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JP2011040298A - コネクタ、回路基板、及び電子機器 - Google Patents

コネクタ、回路基板、及び電子機器 Download PDF

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JP2011040298A
JP2011040298A JP2009187335A JP2009187335A JP2011040298A JP 2011040298 A JP2011040298 A JP 2011040298A JP 2009187335 A JP2009187335 A JP 2009187335A JP 2009187335 A JP2009187335 A JP 2009187335A JP 2011040298 A JP2011040298 A JP 2011040298A
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Japan
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connector
board
substrate
circuit board
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JP2009187335A
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Munehiro Kuramochi
宗広 倉持
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

【課題】簡単な構造で、放射ノイズを低減させることができるコネクタ、回路基板、及び電子機器を提供する。
【解決手段】コネクタ20は、ハウジング21の側壁面をシールドするように装着されたシールド部材24を有している。そのシールド部材24は、相手側コネクタ30の対向面側に設けられて相手側コネクタ30に接続する第1の接続部24aと、基板2の対向面側に設けられて基板2に実装する第2の接続部24bを有している。
【選択図】図1

Description

本発明は、コネクタ、回路基板、及び電子機器に関するものである。
基板と基板とを接続可能な基板対基板用コネクタがある(例えば、特許文献1参照。)。この特許文献1に記載された従来の基板対基板用コネクタは、プラグイン(PI)基板に接続されたPIユニットコネクタと、バックパネル(BP)ユニットに接続されたBPユニットコネクタとを着脱自在に嵌合することで、PI基板とBPユニットとの間の電気的なコネクタ接続を行っている。
上記従来の基板対基板用コネクタの放射ノイズ低減策としては、金属製シールドによりPIユニットコネクタを塞ぎ込むようにシールドする構造が採用されている。相手側のコネクタへの差込面を除く上面及び側面を覆う第1の金属製シールドと、PIユニットコネクタの裏面側の周辺部を覆う第2の金属製シールドとが、ベタパターンを形成したPI基板を介して導電性ネジにより機械的及び電気的に締め付け固定されている。
特開2002−158065号公報
本発明の目的は、簡単な構造で、放射ノイズを低減させることができるコネクタ、回路基板、及び電子機器を提供することにある。
[1]一端部が相手側コネクタに接続され、他端部が基板上に実装される長手方向に沿って配列された複数の端子を収納する収納部材と、前記収納部材の少なくとも前記長手方向に沿って設けられ、前記相手側コネクタの対向面側に、前記相手側コネクタに接続する第1の接続部、及び前記基板の対向面側に、前記基板に実装する第2の接続部を有する導電性材料の遮蔽部材とを備えたコネクタ。
[2]前記第2の接続部は、前記基板と電気的に接続する複数の接続端子を予め定めた間隔で有する前記[1]に記載のコネクタ。
[3]グランド層が形成された基板と、前記基板に実装された前記[1]又は[2]に記載のコネクタとを備え、前記コネクタの前記第2の接続部は、前記基板の前記グランド層に接続させた回路基板。
[4]第1のグランド層が形成された第1の基板と、第2のグランド層が形成された第2の基板と、前記第1及び第2の基板にそれぞれ実装された前記[1]又は[2]に記載の第1及び第2のコネクタとを備え、前記第1及び第2のコネクタは、前記複数の端子及び前記第1の接続部が互いに接続され、前記第2の接続部がそれぞれ前記第1及び第2のグランド層に接続された電子機器。
請求項1に係る発明によれば、第1の接続部を有していない構成と比べて、簡単な構成で、コネクタから発生する放射ノイズが空間へ放出されることを防止することができる。
請求項2に係る発明によれば、リターン電流を低減させることができる。
請求項3に係る発明によれば、回路基板とコネクタとの間から発生する不要な放射ノイズを低減させることができる。
請求項4に係る発明によれば、電子機器内に発生する不要な放射ノイズを低減させることができる。
(a)は本発明の第1の実施の形態に係る基板対基板用コネクタの一構成例を概略的に示す斜視図であり、(b)は(a)のA−A線矢視断面図である。 (a)は本発明の第2の実施の形態に係る基板対基板用コネクタの一構成例を概略的に示す斜視図であり、(b)は(a)のB−B線矢視断面図である。 (a)は本発明に係る基板対基板用コネクタに使用されるシールド部材の他の構成例を概略的に示す図であり、(b)はシールド部材の更に他の構成例を概略的に示す断面図であり、(c)はシールド部材の更に他の構成例を概略的に示す断面図である。 本発明品と従来品とにおける放射ノイズの発生量を比較した一例を示すグラフである。
[第1の実施の形態]
図1(a)において、基板対基板用コネクタ1は、雌型のコネクタ20と、雄型のコネクタ30とを有する。雌型コネクタ20は第1回路基板2に実装されており、一方の雄型コネクタ30は第2回路基板3に実装されている。雌型コネクタ20に雄型コネクタ30を接続することで、第1回路基板2に第2回路基板3が同一平面上に並列されている。
図1(b)に雌型コネクタ20と雄型コネクタ30とが接続された状態の断面構造が示されている。雌型コネクタ20は、雄型コネクタ30との接続側に開口する開口22を有する直方形のハウジング(収納部材)21を有している。そのハウジング21は、電気絶縁性のモールド樹脂により成形されている。ハウジング21には、複数の雌型コンタクト(端子)23が絶縁壁を介して所定の間隔に一列に配置されている。この第1の実施の形態では、32本の雌型コンタクト23が配列されている。
雌型コンタクト23は、図1(b)に示すように、導電性金属材料を加工して形成されたものであり、ハウジング21の空間内に配されるU字型の接点部23aと、その接点部23aからハウジング21の内部に屈曲してハウジング21の外部へ導出される端子部23bとを有している。その端子部23bの先端部は、第1回路基板2の信号層4に半田付けされ、電気的に接続されている。
一方の雄型コネクタ30は、図1(b)に示すように、雌型コネクタ20のハウジング21とは同一の形状を有する電気絶縁性のモールド樹脂からなり、開口32を有するハウジング(収納部材)31を有している。このハウジング31には、複数の雄型のコンタクト(端子)33が絶縁壁を介して収容されている。その雄型コンタクト33は、導電性金属材料を加工して形成されたものであり、雌型コンタクト23の数と同数の雄型コンタクト33が雌型コンタクト23と同一ピッチで一列に配置されている。
