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JP2011016603A - エレベーター用巻上機 - Google Patents

エレベーター用巻上機 Download PDF

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Junichi Tada
順一 多田
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

【課題】通常運転時にロープが綱車から脱落することが防止できるとともに非常時に綱車を手動で回転することができるエレベーター用巻上機を提供する。
【解決手段】巻上機本体10と、綱車50と、装着部61と、装着部がロープ外れ止め用の取付部に取付けられた場合にはロープ溝51と隙間を有して配置され、ハンドル用の取付部54に取付けられた場合には回転軸方向であって綱車の回転中心の外側に配置される延在部62とを有する装着部材60とを備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、エレベーター用巻上機に関するものである。特に、通常運転時にロープが綱車から脱落することが防止できるとともに、別途の手巻きハンドルを用意しなくても非常時に綱車を手動で回転することができるエレベーター用巻上機に関するものである。
従来エレベーター用巻上機においては、通常運転時にロープが綱車から脱落することを防止するために、綱車に巻き掛けられたロープの近傍にロープ外れ止めが設けられている(特許文献1参照)。具体的に、特許文献1には、綱車においてロープの巻き掛けた部分の外方に適当の隙間を置き、巻上機の固定部に取付けられたロープ押さえが開示されている。このロープ押さえは、ロープの振動によりロープが浮き上がることを押さえてロープが綱車から脱落することを防止する。
また、従来エレベーター用巻上機においては、停電等によりエレベーターが階間に停止し、乗客がかご内に閉じ込められてしまう非常時に、巻上機を手動で回転してかごを最寄りの階まで昇降させて乗客を救出する必要がある。特許文献2には、このような非常時に巻上機を手動で回転するための手巻きハンドルが開示されている。具体的に特許文献2の手巻きハンドルは、綱車を駆動する電動機の軸端部に差し込まれる受け口と、手で把持することができる把持部とを備えている(特許文献2の図9及び[0005]段落参照)。非常時、別途に用意しておいた手巻きハンドルを使用して手動で綱車を回転させる。具体的には、手巻きハンドルの受け口を電動機の軸端部に差し込み、手で把持部を把持して電動機の軸を回転させることで綱車を回転させる。
実開昭51−99366 特開2000−351548
このような従来のエレベーター用巻上機は、非常時にかごを昇降して最寄りの階まで昇降させるための手巻きハンドルを別途に用意しておく必要があり、そのためコストが増加する問題があった。
また、従来のエレベーター用巻上機の手巻きハンドルは、電動機の軸に差し込まれて軸を回転するので回転半径が小さくなって軸を回転するためには大きい力が必要になる問題があり、また回転半径を大きくすると手巻きハンドル自体が大きくなってしまうので保管上の問題があった。上記の課題を解決するために、本発明は通常運転時にロープが綱車から脱落することが防止できるとともに、別途の手巻きハンドルを用意しなくても非常時に綱車を手動で回転することができるエレベーター用巻上機を提供することを目的とする。
また、本発明は、非常時により小さな力で綱車を手動で回転することができるエレベーター用巻上機を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るエレベーター用巻上機は、モータが内蔵され、該モータの回転軸が外側へ突出される側板を有し、該側板の外側面にロープ外れ止め用の取付部が設けられる巻上機本体と、
円柱形であって上記回転軸に固定され、円柱面にロープが巻き掛けられるロープ溝部を設けられ、一端面は上記巻上機本体の外側面と対向するとともに他端面にはハンドル用の取付部が設けられる綱車と、
上記ロープ外れ止め用の取付部及びハンドル用の取付部に取付け可能である装着部と、該装着部から延在し、上記装着部が上記ロープ外れ止め用の取付部に取付けられた場合には上記ロープ溝と隙間を有して配置され、上記ハンドル用の取付部に取付けられた場合には回転軸方向であって上記綱車の回転中心の外側に配置される延在部とを有する装着部材と
