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JP2011076002A - 透明ハードコートフィルム - Google Patents

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JP2011076002A
JP2011076002A JP2009229818A JP2009229818A JP2011076002A JP 2011076002 A JP2011076002 A JP 2011076002A JP 2009229818 A JP2009229818 A JP 2009229818A JP 2009229818 A JP2009229818 A JP 2009229818A JP 2011076002 A JP2011076002 A JP 2011076002A
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hard coat
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fluorine monomer
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JP2009229818A
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Takuji Hasegawa
卓司 長谷川
Shinya Hikita
真也 疋田
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Abstract

【課題】ハードコートフィルム表面に汚れが付着しにくく、汚れが付着しても容易に拭き取ることができると共に、耐擦傷性に優れた透明ハードコートフィルムを提供する。
【解決手段】透明ハードコートフィルムは、透明基材フィルム上にハードコート層を積層したものである。そして、ハードコート層は、(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーを0.1〜3.0質量部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂を10〜95質量部及び(c)金属酸化物微粒子を5〜90質量部
含有するハードコート層用塗液の硬化物である。ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。
Figure 2011076002

(式中、nは0〜100の整数である。また、XはH又はFである。)
【選択図】なし

Description

本発明は、タッチパネル表面等に適用され、防汚性及び耐擦傷性に優れた透明ハードコートフィルムに関する。
プラズマディスプレイや液晶ディスプレイをはじめとするフラットパネルディスプレイや現金自動支払機(ATM)等に用いられているタッチパネルの表面は、傷付き防止のためにハードコートフィルムが貼られることが多い。また、デパートのショーウィンドウやショーケース等においても同様の目的でハードコートフィルムを貼付けることがよく行われる。これらのハードコートフィルムは、ほぼ日常的に外気と接触したり、人の手に触れられるため、汚れや指紋などがその表面に付着しやすくなり、視認性が悪くなったり、美観を損ねたりする。これらの汚れの中には一度付着してしまうと除去しにくいものがあり、力を入れて拭き取ろうとすると表面に傷が入ってしまう等の問題があった。このような問題に対して、ハードコート層にフッ素系添加剤を添加したフィルムが知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
しかしながら、特許文献1に記載のハードコートフィルムは紫外線硬化樹脂とシリコーン樹脂又はフッ素樹脂及び無機微粒子からなる防汚性を有するハードコートフィルムであり、フッ素樹脂としてはトリフルオロエチルアクリレート等の1官能性の化合物が挙げられ、実施例ではフッ素樹脂ではなくシリコーン樹脂が使用されている。従って、このハードコートフィルムではフィルム表面における優れた防汚性や汚れの良好な拭き取り性を発揮することができない上に、耐擦傷性にも劣るという問題があった。
また、特許文献2に記載の反射防止フィルムは低屈折率の含フッ素プレポリマーを含むコーティング用組成物を基材に塗布し、光硬化して反射防止膜を形成したものであり、反射防止を目的としている。従って、この反射防止フィルムでは、低屈折率化による反射防止性能を向上させることはできるが、フィルム表面における優れた防汚性や汚れの拭き取り性を発現できるものではなかった。
特開2009−166322号公報 特開2009−9138号公報
