JP2011015413A - ファクシミリ装置及びコピー装置 - Google Patents
ファクシミリ装置及びコピー装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2011015413A JP2011015413A JP2010173898A JP2010173898A JP2011015413A JP 2011015413 A JP2011015413 A JP 2011015413A JP 2010173898 A JP2010173898 A JP 2010173898A JP 2010173898 A JP2010173898 A JP 2010173898A JP 2011015413 A JP2011015413 A JP 2011015413A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- unit
- displayed
- icon
- reading
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- User Interface Of Digital Computer (AREA)
- Control Or Security For Electrophotography (AREA)
- Facsimiles In General (AREA)
Abstract
【課題】原稿から読み取った画像に対して行う処理の操作性を向上させることができるファクシミリ装置及びコピー装置を提供する。
【解決手段】セットされた原稿から画像データを取得し、取得した画像データを記憶する。記憶した画像データを、所定の倍率で縮小した縮小画像491を生成する。生成した縮小画像491、及び縮小画像491に対応し、記憶した画像データに対して実行する処理に対応する複数の機能アイコン51〜54を表示部17に表示する。そして、ユーザが、表示部17に表示された機能アイコン51〜54上へ縮小画像491をスライドした場合、記憶した画像データに対して、機能アイコン51〜54に対応する処理を実行する。
【選択図】図4
【解決手段】セットされた原稿から画像データを取得し、取得した画像データを記憶する。記憶した画像データを、所定の倍率で縮小した縮小画像491を生成する。生成した縮小画像491、及び縮小画像491に対応し、記憶した画像データに対して実行する処理に対応する複数の機能アイコン51〜54を表示部17に表示する。そして、ユーザが、表示部17に表示された機能アイコン51〜54上へ縮小画像491をスライドした場合、記憶した画像データに対して、機能アイコン51〜54に対応する処理を実行する。
【選択図】図4
Description
本発明は、原稿を読み取って取得した画像に対してファクシミリ処理及びコピー処理を実行するファクシミリ装置及びコピー装置に関する。
コピー機、ファクシミリ、スキャナ又はデジタル複合機等の原稿読取装置は、一般に、原稿を読み取り、原稿から画像読み取るCCD(Charge Coupled Devices)イメージセンサを有する光学ユニットを備えている。原稿読取装置は、ユーザの操作に従い、読み取った画像を、印刷用紙に印刷し、また、通信する外部装置に送信する。このような原稿読取装置において、画像を読み取った時点で、ユーザが確認できる機能を備えたものがある(例えば、特許文献1)。
特許文献1に記載されている画像処理装置は、読み取った画像に対して、色又は濃度等を変更する編集を行うことができ、さらに、編集の結果を液晶画面に表示する機能を備えている。これにより、例えば、読み取った画像を印刷用紙に印刷する場合、印刷する前の読み取った画像を確認できる。その結果、ユーザが、読み取った画像の印刷後に、所望の読み取り精度でないことが分かり、再び、原稿から画像を読み取り、又は、読み取った画像を編集する等の手間を省略できる。
ところで、ファクシミリ装置又はコピー装置は、上述のように、外部機器へ送信する機能又は印刷用紙に印刷する機能等を備えており、ユーザは、どの機能を実行させるかの入力をする必要がある。このため、特許文献1のように、読み取った画像を視覚的に把握できるだけでなく、実行させる機能が入力し易いファクシミリ装置又はコピー装置が望まれている。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、原稿から読み取った画像に対して行う処理の操作性を向上させることができるファクシミリ装置及びコピー装置を提供することにある。
本発明に係るファクシミリ装置は、原稿から画像を読み取る読取部と、該読取部が読み取った画像を縮小した縮小画像、及び前記読取部が読み取った画像をファクシミリ処理するためのオブジェクトを表示する表示部と、該表示部に表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付部と、該受付部で選択を受け付けた場合、前記画像のファクシミリ処理を実行する実行部とを備え、前記表示部は、画面上で前記縮小画像をスライド可能に表示してあり、前記実行部は、前記縮小画像を前記オブジェクト上にスライドさせた場合、ファクシミリ処理を実行するように構成してあることを特徴とする。
