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JP2011025782A - アクティブヘッドレスト - Google Patents

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JP2011025782A
JP2011025782A JP2009172062A JP2009172062A JP2011025782A JP 2011025782 A JP2011025782 A JP 2011025782A JP 2009172062 A JP2009172062 A JP 2009172062A JP 2009172062 A JP2009172062 A JP 2009172062A JP 2011025782 A JP2011025782 A JP 2011025782A
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JP
Japan
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link
tension spring
lock mechanism
support member
vehicle
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Pending
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JP2009172062A
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English (en)
Inventor
Takao Yamaguchi
貴生 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Boshoku Corp
Original Assignee
Toyota Boshoku Corp
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Publication date
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Abstract

【課題】車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、このロック解除に伴って引っ張りばねの付勢力が作用することで、リンク機構が作動して支承部材がベース部材に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造であっても、小さな操作荷重でロック機構のロック解除を行うことができるアクティブヘッドレストを提供すること。
【解決手段】アクティブヘッドレスト3は、支承部材24を引っ張りばね60の付勢力に抗してベース部材20に対し飛び出す前の状態に保持するロック機構Rを備えている。ロック機構Rは、2本のリンク棒70、72から構成され、車両に後突が発生すると、その後突に伴って作用する慣性荷重によって、2本のリンク棒70、72が略く字状から引っ張りばね60の付勢力に抗してターンオーバし、やがて、引っ張りばね60の付勢力によって略逆く字状へと作動することで、ロック機構Rはロック状態からロック解除状態へ切り替る。
【選択図】図2

Description

本発明は、アクティブヘッドレストに関し、詳しくは、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、このロック解除に伴って引っ張りばねの付勢力が作用することで、リンク機構が作動して支承部材がベース部材に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止めるアクティブヘッドレストに関する。
従来、車両に後突が発生すると、支承部材がベース部材に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止めるヘッドレスト、いわゆる、アクティブヘッドレストが既に知られている。ここで、下記特許文献1には、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、このロック解除に伴って引っ張りばねの付勢力が作用することで、リンク機構が作動して支承部材(ヘッドレストの前側の可動部分)がベース部材(ヘッドレストの後側の固定部分)に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造のヘッドレストが開示されている。これにより、支承部材によって乗員の後頭部を瞬時に受け止めることができるため、車両に後突が発生しても乗員が鞭打ち症になることを防止でき、乗員の安全性を高めることができる。