本発明は以上のような背景技術の問題点を解決しようとするものであり、ハードコートフィルム表面に汚れが付着しにくく、汚れが付着しても容易に拭き取ることができると共に、耐擦傷性に優れた透明ハードコートフィルムを提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、第1の発明の透明ハードコートフィルムは、透明基材フィルム上にハードコート層を積層したものであって、前記ハードコート層は、(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーを0.1〜3.0質量部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂を10〜95質量部及び(c)金属酸化物微粒子を5〜90質量部含有するハードコート層用塗液の硬化物であることを特徴とする。(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)
Figure 2011076002
(式中、nは0〜100の整数である。また、XはH又はFである。)
第2の発明の透明ハードコートフィルムは、第1の発明において、前記ハードコート層用塗液は、さらに(d)シリコン系添加剤を0.1〜3.0質量部含有することを特徴とする。
第3の発明の透明ハードコートフィルムは、第1又は第2の発明において、前記金属酸化物微粒子が導電性金属酸化物微粒子であることを特徴とする。
本発明によれば、次のような効果を発揮することができる。
第1の発明の透明ハードコートフィルムは、透明基材フィルム上にハードコート層が積層されて構成されている。そして、ハードコート層は、前記(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーを0.1〜3.0質量部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂を10〜95質量部及び(c)金属酸化物微粒子を5〜90質量部含有するハードコート層用塗液の硬化物である。このため、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しにくく、汚れが付着しても容易に拭き取ることができると共に、優れた耐擦傷性を発揮することができる。
第2の発明の透明ハードコートフィルムは、第1の発明において、前記ハードコート層用塗液は、さらに(d)シリコン系添加剤を0.1〜3.0質量部含有することから、第1の発明の効果に加えて、透明ハードコートフィルム表面に汚れがより一層付着しにくくなるとともに、汚れが付着してもさらに容易に拭き取ることが可能となる。
第3の発明の透明ハードコートフィルムは、第1又は第2の発明において、前記金属酸化物微粒子が導電性金属酸化物微粒子であることから、第1又は第2の発明の効果に加えて、良好な表面抵抗率を有しており、静電気による埃などの付着を防ぐことができる。
以下、本発明を具体化した実施形態について詳細に説明する。
〔透明ハードコートフィルム〕
本実施形態の透明ハードコートフィルムは、透明基材フィルム上にハードコート層が積層されて構成されている。そして、該ハードコート層は、下記の(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーを0.1〜3.0質量部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂を10〜95質量部及び(c)金属酸化物微粒子を5〜90質量部含有するハードコート層用塗液の硬化物である。(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)
Figure 2011076002
(式中、nは0〜100の整数である。また、Xは水素(H)又はフッ素(F)である。)
以下に、透明ハードコートフィルムの各構成要素について順に説明する。
<透明基材フィルム>
透明基材フィルムは、透明性を有している限り特に制限されない。これら透明基材フィルムを形成する材料としては、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂、トリアセテートセルロース(TAC)系樹脂、ポリ(メタ)アクリル系樹脂等が挙げられる。それらの中でも、汎用性の観点からポリエチレンテレフタレート(PET)系樹脂及びトリアセテートセルロース(TAC)系樹脂が好ましい。
透明基材フィルムの厚みは、好ましくは25〜400μm、さらに好ましくは50〜200μmである。なお、透明基材フィルムには、各種の添加剤が含まれていてもよい。そのような添加剤としては例えば、紫外線吸収剤、帯電防止剤、安定剤、可塑剤、滑剤、難燃剤等が挙げられる。
また、透明基材フィルムとハードコート層との屈折率が大きく異なるような場合には、干渉縞の発生により外観を損なってしまうため、透明基材フィルムとハードコート層との間に公知の干渉防止層を設けてもよい。なお、干渉防止層は、透明基材フィルムの製造時に公知の方法で透明基材フィルム表面に形成することができ、或いは予め干渉防止層が形成された透明基材フィルムの市販品を使用することもできる。
<ハードコート層>
ハードコート層は、(a)前記化学式(1)で示されるフッ素モノマー、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂及び(c)金属酸化物微粒子を含有するハードコート層用塗液の紫外線による硬化物である。
(化学式(1)で示されるフッ素モノマー)