本発明に係るコピー装置は、原稿から画像を読み取る読取部と、該読取部が読み取った画像を縮小した縮小画像、及び前記読取部が読み取った画像をコピー処理するためのオブジェクトを表示する表示部と、該表示部に表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付部と、該受付部で選択を受け付けた場合、前記画像のコピー処理を実行する実行部とを備え、前記表示部は、画面上で前記縮小画像をスライド可能に表示してあり、前記実行部は、前記縮小画像を前記オブジェクト上にスライドさせた場合、コピー処理を実行するように構成してあることを特徴とする。
本発明にあっては、表示部は、読取部が読み取った画像を縮小した縮小画像を画面上でスライド可能に表示するとともに、読取部が読み取った画像をファクシミリ処理するためのオブジェクトを表示する。表示部に表示された縮小画像をオブジェクト上にスライドさせた場合、実行部は、縮小画像に対応する画像(読取部が読み取った画像)のファクシミリ処理を実行する。
本発明にあっては、表示部は、読取部が読み取った画像を縮小した縮小画像を画面上でスライド可能に表示するとともに、読取部が読み取った画像をコピー処理するためのオブジェクトを表示する。表示部に表示された縮小画像をオブジェクト上にスライドさせた場合、実行部は、縮小画像に対応する画像(読取部が読み取った画像)のコピー処理を実行する。
本発明によれば、画面上で、読み取った画像を縮小した縮小画像を、読み取った画像に対して実行する処理に対応するオブジェクト上にスライドさせることで、オブジェクトに対応する処理を実行することができ、ユーザの操作性を向上させることができる。
以下、本発明に係るファクシミリ装置及びコピー装置の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
本実施の形態においては、原稿読取装置としてデジタル複合機を例に説明を行う。デジタル複合機は、原稿の複写を行うコピー機能、PSTN(Public Switched Telephone Network:公衆電話回線網)を介してデータの送受信を行うファクシミリ機能、原稿から文字又は図形等の画像を読み取り、画像データを取得するスキャナ機能、及びLAN(Local Area Network)などのネットワークを介して与えられる画像データを印刷用紙に印刷するプリンタ機能等の複数の機能を備えている。
図1は、本実施の形態に係るデジタル複合機の構成を示すブロック図である。デジタル複合機は、デジタル複合機全体の動作を制御する制御部(実行部)10を備えている。制御部10は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、及びRAM(Random Access Memory)等により構成されるマイクロコンピュータである。制御部10において、CPUがROMに予め記憶されたプログラム及びデータを読み出して実行することにより、デジタル複合機の各部の動作を制御すると共に、種々のソフトウェア的機能を実現する。
また、デジタル複合機は、記憶部11、位置取得部12、画像取得部14、表示制御部16、及び出力部18をさらに備えており、それぞれがデータバス21を介して制御部10に接続されている。
記憶部11は、例えばDRAM(Dynamic RAM)又はフラッシュメモリ等の大容量のメモリ素子で構成してあり、ファクシミリ通信により受信した画像データ、又は、後述の画像取得部14により取得した画像データ等を一時的に記憶する。なお、画像データは、制御部10のRAMに一時的に記憶される構成であってもよい。
位置取得部12は、タッチパネル13が接続されており、ユーザが指でタッチパネル13を押した際に、そのタッチパネル13の押された位置を検出する。タッチパネル13は、後述する表示部17が有する液晶画面に覆うように設けられている。タッチパネル13は、透過性を有した材質で形成されており、ユーザは、タッチパネル13を介して表示部17に表示される画像を視認できる。また、タッチパネル13は、透明導電膜が設けられた素材(例えばフィルム又はガラス)を有し、透明導電膜間が向い合う方向に貼り合わせられている。そして、ユーザが指で押した時に透明導電膜同士が接触することによって信号を出力する。位置取得部12は、タッチパネル13から出力された信号に基づいて、ユーザがタッチパネル13のどの位置を押したかを検出する。
これにより、例えば、表示部17にアイコン又はボタン等の画像を表示し、ユーザが指でタッチパネル13を押した位置が、表示部17に表示された画像部分と一致する場合に、その画像に対応する処理を実行させることができる。その結果、ユーザは、物理的なボタンを実際に押すかの如く、直感的な操作を行うことができるようになる。
画像取得部(読取部)14は、CCDイメージセンサ15が接続されており、原稿に印字された画像の電子的データである画像データを取得する。CCDイメージセンサ15は、図示しない光源から原稿台にセットされた原稿に対して光が照射されたときに、原稿から反射した光を受光し、さらに電気信号に変換する。そして、画像取得部14は、変換された電気信号をデジタルデータにさらに変換することで画像データを取得する。