を備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記ハンドル用の取付部は、上記ハンドル用の取付部が設けられた上記綱車の端面の円周縁に沿って複数個が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記装着部材は、上記延在部が上記綱車の半径方向の外側に向かう状態で上記ハンドル用の取付部に取付けられることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記綱車の他端面には、上記装着部材の装着部が嵌め込まれる溝が設けられることを特徴とすることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記溝は、上記綱車の半径方向に向かうように設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機は、モータが内蔵され、該モータの回転軸が外側へ突出される側板を有する巻上機本体と、上記回転軸に固定される綱車とを備えたエレベーター用巻上機において、
上記巻上機の側板及び綱車に取付け可能な装着部と該装着部が取付けられる地点である固定点Aから距離a離れた位置で略垂直に延在する延在部からなる略L字型の装着部材を有し、
上記綱車は、半径bの円柱形であって、円柱面には径cのロープが巻き掛けられるロープ溝部が設けられ、一端面は上記巻上機本体の側板と対向し、かつ他端面には円柱の中心から距離a以上離れた位置に上記装着部材の固定点Aが配置されるように上記装着部材が取付け可能なハンドル用の取付部が設けられ、
上記巻上機本体は、上記綱車の一端面と対向する上記側板の外側面を有し、該外側面上に上記装着部材の延在部が上記回転軸の半径方向上に上記回転軸の中心に向かって上記装着部材の装着部が取付け可能なロープ外れ止め用の取付部が設けられ、上記ロープ外れ止め用の取付部には上記回転軸の半径方向に沿って上記回転軸の中心より距離(a+b)から(a+b+75/100・c)の範囲に上記装着部材の固定点Aが配置されるように上記装着部材の装着部が取付けられることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機は、モータが内蔵され、該モータの回転軸が外側へ突出される側板を有する巻上機本体と、円柱形であって上記回転軸に固定され、円柱面にロープが巻き掛けられるロープ溝部を有し、一端面は上記巻上機本体の側板と対向し、他端面には円周縁に沿って複数個のハンドル用の取付部が設けられる綱車とを備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記ハンドル用の取付部に取付け可能である装着部と、該装着部から延在し、上記ハンドル用の取付部に取付けられた場合上記回転軸方向であって上記綱車の回転中心の外側に配置される延在部とを有する装着部材をさらに備えたことを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記ハンドル用の取付部が設けられた上記綱車の他端面には、上記装着部材の装着部が嵌め込まれる溝が設けられることを特徴とする。
また、本発明に係るエレベーター用巻上機において、上記巻上機の側板において、上記綱車の一端面と対向する面には上記装着部材の装着部が取付けられるロープ外れ止め用の取付部が設けられ、上記装着部材の装着部が該ロープ外れ止め用の取付部に取付けられる場合には上記延在部が上記ロープ溝と隙間を有して配置されることを特徴とする。
本発明に備えられる装着部材は、通常運転時には巻上機本体に取付けられてロープが綱車から脱落するのを防止するが、非常時には巻上機本体から取り外されて綱車に取付けられることができる。非常時に作業者は、綱車に取付けられている装着部材を把持して綱車を回転させることができ、かごを最寄り階に移動させることができる。これにより、本発明は非常時に綱車を受動で回転させるために別途の手巻ハンドルを用意して置く必要がないからコストを削減することができる。
また、本発明に備えられる装着部材は、非常時、綱車に取付けられる。これにより、綱車の半径を回転半径に利用することができ、より小さな力でも綱車を回転させることができる。
本発明に係るエレベーター用巻上機の構成を示す図である。 本発明に係るエレベーター用巻上機の通常運転時の状態を説明する図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 本発明に係るエレベーター用巻上機の装着部材を示す図である。 図2(b)のA-A断面図 本発明に係るエレベーター用巻上機の非常時の状態を説明する図であって、(a)は側面図、(b)は正面図である。 図5(b)のB-B断面図