前記化学式(1)で示されるフッ素モノマーは、防汚性機能等を発現するためのものである。また、化学式(1)のフッ素モノマーは、特開2009−9138号公報に記載の方法により製造することができる。そのような化学式(1)のフッ素モノマーとしては、ダイキン工業(株)製オプツールDAC―HP等を入手して用いることができる。このフッ素モノマーとしては、その機能を十分に発揮するために前記化学式(1)において、n=1〜20で、X=Fであることが好ましい。
化学式(1)のフッ素モノマーの含有量は、0.1〜3.0質量部である(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)。フッ素モノマーの含有量が0.1質量部より少ない場合には、フッ素モノマーの機能を十分に発揮することができず、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しやすくなり、付着した汚れが拭き取りにくくなる。一方、3.0質量部より多い場合には、透明ハードコートフィルム表面の耐擦傷性が低下する。
(化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂)
この紫外線硬化性樹脂とは、紫外線のような活性エネルギー線を照射することにより硬化反応を生じる樹脂であり、その種類は特に制限されない。具体的には、例えば単官能(メタ)アクリレート〔ここで、本明細書で(メタ)アクリレートとは、アクリレートとメタクリレートの双方を含む総称を意味する。〕、多官能(メタ)アクリレート、そしてテトラエトキシシラン等の反応性珪素化合物等が挙げられる。この紫外線硬化性樹脂としては、ハードコート層の硬度及び耐擦傷性を向上させるという観点より、紫外線硬化性の多官能(メタ)アクリレートを主成分として含む組成物が好ましい。
前記紫外線硬化性多官能(メタ)アクリレートとしては特に制限されず、例えばジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、テトラメチロールメタンテトラアクリレート、テトラメチロールメタントリアクリレート、トリメチロールプロパントリアクリレート、1,6−ヘキサンジオールジアクリレート、1,6−ビス(3−アクリロイルオキシ−2−ヒドロキシプロピルオキシ)ヘキサン等の多官能アルコールのアクリル誘導体、ポリエチレングリコールジアクリレート及びポリウレタンアクリレート等が挙げられる。
この紫外線硬化性樹脂の含有量は、10〜95質量部であり、好ましくは30〜70質量部である(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)。紫外線硬化性樹脂の含有量が10質量部より少ない場合には、ハードコート層用塗液の成膜性が悪くなり、良好なハードコート層が形成されなくなる。その一方、95質量部より多い場合には、前記フッ素モノマーやシリコン系添加剤がハードコート層表面に偏析されないものと推測され、透明ハードコートフィルム表面の防汚性が発現できなくなる。
(金属酸化物微粒子)
この金属酸化物微粒子とは、平均粒子径が好ましくは150nm以下、より好ましくは10〜150nmである金属酸化物を意味する。この平均粒子径が150nmを超えると、金属酸化物微粒子が大きくなり過ぎてハードコート層の透明性が損なわれる結果を招く。金属酸化物微粒子を構成する金属酸化物としては、二酸化ケイ素(シリカ)、ATO(アンチモンー錫複合酸化物)、ITO(インジウムー錫複合酸化物)、酸化錫、酸化アンチモン、酸化亜鉛、酸化ジルコニウム、酸化チタン、酸化アルミニウム、アンチモン酸亜鉛等が挙げられる。
また、これらの金属酸化物微粒子として、導電性金属酸化物微粒子を用いた場合には、透明ハードコートフィルムが良好な表面抵抗率を有するため、静電気による埃などの付着を防ぐことができる。導電性金属酸化物を構成する金属酸化物としては、前記ATO、ITO、酸化錫、酸化アンチモン、アンチモン酸亜鉛等が挙げられる。
さらに、必要に応じて金属酸化物微粒子表面を各種カップリング剤等により修飾することができる。各種カップリング剤としては例えば、有機置換された珪素化合物、アルミニウム、ジルコニウム、チタン、アンチモン等の金属アルコキシド、有機酸塩などが挙げられる。ハードコート層中の金属酸化物微粒子の含有量は、5〜90質量部、好ましくは30〜70質量部である(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)。金属酸化物微粒子の含有量が5質量部より少ない場合には、化学式(1)で示されるフッ素モノマーやシリコン系添加剤がハードコート層中に均一に存在しやすい状態になり、表面に十分に偏析されないものと考えられ、透明ハードコートフィルム表面の防汚性が低下する。一方、90質量部より多い場合には、ハードコート層用塗液を良好に成膜できなくなる。
(シリコン系添加剤)
前記ハードコート層には、防汚性機能をさらに向上させることを目的として、シリコン系添加剤を添加することができる。そのようなシリコン系添加剤として、好ましくはポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンが挙げられる。ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサンとして具体的には、ビックケミー・ジャパン(株)製BYK307、BYK330、BYK331、BYK333、BYK337、BYK341、BYK344、BYK345、BYK346、BYK378等が挙げられる。