特開2002−142910号公報
しかしながら、上述した技術では、操作荷重を発生させるトリガ装置によって解除レバーを引っ張りばねの付勢力に抗して作動させることで、ロック機構のロック解除を行う構造となっている。この解除レバーを作動させるとき、トリガ装置からの操作荷重が作用する方向と、引っ張りばねの付勢力が解除レバーに作用する方向とが略反対であるため、トリガ装置からの操作荷重を徐々に大きくしていく必要があり、結果として、大きな容量のトリガ装置が必要となっていた。
本発明は、このような課題を解決しようとするもので、その目的は、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、このロック解除に伴って引っ張りばねの付勢力が作用することで、リンク機構が作動して支承部材がベース部材に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止める構造であっても、小さな操作荷重でロック機構のロック解除を行うことができるアクティブヘッドレストを提供することである。
本発明は、上記の目的を達成するためのものであって、以下のように構成されている。
請求項1に記載の発明は、シートバック側に組み付けられるベース部材と、このベース部材に対してリンク機構を介して組み付けられる支承部材と、この支承部材を引っ張りばねの付勢力に抗してベース部材に対し飛び出す前の通常状態に保持するロック機構とを備え、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、このロック解除に伴って引っ張りばねの付勢力が作用することで、リンク機構が作動して支承部材がベース部材に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止めるアクティブヘッドレストであって、ロック機構は、第1のリンク棒と、第2のリンク棒とから構成されており、第1のリンク棒の基端は、引っ張りばねの一端が掛け止めされているベース部材側に枢着され、第2のリンク棒の基端は、引っ張りばねの他端が掛け止めされている支承部材側に枢着され、第1のリンク棒と第2のリンク棒の両先端は、互いに枢着され、これら両リンク棒のうち、少なくとも一方のリンク棒には、その先端側が互いに干渉することで、支承部材を引っ張りばねの付勢力に抗してベース部材に対し飛び出す前の通常状態に保持するストッパが設けられており、車両に後突が発生する前の通常時、2本のリンク棒が引っ張りばねの付勢力に抗した状態でストッパによって略く字状に保持されることで、ロック機構はロック状態になっており、車両に後突が発生すると、その後突に伴って作用する慣性荷重によって、2本のリンク棒が略く字状から引っ張りばねの付勢力に抗してターンオーバしていき、やがて、引っ張りばねの付勢力によって略逆く字状へと作動することで、ロック機構はロック状態からロック解除状態へと切り替わることを特徴とする。
この構成によれば、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒に作用する慣性荷重によって両リンク棒をターンオーバさせてロック機構のロック解除を行うことができる。このとき、両リンク棒に作用する慣性荷重の方向(前から後ろ方向)と、引っ張りばねの付勢力が第2のリンク棒に作用する方向(下から上方向)とが略交差するため、大きな慣性荷重を必要とすることなく、両リンク棒をターンオーバさせてロック機構のロック解除を行うことができる。そのため、従来技術で説明したように、トリガ装置からの操作荷重を徐々に大きくしていく(実施例において、両リンク棒70、72に作用する慣性荷重を徐々に大きくしていく)必要がなく、小さな慣性荷重でロック機構のロック解除を行うことができる。
また、請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のアクティブヘッドレストであって、2本のリンク棒の各先端の少なくとも一方には、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒に作用する慣性荷重を増大させるウェイトが設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒に作用する慣性荷重を増大させることができる。そのため、両リンク棒に作用する慣性荷重が小さくても、確実に、ロック機構のロック解除を行うことができる。
また、請求項3に記載の発明は、請求項1〜2のいずれか1項に記載のアクティブヘッドレストであって、支承部材には、車両に後突が発生したとき、2本のリンクを、略く字状から引っ張りばねの付勢力に抗してターンオーバさせる方向へ作動させる付勢手段が設けられていることを特徴とする。
