼用画像の右側に付加する。
また、画像処理部120は、一例として、右眼用画像の左側に、左眼用画像における表示領域の左端から所定の範囲内に表示される部分を左端画像として付加する。画像処理部120は、一例として、左眼用画像における表示領域の左端から、右眼用画像の左端に対応する位置までの範囲内に表示される部分をコピーして、左端画像として右眼用画像の左側に付加する。
表示領域の右端部または左端部に注目している場合において輻輳が生起されると、右眼と左眼との間で見ているものが異なる視野闘争の問題が生じる。この場合、右眼に与えられる画像と左眼に与えられる画像とがかけ離れているほど、人間に与える不自然感は大きい。しかし、本例に係る画像処理部120は、表示領域の右端部または左端部において右眼および左眼に同一の画像を与える。従って、本例に係る画像処理部120は、表示領域の右端部または左端部において輻輳が生起された場合であっても、視野闘争を軽減して、不自然に感じない画像を提供することができる。なお、表示領域の中央部においては、両目融合の条件が保たれているので、端部と比較して輻輳が生起される可能性は低い。
また、画像処理部120は、一例として、左眼用画像の右側に、右眼用画像における表示領域の右端から所定の範囲内に表示される部分をぼかした画像を右端画像として付加してもよい。また、画像処理部120は、一例として、右眼用画像の左側に、左眼用画像における表示領域の左端から所定の範囲内に表示される部分をぼかした画像を左端画像として付加してもよい。
右眼および左眼にフォーカスレベルが異なる画像が与えられた場合、人間は、与えられる画像を立体的に感じる。従って、このような画像処理部120は、表示領域の右端部または左端部において輻輳が生起された場合、視野闘争を軽減するとともに、観視者に立体感を感じさせることができる。
また、画像処理部120は、一例として、右端画像の色を、右眼用画像における、表示領域の右端から所定の範囲内に表示される部分の平均色としてもよい。さらに、これに加えてまたはこれに代えて、画像処理部120は、右端画像の輝度を、右眼用画像における、表示領域の右端から所定の範囲内に表示される部分の平均輝度としてもよい。また、画像処理部120は、一例として、左端画像の色を、左眼用画像における、表示領域の左端から所定の範囲内に表示される部分の平均色としてもよい。さらに、これに加えてまたはこれに代えて、画像処理部120は、左端画像の輝度を、左眼用画像における、表示領域の左端から所定の範囲内に表示される部分の平均輝度としてもよい。このような画像処理部120は、表示領域の右端部または左端部において輻輳が生起された場合、色合いまたは輝度の同じ画像を左眼と右眼に与えることができるので、視野闘争を軽減することができる。
図10は、画像端部の更なる他の処理例として、右方向に拡大した左眼用画像の一例、および、左方向に拡大した右眼用画像の一例を示す。画像処理部120は、一例として、左眼用画像を右に拡大して左眼用画像および右端画像を含む画像を生成する。この場合において、画像処理部120は、左眼用画像を左右の端部に近いほど大きい拡大率で右へと拡大して左眼用画像および右端画像を含む画像を生成する。更に、この場合において、画像処理部120は、左眼用画像の所定位置(例えば中央位置)から左側の画像を拡大しなくてもよい。
また、画像処理部120は、一例として、右眼用画像を左に拡大して右眼用画像および左端画像を含む画像を生成する。この場合において、画像処理部120は、右眼用画像を左右の端部に近いほど大きい拡大率で左へと拡大して右眼用画像および左端画像を含む画像を生成する。更に、この場合において、画像処理部120は、右眼用画像の所定位置(例えば中央位置)から右側の画像を拡大しなくてもよい。このような本例に係る画像処理部120は、端部において画像が連続した自然な画像を提供することができる。
また、画像処理部120および画像処理部120は、右方向および左方向への拡大率に合わせて、左眼用画像および右眼用画像を上下に拡大してもよい。この場合、画像処理部120および画像処理部120は、上下に拡大した結果、左眼用画像および右眼用画像における表示領域外となった部分を削除する。
また、画像処理部120は、一例として、左眼用画像の右側に、当該左眼用画像における表示領域の右端から所定の範囲内に表示される部分(例えば、右端から1列分または数列分の画素列)を、右方向に繰り返す画像を右端画像として付加してもよい。また、画像処理部120は、一例として、右眼用画像の左側に、当該右眼用画像における表示領域の左端から所定の範囲内に表示される部分(例えば、左端から1列分または数列分の画素列)を、左方向に繰り返す画像を左端画像として付加してもよい。このような画像処理部120は、端部において画像が連続した自然な画像を提供することができる。
図11は、画像端部の更なる他の処理例として、左端部分を削除した左眼用画像の一例、および、右端部分を削除した右眼用画像の一例を示す。画像処理部120は、一例として、左眼用画像の右側に右端画像を付加することに代えて、右眼用画像の右側の所定の範囲を削除する。また、画像処理部120は、一例として、右眼用画像の左側に左端画像を付加することに代えて、左眼用画像の左側の所定の範囲を削除する。
このような画像処理部120は、立体画像を提供することができない画像領域を無くした画像を表示することができる。ここで、表示部140は、表示領域中における画像が削除された部分から、暗色(例えば黒画像)等を出力する。従って、このような画像処理部120は、外枠を設けた場合と同様に、自然な立体画像を提供することができる。
図12は、画像端部の更なる他の処理例として、2次元画像を拡大した後に、左眼用画像および右眼用画像を生成した場合の一例を示す。画像処理部120は、一例として、次のような処理を行ってもよい。
まず、画像生成部110は、2次元画像を所定の距離分左右に拡大する。例えば、画像生成部110は、横幅が、表示領域の横幅と瞳孔間距離とを加算した距離となるように左右方向に拡大する。この場合において、画像生成部110は、2次元画像の上下方向についても、左右方向と同じ拡大率で拡大してもよい。