なお、本実施の形態に係るデジタル複合機は、ユーザが、原稿を一枚ずつ原稿台にセットし原稿を読み取る以外に、ADF(Automatic Document Feed、自動原稿送り装置)に複数頁の原稿をセットすることにより、複数頁の原稿を自動的に読み取ることが可能となっている。
表示制御部16は、表示部17が接続されており、表示部17に表示する画像を形成する。具体的には、表示制御部16は、図示しない画像制御IC(Integrated Circuit)、画像制御RAM、及び画像ROM等を備えている。画像制御ICは、制御部10で設定されたパラメータに基づいて画像制御プログラムに従って表示部17での表示内容を決定する。画像制御RAMは、画像制御プログラムを画像制御ICで実行するときの一時記憶手段(バッファ)として構成される。画像ROMは、表示部17に表示する画像を形成するためのドットデータを格納する。
表示部17は、表示制御部16により制御され、デジタル複合機の動作状態、デジタル複合機の機能をユーザが選択するための選択メニュー、各機能の設定を行うための設定メニュー、及び操作案内又は警告メッセージ等のユーザへ通知する情報等を表示する。
出力部18は、印刷部(実行部)19及び通信部(実行部)20が接続されており、各部に適した信号を出力する。印刷部19は、半導体レーザ又はLED等の光源、トナーを付着させる感光体、及びトナーを熱又は圧力で印刷媒体へ転写して定着させる定着部等を有している。印刷部19は、A3縦、B4縦、A4縦、B5横及びA5横等の各サイズの印刷用紙から最適なサイズのものを選択して、記憶部11に記憶された画像データの印刷を行う。通信部20は、PSTN又はLAN等のネットワークを介して外部の通信機器とデータ通信可能に接続し、メールの送受信又はファクス通信等を可能にする。
次に、以上のように構成されるデジタル複合機をタッチパネル13により操作する際に、表示部17に表示される内容について説明する。
図2から図4は、デジタル複合機を操作する際に表示される内容を説明するための模式図であり、表示部17に表示されるメニュー及びアイコン等の画像(オブジェクト)を模式的に図示してある。
まず、表示部17には、図示しない「ユーザ選択画面」が表示される。そして、ユーザは、予め登録されたユーザ名を選択するか、若しくは、ユーザ名を入力する。その後、表示部17には、図2に示す読取画面が表示される。読取画面では、ADF又は原稿台へ原稿をセットするようユーザに促すためのメッセージ41が表示される。さらに、ユーザが原稿の読み取り開始をデジタル複合機へ指示するためのアイコン42、及びユーザ選択画面に表示を戻すためのアイコン43が表示部17に表示される。
なお、表示部17にはタッチパネル13が設けられているため、ユーザは、表示されたアイコン及びボタン等の画像部分を押すことで操作できる。以下の説明において、ユーザが表示部17に表示された画像部分を押して、処理を開始させる操作を行うことを、単に「操作」と言う。
図2に示す読取画面において、原稿がセットされた状態でアイコン42が操作されることにより、原稿の読み取りが開始される。原稿の読み取りが終了した後、表示部17には、さらに原稿の読み取りを行うか否かをユーザに確認する確認画面(図3参照)が表示される。一方、アイコン43が操作されることによって、表示部17には、ユーザ選択画面が表示され、ユーザの選択を再度行うことができる。
図3に示す確認画面では、ユーザ選択画面で選択されたユーザ名44、及び、ユーザに読み取りの設定を選択させるメニュー45が表示される。メニュー45では、見開きで読み取りを「する」又は「しない」を選択する略長円形のアイコンが表示される。これらアイコンは、ユーザが操作することにより反転表示又は点滅表示等により強調表示される(図3においてはハッチングを付してある)。なお、見開きで読み取りを行う場合とは、ADFを用いずに、デジタル複合機の原稿台に一枚ずつ原稿をセットし、読み取りを行う場合である。また、表示部17には、メニュー45において選択されたアイコンのパラメータに基づき処理を開始するアイコン46、これまでの処理を取り消すアイコン47、及び、機能の設定を行うアイコン48が表示される。
確認画面において、メニュー45の、見開きで読み取りを「する」のアイコンが操作された状態で、アイコン46が操作された場合、原稿台にセットされた原稿の読み取りが開始される。その後、表示部17には、再度、確認画面が表示され、ユーザは繰り返し原稿の読み取りを行うことができる。
一方、メニュー45の、見開きで読み取りを「しない」のアイコンが操作された状態で、アイコン46が操作された場合、原稿の読み取りが終了する。その後、表示部17には、図4に示す操作画面が表示される。なお、メニュー45の、見開きで読み取りを「しない」のアイコンが操作された状態で、アイコン46が操作された場合に、ADFに原稿がセットされていれば、セットされた原稿の読み取りが開始される構成であってもよい。