雄型コンタクト33は、図1(b)に示すように、ハウジング31の空間内に配される接点部33aと、その接点部33aからハウジング31の内部に屈曲してハウジング31の外部へ導出される端子部33bとを有している。その端子部33bの先端部は、第2回路基板3の信号層5に半田付けされ、電気的に接続されている。
(シールド部材の構造例)
雌型コネクタ20には、図1(a)及び(b)に示すように、ハウジング21の基板対向面21aと開口端面21bとにわたって遮蔽部材の一例である第1のシールド部材24が被覆するように設けられている。一方、雄型コネクタ30には、雌型コネクタ20と同様に、ハウジング31の基板対向面31aと開口端面31bとにわたり遮蔽部材の一例である第2のシールド部材34が被覆するように設けられている。
この第1シールド部材24は、図1(a)及び(b)に示すように、導電性を有する金属製の板体からなる。第1シールド部材24の基板対向面側には、接地/アース用の接続端子の一例である複数のピン24aが櫛歯状に形成されている。図示例では、6本のピン(第2の接続部)24aが、第1シールド部材24の長手方向にわたり所定の間隔で配置されている。第1シールド部材24のコネクタ対向面側には、相手側の雄型コネクタ30と接続する接続片(第1の接続部)24bが折曲して形成されている。
一方の第2シールド部材34は、図1(a)及び(b)に示すように、雌型コネクタ20の第1シールド部材24とは同一の形状及び材質からなる。このシールド部材34の基板対向面側には接続端子の一例であるピン(第2の接続部)34aが櫛歯状に形成されており、コネクタ対向面側には、相手側の雌型コネクタ20と接続する接続片(第1の接続部)34bが折曲して形成されている。
第1及び第2回路基板2,3のそれぞれの内部には、図1(b)に示すように、グランド層6,7が形成されている。第1シールド部材24が第1回路基板2上に実装されることで、そのシールド部材24のピン24aは、第1回路基板2のビア8により内部のグランド層6と電気的に接続されている。一方、第2シールド部材34のピン34aは、第2回路基板3のビア9により内部のグランド層7と電気的に接続されている。
雌型コネクタ20及び雄型コネクタ30同士が接続した際は、第1及び第2シールド部材24,34も互いに接続する。図示例によれば、シールド部材24,34のそれぞれを雌型コネクタ20及び雄型コネクタ30の片側のハウジング21,31だけに取り付けているので、コネクタ構造が簡素になり、製造が容易である。第1及び第2回路基板2,3上でパターンを配線する際に、第1及び第2シールド部材24,34が障害になり難いという利点がある。
また、複数のピン24a,34aを予め定めた間隔で複数設けることにより、リターン電流経路が短くなる。第1の実施の形態では、ピン24a、ピン34aをそれぞれ等間隔に6本設けたが、3本でもよいし、第1回路基板2および第2回路基板3の配線パターンを考慮して、等間隔でなくてもよい。
[第2の実施の形態]
図2(a)及び(b)に示す基板対基板用コネクタ1は、雌型コネクタ20に雄型コネクタ30を接続することで、第1回路基板2に第2回路基板3が直交する方向で接続されている。この基板対基板用コネクタ1は、第1回路基板2の平面に対して略直交する方向に接続される垂直嵌合型コネクタとして構成されている。なお、上記第1の実施の形態と実質的に同じ部材には同一の部材名と符号を付している。
図2(a)及び(b)に示す雌型コネクタ20と第1回路基板2は、図1に示した雌型コネクタ20及び第1回路基板2と同一の形状及び構造を有している。一方、雄型コネクタ30の雄型コンタクト33は、コネクタ対向面側から絶縁壁側に向けて一直線に延びた金属片からなり、複数の雄型コンタクト33が絶縁壁を介して所定の間隔で整列して配されている。雄型コネクタ30には、ハウジング31の開口端面31bと長手側の側面31cとにわたり第2シールド部材34が被覆するように設けられている。この第2シールド部34の基板実装側の先端部には、櫛歯状のピン34aのそれぞれが階段形状に形成されている。
雄型コネクタ30を実装する第2回路基板3には、表面のグランド層10、及び内部のグランド層7のそれぞれが形成されている。第2シールド部材34が第2回路基板3に実装されると、その第2シールド部材34のピン34aの先端部は、第2回路基板3のビア9により表面のグランド層10と内部のグランド層7とに電気的に接続される。
(シールド部材の他の構造例)
図3(a)に示す雄型コネクタ30のシールド部材34は、金属細線をメッシュ状に編み込んで構成される網組線35により雄型コネクタ30の片側の絶縁壁を覆って構成されている。図3(b)に示すシールド部材34は、図3(b)に示した雄型コネクタ30の両側の絶縁壁を覆っている。図3(c)に示すシールド部材34は、雄型コネクタ30の片側の絶縁壁の内部に埋め込まれている。なお、図3(a)〜(c)においては、雄型コネクタ30のシールド部材34を例示しているが、雌型コネクタ20のシールド部材24にも適用することができる。
上述したように、雌型コネクタ20を実装した回路基板2及び雄型コネクタ30を実装した回路基板3が多層構造であり、回路基板2のグランド層6、及び回路基板3のグランド層7がコネクタ実装面以外に存在する場合は、コネクタ近傍にビア(スルーホール)8,9を設けることで、リターン電流経路が最短で回路基板2,3のグランド層6,7に接続されるように確保され、リターン電流に起因する放射ノイズの増加が抑制される。
図4に、周波数が30〜1000MHz程度の範囲における放射ノイズ量(電界強度dBμV)の測定値が示されている。このグラフにおいては、第1の実施の形態に対応した実施例と比較例を示す線以外に、目標値(又は規制値)を示す線を示している。
周波数が30〜300MHz程度の周波帯付近においては、実施例と比較例の放射ノイズの発生量はほぼ同等であるが、実施例のものは、周波数が300〜1000MHz程度の周波帯では放射ノイズの抑制効果が得られ、比較例のものよりも10dBμV以上低いことが分かる。比較例のものは、周波数が400〜600MHz付近や800〜1000MHz付近では目標値から外れている。
[第3の実施の形態]
上記各実施の形態に係る基板対基板用コネクタ1を使用することで、放射ノイズの低減策を施したデジタル電子機器が提供できる。基板対基板用コネクタ1からEMI(電磁妨害あるいは電磁干渉)を引き起こす不要な放射電波が出射するのを抑制することができる。100MHz以上の高周波域で信号を伝送する複写機やプロジェクタ等のデジタル電子機器において発生する放射ノイズを抑制することができる。
1 基板対基板用コネクタ
2 第1回路基板
3 第2回路基板
4,5 信号層
6,7,10 グランド層
8,9 ビア
20 雌型コネクタ
21,31 ハウジング
21a,31a 基板対向面
21b,31b 開口端面
22,32 開口
23 雌型コンタクト
23a,33a 接点部
23b,33b 端子部
24 第1シールド部材
24a,34a ピン
24b,34b 接続片
30 雄型コネクタ
31c 側面
33 雄型コンタクト
34 第2シールド部材
35 網組線