続いて、画像生成部110は、拡大した2次元画像を表示領域内において所定の距離分左右にずらした左眼用画像および右眼用画像を生成する。画像生成部110は、一例として、左眼用画像を左側に瞳孔間距離の1/2の距離分ずらし、右眼用画像を右側に瞳孔間距離の1/2の距離分ずらす。
続いて、画像処理部120は、左眼用画像の右側に右端画像を付加することに代えて、右眼用画像の右側の所定の距離の範囲を削除する。画像処理部120は、一例として、右眼用画像の右端から、瞳孔間距離分の範囲を削除する。
また、画像処理部120は、右眼用画像の左側に左端画像を付加することに代えて、左眼用画像の左側の所定の距離の範囲を削除する。画像処理部120は、一例として、左眼用画像の左端から、瞳孔間距離分の範囲を削除する。
このような画像処理部120は、立体画像を提供することができない画像領域を無くした画像を表示することができる。従って、このような画像処理部120は、自然な立体画像を提供することができる。なお、2次元画像を上下方向にも拡大した場合、画像処理部120は、左眼用画像および右眼用画像における、表示範囲の上下の境界を超える部分について削除してよい。
図13は、他の実施形態に係るコンピュータ800のハードウェア構成の一例を示す。コンピュータ800は、与えられるプログラムに応じて、図1から図12に関連して説明した画像取得部100、画像生成部110、画像処理部120、表示部140、ズレ量決定部160、および、主要オブジェクト特定部170として機能する。また、コンピュータ800は、バリア制御部320として更に機能してもよい。
本実施形態に係るコンピュータ800は、ホスト・コントローラ2082により相互に接続されるCPU2000、RAM2020、グラフィック・コントローラ2075、及び表示装置2080を有するCPU周辺部と、入出力コントローラ2084によりホスト・コントローラ2082に接続される通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、及びCD−ROMドライブ2060を有する入出力部と、入出力コントローラ2084に接続されるROM2010、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070を有するレガシー入出力部とを備える。
ホスト・コントローラ2082は、RAM2020と、高い転送レートでRAM2020をアクセスするCPU2000及びグラフィック・コントローラ2075とを接続する。CPU2000は、ROM2010及びRAM2020に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等がRAM2020内に設けたフレーム・バッファ上に生成する画像データを取得し、表示装置2080上に表示させる。これに代えて、グラフィック・コントローラ2075は、CPU2000等が生成する画像データを格納するフレーム・バッファを、内部に含んでもよい。
入出力コントローラ2084は、ホスト・コントローラ2082と、比較的高速な入出力装置である通信インターフェイス2030、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060を接続する。通信インターフェイス2030は、ネットワークを介して他の装置と通信する。ハードディスクドライブ2040は、コンピュータ800内のCPU2000が使用するプログラム及びデータを格納する。CD−ROMドライブ2060は、CD−ROM2095からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。
また、入出力コントローラ2084には、ROM2010と、フレキシブルディスク・ドライブ2050、及び入出力チップ2070の比較的低速な入出力装置とが接続される。ROM2010は、コンピュータ800が起動時に実行するブート・プログラム、及び/又は、コンピュータ800のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。フレキシブルディスク・ドライブ2050は、フレキシブルディスク2090からプログラム又はデータを読み取り、RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供する。入出力チップ2070は、フレキシブルディスク・ドライブ2050を入出力コントローラ2084へと接続すると共に、例えばパラレル・ポート、シリアル・ポート、キーボード・ポート、マウス・ポート等を介して各種の入出力装置を入出力コントローラ2084へと接続する。
RAM2020を介してハードディスクドライブ2040に提供されるプログラムは、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095、又はICカード等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。プログラムは、記録媒体から読み出され、RAM2020を介してコンピュータ800内のハードディスクドライブ2040にインストールされ、CPU2000において実行される。
コンピュータ800にインストールされ、コンピュータ800により実行されるプログラムは、CPU2000等に働きかけて、コンピュータ800を、画像取得部100、画像生成部110、画像処理部120、表示部140、ズレ量決定部160、および、主要オブジェクト特定部170などとして機能させる。これらのプログラムに記述された情報処理は、コンピュータ800に読込まれることにより、ソフトウェアと上述した各種のハードウェア資源とが協働した具体的手段である画像取得部100、画像生成部110、画像処理部120、表示部140、ズレ量決定部160、および、主要オブジェクト特定部170などとして機能する。そして、これらの具体的手段によって、本実施形態におけるコンピュータ800の使用目的に応じた情報の演算又は加工を実現することにより、使用目的に応じた特有の画像取得部100、画像生成部110、画像処理部120、表示部140、ズレ量決定部160、および、主要オブジェクト特定部170などが構築される。