この構成によれば、付勢手段が設けられているため、車両に後突が発生したとき、両リンク棒を略く字状から引っ張りばねの付勢力に抗してターンオーバさせる方向へ作動させることができる。そのため、両リンク棒に作用する慣性荷重が小さくても、より確実に、ロック機構のロック解除を行うことができる。
図1は、本発明の実施例に係るアクティブヘッドレストの分解斜視図である。 図2は、図1のアクティブヘッドレストの組み付け状態における側面模式図であり、車両に後突が発生する前の通常状態のときを示している。 図3は、図2に示す状態から、車両に後突が発生して、ロック機構がロック解除し始めた状態を示している。 図4は、図3に示す状態から、ロック機構の両リンク棒がターンオーバしている状態を示している。 図5は、図4に示す状態から、ロック機構のロック解除が完了して、支承部材が飛び出した状態を示している。
以下、本発明を実施するための形態を、図1〜5を参照して説明する。なお、上述した各図では、アクティブヘッドレスト3の内部を分かり易く示すために、そのクッション構造およびその表皮構造を省略し内部のフレーム構造のみを示している。また、以下の説明にあたって、上、下、前、後、左、右とは、上述した各図に記載した、上、下、前、後、左、右の方向、すなわち、アクティブヘッドレスト3を基準にしたときの上、下、前、後、左、右の方向を示している。
はじめに、図1〜2を参照して、本発明の実施例に係るアクティブヘッドレスト3の構造を説明する。このアクティブヘッドレスト3は、主として、左右一対のステー22、22(図1において、図示しない)を介してシートバック(図示しない)に組み付けられるベース部材20と、このベース部材20に対して3節リンク機構Lを介して組み付けられる支承部材24と、この支承部材24を左右一対の第1の引っ張りばね60、60の付勢力に抗してベース部材20に対し略一体と成る通常状態に保持するロック機構Rとから構成されている。以下に、これら構成部材のうち、支承部材24と、ロック機構Rの詳細な構造について説明していく。
はじめに、支承部材24を説明する。この支承部材24は、乗員の後頭部を受け止め可能に形成されている略カバー状の部材である。この支承部材24は、上述したように3節リンク機構Lを介してベース部材20の前方側に組み付けられている。ここで、3節リンク機構Lについて詳述すると、3節リンク機構Lは、厚板状に形成された連結アーム30と、支承部材24の後面の左右に形成されたリブ24a、24aとから構成されている。
この連結アーム30の一端側(図1において、上側)における幅方向の両側は、ベース部材20の左右に形成されたリブ21、21の上側にピンP1を介してそれぞれ枢着されている。これとは逆に、連結アーム30の他端側(図1において、下側)における幅方向の両側は、支承部材24の左右のリブ24a、24aの上側にピンP2を介してそれぞれ枢着されている。
また、支承部材24の両リブ24aの下側には、その左右を橋渡す格好となるようにピンP3が固着されている。このとき、ピンP3は、ベース部材20の両リブ21に形成されている長孔20a、20a内に差し込まれた状態で固着されている。また、ピンP1とピンP3との間には、上述した左右一対の第1の引っ張りばね60、60がそれぞれ掛け止めされている。
これにより、両引っ張りばね60の付勢力によって、ピンP3を両長孔20aの下端側から上端側に向けて移動させると、3節リンク機構Lが作動することで支承部材24を通常状態から、ベース部材20に対して飛び出した飛び出し状態へと切り替えることができる。この飛び出し状態において、支承部材24は、乗員の後頭部を受け止めることができる構造となっている。3節リンク機構Lは、このように構成されている。
なお、図2に示すように、支承部材24が通常状態にあるとき、連結アーム30におけるベース部材20と向かい合う側の面(図2において、連結アーム30の後面)には、その幅方向にラチェット40が一体的に形成されている。このラチェット40には、その外周面42に沿って、3箇所の段差42a、42b、42cが形成されている。一方、ベース部材20には、これら3箇所の段差42a、42b、42cに係合可能なストッパ50がピンP4を介して枢着されている。
このストッパ50の下面には、フック54が形成されている。このフック54とベース部材20に形成されているアーム20cとの間には、第2の引っ張りばね58が掛け止めされている。これにより、ストッパ50の先端52をラチェット40の外周面42に押し当てた状態に保持することができる。