シリコン系添加剤の含有量は、0.1〜3.0質量部であることが好ましい。(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)シリコン系添加剤の含有量が0.1質量部より少ない場合には、シリコン系添加剤の防汚性機能が十分に発揮されない。一方、3.0質量部より多い場合には、透明ハードコートフィルム表面の耐擦傷性が低下する。
(希釈溶剤)
前記ハードコート層用塗液には任意の溶媒を用いることができる。溶媒として具体的には、メタノール、エタノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、イソブチルアルコール、メチルグリコール等のアルコール類、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノン、メチルシクロヘキサノン、ジアセトンアルコール等のケトン類、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル等のエステル類、プロピレングリコールモノメチルエーテル、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン等のエーテル類が挙げられる。
(その他の成分)
また、本発明の効果を損なわない範囲において、その他の成分をハードコート層用塗液に添加することができる。そのようなその他の成分としては、例えば重合体、重合開始剤、重合禁止剤、酸化防止剤、分散剤、界面活性剤、光安定剤及びレベリング剤等の添加剤が挙げられる。
<ハードコート層の形成方法>
ハードコート層用塗液からハードコート層の形成方法は特に限定されるものではなく、ロールコート法、スピンコート法、ディップコート法、スプレーコート法、バーコート法、ナイフコート法、ダイコート法、インクジェット法、グラビアコート法等公知のいかなる方法も採用される。
以下に、製造例、実施例及び比較例を挙げて前記実施形態をさらに具体的に説明する。なお、各例における成分の含有量を示す部は質量部、含有量又は濃度を示す%は質量%を表す。
〔製造例1、ハードコート層用塗液(HC−1)の調製〕
(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーとしてフッ素モノマーA[化学式(1)(n=16、X=F)、商品名:オプツールDAC−HP、ダイキン工業(株)製、固形分濃度20%]を0.1部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)を50部、(c)金属酸化物微粒子としてオルガノシリカゾル(SiO)[商品名:「IPA−ST」、日産化学工業(株)製、固形分濃度30%]を固形分換算で50部、メチルエチルケトンを80部及び光重合開始剤[商品名:「IRGACURE184」、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製]を5部混合してハードコート層用塗液(HC−1)を調製した。
(実施例1−1)
厚み100μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルム[商品名:「A4300」、東洋紡績(株)製]の上に、前記製造例1で得られたハードコート層用塗液(HC−1)を乾燥膜厚が1.1μmになるようにグラビアコート法で塗布後、100℃で60秒間乾燥させた。続いて、紫外線照射装置(アイグラフィックス社製、120W高圧水銀灯)を用いて400mJの紫外線を照射して硬化させることにより、透明ハードコートフィルムを作製した。
得られた透明ハードコートフィルムについて、蒸留水接触角、油性ペンはじき性、油性ペン拭き取り性及び耐擦傷性の評価を以下に記載する方法で行い、それらの評価結果を表1に示した。
(1)蒸留水接触角
自動接触角計[協和界面科学(株)製、型名:DM500]を用いて蒸留水接触角(°)を測定した。
(2)油性ペンはじき性
透明ハードコートフィルムの表面に、油性ペン(ゼブラ(株)製、「マッキー」)を用いて、文字を筆記しようとした際のインキのはじき具合を目視で観察し、下記の3段階で評価した。
◎:インキを非常によくはじき、文字が掠れてしまう。
○:インキをよくはじき、文字が掠れてしまう。
×:インキをはじかず、文字を筆記できてしまう。
(3)油性ペン拭き取り性
透明ハードコートフィルムの表面に、油性ペン(ゼブラ(株)製、「マッキー」)を用いて、文字を筆記した後、東レ(株)製「トレシー」を用いて数回擦って拭き取った後の状態を目視で確認し、下記の3段階で評価した。
◎:油性ペンの跡が完全に無い。
○:油性ペンの跡が一部残る。
×:油性ペンの跡が大部分残る。
(4)耐擦傷性
(株)本光製作所製、消しゴム磨耗試験機の先端に、#0000のスチールウールを固定し、2.5N(250gf)の荷重をかけて、透明ハードコートフィルムの表面を10往復摩擦した後の表面の傷を目視で観察し、下記の4段階で評価した。
◎:ほぼ傷なし。