また、アイコン47が操作された場合には、一時的に記憶部11に記憶されている画像データを破棄し、表示部17には、図2に示す読取画面が表示される。さらに、アイコン48が操作された場合、表示部17には、読み取りする際の解像度、又は、用紙サイズ等の設定を行う設定画面(図示せず)が表示される。
図4に示す操作画面では、原稿から読み取った画像を縮小表示(所謂、サムネイル表示)するプレビュー領域49と、読み取った画像に対して実行する機能を決定する機能アイコンを表示する操作領域50とが表示される。なお、図4において、操作領域50を示す点線は、実際には表示されない。
プレビュー領域49には、原稿から読み取った画像を縮小した複数の縮小画像491が表示される。縮小画像491は、ユーザがタッチすることにより反転表示又は点滅表示等により強調表示される(図4では、選択した縮小画像Aを反転表示してある)。また、プレビュー領域49には、選択した縮小画像491に対応する画像(具体的には、記憶部11に記憶された画像データ)を編集するアイコン492が表示される。縮小画像491が選択された状態で、アイコン492が操作された場合、図示しない編集画面が表示部17に表示される。そして、ユーザは、編集画面において、選択した縮小画像491を拡大表示し、画像の向きを90度間隔で回転して変更し、若しくは、選択した縮小画像491に対応する、読み取った画像の色又は濃度等を変更する処理が可能となる。
操作領域50には、”コピー”の文字が付されたコピー機能を選択するための略長円形の機能アイコン51、”ファクス”の文字が付されたファクシミリ機能を選択するための機能アイコン52、”メール”の文字が付されたメール機能を選択するための機能アイコン53、及び”保存”の文字が付された保存機能を選択するための機能アイコン54が表示してある。各機能アイコン51〜54が操作されることで、プレビュー領域49に表示された縮小画像491に対応する画像に対して、操作された機能が開始される。
例えば、機能アイコン51が操作されることにより、原稿から読み取った画像が印刷部19から印刷媒体へ印刷される。また、機能アイコン52が操作されることにより、原稿から読み取った画像の画像データが外部にファクス送信され、機能アイコン53が操作されることにより、画像データがメールに添付され送信される。さらに、機能アイコン54が操作されることにより、画像データが、記憶部11、又は通信部20からネットワークを介して接続されるコンピュータ等に記憶し、保存される。このように、ユーザは、原稿から読み取った画像を確認しながら、開始する機能を選択できるため、スムーズな操作を行うことができるようになる。
さらに、表示部17には、図3に示す画面と同様に、これまでの処理を取り消す取消アイコン47、及び、機能の設定を行うアイコン48が表示される。
なお、各機能アイコン51〜54が操作された場合において、各機能の詳細を設定し、処理を開始する画面が表示部17に表示されるようにしてもよい。また、予め設定された内容で、機能アイコン51〜54が操作されたときに処理が開始される構成であってもよい。そして、この場合、アイコン48が操作された場合に、各機能の詳細な設定、例えば、用紙サイズの選択、ファクスの送信先、又はメールの送信先等を設定できるようにしてもよい。
次に、以上のように構成されるデジタル複合機における操作受付処理の手順について説明する。図5は、本実施の形態に係るデジタル複合機における操作受付処理の動作を示すフローチャートである。図6は、図5の機能実行処理の動作を示すフローチャートである。なお、この処理はデジタル複合機の制御部10にて行われる。
デジタル複合機の制御部10は、ユーザ選択画面を表示部17に表示し、ユーザが選択された後、表示部17に図2に示す読取画面を表示する(S1)。そして、制御部10は、読取画面において、アイコン42が操作されたか否かを判定する(S2)。具体的には、位置取得部12が、ユーザによるタッチパネル13への接触位置を取得し、制御部10は、位置取得部12が取得した接触位置が、表示部17に表示したアイコン42の位置と一致するか否かを判定する。そして、互いの位置が一致する場合は、ユーザによるタッチパネル13への接触が、アイコン42に対する接触であると判定する。
アイコン42が操作されていない場合(S2:NO)、制御部10は、S2を繰り返す。この場合において、制御部10は、アイコン43が操作された場合には、ユーザ選択画面を表示部17に表示する。アイコン42が操作された場合(S2:YES)、制御部10は、セットされた原稿の読み取りを開始する(S3)。なお、アイコン42が操作されたときに、原稿がセットされていない場合、エラーメッセージを表示部17に表示するようにしてもよい。
原稿の読み取りが開始された場合、画像取得部14において画像データが取得され、制御部10は、取得された画像データを記憶部11に随時記憶する(S4)。その後、制御部10は、表示部17に、図3に示す確認画面を表示する(S5)。次に、制御部10は、確認画面において、これまでの処理を取り消すアイコン47が操作されたか否かを判定する(S6)。アイコン47が操作された場合(S6:YES)、制御部10は、S4において記憶部11に記憶した画像データを消去し、処理をS1に戻す。アイコン47が操作されていない場合(S6:NO)、制御部10は、処理をS7に移す。
