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JP2011073328A - 印刷装置及び印刷方法 - Google Patents

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JP2011073328A
JP2011073328A JP2009228058A JP2009228058A JP2011073328A JP 2011073328 A JP2011073328 A JP 2011073328A JP 2009228058 A JP2009228058 A JP 2009228058A JP 2009228058 A JP2009228058 A JP 2009228058A JP 2011073328 A JP2011073328 A JP 2011073328A
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Toyohiko Mitsuzawa
豊彦 蜜澤
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Seiko Epson Corp
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Seiko Epson Corp
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Abstract

【課題】 紫外線硬化型インクを用いた印刷において印刷の画質を高める。
【解決手段】 紫外線硬化型インクを媒体に吐出するヘッドと、紫外線を発し、紫外線を媒体上の紫外線硬化型インクに照射して、紫外線硬化型インクを仮硬化させる仮硬化用照射部と、仮硬化用照射部により発せられた紫外線を拡散させる拡散部材と、を有することを特徴とする印刷装置である。
【選択図】 図5

Description

本発明は、印刷装置及び印刷方法に関する。
印刷分野において、紫外線(UVともいう。)の照射によって硬化する紫外線硬化型インク(UVインクともいう。)を用いることは、既によく知られている。このようなUVインクを用いた印刷技術としては、例えば、UVインクを、紙、フィルム等の各種媒体に吐出して、印刷を行うインクジェットプリンターが知られている。
また、紫外線硬化型インクを媒体に吐出するヘッドと、紫外線を発し、紫外線を媒体上の紫外線硬化型インクに照射して、紫外線硬化型インクを硬化させる照射部とを有する印刷装置は、既に知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2000-158793号公報
ところで、かかる印刷装置において印刷を行う場合、紫外線の照射により紫外線硬化型インクを硬化させる前に、紫外線硬化型インクの拡がりを抑える程度の紫外線を照射することで紫外線硬化型インクを仮硬化させることが行われる場合がある。かかる際に、印刷された画像に十分な光沢が生じず、所望の画質を得ることができない場合があった。
本発明は、かかる課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、望ましい画質が得られる印刷装置及び印刷方法を提供することである。
上記目的を達成するための主たる発明は、
紫外線硬化型インクを媒体に吐出するヘッドと、
紫外線を発し、該紫外線を前記媒体上の前記紫外線硬化型インクに照射して、該紫外線硬化型インクを仮硬化させる仮硬化用照射部と、
該仮硬化用照射部により発せられた前記紫外線を拡散させる拡散部材と、
を有することを特徴とする印刷装置である。
本発明の他の特徴については、本明細書及び添付図面の記載により明らかとなる。
本発明の一実施形態によるプリンターの構成を示すブロック図である。 図1のプリンターのヘッド周辺の概略図である。 図3A及び図3Bは、図1のプリンターの横断面図である。 図2に示すヘッドの構成の説明図である。 本発明による拡散部材の一例を示す図である。 本発明による拡散部材の他の例を示す図である。
本明細書及び添付図面の記載により、少なくとも、以下の事項が明らかとなる。
紫外線硬化型インクを媒体に吐出するヘッドと、
紫外線を発し、前記紫外線を前記媒体上の前記紫外線硬化型インクに照射して、前記紫外線硬化型インクを仮硬化させる仮硬化用照射部と、
前記仮硬化用照射部により発せられた前記紫外線を拡散させる拡散部材と、
を有することを特徴とする印刷装置が明らかとなる。
このような印刷装置によれば、UVインクが拡がって平滑化され(レベリングされ)、印刷画像の光沢が高められ、望ましい画質を得ることができる。
かかる印刷装置において、前記拡散部材は、フレネルレンズであってもよい。
また、かかる印刷装置において、前記拡散部材は、反射板であってもよい。
