JP2011012044A - 水酸化テトラアルキルアンモニウムの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】安定な物質で、入手も容易である塩化テトラアルキルアンモニウム、特に、TAAHを含む廃液から回収した該塩化テトラアルキルアンモニウムと、対イオンとして水酸化物イオンを有する陰イオン交換樹脂とを接触させることでTAAHを製造する。
【選択図】なし
Description
(1)水酸化テトラアルキルアンモニウム(TAAH)を含む廃液と陽イオン交換樹脂とを接触させることにより、該陽イオン交換樹脂の対イオンをテトラアルキルアンモニウムイオン(TAAイオン)とする工程、
(2)上記工程で得られた陽イオン交換樹脂と塩酸とを接触させることにより、塩化テトラアルキルアンモニウム(TAAC)を含む溶液を得る工程。
本発明は、塩化テトラアルキルアンモニウム(TAAC)を原料とするものである。このTAACは、特に制限されるものでなく、工業的に入手可能なものを制限なく使用することができる。これらTAACを具体的に例示すれば、塩化テトラメチルアンモニウム(TMAC)、塩化テトラエチルアンモニウム、塩化テトラプロピルアンモニウム、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化メチルトリエチルアンモニウム、塩化トリメチルエチルアンモニウム、塩化ジメチルジエチルアンモニウム、塩化トリメチル(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化トリエチル(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化ジメチルジ(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化ジエチルジ(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化メチルトリ(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化エチルトリ(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム、塩化テトラ(2−ヒドロキシエチル)アンモニウム等を挙げることができる。中でも、入手の容易さ、得られるTAAHの有用性を考慮すると、TMACを使用することが好ましい。
このような対象となる廃液は、半導体製造工程、液晶ディスプレイ製造工程で発生する廃液である。これら廃液は、露光後のフォトレジストをアルカリ現像液で現像する際に排出される廃液であり、フォトレジスト、及びTAAHを主として含んでいる。フォトレジスト現像廃液は、通常、pHが10〜14のアルカリ性を呈しており、フォトレジストはアルカリ性の現像廃液中では、そのカルボキシル基、水酸基等の酸基によりTAAイオンと塩の形で溶解している。フォトレジストの主なものとして、感光剤o−ジアゾナフトキノンの光分解により生成するインデンカルボン酸やノボラック樹脂由来のフェノール類が挙げられる。
本発明においては、先ず、TAAHを含む廃液と陽イオン交換樹脂とを接触させることにより、TAAイオンを陽イオン交換樹脂に吸着させる(陽イオン交換樹脂の対イオンをTAAイオンとする)。こうすることにより、効率よく廃液からTAAイオンを回収することができる。特にTAAHの濃度が低い場合の廃液でも、TAAイオンを低コストで回収することができる。
廃液中のTAAイオンを陽イオン交換樹脂に吸着させる際、該廃液が、フォトレジスト現像廃液である場合には、この廃液中にレジストが存在する。このレジストは、通常、−COO−、−OH−等の陰イオンとして存在しているため、理論的には陽イオン交換樹脂に吸着されない。しかし、フォトレジスト現像廃液を陽イオン交換樹脂に接触させると、廃液中のTAAイオンが吸着される。そうすると、上記カラム方式を採用した場合、カラム中を通液する廃液は、pHが10〜14程度であったものが、pHが6〜8へと下がり、中性に近くなる。そして、レジストの溶解度が下がり、カラム中において、イオン交換樹脂の表面、および細孔中にレジストが析出して残存する場合がある。そのため、このような現象の対策として、フォトレジスト現像廃液と陽イオン交換樹脂とを接触させた後、陽イオン交換樹脂にTAAH水溶液を通液することが好ましい(TAAH水溶液で洗浄することが好ましい。)。TAAH水溶液を通液することによって、陽イオン交換樹脂の表面および細孔内のレジスト残存物を溶解、洗浄することができる。このような洗浄を実施することによって、最終的に得られるTAAHが、フォトレジスト成分の含有量が少ない、純度の高いものとなる。さらに、後工程にて陽イオン交換樹脂と塩酸とを接触させる際に、陽イオン交換樹脂表面や細孔内でのフォトレジストの析出を防ぐことができ、陽イオン交換樹脂を繰り返し使用しても性能が低下しない。
上記(1)工程において、陽イオン交換樹脂に吸着されたTAAイオンは、塩酸を用いて溶離し、TAAC水溶液として回収する。塩酸を使用することにより、使用する液量を低減することができ、かつ、純度の高いTAAHを得ることができる。
本発明においては、公知の方法により得られたTAAC、市販のTAAC、または、上記の通り、廃液から回収した溶液に含まれるTAACと、対イオンとして水酸化物イオンを有する陰イオン交換樹脂とを接触させることによりTAAHを製造する。本発明においては、TAACと該陰イオン交換樹脂とを接触させてTAAHを回収するため、純度が高いTAAHを回収することができる。