以下、本発明の具体的な実施の形態に対して添付された図を参照して詳細に説明する。
実施の形態
図1において、10は巻上機本体、20はエレベーターかご、30は釣り合い錘、40はソラセ車、50は綱車、60は装着部材を示す。綱車50は巻上機本体20に内装されているモータ(図示せず)により回転される。綱車50に巻き掛けられているロープ55は、一端はエレベーターかご20に連結されており、また他端はソラセ車40を介して釣り合い錘30に連結されている。このような構成を有するエレベーター用巻上機は、綱車50をモータにより回転させることで、エレベーターかご20を昇降させることができる。
図2を参照にすると、巻上機本体10に内装されているモータの回転軸12は、巻上機本体10の側板13から外部へ突出し、この突出した部分に綱車50が固定される。綱車50は、円柱形であって、この一端面52は巻上機本体10の側板13(具体的には、側板13の外側面13a)に対向する。また、綱車50は、図3に示したように円柱面にロープ55が巻き掛けられる溝51aが設けられているロープ溝部51を有する。
図3及び図4を参照にすると、装着部材60は略L字形であって、穴63が設けられる装着部61と、装着部61から略垂直に延在する延在部62からなる。本実施の形態では、装着部61は四角形であって、延在部62は棒形であるが、形状はこれに限ることではなく多様に変更することができる。また、穴63は、物に対して装着部材60を取付けるためにボルトなどの締結手段70が通過するためのである。穴63は、設計に従って装着部61に複数設けられることができ、この場合より固く装着部材60を物に取付けることができる。
装着部材60は、図2と図5に示したように巻上機本体10と綱車50に取付けられることができる。巻上機本体10に取付けられる場合には、装着部材60はロープ55が綱車50から脱落することを防止するロープ外れ止めとして作用し、綱車50に取付けられる場合には、装着部材60は綱車50を手動で回転するハンドルとして作用する。このために、巻上機本体10の側板13(具体的には、側板13の外側面13a)には装着部材60の装着部61が取付けられるロープ外れ止め用の取付部14が設けられており、また、綱車50において巻上機本体10の側板13に対向する一端面の反対面である他端面には装着部材60の装着部61が取付けられるハンドル用の取付部54が設けられている。
本実施の形態において、ロープ外れ止め用の取付部14は、ボルトなどが締結されることができるネジ穴であって、図3に示したように巻上機10の側板13(具体的には、側板13の外側面13a)に設けられる。ロープ外れ止め用の取付部14は複数個設けられることもできる。装着部材60がロープ外れ止め用の取付部14に取付けられる場合、延在部62は綱車50のロープ溝部51を覆う程度の長さを有するのが好ましい。また、延在部62は綱車50のロープ溝部と隙間Dを有するように配置される。このとき、隙間Dはロープの径を考慮して決定される。例えば、図3のようにロープの径がcである場合、隙間Dを75/100・cの以下になるように延在部を設置すると通常運転時ロープが綱車50から脱落されない。
また、ロープ外れ止め用の取付部14が設けられる位置は、延在部62とロープ溝部51との隙間Dを考慮して決定される。例えば、図3及び図4に示したように装着部材60の穴63の中心(ボルトにより装着部材60が取付けられるとき、固定中心になる)である固定点Aから延在部62(具体的には、延在部62おいて綱車50のロープ溝部51と対向する地点)までの距離をaとし、綱車50の両端面の半径をbとし、またロープの径をcとした場合、延在部62とロープ溝部51との隙間Dを考慮すると固定点Aは巻上機本体10の側板13において回転軸12の中心より距離(a+b)から(a+b+75/100・c)の範囲に配置される。従って、固定点Aの位置にロープ外れ止め用の取付部14であるネジ穴の中心が設けられることが好ましい。
図4及び図5を参照にすると、ハンドル用の取付部54は綱車50の他端面53に設けられる。具体的には、綱車50の他端面53にはハンドル用の取付部54としてボルトなどの締結手段70が締結されるネジ穴が設けられる。この締結手段70により装着部材60の装着部61が綱車50の他端面53に取付けられる。また、装着部材60は、図5(a)のように回転軸12の突出する方向に延在部62が配置されるようにハンドル用の取付部54に取付けられる。この状態で、作業者は装着部材60の延在部62を把持して綱車50を回転することができる。