Claims (4)

  1. 一端部が相手側コネクタに接続され、他端部が基板上に実装される長手方向に沿って配列された複数の端子を収納する収納部材と、
    前記収納部材の少なくとも前記長手方向に沿って設けられ、前記相手側コネクタの対向面側に、前記相手側コネクタに接続する第1の接続部、及び前記基板の対向面側に、前記基板に実装する第2の接続部を有する導電性材料の遮蔽部材とを備えたコネクタ。
  2. 前記第2の接続部は、前記基板と電気的に接続する複数の接続端子を予め定めた間隔で有する請求項1に記載のコネクタ。
  3. グランド層が形成された基板と、
    前記基板に実装された請求項1又は2に記載のコネクタとを備え、
    前記コネクタの前記第2の接続部は、前記基板の前記グランド層に接続させた回路基板。
  4. 第1のグランド層が形成された第1の基板と、
    第2のグランド層が形成された第2の基板と、
    前記第1及び第2の基板にそれぞれ実装された請求項1又は2に記載の第1及び第2のコネクタとを備え、
    前記第1及び第2のコネクタは、前記複数の端子及び前記第1の接続部が互いに接続され、前記第2の接続部がそれぞれ前記第1及び第2のグランド層に接続された電子機器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN114520444A (zh) * 2020-11-19 2022-05-20 昆山宏致电子有限公司 可抗电磁干扰的电连接器构造

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