また、
紫外線硬化型インクを媒体に吐出することと、
紫外線を発することと、
発せられた前記紫外線を拡散させることと、
拡散された前記紫外線を前記媒体上の前記紫外線硬化型インクに照射して、該紫外線硬化型インクを仮硬化させることと、
を有することを特徴とする印刷方法が明らかとなる。
このような印刷方法によれば、UVインクが拡がって平滑化され(レベリングされ)、印刷画像の光沢が高められ、望ましい画質を得ることができる。
以下の実施形態では、印刷装置としてインクジェットプリンター(以下、「プリンター1」ともいう。)を例に挙げて説明する。
===一実施形態のプリンターについて===
以下、図1、図2、図3A及び図3Bを参照し、本発明による印刷装置の一実施形態としてのプリンター1について説明する。図1は、プリンター1の構成を示すブロック図である。図2は、プリンター1のヘッド周辺の概略図である。図3A及び図3Bは、プリンター1の横断面図である。図3Aは、図2のA−A断面に相当し、図3Bは、図2のB−B断面に相当する。
本実施形態のプリンター1は、紙、フィルム等の媒体に、紫外線(以下、「UV」ともいう。)の照射によって硬化する紫外線硬化型インク(以下、「UVインク」ともいう。)を吐出することにより、媒体に画像を印刷する装置である。UVインクは、紫外線硬化樹脂を含むインクであり、UVの照射を受けると紫外線硬化樹脂において光重合反応が起こることにより硬化する。本実施形態のプリンター1では、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)およびブラック(K)の4色のUVインクを用いて画像を印刷する。
図1に示すように、プリンター1は、搬送ユニット10と、キャリッジユニット20と、ヘッドユニット30と、照射ユニット40と、検出器群50と、コントローラー60とを有する。プリンター1は、外部装置であるコンピューター110から印刷データを受信する。また、プリンター1の状態は、検出器群50によって監視されており、検出器群50は、検出結果をコントローラー60に与える。コントローラー60は、コンピューター110から受信した印刷データと、検出器群50から与えられた検出結果とに基づいて、各ユニット(搬送ユニット10、キャリッジユニット20、ヘッドユニット30、及び照射ユニット40)を制御する。
以下、図2、図3A及び図3Bを参照して、本実施形態のプリンター1の各要素について説明する。
搬送ユニット10は、所定の方向(以下、「搬送方向」という。)に媒体を搬送するよう構成されており、給送ローラー11と、搬送モータ(不図示)と、搬送ローラー13と、プラテン14と、排出ローラー15とを有する。給送ローラー11は、挿入口に挿入された媒体をプリンター内に給送するためのローラーである。搬送ローラー13は、給送ローラー11によって給送された媒体を印刷可能な領域まで搬送するローラーであり、搬送モーターによって駆動される。プラテン14は、印刷中の媒体を支持する。排出ローラー15は、媒体をプリンターの外部に排出するためのローラーであり、印刷可能な領域に対して搬送方向下流側に設けられている。
キャリッジユニット20は、ヘッドを所定の方向(以下、「移動方向」という。)に移動させるためのものである。このキャリッジユニット20の移動は、走査とも呼ばれている。図2、図3A及び図3Bに示すように、キャリッジユニット20は、キャリッジ21と、キャリッジモーター(不図示)とを有する。また、キャリッジ21は、UVインクを収容するインクカートリッジを着脱可能に保持している。そして、キャリッジ21は、後述する搬送方向と交差したガイド軸24に支持された状態で、キャリッジモーターによりガイド軸24に沿って往復移動する。
ヘッドユニット30は、媒体にUVインクを吐出するよう構成されており、複数のノズルを有するヘッド31を備える。ヘッド31はキャリッジ21に設けられているため、キャリッジ21が移動方向に移動すると、ヘッド31も移動方向に移動する。そして、ヘッド31が移動方向に移動中にUVインクを断続的に吐出することによって、移動方向に沿ったラスタラインが媒体に形成される。なお、以下、ヘッド31の移動において、図2の一端側から他端側に向かって移動する動きを往動と呼び、他端側から一端側に移動する動きを復動と呼ぶ。本実施形態では、往動の期間中にUVインクの吐出が行われるが、復動の期間中にはUVインクの吐出は行われない。
なお、ヘッド31の構成については、後述する。
照射ユニット40は、媒体に吐出されたUVインクにUVを照射するよう構成されている。媒体上に吐出されたUVインクは、照射ユニット40からのUVの照射を受けることにより硬化する。本実施形態の照射ユニット40は、仮硬化用照射部42a、42bと本硬化用照射部43とを備えている。なお、仮硬化用照射部42a、42b及び本硬化用照射部43の詳細については後述する。