また、支承部材24の後面には、ソレノイド80が設けられている。このソレノイド80は、車両に後突が発生したことを検出するECU(図示しない)と電気的に接続されている。そして、ソレノイド80は、ECUから後突発生の信号を受けると、自身の励磁に伴ってその内部から鉄芯82が後方へ向けて飛び出る構造となっている。なお、ソレノイド80は、支承部材24が通常状態にあるとき、飛び出た鉄芯82が両リンク棒70、72の先端を押し当て可能に設けられている。このソレノイド80が、特許請求の範囲に記載の「付勢手段」に相当する。
次に、ロック機構Rを説明する。このロック機構Rは、第1のリンク棒70と第2のリンク棒72とから構成されている。第1のリンク棒70の基端は、ピンP1に枢着されている。一方、第2のリンク棒72の基端も、ピンP3に枢着されている。これら両リンク棒70、72の先端は、ピンP5を介して互いに枢着されている。
この第2のリンク棒72の先端には、ストッパ72aが形成されている。このストッパ72aは、両リンク棒70、72が両ピンP1、P3に対して突っかえ棒の役割を果たすようにするための部材である。これにより、第1の引っ張りばね60の付勢力に抗して両リンク棒70、72を略く字状に保持することができるため、ピンP3を両長孔20a内の下端より少し手前の位置に保持することができる(図2参照)。
また、この第2のリンク棒72の先端には、ウェイト74が設けられている。これにより、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒70、72に作用する慣性荷重を増大させることができる。
続いて、図2〜5を参照して、上述した構成から成るアクティブヘッドレスト3の動作を説明する。まず、支承部材24が通常状態から飛び出し状態に切り替わる動作を説明する。この通常状態とは、既に説明したように、支承部材24をベース部材20に対し略一体と成るように保持させた状態である(図2参照)。この保持は、上述したロック機構Rにおいて、第1の引っ張りばね60の付勢力に抗して両リンク棒70、72を略く字状に保持することで行われている。この保持がロック機構Rのロック状態に相当する。
この通常状態から、車両に後突が発生すると、ロック機構Rのロック解除が行われる。このロック解除は、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒70、72に作用する慣性荷重によって行われている。この慣性荷重が作用すると、両リンク棒70、72は略く字状から第1の引っ張りばね60の付勢力に抗してターンオーバしていく(ピンP5が、ピンP1とピンP3とを結ぶ線を越えるように両リンク棒70、72が作動していく)。
このとき、既に説明したように、両リンク棒70、72に作用する慣性荷重がウェイト74によって増大するため、両リンク棒70、72のターンオーバ動作を補助することができる。また、このとき、既に説明したように、ソレノイド80の鉄芯82が両リンク棒70、72の先端を押し当てるため、これによっても、両リンク棒70、72のターンオーバ動作を補助することができる(図3参照)。このターンオーバに伴って、ピンP3は両長孔20a内の下端より少し手前の位置から下端へと移動していく(図4参照)。
やがて、ターンオーバが完了すると、両リンク棒70、72は第1の引っ張りばね60の付勢力によって略逆く字状へと作動していく。このとき、ピンP3は両長孔20a内の下端から上端へと移動していく(図5参照)。これにより、3節リンク機構Lが作動することで支承部材24がベース部材20に対して飛び出し状態に切り替わるため、飛び出した支承部材24によって乗員の後頭部を瞬時に受け止めることができる。そのため、車両に後突が発生しても乗員が鞭打ち症になることを防止でき、乗員の安全性を高めることができる。このようにロック機構Rのロック解除が行われると、支承部材24を通常状態から飛び出し状態に切り替えることができる。
次に、飛び出した支承部材24が通常状態に戻される動作を説明する。まず、第2の引っ張りばね58の付勢力が作用する方向と逆方向にストッパ50の基端56を押し込みながら、ストッパ50の先端52とラチェット40の段差42a、42b、42cの係合状態を解消させる。この解消状態のまま、支承部材24を押し戻して、両リンク棒70、72を上述した動作と逆の動作と成るように作動させていく。
すると、両リンク棒70、72が略く字状へと戻されることでロック機構Rもロック状態へと戻され支承部材24も通常状態に戻される。このようにして、支承部材24を飛び出し状態から通常状態へと戻すことができる。