用いた陽イオン交換樹脂は、使用に際して、ガラス塔に充填し、超純水、1N−HCl(塩酸)、及び超純水をこの順で通液させて、対イオンを水素イオンとした。各液は、空間速度SV 5(1/時間)で通液させ、各液の使用液量は、10L/L−樹脂とした。
用いた陰イオン交換樹脂は、使用に際して、ガラス塔に充填し、超純水、1N−NaOH(水酸化ナトリウム水溶液)、超純水をこの順で通液させて、対イオンを水酸化物イオンとした。各液は、空間速度SV 5(1/時間)で通液させ、各液の使用液量は、10L/L−樹脂とした。
水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)、塩化テトラメチルアンモニウム(TMAC)濃度、硫酸テトラメチルアンモニウム、酢酸テトラメチルアンモニウム、塩化物イオン、硫酸イオン、酢酸イオン濃度は、イオンクロマトグラフィー法により分析した。
弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlを直径22mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。
このカラムに8000mlの0.5質量%TMAH廃液(フォトレジスト現像廃液 フォトレジスト含有量 COD換算 42ppmを空間速度SV=20(1/時間)で通液した。
次いで、100mlの0.5質量%TMAH水溶液を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、レジスト分を洗浄した。
次に、溶離液として800mlの1N−HClを空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンをTMACとして溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。該第1の分別液は、0.1質量%(0.01mol/l)のTMACを含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の500mlは第2の分別液とした。該第2の分別液は、8.3質量%(0.76mol/l)のTMACと0.1質量%(0.03mol/l)のHClを含んでいた。この第2の分別液は、所望のTMAC溶液であった。最後の200mlを第3の分別液とした。この第3の分別液は、0.5質量%(0.05mol/l)のTMACと3.5質量%(0.96mol/l)のHClを含んでおり、廃液として処理した。なお、実施例において使用した陽イオン交換樹脂は、100mlの超純水を通液することにより洗浄を行い、再利用することができる。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記第2の分別液500mlを空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、何も含まれておらず、水であったため廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、6.9質量%(0.76mol/l)のTMAH、150ppm(4.2mmol/l)の塩化物イオン、COD成分13ppmを含んでおり、所望のTMAH溶液であった。
弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlを直径22mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行った。
このカラムに8000mlの0.5質量%TMAH廃液(フォトレジスト現像廃液 フォトレジスト含有量 COD換算 42ppm:実施例1で使用した廃液と同じTMAH廃液)を空間速度SV=20(1/時間)で通液した。
次いで、100mlの0.5質量%TMAH水溶液を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、レジスト分を洗浄した。
次に、溶離液として800mlの1N−HClを空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンをTMACとして溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。該第1の分別液は、0.1質量%(0.01mol/l)のTMACを含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の500mlを第2の分別液とした。該第2の分別液は、8.3質量%(0.76mol/l)のTMACと0.1質量%(0.03mol/l)のHClを含んでいた。この第2の分別液は、所望のTMAC溶液であった。最後の200mlを第3の分別液とした。該第3の分別液は、0.5質量%(0.05mol/l)のTMACと3.5質量%(0.96mol/l)のHClを含んでおり、廃液として処理した。なお、該陽イオン交換樹脂は、100mlの超純水を通液することにより洗浄を行い、再利用することができる。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA400J(ロームアンドハース社製:(I型)陰イオン交換樹脂)400ml(樹脂量は実施例1と交換容量が同じになるように調整した)を直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記第2の分別液を空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、何も含まれておらず、水であったため廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、6.7質量%(0.73mol/l)のTMAH、350ppm(9.9mmol/l)の塩化物イオン、COD成分11ppmを含んでおり、所望のTMAH溶液であった。
弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlを直径22mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行った。
このカラムに400000mlの0.01質量%TMAH廃液(フォトレジスト現像廃液 フォトレジスト含有量 COD換算 30ppm)を空間速度SV=40(1/時間)で通液した。
次いで、100mlの0.5質量%TMAH水溶液を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、レジスト分を洗浄した。
次に、溶離液として800mlの1N−HClを空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンをTMACとして溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。該第1の分別液は、0.1質量%(0.01mol/l)のTMACを含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の500mlを第2の分別液とした。該第2の分別液は、8.4質量%(0.77mol/l)のTMACと0.1質量%(0.03mol/l)のHClを含んでいた。この第2の分別液は、所望のTMAC溶液であった。最後の200mlを第3の分別液とした。第3の分別液は、0.5質量%(0.05mol/l)のTMACと3.5質量%(0.96mol/l)のHClを含んでおり、廃液として処理した。なお、該陽イオン交換樹脂は、100mlの超純水を通液することにより洗浄を行い、再利用することができる。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記第2の分別液500mlを空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、何も含まれておらず、水であったため廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、6.9質量%(0.76mol/l)のTMAH、160ppm(4.5mmol/l)の塩化物イオン、COD成分18ppmを含んでおり、所望のTMAH溶液であった。
弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlを直径22mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。
このカラムに400000mlの0.01質量%TMAH廃液(フォトレジスト現像廃液 フォトレジスト含有量 COD換算 30ppm:実施例3で使用した廃液と同じTMAH廃液)を空間速度SV=40(1/時間)で通液した。ここでは、0.5質量%TMAH水溶液での洗浄を行わなかった。
次に、溶離液として800mlの1N−HClを空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンをTMACとして溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。この第1の分別液は、0.1質量%(0.01mol/l)のTMACを含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の500mlを第2の分別液とした。この第2の分別液は、8.3質量%(0.76mol/l)のTMACと0.1質量%(0.03mol/l)のHClを含んでいた。この第2の分別液は、所望のTMAC溶液であった。最後の200mlを第3の分別液とした。この第3の分別液は、0.5質量%(0.05mol/l)のTMACと3.5質量%(0.96mol/l)のHClを含んでおり、廃液として処理した。0.5質量%TMAH水溶液での洗浄を行わなかったので、カラムのフィルター部分に若干のレジストによる閉塞が認められた。なお、この実施例において使用した陽イオン交換樹脂は、アルカリ水溶液を通液し、さらに超純水を通液して洗浄を行い、再利用することができる。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記得られた第2の分別液500mlを空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、何も含まれておらず、水であったため廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、6.9質量%(0.76mol/l)のTMAH、180ppm(5.1mmol/l)の塩化物イオン、COD成分27ppmを含んでおり、所望のTMAH溶液であった。
実施例1において、最終的に得られた6.9質量%(0.76mol/l)のTMAH、150ppm(4.2mmol/l)の塩化物イオン、COD成分13ppmの溶液に水を加え、0.5質量%TMAH溶液を調整した。この0.5質量%のTMAH溶液を洗浄工程に使用した以外は、実施例1と同様の操作を行った。