一例として、コンピュータ800と外部の装置等との間で通信を行う場合には、CPU2000は、RAM2020上にロードされた通信プログラムを実行し、通信プログラムに記述された処理内容に基づいて、通信インターフェイス2030に対して通信処理を指示する。通信インターフェイス2030は、CPU2000の制御を受けて、RAM2020、ハードディスクドライブ2040、フレキシブルディスク2090、又はCD−ROM2095等の記憶装置上に設けた送信バッファ領域等に記憶された送信データを読み出してネットワークへと送信し、もしくは、ネットワークから受信した受信データを記憶装置上に設けた受信バッファ領域等へと書き込む。このように、通信インターフェイス2030は、DMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)方式により記憶装置との間で送受信データを転送してもよく、これに代えて、CPU2000が転送元の記憶装置又は通信インターフェイス2030からデータを読み出し、転送先の通信インターフェイス2030又は記憶装置へとデータを書き込むことにより送受信データを転送してもよい。
また、CPU2000は、ハードディスクドライブ2040、CD−ROMドライブ2060(CD−ROM2095)、フレキシブルディスク・ドライブ2050(フレキシブルディスク2090)等の外部記憶装置に格納されたファイルまたはデータベース等の中から、全部または必要な部分をDMA転送等によりRAM2020へと読み込ませ、RAM2020上のデータに対して各種の処理を行う。そして、CPU2000は、処理を終えたデータを、DMA転送等により外部記憶装置へと書き戻す。このような処理において、RAM2020は、外部記憶装置の内容を一時的に保持するものとみなせるから、本実施形態においてはRAM2020および外部記憶装置等をメモリ、記憶部、または記憶装置等と総称する。本実施形態における各種のプログラム、データ、テーブル、データベース等の各種の情報は、このような記憶装置上に格納されて、情報処理の対象となる。なお、CPU2000は、RAM2020の一部をキャッシュメモリに保持し、キャッシュメモリ上で読み書きを行うこともできる。このような形態においても、キャッシュメモリはRAM2020の機能の一部を担うから、本実施形態においては、区別して示す場合を除き、キャッシュメモリもRAM2020、メモリ、及び/又は記憶装置に含まれるものとする。
また、CPU2000は、RAM2020から読み出したデータに対して、プログラムの命令列により指定された、本実施形態中に記載した各種の演算、情報の加工、条件判断、情報の検索・置換等を含む各種の処理を行い、RAM2020へと書き戻す。例えば、CPU2000は、条件判断を行う場合においては、本実施形態において示した各種の変数が、他の変数または定数と比較して、大きい、小さい、以上、以下、等しい等の条件を満たすかどうかを判断し、条件が成立した場合(又は不成立であった場合)に、異なる命令列へと分岐し、またはサブルーチンを呼び出す。
また、CPU2000は、記憶装置内のファイルまたはデータベース等に格納された情報を検索することができる。例えば、第1属性の属性値に対し第2属性の属性値がそれぞれ対応付けられた複数のエントリが記憶装置に格納されている場合において、CPU2000は、記憶装置に格納されている複数のエントリの中から第1属性の属性値が指定された条件と一致するエントリを検索し、そのエントリに格納されている第2属性の属性値を読み出すことにより、所定の条件を満たす第1属性に対応付けられた第2属性の属性値を得ることができる。
以上に示したプログラム又はモジュールは、外部の記録媒体に格納されてもよい。記録媒体としては、フレキシブルディスク2090、CD−ROM2095の他に、DVD又はCD等の光学記録媒体、MO等の光磁気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク又はインターネットに接続されたサーバシステムに設けたハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体として使用し、ネットワークを介してプログラムをコンピュータ800に提供してもよい。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更または改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。その様な変更または改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
特許請求の範囲、明細書、および図面中において示した装置、システム、プログラム、および方法における動作、手順、ステップ、および段階等の各処理の実行順序は、特段「より前に」、「先立って」等と明示しておらず、また、前の処理の出力を後の処理で用いるのでない限り、任意の順序で実現しうることに留意すべきである。特許請求の範囲、明細書、および図面中の動作フローに関して、便宜上「まず、」、「次に、」等を用いて説明したとしても、この順で実施することが必須であることを意味するものではない。
10 表示装置、100 画像取得部、110 画像生成部、120 画像処理部、140 表示部、150 画像案内部、160 ズレ量決定部、170 主要オブジェクト特定部、310 バリア部、312 透過部、314 遮光部、320 バリア制御部、500 第1画像領域、510 第2画像領域、520 第3画像領域、800 コンピュータ、2000 CPU、2010 ROM、2020 RAM、2030 通信インターフェイス、2040 ハードディスクドライブ、2050 フレキシブルディスク・ドライブ、2060 CD−ROMドライブ、2070 入出力チップ、2075 グラフィック・コントローラ、2080 表示装置、2082 ホスト・コントローラ、2084 入出力コントローラ、2090 フレキシブルディスク、2095 CD−ROM