本発明の実施例に係るアクティブヘッドレスト3は、上述したように構成されている。この構成によれば、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒70、72に作用する慣性荷重によって両リンク棒70、72をターンオーバさせてロック機構Rのロック解除を行うことができる。このとき、両リンク棒70、72に作用する慣性荷重の方向(前から後ろ方向)と、両引っ張りばね60の付勢力が第2のリンク棒72に作用する方向(下から上方向)とが略交差するため、大きな慣性荷重を必要とすることなく、両リンク棒70、72をターンオーバさせてロック機構Rのロック解除を行うことができる。そのため、従来技術で説明したように、トリガ装置からの操作荷重を徐々に大きくしていく(実施例において、両リンク棒70、72に作用する慣性荷重を徐々に大きくしていく)必要がなく、小さな慣性荷重でロック機構Rのロック解除を行うことができる。
また、この構成によれば、ウェイト74が設けられているため、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒70、72に作用する慣性荷重を増大させることができる。そのため、両リンク棒70、72に作用する慣性荷重が小さくても、確実に、ロック機構Rのロック解除を行うことができる。
また、この構成によれば、ソレノイド80が設けられているため、車両に後突が発生したとき、両リンク棒70、72を略く字状から第1の引っ張りばね60の付勢力に抗してターンオーバさせる方向へ作動させることができる。そのため、両リンク棒70、72に作用する慣性荷重が小さくても、より確実に、ロック機構Rのロック解除を行うことができる。
上述した内容は、あくまでも本発明の一実施の形態に関するものであって、本発明が上記内容に限定されることを意味するものではない。
実施例では、第2のリンク棒72の先端にストッパ72aとウェイト74が設けられている構成を例に説明した。しかし、これに限定されるものでなく、例えば、第1のリンク棒70の先端にストッパとウェイトが設けられていても構わない。
3 アクティブヘッドレスト
20 ベース部材
24 支承部材
60 第1の引っ張りばね(引っ張りばね)
70 第1のリンク棒
72 第2のリンク棒
72a ストッパ
74 ウェイト
L 3節リンク機構(リンク機構)
R ロック機構

Claims (3)

  1. シートバック側に組み付けられるベース部材と、このベース部材に対してリンク機構を介して組み付けられる支承部材と、この支承部材を引っ張りばねの付勢力に抗してベース部材に対し飛び出す前の通常状態に保持するロック機構とを備え、車両に後突が発生するとロック機構のロック解除が行われ、このロック解除に伴って引っ張りばねの付勢力が作用することで、リンク機構が作動して支承部材がベース部材に対し飛び出して乗員の後頭部を受け止めるアクティブヘッドレストであって、
    ロック機構は、第1のリンク棒と、第2のリンク棒とから構成されており、
    第1のリンク棒の基端は、引っ張りばねの一端が掛け止めされているベース部材側に枢着され、
    第2のリンク棒の基端は、引っ張りばねの他端が掛け止めされている支承部材側に枢着され、
    第1のリンク棒と第2のリンク棒の両先端は、互いに枢着され、
    これら両リンク棒のうち、少なくとも一方のリンク棒には、その先端側が互いに干渉することで、支承部材を引っ張りばねの付勢力に抗してベース部材に対し飛び出す前の通常状態に保持するストッパが設けられており、
    車両に後突が発生する前の通常時、2本のリンク棒が引っ張りばねの付勢力に抗した状態でストッパによって略く字状に保持されることで、ロック機構はロック状態になっており、
    車両に後突が発生すると、その後突に伴って作用する慣性荷重によって、2本のリンク棒が略く字状から引っ張りばねの付勢力に抗してターンオーバしていき、やがて、引っ張りばねの付勢力によって略逆く字状へと作動することで、ロック機構はロック状態からロック解除状態へと切り替わることを特徴とするアクティブヘッドレスト。
  2. 請求項1に記載のアクティブヘッドレストであって、
    2本のリンク棒の各先端の少なくとも一方には、車両に後突が発生したときにおける両リンク棒に作用する慣性荷重を増大させるウェイトが設けられていることを特徴とするアクティブヘッドレスト。
  3. 請求項1〜2のいずれか1項に記載のアクティブヘッドレストであって、
    支承部材には、車両に後突が発生したとき、2本のリンクを、略く字状から引っ張りばねの付勢力に抗してターンオーバさせる方向へ作動させる付勢手段が設けられていることを特徴とするアクティブヘッドレスト。






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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103101464A (zh) * 2013-02-01 2013-05-15 长沙立中汽车设计开发有限公司 一种主动式安全头枕装置
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