実施例1において、弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlの代わりに、強酸性陽イオン交換樹脂アンバーライトIR120B(ロームアンドハース社製)220ml(樹脂量は実施例1と交換容量が同じになるように調整した)を直径22mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った以外は、(1)工程、洗浄工程ともに実施例1と同様の操作を行った。
次に、溶離液として800mlの1N−HClを空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンをTMACとして溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。該第1の分別液は、1.2質量%(0.11mol/l)のTMACを含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の400mlを第2の分別液とした。該第2の分別液は、10.4質量%(0.95mol/l)のTMACと0.1質量%(0.03mol/l)のHClを含んでいた。この第2の分別液は、所望のTMAC溶液であった。この第2の分別液は、実施例1よりも高い濃度のTMACが得られたが、第2の分別液の量は実施例1より少なく、全TMAH回収量で比較すると実施例1と変わらなかった。最後の300mlを第3の分別液とした。第3の分別液は、1.6質量%(0.15mol/l)のTMACと3.1質量%(0.85mol/l)のHClを含んでおり、廃液として処理した。なお、該陽イオン交換樹脂は、100mlの超純水を通液することにより洗浄を行い、再利用することができる。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記第2の分別液400mlを空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、何も含まれておらず、水であったため廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、8.2質量%(0.90mol/l)のTMAH、180ppm(5.1mmol/l)の塩化物イオン、COD成分18ppmを含んでおり、所望のTMAH溶液であった。
弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlを直径22mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。
このカラムに8000mlの0.5質量%TMAH廃液(フォトレジスト現像廃液 フォトレジスト含有量 COD換算 42ppm:実施例1で使用した廃液と同じTMAH廃液)を空間速度SV=20(1/時間)で通液した。
次いで、100mlの0.5質量%TMAH水溶液を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、レジスト分を洗浄した。
次に、溶離液として800mlの1N−H2SO4を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンをTMA2SO4として溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。該第1の分別液は、2.0質量%(0.08mol/l)のTMA2SO4を含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の500mlを第2の分別液とした。該第2の分別液は、9.2質量%(0.38mol/l)のTMA2SO4と0.05質量%(0.01mol/l)のH2SO4を含んでいた。この第2の分別液は、所望のTMA2SO4溶液であった。最後の200mlを第3の分別液とした。該第3の分別液は、2.0質量%(0.08mol/l)のTMA2SO4と1.6質量%(0.45mol/l)のH2SO4を含んでおり、廃液として処理した。なお、該陽イオン交換樹脂は、100mlの超純水を通液することにより洗浄を行い、再利用することができる。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記第2の分別液を空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、何も含まれておらず、水であったため廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、6.4質量%(0.7mol/l)のTMAH、2000ppm(20.8mmol/l)の硫酸イオン、COD成分15ppmを含んでいた。
弱酸性陽イオン交換樹脂ダイヤイオンWK40L(三菱化学社製)100mlを直径22mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。
このカラムに8000mlの0.5質量%TMAH廃液(フォトレジスト現像廃液 フォトレジスト含有量 COD換算 42ppm:実施例1で使用した廃液と同じTMAH廃液)を空間速度SV=20(1/時間)で通液した。
次いで、100mlの0.5質量%TMAH水溶液を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、レジスト分を洗浄した。