○:傷5〜15本あり。
△:傷15〜30本あり。
×:傷31本以上あり。
(実施例1−2〜1−10及び比較例1−1〜1−5)
ハードコート層用塗液(HC−1)における(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマー、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂及び(c)金属酸化物微粒子の種類並びに含有量(固形分)を表1に示す割合に変更し、それ以外は実施例1−1と同様の条件で透明ハードコートフィルムを作製した。それらの評価結果を表1に示した。
なお、表1で用いた各成分は次のとおりである。
フッ素モノマーA:化学式(1)のフッ素モノマー(n=16、X=F)、商品名:オプツールDAC−HP、ダイキン工業(株)製、固形分濃度20%
フッ素モノマーB:化学式(1)のフッ素モノマー(n=2、X=F)
DPHA:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、日本化薬(株)製
UV7600B:6官能ウレタンアクリレート、商品名;紫光UV7600B、日本合成化学工業(株)製
SiO:オルガノシリカゾル、商品名:IPA−ST、日産化学工業(株)製、固形分濃度30%
Figure 2011076002
表1に示したように、実施例1−1〜1−10では、油性ペンはじき性及び油性ペン拭き取り性が良く、蒸留水接触角も大きい結果であった。従って、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しにくく、また汚れが付着しても容易に拭き取ることが可能であった。さらに、透明ハードコートフィルム表面の耐擦傷性も良好であった。
一方、比較例1−1では、化学式(1)で示されるフッ素モノマーを含有しないことから、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しやすく、また付着した汚れの拭き取り性が悪いという結果であった。比較例1−2では、化学式(1)で示されるフッ素モノマーを含有しているものの、その含有量が少ないことから、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しやすく、また付着した汚れの拭き取り性が悪いという結果を示した。比較例1−3では、化学式(1)で示されるフッ素モノマーの含有量が多いため、透明ハードコートフィルム表面の耐擦傷性が悪化するという結果であった。
比較例1−4及び1−5では、金属酸化物微粒子が含まれていないため、化学式(1)で示されるフッ素モノマーがハードコート層中に均一に存在しやすい状態になり、ハードコート層表面に十分に偏析されないと考えられ、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しやすく、また付着した汚れの拭き取り性が悪いという結果を示した。
〔製造例2、ハードコート層用塗液(HC−2)の調製〕
(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーとしてフッ素モノマーB[化学式(1)(n=2、X=F)]を0.1部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)を50部、(c)金属酸化物微粒子としてオルガノシリカゾル(SiO)[商品名:「IPA−ST」、日産化学工業(株)製、固形分濃度30%]を固形分換算で50部、(d)シリコン系添加剤としてBYK−333[ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製]を0.2部、メチルエチルケトンを80部及び光重合開始剤[商品名:「IRGACURE184」、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製]を5部混合してハードコート層用塗液(HC−2)を調製した。
(実施例2−1)
製造例2で得られたハードコート層用塗液(HC−2)を用いて、実施例1−1と同様の条件で透明ハードコートフィルムを作製した。その評価結果を表2に示した。
(実施例2−2〜2−12)
ハードコート層用塗液(HC−2)における(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマー、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂、(c)金属酸化物微粒子及び(d)シリコン系添加剤の種類並びに含有量(固形分)を表2に示す割合に変更し、それ以外は実施例2−1と同様の条件で透明ハードコートフィルムを作製した。それらの評価結果を表2に示した。
なお、表2で用いた各成分は次のとおりである。
フッ素モノマーA:化学式(1)で示されるフッ素モノマー(n=16、X=F)、商品名:オプツールDAC−HP、ダイキン工業(株)製、固形分濃度20%
フッ素モノマーB:化学式(1)で示されるフッ素モノマー(n=2、X=F)
DPHA:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、日本化薬(株)製