検出器群50は、リニア式エンコーダー(不図示)と、ロータリー式エンコーダー(不図示)と、媒体検出センサー53と、光学センサー54とを含む。リニア式エンコーダーは、キャリッジ21の移動方向における位置を検出する。ロータリー式エンコーダーは、搬送ローラー13の回転量を検出する。媒体検出センサー53は、給送中の媒体の先端の位置を検出する。光学センサー54は、キャリッジ21に取付けられている発光部と受光部により、媒体の有無を検出する。そして、光学センサー54は、キャリッジ31によって移動しながら媒体の端部の位置を検出し、媒体の幅を検出する。また、光学センサー54は、状況に応じて、媒体の先端(搬送方向下流側の端部であり、上端ともいう)および後端(搬送方向上流側の端部であり、下端ともいう)を検出することができる。
コントローラー60は、プリンター1の制御を行うための制御ユニット(制御部)であり、インターフェイス部61と、CPU62と、メモリー63と、ユニット制御回路64とを有する。インターフェイス部61は、外部装置であるコンピューター110とプリンター1との間でデータの送受信を行う。CPU62は、プリンター1全体の制御を行うための演算処理装置である。メモリー63は、CPU62のプログラムを格納する領域や作業領域等を確保するためのものであり、RAM、EEPROM等の記憶素子を有する。CPU62は、メモリー63に格納されているプログラムに従って、ユニット制御回路64を介して各ユニットを制御する。
印刷を行うとき、コントローラー60は、後述するように移動方向に移動中のヘッド31からUVインクを断続的に吐出させるインク吐出動作と、搬送方向に媒体を搬送する搬送動作とを交互に繰り返し、複数のインク滴から構成される画像を媒体に印刷する。
<ヘッド31の構成について>
図4は、ヘッド31の構成の一例の説明図であり、ヘッド31を下方から見たものである。ヘッド31の下面には、UVインクを吐出するよう構成された複数のノズル32が設けられている。本実施形態のヘッド31は、CMYKのインク色毎に複数のノズル32を有する。複数のノズル32は、一定のノズルピッチで、キャリッジ21の移動方向と交差する方向(搬送方向)に沿って並んでいる。このようにヘッド31には、CMYK4色分のノズル列Nc、Nm、Ny、Nkが形成されている。
本実施形態では、各ノズル32には、各ノズル32からUVインクを吐出させる駆動素子としてピエゾ素子(不図示)が設けられている。ピエゾ素子は、コントローラー60によって制御される駆動信号により駆動され、各ノズル32から滴状のUVインクを吐出させる。
<仮硬化及び本硬化について>
本実施形態では、媒体46に吐出されたUVインクにUVを照射することで、UVインクを硬化させる。本実施形態のプリンター1では、照射ユニット40は、UVを発し、UVを媒体上のUVインクに照射して、UVインクを仮硬化させる仮硬化用照射部42a、42bと、UVを発し、UVを媒体上のUVインクに照射して、UVインクを本硬化させる本硬化用照射部43とを備えており、2段階の硬化を行なう。仮硬化とは、媒体46上のUVインクの流動(拡がり)がある程度抑えられて硬化が行われた状態であり、本硬化とは、媒体46上のUVインクを完全に硬化させた状態である。単位面積当たりに受けるUVの照射エネルギー(すなわちUVの照射量)は、本硬化の場合の方が仮硬化の場合よりも大きい。このように仮硬化を行わせる程度のUV照射をピニング照射ともいう。
図2及び図3Bに示すように、仮硬化用照射部42a及び42bは、キャリッジ21に搭載されている。仮硬化用照射部42aは、キャリッジ21の移動方向における一端側に設けられ、仮硬化用照射部42bは、キャリッジ21の移動方向における他端側に設けられる。したがって、キャリッジ21の移動に伴って、ヘッド31と仮硬化用照射部42a、42bとは一体に移動方向に移動する。換言すると、ヘッド31の各色のノズル列が往復移動する際、仮硬化用照射部42a、42bは、各色のノズル列に対する相対位置を維持しながら往復移動する。この際に、仮硬化用照射部42a、42bは、UVを発し、UVを媒体上のUVインクに照射する。具体的には、往動の期間には仮硬化用照射部42aがUVを発し、復動の期間には仮硬化用照射部42bがUVを発する。このように、仮硬化は、ヘッド31が移動方向に移動する期間、即ちUVインクを吐出するのと同じ期間において行なわれる。
本硬化用照射部43は、ヘッド31よりも搬送方向下流側に設けられている。キャリッジ21の移動方向における本硬化用照射部43の寸法は、印刷対象となる媒体46の幅よりも大きくなっている。本硬化用照射部43は、UVを発し、UVを媒体46上のUVインクに照射する。この構成により、インク吐出動作によって形成されたUVインクを担持する媒体46が、搬送動作によって本硬化用照射部43の下まで搬送されると、本硬化用照射部43によるUVの照射を受けるようになっている。