また、延在部62が綱車50の回転中心(円柱の中心)線上に配置されると綱車50を回転することができないので、延在部62は綱車50の回転中心の外側に配置されるのが好ましい。例えば、上述したように装着部材60の固定点Aから延在部62までの距離をaとし、また、図3のように綱車50の両端面の半径をbとした場合(但し、a<b)、固定点Aは綱車50の回転中心から距離a以上離れた位置に配置されると延在部62は綱車50の回転中心線上には配置されない。従って、ハンドル用の取付部54であるネジ穴の中心は綱車50の他端面において綱車50の回転中心(円柱の中心)から距離a以上離れた位置に設けられるのが好ましい。
また、延在部62が綱車50の半径方向の外側に向かう状態で装着部材60はハンドル用の取付部54に取付けられる。また、図5のようにハンドル用の取付部54が綱車50の他端面53において円周縁に設けられ、延在部62が綱車50の半径方向の外側に向かう状態で装着部材60がこのハンドル用の取付部54に取付けられる場合、綱車50の回転半径は最大になり、より小さな力でも綱車50を回転することができる。即ち、これにより、綱車50の半径を、綱車50を回転するための回転半径に利用することができ、従来手巻きハンドルをモータの回転軸に取付けられることと比べて、綱車50の半径分だけ回転半径が大きくなる。
図5と図6のように、綱車50の他端面53には、装着部材60の装着部61が部分的に嵌め込まれる溝54aが設けられる。この溝54aに装着部61が嵌め込まれることで装着部材60が綱車50に対して回転することなく、強固に綱車50の他端面53に固定されることができる。図6においては、溝54aとハンドル用の取付部54とが同じ位置にもうけられているが、装着部材60がハンドル用の取付部54に取付けられるとともに溝54aにはめ込まれることができれば、必ず同じ位置ではなくても良い。
また、図5のように溝54aは、綱車の半径方向に向かうように形成される。これにより、溝54aに嵌め込まれた装着部材60の延在部62を手で把持して綱車50を回転する場合、回転する力が綱車50の円周と接線方向に加えられることになり、この結果、加えた力の全部を回転するために使うことができる。
また、図5のように、綱車50の他端面53には、円周縁に沿って等間隔に複数個のハンドル用の取付部54が設けられる。これにより、作業者は、複数個のハンドル用の取付部54の中で綱車50を一番回転しやすい位置にあるハンドル用の取付部54に装着部材60を取付けて綱車50を回転することができる。
以上のように本実施の形態によると、通常運転時には、装着部材60は巻上機本体10の設けられたロープ外れ止め用の取付部14に取付けられるとともに延在部62が綱車50のロープ溝部51と隙間を有して配置されてロープ55が綱車50から脱落されることを防止する。
また、停電等によりエレベーターかご20が階間に停止し、乗客がかご内に閉じ込められてしまう非常時には、ロープ55のテンション抜けによるロープの脱落などを考える必要はないので、ロープ外れ止めとして使用した装着部材60を巻上機本体10から取り外し、綱車50に設けられたハンドル用の取付部54に取付ける。また、作業者は装着部材60の延在部62を把持して綱車50を回転し、エレベーターかご20を最寄階へ移動させ、エレベーターかご20内に閉じこめられた乗客を救出することができる。
以上のように装着部材60は、通常運転時においては、ロープの脱落防止機能を有し、非常時においては救出運転装置の機能を満たすことができる。これにより、非常時に綱車を回転するための別途の装備を設ける必要がなく、コストを削減することが可能となる。
本発明に係るエレベーター用の巻上機は、通常運転時にはロープが綱車から脱落することが防止するとともに別途の手巻きハンドルを用意しなくても非常時に綱車を手動で回転するエレベーターに適用することができる。
10 巻上機本体、12 回転軸、13 側板、14 ロープ外れ止め用の取付部、20 エレベーターかご、30 釣り合い錘、40 ソラセ車、50 綱車、51 ロープ溝部、52 綱車の一端面、53 綱車の他端面、54 ハンドル用の取付部、55 ロープ、60 装着部材、61 装着部、62 延在部、63 穴

Claims (10)