次に、制御部10は、さらに原稿の読み取りを行うか否かを判定する(S7)さらに原稿の読み取りを行う場合(S7:YES)、具体的には、メニュー45の、見開きで読み取りを「する」のアイコンが操作された状態で、アイコン46が操作された場合、制御部10は、処理をS3に戻す。そして、制御部10は、セットされた原稿の読み取りを開始する(S3)。さらに原稿の読み取りを行わない場合(S7:NO)、具体的には、見開きで読み取りを「しない」のアイコンが操作された状態で、アイコン46が操作された場合、制御部10は、処理をS8に移す。
なお、確認画面及び後述の操作画面において、アイコン48が操作された場合、制御部10は、表示部17に、読み取りする際の解像度、又は、用紙サイズ等の設定を行う設定画面(図示せず)を表示する。
S8において、制御部10は、表示制御部16を制御し、表示制御部16において、記憶部11に記憶した画像データから、サムネイル表示する縮小画像の縮小データを生成する(S8)。そして、制御部10は、縮小画像491がサムネイル表示される操作画面(図4参照)を表示部17に表示する(S9)。制御部10は、操作画面において、アイコン47が操作されたか否かを判定する(S10)。アイコン47が操作された場合(S10:YES)、制御部10は、S4において記憶した画像データを消去し、処理をS1に戻す。アイコン47が操作されていない場合(S10:NO)、制御部10は、図6に示す機能実行処理を開始し、操作画面における処理を実行する(S11)。
操作画面において、制御部10は、読み取った画像の編集を行うアイコン492が操作されたか否かを判定する(S21)。アイコン492が操作されていない場合(S21:NO)、制御部10は、処理をS24に移す。アイコン492が操作された場合(S21:YES)、制御部10は、プレビュー領域49の縮小画像491が選択されているか否かを判定する(S22)。
縮小画像491が選択されていない場合(S22:NO)、制御部10は、処理をS21に戻す。この場合において、制御部10は、表示部17に縮小画像491を選択する旨のメッセージを表示するようにしてもよい。縮小画像491が選択されている場合(S22:YES)、制御部10は、編集画面を表示部17に表示し、選択された縮小画像491に対応する画像、即ち、記憶部11に記憶した画像データに対して、上述した編集処理を行う(S23)。
次に、制御部10は、機能アイコン51〜54の何れかが操作されたか否かを判定する(S24)。機能アイコン51〜54の何れも操作されていない場合(S24:NO)、制御部10は、アイコン47が操作されたか否かを判定する(S26)。アイコン47が操作された場合(S26:YES)、制御部10は、記憶部11に記憶した画像データを消去し、処理を図5に示すフローチャートのS1に戻す。アイコン47が操作されていない場合(S26:NO)、制御部10は、処理をS24に戻す。
一方、機能アイコン51〜54の何れかが操作された場合(S24:YES)、プレビュー領域49に表示された縮小画像491に対応する画像、即ち、原稿から読み取った全画像に対して操作された機能を開始する(S25)。例えば、コピー機能を選択するための機能アイコン51が操作された場合には、制御部10は、コピー機能を用いて画像データの処理を開始する。その後、制御部10は、機能実行処理を終了し、図5の処理に戻る。そして、制御部10は、図5の処理も終了する。
以上説明したように、本実施の形態では、原稿から読み取った画像を縮小した縮小画像491と共に、画像に対して実行する処理に対応する機能アイコン51〜54を表示することで、ユーザは、コピーまたはファクス等の処理を行う画像を確認しながら、実行する処理を選択できる。このため、ユーザは、スムーズな操作を行うことができ、操作性を向上させることができる。
なお、図4の操作画面における操作手順は、上述の実施の形態に限定されることはない。例えば、ユーザが、操作領域50の機能アイコン51〜54を操作した場合に、選択された縮小画像491に対応する画像データに対してのみ機能を開始するようにしてもよい。例えば、縮小画像Aが選択され、機能アイコン51が操作された場合、縮小画像Aに対応する画像データのみを印刷部19から印刷するようにしてもよい。
図7は、図4に示す画面において、他の操作方法を模式的に示す図である。図7に示すように、プレビュー領域49に表示された縮小画像491を、各機能アイコン51〜54上にスライドさせることで、機能アイコン51〜54の各機能を開始するようにしてもよい。例えば、図7において、縮小画像Aに対応する画像データをコピーしたい場合、ユーザは、縮小画像Aを機能アイコン51上に、所謂「ドラッグ&ドロップ」することで、縮小画像Aに対応する画像データが印刷部19から印刷される。
また、プレビュー領域49に表示された縮小画像491を、画像データを編集するアイコン492上に、所謂「ドラッグ&ドロップ」することで、画像データの編集が開始される構成であってもよい。
さらに、上述の実施の形態では、表示部17に表示したアイコンを、タッチパネル13から選択する構成となっているが、物理的なボタンを設けて表示部17に表示されたアイコンを選択する構成としてもよい。