また、本硬化は、本実施形態によるプリンターにより得られた印刷物を使用する際に必要な程度の硬化を生じさせる照射量以上の照射量で行われればよく、本硬化の照射条件による印刷品質への影響は、少なくとも、仮硬化の照射条件ほど大きくはない。
なお、本実施形態では、仮硬化用照射部42a、42bの光源として、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を用いている。また、本硬化用照射部43の光源として、メタルハライドランプ、水銀ランプ等のランプを用いている。
<拡散部材について>
図5は、本発明による拡散部材の一例を示す図であり、本実施形態では、拡散部材は、フレネルレンズ45である。
上述したように、本実施形態によれば、ヘッド31の各色のノズル列が往復移動する際、仮硬化用照射部42a、42bは、各色のノズル列に対する相対位置を維持しながら往復移動する。この際に、仮硬化用照射部42a、42bは、UVを発し、UVを媒体上のUVインクに照射する。
また、本実施形態によるプリンター1では、仮硬化用照射部42aにより発せられたUVを拡散させる拡散部材として、フレネルレンズ45を設けている。図5では、仮硬化用照射部42aの場合のみを示すが、本実施形態によるプリンター1には、仮硬化用照射部42bから発せられるUVを拡散させるフレネルレンズも設けられる。
フレネルレンズは、凹凸レンズと同様の光学的性質を実現するため、レンズを同心円状の領域に分割して厚みを減らした構成の光学部品である。フレネルレンズの形状は、薄い平板状である。また、かかる構成とすることにより、少ない量の材料で、凹凸レンズと同様の光学的性質を実現することができるため、材料にかかる費用を抑えることができるとともに、軽量な光学部品が得られる。
本実施形態のフレネルレンズ45は、UVを拡散させるよう構成されている。フレネルレンズ45は、薄い平板状の形状を有しているため、本発明によるプリンター1に容易に設けることができる。また、フレネルレンズ45は軽量であるため、キャリッジユニット20と共に移動するようにした場合でも、キャリッジユニット20を駆動するキャリッジモーターの出力に与える影響は少なくてすむ。
そして、媒体46の単位面積当たりのUVインクへの照射について考えると、UVを拡散させた場合は、低い照度で時間をかけてゆっくりとUVインクの仮硬化が行われる。そのため、かかる場合には、UVインクが拡がって平滑化され(レベリングされ)、印刷画像の光沢が高められることとなる。このように、本実施形態のプリンター1においては、仮硬化用照射部42により発せられるUVを拡散させない場合と照射量が同じであっても、光沢の高い印刷画像を実現することができる。
<印刷手順について>
コントローラー60は、コンピューター110から受信した印刷データに基づき印刷を行う際、プリンター1の各ユニットに以下の処理を行わせる。
まず、コントローラー60は、給送ローラー11を回転させ、印刷すべき媒体46を搬送ローラー13まで給送する。次に、コントローラー60は、搬送モーター(不図示)を駆動させることによって搬送ローラー13を回転させる。搬送ローラー13が所定の回転量にて回転すると、媒体46は所定の搬送量にて搬送される。
媒体46がヘッド31の下部まで搬送されると、コントローラー60は、キャリッジモーター(不図示)を駆動させる。このキャリッジモーターの駆動に応じて、キャリッジ21が移動方向に移動する。また、キャリッジ21が移動することによって、キャリッジ21に設けられたヘッド31及び仮硬化用照射部42a、42bも同時に移動方向に移動する。そして、コントローラー60は、ヘッド31が移動方向に移動している間(即ち往動している間)に、ヘッド31から断続的にUVインクを吐出させる。このUVインクが、媒体46上に断続的に吐出されることによって、移動方向に複数のインク滴が並ぶラスタラインが形成される。
また、コントローラー60は、ヘッド31が往動している間に、仮硬化用照射部42aからUVが発せられるように、そして、ヘッド31が復動している間に、仮硬化用照射部42bからUVが発せられるように、ヘッドユニット30を制御する。
また、コントローラー60は、ヘッド31が一往復の移動を行う毎に、搬送モーターを駆動させる。搬送モーターは、コントローラー60により指示される駆動量に応じて回転方向の駆動力を発生する。そして、搬送モーターは、この駆動力を用いて搬送ローラー13を回転させる。搬送ローラー13が所定の回転量にて回転することにより、媒体46は所定の搬送量にて搬送される。つまり、媒体46の搬送量は、搬送ローラー13の回転量に応じて定まることになる。このように、ヘッド31の往復移動と媒体46の搬送動作とを交互に繰り返して行い、媒体46上に複数のラスタラインを形成していく。