UV7600B:6官能ウレタンアクリレート、商品名;紫光UV7600B、日本合成化学工業(株)製
SiO:オルガノシリカゾル、商品名;IPA−ST、日産化学工業(株)製、固形分濃度30%
BYK333:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製
BYK307:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製
BYK378:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製
Figure 2011076002
表2に示した結果より、実施例2−1〜2−12では、前記実施例1−1〜1−10よりも透明ハードコートフィルム表面に汚れが一層付着しにくく、また汚れが付着してもさらに容易に拭き取ることが可能であった。
〔製造例3、ハードコート層用塗液(HC−3)の調製〕
(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーとしてフッ素モノマーA[化学式(1)(n=16、X=F)、商品名:オプツールDAC−HP、ダイキン工業(株)製、固形分濃度20%]を0.1部、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂としてジペンタエリスリトールヘキサアクリレート(DPHA)を50部、(c)金属酸化物微粒子としてアンチモン酸亜鉛(ZnO・Sb)を固形分換算で50部、メチルエチルケトンを80部及び光重合開始剤[商品名:「IRGACURE184」、チバ・スペシャルティ・ケミカルズ(株)製]を5部混合してハードコート層用塗液(HC−3)を調製した。
(実施例3−1)
製造例3で得られたハードコート層用塗液(HC−3)を用いて、実施例1−1と同様の条件で透明ハードコートフィルムを作製した。その評価結果を表3に示す。なお、表面抵抗率の測定は以下に記載する方法で行った。
(5)表面抵抗率
デジタル絶縁計[東亜DKK(株)製、商品名:SM−8220]を用いて、透明ハードコートフィルムの表面抵抗率を測定した。
(実施例3−2〜3−14)
ハードコート層用塗液(HC−3)における(a)化学式(1)で示されるフッ素モノマー、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂、(c)金属酸化物微粒子及び(d)シリコン系添加剤の種類並びに含有量(固形分)を表3に示す割合に変更し、それ以外は実施例3−1と同様の条件で透明ハードコートフィルムを作製した。それらの評価結果を表3に示した。なお、表3で用いた各成分は次のとおりである。
フッ素モノマーA:化学式(1)で示されるフッ素モノマー(n=16、X=F)、商品名:オプツールDAC−HP、ダイキン工業(株)製、固形分濃度20%
フッ素モノマーB:化学式(1)で示されるフッ素モノマー(n=2、X=F)
DPHA:ジペンタエリスリトールヘキサアクリレート、日本化薬(株)製
UV7600B:6官能ウレタンアクリレート、商品名:紫光UV7600B、日本合成化学工業(株)製
ZnO・Sb:アンチモン酸亜鉛
Sb:五酸化アンチモン
ATO:アンチモンドープ酸化錫
BYK333:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製
BYK307:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製
BYK378:ポリエーテル変性ポリジメチルシロキサン、ビック・ケミー(株)製
Figure 2011076002
表3に示した結果より、実施例3−1〜3−14では、透明ハードコートフィルム表面に汚れが付着しにくく、また汚れが付着しても容易に拭き取ることが可能であることに加え、透明ハードコートフィルムが良好な表面抵抗率を有していた。

Claims (3)

  1. 透明基材フィルム上にハードコート層を積層した透明ハードコートフィルムであって、
    前記ハードコート層は、
    (a)化学式(1)で示されるフッ素モノマーを0.1〜3.0質量部、
    (b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂を10〜95質量部及び
    (c)金属酸化物微粒子を5〜90質量部
    含有するハードコート層用塗液の硬化物であることを特徴とする透明ハードコートフィルム。(ただし、(b)化学式(1)で示されるフッ素モノマーと共重合可能な紫外線硬化性樹脂と(c)金属酸化物微粒子の合計は100質量部である。)
    Figure 2011076002
    (式中、nは0〜100の整数である。また、XはH又はFである。)
  2. 前記ハードコート層用塗液は、さらに(d)シリコン系添加剤を0.1〜3.0質量部含有することを特徴とする請求項1に記載の透明ハードコートフィルム。
  3. 前記金属酸化物微粒子が導電性金属酸化物微粒子であることを特徴とする請求項1及び請求項2に記載の透明ハードコートフィルム。
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