以上、本発明の好適な一実施の形態について、具体的に説明したが、各構成及び動作等は適宜変更可能であって、上述の実施の形態に限定されることはない。
13 タッチパネル
17 表示部
49 プレビュー領域
50 操作領域
51、52、53、54 機能アイコン
491 縮小画像
17 表示部
49 プレビュー領域
50 操作領域
51、52、53、54 機能アイコン
491 縮小画像
Claims (2)
- 原稿から画像を読み取る読取部と、
該読取部が読み取った画像を縮小した縮小画像、及び前記読取部が読み取った画像をファクシミリ処理するためのオブジェクトを表示する表示部と、
該表示部に表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付部と、
該受付部で選択を受け付けた場合、前記画像のファクシミリ処理を実行する実行部と
を備え、
前記表示部は、
画面上で前記縮小画像をスライド可能に表示してあり、
前記実行部は、
前記縮小画像を前記オブジェクト上にスライドさせた場合、ファクシミリ処理を実行するように構成してあることを特徴とするファクシミリ装置。 - 原稿から画像を読み取る読取部と、
該読取部が読み取った画像を縮小した縮小画像、及び前記読取部が読み取った画像をコピー処理するためのオブジェクトを表示する表示部と、
該表示部に表示されたオブジェクトの選択を受け付ける受付部と、
該受付部で選択を受け付けた場合、前記画像のコピー処理を実行する実行部と
を備え、
前記表示部は、
画面上で前記縮小画像をスライド可能に表示してあり、
前記実行部は、
前記縮小画像を前記オブジェクト上にスライドさせた場合、コピー処理を実行するように構成してあることを特徴とするコピー装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173898A JP2011015413A (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | ファクシミリ装置及びコピー装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010173898A JP2011015413A (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | ファクシミリ装置及びコピー装置 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007261224A Division JP4683030B2 (ja) | 2007-10-04 | 2007-10-04 | 原稿読取装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011015413A true JP2011015413A (ja) | 2011-01-20 |
Family
ID=43593774
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010173898A Pending JP2011015413A (ja) | 2010-08-02 | 2010-08-02 | ファクシミリ装置及びコピー装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2011015413A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013041519A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置および画像形成システム |
JP2013196267A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184444A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Ricoh Co Ltd | デジタル複合機 |
JP2006080923A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Casio Electronics Co Ltd | 多機能印刷装置、及び該装置を使用した多機能システム |
JP2007019765A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | データ処理システム、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム |
JP2007136934A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2007215022A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム、情報処理装置、および、情報処理装置の制御プログラム |
-
2010