そして、コントローラー60は、本硬化用照射部43からUVを発するようにさせ、搬送動作によって本硬化用照射部43の下を通る媒体46に向けてUV照射を行なわせる。このUV照射により、媒体46上のUVインクを完全に硬化させて媒体に定着させる。
印刷の終わった媒体46は、搬送ローラー13と同期して回転する排出ローラー15によって、プリンター1から排出される。
こうして媒体46に画像が印刷される。
===その他の実施の形態===
一実施形態としてのプリンター等を説明したが、上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。特に、以下に述べる実施形態であっても、本発明に含まれるものである。
また、上記の実施形態においては、印刷装置をインクジェットプリンターに具体化したが、この限りではなく、本発明は他の印刷装置に適用することもできる。
<プリンターについて>
前述の実施形態では、プリンターとしてシリアルプリンターを説明したが、これに限られるものではない。例えば、本発明は、ラインプリンターにおいても実施することができる。
<ノズルについて>
前述の実施形態では、圧電素子(ピエゾ素子)を用いてインクを吐出していた。しかし、液体を吐出する方式は、これに限られるものではない。例えば、熱によりノズル内に泡を発生させる方式など、他の方式を用いてもよい。
<仮硬化用照射部について>
上述のシリアルプリンターの場合の実施形態において、仮硬化用照射部42a、42bは、キャリッジ21の移動方向の両端にそれぞれ設けられていた。しかし、例えばインクがヘッドの往動の期間のみ吐出されるようプリンターが構成されている場合は、仮硬化用照射部42a、42bは、インクを吐出する際にヘッド31の移動方向の位置よりも後方となる側のみに設けられていてもよい。例えば、本実施形態では仮硬化用照射部42aのみであってもよい。また、かかる場合において、往動の期間のみUVを照射するようにしてもよいし、往動と復動の両期間においてUVを照射するようにしてもよい。
<拡散部材について>
前述の実施形態において、仮硬化用照射部42a、42bから発せられるUVを拡散させる拡散部材として、フレネルレンズ45を用いていた。しかし、拡散部材は、フレネルレンズに限られるものではなく、仮硬化用照射部42a,42bが発するUVを拡散させるものであればよく、例えば、図6に示すような反射板47であってもよい。
反射板47は、UVを反射するよう構成された光学部品である。本実施形態によれば、反射板47は、UVを反射し、反射されたUVが拡散されて媒体上に照射されるようにされている。
1 プリンター、10 搬送ユニット、11 給送ローラー、
13 搬送ローラー、14 プラテン、15 排出ローラー、
20 キャリッジユニット、21 キャリッジ、
30 ヘッドユニット、31 ヘッド、32 ノズル、
40 照射ユニット、42a,42b 仮硬化用照射部、
43 本硬化用照射部、45 フレネルレンズ、46 媒体、47 反射板、
50 検出器群、53 媒体検出センサー、54 光学センサー、
60 コントローラー、61 インターフェイス部、62 CPU、
63 メモリー、64 ユニット制御回路、
110 コンピューター

Claims (4)

  1. 紫外線硬化型インクを媒体に吐出するヘッドと、
    紫外線を発し、該紫外線を前記媒体上の前記紫外線硬化型インクに照射して、該紫外線硬化型インクを仮硬化させる仮硬化用照射部と、
    該仮硬化用照射部により発せられた前記紫外線を拡散させる拡散部材と、
    を有することを特徴とする印刷装置。
  2. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記拡散部材は、フレネルレンズであることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1に記載の印刷装置において、
    前記拡散部材は、反射板であることを特徴とする印刷装置。
  4. 紫外線硬化型インクを媒体に吐出することと、
    紫外線を発することと、
    発せられた前記紫外線を拡散させることと、
    拡散された前記紫外線を前記媒体上の前記紫外線硬化型インクに照射して、該紫外線硬化型インクを仮硬化させることと、
    を有することを特徴とする印刷方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017047633A (ja) * 2015-09-03 2017-03-09 日新製鋼株式会社 インクジェット印刷装置およびインクジェット印刷方法

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