Claims (8)
- 観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成する画像生成装置であって、
前記右眼用画像および前記左眼用画像に含まれる主要オブジェクトを特定する主要オブジェクト特定部と、
前記主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、前記右眼用画像と前記左眼用画像とにおける、前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置の差であるズレ量を決定するズレ量決定部と、
前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置が前記ズレ量だけ異なる前記右眼用画像と前記左眼用画像とを生成する画像生成部と
を備える画像生成装置。 - 前記画像生成部は、2次元画像を前記表示画面上において左右にずらした前記右眼用画像および前記左眼用画像を生成する請求項1に記載の画像生成装置。
- 前記ズレ量決定部は、前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置が前記表示画面の端部からより近い場合に、前記ズレ量をより小さく決定する請求項1または2に記載の画像生成装置。
- 前記ズレ量決定部は、前記主要オブジェクトの前記表示画面上での大きさがより大きい場合に、前記ズレ量をより小さく決定する請求項1から3のいずれかに記載の画像生成装置。
- 前記ズレ量決定部は、前記表示画面の大きさに対する前記主要オブジェクトの大きさがより大きい場合に、前記ズレ量をより小さく決定する請求項4に記載の画像生成装置。
- 前記画像生成部が生成した前記右眼用画像および前記左眼用画像を表示する表示部
をさらに備える請求項1から5のいずれかに記載の画像生成装置。 - 観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成する画像生成方法であって、
前記右眼用画像および前記左眼用画像に含まれる主要オブジェクトを特定する主要オブジェクト特定段階と、
前記主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、前記右眼用画像と前記左眼用画像とにおける、前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置の差であるズレ量を決定するズレ量決定段階と、
前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置が前記ズレ量だけ異なる前記右眼用画像と前記左眼用画像とを生成する画像生成段階と
を備える画像生成方法。 - 観視者の右眼で視認されるべき右眼用画像と観視者の左眼で視認されるべき左眼用画像とを生成する画像生成装置用のプログラムであって、コンピュータを、
前記右眼用画像および前記左眼用画像に含まれる主要オブジェクトを特定する主要オブジェクト特定部、
前記主要オブジェクトの表示画面上での位置または大きさに基づいて、前記右眼用画像と前記左眼用画像とにおける、前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置の差であるズレ量を決定するズレ量決定部、
前記主要オブジェクトの前記表示画面上での位置が前記ズレ量だけ異なる前記右眼用画像と前記左眼用画像とを生成する画像生成部
として機能させるプログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009233828A JP2011081632A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 画像生成装置、画像生成方法、および、プログラム |
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JP2009233828A JP2011081632A (ja) | 2009-10-07 | 2009-10-07 | 画像生成装置、画像生成方法、および、プログラム |
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Country | Link |
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JP (1) | JP2011081632A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5765418B2 (ja) * | 2011-05-06 | 2015-08-19 | 富士通株式会社 | 立体視画像生成装置、立体視画像生成方法、立体視画像生成プログラム |
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2009
- 2009-10-07 JP JP2009233828A patent/JP2011081632A/ja not_active Withdrawn
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP5765418B2 (ja) * | 2011-05-06 | 2015-08-19 | 富士通株式会社 | 立体視画像生成装置、立体視画像生成方法、立体視画像生成プログラム |
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