- 2010-08-02 JP JP2010173898A patent/JP2011015413A/ja active Pending
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005184444A (ja) * | 2003-12-19 | 2005-07-07 | Ricoh Co Ltd | デジタル複合機 |
JP2006080923A (ja) * | 2004-09-09 | 2006-03-23 | Casio Electronics Co Ltd | 多機能印刷装置、及び該装置を使用した多機能システム |
JP2007019765A (ja) * | 2005-07-06 | 2007-01-25 | Konica Minolta Business Technologies Inc | データ処理システム、データ処理装置、データ処理方法およびデータ処理プログラム |
JP2007136934A (ja) * | 2005-11-21 | 2007-06-07 | Sharp Corp | 画像処理装置 |
JP2007215022A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成システム、情報処理装置、および、情報処理装置の制御プログラム |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013041519A (ja) * | 2011-08-19 | 2013-02-28 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 画像形成装置および画像形成システム |
JP2013196267A (ja) * | 2012-03-19 | 2013-09-30 | Konica Minolta Inc | 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及び画像形成装置の制御プログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4501016B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
JP4893577B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
JP5129080B2 (ja) | 入出力制御装置、画像読取装置及び画像形成装置 | |
JP5890667B2 (ja) | 画像処理装置、その制御方法、及びプログラム | |
JP2018037997A (ja) | 画像形成装置 | |
JP6344955B2 (ja) | 画像処理装置、画像処理装置の制御方法及びプログラム | |
JP4683030B2 (ja) | 原稿読取装置 | |
JP5418415B2 (ja) | 画像出力装置、操作画面表示方法およびコンピュータプログラム | |
JP2011015413A (ja) | ファクシミリ装置及びコピー装置 | |
JP4569710B2 (ja) | 画像処理装置 | |
JP6158767B2 (ja) | 電子機器及び情報提供プログラム | |
JP5606949B2 (ja) | 画像形成装置及び画像処理方法 | |
JP5248643B2 (ja) | 複合機、複合機制御システム、複合機の制御方法、プログラムおよびその記録媒体 | |
US20210006676A1 (en) | Image forming apparatus and image forming method | |
JP2018045556A (ja) | 処理装置および画像形成装置 | |
US20200304660A1 (en) | Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory storage medium storing instructions executable by the image processing apparatus | |
JP2010263464A (ja) | 画像形成装置 | |
JP2017046262A (ja) | 情報処理装置、画像読取装置、画像形成装置およびプログラム | |
JP2017011524A (ja) | 画像形成装置 | |
JP5992751B2 (ja) | 画像形成装置及びその制御方法 | |
JP6375543B2 (ja) | 入力/表示装置および画像形成装置 | |
JP2007166454A (ja) | 画像処理装置及び割り込み制御方法 | |
JP2009094944A (ja) | 原稿読取装置 | |
JP4437739B2 (ja) | 画像形成装置及びプログラム | |
TWI614619B (zh) | 可自動替換掃描內容的掃描裝置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110222 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20110628 |