次に、溶離液として800mlの1N−酢酸を空間速度SV=1(1/時間)で通液し、吸着したTMAイオンを酢酸TMAとして溶出させた。溶出液は、順次、分取して、3つの液に分別した。はじめの100mlを第1の分別液とした。該第1の分別液は、0.2質量%(0.02mol/l)の酢酸TMAを含んでおり、再利用または廃液として処理した。次の500mlを第2の分別液とした。該第2の分別液は、2.1質量%(0.16mol/l)の酢酸TMAと5.0質量%(0.83mol/l)の酢酸を含んでいた。この第2の分別液は、実施例1の(2)工程に比べて不純物である酢酸が多く含まれる液となった。最後の200mlを第3の分別液とした。該第3の分別液は、2.4質量%の酢酸TMA(0.18mol/l)と4.9質量%(0.82mol/l)の酢酸を含んでおり、樹脂上にTMAイオンが多量に残る結果となった。
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。このカラムに、このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、上記第2の分別液を空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、13ppm(0.22mol/l)の酢酸イオンを含んでおり、廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、1.4質量%(0.15mol/l)のTMAH、12000ppmの酢酸イオン(203.4mmol/l)、COD成分10ppmを含んでいた。
(陰イオン交換樹脂との接触工程)
強塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトIRA410J(ロームアンドハース社製:(II型)陰イオン交換樹脂)450mlを直径40mm×750mmのガラスカラムに充填し、上記の再生処理を行った。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、500mlの7.9質量%(0.38mol/l)のTMA2CO3を空間速度SV=4(1/時間)で通液した。溶出液は、順次、分取して、2つの液に分別した。はじめの100mlを(A)分別液とした。該(A)分別液は、13ppm(0.22mol/l)の炭酸イオンを含んでおり、廃液として処理した。残りの液を(B)分別液とした。この(B)分別液は、5.9質量%(0.65mol/l)のTMAH、7200ppmの炭酸イオン(120mmol/l)を含んでいた。
実施例1の陰イオン交換樹脂との接触工程において、弱塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトXE583(ロームアンドハース社製)400mlを直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、実施例1の(2)工程で得られた第2の分別液(8.3質量%(0.76mol/l)のTMACと0.1質量%(0.03mol/l)のHClを含む液)500mlを空間速度SV=4(1/時間)で通液した以外は、実施例1と同様の操作を行った。
比較例1の陰イオン交換樹脂との接触工程において、弱塩基性陰イオン交換樹脂アンバーライトXE583(ロームアンドハース社製)400mlを直径40mm×750mmのガラス塔に充填し、上記の再生処理を行い、カラムを準備した。このカラムに、超純水、NaOH水溶液を通液させた方向と同じ方向から、比較例1の(2)工程で得られた第2の分別液(9.2質量%(0.38mol/l)のTMA2SO4と0.05質量%(0.01mol/l)のH2SO4を含む液)500mlを空間速度SV=4(1/時間)で通液した以外は、実施例1と同様の操作を行った。
Claims (7)
- 塩化テトラアルキルアンモニウムと、対イオンとして水酸化物イオンを有する陰イオン交換樹脂とを接触させることを特徴とする水酸化テトラアルキルアンモニウムの製造方法。
- 上記塩化テトラアルキルアンモニウムが、以下の工程により得られる溶液に含まれるものであることを特徴とする請求項1に記載の水酸化テトラアルキルアンモニウムの製造方法。
(1)水酸化テトラアルキルアンモニウムを含む廃液と陽イオン交換樹脂とを接触させることにより、該陽イオン交換樹脂の対イオンをテトラアルキルアンモニウムイオンとする工程、
(2)上記(1)工程で得られた陽イオン交換樹脂と塩酸とを接触させることにより、塩化テトラアルキルアンモニウムを含む溶液を得る工程。 - 水酸化テトラアルキルアンモニウムを含む上記廃液が、水酸化テトラアルキルアンモニウムの濃度が0.001〜1質量%であることを特徴とする請求項2に記載の水酸化テトラアルキルアンモニウムの製造方法。
- 水酸化テトラアルキルアンモニウムを含む上記廃液が、フォトレジスト現像廃液であることを特徴とする請求項2に記載の水酸化テトラアルキルアンモニウムの製造方法。
- 上記(1)工程で得られた陽イオン交換樹脂と水酸化テトラアルキルアンモニウム水溶液とを接触させることにより、該陽イオン交換樹脂からフォトレジストを除去した後、得られた陽イオン交換樹脂を上記(2)工程で使用することを特徴とする請求項4に記載の水酸化テトラアルキルアンモニウムの製造方法。
- 上記(1)工程で得られた陽イオン交換樹脂と接触させる水酸化テトラアルキルアンモニウム水溶液が、請求項5に記載の方法で得られた水酸化テトラアルキルアンモニウムの水溶液であることを特徴とする請求項5に記載の水酸化テトラアルキルアンモニウの製造方法。
- 請求項1〜6の何れかに記載の方法により水酸化テトラアルキルアンモニウムを製造した後、得られた水酸化テトラアルキルアンモニウムを液晶ディスプレイ製造用現像液として使用する水酸化テトラアルキルアンモニウムの使用方法。
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