  1. モータが内蔵され、該モータの回転軸が外側へ突出される側板を有し、該側板の外側面にロープ外れ止め用の取付部が設けられる巻上機本体と、
    円柱形であって上記回転軸に固定され、円柱面にロープが巻き掛けられるロープ溝部を設けられ、一端面は上記巻上機本体の外側面と対向するとともに他端面にはハンドル用の取付部が設けられる綱車と、
    上記ロープ外れ止め用の取付部及びハンドル用の取付部に取付け可能である装着部と、該装着部から延在し、上記装着部が上記ロープ外れ止め用の取付部に取付けられた場合には上記ロープ溝と隙間を有して配置され、上記ハンドル用の取付部に取付けられた場合には回転軸方向であって上記綱車の回転中心の外側に配置される延在部とを有する装着部材と
    を備えたことを特徴とするエレベーター用巻上機。
  2. 上記ハンドル用の取付部は、上記ハンドル用の取付部が設けられた上記綱車の他端面の円周縁に沿って複数個が設けられることを特徴とする請求項1記載のエレベーター用巻上機。
  3. 上記装着部材は、上記延在部が上記綱車の半径方向の外側に向かう状態で上記ハンドル用の取付部に取付けられることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のエレベーター用巻上機。
  4. 上記綱車の他端面には、上記装着部材の装着部が嵌め込まれる溝が設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかの記載のエレベーター用巻上機。
  5. 上記溝は、上記綱車の半径方向に向かうように設けられることを特徴とする請求項4記載のエレベーター用巻上機。
  6. モータが内蔵され、該モータの回転軸が外側へ突出される側板を有する巻上機本体と、上記回転軸に固定される綱車とを備えたエレベーター用巻上機において、
    上記巻上機の側板及び綱車に取付け可能な装着部と該装着部が取付けられる地点である固定点Aから距離a離れた位置で略垂直に延在する延在部からなる略L字型の装着部材を有し、
    上記綱車は、半径bの円柱形であって、円柱面には径cのロープが巻き掛けられるロープ溝部が設けられ、一端面は上記巻上機本体の側板と対向し、かつ他端面には円柱の中心から距離a以上離れた位置に上記装着部材の固定点Aが配置されるように上記装着部材が取付け可能なハンドル用の取付部が設けられ、
    上記巻上機本体は、上記綱車の一端面と対向する上記側板の外側面を有し、該外側面上に上記装着部材の延在部が上記回転軸の半径方向上に上記回転軸の中心に向かって上記装着部材の装着部が取付け可能なロープ外れ止め用の取付部が設けられ、上記ロープ外れ止め用の取付部には上記回転軸の半径方向に沿って上記回転軸の中心より距離(a+b)から(a+b+75/100・c)の範囲に上記装着部材の固定点Aが配置されるように上記装着部材の装着部が取付けられる
    ことを特徴とするエレベーター用巻上機。
  7. モータが内蔵され、該モータの回転軸が外側へ突出される側板を有する巻上機本体と、
    円柱形であって上記回転軸に固定され、円柱面にロープが巻き掛けられるロープ溝部を有し、一端面は上記巻上機本体の側板と対向し、他端面には円周縁に沿って複数個のハンドル用の取付部が設けられる綱車と
    を備えたことを特徴とするエレベーター用巻上機。
  8. 上記ハンドル用の取付部に取付け可能である装着部と、該装着部から延在し、上記ハンドル用の取付部に取付けられた場合上記回転軸方向であって上記綱車の回転中心の外側に配置される延在部とを有する装着部材をさらに備えたことを特徴とする請求項7記載のエレベーター用巻上機。
  9. 上記ハンドル用の取付部が設けられた上記綱車の他端面には、上記装着部材の装着部が嵌め込まれる溝が設けられることを特徴とする請求項8記載のエレベーター用巻上機。
  10. 上記巻上機の側板において、上記綱車の一端面と対向する面には上記装着部材の装着部が取付けられるロープ外れ止め用の取付部が設けられ、上記装着部材の装着部が該ロープ外れ止め用の取付部に取付けられる場合には上記延在部が上記ロープ溝と隙間を有して配置されることを特徴とする請求項8又は請求項9記載のエレベーター用巻上機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020196556A (ja) * 2019-05-31 2020-12-10 株式会社明電舎 エレベータ巻き上げ機のロープ外れ防止装置

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